JPH02213307A - 食卓装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、複合機能を付与した食卓装置に関するもの
である。

（従来の技術） 従来、一般に使用されている食卓（ダイニングテーブル
）は、主目的が専ら食事をとるためのものであり、配置
のときには、食器棚から取り出した食器類を食卓上に並
べ、また、食事を終えた後は、使用された食器類を流し
へ運んで食器洗いに移るなどの食後の後片付けが必要と
なる。また、食卓にガス加熱器具、電気または電磁加熱
器具などの調理用加熱器具を付設し、食卓を囲んで調理
しながら食事をとるという複合機能を持つ食卓機構も知
られている。

（発明が解決しようとする課題） この発明は、前記した従来の食卓の使われ方が食卓の機
能そのものから一歩も進歩していない大勢において、ま
た、複合機能を有しているものであっても、食事の前後
における配膳、後片付けの面での配慮がなされておらず
、あくまでも食事を中心とした機能の域を脱していない
。そこで、この発明は、食卓（ダイニングテーブル）に
、少なくとも食器収納様能、食器洗浄機能を刊与し、こ
れら機能を複合させれば、前記した従来の食卓における
機能が−変し、食事中心の食卓機能が複合化して、家庭
生活環境にドウ・イツト・ニアセルフの精神の実行を導
入し、家庭内における各個人の行動の自立を促して、生
活行動に時間的裕りと幅をもたせ、個人的負担を軽減で
きるようにした食卓装置を提供し、従来の単機能の食卓
のイメージ、機能を一部させることを目的とするもので
ある。

〈課題を解決するための具体的手段） この発明は、前記した目的課題を解決するために発明さ
れたもので、天板と、食器洗い・手洗い用流しと、水切
り機能を有する収納部とを備えてなる点、食器洗い・手
洗い用流しと、水切り手段を有する収納部とを天板に配
置し、食器洗い・手洗い用流しの給排水を行なう給排水
機能部を前記天板の下部に配置してなる点、食器洗い・
手洗い用流しと、水切り手段と強制乾燥手段を有する収
納部とを天板の縁部にそって配置し、食器洗い・手洗い
用流しの給排水を行なう給排水機能部を天板の下部に配
置してなる点を具体的手段とするものである。

（発明の作用） この発明によれば、食卓に少なくとも食器収納機能、食
器洗浄機能を付与し、これら機能を複合させれ、食前、
食後の配膳、後片付けなどの作業が食卓を離れずに済ま
すことができ、食事を行なう各個人の参加により無駄な
く合理的に家事が処理できる。

（実施例） つぎに、この発明を図示の実施例により詳細に説明する
。

図において、符号１は、この発明に係る食卓装置であっ
て、食卓２を基本とし、この食卓２の天板３に食器・手
洗い用流し４ならびに収納部５が設置されている。図示
の天板３は、方形であるが、円形、楕円形のものも含ま
れ、支脚４を取付けて、食卓２が構成されているが、食
卓は、カウンター構造からなるものでもよく、この場合
には、天板は、カウンターのトッププレートから構成さ
れる。

天板３の縁部３１にそって、食器・手洗い用流し４と収
納部５とが配置されている。これらは、天板が方形の場
合、各角隅部に、他の平面形状の場合は、それぞれ適宜
、天板を囲んでの着座可能な間隔をおいて設置されるが
、設置個数は、それぞれ少なくとも一個であり、図示の
例では、四個（基）づつとなっている。

食器・手洗い用流し４は、天板にビルトインする構造の
ものであり、天板の角隅の一部を跳ね上げ構造とした上
蓋板４１の下側に、小型のシンク４２を設置し、これら
上蓋板とシンクとの間に煽り壁４３を介在させる構造と
し、上蓋板４１を跳ね上げ、天板面に寝かせ、煽り壁４
３を手前正面に引き、水平に保持する構造とし、シンク
４２を露出させ、シンクにそって配設した蛇口からの給
水で食器洗い、手洗いの用が足せる構造℃なっている。

上記の食器・手洗い用流しの構造は、シンクを収納引出
し方式とし、天板に吊設した収納引出しの内部にシンク
を取付け、該収納引出しを引出せば、シンクが使用可能
となる構造や、前面に開放したときに水平に保持される
煽り扉を天板下部の所望の位置に取付け、この煽り扉の
内面にシンクを取付け、該煽り扉を水平にしてシンクを
使用する構造にしてもよい。いずれの構造においても、
シンクには、蛇口が配設されており、該蛇口には、固定
構造のもの、フレキシブルホース接続による可動式のも
のが含まれる。該蛇口には、フレキシブホースにより後
記する給排水機能部から給水され、シンクの排水もフレ
キシブルホースを介して給排水機能部へ排水されるか、
または、前記シンクの排水口に排水受はタンクを＠脱自
由に設置し、この排水受はタンクに排水を一時的に貯溜
した後、該タンクを取外して本排水してもよい。なお、
シンクにおける食べ屑などの処理は、従来と同様に屑籠
で受けたり、さらに、前記シンクにディスポーザ（フレ
キシブルホースにより前記給排水機能部へ接続〉を接続
して処理することもできる。

前記した食器・手洗い用流しに隣接して、天板下面には
、収納部５が配置されている。この収納部は、引出し構
造のもので、基本的には、上下二段に分れ、上段は、食
器収納の引出し５１、下段は、水切りトレイからなる引
出し５２であって、引出し５１は、底部が水切りすの千
秋の通水構造になっており、水切り棚としての機能を有
し、複数段に区分されて、各々が水切り棚により仕切ら
れている構造のものも含まれる。また、引出し５１には
、強制乾燥構造、例えば、熱風吹出し口が設けられてい
て、後記する給排水機能部に設けた熱風発生装置から供
給される熱風が熱風吹出し口を介して引出し５１内に吹
き込まれ、内部に収納した食器類を乾燥させることもで
き、自然または強制対流乾燥にするため、該引出しの側
壁に通気孔を任意個数設けることもできる。引出し５２
は、水切りトレイを収納、または、それ自体水切りトレ
イとなる構造のもので、上段側の引出しから落ちる水、
水滴を受けるもので、水切りトレイで受けた水は、引出
し５２を引き出して適宜排水すればよい。

前記したシンクや収納部に間接的に接続して、給排水、
熱風供給などを行なう給排水機能部６は、天板の下部中
央に配置されたタワー状のもので、基本的な構造として
は、水道管ならびに排水管への接続構造を備え、必要に
応じて、電熱ヒータと送風ファンとを組合わせた熱風発
生供給装置、天板上面などの所望位置に配置した電気ま
たはガスコンセントへの電流またはガス供給機構が内蔵
されており、前記したシンクとの給排水、収納部への熱
風供給などを行なう。この給排水機能部は、タワー状（
または柱状）のものであるから、その断面形状によって
は、中央支脚として機能させ、天板を支持する支脚を省
略することもでき、また、天板をカウンタートッププレ
ートとして使用する場合には、カウンターベースの内部
に給排水機能部を構築することもできる。

前記の構造の食卓装置の実際の使用は、食前の配膳にあ
たっては、収納部５に収納されている食器を取出して配
膳すればよく、また、食後の後片付けには、食器・手洗
い用流し４を使用して、食卓を離れずに、食器洗いが済
ませることができ、さらに、洗い終えた食器類は、収納
部５に仕舞えばよく、食前、食後の仕事が食卓中心に手
軽に行なえ、食卓で食事をする個人個人が自分の責任で
前準備と後片付けを負担し合う。

（発明の効果） 前記のように、この発明によれば、天板と、食器洗い・
手洗い用流しと、水切り機能を有する収納部とを備えて
なるものであるから、食前の配膳にあたっては、収納部
に収納されている食器を取出して配膳すればよく、また
、食後の後片付けには、食器・手洗い用流しを使用して
、食卓を離れずに、食器洗いが済ませることができ、さ
らに、洗い終えた食器類は、収納部に仕舞えばよく、食
前、食後の仕事が食卓中心に手軽に行なえ、食卓で食事
をする個人個人が自分の責任で行なえ、食卓（ダイニン
グテーブル）に、少なくとも食器収納機能、食器洗浄機
能を付与し、これら機能を複合させれば、前記した従来
の食卓における機能が−変し、食事中心の食卓機能が複
合化して、家庭生活環境にドウ・イツト・ニアセルフの
精神の実行を導入し、家庭内における各個人の行動の自
立を促して、生活行動に時間的裕つと幅をもたせ、個人
的負担を軽減できるようにした食卓装置を提供し、従来
の単機能の食卓のイメージ、機能を一部させることがで
きるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、 この発明の一実施例における斜視 図である。 １・・・・・・食卓装置 ２・・・・・・食卓 ３・・・・・・天板 ４・・・・・・食器・手洗い用流し ５・・・・・・収納部

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）天板と、食器洗い・手洗い用流しと、水切り機能
   を有する収納部とを備えてなる食卓装置。
2. （２）食器洗い・手洗い用流しと、水切り手段を有する
   収納部とを天板に配置し、食器洗い・手洗い用流しの給
   排水を行なう給排水機能部を前記天板の下部に配置して
   なる食卓装置。
3. （３）食器洗い・手洗い用流しと、水切り手段と強制乾
   燥手段を有する収納部とを天板の縁部にそって配置し、
   食器洗い・手洗い用流しの給排水を行なう給排水機能部
   を天板の下部に配置してなる食卓装置。