JP2011004988A - コンロ付き調理台装置 - Google Patents

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【課題】 面積の小さい発熱体の手前スペースの前後方向の長さを拡げることができる。面積の小さい発熱体の手前スペースを有効利用して、鍋の動線の最短化や食材料理材の仮置きができる。
【解決手段】 コンロ1を備えたコンロ付き調理台装置2である。大面積の発熱体3と、大面積の発熱体3よりも面積の小さい発熱体3を並列配置する。並列配置した複数の発熱体3の後端を調理台4の前縁と平行な仮想線M上に揃え又は略揃える。面積の小さい発熱体3の前端を大面積の発熱体3の前端よりも奥側にずらして位置させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の発熱体を備えたコンロ付き調理台装置に関する。
従来から複数の発熱体を複数並列配置したコンロ付き調理台装置が特許文献1、特許文献2により知られている。
特許文献1に示された従来例は、大面積の発熱体と、これよりも面積の小さい発熱体とを左右方向に並列配置し、上記大面積の発熱体の中心と、面積の小さい発熱体の中心を調理台の前縁と平行な仮想線上に揃えている。
この従来例において、大面積の発熱体は、大鍋や、小鍋等種々の大きさの鍋を載置して加熱調理するものとして使用され、面積の小さい発熱体は、小鍋を載置して加熱調理するものとして使用されるのが一般的である。
ところが、特許文献1のように、大面積の発熱体の中心と、面積の小さい発熱体の中心を調理台の前縁と平行な仮想線上に揃えたものにおいては、小鍋を載置するための面積の小さい発熱体の後方に余剰空間が生じ、面積の小さい発熱体の手前スペースの最大化ができない。
したがって、特許文献1においては、面積の小さい発熱体の手前側に、大面積の発熱体に載置した鍋や、面積の小さい発熱体に載置した鍋を、ずらして一時的に仮置きしたり、食材調理材を仮置きするために十分な前後方向の長さをもった仮置きスペースを創出できない。
また、特許文献2に示された従来例は、左右方向に並列配置したガスバーナよりなる2個の発熱体を後方にずらすことで、複数の発熱体の手前側を盛り付けなどを行うことができるスペースとしてあるが、発熱体を後方に移動させるための解決策として、排気口位置を従来品のコンロ後方辺全域からコンロ天板隅に配置することによりおこなっている。この特許文献2において2個の発熱体の中心がそれぞれ調理台の前縁と平行な仮想線上に揃えてあり、一方の発熱体側に大きな五徳を設けてあり、他方の発熱体側に小さな五徳を設けている。つまり、この従来例においても、大きな五徳を設けた一方の発熱体側が、大鍋や、小鍋等種々の大きさの鍋を載置して加熱調理するものとして使用され、小さな五徳を設けた他方の発熱体側が、小鍋を載置して加熱調理するものとして使用される。
上記特許文献2に示す従来例においては、大きな五徳を配置した発熱体の近傍のコンロ天板隅に排気口を設けているので、大きな五徳に大鍋を載置した場合、かえって排気口と鍋底が干渉するという欠点がある。
しかも、この特許文献2においても、大きな五徳を配置した発熱体の中心と、小さな五徳を配置した発熱体の中心が調理台の前縁と平行な仮想線上に揃えてあるので、小さな鍋を載置するための小さな五徳を配置した発熱体の後方に特許文献1の場合と同様に余剰空間が生じてしまう。このように、小さな五徳を配置した発熱体の後方に余剰空間が生じる分、小さな五徳を配置した発熱体の手前スペースが狭くなり、小さな五徳を配置した発熱体の手前スペースの最大化が図れないという問題がある。
特開2004−180662号公報 特開2007−268079号公報
本発明は、上記した従来の問題点を解決することを課題とし、面積の異なる発熱体を並設したものにおいて、面積の小さい発熱体の手前スペースの前後方向の長さを拡げることができ、面積の小さい発熱体の手前スペースを有効利用して、鍋の動線の最短化や食材料理材の仮置きを可能とするコンロ付き調理台装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成になっている。
本発明は、コンロ1を備えたコンロ付き調理台装置2であって、大面積の発熱体3と、大面積の発熱体3よりも面積の小さい発熱体3を並列配置し、該並列配置した複数の発熱体3の後端を調理台4の前縁と平行な仮想線M上に揃え又は略揃えると共に、面積の小さい発熱体3の前端を大面積の発熱体3の前端よりも奥側にずらして位置させて成ることを特徴とする。
このように大面積の発熱体3と、これよりも面積の小さい発熱体3の相互の位置関係を工夫することで、面積の小さい発熱体3の手前スペースの前後長さを拡げることができ、面積の小さい発熱体3の手前スペースを、鍋を一時的に仮置きしたり、食材調理材を一時的に仮置きするための仮置きスペースとすることが可能となる。ここで、一時的加熱冷却や加熱スタンバイのために上記面積の小さい発熱体3の手前の仮置きスペースに一時的に仮置きする場合、大面積の発熱体3と仮置きスペースとの間では、鍋を平面視で斜め前後方向に移動し、面積の小さい発熱体3と仮置きスペースとの間では、鍋を平面視で前後方向に移動することで、鍋の動線を最短化できる。
また、コンロ天板6の手前側、もしくは発熱体3の手前側に調理用作業スペース7を設けることが好ましい。
このような構成とすることで、コンロ天板6の手前側、もしくは発熱体3の手前側を調理用作業スペース7として有効利用でき、特に、小面積の発熱体3の手前側に前後方向の長いスペースを確保でき、作業性がよくなる。
また、複数の発熱体3の面積を火力の大小に応じて異ならせることが好ましい。
発熱体3の面積大小により、火力大小を形成し、各発熱体3の駆動に必要な構成要素部材を内蔵する空間容積を、大小位置毎に区画形成することができる。
また、面積の小さい発熱体3とこの制御駆動部とコンロ天板6とを備えたユニット11aと、大面積の発熱体3とこの制御駆動部とコンロ天板6とを備えたユニット11bを、それぞれ独立体で構成し、調理台4のカウンター5に設けた開口に上記両ユニット11a、11bを左右選択自在に嵌め付けて組み込むことが好ましい。
このような構成とすることで、カウンター5における大面積の発熱体3と、これよりも面積の小さい発熱体3の左右方向位置を組み付け時に選択することができる。
また、発熱体3を3個以上並列配置し、隣接する発熱体3間のピッチを変えることが好ましい。
このような構成とすることで、大鍋の周囲は、スペースを大きく、小鍋の周囲はスペースを小さくし、発熱体3毎の鍋加熱の利便性を上げることができる。
また、大面積の発熱体3の側方に前記大面積の発熱体3よりも小さい面積の2つの発熱体3を並列配置し、大面積の発熱体3とこれよりも面積の小さい発熱体3のピッチを、面積の小さい発熱体3相互のピッチよりも大きくすることが好ましい。
このような構成とすることで、面積の小さい発熱体3の手前スペースを広げ、さらに面積の大きい発熱体3と面積の小さい発熱体3との間のスペースを広げることにより、大鍋のずらし範囲を広げることができコンロ天板6面の作業有効面を拡大することにつながる。
また、面積の小さい発熱体3の手前と、カウンター5前端との間のカウンター5下方に収納庫あるいは加熱庫を配置することが好ましい。
面積の小さい発熱体3の前端を大面積の発熱体3の前端よりも奥側にずらして位置させることで長くなった面積の小さい発熱体3の手前スペースを有効利用して、面積の小さい発熱体3の手前と、カウンター5前端との間の下方空間を収納庫あるいは加熱庫として活用できる。
本発明は、大面積の発熱体とこれよりも小面積の発熱体との配置位置を工夫することで、面積の小さい発熱体の手前に前後方向の寸法が長い手前スペースを創出することができ、該面積の小さい発熱体の手前スペースを有効利用して鍋の動線の最短化や食材料理材の仮置きをよりいっそう良好にできるという効果がある。
本発明の一実施形態の平面図である。 同上のコンロ装置に収納庫を配設した例を示す正面図である。 同上の面積の小さい発熱体を収納している部分の下方に上下長の長い下方空間が形成されることを説明するための概略正面断面図である。 同上の収納庫を配設した部分の側面断面図である。 同上の大面積の発熱体部分で切断した側面断面図である。 本発明において発熱体に載置した鍋の面積の小さい発熱体の手前スペースへの動線を説明する作用説明図である。 本発明の他の実施形態の平面図である。 本発明の更に他の実施形態の平面図である。 本発明の更に他の実施形態の平面図である。 本発明の更に他の実施形態の平面図である。 本発明の更に他の実施形態の平面図である。 本発明の更に他の実施形態の平面図である。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
コンロ付き調理台装置2は、調理台4にコンロ1を備えたものである。調理台4は、キャビネット13の上にカウンター5を設けて構成している。
コンロ1は、電磁誘導加熱調理機器、あるいはその他の電気、ガス熱源の加熱調理機器である。コンロ1は、薄箱状をした本体部14の上面にコンロ天板6を設けて主体が構成してあり、カウンター5に設けた開口部にコンロ1の主体部を嵌め付けて組み込むと共に、カウンター5部分にコンロ1のコンロ天板6を露出させている。コンロ天板6には複数の発熱体3を左右方向に並列配置している。
複数個の発熱体3は、大面積の発熱体3と、該大面積の発熱体3よりも面積の小さい発熱体3とよりなる。図1に示す実施形態においては、大面積の発熱体3が1つ、該面積の小さい発熱体3が2つの合計3個の発熱体3を並列配置した例を示している。図1に示す実施形態においては、面積の小さい発熱体3として面積が異なるもの(つまり、中面積の発熱体3、小面積の発熱体3)の場合を示している。
以下、上記面積の異なる各発熱体3を、大面積の発熱体3a、中面積の発熱体3b、小面積の発熱体3cとして説明する。
複数の発熱体3は火力の大小に応じて面積を異ならせてあり、大面積の発熱体3aが大火力、中面積の発熱体3bが中火力、小面積の発熱体3cが小火力となっている。
図1にはコンロ1に大面積の発熱体3a、中面積の発熱体3b、小面積の発熱体3cを左右方向の一端側から他端側に順に並列配置した例が示している。
大面積の発熱体3aは、被加熱体である鍋を載置する面積が大きいため大鍋、大鍋よりも小さい鍋(中鍋や小鍋)等種々の大きさの鍋を載置して加熱調理することができるが、特に、載置する面積が大きく大火力であるため主として大鍋の加熱調理に適している。
中面積の発熱体3bは、大鍋よりも小さい鍋(中鍋や小鍋)を載置して加熱調理できるが、特に、中鍋の加熱調理に適している。
また、小面積の発熱体3cは、小鍋を載置して加熱するのに適している。
本発明においては、上記左右方向に並列配置した面積の異なる複数の発熱体3(3a、3b、3c)の後端を調理台4の前縁と平行な仮想線M上に揃え又は略揃え、大面積の発熱体3aよりも面積の小さい発熱体3である中面積の発熱体3bの前端及び小面積の発熱体3cの前端をそれぞれ大面積の発熱体3aの前端よりも奥側に位置させている。
このように大面積の発熱体3aとこれよりも面積の小さい発熱体3(3b、3c)相互の位置関係を工夫することで、面積の小さい発熱体3である中面積の発熱体3bと小面積の発熱体3cの後方に余剰スペースが生じないようにでき、余剰スペースが生じない分、中面積の発熱体3bと小面積の発熱体3cの手前スペースの前後長さを拡げることができる。つまり、面積の小さい発熱体3(3b、3c)の手前側スペースの最大化が図れる。
このように前後長さが拡げられた上記面積の小さい発熱体3(3b、3c)の手前スペースは仮置きスペース15とすることができる。
例えば、仮置きスペース15に鍋を仮置きする場合を例として説明すると、大面積の発熱体3aと仮置きスペース15との間で鍋16を図6の矢印イのように平面視で斜め前後方向に移動することができ、更に、面積の小さい発熱体3(3b、3c)と仮置きスペース15との間で鍋16を図6の矢印ロ、矢印ハのように平面視で前後方向に移動することができる。これにより、一時的に熱さましを行ったり、加熱調理前後の仮置き場所として用いることで、調理作業の動線が最短化される。
また、上記のように、面積の小さい発熱体3(3b、3c)の手前の仮置きスペース15には鍋16を仮置きできるだけでなく、発熱体3に鍋16を載せて加熱調理するに当たり、食材調理材を一時的に仮置きすることもでき、発熱体3に鍋16を載せて行う加熱調理の利便性が向上する。
図1に示す実施形態では、大面積の発熱体3aと、隣のこれよりも面積の小さい発熱体3(図1においては中面積の発熱体3b)のピッチP1を、面積の小さい発熱体3相互(図1においては中面積の発熱体3bと小面積の発熱体3c相互)のピッチP2よりも大きくしてあり、大面積の発熱体3aに大鍋を支障なく載置することができ、また、面積の小さい発熱体3(3b、3c)にはこれに対応した面積の比較的小さい鍋を支障なく載置することができ、左右方向の限られた寸法内に面積の異なる複数の発熱体3を最適の配置関係とすることができる。
また、図1に示す実施形態ではカウンター5のコンロ1を設けた部分の手前側の部位は調理用作業スペース7となっており、コンロ1はこの調理用作業スペース7の奥側に位置している。したがって、本実施形態においては、コンロ1の手前側を調理用作業スペース7として有効利用でき、特に、面積の小さい発熱体3(3b、3c)の手前スペースとしては、上記コンロ天板6の仮置きスペース15とカウンター5の調理用作業スペース7が合わされて手元作業スペースが拡大されることになり、作業性がよくなる。
ところで、本発明においては、上記のように複数の発熱体3の面積を火力の大小に応じて異ならせることで、発熱体3の面積大小により、火力大小を形成し、各発熱体3の駆動に必要な構成要素部材である発熱体駆動部12を内蔵する発熱体収容部18の空間容積を、大小位置毎に区画形成することができる。
つまり、発熱体3面積が小ということは火力小であり、発熱体3とこれを駆動する発熱体駆動部12の容積が小さく、前後長さを短くできる。したがって、図4に示すように、コンロ1に設けた発熱体収容部18における面積の小さい発熱体3(3b、3c)、これを駆動する発熱体駆動部12が内蔵される区画の前後長さが短くなる。
一方、発熱体収容部18における大面積の発熱体3a、これを駆動する発熱体駆動部12が内蔵される区画の前後長さは長く、更に、発熱体収容部18における該区画の下方には、図5に示すように全ての発熱体3の電気制御をするための電気制御装置19、全ての発熱体3を冷却するための風を送るための冷却手段20をまとめて組み込んだ下収納部21を設けている。
また、図5に示すように発熱体収容部18の上記大面積の発熱体3aと、これを駆動する発熱体駆動部12を内蔵する区画及びその下方の下収納部21の前方に、コンロ操作部22が設けてあり、該コンロ操作部22はコンロ1の前面側から操作できるようになっており、該コンロ操作部22と上記電気制御部19とを接続手段23により接続している。
このように、全ての発熱体3を対象とした共通の構成要素である電気制御装置19、冷却手段20、コンロ操作部22、接続手段23を集めて、大面積の発熱体3aを配置する側に偏らせて配置することで、面積の小さい発熱体3(3b、3c)側には最低必要な発熱体駆動部12のみを該面積の小さい発熱体3(3b、3c)の下方又は側方に配置すればよく、更に、前述のように面積の小さい発熱体3の手前スペースの前後長さを拡げてあるため、図4に示すように発熱体収容部18における面積の小さい発熱体3と対応する発熱体駆動部12を内蔵した前後方向の長さが短い区画の手前側に、調理用作業スペース7の直下から仮置きスペース15の直下にわたる十分な前後長さ及び上下長さの下方空間10を確保できる。したがって、この前後長さ及び上下長さが長い下方空間10に図3、図4に示すように、収納庫8を設けたり、あるいは、図示を省略しているが魚焼き器のようなグリル機能を備えた加熱庫を設けて有効活用できる。収納庫8や加熱庫は前方に引き出し自在とする。
なお、発熱体収容部18における面積の小さい発熱体3と対応する発熱体駆動部12を収納した区画の手前側の下方空間10に、収納庫8と加熱庫を左右方向に並列配置してもよい。
そして面積の小さい発熱体3は上記のように火力が小さく、発熱体駆動部12も含めて廃熱放出が小さくいので、この廃熱放出の小なる発熱体3の手前側を収納庫8とすると、収納庫8が廃熱の影響を受けないようにできる。
また、加熱庫を組み込む場合、食材の収納加熱空間を手前側で出来る限り大空間に形成し、その後方に加熱庫特有の加熱庫の駆動手段(ヒーターや除煙手段等)を配置することが好ましく、小発熱体手前下の奥行き寸法を拡大することが好都合となる。
図7、図8には本発明の他の実施形態を示している。本実施形態では、面積の小さい発熱体3b、3cとこの制御駆動部(発熱体駆動部12と電気制御装置19)とコンロ天板6とを備えたユニット11bと、大面積の発熱体3bとこの制御駆動部(発熱体駆動部12と電気制御装置19)とコンロ天板6とを備えたユニット11aとをそれぞれ独立体で構成している。そして、調理台4のカウンター5に設けた開口に上記両ユニット11a、11bを左右選択自在に嵌め付けて組み込むことができ、顧客の希望により組み付け時に配置位置の選択ができるようになっている。すなわち、図7には面積の小さい発熱体3b、3cとこの制御駆動部とコンロ天板6とを備えたユニット11bを右、大面積の発熱体3aとこの制御駆動部とコンロ天板6とを備えたユニット11aを左に配置した例が示してあり、図8は上記と左右配置を反対にした例を示している。
上記各実施形態では、面積の小さい発熱体3として中面積の発熱体3bと小面積の発熱体3cとを設けた例を示したが、図9のように面積の小さい発熱体3として小面積の発熱体3cを2つ設け、大面積の発熱体3a、小面積の発熱体3c、小面積の発熱体3cを左右方向に並設してもよい。もちろん、図示を省略しているが、大面積の発熱体3a、中面積の発熱体3b、中面積の発熱体3bを左右方向に並設してもよい。
また、大面積の発熱体3aと、これよりも小さい面積の発熱体3を並設するに当たり、上記各実施形態のように、3個の発熱体3を左右方向に並設したものにのみ限定されず、図10に示すように大面積の発熱体3aと小面積の発熱体3cを左右に2個を並設したものであってもよい。もちろん、図示を省略しているが、大面積の発熱体3aと中面積の発熱体3bを左右に2個を並設したものであってもよい。また、大面積の発熱体3aと、これよりも小さい面積の発熱体3を合計4個以上左右方向に並設したものであってもよい。
また、本発明においては、コンロ下の収納空間あるいは、加熱庫の構成にとらわれることなく、コンロ天板6上での鍋置きスペースや調理作業動線の観点からは、図11、図12に示すような発熱体3の配置も可能である。
すなわち、図1に示す実施形態では左右方向に大面積の発熱体3a、中面積の発熱体3b、小面積の発熱体3cを順に並設し、大面積の発熱体3aを左右方向のいずれか一方側の端部に配置した例を示したが、図11に示ものでは、大面積の発熱体3aを中間に配置し、左右方向の一端部側に中面積の発熱体3bを配置すると共に左右方向の他端部に小面積の発熱体3cを配置している。
この実施形態においては、左右の面積の小さい発熱体3(3b、3c)の手前にそれぞれ仮置きスペース15が形成されるので、中央の大面積の発熱体3aの上に載置した大鍋を左手前、右手前のいずれにも移動することができる。
また、本実施形態において、大面積の発熱体3aと中面積の発熱体3bとの間のピッチと、大面積の発熱体3aと小面積の発熱体3cとの間のピッチを異ならせ、これにより、中央の大面積の発熱体3aに大鍋を載置し、中面積の発熱体3bに中鍋を載置しても、大中発熱体間の手前スペースがより広いので、大鍋、中鍋いずれも鍋の仮置き等が容易に行える。
また、図1乃至図10に示す実施形態は、調理台4にコンロ天板6を設けたコンロ1を組み込み、コンロ天板6がカウンター5上に露出するようにした例を示したが、コンロを手前から奥までコンロ天板として一体的に形成してもよい。
すなわち、図1乃至図10に示す実施形態は電磁誘導加熱式を表すが、図11、12に示すように、例えばコンロ天板6が、手前から奥方に渡って一体的にステンレス材質で構成され、各燃焼バーナーを組み込むようなガスコンロの例であってもよい。
図11、12共に、コンロ天板6の奥行き寸法は、前記実施形態に比べて小さいものであり、発熱体3の手前側の調理用作業スペース7の活用は、尚一層有効である。また、ステンレス材質のような耐熱性の高い調理台天板に対して、直接、発熱体3からの鍋ずらしが容易にできる領域を設けた厨房装置は、作業性の観点より尚一層好適である。
1 コンロ
2 コンロ付き調理台装置
3 発熱体
4 調理台
5 カウンター
6 コンロ天板
7 調理用作業スペース
8 収納庫
11 ユニット
12 発熱体駆動部

Claims (7)

  1. コンロを備えたコンロ付き調理台装置であって、大面積の発熱体と、大面積の発熱体よりも面積の小さい発熱体を並列配置し、該並列配置した複数の発熱体の後端を調理台の前縁と平行な仮想線上に揃え又は略揃えると共に、面積の小さい発熱体の前端を大面積の発熱体の前端よりも奥側にずらして位置させて成ることを特徴とするコンロ付き調理台装置。
  2. コンロ天板の手前側、もしくは発熱体の手前側に調理用作業スペースを設けて成ることを特徴とする請求項1記載のコンロ付き調理台装置。
  3. 複数の発熱体の面積を火力の大小に応じて異ならせて成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコンロ付き調理台装置。
  4. 面積の小さい発熱体とこの制御駆動部とコンロ天板とを備えたユニットと、大面積の発熱体とこの制御駆動部とコンロ天板とを備えたユニットを、それぞれ独立体で構成し、調理台のカウンターに設けた開口に上記両ユニットを左右選択自在に嵌め付けて組み込んで成ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のコンロ付き調理台装置。
  5. 発熱体を3個以上並列配置し、隣接する発熱体間のピッチを変えて成ることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項記載のコンロ付き調理台装置。
  6. 大面積の発熱体の側方に前記大面積の発熱体よりも小さい面積の2つの発熱体を並列配置し、大面積の発熱体とこれよりも面積の小さい発熱体のピッチを、面積の小さい発熱体相互のピッチよりも大きくして成ることを特徴とする請求項5記載のコンロ付き調理台装置。
  7. 面積の小さい発熱体の手前と、カウンター前端との間のカウンター下方に収納庫あるいは加熱庫を配置して成ることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項記載のコンロ付き調理台装置。



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