JP2000166669A - 収納ユニット - Google Patents

収納ユニット

Info

Publication number
JP2000166669A
JP2000166669A JP10348929A JP34892998A JP2000166669A JP 2000166669 A JP2000166669 A JP 2000166669A JP 10348929 A JP10348929 A JP 10348929A JP 34892998 A JP34892998 A JP 34892998A JP 2000166669 A JP2000166669 A JP 2000166669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
kitchen
doors
dining room
shelf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10348929A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Takahashi
豊 高橋
Mitsuhiro Okazaki
光宏 岡崎
Toshio Koike
利男 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP10348929A priority Critical patent/JP2000166669A/ja
Publication of JP2000166669A publication Critical patent/JP2000166669A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 厨房側、食堂側のいずれからも調理物や食器
などを出し入れできる使い勝手のよい電気機器を収容で
きる収納ユニットを得ること。 【解決手段】 厨房とこれに隣接する食堂との間に設置
され、食器、調理器具などが収納される収納ユニット1
において、少なくとも1か所に両面に開口部又は扉を有
し、両面に扉18a,18bを有する電気機器11を収
容する収納棚4を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食器類などを収納
する収納ユニットに係り、さらに詳しくは、厨房と食堂
が隣接して設けられたいわゆるダイニングキッチンにお
いて、厨房と食堂との間に設置され、食器類、調理器
具、調味品などが収納される収納ユニットに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近時、住宅の厨房に設置する流し台、レ
ンジ、調理台、各種の収納ユニット等をあらかじめ半製
品として製作しておき、スペースや注文者の好みに応じ
た厨房家具を構成するシステムキッチンが採用されてい
る。
【0003】このようなシステムキッチンにおいては、
厨房に隣接して食堂が設けられている場合が多く(従来
からあるが)、このような配置を一般にダイニングキッ
チンと呼んでおり、両者の境界には、例えば、図10に
示すような収納ユニット1が設置されている。このよう
な収納ユニット1は、中央部に棚板3を有する大きな開
口部2が設けられており、その周囲には扉5を有する多
くの収納棚4が設けられている。なお、この収納棚4の
扉5は、厨房側のみに設けられている場合と、厨房側と
食堂側の両者に設けられて、どちらからでも収納品を出
し入れできるようにしたものなどがある。8は食堂側に
設けたテーブル、9は椅子である。
【0004】食事の際は、洗浄して乾燥した食器類や、
調理しあるいは電気冷蔵庫から取出した食品類などを、
厨房から開口部2の棚板3上に移し、食堂側ではこれを
テーブル8上に移動すると共に、収納棚4の食堂側の扉
5を開けて調味料などを取出してテーブル8の上に並べ
る。なお、収納棚4の扉5が厨房側だけに設けられてい
る場合は、扉5を開けて調味料などを取出し、開口部2
の棚板3上に並べてテーブル8上に移す。食事が終った
ときは、使用済の食器類などを食堂側から開口部2の棚
板3上に移し、厨房側でこれを流し台等に移動したり、
電気冷蔵庫に収納したりする。また、調味料等は収納棚
4内に収納する。
【0005】図11は収納ユニットの他の例を示すもの
で、厨房と食堂との境界に比較的幅の狭い収納ユニット
1を設置すると共に、その横に引出しや収納庫を有する
カウンタ6を設置したもので、厨房側から食堂側、食堂
側から厨房側への食器類や調理物などの移動は、図10
の開口部2に代えて、カウンタ6を利用する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような収納ユニ
ット1を備えたダイニングキッチンにおいては、電子炊
飯器、電子レンジ、オーブントースタ、食器洗浄機、電
気冷蔵庫など、多くの電気機器が使用されており、通
常、常時使用する電気炊飯器は、開口部2又はカウンタ
6上、あるいは収納棚4に設けた引出しテーブル(図示
せず)上などに設置されているが、電子レンジ、オーブ
ントースタ、食器乾燥機などの電気機器も、収納ユニッ
ト1の開口部2や収納棚4に収容して、厨房側、食堂側
の何れからも使用できるようにすることが望ましい。
【0007】しかしながら、上述の電気機器は、いずれ
も開閉扉が一面だけに設けられているため、扉を厨房側
に向けて開口部2等に設置すれば、食堂側からは、食器
類や調理物などの出し入れはその都度厨房側に移動して
行われなければならず、扉を食堂側に向けて設置すれ
ば、厨房側からの食器類などの出し入れはその都度食堂
側に移動しなければならないのできわめて使い勝手が悪
い。このため、これらの電気機器は流し台やその近傍に
設置し、あるいは扉を厨房側に向けて収納ユニット1や
カウンタ6上に設置せざるを得なかった。
【0008】本発明は、上記の課題を解決すべくなされ
たもので、厨房側、食堂側のいずれからも調理物や食器
などを出し入れできる使い勝手のよい電気機器を収容で
きる収納ユニットを得ることを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、厨房とこれに
隣接する食堂との間に設置され、食器、調理器具などが
収納される収納ユニットにおいて、少なくとも1か所に
両面に開口部又は扉を有し、両面に扉を有する電気機器
を収容する収納棚を設けた。
【0010】上記の両面に扉を有する収納棚の一方の扉
を透明にし、他方の扉を不透明若しくは半透明にし又は
不透明の扉に小窓を設けた。また、両面に扉を有する収
納棚の少なくとも厨房側の扉に排気口を設けた。さら
に、収納棚の厨房側を開口すると共に、食堂側に扉を設
け、該扉を不透明若しくは半透明にし又は不透明の扉に
小窓を設けた。
【0011】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は本発明の
実施の形態1の説明図である。本実施の形態は、図11
に示すようなカウンタ6と並設した収納ユニット1に、
前後に扉がなく開口された収納棚4を設け、この収納棚
4に電子レンジ11を収容したものである。この場合、
収納棚4の内壁に耐火材、断熱材などを取付けてもよ
い。なお、図示してないが、この収納棚4又はその近傍
には電源コンセントが設けられている。
【0012】図2は上記の電子レンジ11を模式的に示
した縦断面図、図3はその分解斜視図である。両図にお
いて、12は前後に開口部13a,13bを有するほぼ
逆U字状の本体で、下部には仕切り板14が設けられて
天板との間に加熱室15が形成されており、加熱室15
内にはモータで駆動されるターンテーブル16が設けら
れている。また、本体12と加熱室15との間には、加
熱室15内にマイクロ波を照射するマグネットロン(図
示せず)が設けられている。12aは天板に設けた排気
口、17は本体12の底板である。
【0013】18aは本体12の前側の開口部13aを
開閉する前扉、18bは同じく後側の開口部13bを開
閉する前扉18aと同じ形状の後扉で、それぞれ下部に
設けたヒンジ19a,19bにより本体12に下方に向
って開閉自在に取付けられている。20a,20bはハ
ンドル、21a,21bは前後の扉18a,18bに設
けた窓で、一方の扉(例えば、前扉18a)の窓21a
には透明な板が装着され、他方の扉(後扉18b)の窓
21bには不透明又は半透明の板が装着されている。な
お、前後の扉18a,18bの窓21a,21bをすべ
て透明な板で構成してもよく、あるいは、一方の扉(例
えば、後扉18b)は、窓21bに代えて透明な小さい
窓(のぞき窓)を設けてもよい。
【0014】22a,22bは前後の扉18a,18b
の窓21a,21bの下方に設けた同じ構成の操作部
で、両操作部22a,22bは制御部(図示せず)に直
列に接続されている。なお、この操作部22a,22b
は一方の扉18a(又は18b)だけに設けてもよく、
あるいは本体12の前面側と後面側又は何れか一方に設
けてもよい。23a,23bは前後の扉18a,18b
に対向して設けられ、前後の扉18a,18bを閉じる
ことにより閉成される電源スイッチで、この両電源スイ
ッチ23a,23bは、図4に示すように、電源25と
制御部24との間に直列に接続されてており、何れか一
方の扉(前扉18a又は後扉18b)を開放すると電源
25がOFFされるようになっている。
【0015】26はケース本体12の天板上に一体に設
けられた排気ユニットで、下面は開口されており、中央
部にはモータで駆動される排気ファン27が設けられて
いる。また、前後の扉18a,18bの上方にはそれぞ
れ切換弁29を有する排気口28a,28bが設けられ
ている。この切換弁29は例えば図5に示すように、排
気口28a,28bに対応した開口部30を有する板か
らなり、排気口28a,28bの内側に上下(又は左
右)に摺動可能に装着されている。そして、排気口28
a,28bを開口するときは図5(a)に示すように、
切換弁29を最奥部まで押込んで排気口28a,28b
と開口部30を連通させ、排気口28a,28bを閉じ
るときは、図5(b)に示すように、切換弁29を引き
出して排気口28a,28bを閉鎖するようにしたもの
である。なお、切換弁29は図示のものに限定するもの
ではなく、例えば、ダイヤルと連動して摺動させ、ある
いはモータを用いて自動的に開閉するなど、適宜の手段
を用いることができる。
【0016】次に、上記のように構成した電子レンジ1
1の使用方法について説明する。先ず、電子レンジ11
を前扉18aを厨房側にして収納ユニット1の収納棚4
内に収容し、電源プラグを電源コンセントに接続する。
そして、例えば、厨房側から前扉18aを開放して加熱
室15内に調理物を挿入し、前扉18aを閉じて操作部
22aを操作し、調理条件を設定して電源をONする。
このとき、食堂側の排気口28bを切換弁29により閉
じておけば、調理中の加熱室15からの排気は、換気扉
のある厨房側から外部に排出される。
【0017】調理物が調理されたときは、厨房側から前
扉18aを開いて取出してもよいし、食堂側から後扉1
8bを開いて調理物を取出し、テーブル8上に並べても
よい。また、テーブル8上の調理物が冷えたときなど
は、食堂側から電子レンジ11の後扉18bを開いて加
熱室15内に調理物を挿入し、後扉18bを閉じたのち
後扉18bに設けた操作部22bにより加熱条件などを
設定して加熱する。調理物が加熱されたときは、食堂側
又は厨房側のいずれからも調理物を取出すことができ
る。なお、調理中になんらかの理由により前扉18a又
は後扉18bを開放すると電源はOFFされるので、加
熱室15内に手などを入れても安全である。
【0018】本実施の形態に使用する電子レンジ11
は、厨房側、食堂側の何れからも調理物を出し入れでき
るのできわめて便利であり、また、加熱室15内の調理
物が熱い場合は、前後の扉18a,18bを開放して加
熱室5内に空気を通すことにより調理物を冷ますことが
できるので、取出しに便利である。また、前後の扉18
a,18bは同じ形状で前後どちらにも使用できるよう
にしたので、製作が容易でコストを低減することがで
き、在庫管理も簡単である。
【0019】さらに、前後の扉18a,18bの下部を
ヒンジ19a,19bにより本体12に開閉可能に装着
したので、前後の扉18a,18bが開放されていると
きに一方の開口部13a(又は13b)から加熱室15
内に調理物を挿入し、誤って調理物を押し込みすぎても
反対側の扉にあたるため、落下することがない。また、
前後の扉18a,18bに透明な窓(又は一方の扉に透
明の小窓)を設ければ、厨房側及び食堂側の両方から調
理中の調理物を見ることができ、また、食堂側の扉(後
扉18b)に不透明若しくは半透明の窓又は小窓を設け
れば、食堂側に来客などがあったときでも、電子レンジ
11の前後の扉18a,18bを通して厨房の汚れた場
所が見えることはない。
【0020】さらに、前扉18a及び後扉18bによっ
て開閉される電源スイッチ23a,23bは、制御部2
4と電源25の間に直列に接続されているため、どちら
の扉18a又は18bを開放しても電源がOFFされる
ので、きわめて安全である。また、前後の扉18a,1
8b(又は本体12の前後)に操作部22a,22bを
設けた場合は、厨房、食堂のいずれからでも電源の開閉
や調理条件の設定を行えるので、便利である。
【0021】さらに、排気口28a,28bを前後の扉
18a,18bの上方にそれぞれ設けると共に、切換弁
29で開閉できるようにしたので、操作をする側と反対
側の排気口28a又は28bから排気することができ、
使用者に不快感を与えることがない。また、換気扇のあ
る側の排気口(例えば28a)を開放すれば、排気を迅
速に外部に排出することができる。
【0022】[実施の形態2]本実施の形態2は、図1
の収納棚4に電子レンジに代えてオーブントースタ31
を収容したものである。本実施の形態に係るオーブント
ースタ31の一例を図6に示す。図において、32は前
後に開口部33a,33bを有する本体で、内部には加
熱室34が形成されており、加熱室34の上下には発熱
体35(下部の発熱体は図示してない)が設けられてい
る。
【0023】両開口部33a,33bには透明な窓37
を有する同じ形状の扉36a,36bの下部が、ヒンジ
(図示せず)により本体32に開閉自在に取付けられて
おり、両扉36a,36b又はその近傍の本体32には
それぞれ操作部(図示せず)が設けられている。なお、
操作部は一方の扉36a又は36b側だけに設けてもよ
い。38は扉36a,36bに設けたハンドル(扉36
bのハンドルは図示してない)、39は扉36a,36
bの開閉に連動して移動する焼き網である。なお、この
焼き網39は、本体32に着脱可能に取付けたものでも
よい。40は本体32に設けた排気口、41は収納ユニ
ット1に設けた電源コンセントに接続するプラグであ
る。
【0024】本実施の形態におけるオーブントースタ3
1も、操作部と電源との間には、両扉36a,36bに
よってそれぞれ開閉される電源スイッチが直列に接続さ
れており、一方の扉36a(又は36b)を開放したと
きは、電源がOFFされるようになっている。また、扉
36a,36bの窓37は、両者とも透明にしてもよ
く、あるいは一方の扉36a(又は36b)を不透明又
は半透明にしてもよい。
【0025】本実施の形態におけるオーブントースタ3
1も、実施の形態1の電子レンジ1と同様に、収納ユニ
ット1の収納棚4に収容されてパンその他の食品を加熱
するもので、厨房側、食堂側のいずれからもパン等を出
し入れすることができる等、その作用、効果は、実施の
形態1の電子レンジとほぼ同様である。
【0026】[実施の形態3]図7は本発明の実施の形
態3の説明図で、図10の収納ユニット1の収納棚4に
食器乾燥機6を収容した例を示すものである。図8に本
実施の形態に係る食器乾燥機46の一例を示す。47は
前後に開口部48a,48bを有する箱状の本体で、内
部には乾燥室49が設けられており、温風吹出口を有す
る仕切り板50の下部には発熱体や電動送風機等(図示
せず)が設けられている。51は本体47の天板に設け
た排気口である。
【0027】52a,52bは前後の開口部48a,4
8bにヒンジ54により本体47に横方向に開口自在に
取付けられた前扉及び後扉で、それぞれ窓53a,53
b(53bは図示せず)を備えている。55a,55b
(55bは図示せず)は前後の扉52a,52bの下方
において、それぞれ本体47に設けた操作部である。な
お、図示してないが、汚れた食器等を収容して乾燥室4
9内に収納するための食器かごを備えている。
【0028】上記のような食器乾燥機46は、図7に示
すように、収納ユニット1の収納棚4に収容され、電源
プラグを電源コンセントに接続する。汚れた食器等は厨
房の流し台で洗浄されて食器かごに収容され、厨房側の
扉(例えば前扉52a)を開けて食器かごを乾燥室49
内に収納し、操作部45aを操作して通電する。これに
より、電動送風機により吸引された外気は発熱体により
加熱されて温風となり、乾燥室49内に送られて食器等
を乾燥し、排気口51から排出される。食器等が乾燥し
たときは、そのままの状態で乾燥室49内に保管され
る。食事時には、食堂側の後扉42bを開いて食器等を
取出し、テーブル8上に並べる。
【0029】本実施の形態においても、実施の形態1と
同様に、操作部55a,55bとの間には、前後の扉5
2a,52bによってそれぞれ開閉される電源スイッチ
が直列に接続されており、何れか一方の扉(前扉52a
又は後扉52b)を開放したときは、電源がOFFされ
るようになっている。また、前後の扉52a,52bの
窓53a,53bは両者とも透明にしてもよく、あるい
は一方の扉(例えば52b)を不透明若しくは半透明と
し、あるいは大きな窓に代えて小さい窓を設けてもよ
い。さらに、本実施の形態においても、食器乾燥機46
の天板上にこれと一体に、図2、図3に示したような前
後に排気口を有する排気ユニットを設けてもよく、この
場合、排気口に切換弁を設けることが望ましい。
【0030】図9は食器乾燥機46の他の例を示すもの
で、発熱体、電動送風機等を内蔵し、上部が開口されて
食器かご60の収容部56が形成された本体47を有
し、本体47の両側のほぼ中央部には支持軸57が設け
られており、この支持軸57には、透明材料からなり、
側面形状がほぼ扉形状の前扉58aと後扉58bが回動
可能に装着されている。59は排気口で、この排気口5
9は前扉58aと後扉58bの両者に設けてもよく、あ
るいは一方だけに設けてもよい。なお、55は本体57
の前面側と後面側又は何れか一方に設けた操作部であ
る。
【0031】上記のような食器乾燥機46は、収納ユニ
ット1の収納棚4に、例えば、前面側を厨房側にして収
容され、前扉58aを開放して洗浄した食器等を収容し
た食器かご60を本体47の収容部56内に収容し、前
扉58aを閉じる。これにより、収容部56、前扉58
a及び後扉58bにより乾燥室が形成される。そして、
電源をONすれば、乾燥室内に温風が送られて食器等を
乾燥し、排気口59から排出される。食器等を取出すと
きは、前扉58a又は後扉58bを開放することによ
り、厨房側からでも食堂側からでも出取することができ
る。
【0032】本実施の形態に使用する食器洗浄機46
は、収納ユニット1の収納棚4に収容されて洗浄した食
器等を乾燥するもので、厨房側、食堂側のいずれからも
食器等を出し入れすることができる等、その作用、効果
は、実施の形態1の電子レンジの場合とほぼ同様であ
る。
【0033】[実施の形態4]実施の形態1〜3では、
収納ユニット1の前後両面が開口した収納棚4に前後に
扉を有する電子レンジ、オーブントースタ又は食器乾燥
機の如き電気機器を収容した場合を示したが、本実施の
形態においては、厨房側と食堂側の両方に開閉自在の扉
を有する収納棚に、上記の電気機器を収容し、不使用時
には収納棚の扉を閉じておき、使用時は厨房側、食堂側
の何れからも調理物や食器などを取出せるようにしたも
のである。
【0034】この場合、収容棚の両扉を不透明の材料で
構成してもよく、あるいは、一方の扉(例えば、厨房側
の扉)を透明な材料で構成し、他方の扉(食堂側の扉)
を不透明又は半透明に構成してもよい。さらに、食堂側
の扉を不透明の材料で構成して小さい窓(のぞき窓)を
設けもよい。
【0035】このように構成することにより、電気機器
の不使用時は他の収納棚と同様に扉を閉じることができ
るので、体裁のよい収納ユニットを得ることができる。
なお、上記の収納棚の少なくとも厨房側の扉に排気口を
設ければ、両扉を閉じた状態で内部に収容した電気機器
を使用することができ、電気機器から排出される排気
を、扉に設けた排気口から厨房を経て外部に排出するこ
とができる。
【0036】また、電気機器を収容する収納棚の厨房側
には扉を設けず開口したままにしておき、食堂側のみに
不透明、半透明又は小窓を有する扉を設けてもよい。こ
のように構成することにより、食堂側からみた場合、体
裁のよい収納ユニットを得ることができ、また、食堂側
の扉を閉じたままでも調理や食器乾燥などを行うことが
でき、その排気は、厨房側の開口部から外部へ排出され
る。
【0037】上記の説明では、電子レンジ、オーブント
ースタ又は食器乾燥機のうちの何れか1台を収納ユニッ
トの収納棚に収容した場合を示したが、収納ユニットに
これら電気機器を収納する2か所又は3か所の収納棚を
設け、上記電気機器の一部又は全部をそれぞれ収容する
ようにしてもよい。また、収納ユニットの収納棚に収容
する電気機器として、電子レンジ、オーブントースタ又
は食器乾燥機を例示したが、例えば、ジューサ、パン焼
き器等、その他の電気機器も収容しうることは云うまで
もない。
【0038】
【発明の効果】本発明は、厨房とこれに隣接する食堂と
の間に設置され、食器、調理器具などが収納される収納
ユニットにおいて、少なくとも一か所に両面に開口部又
は扉を有し、両面に扉を有する電気機器を収容する収納
棚を設けて、調理物や食器などを厨房側、食堂側の何れ
からも取出せるようにしたので、使い勝手のよい収納ユ
ニットを得ることができる。
【0039】また、両面に扉を有する収納棚の一方の扉
を透視可能にし、他方の扉を不透明若しくは半透明にし
又は不透明の扉に小窓を設けたので、扉を閉じたまま使
用しても調理物の状態などを外部から見ることができ
る。
【0040】さらに、両面に扉を有する収納棚の少なく
とも厨房側の扉に排気口を設けたので、扉を閉じたまま
で調理や食器などの洗浄を行うことができる。また、収
納棚の厨房側を開口すると共に、食堂側に不透明若しく
は半透明の扉又は小窓を有する不透明の扉を設けたの
で、扉を閉じたままで、調理や食器などの洗浄行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の説明図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に使用した電子レンジ
の模式的縦断面図である。
【図3】 図2の分解斜視図である。
【図4】 図2の電源スイッチの接続状態を示す回路図
である。
【図5】 図2の排気口の説明図である。
【図6】 本実施の形態2に使用したオーブントースタ
の斜視図である。
【図7】 本発明の実施の形態3の説明図である。
【図8】 本発明の実施の形態3に使用した食器乾燥機
の斜視図である。
【図9】 実施の形態3の食器乾燥機の他の例の斜視図
である。
【図10】 収納ユニットの一例の斜視図である。
【図11】 収納ユニットの他の例の斜視図である。
【符号の説明】
1 収納ユニット、2 開口部、4 収納棚、5 扉、
6 カウンタ、11電子レンジ、12 本体、13a,
13b 開口部、15 加熱室、18a 前扉、18b
後扉、21a,21b 窓、22a,22b 操作
部、23a,23b 電源スイッチ、26 排気ユニッ
ト、28a,28b 排気口、29 切換弁、31 オ
ーブントースタ、32 本体、33a,33b 開口
部、34加熱室、36a 前扉、36b 後扉、28
窓、46 食器乾燥機、47 本体、48a,48b
開口部、49 乾燥室、51,59 排気口、52a
前扉、52b 後扉、53a,53b 窓、55,55
a 操作部、58a,58b 扉。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡崎 光宏 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 小池 利男 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 Fターム(参考) 3B060 AD02 GB03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厨房とこれに隣接する食堂との間に設置
    され、食器、調理器具などが収納される収納ユニットに
    おいて、 少なくとも1か所に両面に開口部又は扉を有し、両面に
    扉を有する電気機器を収容する収納棚を設けたことを特
    徴とする収納ユニット。
  2. 【請求項2】 両面に扉を有する収納棚の一方の扉を透
    明にし、他方の扉を不透明若しくは半透明にし又は不透
    明の扉に小窓を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    収納ユニット。
  3. 【請求項3】 両面に扉を有する収納棚の少なくとも厨
    房側の扉に排気口を設けたことを特徴とする請求項1又
    は2記載の収納ユニット。
  4. 【請求項4】 収納棚の厨房側を開口すると共に、食堂
    側に扉を設け、該扉を不透明若しくは半透明にし又は不
    透明の扉に小窓を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の収納ユニット。
JP10348929A 1998-12-08 1998-12-08 収納ユニット Pending JP2000166669A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10348929A JP2000166669A (ja) 1998-12-08 1998-12-08 収納ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10348929A JP2000166669A (ja) 1998-12-08 1998-12-08 収納ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000166669A true JP2000166669A (ja) 2000-06-20

Family

ID=18400341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10348929A Pending JP2000166669A (ja) 1998-12-08 1998-12-08 収納ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000166669A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002165653A (ja) * 2000-12-04 2002-06-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 厨房装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002165653A (ja) * 2000-12-04 2002-06-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 厨房装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100705147B1 (ko) 가열 조리기
US8710409B2 (en) Motorized home appliance door
US20100231105A1 (en) Domestic Appliances
US2526476A (en) Apartment range
CN221083455U (zh) 双区域多功能烹饪器具
JP2000161678A (ja) 前後に扉を有する電気機器
JP2000166669A (ja) 収納ユニット
CN216147861U (zh) 一种基于提高烘烤空炸效率设计的空气烤箱
CN216439036U (zh) 一种带双烘烤室的家用电烤箱
JP3086394U (ja) 電気加熱調理器
KR20070065132A (ko) 양문형 전자레인지
CN210748087U (zh) 一种餐饮火锅用自助水果台
GB2381442A (en) Combined oven and dishwasher using a single chamber for both functions
JPH05285018A (ja) システム家具
KR101221889B1 (ko) 살균 보관장치 및 그 제어방법
CN215637337U (zh) 集成灶
KR200179438Y1 (ko) 숯불 바베큐 오븐 장치
JP7209251B2 (ja) 調理台
CN221616811U (zh) 一种加热装置
JPH0544946A (ja) 加熱調理器
US3121782A (en) Domestic electric cooking appliance
JPH05130919A (ja) アイランドキツチン
JP2003180458A (ja) ダイニングキッチン
JP4108111B2 (ja) 調理台
JP3098936U (ja) システムキッチンにおける電化機器収納キャビネット

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040525