JP3078694U - 縦形キッチンユニット - Google Patents

縦形キッチンユニット

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JP3078694U
JP3078694U JP2000009279U JP2000009279U JP3078694U JP 3078694 U JP3078694 U JP 3078694U JP 2000009279 U JP2000009279 U JP 2000009279U JP 2000009279 U JP2000009279 U JP 2000009279U JP 3078694 U JP3078694 U JP 3078694U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調理台やシンクが常時水平に並んで設置・固
定されており、スペースが狭くなり易く、又、金属光沢
を有する調理台、シンク等が常時露出し、色彩・触感が
冷たくなり易く、落ち着いた雰囲気が得られ難いと共
に、車椅子に乗って調理を行うことが極めて困難であっ
た。 【解決手段】 トールキャビネット11にシンク13、
水切り棚15、給湯・給水栓17、調理台18を備え、
使用するときは、シンク13がトールキャビネット11
の前方に略水平状に突出すると同時に水切り棚15がシ
ンク13の後方にセットされる一方、使用しないとき
は、シンク13がトールキャビネット11内に略縦状に
収納されると同時に水切り棚15がシンク13内に収容
されるように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は縦形キッチンユニットに関し、より詳細には、ワンルームマンション 等の比較的狭い部屋に設置し易く、車椅子でも使い易い縦形キッチンユニットに 関する。
【0002】
【従来の技術】
キャビネットにシンク、給湯・給水栓(カラン)、水切り棚、調理台等が装備 されたキッチンユニットとしては、従来から多くのものが開発されている。図6 は従来のこの種キッチンユニットを概略的に示した斜視図であり、図中70、7 1、72はキッチン、床、壁をそれぞれ示している。床71上には、略枠形状を した台輪61が壁72側に押し付けた態様で設置されている。台輪61上には略 箱形状をしたフロアーキャビネット62が載置されており、フロアーキャビネッ ト62の奥行き寸法はLF に設定されている。フロアーキャビネット62の前部 には両開き戸タイプのドア62aが取り付けられており、フロアーキャビネット 62内には、例えばびん類や包丁、鍋等の調理用器具(共に図示せず)が収納さ れている。フロアーキャビネット62下部と床71との間には蹴込部61aが形 成されており、蹴込部61aにより人(図示せず)がキッチンユニット60に近 接して立ち、調理が行い易いようになっている。フロアーキャビネット62の上 部には、ステンレス製の調理台63a及びシンク63bより構成されたワークト ップ63が取り付けられており、シンク63bは底面63c、側面63d、内縁 63e、デッキ63fにより構成されている。シンク63bの奥側部には給湯・ 給水栓64が設置されている。又、シンク63b上の前後方向には、平板68a に複数個の孔68bが形成された水切りプレート68が着脱可能、図中矢印B− C方向スライド可能に設置されている。
【0003】 ワークトップ63の上方には、略箱形状をしたウォールキャビネット65が配 設されている。ウォールキャビネット65の奥行き寸法LW はフロアーキャビネ ット62の奥行き寸法LF より短く設定され、かつワークトップ63とウォール キャビネット65との間隔は比較的に広いHW に設定されている。このような設 定により、調理する際、ワークトップ63の奥側まで見え易いようになっている 。ウォールキャビネット65の前部には開き戸タイプのドア65aが取り付けら れており、ウォールキャビネット65内には、例えば食器(図示せず)等が収納 されている。ウォールキャビネット65下部におけるシンク63a上方には、複 数個の金属棒66aより形成された水切り棚66が垂設されており、水切り棚6 6に水洗後の食器(図示せず)等を一時的に置くことにより、食器等に付着した 余分の水分をシンク63内に落し得るようになっている。ウォールキャビネット 65、フロアーキャビネット62等はこれらの両端部に取り付けられた側板67 を介して立体的に組み立てられている。これら台輪61、フロアーキャビネット 62、ワークトップ63、給湯・給水栓64、ウォールキャビネット65、水切 り棚66、側板67等を含んでキッチンユニット60が構成されている。
【0004】 このように構成されたキッチンユニット60を用いて調理を行う場合、まず調 理台63bで食材(図示せず)に下拵え処理を施した後、給水栓64を開き、食 材をシンク63b内で洗浄する。食材によっては水切りプレート68上に載せて 水切り処理を施す。又包丁等の調理用具(図示せず)を用い、ワークトップ63 やマナ板(図示せず)上で食材を所定の形状に切断する。次に鍋、フライパン、 トレイ等の調理器具(図示せず)中に食材を入れ、別に設けたコンロ、レンジ、 オーブン、グリル等の加熱手段(図示せず)を用いて加熱する。食事後はシンク 63b内において給湯栓64を開き、調理用具、調理器具、食器(図示せず)を 洗浄する。次に調理用具や食器を水切り棚66に一時的に置いて水切りを行い、 別に設けた乾燥器(図示せず)を用いて乾燥した後、フロアーキャビネット62 、ウォールキャビネット65等の所定箇所に収納する。
【0005】 又、歩行障害者が図示しない車椅子に座った状態でキッチンユニット60を用 いる場合、まずハンドリムを操作し、車椅子をフロアーキャビネット62に横付 けする。次に上半身をワークトップ63側に捻り、かつ車椅子を図中矢印BC方 向に繰り返し移動させつつ、上記した調理作業を行う。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記したキッチンユニット60においては、調理台63aやシンク63bが常 時水平に固定されている。したがって奥行き寸法LF が常に維持されることとな り、この結果、キッチンユニット60の設置面積を広く必要とし、ワンルームマ ンションやダイニングキッチン等に設置した場合、スペースがより狭くなり易い 。
【0007】 又、金属光沢を有する調理台63a、シンク63b、水切り棚66等が常時露 出しており、他の家具や内装品の色彩・触感に比べて冷たく、かつアンバランス に感じられ易く、この結果、落ち着いた雰囲気が得られ難い。
【0008】 又、ウォールキャビネット65の前下部により視線が遮られ易く、ワークトッ プ63の奥側が見え難い。これを防止するには、ワークトップ63とウォールキ ャビネット65との間隔HW を広く設定すると共に、ウォールキャビネット65 の奥行き寸法LW を短く設定する必要がある。すると必然的にウォールキャビネ ット65の位置が高くなり、この結果、ウォールキャビネット65への収納・取 り出し作業が困難となり易い。
【0009】 又、フロアーキャビネット62に車椅子の側面を接近させると、ハンドリルを 掴むのが難しくなり、ハンドリムを操作して車椅子をフロアーキャビネット62 に横付けしたり、あるいはフロアーキャビネット62に沿って図中矢印B−C方 向へ移動させることが困難となる。又、上半身を捻った状態で調理作業を行う必 要があり、身体に大きな負担が生じ易い。
【0010】 本考案は上記課題に鑑みなされたものであり、シンクに近接して調理台等を立 体的、並列的に設置することができ、使用するときは、移動が少なく効率的に調 理を行うことができると共に、車椅子でも容易に対応することができ、使用しな いときは、シンク、調理台、水切り棚をコンパクトに収納して設置平面積を狭め ることができ、キッチンを広く使用することを可能にすると共に、落ち着いた雰 囲気にすることができる縦形キッチンユニットを提供することを目的としている 。
【0011】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記目的を達成するために本考案に係る縦形キッチンユニット(1)は、トー ルキャビネットにシンク、水切り棚、給湯・給水栓、調理台等を備えた縦形キッ チンユニットにおいて、使用するときは、少なくとも前記シンクが前記トールキ ャビネットの前方に略水平状に突出すると同時に前記水切り棚が前記シンクの後 方にセットされる一方、使用しないときは、少なくとも前記シンクが前記トール キャビネット内に略縦状に収納されると同時に前記水切り棚が前記シンク内に略 収容されるように構成されていることを特徴としている。 上記した縦形キッチンユニット(1)によれば、使用するとき、前記シンク等 が前記トールキャビネットの前方に略水平状に突出すると同時に前記水切り棚が 前記シンクの後方にセットされており、前記シンクの後側まで広く観察・活用し 得るので、食材、食器、調理用具、調理器具等を効率的に洗浄すると共に、前記 水切り棚に食器等を一時的に置いて、これに水切りを施すことができる。一方、 使用しないとき、前記シンクや前記水切り棚等が前記トールキャビネット内にコ ンパクトに収納されるので、奥行き方向の占有面積を狭めることができ、この結 果、キッチンを広く取ることができると共に、金属光沢を有する前記シンク、前 記水切り棚等を隠し、キッチンを落ち着いた雰囲気にすることができる。
【0012】 また本考案に係る縦形キッチンユニット(2)は、トールキャビネットにシン ク、水切り棚、給湯・給水栓、調理台等を備えた縦形キッチンユニットにおいて 、前記シンクが回転体に取り付けられ、該回転体が前記トールキャビネットの前 部水平軸に約90°回転可能に支持されると共に、前記水切り棚の一端部が前記 シンクに常時接触し、前記水切り棚の他端部が前記トールキャビネットの後部水 平軸に回転可能に支持される一方、前記シンク上に前記調理台及び前記給湯・給 水栓が立体的に設置されていることを特徴としている。 上記した縦形キッチンユニット(2)によれば、前記回転体を前方に回転させ るにつれて、前記シンクが前記トールキャビネットより前方に略水平状に突出す ると共に、前記水切り棚が前記シンクに沿いつつ回転し、これを前記シンクの後 側に自動的にセットすることができる。又前記回転体を後方に回転させるにつれ て、前記シンクが前記トールキャビネット内に略縦状に収納されると共に、前記 水切り棚が前記シンクに沿いつつ回転し、これを前記シンク内に収容することが できる。又、前記シンクが突出しているため、該シンクに接近して前記調理台及 び前記給湯・給水栓を立体的に設置することが可能となり、この結果、前記調理 台及び前記給湯・給水栓を用いて容易に、かつ移動することなく調理を行うこと ができると共に、従来別に設けていた調理台の占有面積を削減することができる 。
【0013】 また本考案に係る縦形キッチンユニット(3)は、トールキャビネットにシン ク、水切り棚、給湯・給水栓、調理台等を備えた縦形キッチンユニットにおいて 、前記シンク及び調理台が並列的に回転体に取り付けられ、該回転体が前記トー ルキャビネットの前部水平軸に約90°回転可能に支持されると共に、前記水切 り棚の一端部が前記シンクに常時接触し、前記水切り棚の他端部が前記トールキ ャビネットの後部水平軸に回転可能に支持される一方、前記シンク上に加熱手段 や前記給湯・給水栓が立体的に設置されていることを特徴としている。 上記した縦形キッチンユニット(3)によれば、前記回転体を前方に回転させ るにつれて、前記シンク及び前記調理台が前記トールキャビネットより前方に略 水平状に突出すると共に、前記水切り棚が前記シンクに沿いつつ回転し、これを 前記シンクの後側に自動的にセットすることができる。又前記回転体を後方に回 転させるにつれて、前記シンク及び前記調理台が前記トールキャビネット内に略 縦状に収納されると共に、前記水切り棚が前記シンクに沿いつつ回転し、これを 前記シンク内に収容することができる。又、前記シンク及び前記調理台が突出し ているため、該シンク及び前記調理台に接近して加熱手段及び前記給湯・給水栓 を立体的に設置することが可能となり、この結果、前記加熱手段及び前記給湯・ 給水栓を用いて容易に、かつ移動することなく調理を行うことができると共に、 前記加熱手段の占有面積を削減することができる。
【0014】 また本考案に係る縦形キッチンユニット(4)は、上記縦形キッチンユニット (2)又は(3)において、前記回転体が約90°前方向に回転した際、該回転 体の下部の位置が、少なくとも車椅子に座った人の膝が入る高さに設定されてい ることを特徴としている。 上記した縦形キッチンユニット(4)によれば、車椅子に座った人が少なくと も膝を前記回転体の下に潜らせつつ、前記シンクや前記調理台に接近することが でき、この結果、容易に調理を行うことができる。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る縦形キッチンユニットの実施の形態を図面に基づいて説明 する。なお、従来例と同一機能を有する構成部品には同一の符号を付すこととす る。 図1は実施の形態(1)に係る縦形キッチンユニットを概略的に示した模式図 であり、(a)は正面図、(b)は(a)におけるA−A線断面図を示している 。又、図2は実施の形態(1)に係る縦形キッチンユニットの主要部を概略的に 示した斜視図である。トールキャビネット(Tall Cabinet、以下、単にキャビネ ットと記す)11の角部には前柱11a、後柱11pが2個ずつ立設され、柱1 1a、11pの両側、下部、上部、及び後柱11pの後側にはそれぞれサイドパ ネル11b、ボトムパネル11d、トップパネル11e、バックパネル11cが 取り付けられ、柱11a、11bの所定箇所には棚11f、11gが略水平に取 り付けられている。キャビネット11前部の所定箇所には前部水平軸(以下、単 に水平軸と記す)11mが形成され、キャビネット11後部の所定箇所には後部 水平軸(以下、単に水平軸と記す)11nが形成されている。キャビネット11 a前部の所定箇所には両開き戸タイプのドア11h〜11jがそれぞれ取り付け られ、ドア11h〜11jには開閉用の把手11kが形成されている。これら柱 11a、11p、パネル11b〜11e、棚11f、11g、水平軸11m、1 1n、ドア11h〜11j等を含んでキャビネット11が構成されている。キャ ビネット11は壁72側に押し付けた態様で床71上に設置されている。
【0016】 水平軸11mには回転体12が回転可能に支持されており、回転体12は前板 部12a、底板部12d、両側板部12c等により略箱形状に形成され、底板部 12dには回転時の作用点となる把手12bが形成されている。回転体12の上 部には例えばステンレス鋼製の略縁付箱形状をしたシンク13が取り付けられて おり、シンク13は底面13a、側面13b、内縁13c、デッキ13d等を含 んで構成されている。そして回転体12が図中矢印D(前)方向に回転すると、 回転体12及びシンク13が突出する。又、回転体12の所定箇所にはストッパ 12eが取り付けられており、ストッパ12eが前柱11aに当接すると、回転 体12の回転が停止すると共に、係止手段(図示せず)が作動してシンク13が 略水平に維持されるようになっている。一方、回転体12が図中矢印E(後)方 向に回転すると、回転体12及びシンク13がキャビネット11内に収納される 。後柱11pの所定箇所にはブラケット形状のストッパ12fが取り付けられて おり、ストッパ12fにデッキ13dの後端部が当接すると、回転体12の回転 が停止すると共に、係止手段(図示せず)が作動し、一点鎖線で示したように、 シンク33が縦状に維持されるようになっている(図1(b))。
【0017】 水平軸11nには、所定長さの水切り棚15の一端部15aが回転可能に支持 されており、水切り棚15は自重により常時下方に付勢されている。水切り棚1 5は、平板状の水受け部15cとこの上に配設された金属棒製の水切り部15d とにより構成されている(図2)。水が水受け部15cを伝わってシンク13内 に流れ易いように、水切り棚15の他端部15bがシンク13の内縁13c内側 に臨む一方、一端部15a側を支持する水平軸11nはシンク13より若干高い 位置に設定されている。水平軸11nの下方には所定の略三角柱形状をした位置 決めブロック15eが取り付けられており、位置決めブロック15eの主面で支 持されることにより、水切り棚15の他端部15bが位置決めされるようになっ ている。
【0018】 図3は実施の形態(1)に係る縦形キッチンユニットのシンク及び水切り棚の 動作及び寸法設定の方法を説明するために概略的に示した拡大側面断面図であり 、図中11a、11pは柱、11cはバックパネル、11m、11nは水平軸、 12e、12fはストッパ、13a、13b、13c、13dはシンクの底面、 側面、内縁、デッキをそれぞれ示している。又、13は水平状態のシンク、23 は水平軸11m、11nを結ぶ位置まで傾いた状態のシンク、33は縦に収納さ れた状態のシンクを示している。又、シンク13、23、33に接触する水切り 棚はそれぞれ15、25、35で示している。
【0019】 水平軸11mを回転中心としたとき、デッキ13d後端部までの距離L1 の回 転軌跡N、F、Gがバックパネル11cに接触しないように、キャビネット11 aの奥行き寸法L2 、柱11a、11pの厚さd、水平軸11mとデッキ13e 上面との距離L3 、前柱11aとデッキ13d後端部との距離L4 のいずれかの 寸法、あるいはこれらの組み合わせ寸法が設定されている。次に水平軸11mと 内縁13c後端部との距離をL5 、水平軸11nと底面13aとの距離をL6 、 水平軸11nと内縁13c後端部との距離をL7 とする。水平軸11mを回転中 心とする半径L5 の回転軌跡K、H、I、Mと、水平軸11nを回転中心とする 半径L6 の回転軌跡K、Mと、水平軸11nを回転中心とする半径L7 の回転軌 跡H、Iとにより取り囲まれた範囲内に他端部15bが入るように、水切り棚1 5の長さLが設定される。
【0020】 このように設定されたシンク、及び水切り棚の場合、当初、シンク13の内縁 13c後端部に支持されていた水切り棚15の他端部15bは、図中矢印E方向 へのシンク13の回転につれて、自重により降下し、シンク23の側面13b後 端部に沿いつつ、常時これにより支持される。そして水切り棚35の他端部15 bがストッパ12fに当接すると、回転軌跡H、I、J、Kの範囲内に位置決め されつつ、水切り棚35が停止する。一方、シンク23はさらに回転し、デッキ 13dの後端部がストッパ12fに当接すると、シンク33が停止する。逆に、 シンク33を図中矢印D方向に回転してゆくと、途中、デッキ13d後端部によ り水切り棚35の他端部15bがすくい上げられる。そしてシンク13に装備さ れたストッパ12eが前柱11aに当接すると、略水平な状態でシンク13が停 止すると同時に、他端部15bが内縁13c後端部により支持され、水切り棚1 5がシンク13の後方にセットされる。
【0021】 図1に示すように、シンク13の排水口13eは耐食性や強度を有するフレキ シブルチューブ14a、排水トラップ14b、排水管14cを介して外部の排水 系(図示せず)に接続されている。排水トラップ14bにより、臭気が排水口1 3fを介してキッチン(図示せず)側に漏れるのが阻止されるようになっている 。又、フレキシブルチューブ14aは曲がり易いので、シンク13が回転しても 追従し得るようになっている。
【0022】 又、略縦状にシンク33を収納したとき、回転体12の前板部12aと棚11 fとの間にはスペースSが開口している。棚11fの前部には、スペースSと同 様の略板形状をしたフリッパードア16が回転可能に取り付けられている。そし てシンク13を用いるとき、フリッパードア16の一端部16aを棚11f側に 引き上げ・固定した後、回転体12をD方向に回転させる。一方、シンク13が 収納された後は、一点鎖線で示したように、フリッパードア16を垂下させてス ペースSを閉じると共に、前板部12aに係止・固定させるようになっている。
【0023】 棚11f上には調理台18が設置されている。又棚11f上近傍のサイドパネ ル11bには、給湯管17a、給水管17bが取り付けられており、給湯管17 a、給水管17bはつまみ17c、17dを介して蛇口17eに接続されている 。つまみ17c、17dはサイドパネル11b前部近傍に設けられており、人8 0が手元で操作し易いようになっている。蛇口17eは水平面内回転可能に取り 付けられており、使用中、蛇口17eの先端はシンク13上に配置される一方、 使用後は棚11f上に収容され、ドア11iが閉じられるようになっている。こ れら給湯管17a、給水管17b、つまみ17c、17d、蛇口17e等を含ん で給湯・給水栓17が構成されている。これらキャビネット11、回転体12、 シンク13、水切り棚15、給湯・給水栓17、調理台18等を含んで縦形キッ チンユニット10が構成されている。
【0024】 このように構成された縦形キッチンユニット10を用いて調理を行う場合、ま ずフリッパードアー16を開き、回転体12の係止を解除した後、把手12bを 下げて回転体12を手前側に約90°回転させる。すると回転体12が係止され 、シンク13が略水平状に突出すると同時に、水切り棚15がシンク13の後方 にセットされる。又、ドアー11iを開き、蛇口17eをシンク13の上方に移 動させる。
【0025】 次に人80が回転体12に腹部81を付けて立ち、調理台18上又はシンク1 3内で食材(図示せず)に下拵え処理を施した後、給湯・給水栓17を開き、食 材をシンク13内で洗浄する。この場合、シンク13が突出しているため、シン ク13と棚11fとの間隔が小さいにも拘らず、目線82をシンク13の後端部 まで届かせることができる。食材によっては、シンク13上に載置した水切りプ レート68(図6)を用いて水切り処理を施す。次に包丁等の調理用具(図示せ ず)を用い、調理台18あるいはシンク13上に載置したマナ板(図示せず)上 において、食材を所定の形状に切断する。この場合、シンク13と棚11fとの 距離が狭いので、調理台18においても楽に調理を行うことができる。次に鍋、 フライパン、トレイ等の調理器具(図示せず)に食材を入れ、別に設けたコンロ 、レンジ、オーブン、グリル等の加熱手段(図示せず)を用いて加熱する。
【0026】 食事後、人80は再び回転体12に腹部81を付けて立ち、給湯・給水栓17 を開き、シンク13内において調理用具、調理器具、食器(図示せず)を洗浄す る。次に調理用具や食器を水切り棚15上に一時的に置いて水切りを行い、別に 設けた乾燥器(図示せず)を用いて乾燥した後、棚11g等の所定箇所に収納す る。
【0027】 次に回転体12の係止を解除し、回転体12を後側に約90°回転させる。す ると回転体12が係止され、シンク13がキャビネット11内に縦状に収納され ると同時に、水切り棚15がシンク13内の所定箇所に収容される。そしてフリ ッパードアー16を閉じてロックすると共に、蛇口17eを棚11f内に収容し 、ドアー11iを閉じると調理が終了する。
【0028】 上記説明から明らかなように、実施の形態(1)に係る縦形キッチンユニット 10では、使用するとき、シンク13がキャビネット11の前方に略水平状に突 出すると同時に水切り棚15がシンク13の後方にセットされており、シンク1 3の後側まで広く観察・活用し得るので、食材、食器、調理用具、調理器具等を 効率的に洗浄すると共に、水切り棚15に食器等を一時的に置いて、これに水切 りを施すことができる。一方、使用しないとき、シンク13や水切り棚15がキ ャビネット11内にコンパクトに収納されるので、奥行き方向の占有面積を狭め ることができ、この結果、キッチンを広く取ることができると共に、金属光沢を 有するシンク13、水切り棚15を隠し、キッチンを落ち着いた雰囲気にするこ とができる。
【0029】 又、実施の形態(1)に係る縦形キッチンユニット10では、回転体12を前 方に回転させるにつれて、シンク13がキャビネット11より前方に略水平状に 突出すると共に、水切り棚15がシンク13に沿いつつ回転し、これをシンク1 3の後側に自動的にセットすることができる。又回転体12を後方に回転させる につれて、シンク13がキャビネット11内に略縦状に収納されると共に、水切 り棚15がシンク13に沿いつつ回転し、これをシンク13内に収容することが できる。又、シンク13が突出しているため、シンク13に接近して調理台18 及び給湯・給水栓17を立体的に設置することが可能となり、この結果、調理台 18及び給湯・給水栓17を用いて容易に、かつ移動することなく調理を行うこ とができると共に、従来別に設けていた調理台の占有面積を削減することができ る。
【0030】 なお、実施の形態(1)に係る縦形キッチンユニット10では、棚11f上に 調理台18を設置した場合について説明したが、調理はシンク13上に図示せぬ マナ板を置いて調理を行うようにしてもよく、この場合、棚11fには加熱手段 が設置されてもよい。
【0031】 又、実施の形態(1)に係る縦形キッチンユニット10では、フリッパードア 16を設けた場合について説明したが、図4、図5に示した場合のように、回転 体に延長部を設けてフリッパードアを無くすと共に、マナ板が収容されるように 構成されてもよい。
【0032】 図4は実施の形態(2)に係る縦形キッチンユニットを概略的に示した正面図 であり、図5は図4に示した縦形キッチンユニットのA−A線断面図である。ト ールキャビネット(以下、単にキャビネットと記す)41は図1、図2に示した ものより幾分幅広く形成されている。キャビネット41前部における回転体42 の下方には、引き違い戸タイプのドア41hが取り付けられており、引き違い戸 タイプのため、車椅子90に腰かけていても、移動することなく、その位置で容 易にドア41hを開閉し得るようになっている。
【0033】 回転体42の底板部42dからは延長部42gが延設されており、回転体42 が後方に約90°回転したとき、延長部42gによりスペースSが自動的に閉じ られるようになっている。又、延長部42gには幅がWのマナ板49が載置・収 容されるようになっている。又、底板部42d及び延長部42gの高さは、少な くとも車椅子90に腰かけた人の膝83が入る高さHに設定されており、できれ ば、車椅子90のひじ掛け部91の高さに設定することが望ましい。
【0034】 回転体42の上部にはワークトップ51が取り付けられており、ワークトップ 51は、図1、図2に示したものと略同様のシンク43及び調理台48により一 体的に構成されている。そして回転体42が回転すると、ワークトップ51も同 様に回転し、図1〜図3に示したものと同様、シンク43の回転につれて水切り 棚45が所定範囲内を回転するようになっている。
【0035】 棚41f上には例えばコンロ等の加熱手段52が設置されている。又、棚41 f近傍のサイドパネル41bには、図1に示したものと同様の給湯・給水栓47 が設置されている。その他の構成は図1〜図3に示したものと略同様であるので 、ここではその構成の詳細な説明は省略することとする。これらキャビネット4 1、回転体42、ワークトップ51、水切り棚46、給湯・給水栓47、加熱手 段52等を含んで縦形キッチンユニット40が構成されている。
【0036】 このように構成された縦形キッチンユニット40を用い、車椅子90に座って 調理を行う場合、まず車椅子90を操作してユニット40近傍に近付き、回転体 42の係止を解除した後、回転体42を手前側に約90°回転させる。すると回 転体42が係止され、ワークトップ51が略水平状に突出すると同時に、水切り 棚45がシンク43の後方にセットされる。
【0037】 次に車椅子90を操作し、回転体42の下方に膝83を挿入し、身体80をな るべく回転体42に近づける。そして調理台48上又はシンク43内で食材(図 示せず)に下拵え処理を施した後、給湯・給水栓47を開いて食材をシンク43 内で洗浄する。食材によっては、シンク43上に載置した水切りプレート68( 図6)を用いて水切り処理を施す。次に回転体42前部よりマナ板49を取り出 して調理台48上に置く。マナ板49は手前にあるため、きわめて容易に取り出 せる。そして包丁等の調理用具(図示せず)を用い、マナ板49上において食材 を所定の形状に切断する。次に鍋、フライパン、トレイ等の調理器具(図示せず )に食材を入れ、コンロ等の加熱手段52を用いて加熱する。
【0038】 食事後、車椅子90を操作して膝83を回転体42の下方に挿入し、シンク4 3内において調理用具、調理器具、食器(図示せず)を洗浄する。次に調理用具 や食器を水切り棚45上に一時的に置いて水切りを行い、別に設けた乾燥器(図 示せず)を用いて乾燥した後、所定箇所に収納する。マナ板49は回転体42の 延長部42g上に格納する。次に回転体42の係止を解除し、マナ板49が格納 された状態で、回転体42を後側に約90°回転させる。すると回転体42が係 止され、シンク43がキャビネット41内に縦状に収納されると同時に、水切り 棚45がシンク43内の所定箇所に収容される。
【0039】 上記説明より明らかなように、実施の形態(2)に係る縦形キッチンユニット 40では、使用するとき、シンク43、調理台48がキャビネット41の前方に 略水平状に突出すると同時に水切り棚45がシンク43の後方にセットされてお り、シンク43の後側まで広く観察・活用し得るので、食材、食器、調理用具、 調理器具等を効率的に洗浄すると共に、水切り棚45に食器等を一時的に置いて 、これに水切りを施すことができる。一方、使用しないとき、シンク43や水切 り棚45、調理台48がキャビネット41内にコンパクトに収納されるので、奥 行き方向の占有面積を狭めることができ、この結果、キッチンを広く取ることが できると共に、金属光沢を有するシンク43、水切り棚45、調理台48を隠し 、キッチンを落ち着いた雰囲気にすることができる。
【0040】 又、実施の形態(2)に係る縦形キッチンユニット40では、回転体42を前 方に回転させるにつれて、シンク43及び調理台48がキャビネット41より前 方に略水平状に突出すると共に、水切り棚45がシンク43に沿いつつ回転し、 これをシンク43の後側に自動的にセットすることができる。又回転体42を後 方に回転させるにつれて、シンク43及び調理台48がキャビネット41内に略 縦状に収納されると共に、水切り棚45がシンク43に沿いつつ回転し、これを 前記シンク43内に収容することができる。又、シンク43及び調理台48が突 出しているため、シンク43及び調理台48に接近して加熱手段52及び給湯・ 給水栓47を立体的に設置することが可能となり、この結果、加熱手段52及び 給湯・給水栓47を用いて容易に、かつ移動することなく調理を行うことができ ると共に、加熱手段52の占有面積を削減することができる。
【0041】 又、実施の形態(2)に係る縦形キッチンユニット40では、車椅子90に座 った人80が膝83を回転体42の下に潜らせつつ、シンク43や調理台48に 接近することができ、この結果、容易に調理を行うことができる。
【0042】 なお、実施の形態(2)に係る縦形キッチンユニット40では、延長部42g が形成されている場合について説明したが、別の実施の形態では、図1〜図3に 示したように延長部42gが無い一方、フリッパードアが設置されてもよい。
【0043】 又、実施の形態(2)に係る縦形キッチンユニット40では、回転体42下部 が膝83の入る高さである場合について説明したが、別の実施の形態では、マナ 板49の格納箇所を無くし、回転体42の底板部42dを底揚げすることにより 、車椅子90の肘掛け部91を挿入するようにしてもよく、この場合、人体80 をワークトップ51に一層近付けることができる。
【0044】 又、実施の形態(2)に係る縦形キッチンユニット40では、回転体42にお ける調理台48の後方には水切り棚45が設置されていない場合について説明し たが、別の実施の形態では、別の水切り棚を設置してもよく、この場合、より多 くの調理用具、調理器具、食器の水切りを行うことができる。
【0045】 又、実施の形態(1)、(2)に係る縦形キッチンユニット10、40では、 いずれも金属棒製の水切り部15dを用いた場合について説明したが、別の実施 の形態では、網や孔明け板等を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る縦形キッチンユニットの実施の形
態(1)を概略的に示した模式図であり、(a)は正面
図、(b)は(a)におけるA−A線断面図を示してい
る。
【図2】実施の形態(1)に係る縦形キッチンユニット
の主要部を概略的に示した斜視図である。
【図3】実施の形態(1)に係る縦形キッチンユニット
のシンク及び水切り棚の動作及び寸法設定の方法を説明
するために概略的に示した拡大側面断面図である。
【図4】実施の形態(2)に係る縦形キッチンユニット
を概略的に示した正面図である。
【図5】図4に示した実施の形態(2)に係る縦形キッ
チンユニットのA−A線断面図である。
【図6】従来のキッチンユニットを概略的に示した斜視
図である。
【符号の説明】
10 縦形キッチンユニット 11 トールキャビネット 13 シンク 15 水切り棚 17 給湯・給水栓 18 調理台

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トールキャビネットにシンク、水切り
    棚、給湯・給水栓、調理台等を備えた縦形キッチンユニ
    ットにおいて、使用するときは、少なくとも前記シンク
    が前記トールキャビネットの前方に略水平状に突出する
    と同時に前記水切り棚が前記シンクの後方にセットされ
    る一方、使用しないときは、少なくとも前記シンクが前
    記トールキャビネット内に略縦状に収納されると同時に
    前記水切り棚が前記シンク内に略収容されるように構成
    されていることを特徴とする縦形キッチンユニット。
  2. 【請求項2】 トールキャビネットにシンク、水切り
    棚、給湯・給水栓、調理台等を備えた縦形キッチンユニ
    ットにおいて、前記シンクが回転体に取り付けられ、該
    回転体が前記トールキャビネットの前部水平軸に約90
    °回転可能に支持されると共に、前記水切り棚の一端部
    が前記シンクに常時接触し、前記水切り棚の他端部が前
    記トールキャビネットの後部水平軸に回転可能に支持さ
    れる一方、前記シンク上に前記調理台及び前記給湯・給
    水栓が立体的に設置されていることを特徴とする縦形キ
    ッチンユニット。
  3. 【請求項3】 トールキャビネットにシンク、水切り
    棚、給湯・給水栓、調理台等を備えた縦形キッチンユニ
    ットにおいて、前記シンク及び調理台が並列的に回転体
    に取り付けられ、該回転体が前記トールキャビネットの
    前部水平軸に約90°回転可能に支持されると共に、前
    記水切り棚の一端部が前記シンクに常時接触し、前記水
    切り棚の他端部が前記トールキャビネットの後部水平軸
    に回転可能に支持される一方、前記シンク上に前記給湯
    ・給水栓が立体的に設置されていることを特徴とする縦
    形キッチンユニット。
  4. 【請求項4】 前記回転体が約90°前方向に回転した
    際、該回転体の下部の位置が、少なくとも車椅子に座っ
    た人の膝が入る高さに設定されていることを特徴とする
    請求項2又は請求項3に記載の縦形キッチンユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010069058A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Index Japan:Kk キッチンユニットおよびそれを備えた住宅構造

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