JPH11289979A - 水中油型乳化物 - Google Patents

水中油型乳化物

Info

Publication number
JPH11289979A
JPH11289979A JP10213845A JP21384598A JPH11289979A JP H11289979 A JPH11289979 A JP H11289979A JP 10213845 A JP10213845 A JP 10213845A JP 21384598 A JP21384598 A JP 21384598A JP H11289979 A JPH11289979 A JP H11289979A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
weight
water
egg yolk
emulsion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10213845A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Hayashi
敏弘 林
Satoshi Kawade
智 川出
Mitsuharu Tanaka
光治 田中
Takashi Suzuki
隆 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adeka Corp
Original Assignee
Asahi Denka Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Denka Kogyo KK filed Critical Asahi Denka Kogyo KK
Priority to JP10213845A priority Critical patent/JPH11289979A/ja
Priority to CNB991006844A priority patent/CN1170485C/zh
Publication of JPH11289979A publication Critical patent/JPH11289979A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seasonings (AREA)
  • Edible Oils And Fats (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的水分の割合が高い水中油型乳化物であ
っても、冷凍期間の長い冷凍食品に使用しても冷凍解凍
の際に水中油型乳化が安定であり、更に引き続き加熱し
ても水中油型乳化が安定で油の分離が起こらない水中油
型乳化物、特に、マヨネーズ、タルタルソース、乳化型
ドレッシング等の酸性水中油型乳化物を提供すること。 【解決手段】 本発明の水中油型乳化物は、油相8〜5
0重量部、酵素処理卵黄1〜15重量%及び水相20〜
80重量%を含有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中油型乳化物、
詳しくは、マヨネーズ、タルタルソース、乳化型ドレッ
シング等の酸性水中油型乳化物、更に詳しくは、冷凍後
に解凍し、更に加熱しても水中油型乳化が安定な、凍結
解凍耐性と加熱耐性とを合わせ持つ酸性水中油型乳化物
に関する。
【0002】
【従来の技術】食品用の調味料として、油脂、卵黄や全
卵や卵白等の卵原料、食酢、調味料等を主原料として作
られたマヨネーズ、タルタルソース、乳化型ドレッシン
グ等の酸性水中油型乳化物があり、これらは外食、サラ
ダ他の惣菜、製菓、製パン業界等に広く使用されてい
る。ところで近年、食品の冷凍技術の進歩と電子レンジ
の普及により、多種多様な冷凍食品が開発され市販され
ている。これら冷凍食品の中には、冷凍フライの様に畜
肉や魚介類とマヨネーズ、タルタルソース、乳化型ドレ
ッシング等の調味料を食品に内包させた後に衣を付けて
冷凍したものや、あらかじめマヨネーズ、タルタルソー
ス、乳化型ドレッシング等の調味料を上掛けした後に冷
凍したものがある。これら食品は、冷凍状態のまま油で
揚げたり、オーブンで焼いたり、電子レンジで加熱する
だけで食することができ非常に便利である。
【0003】しかし、普通のマヨネーズ、タルタルソー
ス、乳化型ドレッシング等の酸性水中油型乳化物では、
冷凍保管後の解凍の時の使用されている原材料、特に卵
原料の冷凍変性によるものと推定されるが水中油型乳化
安定性が不安定化したり、更に冷凍状態から一気に加熱
された時に水分の上昇や原材料の加熱変性によって水中
油型乳化が破壊される結果、油が分離し食品の外観、食
感、風味が著しく損なわれるという問題がある。特に電
子レンジでの加熱では、マイクロ波により数分で品温が
急激に上昇するため水分の蒸発が著しく、また加熱変性
も急激に起こるため、一層水中油型乳化が破壊され易い
という問題がある。
【0004】これらの問題を解決するための手段とし
て、各種の水中油型乳化物が提案されている。例えば、
ホスフォリパーゼAによって変性させたホスフォリポー
たん白質を加える方法(特公昭53−44426号公
報)、トリプシン処理した部分加水分解卵黄を用いて水
性原料と油性原料とを乳化させる方法(特公平5−47
186号公報)、油相原料の一部として極度硬化油を使
用する方法(特公昭62−25340号公報)等があ
る。
【0005】しかしながら、これらの方法にても冷凍期
間が数週間程度の短期間の場合には冷凍解凍耐性は良好
だが、冷凍期間が長くなる程、使用されている原料の経
日的な冷凍変性によるものと推定されるが水中油型乳化
安定性が不安定化し、冷凍解凍後に油の分離が生じる傾
向があった。更に引き続き加熱により水中油型乳化が著
しく破壊され油が分離してしまうため、冷凍解凍耐性及
び加熱耐性の両方を満足させるという点において、未だ
不十分であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、比較的水分の割合が高い水中油型乳化物であって
も、冷凍期間の長い冷凍食品に使用しても冷凍解凍の際
に水中油型乳化が安定であり、更に引き続き加熱しても
水中油型乳化が安定で油の分離が起こらない水中油型乳
化物、特に、マヨネーズ、タルタルソース、乳化型ドレ
ッシング等の酸性水中油型乳化物を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、マヨネー
ズ、タルタルソース、乳化型ドレッシング等の酸性水中
油型乳化物に関する前述の問題点を解決すべく鋭意研究
検討を重ねた結果、特定の原材料を組み合わせることに
よって、上記目的を達成し得ることを知見した。
【0008】本発明は、上記知見に基づきなされたもの
で、油相8〜50重量%、酵素処理卵黄1〜15重量%
及び水相20〜80重量%を含有することを特徴とする
水中油型乳化物を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の水中油型乳化物に
ついて詳細に説明する。本発明で使用される油相として
は油脂が用いられ、該油脂としては、食用に適する油脂
であればよく、例えば、大豆油、菜種油、コーン油、綿
実油、オリーブ油、落花生油、米油、べに花油、ひまわ
り油等の常温で液体の油脂が一般的であるが、更にパー
ム油、パーム核油、ヤシ油、サル脂、マンゴ脂、乳脂等
の常温で固体の油脂も除外されるものではなく、更にこ
れらの硬化油、分別油、エステル交換油等の物理的また
は化学的処理を施した油脂を使用することができる。
【0010】好ましい油相としては、炭素数20以上の
飽和脂肪酸1残基と不飽和脂肪酸2残基とからなるトリ
グリセリドを1.5重量%以上含有する油相であり、よ
り好ましくは炭素数20以上の飽和脂肪酸1残基と不飽
和脂肪酸2残基とからなるトリグリセリドを3重量%以
上含有する油相である。本発明でいう炭素数20以上の
飽和脂肪酸としては、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセ
リン酸などがあげられる。また、不飽和脂肪酸として
は、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸などがあげら
れるが特に制限はない。炭素数20以上の飽和脂肪酸残
基の結合位置は、トリグリセリドの1位、2位、3位の
いずれでもよい。
【0011】例えば、油相が通常マヨネーズ類やドレッ
シング類に使用されるサラダ油では、冷凍の際に水相が
凝固し容積が膨張することによって液体状体の油相が圧
迫され変形し、お互いに凝集してしまうため、解凍時に
油相が分離し易い。これに対し、油相に炭素数20以上
の飽和脂肪酸1残基と不飽和脂肪酸2残基とからなるト
リグリセリドを配合することにより、冷凍の際に油相は
微細な結晶となり、水相が凝固し膨張しても油相は微細
な結晶のまま保持され、変形することがないため、これ
を解凍した場合にも、油相は融解するだけであり、乳化
が破壊されることはない。
【0012】上記の好ましい油相を形成する上記トリグ
リセリドを1.5重量%以上含有する油脂を得るには、
菜種油、落花生油、魚油、サル脂、からし油、マンゴ脂
を分別してその低融点部分を使用するか、またはこれら
の油脂をエステル交換するか、或いは合成により得るこ
とができる。上記のような方法により炭素数20以上の
飽和脂肪酸1残基と不飽和脂肪酸2残基とからなるトリ
グリセリドを1.5重量%以上含有する油脂が得られる
のであり、菜種油、落花生油、魚油、サル脂、からし
油、マンゴー脂などの油脂そのものには、炭素数20以
上の飽和脂肪酸1残基と不飽和脂肪酸2残基とからなる
トリグリセリドは、1.1重量%程度して含まれていな
いため、天然の油脂をそのまま使用することはできな
い。
【0013】本発明における油相として、炭素数20以
上の飽和脂肪酸1残基と不飽和脂肪酸2残基とからなる
トリグリセリドを1.5重量%以上含有する油相を用い
る場合には、上記のような方法で得られた炭素数20以
上の飽和脂肪酸1残基と不飽和脂肪酸2残基とからなる
トリグリセリドを1.5重量%以上含有する油脂を1種
または2種以上混合して油相としてもよいし、さらに他
の食用油脂と混合して、混合油が炭素数20以上の飽和
脂肪酸1残基と不飽和脂肪酸2残基とからなるトリグリ
セリドを1.5重量%以上含有しているようにしてもよ
い。また、油相には、トコフェロール等の酸化防止剤
や、βカロチン等の着色剤の如き油脂に溶解する成分や
添加剤を加えてよい。
【0014】上記油相の配合割合は、水中油型乳化の安
定化と、風味や食感を良くするために8〜50重量%で
あり、好ましくは15〜40重量%である。油相の配合
割合が50重量%より大きいと水中油型乳化が不安定化
し、また8重量%より小さいと得られる水中油型乳化
物、特に酸性水中油型乳化物の食感が悪くなる。
【0015】次に、本発明では、乳化剤として酵素で処
理した卵黄を使用する。酵素で処理しない卵黄を用いる
と、得られる水中油型乳化物、特に酸性水中油型乳化物
の冷凍解凍耐性、加熱耐性は劣ったものとなる。酵素処
理卵黄は、基質としては生卵黄、殺菌卵黄、加塩卵黄、
加糖卵黄のいずれも使用することができるが、得られる
水中油型乳化物の風味や、酵素反応時の微生物の増殖を
抑えることを考慮すると加塩卵黄が適しており、例えば
食塩が3〜20重量%添加された加塩卵黄を用いるのが
好ましく、更に好ましくは食塩が5〜8重量%添加され
た加塩卵黄を用いるのが良い。
【0016】本発明で、酵素処理の際に用いる酵素とし
ては、ホスフォリパーゼA及びプロテアーゼの併用が好
ましい。ホスフォリパーゼAは、リン脂質加水分解酵素
とも呼ばれ、リン脂質をリゾリン脂質に分解する反応を
触媒する酵素であり、作用するエステル結合の位置の違
いにより、ホスフォリパーゼA1 (EC3.1.1.3
2)及びホスフォリパーゼA2 (EC3.1.1.4)
の2種類を使用することができ、豚等の哺乳類の膵液
や、微生物を起源とした市販のホスフォリパーゼAを使
用することができる。また、プロテアーゼとは、蛋白質
を加水分解する反応を触媒する酵素であり、植物、動
物、微生物を起源とした酵素、例えばパイナップルを起
源としたブロメライン、パパイヤを起源としたパパイ
ン、哺乳類の膵液を起源としたトリプシン、哺乳類の胃
液を起源としたペプシン、カビ由来のプロテアーゼ等、
市販のプロテアーゼを使用することができ、特にブロメ
ラインが最適である。
【0017】卵黄の酵素処理の際、ホスフォリパーゼA
及びプロテアーゼの添加は任意の順序、または同時に行
うことができるが、プロテアーゼによるホスホリパーゼ
Aの加水分解を避けるためには、卵黄をホスフォリパー
ゼAによる酵素処理後、プロテアーゼにより酵素処理す
るのが好ましい。
【0018】これらの酵素としては、市販されている食
品用の、粉末または液体の酵素を使用することができ
る。
【0019】ホスフォリパーゼAの添加量は、卵黄1g
に対し、好ましくは0.2〜100ホスフォリパーゼユ
ニット、更に好ましくは0.5〜20ホスフォリパーゼ
ユニットの活性量に相当する量を作用させるのがよい。
ホスフォリパーゼユニットとは、ホスフォリパーゼの活
性量をあらわす単位であり、1ホスフォリパーゼユニッ
トとは、pH8.0、40℃で卵黄にホスフォリパーゼ
Aを作用させたときに、卵黄中にリン脂質から1分間に
1マイクロモルの脂肪酸を遊離する活性量である。プロ
テアーゼの添加量は、卵黄1gに対し、好ましくは0.
01〜10プロテアーゼユニット、更に好ましくは0.
1〜5プロテアーゼユニットの活性量に相当する量を作
用させるのがよい。プロテアーゼユニットとは、pH
7.0、37℃でミルクカゼインにプロテアーゼを作用
させたときに、1分間に1マイクロモルのチロシンに相
当する呈色度を示す活性量である。
【0020】尚、ホスフォリパーゼA及びプロテアーゼ
の併用からなる上記酵素は、次のような基準で添加して
も良い。即ち、上記酵素の添加量(合計量)は、卵黄1
00重量部に対し、好ましくは0.001〜0.8重量
部であり、更に好ましくは0.01〜0.3重量部であ
る。このとき、ホスフォリパーゼAとプロテアーゼとの
重量比は、好ましくは20/80〜90/10であり、
更に好ましくは40/60〜85/15である。
【0021】卵黄の酵素処理は、卵黄の蛋白質やホスフ
ォリパーゼA及びプロテアーゼが熱により変性せず、ホ
スフォリパーゼA及びプロテアーゼの最適温度で行うの
が良く、通常20〜60℃、更に好ましくは40〜55
℃の温度範囲で行うのが良い。また、酵素処理中に撹拌
機等で撹拌を行うのが有利である。また、卵黄の酵素処
理の際の反応時間に特に制約はないが、1〜30時間の
範囲内で行うのが好ましい。なお、卵黄を酵素処理する
方法としては、回分式で上述の条件により加水分解する
方法が採用されるが、連続式で加水分解する方法でもよ
い。
【0022】卵黄の酵素処理の際に、ホスフォリパーゼ
A及びプロテアーゼの至適pHに調整するのが良く、こ
の目的のpH調整剤は食品用であれば特に限定されず、
例えば乳酸、クエン酸、グルコン酸、アジピン酸、コハ
ク酸、酒石酸、フマル酸、リンゴ酸、リン酸、アスコル
ビン酸、酢酸等の酸味料や、リン酸二水素ナトリウム、
リン酸二水素カリウム、食酢、果汁、発酵乳等の酸性物
質や、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カル
シウム、クエン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、リン酸
水素二ナトリウム、リン酸水素二カリウム、リン酸三ナ
トリウム、アスコルビン酸ナトリウム等を用いることが
でき、例えばpH6〜9の範囲で行うのが好ましい。ま
た、卵黄の酵素処理の際に、酵素の安定剤として食品用
の塩化カルシウム、リン酸二水素カルシウム等のカルシ
ウム塩を添加しても良い。
【0023】ホスフォリパーゼAによる卵黄のリン脂質
のリゾリン脂質への分解の程度と、プロテアーゼによる
卵黄の蛋白質の加水分解の程度は、酵素の添加量、反応
温度、反応開始時のpH、酵素の安定剤の有無、反応時
間等の影響を受けるが、特に限定されない。例えば、ホ
スフォリパーゼAによる卵黄のリン脂質のリゾリン脂質
への分解の程度は卵黄に含まれる全リン脂質の30〜1
00重量%がリゾリン脂質に分解される程度までに分解
するのが好ましく、またプロテアーゼによる卵黄の蛋白
質の加水分解の程度は卵黄に含まれる蛋白質の加熱凝固
性が完全に失われる程度までに分解するのが好ましい。
【0024】上記の酵素処理卵黄の配合割合は、水中油
型乳化の安定化と、風味や食感を良くするために1〜1
5重量%であり、好ましくは3〜12重量%である。酵
素処理卵黄の配合割合が15重量%より大きいと得られ
る水中油型乳化物、特に酸性水中油型乳化物の粘度が著
しく上昇し、また1重量%より小さいと水中油型乳化が
不安定である。
【0025】本発明の水中油型乳化物において、水相の
配合割合は20〜80重量%、好ましくは50〜70重
量%である。本発明の水中油型乳化物は、このように水
相の割合が高い状態でも安定で、冷凍解凍耐性と耐熱性
に優れたもので、特に酸性水中油型乳化物として好適で
ある。なお、本発明の水中油型乳化物を調製する際に、
上記水相は、前記酵素処理卵黄も含めて調製されるが、
このときの酵素処理卵黄は、上記水相の配合割合には含
めないものとする。
【0026】従って、本発明における水相には、通常マ
ヨネーズ、タルタルソース、乳化型ドレッシング等の酸
性水中油型乳化物に使用されている酸味料、増粘安定
剤、化工澱粉、調味料、香辛料、香料、食塩、糖類、デ
キストリン、乳蛋白質、着色料等の副原料を本発明の目
的を損なわない限り、任意に使用することができる。例
えば酸味料としては乳酸、クエン酸、グルコン酸、アジ
ピン酸、コハク酸、酒石酸、フマル酸、リンゴ酸、アス
コルビン酸、食酢、果汁、発酵乳等が挙げられ、増粘安
定剤としてはキサンタンガム、アルギン酸ナトリウム、
グアーガム、タラガントガム、ローカストビーンガム、
ジェランガム、ゼラチン、微小繊維状セルロース等が挙
げられ、化工澱粉としては、コーン、ワキシーコーン、
タピオカ、馬鈴薯、甘薯、小麦、米等の澱粉を起源と
し、この澱粉をアミラーゼ等の酵素で処理したものや、
酸やアルカリ、エステル化、リン酸架橋化、加熱、湿熱
処理等の物理的、化学的処理を行ったものが挙げられ、
更にこれら化工澱粉を、水に溶解し易い様にあらかじめ
加熱処理により糊化させたものが挙げられる。
【0027】本発明の水中油型乳化物は、例えば以下の
様にして得ることができる。まず、水に酵素処理卵黄、
食酢等の酸味料、食塩、水飴等の糖類、コショウ等の香
辛料を分散溶解させたものを水相とし、また大豆油に化
工澱粉、増粘安定剤を分散させたものを油相とする。次
いで、水相を撹拌しつつ油相を加え、水中油型予備乳化
物を得る。これをコロイドミル等の乳化機、ホモゲナイ
ザー等の均質化機で処理し仕上げ乳化を行い、本発明の
水中油型乳化物が得られる。
【0028】
【実施例】次に、実施例及び比較例を挙げ、本発明を更
に詳細に説明するが、これらは本発明を何ら制限するも
のではない。
【0029】〔実施例1〕食塩を7重量%含有した加塩
卵黄を水酸化ナトリウムにてpH8.5に調整し、この
もの100kgに対して豚の膵液由来のホスフォリパー
ゼAを600000ホスフォリパーゼユニット加え、4
5℃にて4時間処理し、次いでブロメライン20000
0ユニットを加え、45℃にて7時間反応させ、10℃
まで冷却し、酵素処理卵黄を得た。水31重量%、水飴
(水分30重量%)10重量%、食酢6重量%、食塩
1.8重量%、グルタミン酸ナトリウム0.2重量%、
上記酵素処理卵黄10重量%を混合して水相を調製し
た。別に、大豆油40重量%、ワキシーコーンをリン酸
架橋後に糊化した化工澱粉1重量%を混合して油相を調
製した。次いで、水相を撹拌しつつ油相を加え、水中油
型予備乳化物を得、これをコロイドミルにて乳化し、本
発明の水中油型乳化物を得た。この水中油型乳化物10
0gをポリエチレン製の袋に密封して−20℃で凍結
し、2ヵ月後に室温で解凍した時の状態と、引き続いて
開封して高周波出力500Wの電子レンジで60秒間加
熱処理後の状態を調べた。その結果を下記表1に示す。
【0030】〔比較例1〕水31重量%、水飴(水分3
0重量%)10重量%、食酢6重量%、食塩1.8重量
%、グルタミン酸ナトリウム0.2重量%、7重量%加
塩卵黄10重量%を混合して水相を調製した。別に、大
豆油40重量%、ワキシーコーンをリン酸架橋後に糊化
した化工澱粉1重量%を混合して油相を調製した。次い
で、水相を撹拌しつつ油相を加え、水中油型予備乳化物
を得、これをコロイドミルにて乳化し、水中油型乳化物
を得た。この水中油型乳化物100gをポリエチレン製
の袋に密封して−20℃で凍結し、2ヵ月後に室温で解
凍した時の状態と、引き続いて開封して高周波出力50
0Wの電子レンジで60秒間加熱処理後の状態を調べ
た。その結果を下記表1に示す。
【0031】〔実施例2〕水52.8重量%、水飴(水
分30重量%)12重量%、食酢7重量%、食塩1.8
重量%、グルタミン酸ナトリウム0.2重量%、荒挽き
胡椒0.2重量%、実施例1で使用したものと同じ酵素
処理卵黄8重量%を混合して水相を調製した。別に、菜
種サラダ油15重量%、ワキシーコーンをリン酸架橋後
に糊化した化工澱粉3重量%を混合して油相を調製し
た。次いで、水相を撹拌しつつ油相を加え、水中油型予
備乳化物を得、これをホモゲナイザーにて均質化し、本
発明の水中油型乳化物を得た。この水中油型乳化物10
0gをポリエチレン製の袋に密封して−20℃で凍結
し、2ヵ月後に室温で解凍した時の状態と、引き続いて
開封して高周波出力500Wの電子レンジで60秒間加
熱処理後の状態を調べた。その結果を下記表1に示す。
【0032】〔比較例2〕水52.8重量%、水飴(水
分30重量%)12重量%、食酢7重量%、食塩1.8
重量%、グルタミン酸ナトリウム0.2重量%、荒挽き
胡椒0.2重量%、7重量%加塩卵黄8重量%を混合し
て水相を調製した。別に、菜種サラダ油15重量%、ワ
キシーコーンをリン酸架橋後に糊化した化工澱粉3重量
%を混合して油相を調製した。次いで、水相を撹拌しつ
つ油相を加え、水中油型予備乳化物を得、これをホモゲ
ナイザーにて均質化し、本発明の水中油型乳化物を得
た。この水中油型乳化物100gをポリエチレン製の袋
に密封して−20℃で凍結し、2ヵ月後に室温で解凍し
た時の状態と、引き続いて開封して高周波出力500W
の電子レンジで60秒間加熱処理後の状態を調べた。そ
の結果を下記表1に示す。
【0033】〔実施例3〕水23.8重量%、水飴(水
分30重量%)10重量%、食酢7重量%、食塩1.8
重量%、グルタミン酸ナトリウム0.2重量%、荒挽き
胡椒0.1重量%、タマゴフレーバー0.1重量%、実
施例1で使用したものと同じ酵素処理卵黄12重量%を
混合して水相を調製した。別に、菜種サラダ油45重量
%を油相とした。水相を撹拌しつつ油相を加え、水中油
型予備乳化物を得、これをホモゲナイザーにて均質化
し、本発明の水中油型乳化物を得た。この水中油型乳化
物100gをポリエチレン製の袋に密封して−20℃で
凍結し、2ヵ月後に室温で解凍した時の状態と、引き続
いて開封して高周波出力500Wの電子レンジで60秒
間加熱処理後の状態を調べた。その結果を下記表1に示
す。
【0034】〔実施例4〕食塩を8重量%含有した加塩
卵黄を水酸化ナトリウムにてpH8.0に調整し、この
もの100kgに対して豚の膵液由来のホスフォリパー
ゼAを300000ホスフォリパーゼユニット加え、4
5℃にて5時間処理し、次いでブロメライン80000
ユニットを加え、45℃にて10時間反応させ、10℃
まで冷却し、酵素処理卵黄を得た。水23.8重量%、
水飴(水分30重量%)10重量%、食酢7重量%、食
塩1.8重量%、グルタミン酸ナトリウム0.2重量
%、荒挽き胡椒0.1重量%、タマゴフレーバー0.1
重量%、上記酵素処理卵黄12重量%を混合して水相を
調製した。別に、菜種サラダ油45重量%を油相とし
た。水相を撹拌しつつ油相を加え、水中油型予備乳化物
を得、これをホモゲナイザーにて均質化し、本発明の水
中油型乳化物を得た。この水中油型乳化物100gをポ
リエチレン製の袋に密封して−20℃で凍結し、2ヵ月
後に室温で解凍した時の状態と、引き続いて開封して高
周波出力500Wの電子レンジで60秒間加熱処理後の
状態を調べた。その結果を下記表1に示す。
【0035】〔実施例5〕水31重量%、水飴(水分3
0重量%)10重量%、食酢6重量%、食塩1.8重量
%、グルタミン酸ナトリウム0.2重量%、実施例1で
使用したものと同じ酵素処理卵黄10重量%を混合して
水相を調製した。別に、あらかじめ融解したサル脂の低
融点分別油(融点10℃、沃素価60、アラキン酸1残
基とオレイン酸2残基とからなるトリグリセリドをおよ
そ10重量%含む)10重量%と大豆油30重量%、ワ
キシーコーン澱粉をリン酸架橋後に糊化した化工澱粉1
重量%を混合して油相を調製した。次いで、水相を撹拌
しつつ油相を加え、水中油型予備乳化物を得、これをコ
ロイドミルにて乳化し、本発明の水中油型乳化物を得
た。この水中油型乳化物100gをポリエチレン製の袋
に密封して−20℃で凍結し、2ヵ月後に室温で解凍し
た時の状態と、引き続いて開封して高周波出力500W
の電子レンジで60秒間加熱処理後の状態を調べた。そ
の結果を下記表1に示す。
【0036】〔実施例6〕水23.8重量%、水飴(水
分30重量%)10重量%、食酢7重量%、食塩1.8
重量%、グルタミン酸ナトリウム0.2重量%、荒挽き
胡椒0.1重量%、タマゴフレーバー0.1重量%、実
施例4で使用したものと同じ酵素処理卵黄12重量%を
混合して水相を調製した。別に、ハイエルカ酸菜種油
(エルカ酸の割合が40重量%以上)の極度硬化油5重
量%と大豆サラダ油95重量%とのランダムエステル交
換油(ベヘン酸1残基と、オレイン酸、リノール酸、リ
ノレン酸のいずれかの不飽和脂肪酸2残基とからなるト
リグリセリドをおよそ33重量%含む)5重量%と菜種
サラダ油40重量%を混合して油相とした。次いで、水
相を撹拌しつつ油相を加え、水中油型予備乳化物を得、
これをコロイドミルにて乳化し、本発明の水中油型乳化
物を得た。この水中油型乳化物100gをポリエチレン
製の袋に密封して−20℃で凍結し、2ヵ月後に室温で
解凍した時の状態と、引き続いて開封して高周波出力5
00Wの電子レンジで60秒間加熱処理後の状態を調べ
た。その結果を下記表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】〔実施例7〜10〕実施例1〜3で用いた
酵素処理卵黄に代えて、次のようにして得た酵素処理卵
黄を用いた以外は、実施例1〜3と同様にしてそれぞれ
本発明の水中油型乳化物を得た(それぞれ実施例7〜
9)。食塩を7重量%含有した加塩卵黄を水酸化ナトリ
ウムにてpH8.5に調整し、このもの100重量部に
対して豚の膵液由来のホスフォリパーゼAを0.01重
量部を加え、40℃にて7時間処理し、次いでブロメラ
イン0.002重量部を加え、45℃にて5時間反応さ
せ、10℃まで冷却し、酵素処理卵黄を得た。
【0039】また、実施例4で用いた酵素処理卵黄に代
えて、次のようにして得た酵素処理卵黄を用いた以外
は、実施例4と同様にして本発明の水中油型乳化物を得
た(実施例10)。食塩を8重量%含有した加塩卵黄を
水酸化ナトリウムにてpH8.0に調整し、このもの1
00重量部に対して豚の膵液由来のホスフォリパーゼA
を0.01重量部を加え、50℃にて3時間処理し、次
いでカビ由来のプロテアーゼ0.01重量部を加え、5
0℃にて3時間反応させ、10℃まで冷却し、酵素処理
卵黄を得た。
【0040】実施例7〜10でそれぞれ得られた各水中
油型乳化物について、実施例1〜4と同様の評価を行っ
た結果、全く同様の効果が得られた。
【0041】
【発明の効果】本発明の水中油型乳化物は、冷凍解凍耐
性と耐熱性を合わせもつ、特に酸性水中油型乳化物とし
て冷凍食品用途に好適なものである。本発明の水中油型
乳化物は、特に卵黄をホスフォリパーゼA及びプロテア
ーゼにより処理したものを原料として使用することによ
って、従来困難であった冷凍解凍状態から電子レンジ等
により一気に加熱された時でも、水中油型乳化が安定な
酸性水中油型乳化物を提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 隆 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油相8〜50重量%、酵素処理卵黄1〜
    15重量%及び水相20〜80重量%を含有することを
    特徴とする水中油型乳化物。
  2. 【請求項2】 酵素処理卵黄が、卵黄をホスホリパーゼ
    A及びプロテアーゼで処理することにより得られた酵素
    処理卵黄であることを特徴とする、請求項1に記載の水
    中油型乳化物。
  3. 【請求項3】 酵素処理卵黄が、卵黄をホスホリパーゼ
    Aで処理し、次いでプロテアーゼで処理することにより
    得られた酵素処理卵黄であることを特徴とする、請求項
    1又は2に記載の水中油型乳化物。
  4. 【請求項4】 プロテアーゼが、ブロメラインであるこ
    とを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の水中油
    型乳化物。
  5. 【請求項5】 油相が、炭素数20以上の飽和脂肪酸1
    残基と不飽和脂肪酸2残基とからなるトリグリセリドを
    1.5重量%以上含有することを特徴とする、請求項1
    〜4の何れかに記載の水中油型乳化物。
  6. 【請求項6】 酸性水中油型乳化物であることを特徴と
    する、請求項1〜5の何れかに記載の水中油型乳化物。
JP10213845A 1998-02-13 1998-07-29 水中油型乳化物 Pending JPH11289979A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10213845A JPH11289979A (ja) 1998-02-13 1998-07-29 水中油型乳化物
CNB991006844A CN1170485C (zh) 1998-02-13 1999-02-13 水包油型乳化物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3177498 1998-02-13
JP10-31774 1998-02-13
JP10213845A JPH11289979A (ja) 1998-02-13 1998-07-29 水中油型乳化物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11289979A true JPH11289979A (ja) 1999-10-26

Family

ID=26370292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10213845A Pending JPH11289979A (ja) 1998-02-13 1998-07-29 水中油型乳化物

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH11289979A (ja)
CN (1) CN1170485C (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100409766C (zh) * 2003-06-16 2008-08-13 花王株式会社 酸性水包油型乳化组合物
JP2009060856A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Kaneka Corp 酸性水中油型乳化油脂組成物
EP2106706A1 (en) 2008-03-31 2009-10-07 Kraft Foods Global Brands LLC A process and formulation for making an egg product with increased functionality and flavor
JP2009284869A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Taiyo Yushi Kk ホイップクリーム用水中油型乳化油脂組成物
CN102960774A (zh) * 2012-12-07 2013-03-13 北京二商健力食品科技有限公司 一种速溶蛋黄粉及其制备方法
CN102960772A (zh) * 2012-12-07 2013-03-13 北京二商健力食品科技有限公司 一种速溶蛋黄粉及其制备方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101001125B1 (ko) * 2002-03-18 2010-12-14 큐.피. 가부시키가이샤 용기 포장 수중유형 유화식품 및 그 제조법
CN102958374B (zh) * 2011-01-31 2014-05-28 日清奥利友集团株式会社 棕榈分提软质油及使用该棕榈分提软质油的加工乳化食品

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6229950A (ja) * 1985-07-31 1987-02-07 Q P Corp 水中油型乳化食品の製造方法
JPH08112075A (ja) * 1994-08-23 1996-05-07 Asahi Denka Kogyo Kk サラダ用酸性ペ−スト状水中油型乳化脂
JPH09121808A (ja) * 1995-11-06 1997-05-13 Asahi Denka Kogyo Kk 卵黄を用いた乳化剤
JPH09220065A (ja) * 1996-02-14 1997-08-26 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd ペースト状水中油型油脂乳化組成物

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6229950A (ja) * 1985-07-31 1987-02-07 Q P Corp 水中油型乳化食品の製造方法
JPH08112075A (ja) * 1994-08-23 1996-05-07 Asahi Denka Kogyo Kk サラダ用酸性ペ−スト状水中油型乳化脂
JPH09121808A (ja) * 1995-11-06 1997-05-13 Asahi Denka Kogyo Kk 卵黄を用いた乳化剤
JPH09220065A (ja) * 1996-02-14 1997-08-26 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd ペースト状水中油型油脂乳化組成物

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100409766C (zh) * 2003-06-16 2008-08-13 花王株式会社 酸性水包油型乳化组合物
JP2009060856A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Kaneka Corp 酸性水中油型乳化油脂組成物
EP2106706A1 (en) 2008-03-31 2009-10-07 Kraft Foods Global Brands LLC A process and formulation for making an egg product with increased functionality and flavor
EP2517578A1 (en) 2008-03-31 2012-10-31 Kraft Foods Global Brands LLC A process and formulation for making an egg product with increased functionality and flavor
JP2009284869A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Taiyo Yushi Kk ホイップクリーム用水中油型乳化油脂組成物
CN102960774A (zh) * 2012-12-07 2013-03-13 北京二商健力食品科技有限公司 一种速溶蛋黄粉及其制备方法
CN102960772A (zh) * 2012-12-07 2013-03-13 北京二商健力食品科技有限公司 一种速溶蛋黄粉及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN1233416A (zh) 1999-11-03
CN1170485C (zh) 2004-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5213968A (en) Process for preparing emulsifying agents
JPH0581228B2 (ja)
JPS6229950A (ja) 水中油型乳化食品の製造方法
JPH08154593A (ja) 大豆蛋白素材の製造法
JP4197222B2 (ja) 水中油型乳化物
JP2001037425A (ja) フライ食品およびその製造方法
JPH11289979A (ja) 水中油型乳化物
CA2023290C (en) Emulsifying agent
JP3912929B2 (ja) 酸性水中油型乳化物
JPH1088184A (ja) 起泡性乳化油脂組成物
JP2003018972A (ja) 水中油型乳化物
JP4159204B2 (ja) バッター液及びその製造方法
JP2628862B2 (ja) 高蛋白低脂肪酸性ホイッピングクリーム
JP2002204664A (ja) 中華点心用皮
JP4148622B2 (ja) 水中油型乳化組成物
JP2000201658A (ja) フライ食品
JP2004305021A (ja) 酵素処理卵黄の製造方法
JP4382882B2 (ja) 冷凍食品用調味料
JP4093689B2 (ja) 可塑性油中水型乳化物
JP3948842B2 (ja) ベーカリー製品及びその製造方法
JP3163166B2 (ja) 米飯用o/w型エマルジョン組成物
JP4688317B2 (ja) ベーカリー生地
JP3639781B2 (ja) 炒飯用改質剤
JP3254026B2 (ja) 改質卵黄の製造方法及び改質卵黄を用いた食品
JP2000125763A (ja) 水中油型乳化組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050506

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061031

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070904