JP2009295415A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、キッチン組み込み型の本体前面からの吸気に対する溢水対策構成により機器の信頼性を向上させる誘導加熱調理器を提供すること。
【解決手段】キッチン12前から、本体の前面につたい本体吸気口30に達した水分が、ファン17の吸気により空気とともにファン吸気口28にむけて吸い込まれた際、本体吸気口上面よりも高い防水壁31に水があたり、ここで分離できなかった細かいミスト状の水分を返し面33に付着させ吸気することで、空気と水分を分離することができ、この空気で冷却する制御基板に水分が付着することを防ぎ、水分による基板内でのショートを防ぎ、機器の信頼性を向上することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、誘導加熱調理器に関するものである。
従来、この種の誘導加熱調理器は、図7に示すように、キッチン1に組み込んで使用する構成のものである。左右加熱コイル2が本体外郭3内に内設された構成において、冷却のための吸気口4を本体前面に、排気口5をトップユニット部6後方に設け、ファン7より外気を吸引し、略閉空間である冷却ケース内の制御基板8を冷却する構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−076857号公報
しかしながら、前記従来の構成では、本体上面で加熱した鍋からのふきこぼれた煮汁や、鍋に入れようとしてこぼれた水がキッチン上面をつたわり、キッチン前から、本体の前面につたい本体吸気口に達した煮汁や水が、ファンの吸気により空気とともにファン吸気口にむけて吸い込まれて制御基板にむけて噴き出され、本体内の制御基板に水分が付着し、水分により基板内でショートをおこしてしまう課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、吸気口から水分を吸い込んでも本体内の制御基板にファンにより水分を吹き付けることがないようにし、機器の信頼性を向上させることができる誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱調理器は、本体吸気口とファン吸気口間に本体吸気口上面よりも高い防水壁を設け、防水壁の上方に防水壁と略直角に形成した返し面を設けたものである。
これによって、本体上面で加熱した鍋からのふきこぼれた煮汁や、鍋に入れようとしてこぼれた水がキッチン上面をつたわり、キッチン前から、本体の前面につたい本体吸気口に達した煮汁や水が、ファンの吸気により空気とともにファン吸気口にむけて吸い込まれた際、本体吸気口上面よりも高い防水壁に水があたり、空気は上方へ流れ、さらに、ここで分離できなかった細かいミスト状の水分を返し面に付着させ吸気することで、空気と水分を分離することができ、この吸い込んだ空気で冷却する制御基板に水分が付着することを防ぎ、水分により基板内でショートをおこすことがなく、機器の信頼性を向上することができる。
本発明の誘導加熱調理器は、吸気口から水分を吸い込んでも本体内の制御基板にファンにより水分を吹き付けることがないようにし、機器の信頼性を向上させることができる。
第1の発明は、キッチンの上面開口部から挿入しキッチンの前面開口部に本体の外郭外面前部をのぞませて設置し、キッチン上面にトップユニット部を備え、トップユニット部の下方に設けられた加熱部と、加熱部を内蔵した本体と、本体の外郭外面前部に設けられた吸気口と、調理器本体吸気口後方の本体内に設けた吸気口から調理器本体外の空気を吸気するファンと、ファンにより略後方へ送風された冷却風の下流側に設けた加熱部の出力
を制御する制御基板と、前記本体の外郭外面後方の上部又は後部に設けた冷却風の出口となる排気口と、前記本体吸気口とファン吸気口間に本体吸気口上面よりも高い防水壁を設け、前記防水壁の上方でかつファン吸気口上面よりも低い位置に防水壁と略直角に形成した返し面を設けることにより、本体上面で加熱した鍋からのふきこぼれた煮汁や、鍋に入れようとしてこぼれた水がキッチン上面をつたわり、キッチン前から、本体の前面につたい本体吸気口に達した煮汁や水が、ファンの吸気により空気とともにファン吸気口にむけて吸い込まれた際、本体吸気口上面よりも高い防水壁に水があたり、空気は上方へ流れ、さらに、ここで分離できなかった細かいミスト状の水分を返し面に付着させ吸気することで、空気と水分を分離することができ、この吸い込んだ空気で冷却する制御基板に水分が付着することを防ぎ、水分により基板内でショートをおこすことがなく、機器の信頼性を向上することができる。
第2の発明は、特に第1の発明の防水壁をファン吸気口に近い側より遠い側の方が、高さが低い形状としたことにより、ファンの吸気口に近い箇所では吸気風速が速く水分をおおく吸い込むが、ファンの吸気口に遠いところでは吸気風速が遅く水分を吸い込む力は激減する。この違いを利用してファンの吸気口から遠いところでの防水壁の高さを低くすることができ、ファンが吸気する吸気断面積を防水壁がファン吸気口近傍の高さで一律に形成するよりは広くとることができ、吸気圧損を下げ、ファンが効率よく吸気するよう改善することができる。
第3の発明は、特に第1の発明の防水壁の上端に本体吸気口側に向かって形成された返しリブを設けたことにより、防水壁に付着した水分が防水壁先端から再びファン吸気口に向かって吸い込まれることを防ぎ、さらに防水性能を向上することができる。
第4の発明は、特に第1の発明の返し面に防水壁よりも後方で下向きに形成した落とし壁を設けたことにより、返し面に付着した水分がファンの吸気により吸い込まれるのを落とし壁により、水分の移動を妨げることができる。
第5の発明は、特に第1の発明のファン吸気口に本体吸気口側に向かって形成されたファン吸気口リブを設けたことにより、ファン吸気口に吸い込まれる水分をファン吸気口リブにより直前で付着させ、ファン吸気口にすいこまれるのを防ぐことができる。
第6の発明は、特に第1の発明の防水壁と本体吸気口の間で防水壁の下部に凹部を設け、凹部は本体左右方向にのびた構成とすることにより、防水壁の株にたまった水を左右にのびた凹部に流れこみ、防水壁株に堆積することを防ぎ、再びファン吸気口へすいこまれにくくすることができる。
第7の発明は、特に第1の発明の本体吸気口上方の本体外郭外面に外向きの凸部を設け、前記凸部はファン吸気口に近い側から遠い側に向かって略山形の形状としたことにより、本体吸気口へ、水が流れ伝うのを略山形の形状に沿わせて誘導し、左右にふりわけ、本体吸気口へ水が入りにくくすることができる。
第8の発明は、特に第1の発明の本体吸気口は操作部下方に設けた構成とすることにより、操作部で水が本体吸気口に伝わるまでに、邪魔になり、本体吸気口に水が浸入する可能性を低減できる。また、吸気時に操作部が吸気口より上にあることで、操作する指が吸気風により冷やされることを防ぎ、使い勝手を向上することができる。
第9の発明は、特に第8の発明の操作部は本体外郭前面内部に収納され、操作時に本体外郭前方へ出てきて操作を行う構成としたことにより、本体外郭前方へ本体吸気口上方で飛び出した操作部が、上方からの水の流れに対して、屋根の役割をし、下方の本体吸気口
への水の流れこみを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の操作部を閉じた状態の断面図を示すものである。図2は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の操作部を開けた状態の断面図を示すものである。図3は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器のキッチン組み込み外観斜視図を示すものである。図4は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の内部の構成を示す斜視図を示すものである。ここではシステムキッチンで説明するが、天面部及び前面部に必要な開口部を備えた調理器台でもよい。
図1から4において、外郭を構成する誘導加熱調理器の本体外郭11は、キッチン12の上面開口部から挿入設置されている。本体外郭11上面には、本体外郭11の上面を覆うとともに本体外郭11をキッチンの上面開口部から挿入設置したときに本体外郭11を支えるトップユニット部13、本体外郭11内のトップユニット部13の下には、左側に左加熱コイル14a、右側に右加熱コイル14bが置かれている。また本体の左側で、左加熱コイル14aの下方にロースター15が置かれている。ロースター15の右側で、右加熱コイル14bの下方には、左加熱コイル14aと右加熱コイル14bに電流を供給し駆動制御する制御基板16が配置され、制御基板16の前側に近接して本体外郭内に冷却風を送り込むファン17を、ファンの前側に加熱操作設定を行う操作部18を配置している。
すなわち本体外郭11の正面部には、左側に魚を焼くためのロースター15、右側に操作部18を有している。本体上面左後方に排気口19を設けている。操作部は、最上部に配した操作用押しボタン部20と、その操作用押しボタン部20下方に設けたボタンの操作を検知し制御基板へ信号を伝送するスイッチを有する操作基板21と、操作基板21を支持する操作基板ベース22により形成されている。この操作部は開閉により本体内に収納されたり、本体外方に露出されたりする形態で、その構成を内蔵された操作部を含む操作駆動ユニット23と外方を形成する操作部ケース24により形成している。操作駆動ユニットは、操作部と、操作基板ベースを左右下方にて支持する左右支持部25と、操作基板ベースと左右支持部の前面を塞ぐ前面化粧板26とで構成している。左右支持部の左右の下部とそれに対向した操作部ケースの側部にシャフト27を通し、この部分を基点に開閉回動することにより、操作部が本体内に収納されたり、本体外方に露出されたりする。ファンは操作部ケースの奥に位置し、そのファンの奥に制御基板が配されている。ファン吸気口28は操作ケース側で排気口は制御基板側となる。ファン吸気口には操作部ケース側すなわち本体吸気口側に向かって形成されたファン吸気口リブ29を有している。そして、本体吸気口30は操作部下方に設けられている。本実施の形態では本体吸気口を操作部下方で前面化粧部の下方に設けている。本体吸気口は操作部下方であればよく、前面化粧板の一部に穴を設けてもよい。
本体吸気口とファン吸気口間である操作ケース下面に本体吸気口上面よりも高い防水壁31を設け、本体吸気口側の防水壁の下部の操作ケース下面に凹部32を設け、凹部は本体左右方向にのびた形状としている。また、防水壁の上方に防水壁と略直角に形成した返し面33と、返し面に防水壁よりも後方で下向きに形成した落とし壁34を操作ケースの一部として形成している。
また、さらに、図5に示すように防水壁31はファン吸気口に近い側より遠い側の方が
、高さが低い形状とし、防水壁の上端に本体吸気口側に向かって形成された返しリブ35を設けている。
また、ここで、図6に示すように、本体吸気口上方の本体外郭外面である前面化粧板に外向きの凸部36を設け、凸部はファン吸気口に近い側から遠い側に向かって略山形の形状としたものである。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下動作、作用を説明する。
冷却ファンの冷却風の流れについて説明する。まず、冷却風は本体吸気口から外気が入り、操作ケース下面に設けられた防水壁にぶつかって上昇し、防水壁の上端の返しリブに当たって一度本体吸気口側へ折れ曲がり、操作ケースの上面である返し面に沿って流れ、さらに返し面につながる落とし壁により下方へ曲げられ、ファンの吸気口側へ吸い込まれる。このときファン吸気口リブに当たり部分的に空気の流れに屈曲がおきながらファンの吸気口へ吸い込まれる。吸い込まれた空気は、ファンによりスイッチング素子やダイオードブリッジといった発熱部品を有する制御基板へ噴出され、その後、右加熱コイルや左加熱コイルを経由しながら本体トップユニット後方に設けられた排気口へと流れ外へ排出される。
次に、ファンによって吸い込まれる水分の動きについて説明する。本体上面で加熱した鍋からのふきこぼれた煮汁や、鍋に入れようとしてこぼれた水がキッチン上面をつたわり、キッチン前から、閉じられた本体の前面の前面化粧板に設けられたファン吸気口に近い側から遠い側に向かって略山形の形状の外向きの凸部に沿って流れ、凸部を乗り越えた水分が本体吸気口に達し、ファンの吸気により空気とともにファン吸気口にむけて吸い込まれる。この際、まず本体吸気口から入った水分を含んだ空気は防水壁にあたり、防水壁下部の凹部へ落ち、凹部に沿って左右に分岐して貯水される。また、防水壁で衝突しなかった空気中の水分は、防水壁上部の返しリブに当たり防水壁を伝わり落ちる。さらにここでも捕集されなかった水分は返し面に付着し、さらに落とし壁による空気の流れの屈曲で遠心分離された水分を付着捕獲し、ファン吸気寸前の場所でファン吸気口リブにあたり、水分が付着し、蛇行しながら水分を分離した空気は最終的にファンに吸い込まれ、制御基板に向けて突出される。
また、操作部が開いた状態では、キッチン上面をつたわり、キッチン前から落ちてきた水分は、開いた操作部により邪魔され、左右や操作部前方へ分岐して流れる。この操作部を乗り越えて本体吸気口へ到達した水分は前記の流れにより同様に分離され、ファンに吸い込まれて、最終的にファンから制御基板へ排出される。
ここで、空気温度20℃の比重量は、(353/(273+20))=1.2kg/mであり、水の比重は1g/cm。質量mの物体が、半径rの円周上を角速度ωで回転していると、F=m r ω の遠心力が働くので、蛇行による遠心力により水分を遠心分離することができる。
このように、何度も蛇行させることで、空気中の水分を分離することが可能であるが、一方で、吸気圧損が大きくなり、制御基板の冷却に必要な冷却風量が確保できないこととなる。したがって、本実施の形態では、防水壁をファン吸気口に近い側より遠い側の方が、高さが低い形状としたことにより、ファンの吸気口に近い箇所では吸気風速が速く水分をおおく吸い込むが、ファンの吸気口に遠いところでは吸気風速が遅く水分を吸い込む力は激減する違いを利用してファンの吸気口から遠いところでの防水壁の高さを低くし、ファンが吸気する吸気断面積を防水壁がファン吸気口近傍の高さで一律に形成するよりは広くとることができ、吸気圧損を下げ、ファンが効率よく吸気するよう改善している。
以上のように本実施の形態においては、本体上面で加熱した鍋からのふきこぼれた煮汁や、鍋に入れようとしてこぼれた水がキッチン上面をつたわり、キッチン前から、本体の前面につたい本体吸気口に達した煮汁や水が、ファンの吸気により空気とともにファン吸気口にむけて吸い込まれた際、本体吸気口上面よりも高い防水壁に水があたり、空気は上方へ流れ、さらに、ここで分離できなかった細かいミスト状の水分を返し面に付着させ吸気することで、空気と水分を分離することができ、この吸い込んだ空気で冷却する制御基板に水分が付着することを防ぎ、水分により基板内でショートをおこすことがなく、機器の信頼性を向上することができる。
また、防水壁をファン吸気口に近い側より遠い側の方が、高さが低い形状としたことにより、ファンの吸気口に近い箇所では吸気風速が速く水分をおおく吸い込むが、ファンの吸気口に遠いところでは吸気風速が遅く水分を吸い込む力は激減する。この違いを利用してファンの吸気口から遠いところでの防水壁の高さを低くすることができ、ファンが吸気する吸気断面積を防水壁がファン吸気口近傍の高さで一律に形成するよりは広くとることができ、吸気圧損を下げ、ファンが効率よく吸気するよう改善することができる。
またさらに、防水壁の上端に本体吸気口側に向かって形成された返しリブを設けたことにより、防水壁に付着した水分が防水壁先端から再びファン吸気口に向かって吸い込まれることを防ぎ、さらに防水性能を向上することができる。
そしてさらに、返し面に防水壁よりも後方で下向きに形成した落とし壁を設けたことにより、返し面に付着した水分がファンの吸気により吸い込まれるのを落とし壁により、水分の移動を妨げることができる。
また、ファン吸気口に本体吸気口側に向かって形成されたファン吸気口リブを設けたことにより、ファン吸気口に吸い込まれる水分をファン吸気口リブにより直前で付着させ、ファン吸気口にすいこまれるのを防ぐことができる。
さらに、防水壁と本体吸気口の間で防水壁の下部に凹部を設け、凹部は本体左右方向にのびた構成とすることにより、防水壁の下部にたまった水は左右にのびた凹部に流れこみ、防水壁下部に堆積することを防ぎ、再びファン吸気口へすいこまれにくくすることができる。
またさらに、本体吸気口上方の本体外郭外面に外向きの凸部を設け、前記凸部はファン吸気口に近い側から遠い側に向かって略山形の形状としたことにより、本体吸気口へ、水が流れ伝うのを略山形の形状に沿わせて誘導し、左右にふりわけ、本体吸気口へ水が入りにくくすることができる。
そして、本体吸気口は操作部下方に設けた構成とすることにより、操作部で水が本体吸気口に伝わるまでに、邪魔になり、本体吸気口に水が浸入する可能性を低減できる。また、吸気時に操作部が吸気口より上にあることで、操作する指が吸気風により冷やされることを防ぎ、使い勝手を向上することができる。
さらに、操作部は本体外郭前面内部に収納され、操作時に本体外郭前方へ出てきて操作を行う構成としたことにより、本体外郭前方へ本体吸気口上方で飛び出した操作部が、上方からの水の流れに対して、屋根の役割をし、下方の本体吸気口への水の流れこみを防止することができる。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は、前面からの吸気風へ含まれる水分の分離を可能とするものであり、家庭用、業務用に限らず組み込み型のあらゆる前面から冷却機能が必要な調理器に適用できる。
本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の操作部を閉じた状態の断面図 本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の操作部を開けた状態の断面図 本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器のキッチン組み込み外観斜視図 本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の内部の構成を示す斜視図 本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の防水壁を示す概略図 本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器のキッチン組み込み外観正面図 従来の誘導加熱調理器の内部の構成を示す断面図
符号の説明
11 本体外郭
12 キッチン
13 トップユニット部
14a 左加熱コイル
14b 右加熱コイル
15 ロースター
16 制御基板
17 ファン
18 操作部
19 排気口
20 操作用押しボタン部
21 操作基板
22 操作基板ベース
23 操作駆動ユニット
24 操作ケース
25 左右支持部
26 前面化粧板
27 シャフト
28 ファン吸気口
29 ファン吸気口リブ
30 本体吸気口
31 防水壁
32 凹部
33 返し面
34 落とし壁
35 返しリブ
36 凸部

Claims (9)

  1. キッチンの上面開口部より落とし込み、キッチンの前面開口部に本体の外郭外面前部をのぞませて設置し、キッチン上面にトップユニット部を備え、トップユニット部の下方に設けられた加熱部と、加熱部を内蔵した本体と、本体の外郭外面前部に設けられた吸気口と、調理器本体吸気口後方の本体内に設けた吸気口から調理器本体外の空気を吸気するファンと、ファンにより略後方へ送風された冷却風の下流側に設けた加熱部の出力を制御する制御基板と、前記本体の外郭外面後方の上部又は後部に設けた冷却風の出口となる排気口と、前記本体吸気口とファン吸気口間に本体吸気口上面よりも高い防水壁を設け、前記防水壁の上方に防水壁と略直角に形成した返し面を設けた誘導加熱調理器。
  2. 前記防水壁はファン吸気口に近い側より遠い側の方が、高さが低い形状とした請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記防水壁の上端に本体吸気口側に向かって形成された返しリブを設けた請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記返し面に防水壁よりも後方で下向きに形成した落とし壁を設けた請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記ファン吸気口に本体吸気口側に向かって形成されたファン吸気口リブを設けた請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記防水壁と本体吸気口の間で防水壁の下部に凹部を設け、凹部は本体左右方向にのびた構成とした請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記本体吸気口上方の本体外郭外面に外向きの凸部を設け、前記凸部はファン吸気口に近い側から遠い側に向かって略山形の形状とした請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  8. 前記本体吸気口は操作部下方に設けた請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  9. 前記操作部は本体外郭前面内部に収納され、操作時に本体外郭前方へ出てきて操作を行う構成とした請求項8に記載の誘導加熱調理器。
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