JP2008210534A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP2008210534A
JP2008210534A JP2007043234A JP2007043234A JP2008210534A JP 2008210534 A JP2008210534 A JP 2008210534A JP 2007043234 A JP2007043234 A JP 2007043234A JP 2007043234 A JP2007043234 A JP 2007043234A JP 2008210534 A JP2008210534 A JP 2008210534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
substrate unit
outer case
top frame
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007043234A
Other languages
English (en)
Inventor
Kojiro Mizutani
幸二郎 水谷
Hiroshi Kuwamura
博志 桑村
Hidekazu Suzuki
秀和 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2007043234A priority Critical patent/JP2008210534A/ja
Publication of JP2008210534A publication Critical patent/JP2008210534A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Abstract

【課題】トッププレートとトップフレームの隙間が生じるのを防ぐと共に、液体が流入しても制御部品などへ滴下しないようにすること。
【解決手段】制御部品7を備えた基板ユニット6と、基板ユニット6を外郭ケース8で覆う本体9と、調理面を構成するトッププレート3と、外郭ケース8の上部開口部にフランジ部10を設け、フランジ部10に凸部甲11をトッププレート3の端面より内側に配置するように設ける構成とすることにより、トップフレーム2とトッププレート3の間のシール材(接着剤)4が劣化しても隙間が生じるのを防ぐと共に、例え液体12がトップフレーム2内に流入した場合でも、凸部甲11により基板ユニット6へ滴下することを防ぎ、トップフレーム2とフランジ部10の間を通り外郭ケース8の外側へ流出することとなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、調理容器を載置する調理面を構成するトッププレートを備えた加熱調理器に関するものである。
従来、この種の加熱調理器は、トッププレート上で煮汁などが吹きこぼれたり、調理容器が転倒して液体が流出したりすると、流出液がトッププレートの周縁部の保持部から内部に浸入し、制御部品や電子回路および電気接続部に滴下し、誤動作する恐れがある。そのため、トッププレートの保持部には一般的にはシール材による接着を施している(例えば、特許文献1参照)。
図9は、従来の加熱調理器の概略を示すものである。図示してない調理容器を載置するトッププレート103は、その周縁部が接着材104を介してトップフレーム102に取り付けられ、トップフレーム102は、本体109に取り付けられている。
特開平6−181089号公報
しかしながら、前記従来の構成では、接着材104による接着が熱や衝撃による劣化によりシール性を失い、トッププレート103とトップフレーム102の間に隙間が生じることがあった。
このような状態になると、トッププレート103上に煮汁などが吹きこぼれたり、調理容器が転倒して調理容器内の液体112が流出したりすると、トッププレート103とトップフレーム102の隙間から液体112が本体109の内部に流れ込み、制御部品107や制御基板の電子回路および電気接続部に滴下して、誤動作やトラッキングによる発煙・発火を生じる恐れがあった。
また、小間口キッチン用の加熱調理器などでは、外郭ケースのサイズがキッチンによって制限されているため制御基板の実装面積が広く取れず、基板端面と外郭ケースの側壁が非常に近くにあるものについては、液体が流れ込んだ場合に基板上に滴下する可能性が大きくなるという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、液体がトップフレームとトッププレートの隙間に流入した場合でも、本体内部の制御部品や制御基板の電子回路および電気接続部への滴下を防ぎ、誤動作のない加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明は、加熱装置を制御する制御部品を備えた基板ユニットと、前記基板ユニットを覆う外郭ケースと、前記基板ユニットの上面に配置し調理面を構成するトッププレートと、前記トッププレートの周縁部を覆い、かつ前記外郭ケースの上面開口を覆うトップフレームと、前記外郭ケースの上面開口部に外方に向かうフランジ部とを備え、前記フランジ部に凸部甲を設け、前記凸部甲をトッププレートの外縁より内側に配置する構成とした加熱調理器とするものである。
これによって、トップフレームとトッププレートの接着が劣化した場合でも、トッププレートが脱落しトップフレームとの間に隙間が生じるのを防ぐと共に、例え隙間が生じトッププレート上から液体が浸入した場合でも、フランジ部の凸部甲により器体外方に液体を誘導するので、基板ユニットへの防水構成とすることができる。
また、本発明は、加熱装置を制御する制御部品を備えた基板ユニットと、前記基板ユニットを覆う外郭ケースと、前記基板ユニットの上面に配置し調理面を構成するトッププレートと、前記トッププレートの周縁部を覆い、かつ前記外郭ケースの上面開口を覆うトップフレームと、前記トップフレーム前方下面に固定された操作パネルとを備え、前記操作パネルに樋部を設け、前記樋部を前記トッププレートの前方端面を下方から受けて覆うように配置してなる構成とした加熱調理器とするものである。
これによって、トップフレームとトッププレートの接着が劣化した場合でも、トッププレートが脱落しトップフレームとの間に隙間が生じるのを防ぐと共に、例え隙間が生じトッププレート上から液体が浸入した場合でも、操作パネル部の樋部により液体を誘導するので、基板ユニットへの防水構成とすることができる。
また、本発明は、加熱装置を制御する制御部品を備えた基板ユニットと、前記基板ユニットを覆う外郭ケースと、前記基板ユニットの上面に配置し調理面を構成するトッププレートと、前記トッププレートの周縁部を覆い、かつ前記外郭ケースの上面開口を覆うトップフレームと、前記トップフレーム下面に固定され前記トッププレートの後方端面を下方から受けて覆うように配置する支持金具とを備え、前記支持金具に凸部乙を設け、前記凸部乙がトッププレートの外縁より内側に配置され、かつ前記トッププレートの下面に当接する構成とした加熱調理器とするものである。
これによって、トップフレームとトッププレートの接着が劣化した場合でも、トッププレートが脱落しトップフレームとの間に隙間が生じるのを防ぐと共に、例え隙間が生じトッププレート上から液体が浸入した場合でも、支持金具の凸部乙により液体を誘導するので、基板ユニットへの防水構成とすることができる。
また、本発明は、加熱装置を制御する制御部品を備えた基板ユニットと、前記基板ユニットを覆う外郭ケースと、前記基板ユニットの上面に配置し調理面を構成するトッププレートと、前記トッププレートの周縁部を覆い、かつ前記外郭ケースの上面開口を覆うトップフレームとを備え、前記トッププレートの下面とキッチンカウンターの間にシール材乙を挟みこむ構成とした加熱調理器とするものである。
これによって、トップフレームとトッププレートの接着が劣化した場合でも、トッププレートが脱落しトップフレームとの間に隙間が生じるのを防ぐと共に、例え隙間が生じトッププレート上から液体が浸入した場合でも、シール材乙により器体内部に液体が滴下するのを防ぐので、基板ユニットへの防水構成とすることができる。
本発明の加熱調理器は、トップフレームとトッププレートの接着が劣化した場合でも隙間が生じるのを防ぐと共に、例えトップフレームとトッププレートの隙間が生じた場合、基板端面と外郭ケースの側壁が非常に近くにあるものであっても、基板上に液体が滴下することなく、誤動作やトラッキングによる発煙・発火を防ぐことができる。
第1の発明は、加熱装置を制御する制御部品を備えた基板ユニットと、前記基板ユニットを覆う外郭ケースと、前記基板ユニットの上面に配置し調理面を構成するトッププレートと、前記トッププレートの周縁部を覆い、かつ前記外郭ケースの上面開口部を覆うトップフレームと、前記上面開口部に設けられた外方に向かうフランジ部とを備え、前記フランジ部に設けられた凸部甲は、前記トッププレートの外縁より内側に配置される構成とした加熱調理器とすることにより、例えトップフレームとトッププレートの接着が劣化した場合でも、凸部がトッププレートを保持するように作用し、トッププレートが脱落しトップフレームとの間に隙間が生じるのを防ぐと共に、例え隙間が生じトッププレート上から液体が浸入した場合でも、フランジ部の凸部甲が器体外方に液体を誘導するように作用するので、基板ユニットへの防水構成とすることができ、誤動作やトラッキングによる発煙・発火を防ぐことができる。
第2の発明は、特に第1の発明において、フランジ部に凹形状の溝部を設ける構成とした加熱調理器とすることにより、例えトップフレームとトッププレートの接着が劣化し隙間が生じトッププレート上から液体が浸入した場合でも、フランジ部の溝部が液体を誘導するように作用するので、基板ユニットへの防水構成とすることができ、誤動作やトラッキングによる発煙・発火を防ぐことができる。
第3の発明は、特に第1の発明において、フランジ部に外方に向かって下向きの傾斜面を設ける構成とした加熱調理器とすることにより、例えトップフレームとトッププレートの接着が劣化し隙間が生じトッププレート上から液体が浸入した場合でも、フランジ部の傾斜面が液体を器体外方へ誘導するように作用するので、基板ユニットへの防水構成とすることができ、誤動作やトラッキングによる発煙・発火を防ぐことができる。
第4の発明は、特に第1の発明において、フランジ部とトッププレートの間にシール材甲を挟みこむ構成とした加熱調理器とすることにより、例えトップフレームとトッププレートの接着が劣化した場合でも、シール材甲がトッププレートを保持するように作用し、トッププレートが脱落しトップフレームとの間に隙間が生じるのを防ぐと共に、例え隙間が生じトッププレート上から液体が浸入した場合でも、シール材甲が器体内部に液体が浸入するのを防ぐように作用し、基板ユニットへの防水構成とすることができ、誤動作やトラッキングによる発煙・発火を防ぐことができる。
第5の発明は、加熱装置を制御する制御部品を備えた基板ユニットと、前記基板ユニットを覆う外郭ケースと、前記基板ユニットの上面に配置し調理面を構成するトッププレートと、前記トッププレートの周縁部を覆い、かつ前記外郭ケースの上面開口を覆うトップフレームと、前記トップフレーム前方下面に固定された操作パネルとを備え、前記操作パネルに設けられた樋部は、前記トッププレートの前方端面を下方から受けて覆うように配置される構成とした加熱調理器とすることにより、例えトップフレームとトッププレートの接着が劣化した場合でも、樋部がトッププレートを保持するように作用し、トッププレートが脱落しトップフレームとの間に隙間が生じるのを防ぐと共に、例え隙間が生じトッププレート上から液体が浸入した場合でも、操作パネル部の樋部が液体を誘導するように作用し、基板ユニットへの防水構成とすることができ、誤動作やトラッキングによる発煙・発火を防ぐことができる。
第6の発明は、特に、第5の発明において、樋部をトッププレートの全周端面を下方から受けて覆うように配置する構成とした加熱調理器とすることにより、例えトップフレームとトッププレートの接着が劣化した場合でも、樋部がトッププレートを保持するように作用し、トッププレートが脱落しトップフレームとの間に隙間が生じるのを防ぐと共に、例え隙間が生じトッププレート上から液体が浸入した場合でも、操作パネル部の樋部が液体を誘導するように作用し、基板ユニットへの防水構成とすることができ、誤動作やトラッキングによる発煙・発火を防ぐことができる。
第7の発明は、加熱装置を制御する制御部品を備えた基板ユニットと、前記基板ユニットを覆う外郭ケースと、前記基板ユニットの上面に配置し調理面を構成するトッププレートと、前記トッププレートの周縁部を覆い、かつ前記外郭ケースの上面開口を覆うトップフレームと、前記トップフレーム下面に固定され前記トッププレートの後方端面を下方から受けて覆うように配置する支持金具とを備え、前記支持金具に設けられた凸部乙は、前記トッププレートの外縁より内側に配置され、かつ前記トッププレートの下面に当接する構成とした加熱調理器とすることにより、例えトップフレームとトッププレートの接着が劣化した場合でも、支持金具がトッププレートを保持するように作用し、トッププレートが脱落しトップフレームとの間に隙間が生じるのを防ぐと共に、例え隙間が生じトッププレート上から液体が浸入した場合でも、支持金具の凸部乙が液体を誘導するように作用し、基板ユニットへの防水構成とすることができ、誤動作やトラッキングによる発煙・発火を防ぐことができる。
第8の発明は、加熱装置を制御する制御部品を備えた基板ユニットと、前記基板ユニットを覆う外郭ケースと、前記基板ユニットの上面に配置し調理面を構成するトッププレートと、前記トッププレートの周縁部を覆い、かつ前記外郭ケースの上面開口を覆うトップフレームとを備え、前記トッププレートの下面とキッチンカウンターの間にシール材乙を挟みこむ構成とした加熱調理器とすることにより、例えトップフレームとトッププレートの接着が劣化した場合でも、シール材乙がトッププレートを保持するように作用し、トッププレートが脱落しトップフレームとの間に隙間が生じるのを防ぐと共に、例え隙間が生じトッププレート上から液体が浸入した場合でも、器体内部に液体が浸入するのを防ぐように作用し、基板ユニットへの防水構成とすることができ、誤動作やトラッキングによる発煙・発火を防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の
形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器の主要断面図を示すものである。
図1に示すように、加熱調理器としては、誘導加熱調理器を例示する。
図1において、加熱調理器1は本体9の上面開口を覆って装備し調理面を構成するトッププレート3と、トッププレート3の周縁部を覆い、かつ外郭ケース8の上面開口を覆うトップフレーム2を備え、トッププレート3はトップフレーム2下面に接着材4により取り付けられている。
加熱コイルよりなる加熱装置5をトッププレート3の下方に配置し、基板ユニット6はトッププレート3の下方に制御部品7や電子回路および電気接続部を装備して配置される。加熱装置5および基板ユニット6を外郭ケース8で覆い、本体9を構成している。そして、外郭ケース8の上部開口部に本体の外方に向かってフランジ部10を設け、そのフランジ部10に凸部甲11を設け、凸部甲11をトッププレート3の外縁より内側に配置させる構成としている。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
調理面上にて加熱された液体12が吹きこぼれたり、トッププレート3上で調理容器などを転倒させて、中の液体12がこぼれたりする場合がある。このような場合、通常、トッププレート3はトップフレーム2と接着材4により隙間無く接着されており、本体9内へ液体12の流入を防止している。
しかし、接着材4の劣化によりトッププレート3とトップフレーム2の間に隙間が生じ、液体12は本体9内に流入しようとする。流入した液体12は制御部品7などが配置された基板ユニット6に滴下し、誤動作やトラッキングによる発煙・発火を生じる恐れがある。
しかし、本実施の形態では、外的要因により接着材4が劣化した場合でも、フランジ部10の凸部甲11によってトッププレート3を保持することで、トッププレート3とトップフレーム2の間に隙間が生じるのを防ぐことができる。また、例えトッププレート3とトップフレーム2の間に隙間が生じたとしても、その隙間に流れる液体12はフランジ部10上に滴下し、凸部甲11によって外郭ケース8の内側に流れることなく、トップフレーム2とフランジ部10の間を通り外郭ケース8の外側へ流出することとなる。
これらの作用によって、本体9内へ流れ制御部品7などへの滴下することを防ぎ、誤動作やトラッキングによる発煙・発火などを防ぐことができ品質および安全性を維持する効果を有する。
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態における加熱調理器の要部断面図である。なお、本実施の形態2の基本構成は実施の形態1と同様であるので、同様な部分の説明は省略し、相違点を中心に説明する。また、実施の形態1と同一要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
図2に示すように、本実施の形態においては、外郭ケース8の上部開口部に本体の外方に向かってフランジ部10を設け、そのフランジ部10に凹形状の溝部21を設ける構成としている。
本実施の形態では、外的要因によりトッププレート3とトップフレーム2の間に隙間が生じた場合でも、その隙間に流れる液体12はフランジ部10上に滴下し、溝部21において蒸発させることで外郭ケース8の内側に流れることを防ぐことができ、本体9内へ流れ制御部品7などへの滴下することを防ぎ、誤動作やトラッキングによる発煙・発火などを防ぐことができ品質および安全性を維持する効果を有する。
(実施の形態3)
図3は、本発明の第3の実施の形態における加熱調理器の要部断面図である。なお、本実施の形態3の基本構成は実施の形態1と同様であるので、同様な部分の説明は省略し、相違点を中心に説明する。また、実施の形態1と同一要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
図3に示すように、本実施の形態においては、外郭ケース8の上部開口部に本体の外方に向かってフランジ部10を設け、そのフランジ部10に本体外方に向かって下向きの傾斜面31を設ける構成としている。
本実施の形態では、外的要因によりトッププレート3とトップフレーム2の間に隙間が生じた場合でも、その隙間に流れる液体12はフランジ部10上に滴下し、傾斜面31によって外郭ケース8の外側へ誘導し、フランジ部10とトップフレーム2の間を通り外郭ケース8の外側へ流出させることで、本体9内へ流れ制御部品7などへの滴下することを防ぎ、誤動作やトラッキングによる発煙・発火などを防ぐことができ品質および安全性を維持する効果を有する。
(実施の形態4)
図4は、本発明の第4の実施の形態における加熱調理器の要部断面図である。なお、本実施の形態4の基本構成は実施の形態1と同様であるので、同様な部分の説明は省略し、相違点を中心に説明する。また、実施の形態1と同一要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
図4に示すように、本実施の形態においては、外郭ケース8の上部開口部に本体の外方に向かってフランジ部10を設け、そのフランジ部10とトッププレート3の間にシール材甲41を挟みこむ構成としている。
実施の形態では、外的要因により接着材4が劣化した場合でも、シール材甲41によってトッププレート3を保持することで、トッププレート3とトップフレーム2の間に隙間が生じるのを防ぐことができる。また、例えトッププレート3とトップフレーム2の間に隙間が生じたとしても、その隙間に流れる液体12はフランジ部10上に滴下し、シール材甲41によって外郭ケース8の内側に流れることを防ぎ、トップフレーム2と外郭ケース8の間を通り外郭ケース8の外側へ流出させることとなる。
これらの作用によって、本体9内へ流れ制御部品7などへの滴下することを防ぎ、誤動作やトラッキングによる発煙・発火などを防ぐことができ品質および安全性を維持する効果を有する。また、シール材甲41は弾性体であっても、剛体であっても同じ効果を有する。
(実施の形態5)
図5は、本発明の第5の実施の形態における加熱調理器の要部断面図である。なお、本実施の形態5の基本構成は実施の形態1と同様であるので、同様な部分の説明は省略し、相違点を中心に説明する。また、実施の形態1と同一要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
図5に示すように、本実施の形態においては、トップフレーム2前方下面に固定された操作パネル51を具備しており、操作パネル51には樋部甲52を設ける。樋部甲52をトッププレート3の前方端面に配置し、トッププレート3の端面から下に流れる液体12が必ず樋部甲52に滴下する構成としている。
本実施の形態では、外的要因によりトッププレート3とトップフレーム2の間に隙間が生じ液体12が流入しても、トッププレート3の端面から流れる液体12を操作パネル41の樋部甲52で受けて蒸発させることにより、本体9内部へ流れ制御部品7などへの滴下することを防ぎ、誤動作やトラッキングによる発煙・発火などを防ぐことができ品質および安全性を維持する効果を有する。また、操作パネル51の樋部甲52をトッププレート3に当接にさせ、トッププレート3を保持することで、トッププレート3とトップフレーム2の隙間が生じることを防ぐことができる。
(実施の形態6)
図6は、本発明の第6の実施の形態における加熱調理器の要部断面図である。なお、本実施の形態6の基本構成は実施の形態5と同様であるので、同様な部分の説明は省略し、相違点を中心に説明する。また、実施の形態5と同一要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
図6に示すように、本実施の形態においては、操作パネル51にトッププレート3の全周端面を覆うように配置する樋部乙61を設け、トッププレート3の端面から下に流れる液体12が必ず樋部乙61に滴下する構成としている。
本実施の形態では、外的要因によりトッププレート3とトップフレーム2の間に隙間が生じ液体12が流入しても、樋部乙61がトッププレート3の全周を覆うことで、たとえトッププレートが円形などであっても、流れる液体を樋部で受けて蒸発させることで、本体9内部へ流れ制御部品7などへの滴下することを防ぎ、誤動作やトラッキングによる発煙・発火などを防ぐことができ品質および安全性を維持する効果を有する。また、操作パネル51の樋部乙61をトッププレート3に当接にさせ、トッププレート3を保持することで、トッププレート3とトップフレーム2の隙間が生じることを防ぐことができる。
(実施の形態7)
図7は、本発明の第7の実施の形態における加熱調理器の要部断面図である。なお、本実施の形態7の基本構成は実施の形態1と同様であるので、同様な部分の説明は省略し、相違点を中心に説明する。また、実施の形態1と同一要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
図7に示すように、本実施の形態においては、トップフレーム2下面に支持金具71が固定され、支持金具71はトッププレート3の下面に配置し支持する。支持金具71に設けた凸部乙72がトッププレート3の外縁より内側に配置され、凸部乙72がトッププレート3の下面に当接し、トッププレート3の端面より下に流れる液体12が支持金具71に導かれ、少なくとも基板ユニット6の外縁より外側に滴下する構成としている。
本実施の形態では、外的要因により接着材4が劣化した場合でも、支持金具71によってトッププレート3を保持することで、トッププレート3とトップフレーム2の間に隙間が生じるのを防ぐことができる。また、例えトッププレート3とトップフレーム2の間に隙間が生じたとしても、その隙間に流れる液体12は支持金具71上に滴下し支持金具71上で蒸発させるあるいは外郭ケース8の外まで導くことで、凸部乙72によって外郭ケース8の内側に流れることを防ぐことができる。
これらの作用によって、本体9内へ流れ制御部品7などへの滴下することを防ぎ、誤動作やトラッキングによる発煙・発火などを防ぐことができ品質および安全性を維持する効果を有する。
(実施の形態8)
図8は、本発明の第8の実施の形態における加熱調理器の要部断面図である。なお、本実施の形態8の基本構成は実施の形態1と同様であるので、同様な部分の説明は省略し、相違点を中心に説明する。また、実施の形態1と同一要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
図8に示すように、本実施の形態においては、トッププレート3の下面とキッチンカウンター81の間にシール材乙82を挟みこむ構成としている。
本実施の形態では、外的要因により接着材4が劣化した場合でも、シール材乙82によってトッププレート3を保持することで、トッププレート3とトップフレーム2の間に隙間が生じるのを防ぐことができる。また、例えトッププレート3とトップフレーム2の間に隙間が生じたとしても、その隙間に流れる液体12はシール材乙82によって外郭ケース8の内側に流れることを防ぎ、トッププレート3とトップフレーム2の間を通りキッチンカウンター81上に流出することとなる。
これらの作用によって、本体9内へ流れ制御部品7などへの滴下することを防ぎ、誤動作やトラッキングによる発煙・発火などを防ぐことができ品質および安全性を維持する効果を有する。
また、キッチンカウンター上に流出するので、使用者が流出したものに気づき清掃しやすい。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、トッププレート上から流れる液体の制御部品などへの滴下を防止し、誤動作を防ぐことができるので、誘導加熱調理器はもとより、トッププレートを有するハロゲンヒーターやガス調理器などの加熱調理器にも適用することができる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の要部断面図 本発明の実施の形態2における加熱調理器の要部断面図 本発明の実施の形態3における加熱調理器の要部断面図 本発明の実施の形態4における加熱調理器の要部断面図 本発明の実施の形態5における加熱調理器の要部断面図 本発明の実施の形態6における加熱調理器の斜視図 本発明の実施の形態7における加熱調理器の要部断面図 本発明の実施の形態8における加熱調理器の要部断面図 従来の加熱調理器の要部断面図
符号の説明
1 加熱調理器
2 トップフレーム
3 トッププレート
4 接着材
5 加熱装置
6 基板ユニット
7 制御部品
8 外郭ケース
9 本体
10 フランジ部
11 凸部甲
12 液体
21 溝部
31 傾斜面
41 シール材甲
51 操作パネル
52 樋部甲
61 樋部乙
71 支持金具
72 凸部乙
81 キッチンカウンター
82 シール材乙

Claims (8)

  1. 加熱装置を制御する制御部品を備えた基板ユニットと、前記基板ユニットを覆う外郭ケースと、前記基板ユニットの上面に配置し調理面を構成するトッププレートと、前記トッププレートの周縁部を覆い、かつ前記外郭ケースの上面開口部を覆うトップフレームと、前記上面開口部に設けられた外方に向かうフランジ部とを備え、前記フランジ部に設けられた凸部甲は、前記トッププレートの外縁より内側に配置される構成とした加熱調理器。
  2. フランジ部に凹形状の溝部を設ける構成とした請求項1に記載の加熱調理器。
  3. フランジ部に器体外方に向かって下向きの傾斜面を設ける構成とした請求項1に記載の加熱調理器。
  4. フランジ部とトッププレートの間にシール材甲を挟みこむ構成とした請求項1に記載の加熱調理器。
  5. 加熱装置を制御する制御部品を備えた基板ユニットと、前記基板ユニットを覆う外郭ケースと、前記基板ユニットの上面に配置し調理面を構成するトッププレートと、前記トッププレートの周縁部を覆い、かつ前記外郭ケースの上面開口部を覆うトップフレームと、前記トップフレーム前方下面に固定された操作パネルとを備え、前記操作パネルに設けられた樋部は、前記トッププレートの前方端面を下方から受けて覆うように配置される構成とした加熱調理器。
  6. 樋部は、トッププレートの全周端面を下方から受けて覆うように配置される構成とした請求項5に記載の加熱調理器。
  7. 加熱装置を制御する制御部品を備えた基板ユニットと、前記基板ユニットを覆う外郭ケースと、前記基板ユニットの上面に配置し調理面を構成するトッププレートと、前記トッププレートの周縁部を覆い、かつ前記外郭ケースの上面開口を覆うトップフレームと、前記トップフレーム下面に固定され前記トッププレートの後方端面を下方から受けて覆うように配置する支持金具とを備え、前記支持金具に設けられた凸部乙は、前記トッププレートの外縁より内側に配置され、かつ前記トッププレートの下面に当接する構成とした加熱調理器。
  8. 加熱装置を制御する制御部品を備えた基板ユニットと、前記基板ユニットを覆う外郭ケースと、前記基板ユニットの上面に配置し調理面を構成するトッププレートと、前記トッププレートの周縁部を覆い、かつ前記外郭ケースの上面開口を覆うトップフレームとを備え、前記トッププレートの下面とキッチンカウンターの間にシール材乙を挟みこむ構成とした加熱調理器。
JP2007043234A 2007-02-23 2007-02-23 加熱調理器 Pending JP2008210534A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007043234A JP2008210534A (ja) 2007-02-23 2007-02-23 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007043234A JP2008210534A (ja) 2007-02-23 2007-02-23 加熱調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008210534A true JP2008210534A (ja) 2008-09-11

Family

ID=39786682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007043234A Pending JP2008210534A (ja) 2007-02-23 2007-02-23 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008210534A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107869743A (zh) * 2017-11-17 2018-04-03 黎华裕 防水电磁炉

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5953791U (ja) * 1982-09-30 1984-04-09 株式会社東芝 電磁調理器
JPS6195091U (ja) * 1984-11-27 1986-06-19
JPH01100396U (ja) * 1987-12-24 1989-07-05
JPH0278175A (ja) * 1988-09-13 1990-03-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JPH06181089A (ja) * 1992-12-15 1994-06-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気レンジ
JPH11354263A (ja) * 1998-06-08 1999-12-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 組込み式誘導加熱式調理器
JP2002270353A (ja) * 2001-03-13 2002-09-20 Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd 加熱調理器
JP2004055245A (ja) * 2002-07-18 2004-02-19 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
JP2004251500A (ja) * 2003-02-19 2004-09-09 Rinnai Corp ドロップインコンロ
JP2005326081A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
WO2006051812A1 (ja) * 2004-11-10 2006-05-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 組込み型加熱調理器及び該加熱調理器が組み込まれるキッチンカウンター
JP2006275450A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Sanyo Electric Co Ltd 加熱調理器

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5953791U (ja) * 1982-09-30 1984-04-09 株式会社東芝 電磁調理器
JPS6195091U (ja) * 1984-11-27 1986-06-19
JPH01100396U (ja) * 1987-12-24 1989-07-05
JPH0278175A (ja) * 1988-09-13 1990-03-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JPH06181089A (ja) * 1992-12-15 1994-06-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気レンジ
JPH11354263A (ja) * 1998-06-08 1999-12-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 組込み式誘導加熱式調理器
JP2002270353A (ja) * 2001-03-13 2002-09-20 Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd 加熱調理器
JP2004055245A (ja) * 2002-07-18 2004-02-19 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
JP2004251500A (ja) * 2003-02-19 2004-09-09 Rinnai Corp ドロップインコンロ
JP2005326081A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
WO2006051812A1 (ja) * 2004-11-10 2006-05-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 組込み型加熱調理器及び該加熱調理器が組み込まれるキッチンカウンター
JP2006275450A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Sanyo Electric Co Ltd 加熱調理器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107869743A (zh) * 2017-11-17 2018-04-03 黎华裕 防水电磁炉

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2303748C2 (ru) Встраиваемая кухонная плита
JP5045112B2 (ja) 加熱調理器
JP3605218B2 (ja) 調理器具
JP5271988B2 (ja) ガスコンロの操作部防水構造
JP4893473B2 (ja) 組込み型加熱調理器
JP2011175886A (ja) 誘導加熱調理器
WO2012057054A1 (ja) 加熱調理器
JP2008210534A (ja) 加熱調理器
JP2014229369A (ja) 組込み式の加熱調理器
JP4165449B2 (ja) 加熱調理器
JP6415475B2 (ja) 誘導加熱調理器
WO2016082894A1 (en) Framework for installing built-in type cooking appliance
JP6949740B2 (ja) 調理装置
JP2006292194A (ja) 組込型加熱調理器
KR101465068B1 (ko) 빌트인 타입 가스 쿡탑
JP5504790B2 (ja) 据え置き型の加熱調理器
JP4013901B2 (ja) 加熱調理器
CN101573562B (zh) 嵌入式烹饪器具
JP6722016B2 (ja) ガスコンロ
EP2110608A1 (en) A cooking hob and a design frame for a cooking hob
EP3441534A1 (en) Closely assembled modular appliance
EP2102559B1 (en) Built-in cooking appliance
JP2010033955A (ja) 組込み型加熱調理器
WO2013160977A1 (ja) 電気ケトル
JP2008286459A (ja) 加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090312

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20090414

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110801

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111109

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120403