JP2002165653A - 厨房装置 - Google Patents

厨房装置

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JP2002165653A JP2000368987A JP2000368987A JP2002165653A JP 2002165653 A JP2002165653 A JP 2002165653A JP 2000368987 A JP2000368987 A JP 2000368987A JP 2000368987 A JP2000368987 A JP 2000368987A JP 2002165653 A JP2002165653 A JP 2002165653A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】食器を取り出しての盛り付け作業および使用済
みの食器や調理器具を洗ったのちの収納作業を共にダイ
ニング側スペースで行うことのできる対面型使用形態の
厨房装置を提供する。 【解決手段】加熱調理機器3の操作部13に対向するキ
ッチン側スペースKと、食卓テーブル7などが設置され
るダイニング側スペースDとの間に、加熱調理機器3、
シンク部1および調理台部2などが一列または平面視L
字状の配置に配設する。上面部分はフラットな形状とし
て、ダイニング側スペースDからもシンク部1および調
理台部2の使用が可能な状態に開放する。食器や調理器
具を収容して洗浄および乾燥したのちにそのまま保管し
ておくことが可能な食器収納庫9を有する引出し式の食
器洗い乾燥機8を、ダイニング側スペースDに向け食器
収納庫9を引き出す配置で設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キッチン側スペー
スからだけでなくダイニング側スペースからもシンク部
および調理台部を容易に使用できる状態に開放された対
面式使用形態の厨房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年では、特に、新婚家庭などの比較的
少家族の家庭において、対面式使用形態の厨房装置が好
んで設置される傾向にある。この対面式使用形態の厨房
装置は、加熱調理機器の操作部などを有する前面側に対
し後面側に設けられていた腰壁部を無くして、ワークト
ップ(調理台部)面を含む上面部全体をフラットにする
とともに、台所の壁面に対し直交方向を向くよう配置し
て、前面側にキッチン側スペースを、且つ後面側にダイ
ニング側スペースをそれぞれ設けられるように設置する
ものであり、キッチン側スペースからだけでなくダイニ
ング側スペースからもシンク部および調理台部を容易に
使用可能になっている。したがって、この対面型使用形
態の厨房装置は、主として少家族向けに使用側の間口を
狭くして小型化した場合にも、調理や盛り付け或いは配
膳などを行うに際して複数の人が狭い間口に並んだ窮屈
な状態とならずに使用できる利点がある。
【0003】しかも、対面型使用形態の厨房装置は、以
下のような好ましい使用形態も可能である。すなわち、
野菜の皮をむいたりする下ごしらえは、調理材料を洗っ
たりするためにシンク部の使用が不可欠となるが、ダイ
ニング側スペースからもシンク部を容易に使用できるか
ら、下ごしらえをダイニング側スペースの椅子に座った
ままで楽に行うことができる。調理済みの食品は、キッ
チン側スペースに一々回り込まずにダイニング側スペー
スから食器に盛り付けして配膳できる。また、食事中に
水を汲みたい場合には、キッチン側スペースに一々回り
込まずにダイニング側スペースから水を汲むことができ
る。さらに、食事後の後片付けに際しては、使用済みの
食器や調理器具をダイニング側スペースからシンク部や
調理台部に直接運んで、キッチン側スペースにいる人と
共同で行える。このように、対面型使用形態の厨房装置
では、従来の厨房装置において一々キッチン側に回り込
んでいた作業をダイニング側スペースから行えるので、
歩く距離が短くなって動きが楽になり、また、二人で向
かい合ってお喋りしながら楽しく調理できるという大き
な長所もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、対面型
使用形態の厨房装置には、更なる改良の余地が残されて
いる。すなわち、調理済み食品の盛り付けおよび配膳を
行うに際しては、必ずキッチン側スペースにいる人が食
器をキッチン側スペースの食器棚や収納戸棚あるいは食
器収納キャビッネットなどから取り出さなければなら
ず、鍋などの調理器具もキッチン側スペースにいる人が
加熱調理機器に載せなければならない。この作業をダイ
ニング側スペースにいる人が分担する場合には、キッチ
ン側スペースに一々回り込んで食器や調理器具を取り出
したのち、ダイニング側スペースまで運ばなければなら
ない。一方、後片付けに際しては、ダイニング側スペー
スからシンク部を使って使用済みの食器や調理器具を洗
うことができるが、この洗浄済みの食器や調理器具をキ
ッチン側スペースまで移動したのちに食器棚や食器洗い
乾燥機などに収容しなければならない。
【0005】そこで、本発明は、上記従来の課題に鑑み
てなされたもので、食器を取り出しての盛り付け作業お
よび使用済みの食器や調理器具を洗ったのちの収納作業
を共にダイニング側スペースで行うことのできる対面型
使用形態の厨房装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、加熱調理機器の操作部などが対向するキ
ッチン側スペースと、食卓テーブルなどが設置されるダ
イニング側スペースとの間に、前記加熱調理機器、シン
ク部および調理台部などが一列または平面視L字状の配
置に配設され、前記ダイニング側スペースから少なくと
も前記調理台部の使用が可能な状態に開放された対面式
使用形態の厨房装置において、食器や調理器具を収容し
て洗浄および乾燥したのちにそのまま保管しておくこと
が可能な食器収納庫を有する引出し式の食器洗い乾燥機
が、前記ダイニング側スペースに向け前記食器収納庫を
引き出す配置で設けられていることを特徴としている。
【0007】この厨房装置では、既存の対面式使用形態
の特長をそのまま維持しながら、後片付けに際して、使
用済みの食器や調理器具を、食卓テーブルから運んでダ
イニング側スペースよりシンク部を使用して簡単に水洗
いしたのち、食器洗い乾燥機からダイニング側スペース
に引き出した食器収納庫内に収容する。この食器洗い乾
燥機は、比較的大きな容積を有して、洗浄、熱風乾燥お
よび殺菌を行ったのちに、次の食事時まで一時保管して
おくことができるのものであるから、使用済みの食器や
調理器具は、従来のようにキッチン側スペースまで運ん
で食器棚などに収納する必要がなく、ダイニング側スペ
ースにおいて食器洗い乾燥機内に挿入して即座に使用で
きる状態で保管できる。
【0008】そして、次の食事時に調理済み食品を盛り
付ける場合には、食器洗い乾燥機の食器収納庫をダイニ
ング側スペースに引き出して、その食器洗い乾燥機から
取り出した食器に調理食品を盛り付けして食卓テーブル
上に配膳できる。すなわち、この厨房装置では、キッチ
ン側にいる人の助けを借りることなく、ダイニング側に
おいて使用済み食器や調理器具の収納と調理済み食品の
食器への盛り付けとを行うことができる。一方、キッチ
ン側スペースにいる人は、盛り付けなどをダイニング側
スペースにいる人に任せて、調理に専念できる。
【0009】上記発明の厨房装置において、食器洗い乾
燥機が、シンク部と加熱調理機器との中間位置における
下方箇所に設けられていることが好ましい。これによ
り、ダンニング側スペースの食器洗い乾燥機の近傍位置
からシンク部と加熱調理機器との両方にアクセスし易く
なるので、例えば、後片付け時には、使用済みの食器や
調理器具をシンク部で簡単に水洗いしたのちに食器洗い
乾燥機の食器収納庫内に容易、且つ迅速に収納すること
ができる。一方、食事の準備時には、食器収納庫から取
り出した食器に加熱調理機器上に載っている調理器具内
の調理食品を即座に盛り付けできるとともに、食器収納
庫から取り出した調理器具を加熱調理機器上に容易に載
せることができる。
【0010】また、上記発明の厨房装置において、台所
の壁面側からこれに対し略直交する配設方向に向けてシ
ンク部、調理台部および加熱調理機器の順序で配設され
ていることが好ましい。これにより、シンク部が壁面に
近接して設置されるから、シンク部からの排水パイプ
を、小さな配管スペース内において、小さな流れ勾配に
設定して容易に設置することができる。また、加熱調理
機器は壁面から最も離間した配設方向の先端側に設けら
れるが、この加熱調理機器には、僅かな隙間を利用して
ガスの配管や電気の配線を施すことができる。これに対
して、シンク部を壁面から最も離間した配設方向の先端
箇所に設けた厨房装置では、排水パイプの設置に大きな
配管スペースを必要とすることから、内部に大きなデッ
ドスペースが生じていたが、上記厨房装置では、そのよ
うなデッドスペースがなくなる分だけ収納スペースを多
く確保できる。
【0011】しかも、配設方向の先端側に配設された加
熱調理機器は、台所におけるほぼ中央部であって、食卓
テーブルに近接して位置することになるので、加熱調理
機器上に載っている調理器具内の温かい調理食品が食卓
テーブルの近くにあることにより、食事中の雰囲気が和
やかになるとともに、調理食品のお代わりを各自で容易
に行える。
【0012】さらに、上記発明において、食器洗い乾燥
機は、これの食器収納庫の上部開口端面がダイニング側
スペースに設置の食卓テーブルのテーブル台とほぼ同一
高さとなる配置で設けられていることが好ましい。これ
により、後片付け時には、椅子に座ったままで食器洗い
乾燥機の食器収納庫を引き出して、その食器収納庫内に
使用済みの食器や調理器具をそのまま収納することもで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明
の一実施の形態に係る厨房装置を設置した台所を示す平
面図である。厨房装置は、台所の壁面4に対しこれの直
交方向に向け延びる配置で設置されているとともに、壁
面4側からシンク部1、調理台部2および加熱調理機器
3の順序で配設されている。これにより、台所には、厨
房装置の前後両面側に、加熱調理機器3の後述する操作
部が対向するキッチン側スペースKと、食卓テーブル7
などが設置されるダイニング側スペースDとがそれぞれ
設けられる。また、加熱調理機器3は、厨房装置におけ
る配設方向の先端側に配置されたことにより、台所にお
けるほぼ中央部において、食卓テーブル7に対し近接し
て位置することになる。
【0014】そして、シンク部1と加熱調理機器3との
中間位置における下方箇所つまり調理台部2の下方箇所
には、食器収納庫9が引出し式となった食器洗い乾燥機
8が、上記食器収納庫9をダイニング側スペースDに向
け引き出す配置で設けられている。この食器洗い乾燥機
8は、食器や調理器具を収容して洗浄、熱風乾燥および
殺菌を順次行ったのちに、そのまま保管しておくことが
可能な容積を有する比較的大型のものである。また、キ
ッチン側スペースKには、冷蔵庫10や食器棚11ある
いは食器収納キャビネット12などが厨房装置とは反対
側の壁面に沿って設置されている。
【0015】図2は上記厨房装置をキッチン側スペース
Kから見た斜視図、図3は同厨房装置をダイニング側ス
ペースDから見た斜視図をそれぞれ示し、これらの図に
おいて、図1と同一のものには同一の符号を付してあ
る。この厨房装置は、調理台部2を含む上面部分の全体
がフラットになって、シンク部1および調理台部2が両
方側に開放されている。これにより、シンク部1および
調理台部2は、ダイニング側スペースDからもキッチン
側スペースKで使用する場合と全く同様に容易に使用で
きる。これに対し、従来の一般的な対面型の厨房装置で
は、後面側に設けられた腰壁部の上部が調理台部よりも
上方に突出していて、ダイニング側スペースからシンク
部や調理台部を十分に使用することができなかった。
【0016】図2において、加熱調理機器3は、この実
施の形態においてガスコンロを例示してあるが、クッキ
ングヒータが設けられることもあり、何れを用いる場合
にも、操作部13がキッチン側スペースKに対向する配
置で設けられる。シンク部1および加熱調理機器3の下
方箇所および側方箇所には、種々の引出し式収納キャビ
ネット14や前開き式収納キャビネット17が設けられ
ている。この厨房装置では、以下の理由により、上述の
収納キャビネット14,17を比較的大きな容積とする
ことができる。
【0017】すなわち、図1に示したように、シンク部
1は台所の壁面4に近接する配置で設けられているか
ら、シンク部1から壁面4内のパイプ設置部18までの
排水パイプ(図示せず)は、短い長さのものを小さな流
れ勾配に設定して配管することができるので、厨房装置
内には排水パイプのための僅かな配管スペースを設ける
だけでよい。これに対して、シンク部を壁面から最も離
間した配設方向の先端箇所に設けた厨房装置では、長い
排水パイプを大きな流れ勾配で配管することから、大き
な配管スペースを必要として、内部に大きなデッドスペ
ースが生じていたが、このようなデッドスペースは上記
実施の形態の厨房装置内に生じないので、その分だけ収
納スペースを多く確保できる。
【0018】一方、加熱調理機器3は、壁面4から最も
離間した配設方向の先端側に設けられているが、この加
熱調理機器3には厨房装置内の僅かな隙間を利用して細
いガス管の配管や電気の配線を施せばよいので、特に不
具合が生じない。また、従来の厨房装置では、効果的に
集熱および集煙して外部排出できることを目的として、
壁面に設けたレンジフードに加熱調理機器を対向させて
配置したものが多いが、この集熱および集煙に対して
は、図2に明示するように、台所の天井内部に排出用ダ
クト(図示せず)を配置してレンジフード19を加熱調
理機器3の真上位置に設置することにより、従来の壁面
4にレンジフードを設けた場合と同等の機能を得ること
ができ、支障が生じない。
【0019】図4は、厨房装置をこれの配設方向の先端
側から見た側面図である。食器洗い乾燥機8は、同図に
破線で示しているように、これの食器収納庫9の上部開
口端面がダンニング側スペースDに設置の食卓テーブル
7のテーブル台とほぼ同一高さとなる配置で設けられて
いる。
【0020】つぎに、上記厨房装置の使用形態につい
て、図5の使用状態のイメージ図を参照しながら説明す
る。この厨房装置では、上面部分がフラットになってキ
ッチン側スペースKからだけでなくダイニング側スペー
スDからもシンク部1および調理台部2を容易に使用で
きる状態に開放されているので、図5に示すように、キ
ッチン側スペースKにいる家庭の主婦Wとダイニング側
スペースDにいる家庭の主人Mとが互いに向かい合って
お喋りしながら調理を楽しむことができる。
【0021】そして、この厨房装置の最も大きな特長
は、図3に明示するように、食器や調理器具を収容して
洗浄および乾燥したのちにそのまま保管しておくことが
可能な比較的大型の食器収納庫9を有する引出し式の食
器洗い乾燥機8が、ダイニング側スペースDに向け食器
収納庫9を引き出す配置に設けられていることである。
これにより、食後の後片付けに際しては、使用済みの食
器や調理器具を、食卓テーブル7から運んでダイニング
側スペースDより容易にシンク部1を使用して簡単に水
洗いしたのち、食器洗い乾燥機8からダイニング側スペ
ースDに引き出した食器収納庫9内に収容できる。
【0022】さらに、上記食器洗い乾燥機8は、1回の
食事に要する食器類や鍋などの調理器具を収容できる比
較的大きな容積を有して、洗浄、熱風乾燥および殺菌を
行ったのちに、次の食事時まで食器収納庫9内に一時保
管しておくことができる。したがって、食器洗い乾燥機
8で洗浄後に乾燥された食器や調理器具は、従来のよう
に食器棚11や収納戸棚あるいは食器収納キャビネット
12内に収納する必要がなく、ダイニング側スペースD
において食器洗い乾燥機8の食器収納庫9内に挿入した
ままで即座に使用できる状態に保管できる。したがっ
て、この厨房装置では、従来の厨房装置のように使用済
みの食器や調理器具を一々キッチン側スペースの収納ス
ペースに収納する必要がないので、図5に示すように、
小さな子供Cなどが使用済みの食器Aを運ぶ手伝いをす
ることができる。
【0023】そして、次の食事時に調理済み食品を盛り
付ける場合には、食器洗い乾燥機8の食器収納庫9をダ
イニング側に引き出して、ダイニング側スペースDにい
る人が食器収納庫9から取り出した食器に調理食品を盛
り付けして食卓テーブル上に配膳できる。したがって、
この厨房装置では、キッチン側スペースKにいる人の助
けを借りることなく、ダイニング側スペースDにおいて
調理食品の食器への盛り付けを行うことができる。一
方、キッチン側スペースKにいる人は、ダイニング側ス
ペースDにいる人に盛り付けなどを任せて、調理に専念
できる。
【0024】また、この厨房装置では、食器洗い乾燥機
8がシンク部1と加熱調理機器3との中間位置における
下方箇所に設けられているので、ダンニング側スペース
Dにおける食器洗い乾燥機8の近傍位置からシンク部1
と加熱調理機器3との両方にアクセスし易くなる。その
ため、例えば、後片付け時には、使用済みの食器や調理
器具をシンク部1で簡単に水洗いしたのちに食器洗い乾
燥機8の食器収納庫9内に容易、且つ迅速に収納するこ
とができる。一方、食事の準備時には、ダイニング側ス
ペースDにおいて食器収納庫9から取り出した食器に加
熱調理機器3上に載っている調理器具内の調理食品を即
座に盛り付けできるとともに、食器収納庫9から取り出
した調理器具を加熱調理機器3上に容易、且つ迅速に載
せることができる。
【0025】なお、上記実施の形態では、壁面4からシ
ンク部1、調理台部2および加熱調理機器3の順で一列
に配設した場合について説明したが、例えば、シンク部
1が壁面4に設けられた平面視L字状の配置であって
も、食器洗い乾燥機8がシンク部1と加熱調理機器3と
の間においてダイニング側スペースDに向け食器収納庫
9を引き出す配置で設けられていれば、上述したと同様
の効果を得ることができる。
【0026】さらに、配設方向の先端側に配設された加
熱調理機器3は、図1に示すように、台所におけるほぼ
中央部であって、食卓テーブル7に近接して位置するこ
とになるので、加熱調理機器3上に載っている調理器具
内の温かい調理食品が食卓テーブル7の近くにあること
により、食事中の雰囲気が和むとともに、調理食品のお
代わりを各自で容易に行える。
【0027】また、図4に示したように、食器洗い乾燥
機8は、これの食器収納庫9の上部開口端面がダンニン
グ側スペースDに設置の食卓テーブル7のテーブル台と
ほぼ同一高さとなる配置で設けられているので、後片付
け時には、椅子に座ったままの状態において、食器洗い
乾燥機8の食器収納庫9を引き出し、食べ残しなどを除
去した使用済みの食器や空になった調理器具を食器収納
庫9内にそのまま収納することもできる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明の厨房装置によれ
ば、食器や調理器具を収容したまま保管しておくことが
可能な食器収納庫を有する引出し式の食器洗い乾燥機
を、ダイニング側スペースに向け食器収納庫を引き出す
配置で設けた構成としたので、使用済みの食器や調理器
具を、ダイニング側スペースにおいて食器洗い乾燥機の
食器収納庫内に挿入して即座に使用できる状態で保管す
ることができ、従来のようにキッチン側スペースまで一
々運ぶ労力を解消できる。また、食事時に調理済み食品
を盛り付ける場合には、キッチン側スペースにいる人の
助けを借りることなく、ダイニング側スペースにおいて
食器洗い乾燥機から取り出した食器に調理食品を盛り付
けして食卓テーブル上に配膳できる。
【0029】また、食器洗い乾燥機をシンク部と加熱調
理機器との中間位置における下方箇所に設ければ、ダイ
ニング側スペースにおける食器洗い乾燥機の近傍位置に
おいて、使用済みの食器や調理器具をシンク部で簡単に
水洗いしたのちに食器洗い乾燥機内に容易に収納した
り、食器洗い乾燥機から取り出した食器に調理食品を即
座に盛り付けしたり、食器洗い乾燥機から取り出した調
理器具を加熱調理機器上に容易に載せたりすることがで
きる。
【0030】さらに、台所の壁面側からこれに対し略直
交する配設方向に向けてシンク部、調理台部および加熱
調理機器の順序で配設する構成とすれば、シンク部から
の排水パイプを、小さな配管スペース内において、小さ
な流れ勾配に設定して容易に設置することができ、従来
の厨房装置における大きな配管スペースを要することに
より生じていたデッドスペースがなくなり、そのスペー
ス分だけ収納スペースを多く確保できる。しかも、加熱
調理機器を台所におけるほぼ中央部における食卓テーブ
ルに近接した位置に配置できるので、食事中の雰囲気が
和やかになるとともに、調理食品のお代わりを各自で容
易に行える。
【0031】さらにまた、食器洗い乾燥機を、これの食
器収納庫の上部開口端面がダンニング側スペースの食卓
テーブルのテーブル台とほぼ同一高さとなる配置で設け
れば、後片付け時には、椅子に座ったままで食器洗い乾
燥機の食器収納庫を引き出して、その食器収納庫内に使
用済みの食器や調理器具をそのまま収納することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る厨房装置を設置し
た台所を示す平面図。
【図2】同上の厨房装置をキッチン側スペースから見た
斜視図。
【図3】同上の厨房装置をダイニング側スペースから見
た斜視図。
【図4】同上の厨房装置をこれの配設方向の先端側から
見た側面図。
【図5】同上の厨房装置の使用状態のイメージ図。
【符号の説明】
1 シンク部 2 調理台部 3 加熱調理機器 4 壁面 7 食卓テーブル 8 食器洗い乾燥機 9 食器収納庫 13 加熱調理機器の操作部 K キッチン側スペース D ダイニング側スペース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱調理機器の操作部などが対向するキ
    ッチン側スペースと、食卓テーブルなどが設置されるダ
    イニング側スペースとの間に、前記加熱調理機器、シン
    ク部および調理台部などが一列または平面視L字状の配
    置に配設され、前記ダイニング側スペースから少なくと
    も前記調理台部の使用が可能な状態に開放された対面式
    使用形態の厨房装置において、 食器や調理器具を収容して洗浄および乾燥したのちにそ
    のまま保管しておくことが可能な食器収納庫を有する引
    出し式の食器洗い乾燥機が、前記ダイニング側スペース
    に向け前記食器収納庫を引き出す配置で設けられている
    ことを特徴とする厨房装置。
  2. 【請求項2】 食器洗い乾燥機が、シンク部と加熱調理
    機器との中間位置における下方箇所に設けられている請
    求項1に記載の厨房装置。
  3. 【請求項3】 台所の壁面側からこれに対し略直交する
    配設方向に向けてシンク部、調理台部および加熱調理機
    器の順序で配設されている請求項1または2に記載の厨
    房装置。
  4. 【請求項4】 食器洗い乾燥機は、これの食器収納庫の
    上部開口端面がダイニング側スペースに設置の食卓テー
    ブルのテーブル台とほぼ同一高さとなる配置で設けられ
    ている請求項1〜3の何れかに記載の厨房装置。
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