JPH11353948A - 異方導電性シ―ト並び電気的検査装置および電気的検査方法 - Google Patents

異方導電性シ―ト並び電気的検査装置および電気的検査方法

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JPH11353948A
JPH11353948A JP11113527A JP11352799A JPH11353948A JP H11353948 A JPH11353948 A JP H11353948A JP 11113527 A JP11113527 A JP 11113527A JP 11352799 A JP11352799 A JP 11352799A JP H11353948 A JPH11353948 A JP H11353948A
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conductive sheet
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加圧力の変化に対する抵抗値の変化が小さ
く、各導電部間における加圧力が不均一であっても、導
電性にばらつきが生じない異方導電性シート、構造が簡
単で、軽量化が可能で、被検査点数の多い基板の検査を
高い信頼性で容易に行うことができる電気的検査装置、
複雑な装置を用いずに被検査点数の多い基板の検査を高
い信頼性で容易に行うことができる電気的検査方法の提
供。 【解決手段】 本発明の異方導電性シートは、厚さ方向
に伸びる複数の導電部が絶縁部により相互に絶縁されて
配置され、各導電部は、少なくともシートの一面側にお
いて絶縁部の表面から突出する突出部中に形成され、絶
縁性弾性高分子物質中に導電性粒子が密に充填されてな
る。絶縁部の厚さが0.1〜0.8mm、導電部の厚さ
が1〜5mmであることが好ましい。本発明の電気的検
査装置は上記異方導電性シートを有する。本発明の電気
的検査方法は上記異方導電性シートを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異方導電性シート並び
にこれを用いた電気的検査装置および電気的検査方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】異方導電性シートは、その構造上の特徴
から、電気的な接続を達成するための部材として種々の
用途において有用である。しかるに、プリント基板等の
基板の電気的検査においては、従来、電気的な接続を達
成するための部材として、ピンプローブが用いられてい
た。しかし、このピンプローブは、その構造上の制約か
ら細形化が困難であり、従って、近年、益々微細化され
る傾向にある基板の電気的検査には不都合である。ま
た、被検査部の電極がパッドである場合には点接触とな
るため接触不良を起こしやすく、特に現在広く使用され
つつある表面実装基板(以下「SMT基板」という。)
の電気的検査にはまったく不都合である。これに対し
て、異方導電性シートは、基板の電気的検査においてピ
ンプローブのような構造上の制約がなく、SMT基板に
代表されるような微細化されたプリント基板等の導通お
よび絶縁テストにも適用し得る構造のものを作製するこ
とが可能である。
【0003】従来においては、このような異方導電性シ
ートとして下記の構造のものが知られている。 (1)導電性カーボンを充填した導電性ゴムシートに絶
縁性ゴムシートを積層してなる構造(特公昭56−48
951号公報参照)。 (2)金属粒子をエラストマーに均一に分散してなる構
造 (特開昭51−93393号公報参照) 。 (3)導電性磁性体粒子をエラストマーに不均一に分布
させてなる構造 (特開昭53−147772号公報、同
54−146873号公報参照)。 しかし、上記(1)〜(3)の異方導電性シートはいず
れもシートの表面が平坦であるため、有効な導電路を形
成するために大きな加圧力が要求され、しかも微細化さ
れたプリント基板等においては被検査点数が多いため、
全体として必要な加圧力が相当に大きくなり、検査装置
の負担が増大する問題がある。このような事情から、導
電部の表面と絶縁部の表面との間に段差を形成してなる
構造の異方導電性シートが提案された (特開昭61−2
50906号公報参照) 。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような段差を形成
してなる構造の異方導電性シートによれば、全体として
必要な加圧力の減少を図ることが可能である。しかし、
このような異方導電性シートにおいては、以下のような
問題がある。 (イ)加圧力の変化に対する抵抗値の変化が大きいた
め、各導電部間における加圧力が不均一である場合に
は、導電性にばらつきが生じる。 (ロ)小さな加圧力で有効な導電性を確実に得るために
は未だ不十分である。 (ハ)加圧力が大きい場合には、導電部を形成する突出
部が厚さ方向に加圧されて変形する際に横方向に変位す
る結果、隣接する突出部同士が誤って電気的に接触する
おそれがあるため、所要の絶縁性を得ることが困難とな
る。
【0005】一方、異方導電性シートを用いて構成され
た従来の電気的検査装置としては、図7に示すように、
いわゆる仲介ピンシステムを採用したものが知られてい
る。この図において、91は多数の検査電極96を備え
た検査ヘッド、92は仲介ピンシステム、93はオフグ
リッドアダプター、94はプリント回路基板、95は裏
面アダプターである。仲介ピンシステム92は、一方の
異方導電性シート92Aと、仲介ピン92Bと、他方の
異方導電性シート92Cとからなり、プリント回路基板
94の被検査面に対して垂直方向の寸法の誤差を吸収す
る機能と、仲介ピン92B自身によって異方導電性シー
ト92Aおよび92Cの内部における電流の横方向への
広がりを防止して検査電極96と被検査部との間の一対
一対応を維持する機能とを発揮するものである。
【0006】しかし、このような仲介ピンシステムを採
用した電気的検査装置は、構造が複雑であり、製造上の
問題を有し、そのうえ装置が重くなるために取扱いが容
易でなく、また接触により電気的導通を行う箇所が多い
ために信頼性に劣るという問題を有する。また、電気的
検査装置に用いる従来の異方導電性シート自体が、前述
のような問題点を有するため、被検査点数の多い基板の
検査には不都合である。
【0007】そこで、本発明の第1の目的は、加圧力の
変化に対する抵抗値の変化が小さく、各導電部間におけ
る加圧力が不均一であっても、導電性にばらつきが生じ
ることのない異方導電性シートを提供することにある。
本発明の第2の目的は、小さな加圧力で有効な導電性を
確実に得ることかできる異方導電性シートを提供するこ
とにある。本発明の第3の目的は、加圧力が大きくても
所要の絶縁性を確実に得ることができる異方導電性シー
トを提供することにある。本発明の第4の目的は、構造
が簡単であり、軽量化が可能であり、しかも被検査点数
の多い基板の検査を高い信頼性で容易に行うことができ
る電気的検査装置を提供することにある。本発明の第5
の目的は、複雑な装置を用いることが不要で、被検査点
数の多い基板の検査を高い信頼性で容易に行うことがで
きる電気的検査方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の異方導電性シートは、シートの厚さ方向に
伸びる複数の導電部が、絶縁部により相互に絶縁された
状態で配置されてなり、各導電部は、少なくともシート
の一面側において絶縁部の表面から突出する突出部中に
形成され、かつ、絶縁性で弾性を有する高分子物質中に
導電性粒子が密に充填されてなることを特徴とする。
【0009】本発明の異方導電性シートにおいては、成
形面が平坦であるかもしくは異方導電性シートの突出部
の突出高さに比べてわずかな凹凸を有する上下一対の金
型を用い、この金型のキャビティ内に、磁性を有する導
電性粒子と高分子材料との混合物からなる成形材料の層
を形成し、前記金型の上型成形面と前記成形材料の層の
上面との間に間隙が形成された状態で、当該成形材料の
層に強度分布を有する磁場を当該層の厚さ方向にかけて
その磁力によって導電性粒子を移動させながら成形材料
を流動させ、かつその磁力によって当該成形材料の外形
を変化させ硬化して得られるものであることが好まし
い。また、本発明の異方導電性シートにおいては、絶縁
部の厚さが0.1〜0.8mmであることが好ましい。
また、導電部の厚さが1〜5mmであることが好まし
い。また、導電部を形成する突出部の外径をR、隣接す
る突出部相互間の最短の距離をrとしたとき、下記式
(1)を満足することが好ましい。
【0010】
【数2】
【0011】また、本発明の異方導電性シートにおいて
は、導電部における導電性粒子の充填率が40体積%以
上であることが好ましい。また、導電部の単位面積当り
の個数が10〜70個/cm2 であることが好ましい。
【0012】本発明の電気的検査装置は、多数の検査電
極と、上記の異方導電性シートとを有し、前記多数の検
査電極と、検査の対象である基板との間に、前記異方導
電性シートを介在させて当該基板の電気的検査を行うこ
とを特徴とする。また、本発明の電気的検査方法は、多
数の検査電極と、検査の対象である基板との間に、上記
の異方導電性シートを介在させて当該基板の電気的検査
を行うことを特徴とする。
【0013】以下、本発明を具体的に説明する。図1お
よび図2は、本発明の異方導電性シート(以下「PCR
シート」という。)の具体的構成例を示すものであっ
て、シートの厚さ方向に伸びる複数の導電部10が、絶
縁部15により相互に絶縁された状態でマトリックス状
に密に配置され、各導電部10は、シートの一面側にお
いて絶縁部15の表面から突出する突出部11中に形成
されている。なお、各導電部10はシートの他面側から
も突出していてもよい。
【0014】各導電部10は、絶縁性で弾性を有する高
分子物質12中に導電性粒子13が密に充填されて構成
され、通常、加圧により抵抗値が減少する加圧導電性を
有する。導電部10における導電性粒子13の充填率は
20体積%以上であることが好ましく、特に40体積%
を超えることが好ましい。なお、導電性粒子13の充填
率が低いときは、PCRシートにおいて加圧力を大きく
しても抵抗値が減少せず、従って信頼性の高い電気的接
続が困難となる。なお、本発明のPCRシートでは、突
出部中に導電部が形成されるが、突出部における導電部
のまわりに、例えば0.5mm以下程度の絶縁部が形成
されていてもよい。
【0015】導電部10の厚さDは、その突出部11の
突出高さhおよび絶縁部15の厚さdを考慮して定めら
れるが、導電部10の厚さDが過大のときには、導電部
10の導通状態における抵抗値の増大を招くので、その
上限は5mm程度とするのが好ましく、実用的には、1
〜5mm、特に2〜4mmであることが好ましい。導電
部10の厚さDがこの範囲にあれば、小さな圧力でも有
効な導電性が確実に得られる。
【0016】また、絶縁部15の厚さdは、実用的に
は、0.1〜0.8mmであることが好ましい。絶縁部
15の厚さdがこの範囲にあれば、絶縁性が十分に得ら
れると共に、導電部10の厚さDを過大にすることな
く、その突出高さhを適正な値に設定することができ
る。なお、絶縁部15の厚さdが過小のときにはシート
としての強度が低下するため取扱いが不便となる問題が
生ずる。逆に、厚さdが過大のときは導電部10の突出
高さhが過大になるため導通状態における抵抗値の増大
を招きやすい。
【0017】また、突出部11の外径 (四角形の場合は
その長辺) Rと、隣接する突出部11相互間の最短の離
間距離rとの関係においては、下記式(1)を満たすこ
とが好ましい。この関係を満たすことにより、突出部1
1が厚さ方向に加圧されて変形する際に、横方向の変位
が容易に許容されると共に、隣接する突出部11同士が
誤って電気的に接触するおそれを十分に回避することが
できる。
【0018】
【数3】
【0019】また、PCRシートの電気的接続に有効な
単位面積Sにおいて、突出部11の専有面積の総和S11
と絶縁部15の専有面積の総和S15との関係において
は、実用上考え得る最大の変位をεとした際に、下記式
(2)を満たすことが好ましい。
【0020】
【数4】
【0021】また、導電部10の単位面積当りの個数す
なわち個数密度は、微細化されたプリント基板等に対応
し得るために、10〜70個/cm2 が好ましい。な
お、突出部11の平面形状(突出している面から見た形
状)は、円形のみならず、四角形等のその他の種々の形
状を採用してもよい。
【0022】導電部10を構成する導電性粒子として
は、例えばニッケル、鉄、コバルト等の磁性を示す金属
の粒子もしくはこれらの合金の粒子、またはこれらの粒
子に金、銀、パラジウム、ロジウム等のメッキを施した
もの、非磁性金属粒子もしくはガラスビーズ等の無機質
粒子またはポリマー粒子にニッケル、コバルト等の導電
性磁性体のメッキを施したもの等を挙げることができ
る。製造コストの低減化を図る観点からは、特に、ニッ
ケル、鉄、またはこれらの合金の粒子が好ましく、また
接触抵抗が小さい等の電気的特性の点で金メッキされた
粒子を好ましく用いることができる。導電性粒子の粒径
は、導電部10において導電性粒子間の電気的な接触を
十分なものとし、かつ、導電部10の加圧変形を容易に
する観点から、10〜400μmが好ましく、特に40
〜100μmが好ましい。
【0023】導電部10を構成する絶縁性で弾性を有す
る高分子物質としては、架橋構造の高分子物質が好まし
く、斯かる架橋構造の高分子物質を得るために用いるこ
とができる未架橋の高分子材料としては、シリコーンゴ
ム、ポリブタジエン、天然ゴム、ポリイソプレン、スチ
レン−ブタジエン共重合体ゴム、アクリロニトリル−ブ
タジエン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン共重合体
ゴム、ウレタンゴム、ポリエステル系ゴム、クロロプレ
ンゴム、エピクロルヒドリンゴム等を挙げることができ
る。また、絶縁部15を構成する材料としては、一般的
には導電部10を構成する高分子物質と同一のものが用
いられる。
【0024】次に、本発明のPCRシートを製造する方
法の一例について説明する。この例においては、成形面
が平坦であるかもしくはPCRシートの突出部の突出高
さに比べてわずかな凹凸を有する上下一対の金型を用い
る。成形時には、金型のキャビティ内に、磁性を有する
導電性粒子と高分子材料との混合物からなる成形材料の
層 (以下「混合物シート」という。) を形成する。この
混合物シートの厚さは、実用的には0.1〜3mmが好
ましい。次いで、金型の上型成形面と混合物シートの上
面との間に間隙が形成された状態で、当該混合物シート
に強度分布を有する磁場を当該シートの厚さ方向にかけ
てその磁力によって導電性粒子を移動させながら成形材
料を流動させ、かつその磁力によって当該成形材料の外
形を変化させ硬化して、PCRシートを製造する。この
ときの金型の上型成形面と下型成形面の間隔は、混合物
シートの厚さよりも大きくすることが必要であるが、実
用的には、1〜5mm、特に2〜4mmが好ましい。こ
のように金型のキャビティ内で、金型の上型成形面と混
合物シートの上面との間に間隙が存在するので、混合物
シートにかけられる強度分布を有する磁場によって磁性
を有する導電性粒子が高分子材料と共に隆起することと
なる。なお、混合物シートの外形を変化させた後に硬化
させるための手段としては、一般的には架橋が用いられ
る。
【0025】さらに、詳しく説明すると、金型として
は、全体の形状がほぼ平板状の対応する上型と下型の2
枚一組で構成されたものであって、上型および下型が電
磁石に装着可能に構成されるか、もしくは電磁石と一体
的に構成されて、混合物シートに磁場をかけながら当該
混合物シートを加熱硬化することができる構造のものが
よい。また、混合物シートに磁場をかけて適正な位置に
導電部となる突出部を形成するために、少なくとも金型
の上型、好ましくは上型および下型は、鉄、ニッケル等
の強磁性体からなる基盤上に、金型内の磁場に強度分布
を生じさせるための鉄、ニッケル等からなる強磁性体部
分と、銅等の非磁性金属、ポリイミド等の耐熱性樹脂、
空気等からなる非磁性体部分とをモザイク状に配列した
層(以下「モザイク層」という。)を有する構成がよ
い。
【0026】上型および下型の成形面は、平坦である
か、もしくは突出部の突出高さに比べてわずかな、例え
ば0.5mm以下の凹凸が形成されていてもよく、下型
に凹凸が形成されている場合には、PCRシートの下面
に該凹凸に対応した凹凸が形成される。上型および下型
の厚さは、それぞれ3mm〜5cmが好ましく、特に5
mm〜1cmが好ましい。上型および下型が薄いときは
金型の強度が不足するために取扱い中に金型自体が変形
する問題が生ずる。逆に、上型および下型が厚いときは
重くなるために金型の取扱いが困難になる。上型および
下型の面積、外形等については特に制限はないが、少な
くとも混合物シートの成形面の全体に電磁石によって強
度分布を有する磁場を形成できるものであることが必要
である。金型のモザイク層の厚さは、実用的には、0.
1〜1mmが好ましい。モザイク層が薄いときは磁場の
強度分布が不十分となり、PCRシートを製造すること
が困難となる。逆に、モザイク層が厚いときは金型の作
製に手間や時間がかかりすぎる問題がある。モザイク層
における強磁性体部分と非磁性体部分の配置、形状等
は、作製しようとするPCRシートに基づいて決定され
る。すなわち、PCRシートの導電部に相当する箇所に
強磁性体部分を配置し、その強磁性体部分の形状は導電
部の断面形状に適合させることが肝要である。
【0027】以上の金型は、例えば下記の方法で製造す
ることができる。 (1)強磁性体の板を用い、この板から非磁性体部分を
構成すべき部分を切削、エッチング等の方法により除去
した後、除去した部分に樹脂を流し込む、銅をメッキす
る等の方法で非磁性体を充填してモザイク層を形成し、
金型を製造する。 (2)非磁性体の板を用い、この板の強磁性体部分を構
成すべき部分に穴をあけて、この穴に必要な形状に加工
した強磁性体を埋め込んでモザイク層を形成し、このモ
ザイク層を強磁性体の基盤に張り付けて金型を製造す
る。金型において、強磁性体部分と非磁性体部分のモザ
イク層を構成する強磁性体と、基盤となる強磁性体の板
とは、必ずしも同一の材質である必要はない。また、こ
の二者の強磁性体の間には薄い非磁性体層が介在してい
てもよい。すなわち、二者の強磁性体が磁気的に密に結
合して一連の磁気的な回路を形成して金型内に十分な磁
場の分布を形成することができればよく、二者の強磁性
体が必ずしも直接接触している必要はない。また、金型
の成形面においては、強磁性体部分と非磁性体部分のモ
ザイク層が必ずしもむき出しになっている必要はなく、
十分薄いものであれば、例えば非磁性の樹脂の層が存在
していてもよい。強磁性体部分と非磁性体部分のモザイ
ク層において、非磁性体部分は必ずしも埋められている
必要はなく、金型の強度不足等の問題が生じなければ、
例えば空気のような気体であってもよい。この場合は、
強磁性体部分の表面に沿って樹脂等のシートを張り付け
ることにより、金型の成形面を平坦化することもでき
る。
【0028】図3はPCRシートの製造装置の一例を示
すものであって、1A,1Bは電磁石、20および30
はそれぞれ金型を構成する上型および下型、40は成形
材料すなわち磁性を有する導電性粒子と未架橋の高分子
材料からなる混合物シートである。金型の上型20およ
び下型30において、21,31は強磁性体からなる基
盤、22,32は導電部を形成するための強磁性体部
分、23,33は非磁性体部分であり、強磁性体部分2
2と非磁性体部分23とにより上型20のモザイク層が
構成され、強磁性体部分32と非磁性体部分33とによ
り下型30のモザイク層が構成されている。図3の例で
は、上型20および下型30が電磁石1Aおよび1Bか
ら分離できる構造となっているが、電磁石の磁極板をそ
のまま金型に兼用する構造であってもよい。図4は上型
20の成形面の一例を示し、強磁性体からなる板24の
一面側に縦横に多数の溝が形成され、この溝によって空
気層からなる非磁性体部分23が構成され、この溝の周
囲の強磁性体によって強磁性体部分22が構成されてい
る。
【0029】次に、PCRシートの具体的な製造プロセ
スについて説明する。まず、水平においた下型30の上
面すなわち成形面上に、磁性を有する導電性粒子と未架
橋の高分子材料の混合物を均一な厚さで塗り広げて混合
物シート40を形成する。この混合物シート40の厚さ
は、前記のように好ましくは0.1〜3mmであり、導
電性粒子の体積分率は、好ましくは5〜50体積%程度
である。ただし、PCRシートの性能をさらに高める観
点からは、PCRシートの導電部の形状、導電性粒子の
体積分率、全体の形状等を総合的に勘案して、最適化す
ることが肝要である。
【0030】次いで、この混合物シート40の上側に、
間隙50を介して上型20を対向配置する。この間隙5
0は、混合物シート40に磁場をかけたときに、磁力に
よって混合物シート40中の導電性粒子が移動でき、か
つ、当該混合物シート40を形成する成形材料が流動し
てその外形を変化させて導電部と絶縁部とが形成される
のを可能にするためのものである。なお、実質上、下型
30の成形面から上型20の成形面までの間隔が完成後
のPCRシートの厚さDとなる。そして、以上の状態の
上型20および下型30をそれぞれ電磁石1Aおよび1
Bにセットし、電磁石1A,1Bを作動させて上型20
および下型30を介して強度分布を有する磁場を混合物
シート40の厚さ方向にかけて導電部を隆起させた後、
または磁場をかけながら未架橋の高分子材料を架橋させ
ることにより、導電部10と絶縁部15の形成を一挙に
行う。磁場をかけた状態で上型20と下型30の間隔を
変更できる構造のものである場合には、始めは上型20
を未架橋の混合物シート40のすぐ上に配置し、磁場を
かけながら上型20と下型30の間隔を除々に広げ、必
要な間隔に達してから架橋を行うようにしてもよい。
【0031】混合物シート40にかける磁場の大きさ
は、通常、金型のキャビティ内の平均で200〜20,
000ガウスである。また、架橋反応における架橋温度
および架橋時間は未架橋の高分子材料の種類、導電性粒
子が導電部へ集中移動し得る時間等を考慮して適宜選定
されるが、室温硬化型シリコーンゴムを用いる場合に
は、室温で24時間程度、40℃で2時間程度、80℃
で30分間程度である。また、導電性粒子が導電部へ容
易に集中移動し得るようにするために、架橋反応が開始
される前の混合物シート40の粘度は、温度25℃で1
1 sec-1の歪速度の条件下において104 〜107
ポアズ程度が好ましい。
【0032】このような方法によれば、成形面が平坦で
あるかもしくはわずかな凹凸を有する上下一対の金型の
キャビティ内に、金型の上型成形面との間に間隙が形成
されるように混合物シートを形成し、この状態で当該混
合物シートに特定の磁場をかけてその磁力を利用して特
定形状に変化させてPCRシートを製造するので、PC
Rシートにおける突出部の突出高さは実質上金型の上型
成形面と混合物シートの上面との間の間隙の大きさによ
って規定することができ、従って、簡単な構造の金型を
用いて突出高さを容易に制御することができる。これに
対して、金型のキャビティ内に間隙が生じないように成
形材料を充満させてプレス成形する場合には、金型に設
けられる溝の深さにより突出部の突出高さが一義的に定
まってしまうので、一つの金型によって突出高さを自由
に制御することが困難である。
【0033】また、上記のように金型のキャビティ内の
混合物シートの上面と金型の上型成形面との間に間隙を
形成した状態で、すなわち混合物シートに直接圧力をか
けないで成形するので、金型に要求される耐圧が小さく
なって金型の構造が簡単となり、また軽量化が可能とな
って取扱いが容易となる。これに対して、金型のキャビ
ティ内に成形材料を充満させるプレス成形法では、金型
に要求される耐圧が大きくなるため、金型の構造が複雑
化し、また重量が増加して取扱いが不便になる。また、
上記のように金型内の混合物シートの上面と上型の成形
面との間に間隙を形成しているので、成形品すなわちP
CRシートの脱型がきわめて容易となる。これに対し
て、金型のキャビティ内に成形材料を充満させるプレス
成形法では、金型の成形面に突出部に対応する凹凸を形
成する必要があるため、突出部の脱型が困難となってP
CRシートが損傷するおそれがある。また、金型の成形
面が平坦もしくは平坦に近いので構造が簡単となり、ま
た下型の成形面の形態は自由であって導電部に該当する
部分が突出していても陥没していてもよいので構造がさ
らに簡単となる。なお、プレス成形法では金型の成形面
にはPCRシートの突出しない絶縁部を形成するための
突部を設けることが必要であり、構造が複雑となる。
【0034】次に、本発明の電気的検査装置について説
明する。図5は本発明の電気的検査装置の一例を分解し
て示す概略図であり、61は検査ヘッド、62はPCR
シート、63はオフグリッドアダプター、64はプリン
ト回路基板である。この例の装置は、プリント回路基板
64の両面を同時に検査できるいわば両面検査型の装置
であり、検査ヘッド61、PCRシート62、オフグリ
ッドアダプター63は、プリント回路基板64の両面側
にそれぞれ配置されている。なお、PCRシート62
は、PCRシートの突出部に該当する箇所が穿孔された
キャリアボード (図示省略) によって保持されている。
検査ヘッド61には、PCRシート62の各導電部10
に対応する位置にそれぞれピン状の検査電極65が配置
されている。オフグリッドアダプター63は、プリント
回路基板64の各被検査部64Aの配置パターンを、検
査電極65の配置パターンに対応させるためのものであ
る。なお、このオフグリッドアダプター63は、プリン
ト回路基板64の各被検査部64Aの配置パターンによ
って選択的に用いられるものであり、各被検査部64A
の配置パターンが検査電極65の配置パターンに一致し
ている場合には省略することができる。
【0035】この装置においては、多数の検査電極65
と、検査の対象であるプリント回路基板64との間に、
PCRシート62を介在させて当該プリント回路基板6
4の電気的検査が行われる。すなわち、加圧手段 (図示
省略) によって、プリント回路基板64の両側に配置さ
れた、検査電極65と、PCRシート62と、オフグリ
ッドアダプター63とを、プリント回路基板64を挟圧
するように加圧すると、PCRシート62の導電部10
が加圧されて有効な導電性が発揮され、プリント回路基
板64の各被検査部64Aの導通または絶縁の良否を検
査することができる。加圧手段は、通常、検査ヘッド6
1の背後側に設けられるが、この検査ヘッド61の背後
には、検査に必要な電気回路が配設されるので、この電
気回路に力学的な負担をかけないようにすることが肝要
である。
【0036】
【作用】本発明のPCRシートによれば、導電部を絶縁
部の表面から突出する突出部中に形成し、しかもこの突
出部中には、導電性粒子を密に充填しているので、導電
性粒子間の接触を十分なものとして導電部の導通状態に
おける抵抗値を小さくし、かつ加圧力の変化に対する抵
抗値の変化を小さく抑え、加圧力の不均一に起因する導
電性のばらつきを防止することができる。また、導電部
の厚みを1〜5mmの範囲に規定することにより、小さ
な圧力でも有効な導電性を確実に得ることができる。ま
た、絶縁部の厚みを0.1〜0.8mmの範囲に規定す
ることにより、絶縁性が十分に得られると共に、導電部
の厚さを過大にすることなく、その突出高さを適正な値
に設定することができる。また、導電部を形成する突出
部の外径に対する隣接する突出部相互間の最短の距離の
比を0.1以上に規定することにより、突出部が厚さ方
向に加圧されて変形する際に、横方向の変位が容易に許
容されると共に、隣接する突出部同士が誤って電気的に
接触するおそれを十分に回避することができ、その結
果、所要の絶縁性を確実に得ることができる。
【0037】このようなPCRシートを基板の電気的検
査に用いる場合には、当該PCRシートの導電部の導通
状態における抵抗値が小さく、かつ加圧力の変化に対す
る抵抗値の変化が小さいため、各導電部の加圧力につい
ては高い均一性が要求されず、加圧手段に要求される条
件が相当に緩和される。また、PCRシートにおける突
出部中の導電部自体が電流の横方向への広がりを防止し
て従来の仲介ピンシステムの仲介ピンの機能をも発揮す
るようになるため、複雑な仲介ピンシステムを採用せず
に簡単な構成によって、被検査点数の多い基板に対して
も信頼性の高い電気的検査が可能となる。
【0038】
【実施例】以下、本発明の実施例を比較例と共に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0039】〔実施例1〕厚さが8mmで1辺が12c
mの正方形の鉄板の一面側に、深さ0.46mm、幅
1.7mmの溝を2.6mmのピッチで縦横に51本ず
つ形成して、この溝に銅を充填することによって形成さ
れた非磁性体部分と、溝の周囲の鉄からなる強磁性体部
分とを有する上型および下型を作製した。これらの上型
および下型を用いて、図3と同様の製造装置を作製し、
上型と下型の間隔を表1のとおりに設定し、表1に示す
組成の混合物シートを、表1に示す製造条件で架橋反応
させて、表2に示す構成のPCRシート1を製造した。
【0040】〔実施例2〜3および比較例1〕製造装置
の構成、混合物シートの組成、製造条件を表1のとおり
にしたほかは、実施例1と同様にして、表2に示す構成
のPCRシート2,3および比較用のPCRシートaを
製造した。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】以上の表1および表2から明らかなよう
に、製造されたPCRシート1〜3は、シートの厚さ方
向に伸びる複数の導電部が、絶縁部により相互に絶縁さ
れた状態で配置されており、各導電部は、シートの一面
側において絶縁部の表面から突出する突出部中に形成さ
れており、絶縁性で弾性を有する高分子物質中に導電性
粒子が密に充填されているものである。これに対して比
較用のPCRシートaは、上型と下型の間隔と混合物シ
ートの厚さとを同じに設定して製造されているため、突
出部が形成されない平坦なものであった。
【0044】〔実施例4〜6〕実施例1〜3により得ら
れたPCRシート1〜3をそれぞれ用いて、図5に示し
た構成と同様の電気的検査装置を作製した。これらの電
気的検査装置をそれぞれ駆動して、加圧手段により、導
電部をその自然長から徐々に圧縮することにより、 検査電極の1本あたりにおいて、導電部の圧縮変位
が0.1〜0.5mmの範囲における検査電極と基板の
被検査部との間の合計の抵抗値の最大変化量と、 検査電極の1本あたりにおいて、導電部の圧縮変位
が0.3mmでの導通状態における検査電極と基板の被
検査部との間の合計の抵抗値とを調べるテストを行っ
た。結果を表3に示す。なお、実施例4については、図
6に曲線Iで実測値を示す。
【0045】〔比較例2〕比較例1により得られた両面
が平坦なPCRシートaを用いて、図7に示した構成の
仲介ピンシステムを採用した従来の電気的検査装置を作
製した。この電気的検査装置を駆動して、実施例4と同
様にしてテストを行った。結果を表3および図6に曲線
IIで実測値を示す。
【0046】
【表3】
【0047】以上の表3および図6の結果からも理解さ
れるように、PCRシート1〜3によれば、高密度で配
置された導電部の導通状態における抵抗値が小さくて検
査精度の向上を図ることができるうえ、各導電部の加圧
力にばらつきがあっても同様の導電性が得られるため、
加圧手段に要求される条件が相当に緩和され、さらに被
検査点数の多い基板に対しても信頼性の高い電気的検査
が可能となる。
【0048】
【発明の効果】本発明の異方導電性シートによれば、導
電部の導通状態における抵抗値が小さくて良好な導電性
が発揮されるうえ、加圧力の変化に対する導電部の抵抗
値の変化が小さくて各導電部における加圧力に不均一が
あっても一定のレベルの導電性が確実に得られる。ま
た、導電部の厚みを1〜5mmの範囲に規定することに
より、小さな圧力でも有効な導電性を確実に得ることが
できる。また、絶縁部の厚みを0.1〜0.8mmの範
囲に規定することにより、絶縁性が十分に得られると共
に、導電部の厚さを過大にすることなく、その突出高さ
を適正な値に設定することができる。また、導電部を形
成する突出部の外径に対する隣接する突出部相互間の最
短の距離の比を0.1以上に規定することにより、突出
部が厚さ方向に加圧されて変形する際に、横方向の変位
が容易に許容されると共に、隣接する突出部同士が誤っ
て電気的に接触するおそれを十分に回避することがで
き、その結果、所要の絶縁性を確実に得ることができ
る。
【0049】本発明の電気的検査装置によれば、構造が
簡単であって、軽量化が可能であり、しかも、上記のP
CRシートを有するため、各検査電極による加圧力にば
らつきがあっても良好で一定レベルの導電性が確実に得
られ、検査精度が高くて信頼性の高い検査を行うことが
できる。また、PCRシートにおける突出部中に形成さ
れた導電部自体が、電流の横方向への広がりを防止して
検査電極と被検査部との間の一対一対応を確実にする機
能をも発揮するため、従来のような仲介ピンシステムを
用いずに簡単な構成によって、被検査点数の多い基板の
電気的検査を確実に行うことができる。
【0050】本発明の電気的検査方法によれば、上記の
PCRシートを用いるため、複雑な装置を用いることな
しに、被検査点数の多い基板の検査を高い信頼性で容易
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の異方導電性シートの一部を示す縦断正
面図である。
【図2】本発明の異方導電性シートの一部を示す平面図
である。
【図3】本発明の異方導電性シートを製造するための製
造装置の一例を示す概略図である。
【図4】上型の成形面の一例を示す斜視図である。
【図5】本発明の電気的検査装置を分解して示す分解図
である。
【図6】実施例4および比較例2における実験結果を示
すグラフである。
【図7】従来の仲介ピンシステムを採用した電気的検査
装置を分解して示す分解図である。
【符号の説明】
10 導電部 11 突出部 12 高分子物質 13 導電性粒子 15 絶縁部 20 金型の上型 30 金型の下型 21,31 基盤 22,32 強磁性体部分 23,33 非磁性体部分 24 強磁性体の板 40 混合物シート 50 間隙 61 検査ヘッド 62 PCRシート 63 オフグリッドアダプ
ター 64 プリント回路基板 65 検査電極 64A 被検査部 91 検査ヘッド 92 仲介ピンシステム 93 オフグリッドアダプ
ター 94 プリント回路基板 95 裏面アダプター 96 検査電極 92A,92C 異方導電
性シート 92B 仲介ピン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの厚さ方向に伸びる複数の導電部
    が、絶縁部により相互に絶縁された状態で配置されてな
    り、 各導電部は、少なくともシートの一面側において絶縁部
    の表面から突出する突出部中に形成され、かつ、絶縁性
    で弾性を有する高分子物質中に導電性粒子が密に充填さ
    れてなることを特徴とする異方導電性シート。
  2. 【請求項2】 成形面が平坦であるかもしくは異方導電
    性シートの突出部の突出高さに比べてわずかな凹凸を有
    する上下一対の金型を用い、 この金型のキャビティ内に、磁性を有する導電性粒子と
    高分子材料との混合物からなる成形材料の層を形成し、 前記金型の上型成形面と前記成形材料の層の上面との間
    に間隙が形成された状態で、当該成形材料の層に強度分
    布を有する磁場を当該層の厚さ方向にかけてその磁力に
    よって導電性粒子を移動させながら成形材料を流動さ
    せ、かつその磁力によって当該成形材料の外形を変化さ
    せ硬化して得られることを特徴とする請求項1に記載の
    異方導電性シート。
  3. 【請求項3】 絶縁部の厚さが0.1〜0.8mmであ
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の異
    方導電性シート。
  4. 【請求項4】 導電部の厚さが1〜5mmであることを
    特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の異
    方導電性シート。
  5. 【請求項5】 導電部を形成する突出部の外径をR、隣
    接する突出部相互間の最短の距離をrとしたとき、下記
    式(1)を満足することを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれかに記載の異方導電性シート。 【数1】
  6. 【請求項6】 導電部における導電性粒子の充填率が4
    0体積%以上であることを特徴とする請求項1乃至請求
    項5のいずれかに記載の異方導電性シート。
  7. 【請求項7】 導電部の単位面積当りの個数が10〜7
    0個/cm2 であることを特徴とする請求項1乃至請求
    項6のいずれかに記載の異方導電性シート。
  8. 【請求項8】 多数の検査電極と、請求項1乃至請求項
    7のいずれかに記載の異方導電性シートとを有し、前記
    多数の検査電極と、検査の対象である基板との間に、前
    記異方導電性シートを介在させて当該基板の電気的検査
    を行うことを特徴とする電気的検査装置。
  9. 【請求項9】 多数の検査電極と、検査の対象である基
    板との間に、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の
    異方導電性シートを介在させて当該基板の電気的検査を
    行うことを特徴とする電気的検査方法。
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