JPH04281925A - 調理台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、調理台の改良に関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術及びその課題】従来の調理台には深いシン
クのみが形成されているため、このシンク内では調理を
行うことができず、カウンター上に出して魚等を調理す
る際に滴等が滴り落ちてしまい、使い勝手が悪いという
問題点があった。

【０００３】

【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、使い勝手の良好な調理
台を提供せんことを目的とし、その第１の要旨は、浅く
形成された調理用シンクを備え、該調理用シンク内に、
水切りボール及び／又は水受けボールを装着可能な底部
に排水口を有するボール穴を形成したことである。又、
第２の要旨は、前記調理用シンクとは別に下洗い用の深
いシンクを備えていることである。又、第３の要旨は、
浅く形成された調理用シンクと、深く形成された下洗い
用シンクが上面の両側方側にそれぞれ配置されているこ
とである。又、第４の要旨は、調理用シンクと下洗い用
シンクの中央部にコンロが配置されていることである。

【０００４】

【作用】浅く形成された調理用シンク内には水切りボー
ル又は水受けボールを装着可能なボール穴が形成されて
いるため、調理材料を水切りボール又は水受けボール内
に入れておき、調理用シンク内でそれらを良好に調理す
ることができる。又、この調理用シンクとは別に深いシ
ンクを備えたことにより、別途この深いシンク内で洗い
物を良好に行うことができる。又、浅い調理用シンクと
深い下洗い用シンクを両側に配置させたため、別個の用
途のためにそれぞれのシンクの使用が可能となる。又、
中央部にコンロを配置することにより、より機能的に調
理を行うことができる。

【０００５】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は流し台の斜視構成図であり、流し台１の上
面はカウンター２で形成されており、このカウンター２
の前面側中央部は抉られて湾曲状の湾曲部２ａが形成さ
れている。又、カウンター２の図示右側方には深い下洗
い用シンク３が形成されており、その底部には排水口４
が形成されている。

【０００６】又、この下洗い用シンク３の後部にはスポ
ンジ等を入れておくことのできるポケット５が凹み状に
形成されており、このポケット５には別途図示しない蓋
を着脱させることができる。又、ポケット５の左側部に
はシングルレバー式の混合水栓２４を取り付けるための
混合水栓取付孔６が形成されている。又、その左側には
液体洗剤吐出管２５を取り付けるための取付孔３１が形
成され、さらにその左側には浄水吐出管２６を取り付け
るための取付孔７が形成されている。

【０００７】さらにカウンター２の中央部であって前記
下洗い用シンク３の左側部には３個のコンロ８ａ，８ｂ
，８ｃを有するコンロ部８が配置され、各コンロ８ａ，
８ｂ，８ｃは円弧状に配置されている。

【０００８】又、このコンロ部８の左側方には浅く形成
された調理用シンク９が配置されており、この調理用タ
ンク９はカウンター２の中央部に向かって延出形成され
ている。又、調理用シンク９内の左部位には深いボール
穴１０が形成されており、このボール穴１０の底部には
排水口１１が形成されている。このボール穴１０内には
水受けボール１３を上方側より装着することができ、又
、水切りボール１４も装着可能となっており、水受けボ
ール１３及び水切りボール１４は重ね合わせた状態でも
ボール穴１０内に装着可能なものとなっている。このボ
ール穴１０の近傍には水栓２７取付用の取付孔１２が形
成されている。

【０００９】又、カウンター２の前面下部中央には前記
コンロ部８のためのグリルＧが配置され、その両側方に
は引き出し２８，２８を挿着可能な引き出しスペース１
５，１５が形成されている。又、その下部は収納空間Ｓ
１〜Ｓ５となっており、例えば右側の収納空間Ｓ１内に
は食器洗い器等を収納させることができ、その側方の収
納空間Ｓ２には例えばゴミ箱を収納可能である。又、中
央部の収納空間Ｓ３には上下に２以上の引き出し可能な
スライド棚２９を収納させることができる。又、収納空
間Ｓ４には引き出し３０を挿着することができる。又、
収納空間Ｓ５は調味料等を入れるスペースとして利用す
ることができる。

【００１０】尚、図２はキッチン内に設置した状態の正
面図であり、この設置状態においては、流し台１の上部
に側壁板１６，１６と後方側に後壁板１７，１７，１７
が配置され、流し台１のカウンター２の周囲がこれらの
側壁板１６，１６及び後壁板１７，１７，１７で囲われ
、側方の後壁板１７，１７には複数段で棚板１８，１８
を設けることができ、さらに中央の後壁板１７には調理
用具を掛けるためのバー１９を設置することができる。

【００１１】さらに後壁板１７，１７，１７の上部には
図３に示すような化粧棚板２０を設置することができ、
この化粧棚板２０の中央部にファンを内蔵したフードカ
バー２１を立設させて換気扇として使用することができ
、さらに化粧棚板２０には作業用照明ランプ２２，２２
と、照明用の蛍光灯２３，２３を設置しておくことがで
きる。

【００１２】このような構造の流し台においては、カウ
ンターの前面中央部が抉られた湾曲部２ａとなっている
ため、作業時に作業者はこの前部に立って調理を行うこ
とができ、横方向に移動することなく体を回転させて前
記下洗い用シンク３，調理用シンク９，コンロ部８を効
率よく使用することができる。

【００１３】

【発明の効果】本発明の調理台は、浅く形成された調理
用シンクを備え、該調理用シンク内に、水切りボール及
び／又は水受けボールを装着可能な底部に排水口を有す
るボール穴が形成されていることにより、調理用シンク
内で魚等の調理を良好に行うことができ、しかもボール
穴内に水受けボール又は水切りボールを挿着させて、材
料をこの中に良好に入れる等して機能的に使用すること
が可能となる。又、調理用シンクとは別に深い下洗い用
のシンクを備えたことにより、各シンクを別々の用途に
有効利用して効率よく調理及び洗い物を行うことができ
る。さらに、調理用シンクと下洗い用シンクを両側方側
にそれぞれ配置させることにより、より効率的に各シン
クを別々の用途で同時に使用することができ、調理作業
の効率化が図れる。さらに、中央部にコンロを配置する
ことにより、何れのシンク側からでも調理物等を取り出
して、より効率的に調理を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】流し台の斜視構成図である。

【図２】流し台をキッチンに設置した状態の正面構成図
である。

【図３】流し台上部に設置される化粧棚とフードカバー
の斜視構成図である。

【符号の説明】

１　　流し台 ２　　カウンター ２ａ　　湾曲部 ３　　下洗い用シンク ８　　コンロ部 ９　　調理用シンク １０　　ボール穴 １１　　排水口 １３　　水受けボール １４　　水切りボール １６　　側壁板 １７　　後壁板 ２０　　化粧棚板 ２１　　フードカバー

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　浅く形成された調理用シンクを備え、
   該調理用シンク内に、水切りボール及び／又は水受けボ
   ールを装着可能な底部に排水口を有するボール穴を形成
   したことを特徴とする調理台。
2. 【請求項２】　　前記調理用シンクとは別に下洗い用の
   深いシンクを備えていることを特徴とする請求項１の調
   理台。
3. 【請求項３】　　浅く形成された調理用シンクと、深く
   形成された下洗い用シンクが上面の両側方側にそれぞれ
   配置されていることを特徴とする調理台。
4. 【請求項４】　　調理用シンクと下洗い用シンクの中央
   部にコンロが配置されている請求項３の調理台。