JPH118051A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH118051A
JPH118051A JP15656497A JP15656497A JPH118051A JP H118051 A JPH118051 A JP H118051A JP 15656497 A JP15656497 A JP 15656497A JP 15656497 A JP15656497 A JP 15656497A JP H118051 A JPH118051 A JP H118051A
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JP
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induction heating
temperature
unit
heated
maximum output
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JP15656497A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Takimoto
等 滝本
Hidenori Kako
英徳 加古
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最大出力が異なる複数の誘導加熱部を備える
ものにあって、被加熱物の温度制御調理を実行する場合
の温度制御性に関する信頼性を高める。 【解決手段】 加熱調理器の本体21を、上ユニット2
3と下ユニット24とから構成する。上ユニット23上
面のトッププレート26の下面側に、誘導加熱コイルや
温度検知部を有するコイルユニットを左右に設け、中央
後部にヒータユニットを設けることにより、最大出力が
3kWの第1の誘導加熱部39及び最大出力が2kWの
第2の誘導加熱部40、並びにヒータ加熱部41を構成
する。下ユニット24に、ロースター56及び操作パネ
ル58を左右に設ける。最大出力の小さい側の第2の誘
導加熱部40にて、温度検知部による被加熱物の温度検
知に基づいて該被加熱物を設定温度にコントロールする
ように誘導加熱コイルを制御する天ぷら調理モードの実
行を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、最大出力が互いに
異なる複数の誘導加熱部を有する加熱調理器に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えばシステムキッチ
ンに組込まれる加熱調理器として、図8ないし図10に
示されるような、火を使わず安全で熱効率に優れる誘導
加熱方式を用いたものが供されている。この加熱調理器
の本体1は、上ユニット2と下ユニット3とから構成さ
れる。
【0003】このうち上ユニット2は、ケース2aの上
面部にトッププレート4を設けると共に、図9に示すよ
うに、ケース2a内に、左右2か所に位置して誘導加熱
コイル5,5を配設し、中央後部側に位置してコイルヒ
ータ6を配設して構成されている。これにて、トッププ
レート4上に、左右2か所の誘導加熱部4a,4bと、
ヒータ加熱部4cとが設けられている。この場合、前記
各誘導加熱部4a,4bは、最大出力が共に2kWとさ
れている。
【0004】一方、前記下ユニット3は、ケース3a内
に、左側に位置してシーズヒータを熱源としたロースタ
ー7を備えると共に、その右側にいわゆるカンガルーポ
ケット式の操作パネル8を備えて構成されている。ま
た、図10に示すように、操作パネル8の後方部位に
は、前記各誘導加熱コイル5,5を駆動するための駆動
回路9,9が設けられている。詳しく図示はしないが、
前記操作パネル8には、各調理部4a,4b,4c及び
ロースター7に関するオン,オフキーや、出力(火力)
調整用のキー等が設けられ、使用者のキー操作によっ
て、指定された出力での加熱調理が行われるのである。
【0005】このとき、上記2つの誘導加熱部4a,4
bにおいては、操作パネル8にて天ぷら調理キーをオン
操作すると共に、温度設定(例えば160℃,180
℃,200℃のいずれかの選択)することにより、トッ
ププレート4上に載置された鍋の温度ひいては油の温度
を設定温度にコントロールする天ぷら調理(揚げ物調
理)の実行が可能となっている。この温度のコントロー
ルは、誘導加熱コイル5の中心部分に位置して設けられ
トッププレート4の下面の温度を検知する温度検知部1
0(図9参照)の検知に基づいて、誘導加熱コイル5へ
の入力をオン,オフすることにより行われるようになっ
ている。
【0006】尚、上記誘導加熱コイル5や駆動回路9を
構成する部品を冷却するための構成として、図9に示す
ように、上ユニット2のケース2a内の後部部位には、
横流ファン11,11が左右に位置して設けられ、上ユ
ニット2の上面後辺部の通気口2bから空気を取入れ
て、前記各誘導加熱コイル5,5に向けて送風するよう
になっている。一方、図10に示すように、下ユニット
3のケース3a内の操作パネル8の裏面側部分にも、横
流ファン12が設けられ、下ユニット3の前面上辺部分
の通気口3b(図8参照)から空気を取入れて前記駆動
回路9,9に向けて送風するようになっている。
【0007】ところで、近年、この種の加熱調理器にあ
っては、例えば中華料理の炒め物を大火力で行いたいあ
るいはより短時間で湯を沸かしたいといった使用者の要
望があった。そこで、本出願人は、インバータ回路の工
夫等により、誘導加熱部を最大3kW出力とすることを
可能とし、先に出願した。
【0008】しかしながら、その後の本発明者等の研究
によれば、最大出力を3kWとした誘導加熱部にて、上
記の天ぷら調理を行った場合、最大出力が2kWの誘導
加熱部にて天ぷら調理を行う場合に比べて、温度制御性
がさほど良くなく、被加熱物の温度の変動幅が大きくな
ってしまうことが判明したのである。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、最大出力が互いに異なる複数の誘導加
熱部を備えるものにあって、被加熱物の温度制御調理を
実行する場合の温度制御性に関する信頼性を高めること
ができる加熱調理器を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述のように最大出力が
大きい(3kW)誘導加熱部にて、天ぷら調理(温度検
知部の検知に基づくコントロール)を行った場合、最大
出力が小さい(2kW)誘導加熱部にて天ぷら調理を行
う場合に比べて、温度制御性が良くない理由は、次のよ
うに考えられる。即ち、まず、温度検知部は、一般に、
トッププレートの下面に熱伝導性の良いアルミニウム板
からなる感熱板を面接触状態に配し、その感熱板の下面
部にサーミスタを熱的接触状態に設けて構成される。こ
の場合、前記感熱板は、被加熱物の温度を有効に検知す
るために設けられるのであるが、誘導加熱コイルからの
高周波磁界の影響を受けて、感熱板自体に多少の発熱が
生ずる。
【0011】一方、誘導加熱装置は、その最大出力に応
じて、誘導加熱コイルの巻線の径、巻数、共振コンデン
サの容量等が設計されているのであるが、最大出力が異
なっていれば、同等の加熱出力を得る場合でも、誘導加
熱コイルに流れる高周波電流の大きさ(ピークの電流
値)が異なり、最大出力が大きい方が高周波電流の大き
さが大きくなる。図6は、最大出力3kWの誘導加熱コ
イルで2kW出力を得る場合a(実線)と、最大出力2
kWの誘導加熱コイルで2kW出力を得る場合b(破
線)との、高周波電流の大きさの相違を示しており、最
大出力3kWの誘導加熱コイルの方が、高周波電流の大
きさ(ピークの電流値)が大きくなる。
【0012】そして、このように高周波電流が大きくな
るほど、温度検知部の感熱板に対する高周波磁界の影響
が大きくなり、感熱板自体の発熱量が大きくなる。従っ
て、図7にも示すように、同じ2kWの出力で運転する
場合でも、最大出力が大きい方(3kW;(a)参照)
が、最大出力が小さい方(2kW;(b)参照)に比べ
て温度検知部の感熱板に対する高周波磁界の影響が大き
くなって、誘導加熱コイルへの入力をオン,オフした際
の温度検知部の検知温度の変化が大きくなり、制御性が
低下するのである。尚、温度検知部がトッププレートの
下面側にある関係上、図7では、実際の被加熱物(天ぷ
ら鍋等)の温度(設定温度)に対して、所定温度だけ低
い検知温度で一定となるようにコントロールされる。
【0013】本発明の請求項1の加熱調理器は、最大出
力が互いに異なる少なくとも2つの誘導加熱部を備えて
なるものであって、最大出力の小さい側の誘導加熱部に
て、温度検知部による被加熱物の温度検知に基づいて該
被加熱物を設定温度にコントロールするように誘導加熱
コイルを制御する温度制御調理モードの実行が可能とさ
れているところに特徴を有する。
【0014】これによれば、最大出力が互いに異なる少
なくとも2つの誘導加熱部を使い分けながら調理を行う
ことができるのであるが、天ぷら調理等の温度制御調理
モードを実行する場合には、最大出力の小さい側の誘導
加熱部にて行われることになる。従って、上述のよう
に、温度検知部に対する高周波磁界の影響の比較的少な
い状態で温度コントロールを行うことができるようにな
り、この結果、温度制御性を良好とすることができる。
【0015】この場合、上記温度検知部を、トッププレ
ートの下面の温度を検知することにより間接的に被加熱
物の温度を検知するように構成することができる(請求
項2の発明)。これによれば、直接的に被加熱物の温度
を検知する場合と比べて、温度検知部の構成を簡単に済
ませることができ、しかも、上述のように、温度検知部
に対する高周波磁界の影響が比較的少ないので、有効と
なる。
【0016】ここで、本体の下部にロースター及びそれ
に隣合う操作部が設けられているものにあっては、次の
ように構成することができる。即ち、最大出力の小さい
側の誘導加熱部を操作部の近傍に位置して設けることが
できる(請求項3の発明)。これにより、天ぷら調理等
の温度制御調理モードを実行する場合に、使用者が作業
する位置に近いところに操作部が位置しているので、調
理しながら火力調整などを行う際の操作性が良く、ま
た、言換えると、操作部が最大出力の大きい側の誘導加
熱部から遠くに位置しているので、最大出力の大きい側
の誘導加熱部で湯の飛び散り等があっても、操作部を容
易に操作することができるようになる。さらには、別の
見方をすれば、温度検知部がロースターから離れている
ので、ロースター調理と温度制御調理モードとを同時に
行うような場合に、温度検知部がロースターの熱の影響
を受け難くすることができる。
【0017】また、本体内に冷却風を取入れるための吸
気口を、操作部側に位置して設けるようにしても良い
(請求項4の発明)。これにより、ロースターから離れ
た位置から冷却風が取入れられるようになるので、温度
の低い冷却風を取入れることができ、冷却効果を高める
ことができる。さらには、本体内においてロースターと
他の部分とを熱的に区画する断熱構造を設けることもで
きる(請求項5の発明)。これによれば、ロースターの
熱の影響が外部に及ぶことを効果的に防止することがで
きる。
【0018】そして、上記各加熱調理器において、各誘
導加熱コイルを冷却するための送風経路と、前記各誘導
加熱コイルを駆動するための各駆動回路を冷却するため
の送風経路とを、分離された状態に設けることができる
(請求項6の発明)。これによれば、温度検知部部分に
は、駆動回路の発熱の影響を及び難くすることができ
る。さらには、複数の誘導加熱コイル及びそれらを駆動
するための駆動回路を、1個の冷却ファン装置により冷
却するように構成しても良く(請求項7の発明)、これ
により、構成が簡単となりスペース的にも有効となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明をシステムキッチン
に組込まれる組込み式の加熱調理器に適用した一実施例
について、図1ないし図7を参照しながら説明する。ま
ず、図1は、本実施例に係る加熱調理器の本体21を、
キッチンの調理台22に組込んだ状態を示している。前
記本体21は、前記調理台22に上方から嵌込まれる上
ユニット23と、その上ユニット23の下部に位置し調
理台22に前面側から嵌込まれる下ユニット24とから
構成される。
【0020】前記上ユニット23は、上面が開口した薄
形矩形箱状のケース25(図3参照)内に、例えば3つ
の加熱装置を配設すると共に、図2にも示すように、そ
の上面開口部に、図示しない鍋等の被加熱物が載置され
る耐熱ガラス製のトッププレート26を設けて構成され
ている。この場合、前記加熱装置として、図3に示すよ
うに、ケース25内の左右部位に位置してコイルユニッ
ト27,28が設けられていると共に、中央後部に位置
してヒータユニット29が設けられている。
【0021】前記コイルユニット27,28は、図5に
も一部示すように、円板状をなす耐熱絶縁材製のコイル
保持台30上に、中心部分を除いて誘導加熱コイル3
1,32を渦巻き状に巻装すると共に、その中心部に前
記トッププレート26の下面の温度を検知するための温
度検知部33を設けて構成されている。このとき、左側
のコイルユニット27の誘導加熱コイル31は、最大出
力が例えば3kWに構成され、右側のコイルユニット2
8の誘導加熱コイル32は、最大出力が例えば2kWに
構成されている。
【0022】また、前記温度検知部33は、図5に示す
ように、例えばアルミニウム製の感熱板34を、その両
端部の脚部34aによって前記コイル保持台30に若干
の上下動可能に支持し、その感熱板34の下面にサーミ
スタ35を配し、それらを図示しないばねにより上方に
付勢するように構成されている。これにより、温度検知
部33は、トッププレート26の下面の温度を検知する
ことにより、そのトッププレート26上に載置された被
加熱物の温度を間接的に検知するように構成されてい
る。
【0023】そして、前記ヒータユニット29は、図3
に示すように、支持台36上にコイルヒータ37及び温
度リミッタ38を設けて構成されている。前記コイルヒ
ータ37の最大出力は1.2kWとされている。これに
て、図1,図2に示すように、前記トッププレート26
上には、左側に位置する最大出力3kWの第1の誘導加
熱部39と、右側に位置する最大出力2kWの第2の誘
導加熱部40との出力の互いに異なる2つの誘導加熱部
39,40が設けられている。さらに、中央後部に位置
して最大出力1.2kWのヒータ加熱部41が設けられ
ている。尚、トッププレート26上には、加熱部39,
40,41(被加熱物を載置する位置)を示すための円
が印刷されている。
【0024】このとき、図1及び図2に示すように、ト
ッププレート26には、手前側の辺部に沿って、左から
順に左表示部42,中表示部43、右表示部44が設け
られている。これら表示部42,43、44は、各加熱
部39,41,40に対応して設けられ、後述するよう
に、火力などを表示するようになっている。また、トッ
ププレート26の手前側中央部(中表示部43の後側)
には、該トッププレート26が高温であることを、ラン
プの点灯あるいは点滅により使用者に報知するための高
温注意表示部45が設けられている。
【0025】さらに、上ユニット23(ケース25)内
の下部には、図3に概略的に示すように、前記各誘導加
熱コイル31,32を夫々駆動するための駆動回路たる
インバータ回路46,47が配設され、これと共に、そ
れら誘導加熱コイル31,32及びインバータ回路4
6,47を冷却するための、次のような冷却構造が設け
られている。
【0026】即ち、上ユニット23の上面部後端部(ト
ッププレート26の後ろ側)には、右端側に位置して吸
気口48が設けられると共に、左端側に位置して排気口
49が設けられている。尚、これら吸気口48及び排気
口49は、ルーバー状の飾り板50(図1,2参照)に
より隠されるようになっている。ケース25内の後部右
端側(吸気口48の近傍)には、ケーシング51a内に
シロッコファン51bを有してなる1個の冷却ファン装
置51が設けられている。
【0027】そして、前記ファンケーシング51aから
連続し左方に延びるようにして、送風経路を構成する幅
広の大ダクト52が設けられ、この大ダクト52内に前
記インバータ回路46,47が設けられている。また、
その大ダクト52の基端部から分岐してその上面を各コ
イルユニット27,28に向けて延びるようにして、や
はり送風経路を構成する2個の小ダクト53,54が設
けられている。
【0028】これにて、冷却ファン装置51が駆動され
ると、吸気口48から吸込まれた冷却風が、大ダクト5
2内を通ってインバータ回路46,47を冷却すると共
に、小ダクト53,54を夫々通って誘導加熱コイル3
1,32を冷却し、その後排気口49から排出されるよ
うになっているのである。従って、誘導加熱コイル3
1,32を冷却するための送風経路と、インバータ回路
46,47を冷却するための送風経路とが分離された状
態に設けられているのである。
【0029】一方、前記下ユニット24は、図4にも示
すように、矩形箱状のケース55内の左側部位に位置し
て、シーズヒータ(図示せず)を熱源とするロースター
56を備えている。このロースター56は、下ユニット
24の前面部に設けられた扉56a(図1参照)により
開閉されるようになっている。また、本実施例では、図
4に一部示すように、このロースター56の上面部及び
右側面部には、例えばグラスウール等の断熱材57が一
定の厚みで配設され、もってロースター56と他の部分
とを熱的に区画する断熱構造が設けられているのであ
る。
【0030】そして、下ユニット24の前面部には、前
記ロースター56(扉56a)の右側に隣合うようにし
て、操作部たる操作パネル58が設けられている。従っ
て、上記した加熱出力の小さい側の第2の誘導加熱部4
0は、操作パネル58の近傍に位置していることにな
り、また、前記吸気口48も、操作パネル58側に位置
して設けられていることになる。さらに、前記下ユニッ
ト24内には、前記操作パネル58の奥側に位置して、
全体を制御するためのマイコン等を含んでなる制御回路
59(図4参照)が設けられている。
【0031】前記操作パネル58には、図1に示すよう
に、上部に位置して、電源スイッチ60、天ぷらキー6
1、ロースターキー62、タイマーキー63が右から順
に横に並んで設けられており、その下部に位置して、押
圧操作及び回動操作が可能な3個のダイヤル64,6
5,66が左から順に横に並んで設けられている。この
うち左側のダイヤル64は、左側の第1の誘導加熱部3
9に対応して設けられ、押圧操作によりオン,オフを指
示し、回動操作により出力調整を行うことができるよう
になっている。
【0032】また、右側のダイヤル66は、右側の第2
の誘導加熱部40に対応して設けられ、やはり押圧操作
によりオン,オフを指示し、回動操作により出力調整
(及び温度設定)を行うことができるようになってい
る。中央のダイヤル65は、中央のヒータ加熱部41に
対応して設けられ、押圧操作によりオン,オフを指示
し、回動操作により出力調整を行うことができるように
なっている。この場合、中央のダイヤル65は、ロース
ター56用の操作つまみを兼用しており、前記ロースタ
ーキー62がオン操作されることにより、回動操作によ
りロースター56の出力調整を行うことができるように
なっている。
【0033】前記制御回路59は、前記操作パネル58
からの操作信号を受けて、前記各加熱部39,40,4
1及びロースター56の熱源や、冷却ファン装置51等
を制御して加熱調理を実行するようになっている。ま
た、これと共に、制御回路59は、前記表示部42,4
3,44及び高温注意表示部45等の表示を制御するよ
うになっている。
【0034】ここで、左側の第1の誘導加熱部39は、
出力を「1〜6」及び「強」の7段階に調整することが
でき、図2に示すように、左表示部42は、「1〜6」
及び「強」の文字及びそれらに対応する7個のLED4
2aを備え、現在の出力をLED42aの点灯により表
示するようになっている。右側の第2の誘導加熱部40
は、出力を「1〜6」の6段階に調整することができ、
右表示部44は、「1〜6」の文字及びそれらに対応す
る6個のLED44aを備え、現在の出力をLED44
aの点灯により表示するようになっている。このとき、
第1の誘導加熱部39の出力と第2の誘導加熱部40の
出力とは、レベルの数字が同じであれば同等の出力とな
るように設定されている。従って、出力レベル「6」の
場合には、どちらの加熱部39,40においても2kW
出力とされる。
【0035】また、ヒータ加熱部41は、出力を
「弱」,「中」,「強」の3段階に調整することがで
き、図2に示すように、中表示部43は、「弱」,
「中」,「強」の文字及びそれらに対応する3個のLE
D43aを備え、現在の出力をLED43aの点灯によ
り表示するようになっている。尚、ロースター56につ
いても、出力を「弱」,「中」,「強」の3段階に調整
することができるのであるが、その出力の表示は、操作
パネル58のロースターキー62の近傍においてなされ
るようになっている。
【0036】さて、本実施例では、最大出力の小さい側
のつまり右側の第2の誘導加熱部40にて、温度検知部
33による被加熱物の温度検知に基づいて該被加熱物を
設定温度にコントロールするように誘導加熱コイル32
を制御する温度制御調理モード(以下「天ぷら調理モー
ド」と称する)の実行が可能とされている。この天ぷら
調理モードは、使用者が操作パネル58の天ぷらキー6
1をオン操作すると共に、ダイヤル66の回動操作によ
り温度を設定(この場合160℃,180℃,200℃
のいずれかを選択)することにより実行されるようにな
っている。
【0037】前記制御回路59は、この天ぷら調理モー
ドが実行されると、図7(b)に示すように、温度検知
部33の検知温度に基づいて、誘導加熱コイル32の最
大出力(2kW出力)での通断電制御を行うようになっ
ている。この場合、検知温度が、設定温度に対応した所
定温度(例えば設定温度が200℃の場合所定温度は1
60℃)を越えると誘導加熱コイル32をオフし、所定
温度を下回ると誘導加熱コイル32をオンするといった
制御がなされる。また、このとき、図2に示すように、
右表示部44においては、天ぷらモード表示ランプ67
が点灯されると共に、設定温度が表示されるようになっ
ている。ここでは、レベル「2」,「4」,「6」のL
ED44aの点灯が、夫々160℃,180℃,200
℃の設定温度表示を兼ねている。
【0038】次に、上記構成の作用について、図6及び
図7も参照して述べる。上記した加熱調理装置におい
て、一般調理(煮物、炒め物等)を行う場合には、使用
者は、トッププレート26上に構成されたいずれかの加
熱部39,40,41に鍋等の被加熱物を載置し、操作
パネル58のその加熱部39,40,41に対応したダ
イヤル64,66,65を操作することにより、加熱調
理を行うことができる。
【0039】この場合、加熱部39,40,41は相互
に最大出力が異なるので、それらを使い分けて調理を行
うことができ、例えば中華料理の炒め物を大火力で行い
たいような場合には、第1の誘導加熱部39を使用する
ことができる。また、複数の加熱部39,40,41に
て同時に加熱調理を行うことができることは勿論であ
る。さらには、焼き魚調理を行う場合には、ロースター
56を使用することができる。
【0040】そして、使用者が、天ぷら調理モード、つ
まり天ぷら油を収容した天ぷら鍋の温度をほぼ一定とし
た状態で天ぷら調理を行いたいときには、第2の誘導加
熱部40上に天ぷら鍋を載置し、操作パネル58の天ぷ
らキーをオン操作した上で、ダイヤル66の操作により
調理をスタートさせると共に温度を設定する。すると、
制御回路59は、第2の誘導加熱部40のコイルユニッ
ト28の温度検知部33の温度検知に基づいて、被加熱
物(天ぷら鍋ひいては天ぷら油)を設定温度に維持する
ように、誘導加熱コイル32をオン,オフ制御するので
ある。
【0041】しかして、本実施例では、最大出力の小さ
い側(2kW出力)の第2の誘導加熱部40のみにて天
ぷら調理モードの実行を可能とし、最大出力の大きい側
の第1の誘導加熱部39では天ぷら調理モードの実行が
できないようにした。これは、最大出力が大きい(3k
W)第1の誘導加熱部39にて天ぷら調理モードを実行
した場合、温度制御性に劣ることになり、最大出力が小
さい(2kW)第1の誘導加熱部40にて天ぷら調理モ
ードを実行することにより、温度制御性を良好とするこ
とができるからである。このように、温度制御性が異な
ってくる理由は、次のように考えられる。
【0042】即ち、まず、温度検知部33は、トッププ
レート26の下面に面接触するアルミニウム製の感熱板
34の下面部にサーミスタ35を配して構成されるので
あるが、その感熱板34が誘導加熱コイル31,32か
らの高周波磁界の影響を受けて、感熱板34自体に多少
の発熱が生ずる。
【0043】一方、誘導加熱コイル31,32は、その
最大出力に応じて巻線の径、巻数、共振コンデンサの容
量等が設計されているのであるが、最大出力が異なって
いれば、同等の加熱出力を得る場合でも、誘導加熱コイ
ル31,32に流れる高周波電流の大きさ(ピークの電
流値)が異なり、最大出力が大きい方が高周波電流の大
きさが大きくなる。図6は、最大出力3kWの誘導加熱
コイル31で2kW出力を得る場合a(実線)と、最大
出力2kWの誘導加熱コイル32で2kW出力を得る場
合b(破線)との、高周波電流の大きさの相違を示して
おり、最大出力3kWの誘導加熱コイル31の方が、高
周波電流の大きさ(ピークの電流値)が大きくなる。
【0044】そして、このように、高周波電流が大きく
なるほど、温度検知部33の感熱板34に対する高周波
磁界の影響が大きくなり、感熱板34自体の発熱量が大
きくなる。従って、図7にも示すように、最大出力が大
きい方の第1の加熱調理部39においては、2kWの出
力で運転する場合、図7(a)に示すように、感熱板3
4に対する高周波磁界の影響が大きくなって、誘導加熱
コイル31をオン,オフした際の温度検知部33の検知
温度の変化が大きくなり、制御性が低下する。これに対
し、最大出力が小さい方の第2の誘導加熱部40におい
ては、図7(b)に示すように、温度検知部33の検知
温度の変化が小さくなり、温度制御性を良好とすること
ができるのである。
【0045】このように本実施例によれば、最大出力が
互いに異なる2つの誘導加熱部39,40を使い分けな
がら調理を行うことができるものにあって、最大出力の
小さい側の第2の誘導加熱部40のみにて天ぷら調理モ
ードの実行を可能としたので、温度検知部33に対する
高周波磁界の影響の比較的少ない状態で温度コントロー
ルを行うことができるようになり、この結果、温度制御
性を良好としながら天ぷら調理モードを実行することが
でき、温度制御性に関する信頼性を高めることができる
ものである。
【0046】この場合、温度検知部33を、トッププレ
ート26の下面の温度を検知することにより間接的に被
加熱物の温度を検知するように構成したので、直接的に
被加熱物の温度を検知する場合と比べて、温度検知部3
3の構成を簡単に済ませることができ、しかも、その温
度検知部33に対する高周波磁界の影響が比較的少ない
ので、有効なものとなる。
【0047】又、温度検知部33がトッププレートの下
面の温度を測定するものであるため、被加熱物の温度を
直接測定するものに対して、その温度変動を検知するの
にタイムラグが生じる。例えば3Kwという出力が大き
な加熱部で被加熱物を加熱すると被加熱物の温度はすぐ
に上昇するが、この急激な温度上昇に対して、温度検知
部の温度検知が良好に追随することができないため被加
熱物の温度制御が困難になりやすいという事情がある
が、低出力側で温度制御すれば、温度の追随性が良好な
ので、より正確な温度検知が可能となる。
【0048】また、本実施例では、2つの誘導加熱コイ
ル31,32を駆動するためのインバータ回路46,4
7を大ダクト52内に配置し、誘導加熱コイル31,3
2に対して送風を行う小ダクト53,54とは送風経路
を分離状態に設け、しかも、それらに対する送風を1個
の冷却ファン装置により行う構成としたので、温度検知
部33部分には、インバータ回路46,47の発熱の影
響を及び難くすることができ、しかも、構成が簡単とな
りスペース的にも有効となるものである。
【0049】そして、特に本実施例では、上ユニット3
2の下部に、ロースター56及び操作パネル58を備え
る下ユニット24を設けたものにあって、次のような各
種の構成を備えたことにより、種々のメリットを得るこ
とができる。
【0050】即ち、最大出力の小さい側の第2の誘導加
熱部40を操作パネル58の近傍に設けたので、天ぷら
調理モードを実行する場合に、使用者が作業する位置に
近いところに操作パネル58が位置しているので、調理
しながら火力調整などを行う際の操作性が良く、また、
言換えると、操作パネル58が最大出力の大きい側の第
1の誘導加熱部39から遠くに離れて位置しているの
で、第1の誘導加熱部39で湯の飛び散り等があって
も、操作パネル58のキーを容易に操作することができ
るようになる。さらには、別の見方をすれば、第2の誘
導加熱部39の温度検知部33がロースター56から離
れているので、ロースター調理と天ぷら調理モードとを
同時に行うような場合に、その温度検知部33がロース
ター56の熱の影響を受け難くすることができる。
【0051】また、ケース25内に冷却風を取入れるた
めの吸気口48を、操作パネル58側に位置して設ける
ようにしたので、ロースター56から離れた位置から冷
却風が取入れられるようになり、温度の低い冷却風を取
入れることができて、冷却効果を高めることができる。
さらには、下ユニット24内においてロースター56と
他の部分とを熱的に区画する断熱材57を設けたので、
ロースター56の熱の影響が外部に及ぶことをより一層
効果的に防止することができる。
【0052】尚、本発明は上記した実施例に限定される
ものではなく、次のような種々の拡張,変更が可能であ
る。即ち、上記実施例では2つの誘導加熱部39,40
を設けるようにしたが、誘導加熱部を3つ以上設けたも
のに適用しても良い。また、本体21を上ユニット23
と下ユニット24とから構成したが、1個のユニットと
して構成しても良い。この場合、ロースター56やヒー
タ加熱部41についても、それらを省略したり、別の種
類の熱源を備えて構成することも可能である。さらに
は、操作パネルや表示部の構成や、冷却のための構成と
しても種々の変形が考えられる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の加熱調理器によれば、最大出力が互いに異なる複数の
誘導加熱部を備えるものにあって、最大出力の小さい側
の誘導加熱部にて、温度検知部による被加熱物の温度検
知に基づいて該被加熱物を設定温度にコントロールする
ように誘導加熱コイルを制御する温度制御調理モードの
実行が可能な構成としたので、被加熱物の温度制御調理
を実行する場合の温度制御性に関する信頼性を高めるこ
とができるという優れた実用的効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、組込み式の加
熱調理器の外観を遠近法を用いて示す図
【図2】上ユニットの平面図
【図3】トッププレートを取除いた状態の上ユニットの
平面図
【図4】下ユニットの横断平面図
【図5】温度検知部部分の分解斜視図
【図6】誘導加熱コイルに入力される電流波形を示す図
【図7】第1の誘導加熱部(a)と第2の誘導加熱部
(b)とにおいて天ぷら調理モードを実行した場合の制
御状態を比較して示す図
【図8】従来例を示すもので、組込み式の加熱調理器の
斜視図
【図9】図3相当図
【図10】図4相当図
【符号の説明】
図面中、21は本体、23は上ユニット、24は下ユニ
ット、26はトッププレート、27,28はコイルユニ
ット、31,32は誘導加熱コイル、33は温度検知
部、34は感熱板、35はサーミスタ、37はコイルヒ
ータ、39,40は誘導加熱部、41はヒータ加熱部、
46,47はインバータ回路(駆動回路)、48は吸気
口、51は冷却ファン装置、52は大ダクト(送風経
路)、53,54は小ダクト(送風経路)、56はロー
スター、57は断熱材、58は操作パネル(操作部)、
59は制御回路を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の上面に被加熱物が載置されるトッ
    ププレートを設けると共に、そのトッププレートの下面
    側の複数箇所に位置して最大出力が異なるものを含んだ
    誘導加熱コイルを設けることにより、最大出力が互いに
    異なる少なくとも2つの誘導加熱部を備えてなるもので
    あって、 最大出力の小さい側の誘導加熱部にて、温度検知部によ
    る前記被加熱物の温度検知に基づいて該被加熱物を設定
    温度にコントロールするように前記誘導加熱コイルを制
    御する温度制御調理モードの実行が可能とされているこ
    とを特徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 温度検知部は、トッププレートの下面の
    温度を検知することにより間接的に被加熱物の温度を検
    知するように構成されていることを特徴とする請求項1
    記載の加熱調理器。
  3. 【請求項3】 本体の下部には、ロースター及びそれに
    隣合う操作部が設けられており、最大出力の小さい側の
    誘導加熱部は、前記操作部の近傍に位置して設けられて
    いることを特徴とする請求項1又は2記載の加熱調理
    器。
  4. 【請求項4】 本体内に冷却風を取入れるための吸気口
    が、操作部側に位置して設けられていることを特徴とす
    る請求項3記載の加熱調理器。
  5. 【請求項5】 本体内においてロースターと他の部分と
    を熱的に区画する断熱構造が設けられていることを特徴
    とする請求項3又は4記載の加熱調理器。
  6. 【請求項6】 各誘導加熱コイルを冷却するための送風
    経路と、前記各誘導加熱コイルを駆動するための各駆動
    回路を冷却するための送風経路とが、分離された状態に
    設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のい
    ずれかに記載の加熱調理器。
  7. 【請求項7】 複数の誘導加熱コイル及びそれらを駆動
    するための駆動回路を、1個の冷却ファン装置により冷
    却するように構成されていることを特徴とする請求項1
    ないし6のいずれかに記載の加熱調理器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1083335C (zh) * 1997-06-18 2002-04-24 莱克斯马克国际公司 具有主动冷却单元的喷墨打印盒
JP2003178863A (ja) * 2001-12-11 2003-06-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱装置
JP2011004988A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Panasonic Electric Works Co Ltd コンロ付き調理台装置
KR101315665B1 (ko) * 2012-08-28 2013-10-08 이민열 3개 이상의 발열체를 구비한 전기 레인지 및 그 전력 제어방법

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