JP3499626B2 - 二列型キッチンカウンターの配置構造 - Google Patents

二列型キッチンカウンターの配置構造

Info

Publication number
JP3499626B2
JP3499626B2 JP00664495A JP664495A JP3499626B2 JP 3499626 B2 JP3499626 B2 JP 3499626B2 JP 00664495 A JP00664495 A JP 00664495A JP 664495 A JP664495 A JP 664495A JP 3499626 B2 JP3499626 B2 JP 3499626B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooking
counter
kitchen
hand
space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP00664495A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08191725A (ja
Inventor
肇 矢田
泉 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP00664495A priority Critical patent/JP3499626B2/ja
Publication of JPH08191725A publication Critical patent/JPH08191725A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3499626B2 publication Critical patent/JP3499626B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、キッチンでの「手調
理」と「機器調理」の作業を行い易くした二列型キッチ
ンカウンターの配置構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、調理作業の手順内容としては、冷
蔵庫等に収納してある材料等を用いて、それら材料を洗
い、切り、調味し、加熱する等の調理を行い、できあが
った料理を盛りつけるという「手調理」を主体にしてい
た。そのため、キッチンの設計においては、その作業台
であるキッチンカウンターをいかに充実させ、作業スペ
ースを広く確保するかが課題となり、そのスペースを広
くとれない(例えば2m×3m程度の広さの)キッチン
では、キッチンカウンターの広さを優先するため、キッ
チンカウンターに隣接した位置に配置すれば使い勝手の
よい冷蔵庫はキッチンカウンターの対面に配置されるこ
とが多かった。また、近年では半加工食品と電子レンジ
等の調理機器の普及に伴い、洗う・切る・調味する等の
「手調理」を行わず、半加工食品を電子レンジ等で調理
する「機器調理」が重要な調理作業となり、半加工食品
を器に移しかえたり、ラップで包んだりする作業のため
に、前記キッチンカウンターを利用していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のキッチ
ンは、材料を洗う・切る・調味する等の「手調理」を重
視して設計されており、その結果「機器調理」を並行し
て行う場合、両調理作業の動線が入り混じり、合理的な
調理作業を行うことが困難であった。また、「手料理」
を行い易いようにキッチンカウンターの充実を図ってい
たので、冷蔵庫や電子レンジ等の配置位置は、使用者の
判断による決定に委ねられており、冷蔵庫や電子レンジ
等はスペースを広くとれないキッチンでは、キッチンカ
ウンターの広さを優先してキッチンカウンターの対面に
配置されることが多く、使い勝手のよいものではなかっ
た。すなわち、従来のキッチンの設計は、「機器調理」
が重要な調理作業となっているにもかかわらず、それを
考慮したものではなかった。そこで、本発明は、調理作
業の中での「機器調理」を明確に位置づけて、特に合理
的な調理作業が要求されるスペースの狭いキッチンでの
「手調理」と「機器調理」の作業域を整理し、調理機器
等の使い勝手をよくし、両調理作業を行い易くした二列
型キッチンカウンターの配置構造を提供することを目的
とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段として、本発明は、キッチンスペースKの奥行
き側の前後両端位置で、その横長手方向には、互いに対
面するように二列型のキッチンカウンターが配置された
構成において、一側を手調理用カウンターC1とし、他
側を機器調理用カウンターC2とし、前記手調理用カウ
ンターC1の上 には、シンク1、コンロ2・水栓3が配
設され、更に、手調理用カウンターC1に隣接する位置
に、冷蔵庫10を配置して手調理作業域Z1を構成し、
前記機器調理用カウンターC2の上には、電子レンジ1
1、炊飯ジャー12、湯沸かしポット13等の電気調理
器具が配設され、更に、機器調理用カウンターC2に隣
接する位置にトールキャビネット14を配置して、機器
調理作業域Z2を構成し、手調理用カウンターC1の奥
行き(d)を、機器調理用カウンターC2の奥行き
(f)よりも広く構成したものである。 【0005】 【作用】このように構成したことによって、手調理作業
域にて行う冷蔵庫に収納してある材料等を取り出し、そ
れら材料を洗い、切り、調味し、加熱し、できあがった
料理を盛りつけるという「手調理」作業の動線が合理的
となり、また、それに並行して機器調理作業域にて行う
半加工食品を器に移しかえたり、ラップで包んだりする
作業、およびそれらを調理し、できあがった料理を盛り
つけるという「機器調理」作業の動線も合理的となり、
さらに、収納スペースを入り組み、混在しないように十
分確保することができ、前記両動線が入り混じることが
なくなる。 【0006】 【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。図1は本
発明の二列型キッチンカウンターの配置構造を示す平面
図、図2は手調理用カウンターの部分を示す正面図、図
3は機器調理用カウンターの部分を示す正面図である。
図1・図2・図3において、本発明の対面型キッチンカ
ウンターの配置構造の全体構成について説明すると、キ
ッチンスペースKの奥行き側の前後両端位置で、その横
長手方向には、互いに対面するように二列型のキッチン
カウンターC・Cが配置され、一側(本実施例では奥
側)のキッチンカウンターCを手調理用カウンターC1
とし、他側(同じく手前側)のキッチンカウンターCを
機器調理用カウンターC2としている。 【0007】前記手調理用カウンターC1は、冷蔵庫1
0等に収納してある材料等を用いて、それら材料を洗
い、切り、調味し、加熱する等の調理を行い、できあが
った料理を盛りつける「手調理」を行うために配置さ
れ、キッチンスペースK内に手料理作業域Z1が構成さ
れており、前記機器調理用カウンターC2は、半加工食
品を電子レンジ11等で調理する「機器調理」を行うた
めに配置され、キッチンスペースK内に機器調理作業域
Z2が構成されている。 【0008】前記手調理用カウンターC1は、横側に冷
蔵庫10を隣接して配置することができるように横幅が
寸法設定されているとともに、冷蔵庫10を並列配置し
たときに冷蔵庫10がカウンターから出っ張らないよう
にし、調理作業時の移動域をすっきりと確保するように
奥行きが寸法設定されており、その上面には冷蔵庫10
側からシンク1、コンロ2が配設され、該シンク1とコ
ンロ2の間には調理スペースが確保されている。前記シ
ンク1には水栓3が付設され、その上方の壁面には水切
りカゴが不要の水切り棚4および窓5が配設され、前記
コンロ2の上方にはキッチンフード6が配設されてい
る。 【0009】また、前記手料理用カウンターC1のシン
ク1の下部には、フロアキャビネット7・8(例えば二
枚扉や四段引き出し)が配設されており、前記コンロ2
の下部には、グリル付オーブン9が配設されている。前
記水切り棚4は、下面にまな板を収納するラック20が
付設され、棚部分に調味料等の容器15の収納、および
よく使用する鍋16やコップ17等の仕舞い込むのが面
倒なものを伏せて置いておくことができるように構成さ
れている。このように手調理用カウンターC1を必要最
小限の構成にまとめ、収納スペースを十分確保してい
る。 【0010】そして、前記機器調理用カウンターC2
は、手調理用カウンターC1の対面位置に配置され、そ
の横側に食器類等の収納スペースを確保可能とするため
に冷蔵庫10に対面する位置にガラス扉付トールキャビ
ネット14を隣接して配置することができるように寸法
設定されており、その上面には電子レンジ11、炊飯ジ
ャー12、湯沸かしポット13等の電気調理器具を載置
でき、半加工食品を器に移しかえたり、ラップで包んだ
りする作業が可能で、電化機器が増えても十分に対応可
能なように予備スペースを確保している。前記機器調理
用カウンターC2の壁面にはコンセント21が設けられ
ており、さらに上方の壁面にはふだん使わないものを日
常の作業の邪魔にならないように収納しておくためのウ
ォールキャビネット22・22・・・が配設されてい
る。 【0011】また、前記機器調理用カウンターC2の上
面とウォールキャビネット22の下面との間隔は、前記
カウンターに載置した機器からでる湯気等の熱の影響が
ウォールキャビネット22におよばない高さ寸法に設定
されているとともに、前記ウォールキャビネット22
は、湯気等の熱の影響を受けない材質にて構成されてい
る。前記機器調理用カウンターC2の下部のトールキャ
ビネット14側には一枚扉のフロアキャビネット19が
配置され、その横側には床にゴミ箱18を置けるように
スペースが形成されており、例えば、本実施例において
は、そこに燃えるゴミと燃えないゴミの分別収集が可能
なように二個のゴミ箱18・18が配置できる構成とし
ている。 【0012】このように構成した二列型キッチンカウン
ターC1・C2は特に合理的な調理作業が要求されるス
ペースの狭いキッチンの設計において、「手調理」と
「機器調理」の作業域(Z1・Z2)を整理し、冷蔵庫
10や電気調理機器(電子レンジ11等)の使い勝手を
よくし、両調理作業を行い易くすることができる。その
寸法設定の一例を示しておくと、図1に示す如く、キッ
チンスペースKを壁芯芯寸法で横(a)3000mm×
奥行き(b)2000mm、壁内内寸法で横約2900
mm×奥行き約1900mmの広さとし、手調理用カウ
ンターC1の配置スペースを横(c)2200mm×奥
行き(d)650mmの広さとし、冷蔵庫10の配置ス
ペースを横(g)700mm確保し、前記機器調理用カ
ウンターC2の配置スペースを横(e)1500mm×
奥行き(f)450mmの広さとし、残りのスペース
(奥行き600mm)を調理作業時の移動域としてい
る。 【0013】以上のように構成したことによって、前記
手調理作業域Z1にて「手調理」作業を行う場合、冷蔵
庫10等に収納してある材料等を取り出して、それら材
料を手調理用カウンターC1のシンク1にて洗い、手調
理用カウンターC1上面の調理スペースにて切り、調味
し、コンロ2等にて加熱し、できあがった料理を盛りつ
けるという「手調理」を図1の一点鎖線にて示す動線x
のように合理的に行うことができる。 【0014】また、前記機器調理作業域Z2にて「機器
調理」を行う場合、冷蔵庫10に収納してある半加工食
品を取り出して、この半加工食品を器に移しかえたり、
ラップで包んだりする作業、および電子レンジ11で調
理し、できあがった料理を盛りつけるという「機器調
理」を図1の一点鎖線にて示す動線図1に示す動線yの
ように合理的に行うことができる。 【0015】さらに、前記「手調理」および「機器調
理」を並行して行う場合にも、作業域、それに伴う収納
スペースの両方が入り組み、混在しないように手調理作
業域Z1および機器調理作業域Z2が整理してあるの
で、前記両動線x・yが入り混じることがなくなり、移
動距離が短くて済み、合理的で使い勝手がよく短距離の
中で両調理作業を行うことができる。 【0016】 【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏する。即ち、手調理用カウンターに冷蔵
庫を隣接して手調理作業域を構成し、その対面に配置し
た機器調理用カウンターに収納スペースを隣接して機器
調理作業域を構成したことにより、「手調理」作業は手
調理作業域で対応し、「機器調理」作業は機器調理作業
域で対応することができるように整理することができる
のである。また、収納スペースも十分に確保することが
でき、移動距離の短い作業移動域を構成することができ
るので、収納スペースが入り組み、混在することがなく
使い勝手がよくなり、前記両調理作業の動線が入り混じ
ることがなく、短距離移動の中で合理的に両調理作業を
行うことができる。 【0017】また、前記機器調理作業域を構成したこと
により、従来のキッチン設計において考慮されていなか
った調理作業の中での「機器調理」を明確に位置付ける
ことができ、特に合理的な作業が求められる狭いキッチ
ンを使い勝手のよいものにできる。また、冷蔵庫を手調
理用カウンターに隣接して配置したので、従来のように
キッチンカウンターの対面に設置した場合に比べて、冷
蔵庫前のスペースを十分に確保することができ、収納物
の出し入れが容易となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の二列型キッチンカウンターの配置構造
を示す平面図である。 【図2】手調理用カウンターの部分を示す正面図であ
る。 【図3】機器調理用カウンターの部分を示す正面図であ
る。 【符号の説明】 10 冷蔵庫 11 電子レンジ 14 トールキャビネット C1 手調理用カウンター C2 機器調理用カウンター K キッチンスペース Z1 手調理作業域 Z2 機器調理作業域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−54722(JP,A) 特開 平5−133115(JP,A) 特開 平3−7106(JP,A) 特開 平1−97410(JP,A) 実開 平1−180938(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 77/02 A47B 77/04 A47B 77/06 A47B 77/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 キッチンスペースKの奥行き側の前後両
    端位置で、その横長手方向には、互いに対面するように
    二列型のキッチンカウンターが配置された構成におい
    て、一側を手調理用カウンターC1とし、他側を機器調
    理用カウンターC2とし、 前記手調理用カウンターC1の上には、シンク1、コン
    ロ2・水栓3が配設され、更に、手調理用カウンターC
    1に隣接する位置に、冷蔵庫10を配置して手調理作業
    域Z1を構成し、 前記機器調理用カウンターC2の上には、電子レンジ1
    1、炊飯ジャー12、湯沸かしポット13等の電気調理
    器具が配設され、更に、機器調理用カウンターC2に隣
    接する位置にトールキャビネット14を配置して、機器
    調理作業域Z2を構成し、 手調理用カウンターC1の奥行き(d)を、機器調理用
    カウンターC2の奥行き(f)よりも広く構成した こと
    を特徴とする二列型キッチンカウンターの配置構造。
JP00664495A 1995-01-19 1995-01-19 二列型キッチンカウンターの配置構造 Expired - Fee Related JP3499626B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00664495A JP3499626B2 (ja) 1995-01-19 1995-01-19 二列型キッチンカウンターの配置構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00664495A JP3499626B2 (ja) 1995-01-19 1995-01-19 二列型キッチンカウンターの配置構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08191725A JPH08191725A (ja) 1996-07-30
JP3499626B2 true JP3499626B2 (ja) 2004-02-23

Family

ID=11644088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00664495A Expired - Fee Related JP3499626B2 (ja) 1995-01-19 1995-01-19 二列型キッチンカウンターの配置構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3499626B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0197410A (ja) * 1987-10-10 1989-04-14 Toto Ltd 厨房設備
JPH01180938U (ja) * 1988-06-15 1989-12-27
JPH037106A (ja) * 1989-06-06 1991-01-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 厨房装置
JP3066140B2 (ja) * 1991-11-11 2000-07-17 積水ハウス株式会社 用途別変更型ダイニングキッチンルーム
JPH0654722A (ja) * 1992-08-11 1994-03-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 厨房装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08191725A (ja) 1996-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3499626B2 (ja) 二列型キッチンカウンターの配置構造
US2744994A (en) Electric baking, roasting, and cooking apparatus
JP4108111B2 (ja) 調理台
CN205758395U (zh) 一种厨房用锅盖架
CN214630998U (zh) 一种多功能操作台
JP4312933B2 (ja) 電子レンジ調理用家具、電子レンジ調理装置及びキッチン構造
CN217356976U (zh) 一种组合炉
CN210902576U (zh) 一种多功能炉灶
CN214230512U (zh) 中式一体式组合炉
CN214355719U (zh) 一种炊事方仓
CN220069526U (zh) 一种多功能烤箱
CN216652094U (zh) 一种多功能蒸菜保温台
CN210446633U (zh) 一种智能厨具
CN215675315U (zh) 一种全新模块化集成灶具
CN217771802U (zh) 一种用于房车内的厨具柜
JP2879411B2 (ja) キッチン装置
CN214804079U (zh) 一种具有冷藏功能的自动蒸、煮、炒、烤、炸箱联合体
CN209874576U (zh) 餐饮服务场所及其厨房结构
JP4277444B2 (ja) 厨房装置
JP2003180458A (ja) ダイニングキッチン
KR900003213Y1 (ko) 종합 취사기 셋트
JPH0197410A (ja) 厨房設備
DE102020105691A1 (de) Einbauküchengerät
CN112498216A (zh) 一种炊事方仓
JPH0614578Y2 (ja) 壁面取り付け用収納家具

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees