JP2008281267A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気口から水や油や洗剤が浸入した場合でも、触媒に到達することなく除煙性能を維持できるようにすること。
【解決手段】調理中に発生する油煙の一部を除去する触媒14および触媒加熱ヒーター13から構成された油煙低減手段12を、焼き網6と受け皿7と被調理物3を収納する調理室2と油煙を調理室2外へ案内する排気経路10とを接続する排気経路内10に設けるとともに、触媒14設置位置より後方の排気経路10内に触媒14の設置面より低い位置に底面を有しかつ一定の容量を有する窪み部(凹部)19を設け、さらに前記底面に少なくとも1つ以上の液体排出用の排出穴18を設けたもので、排気口11から誤って調理用の水や油が流入した場合でも、触媒14より低い位置に設けた窪み部(凹部)17でいったん貯めて、底面に設けた排出穴18より排出することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は一般家庭で魚、肉等の被調理物を加熱調理する加熱調理器に関するものである。
従来この種の加熱調理器101は、図4に示すように調理室102内に被調理物103を上方から加熱する第一の加熱手段104と下方から加熱第二の加熱手段105を備え、焼き網106上に置かれた被調理物103を上下の加熱手段により加熱調理する構成となっている。調理室102後部には、排気口113に向かって直角に曲がった排気経路109が形成され、排気経路109には油煙低減手段110として、触媒ヒーター112および触媒111を設置し、調理室102内で発生した油煙を触媒111で水蒸気と二酸化炭素に分解して排気口109より排出する構成となっている。
特開2007−24366号公報
しかしながら、排気口より誤って水や油や洗剤等が流れ込んだ場合、触媒部に流れ込み触媒に付着するあるいはしみ込み、除煙の性能を低下させたり、流れ込んだものによる油煙を発生させたりする場合があるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、排気口から水や油や洗剤が浸入した場合でも、触媒に到達することなく安全で確実に除煙できる加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、被調理物を載置する焼き網と、前記焼き網を収納する受け皿と、前記焼き網と前記受け皿と前記被調理物を収納する調理室と、前記被調理物を上から加熱する第一加熱手段および下方から加熱する第二加熱手段と、調理中に発生する油煙の一部を除去する触媒および触媒加熱ヒーターから構成された油煙低減手段と、油煙を前記調理室外へ案内する排気経路とを備え、前記油煙低減手段を、前記調理室と前記排気経路とを接続する排気口または前記排気経路内に設けるとともに、前記触媒設置位置より後方の排気経路内に前記触媒の設置面より低い位置に底面を有しかつ一定の容量を有する窪み部(凹部)を設け、さらに前記底面に少なくとも1つ以上の液体排出用の排出穴を設けたものである。
これによって、排気口から誤って調理用の水や油が流入した場合でも、触媒より低い位置に設けた窪み部(凹部)でいったん貯めて、底面に設けた排出穴より排出するようにしたことにより、触媒部に水や異物や油が流れ込み除煙性能低下させたり、流れ込んだものにより油煙を発生させたりすることを防止することができる。
また、排気経路内に排気穴から油煙低減手段部への液体等の流れ込みを防止する少なくとも1つ以上の浸入防止壁を設けたもので、誤って排気口から調理用の水や油等の液体が浸入した場合、排気経路の壁面等を伝って触媒側へ流入するのを防止できる。
さらに浸入防止壁に開口穴等を設けたり、浸入防止壁の一端を開放することにより、極度に排気抵抗をつけすぎて、排気を妨げるのを防止したり、排気の速度を適切な速度に調節することができ、適切な触媒性能を発揮させることができる。
本発明の加熱調理器は、排気経路内に設けた排出穴を有する窪み部や侵入防止壁により、排気口から浸入した液体が触媒に到達するのを防止し、さらに浸入防止壁に設けたパンチング穴等の開口穴により排気速度を適切に調節することができる。
第1の発明は、被調理物を載置する焼き網と、前記焼き網を収納する受け皿と、前記焼き網と前記受け皿と前記被調理物を収納する調理室と、前記被調理物を上から加熱する第一加熱手段および下方から加熱する第二加熱手段と、調理中に発生する油煙の一部を除去する触媒および触媒加熱ヒーターから構成された油煙低減手段と、油煙を前記調理室外へ案内する排気経路とを備え、前記油煙低減手段を、前記調理室と前記排気経路とを接続する排気口または前記排気経路内に設けるとともに、前記触媒設置位置より後方の排気経路内に前記触媒の設置面より低い位置に底面を有しかつ一定の容量を有する窪み部(凹部・一時貯水部)を設け、さらに前記底面に少なくとも1つ以上の液体排出用の排出穴を設けた加熱調理器で、排気口から誤って調理用の水や油が流入した場合でも、触媒より低い位置に設けた窪み部(凹部)でいったん貯めて、底面に設けた排出穴より排出することにより、触媒部に水や異物や油が流れ込み除煙性能低下させたり、流れ込んだものにより油煙を発生させたりすることを防止することができる。
また、通常使用時は、排気の上昇気流に引かれる、あるいは冷却ファンを有する機器等によってはその内圧により、逆に排出穴より排気経路内に空気が流入し、触媒ヒーターによって高温に加熱された排気温度を低減することもできる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、排気経路内の窪み部底面に複数の排出穴を設けた場合、排気口の側壁に近い部分に設けた排出穴を中央部の排出穴より大きくしたことにより、排気口内に誤ってまとまった量の水や油などの液体が流れ込んだ場合、より短時間で窪み部(凹部)に溜まった液体を排出することができ、窪み部(凹部)よりあふれて触媒側へ流れ込む可能性を低くすることができる。
また、通常使用時に逆に排出穴より空気が排気経路内に流入する場合、中央部より壁面周囲を流れる空気が多いので排気経路の排気の流れを妨げるのを防止することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、排気経路内に排気穴から油煙低減手段部への液体等の流れ込みを防止する少なくとも1つ以上の浸入防止壁を設けたことにより、誤って排気口から調理用の水や油等の液体が浸入した場合、排気経路の壁面等を伝って触媒側へ流入するのを防止することができる。
第4の発明は、特に、第3の発明において、排気経路内に設けた浸入防止壁に排気の通過速度を調節するためのパンチング又は格子状等の開口穴を設けたことにより、極度に排気抵抗をつけすぎて、排気を妨げるのを防止したり、排気の速度を適切な速度に調節することができ、排気漏れを防止したり、適切な触媒性能を発揮させることができる。
第5の発明は、特に、第3または第4の発明において、排気経路内に複数個の浸入防止壁を設ける場合、排気口に近い側に設けた浸入防止壁は排気経路の上面から下方に向け垂直に位置させ、さらに上面から一定高さからは開口穴のない状態とし、それより下側は開口穴を有する状態もしくは開放状態とし、一方触媒に近い側に設けた浸入防止壁は排気経路の下面より上方向け垂直に位置させ、さらに下面より一定の高さは開口穴のない状態とし、それより上側は開口穴を有する状態もしくは開放状態としたことにより、排気経路の上面および下面を伝って流れ込む液体をより確実に遮断するとともに、開口穴の形態や浸入防止壁や開放部分の高さ等の設定により、排気の速度を適切になるようにし、排気漏れを防止したり、適切な触媒性能を発揮させることができる。
第6の発明は、特に、第3〜5の発明において、排気経路内に設けた浸入防止壁を触媒を装着する触媒ケースと一体で構成し、触媒設置時、触媒ケース後壁の侵入防止壁部と触媒との間に排気が通過できる一定の隙間を設ける構成としたことによにより、排気経路を形成する排気筒などに直接浸入防止壁を立てて、形状を複雑にすることなく、構成を簡素化することができるとともに、触媒ケース後部の浸入防止壁部分と触媒の間に排気が通過できる一定の隙間を設けてあるので、触媒の排気通過面積を少なくすることがなく、触媒性能を保つことができる。
第7の発明は、特に、第1〜6の発明において、排気口に一番近い浸入防止壁を排気経路上面から位置させ、さらに排気経路内に設けられた窪み部の触媒に近い側の壁は、排気口に一番近い浸入防止壁の設置位置よりも触媒に近い側に位置する構成としたことにより、誤って排気口より流入して浸入防止壁で遮断した液体を窪み部(凹部)に落とし、排気経路外へ排出する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器1の断面図を示すものである。
図1において、加熱調理器1は被加熱物3を収納し加熱する調理室2を備え、調理室2には被加熱物3を上から加熱する第一加熱手段4と下から加熱する第二の加熱手段5を有している。被加熱物3は焼き網6上に載置され、焼き網6は受皿7に収納され、扉8は受け皿7の前側先端部に装着され、調理室1の扉8の前後へのスライドによる開閉動作に合わせて被調理物3が調理室1内に収納される構成である。吸気口9は、調理室1前面下部に設けられ、吸気口9は調理室1前面と扉8の下部の隙間より形成されている。一方、排気経路10は調理室1後壁に設けられた開口部21と天板20後部に設けられた排気口11をつなぐよう構成されており、略水平部分と上方に向かう略垂直な部分により形成されている。油煙低減手段12は、調理室1後壁に設けられた開口部21直後の排気通路内10に設けられ、前側から触媒加熱ヒーター13次に触媒14の順で設置される。触媒14は、ハニカム状のセラミックに白金やパラジウムが付着させてあり、触媒用ケース15にセットされ装着される。触媒14のケースの後壁は、触媒14との間に一定距離があり、排気経路10の下面より一定の高さまでは穴がない状態で、それより上側はパンチング穴16形状となっている。
触媒14および触媒用ケース15より後方の排気経路10内には、触媒14を設置している排気経路10の下面より低い位置に底面を有しかつ一定量の容量を有する窪み部(凹部)17を設けさらに、底面には複数個の液体排出用の排出穴18を設けた。図2に示すように排出穴18は、排気経路10の側壁に近い部分の穴を排気経路10の中央部の穴より大きくなっている。誤って排気口9から液体が浸入した場合に触媒14への到達を防止する浸入防止壁19は、触媒14と排気口11間の排気経路10の上方に向かう角の略水平部分の上面から下方に向け垂直に位置させ、図3に示すように上面から一定の距離は穴がない状態で、それより下の部分はパンチング穴16形状で、さらにそれより下は開放状態となっている。排気経路内10に設けられた窪み部17の触媒14に近い側の壁は、排気口9に一番近い浸入防止壁19の設置位置よりも触媒14に近い側に位置させた構成となっている。
次に、以上のように構成された加熱調理器の動作、作用について説明する。
まず焼き網6に被加熱物3を載せて、焼き網6を受皿7に収納し、扉8と閉めると同時受皿7、被加熱物3を調理室2内に収納する。調理者が操作部を操作することにより、被加熱物3の加熱調理が開始される。まずは、調理室2内にある上から第一の加熱手段4と下からの第二の加熱手段5に通電され、被加熱物3が加熱される。同時に触媒加熱ヒーター13にも通電され、触媒反応が促進されるよう触媒14表面が加熱される。所定時間加熱することにより、被加熱物3が加熱されるとともに、調理室2内の空気および排気経路10内の空気が加熱され、加熱調理器1外の空気が吸気口9から流入して調理室2、油煙低減手段12を含む排気経路10を通って、排気口11から出ていくという空気の流れが形成されてくる。調理室2内で魚等の被調理物3から油煙も前記空気の流れに沿って、油煙低減手段12に運ばれ触媒14により水蒸気と二酸化炭素に分解され、排気経路10を通って排気口11より加熱調理器1外部へ排出される。
また、調理中や掃除中に誤って天板上で油や水や洗剤等の液体をこぼした場合、排気口11より排気経路10内に浸入するが、排気経路10内に設けた窪み部17で瞬間的に液体を溜めて、窪み部17底面に設けた排出穴18より排出する。排気経路10の壁面を伝ってきた液体については浸入防止壁19によりせき止められ、その下にある窪み部17に落とされ、排気経路10から外へ排出される。
以上のように、本実施の形態においては、被調理物3を載置する焼き網6と、焼き網6を収納する受け皿7と、焼き網6と受皿7と被調理物3を収納する調理室2と、被調理物3を上から加熱する第一加熱手段4および下方から加熱する第二加熱手段5と、調理中に発生する油煙の一部を除去する触媒14および触媒加熱ヒーター13から構成された油煙低減手段12と、油煙を調理室2外へ案内する排気経路10とを備え、油煙低減手段12を、調理室2と排気経路10とを接続する排気口11または排気経路10内に設けるとともに、触媒14設置位置より後方の排気経路10内に触媒14の設置面より低い位置に底面を有しかつ一定の容量を有する窪み部(凹部)17を設け、さらに底面に複数個の液体排出用の排出穴18を設けたので、排気口11から誤って調理用の水や油や洗剤が流入した場合でも、触媒14より低い位置に設けた窪み部(凹部)17でいったん貯めて、底面に設けた排出穴18より排出することにより、触媒14部に水や油や洗剤が流れ込み除煙性能低下させたり、流れ込んだものにより油煙を発生させたりすることを防止することができる。また、通常使用時は、排気の上昇気流に引かれる、あるいは冷却ファンを有する機器等によってはその内圧により、逆に排出穴18より排気経路10内に空気が流入し、触媒加熱ヒーター13によって高温に加熱された排気温度を低減することもできる。
さらに排気口11の側壁に近い部分に設けた排出穴18を中央部の排出穴18より大きくしたので、排気口11内に誤ってまとまった量の水や油などの液体が流れ込んだ場合、より短時間で窪み部(凹部)17に溜まった液体を排出することができ、窪み部(凹部)17よりあふれて触媒14側へ流れ込む可能性を低くすることができる。
また、通常使用時に逆に排出穴18より空気が排気経路10内に流入する場合、中央部より壁面周囲を流れる空気が多いので、壁面に近いより大きな排出穴18により排気経路10の排気の流れを妨げるのを防止することができる。
また、排気経路10内に排気口11から油煙低減手段12部への液体等の流れ込みを防止する少なくとも1つ以上の浸入防止壁19を設けているので、誤って排気口11から調理用の水や油等の液体が浸入した場合、排気経路10の壁面等を伝って触媒14側へ流入するのを防止するとともに、浸入防止壁19に排気の通過速度を調節するためのパンチング穴16等の開口穴を設けたので、極度に排気抵抗をつけすぎて、排気を妨げるのを防止したり、排気の速度を適切な速度に開口穴16の形状・数や位置により調節することができ、排気漏れを防止したり、適切な触媒性能を発揮させることができる。
さらに、本実施の形態では排気口11に近い側に設けた浸入防止壁19は排気経路10の上面から下方に向け垂直に位置させ、さらに上面から一定高さからは開口穴のない状態とし、それより下側は開口穴を有する状態もしくは開放状態とし、一方触媒14に近い側に設けた浸入防止壁19は触媒14を装着する触媒用ケース15と一体で構成ており、触媒14との間に一定の隙間を設けた位置で、排気経路10の下面より上方向け垂直に位置させ、さらに下面より一定の高さは開口穴のない状態とし、それより上側はパンチング穴等の開口穴を有する状態とており、排気経路10の上面および下面を伝って流れ込む液体をより確実に遮断するとともに、開口穴の形態や浸入防止壁や開放部分の高さ等の設定により、排気の速度を適切になるようにし、排気漏れを防止したり、適切な触媒性能を発揮させることができるとともに、浸入防止壁19と触媒14を装着する触媒ケース15とを一体で構成したので、排気経路10を形成する排気筒などに直接浸入防止壁19を立てて、形状を複雑にすることなく、構成を簡素化することができる。触媒用ケース15後部の浸入防止壁19部分と触媒14の間に排気が通過できる一定の隙間を設けてあるので、触媒14の排気通過面積を少なくすることがなく、触媒性能を保つことができる。
また、排気口11に一番近い浸入防止壁19を排気経路10上面から位置させ、さらに排気経路10内に設けられた窪み部17の触媒14に近い側の壁は、排気口11に一番近い浸入防止壁19の設置位置よりも触媒14に近い側に位置する構成としたで、誤って排気口11より流入して浸入防止壁で遮断した液体を窪み部(凹部)17に落とし、排気経路10外へ排出することができる。
また、本実施の形態では、仮に触媒加熱ヒーター13の動作異常で調理時に通電されず、触媒14に油が付着した状態で、触媒加熱用ヒーターが復帰して通電された場合でも、パンチング穴16を開けた浸入防止壁19で排気の速度が適切な速度に保たれているので、過剰な酸素の流入を防止でき、触媒14表面で火炎状の燃焼反応が起こるのを防止することができる。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、排気経路内に設けた排出穴を有する窪み部や侵入防止壁により、排気口から浸入した液体が触媒に到達するのを防止し、さらに浸入防止壁に設けたパンチング穴等により排気速度を適切に調節することができるので、電気、ガス問わず種々の加熱調理器に利用が可能である。
本発明の実施の形態1の加熱調理器を横方向から見た断面図 本発明の実施の形態1の排気口および排出穴の部分上面図 本発明の実施の形態1の浸入防止壁の部分正面図 従来の加熱調理器を横方向から見た断面図
符号の説明
1 加熱調理器
2 調理室
3 被加熱物
4 第一の加熱手段
5 第二の加熱手段
6 焼き網
7 受皿
10 排気経路
11 排気口
12 油煙低減手段
13 触媒加熱ヒーター
14 触媒
15 触媒用ケース
16 パンチング穴(開口穴)
17 窪み部
18 排出穴
19 浸入防止壁

Claims (7)

  1. 被調理物を載置する焼き網と、前記焼き網を収納する受け皿と、前記焼き網と前記受け皿と前記被調理物を収納する調理室と、前記被調理物を上から加熱する第一加熱手段および下方から加熱する第二加熱手段と、調理中に発生する油煙の一部を除去する触媒および触媒加熱ヒーターから構成された油煙低減手段と、油煙を前記調理室外へ案内する排気経路とを備え、前記油煙低減手段を、前記調理室と前記排気経路とを接続する排気口または前記排気経路内に設けるとともに、前記触媒設置位置より後方の排気経路内に前記触媒の設置面より低い位置に底面を有しかつ一定の容量を有する窪み部(凹部・一時貯水部)を設け、さらに前記底面に少なくとも1つ以上の液体排出用の排出穴を設けた加熱調理器。
  2. 排気経路内の窪み部底面に複数の排出穴を設けた場合、排気経路の左右側壁に近い部分に設けた排出穴を排気経路の中央部の排出穴より大きくした請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 排気経路内に排気穴から油煙低減手段部への液体等の流れ込みを防止する少なくとも1つ以上の浸入防止壁を設けた請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 排気経路内に設けた浸入防止壁に排気の通過速度を調節するためのパンチング又は格子状等の開口穴を設けた請求項3に記載の加熱調理器。
  5. 排気経路内に複数個の浸入防止壁を設ける場合、排気口に近い側に設けた浸入防止壁は排気経路の上面から下方に向け垂直に位置させ、さらに上面から一定高さからは開口穴のない状態とし、それより下側は前記開口穴を有する状態もしくは開放状態とし、一方触媒に近い側に設けた前記浸入防止壁は前記排気経路の下面より上方向け垂直に位置させ、さらに下面より一定の高さは前記開口穴のない状態とし、それより上側は前記開口穴を有する状態もしくは開放状態とした請求項3または4に記載の加熱調理器。
  6. 排気経路内に設けた浸入防止壁を触媒を装着する触媒ケースと一体で構成し、前記触媒設置時、触媒ケース後壁の侵入防止壁部と前記触媒との間に排気が通過できる一定の隙間を設ける構成とした請求項3〜5いずれか1項に記載の加熱調理器。
  7. 排気口に一番近い浸入防止壁を排気経路上面から位置させ、さらに排気経路内に設けられた窪み部の触媒に近い側の壁は、前記排気口に一番近い浸入防止壁の設置位置よりも前記触媒に近い側に位置する構成とした請求項1〜6いずれか1項に記載の加熱調理器。
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