JP2009049024A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却用の吸気口が塞がれ難い誘導加熱調理器を提供する。
【解決手段】トッププレート15上の調理容器(図示せず)を加熱する加熱部(図示せず)を誘導加熱する加熱コイル20aと、トッププレート15の下方の本体筐体を形成すると共に冷却ファン24aを内蔵する外郭ケース17と、トッププレート15の後方に配された排気口32と、冷却ファン24aに近接し外郭ケース17の底面に設けた第1の吸気口25aと、外郭ケース17の底面を覆う底カバー38とを備え、底カバー38の第1の吸気口25aとずれた位置に複数の第2の吸気口37を分散して設け、通気口36を設けたキャビネット12に組み込んで使用するもので、第1、第2の吸気口25a、37の位置がずれているので、第1の吸気口25aの吸引圧力が直接第2の吸気口37にかからず、又分散して配置された第2の吸気口37の全てが異物で遮蔽されることが少ない。
【選択図】図1

Description

本発明は、キッチンなどのキャビネットに組み込んで使用する誘導加熱調理器に関するものである。
従来、この種の誘導加熱調理器は、本体を流し台に組み込み、吸気口を流し台の内部に面する外郭に配し、排気口を流し台の上面外部側に配するものがある(例えば特許文献1参照)。
図12および図13は、上記特許文献1に記載された従来の誘導加熱調理器を示すものである。
図12、図13に示すように、調理器本体1はキッチンキャビネット2の上面開口部3に落とし込んで設置され、本体1の内部には、加熱コイル4や回路基板5、冷却ファン6を備える。本体1の下面には吸気口7、本体1後方側壁には排気口8を備えている。このような構成により、本体1をキャビネット2の開口3に落とし込んで固定するだけで、本体1の冷却に必要な吸気/排気経路が確立でき、キャビネット2の内部には余分な設置工事が不要で、キャビネット2内部の吸排気リーク防止が容易にできるというものである。
特開平11−354263号公報
しかしながら上記従来の誘導加熱調理器では、本体1をキャビネット2の開口3に落とし込んで固定するだけで、本体1の冷却に必要な吸気/排気経路が確立でき、キャビネット2の内部には余分な設置工事が不要で、キャビネット2内部の吸排気リーク防止が容易にできるという効果が記載されているが、これは、キャビネット2内部を誘導加熱調理器本体1の吸気空間とし、排気口8をキャビネット2の外部である本体1後方後面に設け、キャビネット2内部に排気口を配置しないことによる。
また、キャビネット内部には不特定のものが種々収納されるが、例えばキャビネット2内部にポリ袋やラップのようにフィルム状の薄くて軽い物を入れた場合、冷却ファン6の吸い込み圧力で容易に吸気口7に吸い付き、冷却風量が不足して冷却能力が低下し、誘導加熱調理器本体1内の温度が上昇し保護装置が動作して、加熱が停止したり火力が低下するなど、調理が中断したり火力が不足するなどの不具合が生じるという課題を有していた。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、キャビネット内に入れたポリ袋やラップなどフィルム状の異物で吸気口が塞がれて冷却能力が低下することなく、また本体内の温度保護装置が動作して調理が中断したり火力が不足するなどの不具合を起こすことない誘導加熱調理器を提供する。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、調理容器を載置するトッププレートと、前記調理容器を加熱する複数の加熱部と、前記加熱部の少なくとも1つを誘導加熱する誘導加熱手段と、前記誘導加熱手段への通電を制御する通電制御装置と、前記トッププレートの下方の本体筐体を形成すると共に前記通電制御装置と冷却ファンを内蔵する外郭ケースと、前記トッププレートの後方に配された排気口と、前記冷却ファンに近
接し前記外郭ケースの底面に設けた第1の吸気口と、前記外郭ケースの底面を覆う底カバーとを備え、前記底カバーの前記第1の吸気口とずれた位置に複数の第2の吸気口を分散して設け、通気口を設けたキャビネットに組み込んで使用するもので、冷却ファンがキャビネットに設けた通気口から本体内に冷却風を吸い込む際、キャビネット内に入れたポリ袋やラップなど薄いものが、冷却ファンの吸引で引き寄せられても、外郭ケースの底面に設けた第1の吸気口と、底カバーに配した第2の吸気口の位置がずれているので冷却ファンの吸い込み圧力が第2の吸気口に直接かかり難く、また第2の吸気口を分散配置しているので、第2の吸気口がすべて遮蔽されて難くなり、冷却能力を確保できるので、本体の温度保護が容易に動作せず、調理が中断したり火力が不足するなどの不具合を防ぐことができる。
また、本発明の誘導加熱調理機は、調理容器を載置するトッププレートと、前記調理容器を加熱する複数の加熱部と、前記加熱部の少なくとも1つを誘導加熱する誘導加熱手段と、前記誘導加熱手段への通電を制御する通電制御装置と、前記トッププレートの下方の本体筐体を形成すると共に前記通電制御装置と冷却ファンを内蔵する外郭ケースと、前記トッププレートの後方に配された排気口と、前記冷却ファンに近接し前記外郭ケースの底面に設けた吸気口とを備えた調理器本体を、外気と直接連通する通気口を有する調理器設置部と収納部との間が仕切り板で仕切られたキャビネットの前記調理器設置部に組み込んで使用するもので、キャビネット内は仕切り板で調理器設置部と収納部とに分離され、通気口が調理器設置部に直接通じているので、通気口から冷却ファンに至る冷却ファンによる吸引力はキャビネットの収納部に作用せず、収納部に入れたものが外郭ケースに設けた吸気口を遮蔽することがない。さらに、キャビネット内が仕切り板で調理器設置部と収納部とに分離されることから、冷却ファンの排気圧力が外郭ケースの接合部などの隙間を通り、冷却ファン吸引力により負圧になっている調理器設置部への廃熱漏れを仕切り板で遮断でき、キャビネット内の収納部に調理器本体の廃熱が達せず、収納部に入れた食品などの温度が上がるなどの不具合が生じない。
また、本発明の誘導加熱調理器は、調理容器を載置するトッププレートと、前記調理容器を加熱する複数の加熱部と、前記加熱部の少なくとも1つを誘導加熱する誘導加熱手段と、前記誘導加熱手段への通電を制御する通電制御装置と、前記トッププレートの下方の本体筐体を形成すると共に前記通電制御装置と冷却ファンを内蔵する外郭ケースと、前記トッププレートの後方に配された排気口と、前記冷却ファンに近接し前記外郭ケースの底面に設けた吸気口とを備えた調理器本体を、外気と連通する通気口を有する収納部と調理器設置部との間が仕切り板で仕切られ、前記調理器本体を組み込んだ時に外郭ケース後面よりも後方に前記収納部と前記調理器設置部を連通する通気連結路を有するキャビネットの前記調理器設置部に組み込んで使用するもので、外気がキャビネットの収納部側から通気連結路を通って調理器設置部側空間に導かれ、加熱調理器本体に吸い込まれる。調理器本体の熱気は調理器設置部側空間に漏れるが、収納部空間には外気が導入されるので、収納部空間には殆ど拡散することなく再度吸気口に吸い込まれ、収納部の温度上昇を抑止できる。
本発明の誘導加熱調理器は、調理器本体を組み込むキャビネット内に入れたポリ袋やラップなど薄い異物で、冷却用の空気を取り入れる吸気口のすべてが遮蔽されことがなくなり、冷却能力を確保すると共に、本体の温度保護装置が動作して調理が中断したり火力が不足するなどの不具合を防ぐことができる。
第1の発明は、調理容器を載置するトッププレートと、前記調理容器を加熱する複数の加熱部と、前記加熱部の少なくとも1つを誘導加熱する誘導加熱手段と、前記誘導加熱手
段への通電を制御する通電制御装置と、前記トッププレートの下方の本体筐体を形成すると共に前記通電制御装置と冷却ファンを内蔵する外郭ケースと、前記トッププレートの後方に配された排気口と、前記冷却ファンに近接し前記外郭ケースの底面に設けた第1の吸気口と、前記外郭ケースの底面を覆う底カバーとを備え、前記底カバーの前記第1の吸気口とずれた位置に複数の第2の吸気口を分散して設け、通気口を設けたキャビネットに組み込んで使用するもので、冷却ファンがキャビネットに設けた通気口から本体内に冷却風を吸い込む際、キャビネット内に入れたポリ袋やラップなど薄いものが、冷却ファンの吸引で引き寄せられても、外郭ケースの底面に設けた第1の吸気口と、底カバーに配した第2の吸気口の位置がずれているので冷却ファンの吸い込み圧力が第2の吸気口に直接かかり難く、また第2の吸気口を分散配置しているので、第2の吸気口がすべて遮蔽されて難くなり、冷却能力を確保できるので、本体の温度保護が容易に動作せず、調理が中断したり火力が不足するなどの不具合を防ぐことができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の底カバーを上面が開口した容器状に形成し、前記底カバーの縦壁面に第2の吸気口を配し、前記上面開口を第1の吸気口に連通させたもので、第2の吸気口が本体外周近くの離れた位置に分散して設けられるので、第2の吸気口全体が遮蔽されることは底面全体に異物吸着することになり、第2の吸気口が全部遮蔽されることは殆ど生じず、本体底面に異物吸着しても第2の吸気口の一部分が遮蔽されるが、全部が遮蔽されにくく、冷却能力を確保して、温度保護装置が働き動作が停止することを低減することができる。
第3の発明は、調理容器を載置するトッププレートと、前記調理容器を加熱する複数の加熱部と、前記加熱部の少なくとも1つを誘導加熱する誘導加熱手段と、前記誘導加熱手段への通電を制御する通電制御装置と、前記トッププレートの下方の本体筐体を形成すると共に前記通電制御装置と冷却ファンを内蔵する外郭ケースと、前記トッププレートの後方に配された排気口と、前記冷却ファンに近接し前記外郭ケースの底面に設けた吸気口とを備えた調理器本体を、外気と直接連通する通気口を有する調理器設置部と収納部との間が仕切り板で仕切られたキャビネットの前記調理器設置部に組み込んで使用するもので、キャビネット内は仕切り板で調理器設置部と収納部とに分離され、通気口が調理器設置部に直接通じているので、通気口から冷却ファンに至る冷却ファンによる吸引力はキャビネットの収納部に作用せず、収納部に入れたものが外郭ケースに設けた吸気口を遮蔽することがない。さらに、キャビネット内が仕切り板で調理器設置部と収納部とに分離されることから、冷却ファンの排気圧力が外郭ケースの接合部などの隙間を通り、冷却ファン吸引力により負圧になっている調理器設置部への廃熱漏れを仕切り板で遮断でき、キャビネット内の収納部に調理器本体の廃熱が達せず、収納部に入れた食品などの温度が上がるなどの不具合が生じない。
第4の発明は、特に、第3の発明の調理器設置部と収納部空間とが仕切り板で遮断され、調理器本体に接続する電源コンセントを前記調理器設置部に収納したキャビネットに組み込んで使用するもので、仕切り板にコード処理の隙間が不要となり、通気口から冷却ファンに至る冷却ファンによる吸引力は収納部に作用せず、収納部に入れたものが調理器本体の吸気口を遮蔽しないので、誘導加熱調理器の冷却を保ちつつ、キャビネット内の収納部空間が密閉され、収納部の防虫効果を高めることができる。
第5の発明は、特に、第3の発明の仕切り板の奥行きを、外郭ケースの後面と略同一の位置までとしたキャビネットに組み込んで使用するもので、キャビネット内は仕切り板で調理器設置部と収納部とに分離され、キャビネットの通気口が調理器設置部に直接通じるので、通気口から冷却ファンに至る冷却ファンによる吸引力はキャビネットの収納部に作用せず、収納部に入れたものが調理器本体の吸気口を遮蔽しないのは第3の発明と同様で、また、キャビネット内が、奥行きを外郭ケース後面と略同一位置までとした仕切り板で
、調理器設置部と収納部とに分離されているので、冷却ファンの排気圧力により、外郭ケースの接合部などの隙間を通り調理器設置部へ漏れた廃熱は、仕切り板の上側の冷却ファンの吸引力により負圧になっている調理器設置部側へ吸引されるので、外郭ケースの隙間などから漏れた廃熱が収納部に達しにくい。また、仕切り板が調理器本体の底面をほぼ覆う範囲に設けられることから、キャビネット内の収納部に調理器本体の廃熱が達し難く、収納部に入れた食品などの温度が上がるなどの不具合が生じない効果を維持できる。
さらに、仕切り板がキャビネット内部の途中までの長さなので、キャビネット内の後部に調理器設置部と収納部とが連通して広い部分ができるので、誘導加熱調理器の電源コードの処理とコンセントの設置が自由にできる。
第6の発明は、調理容器を載置するトッププレートと、前記調理容器を加熱する複数の加熱部と、前記加熱部の少なくとも1つを誘導加熱する誘導加熱手段と、前記誘導加熱手段への通電を制御する通電制御装置と、前記トッププレートの下方の本体筐体を形成すると共に前記通電制御装置と冷却ファンを内蔵する外郭ケースと、前記トッププレートの後方に配された排気口と、前記冷却ファンに近接し前記外郭ケースの底面に設けた吸気口とを備えた調理器本体を、外気と連通する通気口を有する収納部と調理器設置部との間が仕切り板で仕切られ、前記調理器本体を組み込んだ時に外郭ケース後面よりも後方に前記収納部と前記調理器設置部を連通する通気連結路を有するキャビネットの前記調理器設置部に組み込んで使用するもので、外気がキャビネットの収納部側から通気連結路を通って調理器設置部側空間に導かれ、調理器本体内に吸い込まれる。調理器本体の熱気は調理器設置部側空間に漏れるが、収納部空間には外気が導入されるので、収納部空間には殆ど拡散することなく再度吸気口に吸い込まれ、収納部の温度上昇を抑止できる。
第7の発明は、特に、第3、第5、第6のいずれか1つの発明の収納部空間を単層または多層の収納庫とし、少なくとも最上層の収納庫の上面を仕切り板で塞ぐようにしたキャビネットに組み込んで使用するもので、調理器本体下の収納部の温度上昇を抑えながら、収納構成を自由にして収納効率を上げることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の断面図、図2は、同誘導加熱調理器の下面斜視図、図3は、同誘導加熱調理器も上面斜視図、図4は、同誘導加熱調理器の分解斜視図を示すものである。
図1から図4において、調理器本体11(以下”本体11”という)は、キッチンキャビネット12のワークトップ13に設けた開口14に上から落とし込んで組み込まれている。本体11の上面は、結晶化ガラスを素材とし調理容器(図示せず)を載置するトッププレート15で形成され、そのトッププレート15の周囲をプレート枠16で囲んで覆っている。
本体11の内ワークトップ13に入る部分である外郭ケース17の上端はフランジ状に曲げられワークトップ13に係止されている。トッププレート15には加熱部18a、18b、18cが印刷され、トッププレート15を構成する部材内前部には、加熱部18a、18b、18cに対応する操作部19a、19b、19cが配されている。操作部19a、19b、19cは、トッププレート15に印刷された電極部(図示せず)に触れると電気的容量が変化することで反応する静電容量式のタッチキーで構成されている。
加熱部18a、18b、18cに対応する本体1内部には、加熱部18a、18bを誘導加熱する誘導加熱手段である加熱コイル20a、20bと、加熱コイル20a、20b後方に電気抵抗発熱式加熱手段であるラジェントヒーター21が配されている。操作部19a、19b、19cに対応する本体内部には操作回路ユニット22が外郭17に係止して固定されている。加熱コイル20a、20bの通電制御装置である回路ユニット23a、23bが加熱コイル20a、20bの下方に配され、回路ユニット23a、23bに対応した前方で操作回路ユニット22下の位置にそれぞれ冷却ファン24a、24bを配置し、その下方の外郭17底面には、空気を取り入れる吸気口として、冷却ファン24a、24bに近接して配した第1の吸気口25a、25bがある。
回路ユニット23a、23b内には左右それぞれの加熱コイル20a、20bに対応したインバーター回路を構成する部品であるスイッチング素子27a、27b(図示せず)の放熱を行うヒートシンク26a、26bと、共振コンデンサ28a、28bおよびその他の部品を搭載している。
また、回路ユニット23a、23b内のそれぞれに、ヒートシンク26a、26bに固定した第1の温度検知素子29a、29b、共振コンデンサ28a、28bの後方に配置した第2の温度検知素子30a、30b、および回路ユニット23a、23bの後方部に配した第3の温度検知素子31a、31bを配している。第1の温度検知素子29a、29bはヒートシンク26a、26bに固定され、スイッチング素子27a、27bの温度を直接的に検知するが、スイッチング素子27a、27bの端子に近接した回路ユニット23a、23bの表面に温度検知素子を取り付け、間接的に検知してもよい。
第2の温度検知素子30a、30bは、共振コンデンサ28a、28bの後方の回路ユニット23a面上に配置し、共振コンデンサ28a、28bの温度を間接的に検知するが、共振コンデンサ28a、28bの表面に取り付け直接的に検知してもよい。
第3の温度検知素子31a、31bは、回路ユニット23a、23b後方部空中の雰囲気温度を検知するものであるが、回路ユニット23a、23bの表面に直接取り付けてもよい。
プレート枠16は、トッププレート15の端面が露出しないようにトッププレート15を取り囲んでいると同時に、後辺縦壁面には排気口32を設け、本体11内部とはトッププレート15の裏面と外郭17の上端のフランジ状の曲げ部との隙間を介して連通している。トッププレート15の全周は、トッププレート15下方の外郭ケース17の外形よりも大きくしている。
キャビネット12の前面は、本体11の外郭ケース17を覆う部分の面材上33と、面材上33の下部で、引き出しになった収納部34の前面を覆う面材下35で覆われている。面材上33と面材下35との隙間は、両者の干渉を避けるため、3〜5mm程度になっていることが多く、調理器本体11を組み込むキャビネット12の標準幅を60cmとすれば、面材上33と面材下35の間に15〜30平方センチメートル程度の隙間面積が確保され、この隙間面積が、キャビネット12内に外気を導入する通気口36となる。
外郭ケース17には、外郭ケース17の底面を覆うと共に、第1の吸気口25a、25bの位置とずれた位置に分散して配された第2の吸気口37を有する底カバー38が取り付けられている。第2の吸気口37の総面積は第1の吸気口25a、25bの総面積よりも大きくしている。
なお、本体1の底面が、底カバー38により2重底の形態となり第1の吸気口25a、
25bの真下は塞がれた構成となるので、冷却ファン24a、24bの吸い込み圧損を低減するため、外郭ケース17底面と底カバー38の隙間は10mmから30mm程度確保するのが望ましい。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
第1の吸気口25a、25bの真下には、第2の吸気口37は配されず、ずれた位置になるので、第1の吸気口25a、25bの吸引圧力が直接第2の吸気口37にかからなくなり、しかも第2の吸気口37の総面積は第1の吸気口25a、25bの総面積よりも大きいことから、第2の吸気口37の吸引圧力が低下する。従って、キャビネット12の収納部34に例えばポリ袋や食品用ラップなどフィルム状の軽い異物が収納されていても、第2の吸気口37に異物が吸着しにくくなると同時に、第2の吸気口37の総面積は第1の吸気口25a、25bの総面積よりも大きくして分散して配置しているので、第2の吸気口37の吸い込み風速が第1の吸気口25a、25bの吸い込み風速よりも低下して、異物を吸着しにくくなる。また、第2の吸気口37の面積が、第1吸気口25a、25bよりも広くかつ、分散して配置しているので、底カバー38の底面に異物が吸着しても第2の吸気口37の一部分が遮蔽されることはあっても、全面が遮蔽されにくくなる。
以上のように、本実施の形態によれば、第2の吸気口37の全てが遮蔽される事が無く、冷却能力を確保してスイッチング素子27a、27bなど発熱部品の温度上昇を抑制し、第1の温度検知素子29a、29bなど複数の温度検知素子が異常温度上昇を検知して、温度保護装置(図示せず)が働き、動作が停止することが低減され、使い勝手のよい誘導加熱調理器を提供するこできる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の第2の実施の形態における誘導加熱調理器の断面図、図6は、同誘導加熱調理器の下面斜視図を示すものである。なお、上記第1の実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態と上記第1の実施の形態とは、底カバーの構成のみ異なり、他の構成は同一である。
図5、6において、底カバー41は、上面が開口した容器状に形成され、各縦壁面42、43、44、45に第2の吸気口46を配し、上面開口を外郭ケース17の底面に配した第1の吸気口25a、25bに連通するよう、かつ外郭ケース17の底面のほぼ全体を覆うように取り付けられている。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
底カバー41の各縦壁面42、43、44、45に設けた第2の吸気口46が、本体11の外周近くで、しかも夫々離れた位置に分散して設けられることになり、第2の吸気口46が全て異物で遮蔽される事はほとんど起こり得ない。即ち、第2の吸気口46全体が遮蔽されることは、底カバー41全体に異物が吸着することであり、キャビネット12の幅寸法は60cm、奥行き寸法も60cm以上が標準的である事を考えると、第2の吸気口46全部を遮蔽するには、これら大きさ相当の異物で底カバー41の縦壁面が覆われることであり、そういうケースは殆ど生じにくい。
従って、本体11底面に異物が有る場合、第2の吸気口46の一部分が遮蔽されることはあっても、全部は遮蔽されにくく、スイッチング素子27a、27bなど発熱部品の温度上昇を確実に抑制し、第1の温度検知素子29a、29bなど複数の温度検知素子が異
常温度上昇を検知して、温度保護装置が働き、動作が停止することが低減し、使い勝手のよい誘導加熱調理器を提供できる。
なお、第2の吸気口46の開口総面積を、第1の吸気口25a、25bのそれよりも大きくすれば、第2の吸気口6での吸込み風速が第1の吸気口25a、25bより低下し、異物吸着防止効果をより高めることができる。
また、本体1の底面が2重底の形態となり第1の吸気口25a、25bの真下は塞がれた構成となるので、冷却ファン24a、24bの吸い込み圧損を低減するため、外郭ケース17底面と底カバー38との隙間は10mmから30mm程度確保するのが望ましい。
(実施の形態3)
図7は、本発明の第3の実施の形態における誘導加熱調理器をキャビネットに組み込んだ状態を示す断面図、図8は、同誘導加熱調理器の下面斜視図を示すものである。
本実施の形態と上記第1の実施の形態とは、底カバーを廃止し、キャビネットの構成を変えた点のみ異なり、他の構成、作用は、上記第1の実施の形態と同一なので、同一符号を付してその説明を省略する。
図7、8において、本体11の外郭ケース17の底面には第1の吸気口25a、25bを設けている。キャビネット12には、調理器設置部51と収納部52との間を完全に仕切る仕切り板53が設けられ、調理器設置部51には、外気と直接通じる通気口54が設けられている。
通気口54は、キャビネット12のワークトップ13の前端から奥まった位置のワークトップ13の裏面側とキャビネット最上段引き出しの面材上55との隙間と、面材上55と桟板56との間のパッキン57により形成される隙間とによる通気路58の奥の桟板56に設けられている。
ワークトップ13裏面側とキャビネット12最上段引き出しの面材上55との隙間は、キャビネット12の外観上3〜5mm程度のことが多く、本体11を組み込むキャビネット12の標準幅を60cmとすれば、15〜30平方センチメートル程度の隙間面積が確保される。
また、調理器本体11に接続する電源コンセント59は、調理器設置部51の空間に、電源プラグ60がキャビネット12のワークトップ13側向きになるよう固定し、電源プラグ60を差し込んだとき、電源プラグ60と仕切り板53との隙間Aが、電源プラグ60のプラグ刃(図示せず)の長さよりも短くなるように設定している。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
キャビネット12内は仕切り板53で調理器設置部51と収納部52とに完全に分離され、キャビネット12の通気口54が調理器設置部51に直接連通する構成なので、通気口54から冷却ファン24a、24bに至るまでの、冷却ファン24a、24bによる吸引力はキャビネット12の収納部52に作用せず、収納部52に入れた例えばポリ袋や食品用ラップなどフィルム状の薄いものが吸い寄せられることはない。
また、収納部52に入れたものは、上方を仕切り板53で押さえられるので、本体11の吸気口25a、25bが遮蔽される事はない。さらに、本体11の冷却ファン24a、24bの排気圧力が外郭ケース17の接合部などの隙間を通り、冷却ファン24a、24
bの吸引力により負圧になっている調理器設置部51への廃熱漏れがあるが、この廃熱漏れが仕切り板53で収納部52に達しないよう遮断されるので、収納部52に入れた食品などの温度が上がるなどの不具合が生じることがない。
また、電源プラグ60の電源接続を、仕切り板53の上空間である調理器設置部51で行うので、電源コード61の処理を調理器設置部51内で完結でき、仕切り板53にコード処理の隙間が不要となる。これにより、キャビネット12内の収納部52空間が密閉され、収納部52にゴキブリなどが侵入しないようにする防虫効果を高めることができる。
さらに、電源コンセント59を、電源プラグ60がキャビネット12のワークトップ13側向きになるよう固定し、電源プラグ60を差し込んだとき電源プラグ60と仕切り板53との隙間Aをプラグ刃の長さよりも短くする位置に設置することで、電源プラグ60が抜けるとき仕切り板53に当たるので、電源プラグ60の抜け防止ができ、仕切り板53で電源プラグ60が見えなくても、抜けによる電源プラグ60の接続不良は生じない。
(実施の形態4)
図9は、本発明の第4の実施の形態における誘導加熱調理器をキャビネットに組み込んだ状態を示す断面図である。
本実施の形態と上記第3の実施の形態とは、キャビネット内部の仕切り板などの構成が異なるもので、構成の相違点と誘導加熱調理器を組み込んだ状態での作用を述べる。
本実施の形態は、仕切り板71の奥行きを、外郭ケース17の後面と略同一の位置までとしたものである。キャビネット12内部は仕切り板71によって、調理器設置部51と収納部52とに分離されるが、仕切り板71の奥行きは、外郭ケース17後面と略同一位置までなので、仕切り板71の後端よりキャビネット12の後壁12aまでの幅B間で、調理器設置部51と収納部52とが連通した状態となる。
これにより、キャビネット12内は、仕切り板71で調理器設置部51と収納部52とに大きく分離され、キャビネット12の通気口54が調理器設置部51に直接通じるので、通気口54から冷却ファン24a、24bに至る冷却ファン24a、24bによる吸引力はキャビネット12の収納部52に作用しにくくなる。従って、収納部52に入れたものが本体11の第1の吸気口25a、25bを遮蔽しにくくなる。
また、キャビネット12内が、奥行きが外郭ケース17の後面と略同一位置までとした仕切り板71で、調理器設置部51と収納部52とに分離されることから、本体11の冷却ファン24a、24bの排気圧力により、外郭ケース17の接合部などの隙間を通り調理器設置部51へ漏れた廃熱は、仕切り板71の上側にある冷却ファン24a、24bの吸引力により負圧になっている仕切り板72上側の調理器設置部51側へ吸引される。
外郭ケース17の接合部などの隙間を通り調理器設置部51へ漏れたの廃熱は、仕切り板71が調理器本体11の底面をほぼ覆う範囲に設けられることから、仕切り板71によって受け止められ、第1の吸き口25a、25bに吸引されるので、キャビネット12内の収納部52には達し難く、収納部52に入れた食品などの温度が上がるなどの不具合が生じない効果を維持できる。
さらに、仕切り板57がキャビネット12内部の途中までの長さで、キャビネット12内の後部に調理器設置部51と収納部52とが連通した幅Bの部分ができ、電源コード61の処理や電源コンセント59の設置が自由にでき、設置性が良好である。
(実施の形態5)
図10は、本発明の第5の実施の形態における誘導加熱調理器をキャビネットに組み込んだ状態を示す断面図である。なお、上記実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、調理器設置部51と収納部52とを仕切る仕切り板81の後端より奥部分の幅C間で、調理器設置部51と収納部52とが連通する通気連結路82とし、仕切り板81の奥行きを、外郭ケース17の後面よりも後方までとし、外気と収納部52とを連通する通気口83を仕切り板81より下に設けたものである。
これにより、外気がキャビネット12の収納部52側から仕切り板81の奥に設けた幅Cの通気連結路82を通って調理器設置部51側空間に導かれ、本体11内の冷却ファン24a、24bにより吸い込まれる。収納部52空間には外気が導入されるので、本体11の熱気は調理器設置部51側空間に漏れるが、通気連結路82を冷却ファン24a、24bにより通気が上方に流れるので、収納部52空間には熱気が殆ど拡散することなく再度第1の吸気口25a、25bに吸い込まれる。この結果、収納部52の温度上昇を抑止できる。
(実施の形態6)
図11は、本発明の第6の実施の形態における誘導加熱調理器をキャビネットに組み込んだ状態を示す断面図である。なお、上記実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、本体11を設置する調理器設置部91と仕切り板92で仕切られた収納部93空間を、2層の引き出しから成る上段収納庫94と下段収納庫95とし、少なくとも上段収納庫94の上面を塞ぐ範囲に仕切り板92を設けたもので、他の構成は上記第4の実施の形態と同一である。
上記構成により、本体11下の収納部93のうち、最上部の上段収納庫94の上面が仕切り板92で塞がれるので、上段収納庫94内の温度上昇を抑えることができる。また、下段収納庫95は、上段収納庫94で上部のほとんどが塞がれると共に、仕切り板92との間に上段収納庫94があることから、熱気は達しにくくなり、収納部93全体の温度上昇を抑えながら、収納部93の構成を自由にして不活用スペースを少なくし、収納効率を上げることができる。
なお、本実施の形態では収納部93を2層の引き出し構成としたが、これに限定するものでなく、3層以上で最上段の引き出しの上面が仕切り板92で塞がれていれば同様の効果を得ることができる。また、収納部93を単層の引き出し構成とし、引き出しの上面を仕切り板92で塞ぐようにしても同等の効果を得ることができる。
また、キャビネット12内に通じる通気口54は、本実施の形態では調理器設置部91に通じる構成としたが、これに限定するものでなく、通気口54は仕切り板92より下の収納部93に通じる位置にあってもよく、引き出しなどに構成した多層の収納庫のうち最上層の収納庫が、その上面を仕切り板で塞ぐ構成になっていれば、同様の効果を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は、調理器本体の外郭ケース底面に設けた第1の吸気口が、キャビネットの収納部に入れたポリ袋やラップなどの異物で遮蔽される事が無く、冷却能力を確保できるので、本体の温度保護装置が動作して調理が中断した
り火力が不足するなどの不具合を防ぐことができるもので、外気を冷却用或いは/及び乾燥用に取り入れる機能を有すると共に、キッチンのキャビネット等に組み込んで使用される調理器や乾燥機器など各種機器に広く適用できる。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器をキャビネットに組み込んだ状態を示す断面図 同誘導加熱調理器の下面斜視図 同誘導加熱調理器の上面斜視図 同誘導加熱調理器の分解斜視図 本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器をキャビネットに組み込んだ状態を示す断面図 同誘導加熱調理器の下面斜視図 本発明の実施の形態3における誘導加熱調理器をキャビネットに組み込んだ状態を示す断面図 同誘導加熱調理器の下面斜視図 本発明の実施の形態4における誘導加熱調理器をキャビネットに組み込んだ状態を示す断面図 本発明の実施の形態5における誘導加熱調理器をキャビネットに組み込んだ状態を示す断面図 本発明の実施の形態6における誘導加熱調理器をキャビネットに組み込んだ状態を示す断面図 従来例の誘導加熱調理器をキャビネットに組み込んだ状態を示す断面図 同誘導加熱調理器の斜視図
符号の説明
11 本体
12 キャビネット
15 トッププレート
17 外郭ケース
18a、18b、18c 加熱部
20a、20b 加熱コイル(誘導加熱手段)
23a、23b 回路ユニット(通電制御装置)
24a、24b 冷却ファン
25a、25b 第1の吸気口(吸気口)
32 排気口
36、54、83 通気口
37、46 第2の吸気口
38、41 底カバー
42、43、44、45 縦壁面
51、91 調理器設置部
52、93 収納部
53、71、81、92 仕切り板
59 電源コンセント
82 通気連絡路
94 上段収納庫
95 下段収納庫

Claims (7)

  1. 調理容器を載置するトッププレートと、前記調理容器を加熱する複数の加熱部と、前記加熱部の少なくとも1つを誘導加熱する誘導加熱手段と、前記誘導加熱手段への通電を制御する通電制御装置と、前記トッププレートの下方の本体筐体を形成すると共に前記通電制御装置と冷却ファンを内蔵する外郭ケースと、前記トッププレートの後方に配された排気口と、前記冷却ファンに近接し前記外郭ケースの底面に設けた第1の吸気口と、前記外郭ケースの底面を覆う底カバーとを備え、前記底カバーの前記第1の吸気口とずれた位置に複数の第2の吸気口を分散して設け、通気口を設けたキャビネットに組み込んで使用する誘導加熱調理器。
  2. 底カバーを上面が開口した容器状に形成し、前記底カバーの縦壁面に第2の吸気口を配し、前記上面開口を第1の吸気口に連通させた請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 調理容器を載置するトッププレートと、前記調理容器を加熱する複数の加熱部と、前記加熱部の少なくとも1つを誘導加熱する誘導加熱手段と、前記誘導加熱手段への通電を制御する通電制御装置と、前記トッププレートの下方の本体筐体を形成すると共に前記通電制御装置と冷却ファンを内蔵する外郭ケースと、前記トッププレートの後方に配された排気口と、前記冷却ファンに近接し前記外郭ケースの底面に設けた吸気口とを備えた調理器本体を、外気と直接連通する通気口を有する調理器設置部と収納部との間が仕切り板で仕切られたキャビネットの前記調理器設置部に組み込んで使用する誘導加熱調理器。
  4. 調理器設置部と収納部空間とが仕切り板で遮断され、調理器本体に接続する電源コンセントを前記調理器設置部に収納したキャビネットに組み込んで使用する請求項3に記載の誘導加熱調理器。
  5. 仕切り板の奥行きを、外郭ケースの後面と略同一の位置までとしたキャビネットに組み込んで使用する請求項3に記載の誘導加熱調理器。
  6. 調理容器を載置するトッププレートと、前記調理容器を加熱する複数の加熱部と、前記加熱部の少なくとも1つを誘導加熱する誘導加熱手段と、前記誘導加熱手段への通電を制御する通電制御装置と、前記トッププレートの下方の本体筐体を形成すると共に前記通電制御装置と冷却ファンを内蔵する外郭ケースと、前記トッププレートの後方に配された排気口と、前記冷却ファンに近接し前記外郭ケースの底面に設けた吸気口とを備えた調理器本体を、外気と連通する通気口を有する収納部と調理器設置部との間が仕切り板で仕切られ、前記調理器本体を組み込んだ時に外郭ケース後面よりも後方に前記収納部と前記調理器設置部を連通する通気連結路を有するキャビネットの前記調理器設置部に組み込んで使用する誘導加熱調理器。
  7. 収納部空間を単層または多層の収納庫とし、少なくとも最上層の収納庫の上面を仕切り板で塞ぐようにしたキャビネットに組み込んで使用する請求項3、5、6のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
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