JP2003077627A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2003077627A
JP2003077627A JP2001251971A JP2001251971A JP2003077627A JP 2003077627 A JP2003077627 A JP 2003077627A JP 2001251971 A JP2001251971 A JP 2001251971A JP 2001251971 A JP2001251971 A JP 2001251971A JP 2003077627 A JP2003077627 A JP 2003077627A
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JP
Japan
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induction heating
roaster
unit
heating coil
top plate
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Withdrawn
Application number
JP2001251971A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Ito
克彦 伊藤
Yuichi Okumura
勇市 奥村
Masahiro Inukai
正浩 犬飼
Tatsuya Fuchizaki
達也 淵▲崎▼
Kiyoshi Hiejima
澄 稗島
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/10Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications
    • H05B6/12Cooking devices
    • H05B6/1209Cooking devices induction cooking plates or the like and devices to be used in combination with them
    • H05B6/1245Cooking devices induction cooking plates or the like and devices to be used in combination with them with special coil arrangements
    • H05B6/1263Cooking devices induction cooking plates or the like and devices to be used in combination with them with special coil arrangements using coil cooling arrangements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作部と誘導加熱部とが相対する位置に配置
されていないために、使用者が操作の使い勝手が悪かっ
た。また、偏って配置した金属製のロースタ部の影響を
受けるため、複数のインバータ回路が異なった設計条件
となっていた。 【解決手段】 誘導加熱可能な調理鍋を載置するトップ
プレート2下部に配置した複数の誘導加熱コイルと、該
誘導加熱コイルの下部に配置し、金属製の筐体を有する
ロースタ部4と、を備え、前記ロースタ部は、電磁調理
器本体1の略中央部に配置する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は誘導加熱コイル及
びロースタ部を有する加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平10−300102号公報
に記載されている。
【0003】図12に基づいて詳細に説明する。
【0004】100は本体、101は本体100の上面
に設けられた耐熱性を有するセラミック製トッププレー
ト、102a、102bは誘導加熱部である。該誘導加
熱部102a、102bは、下部に後述する誘導加熱コ
イルが配置され、該誘導加熱部102a、102b上に
誘導加熱可能な調理鍋を載置すると、調理鍋が誘導加熱
されるのである。
【0005】103は金属製のロースタ部、104はロ
ースタ部103の調理室、105はロースタ部103の
前面に調理室104の入口106を形成する前板、10
7はロースタ部103の扉、108は調理物を載せる網
棚109を取り付けるために前記扉107に固定された
受け皿、110は前板105に固定された操作部であ
る。
【0006】前記ロースタ部103は、正面視して中央
より左側に寄せて配置しており、また操作部110はロ
ースタ部103の反対側、即ち正面視して右側に配置し
ている。
【0007】また、誘導加熱部102a、102bの下
部に配置する誘導加熱コイル111a、111bは、図
13に示すように配置されている。誘導加熱コイル11
1aはロースタ部103の調理室104の上方に配置さ
れ、誘導加熱コイル111bは操作部110の後方、制
御基板群112の上方に配置されている。
【0008】このようにロースタ部103を片側に寄せ
て配置すると、反対側、即ち操作部110の後方に大き
なスペース113が空き、このスペース113に制御基
板群112が配置できる。特に、誘導加熱調理器では、
制御基板群112としてインバータ基板や、インバータ
の制御基板など多くに回路部品が必要となり、その部品
配置に苦労する。そのために、できるだけ多くのスペー
スを確保するためにこのような構成が採用されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術の構成では、操作部110が正面視右側に配置され
ているので、たとえば使用者が誘導加熱部102aで加
熱調理を行うとき、誘導加熱部102aから離れた操作
部110で出力調整などを行わなければならず、大変使
い勝手が悪い。
【0010】また、操作部110に全ての誘導加熱部の
操作部がまとめて配列されているため、実際に加熱出力
したい誘導加熱部用操作部と間違って、他の誘導加熱部
用操作部を操作してしまうことがある。特に誘導加熱調
理では、加熱を開始しても、ガス加熱などのように炎が
見えず、どの誘導加熱部の加熱を開始させたか視覚的に
判断できず、間違って操作したことに気づきにくい。こ
の点でも、使用者の使い勝手を悪くしている。
【0011】また、ロースタ部103が偏って配置され
ているため、誘導加熱部102aは金属製のロースタ部
103の上方に配置され、また誘導加熱部102aは、
インバータ回路などの制御基板群112の上方に配置さ
れることになる。
【0012】したがって、誘導加熱部102aは、金属
製のロースタ部103が近傍に存在するため、誘導加熱
コイルのインピーダンスのほかにロースタ部103の影
響を受けて、誘導加熱コイル102aを駆動するインバ
ータ回路のインピーダンスが増加してしまい、誘導加熱
部102bのインバータ回路のインピーダンスと不均一
となってしまう。そのため、例え誘導加熱コイル102
a、102bの加熱出力を等しく設計しても、実際の出
力や発振周波数が異なり、インバータ回路部品やその制
御回路部品を共通にできない。
【0013】また、誘導加熱部102 a、10
2bそれぞれの加熱出力が異なる場合でも、夫々のイン
バータ回路に加算されるインピーダンスが異なるため、
設計時に余分な注意を払って設計する必要があった。
【0014】本発明は、斯かる課題を解決するためのも
のである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、誘導加
熱可能な調理鍋を載置するトッププレート下部に配置し
た複数の誘導加熱コイルと、該誘導加熱コイルの下部に
配置し、金属製の筐体を有するロースタ部と、前記誘導
加熱コイルおよび前記ロースタ部を前記トッププレート
を含む外装で覆ったものにおいて、前記ロースタ部は、
前記外装の略中央部に配置する構成である。
【0016】また、誘導加熱可能な調理鍋を載置するト
ッププレート下部に配置した複数の誘導加熱コイルと、
該誘導加熱コイルの下部に配置し、金属製のロースタ部
と、前記誘導加熱コイルおよび前記ロースタ部を前記ト
ッププレートを含む外装で覆ったものにおいて、前記複
数の誘導加熱コイルのうち前記ロースタ部と誘導加熱コ
イルの一部分とが上下方向で重なる誘導加熱コイルのそ
の重なり合う面積は、夫々等しくなるように配置した構
成である。
【0017】また、前記誘導加熱コイルの駆動制御を行
う制御部と、該制御部に駆動条件を入力するために、前
記各誘導加熱コイル毎に設けた操作部とをさらに有し、
前記操作部は、駆動条件を入力する前記誘導加熱コイル
に対向する位置に配置した構成である。
【0018】また、前記制御部は、前記各誘導加熱コイ
ル毎に設けるとともに、駆動制御する前記誘導加熱コイ
ル下部の前記外装と前記ロースタ部とで形成したスペー
スに前記各制御部を配置した構成である。
【0019】また、前記外装の前方底面部に設けた吸気
口と、前記トッププレート後方に設けた排気口と、前記
吸気口から吸気し、前記各制御部を各々冷却した後、前
記排気口から排気する冷却部と、を有する構成である。
【0020】さらに、前記外装の底面は、前記冷却部よ
り前方部分を他の部分より上方に位置させるとともに、
該上方に位置させた部分に前記吸気口を配置する構成で
ある。
【0021】
【発明の実施の形態】図1及び図2において、1は本発
明の一実施例となる据え置き型グリル付電磁調理器の外
装となる本体、2は本体1の上面に設けられた耐熱製の
セラミック製トッププレート、3a及び3bは該トップ
プレート2上面に表示された誘導加熱部、4は調理室を
有し、該調理室内に魚や肉などの食品を収納して加熱す
るロースタ部、5は左操作部、6は右操作部、7は本体
1の上面で前記トッププレート2の後部に配置し、ロー
スタ部4からの排気や後述するインバータを冷却した冷
却風を排気する排気口である。
【0022】前記ロースタ部4は、食品を加熱する調理
室8と、食品を載置し、前記調理室8内に収納する載置
部材9と、前記調理室8に内設し、食品を輻射加熱する
ヒーター26とから構成されている。
【0023】前記載置部材9は、調理室8の開口を閉塞
する扉10と、該扉10に取付けられ、食品を載置する
網棚を設置する受け皿11とから構成されている。ま
た、前記扉10は、該扉10で調理室8を閉塞したと
き、調理室8内を覗けるようにガラスなどの透明部材が
嵌め込まれた窓部12と、載置部材9を調理室8から引
き出したり、収納したりする際に使用者が持つ取手13
とを有している。
【0024】また、前記左操作部5は、誘導加熱部3a
の出力を制御するためのものであり、誘導加熱部3aの
出力調整用操作つまみ14が配置されている。また右操
作部6は、誘導加熱部3bの出力を制御するためのもの
であり、誘導加熱部3bの出力調整用操作つまみ15が
配置されている。なお、右操作部6には、ロースタ部の
出力を制御するロースタ操作部16も配置されている。
【0025】図3において、17は前記誘導加熱調理部
3aの下部に配置した誘導加熱コイル、18は前記誘導
加熱部3bの下部に配置した誘導加熱コイル、19はロ
ースタ部4の調理室を形成するロースタ筐体、20は左
操作部5の後方の、本体1とロースタ筐体19との間に
形成された第1スペース、21は右操作部6の後方の、
本体1とロースタ筐体19との間に形成された第2スペ
ースである。
【0026】前記誘導加熱コイル17、18は、本体1
内で上面視左右対称の位置に配置されている。また、前
記筐体19は、耐熱性などを考慮し、ステンレスやホー
ロなどの金属で形成され、本体1の中心位置に配置され
ている。
【0027】即ち、筐体19は、図4に示すように、本
体1の中心線22とロースタ筐体19の中心とが略一致
するように、ロースタ筐体19を本体1内に配置してい
る。即ち、本体1の略中央部にロースタ部4が配置され
ることになる。
【0028】こうすることで、誘導加熱コイル17、1
8とロースタ筐体19との上下方向での重なりは、同じ
になる。つまり、誘導加熱コイル17とロースタ筐体1
9との重なり合っている部分23と、誘導加熱コイル1
8とロースタ筐体19との重なり合っている部分24と
が同じ面積となるように、夫々誘導加熱コイル17、1
8を本体1に取り付けているのである。
【0029】なお、誘導加熱コイル17及び18は、通
常コイル台上に渦巻状に巻かれて載置固定されている。
このコイル台は、トッププレート2の裏面と誘導加熱コ
イルとの距離を一定に保つために、トッププレート2と
誘導加熱コイルとの間にスペーサを設け、コイル台を下
方からスプリングなどの付勢手段でトッププレートに押
し付けられている。
【0030】このスペーサの高さは、インバータの回路
方式や誘導加熱コイルの温度上昇値などにより、変える
必要がある。そこで、スペーサの上下部に異なる高さの
スペーサ部を設け、他方をコイル台に嵌合させる構成と
してある。こうすることで、夫々高さの異なるスペーサ
を設ける必要がなく、部品の削減、コストダウンが図れ
るものである。
【0031】また、誘導加熱部3a、3bの下部、すな
わちトッププレート2の裏面には、載置した鍋の温度を
検出するためのサーミスタが取り付けられている。この
サーミスタとトッププレートとの密着性を高めるため
に、板バネなどの金属製弾性板を使い、サーミスタと絶
縁を図りながら、トッププレートにサーミスタを押し付
ける構成とすることで、トッププレート裏面により密着
させることができ、鍋の熱の伝達をより良好にするもの
である。
【0032】図5において、25はトッププレート2上
にシルク印刷などで誘導加熱部3aを表示した左側鍋指
定位置表示部、26は同じくトッププレート2上にシル
ク印刷などで誘導加熱部3bを表示した右側鍋指定位置
表示部、27は誘導加熱部3aの加熱中または加熱停止
中を表示する左側運転表示部、28は同じく誘導加熱部
3bの加熱中または加熱停止中を表示する右側運転表示
部である。
【0033】29は誘導加熱部3aの加熱出力レベルを
表示する左側加熱出力レベル表示部、30は誘導加熱部
3bで揚げ物調理を行うときの設定温度を表示する設定
温度表示部、31は誘導加熱部3bの加熱出力レベルを
表示する右側加熱出力レベル表示部である。
【0034】前記左側運転表示部27および右側運転表
示部28は、加熱中、複数のLEDでリング状に配置し
て構成され、加熱中は夫々のLEDが右回転方向に順次
点灯および消灯を繰り返して、サイクリックな表示を行
うとともに、加熱出力が高くなると、LEDの点灯およ
び消灯間隔を狭めて、早く回転しているように見せ、加
熱出力の高いことを使用者に知らせている。加熱停止時
は、全てのLEDを消灯している。
【0035】図6において、32は第1スペース20に
配置した誘導加熱コイル17を駆動制御する第1制御ユ
ニット、33は第1制御ユニット32に取り付けられ、
冷却風を第1制御ユニット32内に供給する第1冷却フ
ァン、34は第2スペース21に配置した誘導加熱コイ
ル18を駆動制御する第2制御ユニット、35は第2制
御ユニット34に取り付けられ、冷却風を第2制御ユニ
ット34内に供給する第2冷却ファンである。
【0036】36は第1冷却ファン33が冷却風を機外
から吸気する吸気口、37は第2冷却ファン34が冷却
風を機外から吸気する吸気口である。
【0037】なお以下において、前記第2制御ユニット
34を説明するが、第1制御ユニット32は、第2制御
ユニット34と同じ構成であるため、説明を省略する。
【0038】図7において、38は断面ロ形状で、略中
央部に上部とした部とを分離する分離板39を有し、風
路ダクトとなる耐熱樹脂製のユニットケース、40は後
述する第2インバータ部の回路部品、例えばIGBTや
ダイオードブリッジなどを載置し、分離板39の上部に
固定される第2インバータ回路基板、41は第2インバ
ータ部の駆動を制御する第2制御部(後述する)のマイ
クロコンピュータなどの回路部品を載置する第2制御回
路基板である。
【0039】42は、本体1の底面1aにおいて、冷却
ファン35より前方位置で、前方にすすむにつれて本体
をカウンタートップなどに載置した際の載置台から離れ
るように傾斜させ、吸気口37を配置した傾斜部、43
は調理室8内の熱気などを排気口6へ導くために調理室
8と連通した排気ダクト、44は右操作部6の操作つま
み15などが載置された操作基板である。
【0040】45はユニットケース38の天井部の、第
2インバータ回路基板の回路部品を冷却する前の冷却風
を吹き出させる位置に穿設したコイル冷却用通気口、4
6はユニットケース38のロースタ筐体19側の、第2
インバータ回路基板の回路部品を冷却する前の冷却風を
吹き出させる位置に穿設した筐体冷却用通気口である。
【0041】前記コイル冷却用通気口45から吹出す冷
却風は、誘導加熱コイル18とロースタ筐体19との間
を流れて、排気口7から排気する。この冷却風により、
誘導加熱コイル18の冷却するとともに、ロースタ筐体
19から誘導加熱コイル18への伝導熱を少なくしてい
る。
【0042】また、筐体冷却用通気口46から吹出す冷
却風は、ロースタ筐体19とユニットケース38との間
およびロースタ筐体19の底面と本体1とに間を流れ、
排気口7から排気する。この冷却風により、筐体の熱が
ユニットケースや本体1の下部、すなわち本体1を載置
するカウンタートップなどに伝わる伝導熱を少なくして
いる。
【0043】前記冷却ファン35で吸引した冷却風は、
図7中の白抜き矢印でも示しているように、吸気口37
から吸気され、ユニットケース38へ供給される。ユニ
ットケース38では、供給された冷却風を分離板39で
上方、即ち第2インバータ回路基板40周囲を通過する
冷却風と、分離板39の下方、即ち第2制御回路基盤4
3周囲を通過する冷却風とに分断する。夫々の冷却風は
各風路を通過したのち、本体1の後方に達し、冷却風の
流れる方向を上方に変更させ、本体1の上面に配置した
排気口7から排気している。
【0044】なお、図7に示すように右操作部6は下部
から上部にかけて誘導加熱コイル18側に傾いて取り付
けられている。この傾きにより、より容易に吸気口37
から冷却ファン35の吐出方向へ、冷却風の流れる方向
を変更できるのである。
【0045】また、傾斜部42に吸気口37が設けられ
ているのは、できるだけ吸気口37が塞がれず、流通抵
抗を下げるようにするためである。
【0046】なお、第1制御ユニット32には、前述の
第2制御ユニットと同様に、第1インバータ回路基板及
び第1制御回路基盤が存在している。
【0047】図8において、操作部5、6の各操作つま
み14、15の構成を示している。代表として、右操作
部6の操作つまみ15の構成について説明する。
【0048】47は、操作基板22から延設され、操作
つまみ7をスライド移動可能に取り付けた操作軸、48
は操作つまみ15を機内から外方に貫通させる貫通穴、
49は該貫通穴48の周囲に、右操作部6から機外方向
に突出させて設けたツバ部である。
【0049】該ツバ部49は、例えば、トッププレート
2上で水などをこぼしたとき、右操作部6を伝わってき
た水が、操作つまみ15と貫通穴48との隙間から調理
器機内に侵入して、制御基板などをぬらさないようにす
るために、設けているのである。これにより、トッププ
レート2上で水などをこぼしたとしても、ツバ部49で
ガードされ、調理器内への水の浸入を防いでいる。
【0050】なお、操作つまみ15は、通常使用しない
場合は、図8(a)に示すように、ツバ部49内に操作
つまみ15を押し込んで、使用者が簡単に触れないよう
にしている。これは、誤って操作したり、子供がいたず
らで操作するのを防止するためである。また操作つまみ
15を使用する際は、図8(b)に示すように、操作つ
まみ15を飛び出させ、この飛び出た部分を使用者がつ
まみ、操作できるようにしている。
【0051】この構成を実現するために、操作つまみ1
5内にバネを内設しておき、図8(a)の状態のとき
に、操作つまみ15を押すと、飛び出るような構成とす
ればよい。また、飛び出た部分が使用者にはっきり分か
るように、操作つまみ15のうち飛び出た部分に赤など
の色を着色して、使用者に容易に分かるようにしても良
い。
【0052】かかる構成の電磁調理器の制御ブロック図
を図9に基づいて説明する。
【0053】50は商用電源、51は第1制御ユニット
32に収納された第1インバータ部、52は該インバー
タ部51の動作を制御する第1制御回路基板上に載置し
た第1制御部である。該第1インバータ部51は、スイ
ッチング部53と、誘導加熱コイル17と、付加インピ
ーダンス54と、誘導加熱コイル17及び付加インピー
ダンス54の直列回路に並列接続した共振コンデンサ5
5とで構成されている。
【0054】56は第2制御ユニット34に収納された
第2インバータ部、57は該第2インバータ部56の動
作を制御する第2制御部である。該第2インバータ部5
6は、スイッチング部58と、誘導加熱コイル18と、
付加インピーダンス59と、誘導加熱コイル18及び付
加インピーダンス59の直列回路に並列接続した共振コ
ンデンサ60とで構成されている。
【0055】61はロースタ筐体19内に配置したヒー
ター62を駆動するヒーター駆動部、63は該ヒータ駆
動部61を駆動制御するヒーター制御部、64は第1制
御部52と第2制御部57とヒーター制御部63との駆
動を制御する主制御部である。
【0056】かかる構成では、第1及び第2インバータ
部51、52における付加インピーダンス54、59
は、ロースタ部4のロースタ筐体19との干渉により生
じる増加インピーダンスを示している。
【0057】これは、図10に示すように、誘導加熱コ
イル17で誘導加熱を行う際、該誘導加熱コイル17周
囲に磁界65が発生する。また、誘導加熱コイル18に
ついても同様に磁界66が発生する。誘導加熱の原理
は、この発生した磁界65、66が調理鍋67、68に
入り込み、調理鍋67、68上の磁界周囲に渦電流を発
生させる。この渦電流が流れるとき、調理鍋自体の抵抗
成分によりジュール熱が発生して調理鍋を加熱するので
ある。
【0058】しかしながら、誘導加熱コイル17、18
下部は、発生した磁束が影響しないようにフェライトを
配置して下部に広がらないように努めているが、幾分か
は広がる。その磁束は、ロースタ部4のロースタ筐体1
9に到達し、筐体19にも磁束が入り込む。このとき、
見かけ上、筐体19は、調理鍋67、68と同様に加熱
されるとともに、各インバータ部51、56から見る
と、誘導加熱コイルとは別に、インダクタンス分と抵抗
分とが加熱コイルに直列接続されたようになる。これ
が、付加インピーダンス54と59である。
【0059】この付加インピーダンス54、59が増減
すると、各インバータ部51、56内を流れる電流や周
波数が異なる。そのため、誘導加熱コイル17、18上
に同じ調理鍋を載置しても異なった動作、すなわち各イ
ンバータ部の発振周波数が異なり、流れる電流も異なっ
てしまうため、制御回路が共通化できず、同じ調理鍋が
載置されたときに同じように加熱できるよう、夫々調整
した回路が必要となる。このため、部品の共通化が図れ
ず、コストアップや製造が複雑化の要因となってしま
う。
【0060】そこで、図4のように、誘導加熱コイル1
7、18とロースタ筐体19との重なり具合を同じにす
る、即ち面積23と24とを同じにすることにより、付
加インピーダンス54及び59の大きさを同じにし、部
品の共通化を測れるものである。
【0061】特に、前述の効果が顕著に現れるのは、誘
導加熱コイル17と18とが同じ最大加熱出力の仕様で
設計するときである。
【0062】また、誘導加熱コイル17,18の加熱出
力が異なる場合であっても、図4に示すようにロースタ
筐体19と誘導加熱コイル17及び18との重なり合う
面積23と24とを略同じにすることによって、前述の
付加インピーダンス54及び59が等しくなり、製品設
計時に左右同じ条件での設計が可能となり、その分の注
意を払わずとも、設計時の加熱出力値と実際の加熱出力
とがほぼ等しく設計できるようになる。
【0063】以上のごとく、ロースタ部4を電磁調理器
本体1の略中央に配置し、ロースタ部4に対し左側に配
置した誘導加熱コイル17の操作は、ロースタ部4の左
側に配置した左操作部5で操作し、またロースタ部4の
右側に配置した誘導加熱コイル18の操作は、ロースタ
部4の右側に配置した右操作部6で操作するようにして
いるため、内部配線を短くでき、その分輻射ノイズなど
の外来ノイズが内部配線に重畳して誤動作を起こす影響
が少なくできる。また、使用者にとっても、夫々の誘導
加熱部の加熱出力を調整する際、夫々の側に操作部が配
置してあるので、使用者が感覚的に操作でき、操作間違
いも少なくすることができるものである。
【0064】前述の実施形態において、使用者が電磁調
理器本体1を、清掃のためや、物が本体1と壁との隙間
に落ちてしまったときに移動させるには、本体1を持ち
上げなければならず、大変な重労働である。この労働を
軽減するために、図11に示すように、本体後方左右両
側面の下部にローラー69を取付けるようにしても良
い。こうすることで、使用者は本体1の前方を持ち上げ
るだけで、電磁調理器本体1を移動することができ、移
動のための労力を軽減することができる。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、複数あるインバータ部
を共通化し、コストを低減するとともに、製造の簡略化
を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である据え置き型グリル付電
磁調理器の外観図である。
【図2】図1のロースタ部の扉を開いたときの外観図で
ある。
【図3】図1のトッププレートをはずしたときの簡略図
である。
【図4】誘導加熱コイルとロースタ筐体との位置関係を
示す図である。
【図5】トッププレートを上方から見た図である。
【図6】図1におけるトッププレート及び左右操作部を
取り外したときの電磁調理器本体の斜視図である。
【図7】図1中A−A断面を示す図である。
【図8】操作つまみ部分の左操作部の要部拡大断面図で
ある。(a)は操作つまみをツバ部内に押し込んだ状態
を示す図である。(b)は操作つまみをツバ部から飛び
出させた状態を示す図である。(c)は、操作つまみを
正面から見た図である。
【図9】本発明の一実施例である据え置き型グリル付電
磁調理器の制御ブロック図である。
【図10】誘導加熱コイルから発する磁束とロースタ部
の筐体との関係を示す図である。
【図11】後部にローラーを取付けた電磁調理器本体を
示す図である。
【図12】従来のグリル付電磁調理器の外観図である。
【図13】図7のトッププレートをはずしたときの簡略
図である。
【符号の説明】
4 ロースタ部 17、18 誘導加熱コイル 19 ロースタ筐体 51 第1インバータ部 54、59 付加インピーダンス 56 第2インバータ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 犬飼 正浩 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 淵▲崎▼ 達也 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 稗島 澄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3K051 AB09 AD03 AD35 AD37 AD39 CD42 CD43

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘導加熱可能な調理鍋を載置するトップ
    プレート下部に配置した複数の誘導加熱コイルと、該誘
    導加熱コイルの下部に配置し、金属製の筐体を有するロ
    ースタ部と、前記誘導加熱コイルおよび前記ロースタ部
    を前記トッププレートを含む外装で覆ったものにおい
    て、前記ロースタ部は、前記外装の略中央部に配置する
    ことを特徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 誘導加熱可能な調理鍋を載置するトップ
    プレート下部に配置した複数の誘導加熱コイルと、該誘
    導加熱コイルの下部に配置し、金属製のロースタ部と、
    前記誘導加熱コイルおよび前記ロースタ部を前記トップ
    プレートを含む外装で覆ったものにおいて、前記複数の
    誘導加熱コイルのうち前記ロースタ部と誘導加熱コイル
    の一部分とが上下方向で重なる誘導加熱コイルのその重
    なり合う面積は、夫々等しくなるように配置したことを
    特徴とする加熱調理器。
  3. 【請求項3】 前記誘導加熱コイルの駆動制御を行う制
    御部と、該制御部に駆動条件を入力するために、前記各
    誘導加熱コイル毎に設けた操作部とをさらに有し、前記
    操作部は、駆動条件を入力する前記誘導加熱コイルに対
    向する位置に配置したことを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記各誘導加熱コイル毎
    に設けるとともに、駆動制御する前記誘導加熱コイル下
    部の前記外装と前記ロースタ部とで形成したスペースに
    前記各制御部を配置したことを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のうちいずれか1つに記載の加熱調理器。
  5. 【請求項5】 前記外装の前方底面部に設けた吸気口
    と、前記トッププレート後方に設けた排気口と、前記吸
    気口から吸気し、前記各制御部を各々冷却した後、前記
    排気口から排気する冷却部と、を有することを特徴とす
    る請求項4に記載の加熱調理器。
  6. 【請求項6】 前記外装の底面は、前記冷却部より前方
    部分を他の部分より上方に位置させるとともに、該上方
    に位置させた部分に前記吸気口を配置することを特徴と
    する請求項5に記載の加熱調理器。
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