JPH0576421A - アイランドキツチン - Google Patents

アイランドキツチン

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Publication number
JPH0576421A
JPH0576421A JP3121490A JP12149091A JPH0576421A JP H0576421 A JPH0576421 A JP H0576421A JP 3121490 A JP3121490 A JP 3121490A JP 12149091 A JP12149091 A JP 12149091A JP H0576421 A JPH0576421 A JP H0576421A
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JP
Japan
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kitchen
type table
island type
island
dining
Prior art date
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Application number
JP3121490A
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English (en)
Inventor
Aiko Endo
愛子 遠藤
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キッチンとダイニングの機能の連結を図って
使い勝手を向上させるとともに、常にその美観を維持で
きるアイランドキッチンを提供する。 【構成】 アイランド型テーブル11の中央部付近に
は、天板11aより下位でかつキッチンKに向く側の面
に開口する凹所27が設けられるとともに、該凹所27
内にはシンク28および水道29が設けられ、またこの
アイランド型テーブルの11両端部には、天板11aよ
り下位でかつ該アイランド型テーブル11の側端面およ
びキッチンKに向く側の面に開口する凹所17、43が
設けられ、該凹所17、43内には収納スペースを確保
した回転テーブル19、20、45、46が、アイラン
ド型テーブル11の両端部を中心に回転してその両側に
引き出されるように設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キッチンとダイニング
の境界部付近に設置されるアイランド型テーブルを備え
たアイランドキッチンに関し、特にキッチンとダイニン
グの機能の連結を図って使い勝手を向上させたアイラン
ドキッチンに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、生活様式の多様化に伴い、キッチ
ンの意匠性や機能性を向上させるために、各種のキッチ
ンユニットが使用されている。このキッチンユニットに
は、例えば、キッチンの壁際に沿って設置されるコンチ
ネント型のテーブルと、キッチンとダイニングの境界部
付近に設置されるアイランド型のテーブルとを備えて構
成されたものがあり、このようなキッチンユニットを使
用したキッチンがアイランドキッチンである。
【0003】このようなアイランドキッチンにおいて
は、コンチネント型のテーブルとアイランド型のテーブ
ルのそれぞれに、目的に応じた機能を有する付帯設備が
備えられている。例えば、コンチネント型テーブルに
は、その天板上にシンクと水道、さらにはガス台等が備
えられ、また天板下部に配置されたキャビネットには、
ガスオーブンや食器乾燥器などが納められている。一
方、アイランド型テーブルには、その天板上にシンクと
水道が備えられ、さらには料理の盛り付けや配膳などを
行なうための開放スペースが確保され、またキャビネッ
トには、各種電化製品や調理用器具、食器等を収納する
収納棚が備え付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成を有する従来のアイランドキッチンにおいては、ア
イランド型テーブルの天板上面に開口してシンクが設け
られるとともに、水道が天板上方に突出して取り付けら
れているため、ダイニングからの見栄えが悪いという不
満があった。例えば、シンクに汚れた食器類が放置され
た状態や、シンクで洗い物やかたずけ物などをする作業
の一部始終がダイニングから丸見えであるために、見苦
しく、特に来客があった場合には非常に都合が悪い。
【0005】また、従来のアイランド型テーブルは、通
常、キッチンに居る人が作業をしやすいように考慮され
ており、アイランド型テーブルのキャビネットに納めら
れた収納棚は、キッチンに向く側の面より開け閉め可能
とされている。このため、前記収納棚に収納された電化
製品をダイニングに居る人が使いたい場合には、わざわ
ざキッチンまで行って取り出さなくてはならず、面倒で
あった。このように、従来のアイランド型テーブルによ
れば、単にキッチンとダイニングとの間の境界部付近に
設置されているにすぎず、両者の機能の連結は図られて
いないのが実状であり、このため使い勝手が悪いという
不満があった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、キッチンとダイニングの機能の連結を
図って使い勝手を向上させるとともに、使用中において
もその美観を損ねることのないアイランドキッチンを提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、キッチンとダ
イニングとの境界付近に設置され、上部の天板と該天板
を支えるキャビネットから概略構成されたアイランド型
テーブルを有してなるアイランドキッチンにおいて、前
記アイランド型テーブルの中央部付近には、天板より下
位でかつキッチンに向く側の面に開口する凹所が設けら
れるとともに、該凹所内には、シンクおよび水道が設け
られ、また、このアイランド型テーブルの左右両端部に
は、天板より下位でかつ該アイランド型テーブルの側端
面およびキッチンに向く側の面に開口する凹所が設けら
れ、該凹所内には、収納スペースを確保した回転テーブ
ルが、該アイランド型テーブルの両端部を中心に回転し
てその左右両側に引き出されるように設けられてなるこ
とを解決手段とした。
【0008】
【作用】本発明のアイランドキッチンによれば、アイラ
ンド型テーブルに設けられたシンクおよび水道が、天板
より下位に設けられた凹所内に納められており、該天板
より上方へ突出していないので、ダイニング側からの見
栄えが良く、常に清潔で美しい状態が保たれているよう
に見える。
【0009】また、アイランド型テーブルの両端部に
は、該端部を中心にそれぞれ回転テーブルが回転可能に
取り付けられているので、これらの回転テーブルをアイ
ランド型テーブルの左右両側に引き出すように回転させ
れば、中に収納された電化製品や食器などを、ダイニン
グに居る人がそのままの位置で取り出すことができ、使
い勝手が良い。
【0010】
【実施例】以下、図1ないし図15を参照して、本発明
のアイランドキッチンの一実施例について説明する。
【0011】図1は、キッチンKの全体構成を示すもの
で、図の手前側に設けられたダイニングDに向く面が開
口したオープン型のキッチンである。また、ダイニング
Dに向く面と反対側の面は壁面とされている。そして、
このキッチンKには、前記壁面に沿って配置されたコン
チネント型テーブル1と、ダイニングDに向く開口面に
沿って配置されたアイランド型テーブル11とを有して
概略構成されたキッチンユニットが設置されている。
【0012】コンチネント型テーブル1は、概略、上部
の天板1aと、該天板1aの下部に位置して天板1aを
支えるキャビネット1bより構成されてなり、このコン
チネント型テーブル1の一端部には、その天板1aの上
面に開口してシンク2が設けられ、またこのシンク2の
周囲には、該シンク2の開口面に蛇口3aを向けて水道
3が取り付けられており、またその下のキャビネット1
b内には、各種調理用器具や食器等を収納する収納スペ
ースが確保されている。また、コンチネント型テーブル
1の他端部には、天板1aの上にガス台4が設置される
とともに、その下のキャビネット1b内にはガスオーブ
ン5が備え付けられている。また、コンチネント型テー
ブル1の中央部付近には、天板1a上にある程度の広さ
のスペースが確保されており、料理の下準備や盛り付け
などのためのスペース6とされており、またそのスペー
ス6の下のキャビネット1b内には、食器乾燥器7が納
められている。
【0013】このようなコンチネント型テーブル1の両
隣には、それぞれ冷蔵庫8および食器棚9が置かれ、さ
らに、コンチネント型テーブル1の上方には、前記冷蔵
庫8と食器棚9の間を連結する空間を利用して、各種調
理用器具や調味料などを収納する収納棚10が備え付け
られている。
【0014】アイランド型テーブル11は、前記コンチ
ネント型テーブル1と同様に、上部の天板11aと、該
天板11aの下部に位置して天板11aを支えるキャビ
ネット11bより概略構成され、その形状は、キッチン
KとダイニングDとの間の開口面に沿って比較的細長く
延びる略直方体形状とされている。そして、天板11a
は、ダイニングDに向く側が、若干凸状に湾曲した曲線
状に形成され、また、キャビネット11bのダイニング
Dに向く側の側面も、天板11aの形状に合わせて若干
凸状に膨らんだ形状となるように、多少の角度を付けて
区画された3つの面から形成されている。
【0015】以下、アイランド型テーブル11に備え付
けられた付帯設備について、図2ないし図15を参照し
て詳述する。図2はアイランド型テーブル11をダイニ
ングD側から見た正面図であり、図3は平面図である。
図4ないし図6は、このアイランド型テーブル11をそ
れぞれ水平面で切断した断面図を示している。図7はア
イランド型テーブル11の底面図である。また図8およ
び図9は、このアイランド型テーブル11をそれぞれ右
端および左端(図1において)から見た側面図である。
図10ないし図12は、アイランド型テーブル11の左
端(図1において)付近、中央部、右端付近において、
それぞれキッチンKとダイニングDとを結ぶ鉛直面で切
断した断面図を示すものである。図13は、このアイラ
ンド型テーブル11に付設されたシンクおよび水道の構
成を示す断面図である。図14および図15は、それぞ
れキッチンK側およびダイニングD側から見た要部断面
正面図である。
【0016】アイランド型テーブル11の一端部付近に
は、その天板11aの上に、該天板11aの上面とほぼ
上面を揃えるようにして、電磁調理器12が備え付けら
れている。天板11a上のそれ以外の部分には、何等の
設備も設けられておらず、料理の準備、あるいは盛り付
けや配膳などのためのスペース13が確保されている。
【0017】また、天板11a下のキャビネット11b
は、キッチンK側とダイニングD側を結ぶ鉛直方向の仕
切板14、15によって、大略、中央と左右両側の3つ
のパートA、B、Cに区分されている。以下、前記電磁
調理器12の設けられた側(図1においては左側)のパ
ートをパートA、中央のパートをパートB、反対側(図
1において右側)のパートをパートCと呼ぶことにす
る。さらに、中央のパートBは、前記と同様の仕切板1
6によって2つの小パート、小パートB1と小パートB
2とに区分されている。
【0018】パートAには、このキャビネット11bの
キッチンK側および側端面の2方に開口する凹所17が
設けられている。ダイニングD側に臨む面は化粧板18
で覆われている。前記凹所17は、中段付近に水平に設
けられた仕切板26によって、上下2つに仕切られてい
る。そして、これら2つに仕切られた凹所17内には、
それぞれ回転テーブル19、20が、該キャビネット1
1bの側端部を中心に回転してこのアイランド型テーブ
ル11の側方に引き出し可能なように設けられている。
具体的には、回転テーブル19は、概略、凹所17のキ
ッチンK側開口面と側端面側開口面とをそれぞれ覆う2
つの側版部19a、19bと、側版部19cとによっ
て、前記凹所17内に入る大きさおよび形状のボックス
型に形成されたもので、前記2つの側版部19a、19
bと底版部19cとによって囲まれた空間が収納スペー
スとされている。また、回転テーブル20も、同様に、
側版部20a、20bと底版部20cとによって形成さ
れたものである。また、このキャビネット11b側端部
には、円棒状の軸棒21が縦に設けられており、前記回
転テーブル19、20の各側版部19b、20bのほぼ
中央部がこの軸棒21にヒンジ結合されたことにより、
該回転テーブル19、20は、それぞれこの軸棒21を
中心とした回転が可能なように構成されている。このよ
うに構成された回転テーブル19、20の各収納スペー
スには、それぞれ、底版部19cの上に載置された電気
炊飯器22と、底版部20cの上に載置されたジューサ
ーミキサー23と料理用カッター24およびその収納ケ
ース25が収納されている。また、回転テーブル19に
は、電気炊飯器22等から出る蒸気を排気するための換
気口(図示略)が設けられている。
【0019】また、パートBの小パートB1には、キッ
チンK側に向いて開口する凹所27が設けられている。
この凹所27内には、そのほぼ中央付近の高さ位置でか
つキッチンK側に近い位置にシンク28が納められてお
り、またこの凹所27内でかつ該シンク28の周縁部に
は、該シンク28に蛇口29aを向けるようにして水道
29が取り付けられている。シンク28の下部には、給
排水管30が下方へ延びて設けられ、この凹所27内の
底面に設置された浄水器31に接続されている。シンク
28の開口面より下位には、この凹所27をキッチンK
側から覆う化粧板32が設けられ、これらシンク28、
給排水管30および浄水器31は目隠しされている。
【0020】また、パートBの小パートB2には、キッ
チンK側およびダイニングD側の両側に向けて開口する
凹所33が設けられている。この凹所33には、左右両
側の仕切板15、16の間に数段の棚板34がそれぞれ
水平に取り付けられており、該凹所33内は数段のスペ
ースに仕切られている。この例では、最下段スペース3
5aにホットプレート36が収納されている。また、上
段スペース35bには、キッチンK側およびダイニング
D側の両方から出し入れ可能なように、トレイ37が設
けられている。すなわち具体的には、前記左右両側の仕
切板15、16に、トレイ37の縁部を引っ掛けて係止
するとともにこのトレイ37をスライドさせるレール3
8が取り付けられており、トレイ37は、その縁部を該
レール38に引っ掛けてスライドすることにより、キッ
チンK側あるいはダイニングD側から、スムーズに該凹
所33内に納めたりあるいは該凹所33内から取り出し
たりすることが可能なように構成されている。また、こ
の小パートB2の凹所33には、キッチンK側に臨む面
を覆う扉39が蝶番結合され、開閉可能とされている。
【0021】また、このようにして小パートB1と小パ
ートB2とからなるパートBには、ダイニングD側に臨
む面を覆う扉および化粧板が設けられている。すなわ
ち、小パートB2内の凹所33に設けられた上段スペー
ス35bは上部扉40で覆われ、それ以下の部分は化粧
板41で覆われている。そして、これら上部扉40と化
粧板41との間には、水平方向に延びる溝42が形成さ
れている。この溝42は、ダイニングDの食卓用テーブ
ル60の天板60aの高さに相当する位置に設けられる
とともに、該天板60aの端部が嵌合可能な幅および長
さを有して形成されて、この食卓用テーブル60の天板
60aを支えることができるようになっている。上部扉
40は、その下端部が蝶番結合され、該下端部を中心と
して縦方向の回動をすることにより開閉可能とされてい
る。
【0022】また、パートCには、前記パートAと同様
に、このキャビネット11bのキッチンK側および側端
面の2方に開口する凹所43が設けられている。ダイニ
ングD側に臨む面は化粧板44で覆われている。そして
この凹所43内は、水平に設けられた仕切板48によっ
て上下2つに仕切られ、それぞれに回転テーブル45、
46が、該キャビネット11bの側端部に設けられた軸
棒47を中心に回転して、このアイランド型テーブル1
1の側方に引き出し可能なように設けられている。回転
テーブル45は、前記と同様に、2つの側版部45a、
45bおよび底版部45cによって、前記凹所43内に
入る大きさおよび形状のボックス型に形成されたもので
あり、また回転テーブル46も同様に、2つの側版部4
6a、46bと底版部46cとによって形成されたもの
である。回転テーブル45、46の各収納スペースに
は、それぞれ、底版部45cに載置された保温ポット4
9およびコーヒーメーカー54と、底版部46cに載置
された電気オーブントースター50が収納されている。
【0023】このようにしてなるアイランド型テーブル
11の底面には、その4隅に近い位置にそれぞれ円筒こ
ろ51が設けられている。一方、キッチンKの床面に
は、前記コンチネント型テーブル1の手前からキッチン
KとダイニングDとの境界付近にまでまっすぐ延びるレ
ール52が2本敷設されている。該レール52の上を前
記円筒ころ51が転がることによって、このアイランド
型テーブル11は、キッチンKの床面上を移動できるよ
うに構成されている。
【0024】また、このようなアイランド型テーブル1
1と前記コンチネント型テーブル1とを備えてなるアイ
ランドキッチンにおいては、その天井面に、コンチネン
ト型テーブル1のガス台4の上方部分から、前記レール
52の上方を通って、アイランド型テーブル11の上方
部分まで延びる略T時型の換気扇53が設けられてい
る。
【0025】このようにして構成された本実施例のアイ
ランドキッチンによれば、アイランド型テーブル11が
前記構成を有しているので、次のような作用および効果
を奏する。
【0026】すなわち、第1に、パートBの小パートB
1には、シンク28および水道29が凹所27内に納ま
るようにして設けられており、これらシンク28および
水道29は、このアイランド型テーブル11の天板11
aより上には決して突出していない。このため、たとえ
水道29の水を飲んだ後でも水が天板11a上に飛び散
ったりすることがなく、ダイニングDに居る人からは、
アイランド型テーブル11の上は常に清潔で美しい状態
が保たれているように見える。このようにダイニングD
側からの見栄えが良いために、急な来客が有った場合で
も、慌てずにすみ、好都合である。
【0027】また、アイランド型テーブル11の両端に
は、収納スペースを確保した回転テーブル19、20、
45、46が設けられているので、該回転テーブル1
9、20、45、46を回転させてアイランド型テーブ
ル11の両側に引き出せば、該回転テーブル19、2
0、45、46の上部および側部が開口し、該回転テー
ブル19、20、45、46内の収納スペースが開放状
態となる。よって、中に収納されている電化製品を、ダ
イニングDに居る人がそのままの位置で使用することが
できるようになり、わざわざキッチンKまで取りに行く
手間が省ける。例えば電気炊飯器22にあっては、炊き
上がった後、ダイニングDの食卓用テーブル60につい
た人が位置を離れることなく、回転テーブル19上で電
気炊飯器22から給仕することが可能であり、非常に便
利で使い勝手が良い。
【0028】また、本実施例では、アイランド型テーブ
ル11のダイニングD側に臨む面に溝42が設けられ、
該溝42に食卓用テーブル60の天板60aを嵌め入れ
て支えた例を示したが、こうすることによって、アイラ
ンド型テーブル11と食卓用テーブル60が一体となる
ので、料理から食事に至るまでの一連の動作を一つのテ
ーブルで連続的に効率良く行なうことができ、忙しい時
などには好適である。また、このように2つのテーブル
11、60がつなげられて一体とされたことで、スペー
スの有効的利用が図れ、キッチンKやダイニングDが狭
い場合への対応も可能である。
【0029】また、パートBの小パートB2には、キッ
チンK側およびダイニングD側の両方から出し入れ可能
なようにトレイ37が収納されているので、キッチンK
とダイニングDとの連結が図れ、食事の配膳や後片付け
などの作業性が良くなる。例えば、食事の配膳の時に
は、キッチンK側からトレイ37を引き出し、このトレ
イ37に載せてダイニングD側に食事を出せばよいし、
また後片付けの時には、ダイニングD側からトレイ37
を引き出し、このトレイ37に食べた後の汚れた食器等
を載せてキッチンK側へ運べばよい。こうすることによ
って、家族全員が、積極的に食事の配膳や後片付けに参
加するようになり、作業の効率が向上する。特に、前記
のようにアイランド型テーブル11と食卓用テーブル6
0とをつなげて一体とした場合には、小パートB2のダ
イニングD側に設けられた上部扉40は、縦回動した際
に食卓用テーブル60の天板60a上に載るように構成
されているので、この上部扉40を開けてトレイ37を
引き出すと、トレイ37は必然に食卓用テーブル60の
上に滑り出ることとなる。したがって、トレイ37の取
り出し作業がより容易でとなって使い易い。
【0030】また、アイランド型テーブル11は、キッ
チンKの床面上に設けられたレール52に沿って前後方
向に動くので、使う人の好み等に応じて適当な位置に移
動させて使うようにすれば、より使い勝手が向上し、作
業の能率が上がる。
【0031】なお、本発明のアイランドキッチンは、前
記実施例に限られるものではなく、各部材の形状や付帯
設備の種類、収納する電化製品の種類など、具体的構成
要件は、実施にあたり適宜変更可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアイラン
ドキッチンによれば、アイランド型テーブルに設けられ
たシンクおよび水道が、該アイランド型テーブルの天板
より下位に設けられた凹所内に納められており、該天板
より上方へ突出していないので、水道の水がアイランド
型テーブルの上に飛び散ったりすることがなく、ダイニ
ングに居る人には、キッチンKが常に清潔で美しい状態
に保たれているように見える。
【0033】また、アイランド型テーブルの両側端部に
は、該側端部を中心にそれぞれ回転テーブルが回転可能
に取付けられているので、これらの回転テーブルをアイ
ランド型テーブルの左右両側に引き出すように回転させ
れば、中に収納されている電化製品や食器を、ダイニン
グに居る人がその場で使用することができ、使い勝手が
向上する。また、このように、アイランド型テーブルに
よってキッチンとダイニングとの機能の連結が図れるよ
うになり、料理や食事等の作業の能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアイランドキッチンの一実施例を示す
斜視図である。
【図2】このアイランドキッチンに設置されるアイラン
ド型テーブルを示す正面図である。
【図3】同アイランド型テーブルの平面図である。
【図4】同アイランド型テーブルを水平面で切断した断
面図である。
【図5】同アイランド型テーブルの図2におけるV−V断
面図である。
【図6】同アイランド型テーブルの図2におけるVI−VI
断面図である。
【図7】同アイランド型テーブルの底面図である。
【図8】同アイランド型テーブルの側面図である。
【図9】同アイランド型テーブルの側面図である。
【図10】同アイランド型テーブルの図2におけるX−X
断面図である。
【図11】同アイランド型テーブルの図2におけるXI−
XI断面図である。
【図12】同アイランド型テーブルの図2におけるXII
−XII断面図である。
【図13】同アイランド型テーブルに付設されたシンク
および水道の構成を示す断面図である。
【図14】同アイランド型テーブルのキッチン側から見
た要部断面正面図である。
【図15】同アイランド型テーブルのダイニング側から
見た要部断面正面図である。
【符号の説明】
K キッチン D ダイニング 11 アイランド型テーブル 11a 天板 11b キャビネット 17 凹所 19 回転テーブル 20 回転テーブル 27 凹所 28 シンク 29 水道 43 凹所 45 回転テーブル 46 回転テーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キッチンとダイニングとの境界付近に設
    置され、上部の天板と該天板を支えるキャビネットから
    概略構成されたアイランド型テーブルを有してなるアイ
    ランドキッチンにおいて、 前記アイランド型テーブルの中央部付近には、天板より
    下位でかつキッチンに向く側の面に開口する凹所が設け
    られるとともに、該凹所内には、シンクおよび水道が設
    けられ、 また、このアイランド型テーブルの左右両端部には、天
    板より下位でかつ該アイランド型テーブルの側端面およ
    びキッチンに向く側の面に開口する凹所が設けられ、該
    凹所内には、収納スペースを確保した回転テーブルが、
    該アイランド型テーブルの両端部を中心に回転してその
    左右両側に引き出されるように設けられてなることを特
    徴とするアイランドキッチン。
JP3121490A 1991-05-27 1991-05-27 アイランドキツチン Pending JPH0576421A (ja)

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JP3121490A JPH0576421A (ja) 1991-05-27 1991-05-27 アイランドキツチン

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JP3121490A JPH0576421A (ja) 1991-05-27 1991-05-27 アイランドキツチン

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006025299A1 (ja) * 2004-09-03 2006-03-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 誘導加熱調理器とそれを設置するためのキャビネット
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