JPH08112075A - サラダ用酸性ペ−スト状水中油型乳化脂 - Google Patents

サラダ用酸性ペ−スト状水中油型乳化脂

Info

Publication number
JPH08112075A
JPH08112075A JP6296591A JP29659194A JPH08112075A JP H08112075 A JPH08112075 A JP H08112075A JP 6296591 A JP6296591 A JP 6296591A JP 29659194 A JP29659194 A JP 29659194A JP H08112075 A JPH08112075 A JP H08112075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
salad
water
fat
paste
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6296591A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3440388B2 (ja
Inventor
Fumiko Irie
文子 入江
Hirohiko Murata
浩彦 村田
Sachiko Yamamoto
幸子 山本
Yoichi Shirakawa
洋一 白川
Hiroshige Kono
博繁 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adeka Corp
Original Assignee
Asahi Denka Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Denka Kogyo KK filed Critical Asahi Denka Kogyo KK
Priority to JP29659194A priority Critical patent/JP3440388B2/ja
Publication of JPH08112075A publication Critical patent/JPH08112075A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3440388B2 publication Critical patent/JP3440388B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Edible Oils And Fats (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Seasonings (AREA)
  • Grain Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】サラダ用具材からの離水を防ぎ、新鮮さを保持
し、形崩れしないサラダを調理できるサラダ用酸性ペー
スト状水中油型乳化脂を提供する。 【構成】5℃におけるSFC(Solid Fat Content:固
体脂指数)が35以上であり、且つ20℃におけるSF
Cが10以上である油脂又は配合油を油相とし、且つ油
相分が25〜60重量%であることを特徴とするサラダ
用酸性ペースト状水中油型乳化脂。乳化剤として卵黄又
は大豆リン脂質由来のリゾホスファチド、或いは卵黄分
解物を用いて乳化させたり、乳化安定剤としてα化変性
澱粉又は多糖類を配合させるのが好ましい。また生クリ
ームを配合してもよく、更にホイップして起泡物として
もよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定のSFC値を有す
る油脂を水中にペースト状に乳化したサラダ用の酸性水
中油型乳化食品、及びこれを利用したサラダに関する。
【0002】
【従来の技術】油性物質を水中に乳化した酸性の水中油
型乳化物は、食品業界でも種々利用されている。その代
表的なものはマヨネーズである。マヨネーズは、一般に
は卵黄、酢、水、調味料の混合物を撹拌しながら常温液
体の油性物質すなわちサラダ油を添加し、乳化して製造
している。また、サラダは下拵えをした各種の具材、例
えばキュウリ、レタス、セロリ等の野菜類、リンゴ、バ
ナナ等の果実、パスタ、卵、春雨、オイル漬けまぐろ
(ツナ)などと、マヨネーズと、スパイスなどの調味料
とを和えて調理される。これらのサラダ用具材の下拵え
には、例えばポテト、パンプキン等は茹でて皮をむき、
切断ないしつぶす処理、卵は茹でてつぶす処理、キュウ
リ、キャベツ等はみじん切りにし、必要により塩もみを
して水気をとる処理、マカロニ、スパゲッティーなどの
パスタは茹でて、水気をきり冷却する処理、ツナはオイ
ル漬けの油をよくきる処理などが採られている。
【0003】ところで、野菜や果実を具材に用いたサラ
ダの場合、マヨネーズやドレッシングであえた後、すぐ
食すると問題はないが、惣菜店で冷蔵販売されたり、パ
ンに挾んで販売されたりするなど冷蔵保存される間に、
時間の経過とともに、マヨネーズに配合されている酢、
食塩、砂糖等の滲透圧の作用により、野菜や果実から水
分が出て、次第に水っぽくなり、やがて野菜や果実類か
ら出る水分(放出水、離水)でサラダが器の中で泳ぐよ
うな状態になり、サラダで最も重要視される鮮度が著し
く低下する。これは野菜類や果実が水分含量90%以上
と極めて水分の多い植物のためである。また、マカロ
ニ、スパゲッティーなどのパスタを具材にしたサラダの
場合は、パスタを茹であげる際に茹で不足だとパスタが
マヨネーズの水分を吸収するため、マヨネーズが分離
し、パスタ表面に油分が残りギラギラしたものになり見
た目が悪くなる。また逆にパスタを茹ですぎるとパスタ
の水きりが充分できないため、マヨネーズと和えた後、
水気が滲み出てサラダの状態、外観を悪くする。
【0004】更に、ポテトを具材にしたサラダの場合
は、ポテトを茹であげて放冷する間にポテトの水分が1
0%〜20%放水し、そのためマヨネーズと和えたとき
にはマヨネーズの水分がポテトに吸われ、マヨネーズが
分離状態になり外観、風味が低下する。このため、従来
は、あらかじめ、水に酢、塩及び砂糖を溶かした酢液、
いわゆる甘酢を茹でたポテトにスプレーし、飛散する水
分の補完を行ってからマヨネーズ類を和えるか、或は、
あらかじめマヨネーズを水で希釈して(マヨネーズ10
0に対し水30〜50)ポテトと和える手段が採用され
ている。また、レシチンを乳化剤に使用して、油相全体
量の1〜3重量%の極度硬化油を添加したサラダ油を水
中に乳化させた水中油型乳化食品(特開昭58−633
67号公報)、またレシチン、グリセリン脂肪酸エステ
ルなどを乳化剤に使用したW/O/W型複合乳化ドレッ
シング類(特開昭60−184366号公報)が提案さ
れているが、これらの水中油型乳化食品は、味が悪く、
またホイップしないなどの欠点を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みなされたものであって、各種の具材をマヨネーズ
とあえてサラダに調理した後、具材が野菜や果実などの
場合は、これらから経時的に分離して出て来る水分(離
水)の発生を抑制し、しかも水分吸収しても粘度低下が
少なく、盛り付け時の保形性を保ち、野菜や果実などの
鮮度低下を防ぐ作用を発揮し、また具材がゆで卵の場合
はゆで卵からの離水を抑え、具材がゆでたパスタやポテ
トの場合はこれらの具材がマヨネーズから水分を吸収す
るのを防ぎ、更にオイル漬けまぐろ(ツナ)などオイル
漬けの具材の場合は具材からのオイル分離を防ぐなどの
作用をなし、しかも安定なホイップ性の良いサラダ用酸
性ペースト状水中油型乳化脂を提供することを目的とす
る。更に上記のサラダ用酸性ペースト状水中油型乳化脂
とサラダ用具材とを混和して、新鮮さを維持したサラダ
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、常温で固体
である所謂固体脂を水中に乳化した酸性水中油型乳化脂
に注目し、特定のSFC(Solid Fat Content:固体脂
指数)の油脂又は配合油を乳化させた乳化脂がサラダ用
具材からの離水を防止し、更にはサラダ用具材の水分吸
収を防止し、しかも水分吸収の割りには粘度変化、保形
性低下が少ないことを知見し、この性質を利用して野
菜、果実などのサラダ用具材からの離水、更にはサラダ
用具材の吸水に基づく種々の問題点を解消することを思
い付き、本発明を完成した。
【0007】すなわち本発明は、5℃におけるSFC
(Solid Fat Content:固体脂指数)が35以上であ
り、且つ20℃におけるSFCが10以上である油脂又
は配合油を油相とし、油相分が25〜60重量%である
ことを特徴とするサラダ用酸性ペースト状水中油型乳化
脂である。
【0008】本発明について詳しく説明する。本発明で
用いる油脂は、そのSFCが5℃において35以上好ま
しくは45以上であり、且つ20℃において10以上、
好ましくは20以上のものである。油脂には固体の油脂
と液体の油脂とが混在しているが、SFCは油脂中の固
体の油脂、すなわち固体脂の量を表し、それぞれの油脂
に特有の値である。この油脂中の固体脂含有量は温度に
よって変化し、通常温度が高くなるほど固体脂が溶けて
少なくなり、SFCの値は小さくなる。しかして、本発
明における「5℃におけるSFCが35以上であり、且
つ20℃におけるSFCが10以上である油脂」は、5
℃で測定したときのSFCが35以上であり、且つ20
℃で測定したときのSFCが10以上である油脂を指
す。このSFCはSFC-900(PRAXIS社製)で測定した値で
ある。本発明では、二種又は二種以上の油脂を配合した
配合油も使用できる。この配合油を使用する場合も、そ
のSFCが5℃において35以上であり、且つ20℃に
おいて10以上のものを用いる。
【0009】油脂には大豆油、ナタネ脂、コーン脂、綿
実油、パーム油、ヤシ油、パーム核油、魚油、ラード、
乳脂等の動植物性油脂及びそれらの硬化油又は分別油な
ど適宜に使用することができ、また、固体脂と液体油な
どと混合した配合油も使用できる。
【0010】本発明の特定のSFC値を有する油脂又は
配合油を水中に乳化した酸性ペースト状水中油型乳化脂
は、油脂又は配合油のSFC値が10以下好ましくは5
以下になるような温度に加温した水にはよく分散する
が、冷水には分散しないという特性を有する。本発明は
かかる乳化脂の水分散性の特性を利用して完成したもの
である。すなわち、サラダは通常5℃〜20℃に冷蔵保
管されるが、本発明ではこのような冷蔵保管時の温度の
水には分散しないように、乳化に使用する油脂又は配合
油のSFC値を調整し、これによって酸性ペースト状水
中油型乳化脂(マヨネーズ)とサラダ具材との間の水分
の移行(離水、吸水)を防止するものである。したがっ
て、この水分の移行防止作用は、乳化原料に用いた油脂
又は配合油のSFCに影響される。先に述べたようにサ
ラダは、通常室内で、5〜20℃の温度に冷して保管又
は供給される。本発明においては5℃及び20℃におけ
るSFCが夫々35以上及び10以上の油脂又は配合油
を使用する。この油脂又は配合油を原料として使用する
ことによって、サラダの調理に用いたときに上記の特徴
を発揮する酸性ペースト状水中油型乳化脂が得られるの
である。
【0011】従来のマヨネーズやドレッシングは、サラ
ダ油等の常温液体で、5℃及び20℃におけるSFCが
夫々0の油を原料に使用しているが、このような油を原
料とする酸性水中油型乳化物は上記の水分移行防止の特
徴を示さず、また周囲の水分を強制的に吸収させた場合
には、極端に粘度が低下する。5℃及び20℃における
SFCが夫々35以下及び10以下の油脂又は配合油を
用いた場合も、この傾向があり、本発明の上記の効果は
得られない。
【0012】本発明は5℃及び20℃におけるSFCが
夫々35以上及び10以上の油脂又は配合油を原料とす
るため、これを水中に乳化させるには、乳化温度を上げ
て油脂又は配合油を溶融させた状態で乳化させる必要が
ある。そのため高温で乳化作用を有する乳化剤を使用す
る必要がある。本発明においては、卵黄も使用できる
が、リゾホスファチドを乳化剤に使用するのが好まし
い。このリゾホスファチドは、大豆、ナタネ、小麦等の
植物脂質或いは卵黄等の動物脂質のジアシルフォスファ
チドに豚の膵液や蛇毒中のフォスフォリパーゼA−2、
または細菌などのフォスフォリパーゼA−1を作用させ
て加水分解し、発生した脂肪酸をアセトンで除去し、精
製するなど既知の方法で得られる。また本発明では豚の
膵臓から抽出したトリプシン、植物を起源とするパパイ
ン、ブロメライン、ペプシンなどを用いて部分加水分解
した卵黄も用いることができる。前者の乳化剤の場合は
0.01〜5重量%、後者の部分加水分解卵黄の場合は
0.1〜10重量%使用するのが好ましい。
【0013】本発明で用いる酸性物質としては、酢酸、
乳酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、アスコルビン酸、
リン酸等の有機、無機酸、或いは果汁、果肉、発酵乳等
が挙げられる。これら酸性物質は、酸性水中油型乳化脂
のpHを3.5〜5.5に調整するに必要な量を使用す
る。pHが3.5以下であると味が酸っぱくなり、pH
が5.5以上であると日持ちが悪くなり好ましくない。
また、食塩、グルタミン酸ソーダ、砂糖、香辛料などの
調味料を添加してもよい。また、本発明では乳化安定剤
として、α化変性澱粉、キサンタンガム等の多糖類を添
加配合して乳化の安定性を向上させてもよい。これを併
用することにより本発明のペースト状酸性水中油型乳化
脂の水分吸収能を向上させることができる。この添加量
は0.01〜5重量%である。
【0014】また、本発明のサラダ用ペースト状酸性水
中油型状乳化脂は、油相分(油脂分)が25〜60重量
%であることが重要であるが、好ましくは30〜50重
量%である。25重量%以下では、乳化脂がペースト状
になりにくい。また、60重量%以上では、乳化脂のペ
ースト状態が固く好ましくない。また、本発明のサラダ
用ペースト状酸性水中油型状乳化脂は、ペースト状の乳
化状態にすることが重要である。このペースト状態にす
ることにより、野菜類とあえたとき野菜類への付着力が
高まり、また安定に包み込み経時的な離水を防止し、サ
ラダとしての形態と鮮度とを保持することができる。本
発明乳化脂のペースト状態とは、乳化脂をスプーン等で
すくって、スプーンを垂直にしても直ちに落下しない状
態である。BH型粘度計での測定値では、20〜40万
センチポイズ(10℃)である。ちなみに一般のマヨネ
ーズは5〜15万センチポイズである。
【0015】また、上記のサラダ用ペースト状酸性水中
油型状乳化脂の生クリームを配合してもよい。ここに生
クリームとは、乳脂肪を含んだ水中油型乳化脂で、牛乳
(乳脂肪分3〜4%)、濃縮乳、ホイップクリーム(油
分25〜50%)などが使用できる。生クリームを配合
することによって、従来のマヨネーズにはみられないコ
クのある味を有するものとなり、具材の味を活かすこと
ができる。生クリームの配合量は任意であるが、サラダ
用ペースト状酸性水中油型状乳化脂100重量部に対し
乳脂肪換算で0.1〜10重量%配合するのが好まし
い。
【0016】本発明のサラダ用ペースト状酸性水中油型
状乳化脂を用いてサラダを調理するには、通常行なわれ
ている手順にしたがって行なうことができる。サラダ用
具材としては、じゃがいも、かぼちゃ、キュウリ、レタ
ス、セロリ、キャベツ、にんじん、玉ねぎ、コーン等の
野菜類、リンゴ、バナナ等の果実、パスタ、卵、春雨、
オイル漬けまぐろ(ツナ)などが用いられる。この際、
従来の様に格別に具材の下拵えに手間を掛けなくても、
冷蔵保存時に新鮮さが失われ、外観が損なわれることの
ないサラダが得られる。すなわち、サラダは調理された
後に通常5℃〜20℃に冷蔵保管されるが、本発明では
サラダ用ペースト状酸性水中油型状乳化脂について、こ
のような冷蔵保管時の温度の水には分散しないよう油脂
又は配合油のSFC値を調整したので、野菜や果実を具
材に用いたサラダの場合には、冷蔵保存のとき経時的に
発生する野菜や果実から離水を防ぐことができ、したが
ってサラダで最も重要視される鮮度の低下を防ぐことが
できる。また、本発明の酸性ペースト状水中油型状乳化
脂を用いると、マカロニ、スパゲッティーなどのパスタ
を具材にしたサラダの場合、パスタが茹で不足のときで
も、また茹で過ぎのときでも、乳化脂がパスタとの間で
水分の移行を防ぐため、外観を損なうことのないサラダ
を調理することができ、しかもパスタの黄変を防ぐこと
ができる。
【0017】更に、ポテトを具材にしたサラダの場合
は、本発明の酸性ペースト状水中油型状乳化脂を用いる
と、茹であげ後の冷却中にポテトから放水された水分を
補完するため、従来行なっていた茹でたポテトに予め甘
酢をスプレーしてからマヨネーズ類を和えるとか、或は
あらかじめマヨネーズを水で希釈して(マヨネーズ10
0に対し水30〜50)ポテトと和える手段を採用しな
くても、外観、風味のよいポテトサラダを調理すること
ができる。また、茹で卵をサラダ具材に用いた場合は、
冷蔵保存後の卵の緩みが防げ、そのため水っぽくならな
い。春雨をサラダ具材に用いた場合は、春雨に本発明の
ペースト状酸性水中油型状乳化脂がしっかりと乗り、見
栄えする。更に、オイル漬けまぐろをサラダ具材に用い
た場合には、和えている間にオイル漬けの油分を本発明
のペースト状酸性水中油型状乳化脂が吸収し、また具材
からのオイル分離を防ぐので時間が経ってもベトベトし
ない。
【0018】また、本発明の酸性ペースト状水中油型乳
化脂は、更にホイップして起泡状態にして使用してもよ
く、起泡状態にすることによって、より一層サラダ具材
への付着性が高まり、効果的である。通常のホイップク
リームなどは油分が45重量%前後の液状の水中油型乳
化脂をホイップして起泡状態にしたものであるが、これ
はサラダ具材への付着力が少ない。すなわち、この液状
からホイップして起泡状態にした通常のホイップクリー
ムは、野菜類とあえた時に野菜から発生する離水を防止
するどころか、むしろホイップクリーム自から発生する
離水で加速され、一層ひどい離水状態を呈し、いわゆる
サラダが器の中で泳ぐ状態になり、サラダの鮮度を著し
く低下させる。この原因は、ホイップクリームがホイッ
プにより液状から固形の起泡状態になるのは油滴エマル
ジョンの凝集によってもたらされが、この時の起泡によ
る固形状態というのは乳化がすでに不安定になった結果
であり、従って、これをさらにホイップ続けると反転を
起こし、乳化が完全に破壊し分離してしまうことにあ
る。つまり、同じホイップした起泡状態であっても、通
常のホイップクリームの方は乳化破壊へ至る途上であ
り、水分制御が皆無であるが、これに対し本発明の酸性
ペースト状水中油型乳化脂は、特定のSFC値の油脂又
は配合油を原料とし、ペースト状であるため、いくらホ
イップを続けても一定のオーバーラン値以上には上昇せ
ず、反転等の乳化破壊は起こさない。これが水分制御に
とって重要なことである。
【0019】また、本発明のサラダ用酸性ペースト状水
中油型乳化脂をホイップすると、比重が0.6〜0.7
と軽くなり、サラダ用具材とあえると軽いタッチのサラ
ダが得られる。しかもホイップすることにより、カサが
増えるため、従来の6割程度の使用量でサラダを調理す
ることができる利点がある。更にホイップすることによ
って、ペースト状水中油型乳化脂自体が色白になり、サ
ラダの見栄えもよくなる。本発明において、酸性ペース
ト状水中油型乳化脂を起泡状態にして使用する場合、油
脂又は配合油等の原料、乳化状態、ホイップ状態を調節
して、オーバーラン値が100%以下、好ましくは60
%〜80%になるように調整する。オーバーラン値10
0%以上では、水分吸収能が低下し好ましくない。ここ
でオーバーラン値とは、最適起泡状態(ホイップ状態)
に達したときの増加体積値をパーセントで表したもの
で、次の計算式: {[(一定容量のペースト重量)−(一定容量のホイップ
後のペースト重量)]÷(一定容量のホイップ後のペース
ト重量)}×100 で求める。ホイップによる起泡は常法で行う。
【0020】本発明のサラダ用ペースト状水中油型乳化
脂は、例えば次のごとくして製造する。すなわち、水に
乳化剤、酸性物質、食塩、調味料等を添加配合した水相
分を真空ミキサーに吸収させ、原料の油脂の融点より高
い温度に加温保持する。次に油脂を加温して溶融して液
状となし、必要に応じてα化変性澱粉、キサンタンガム
等の安定剤を分散させる。上記の加温した水相分に撹拌
しながら、加温して液状化した油脂を注ぎ込み粗乳化を
行ない、次いでコロイドミルで仕上げ乳化を行ない、冷
却して本発明のサラダ用ペースト状水中油型乳化脂を得
る。生クリームを配合する場合は、生クリームをあらか
じめ水相に添加しておく手段を採用するのが好ましい。
【0021】
【実施例】次に実施例をもって本発明を説明する。 実施例1.4.5%食酢を15重量%、乳化剤として卵
黄のトリプシン加水分解物8重量%、食塩1.5重量
%、砂糖2重量%及び水31.5重量%を混合した水相
を45度に加熱した。47℃に加温して溶融液状化した
5℃及び20℃のSFCが夫々48及び26のパーム分
別油の硬化油(融点40℃)40重量%にα化変性澱粉
2重量%を分散した混合物を、激しく撹拌した上記水相
部分に注ぎ込み乳化させ、乳化物を調製し、冷却してp
H4.0の本発明の酸性ペースト状水中油型乳化脂をえ
た。この乳化脂と薄切りしたキュウリ、茹でたポテトと
からなる具材とをあえてサラダを調理した。冷蔵保存が
きくサラダが得られた。上記の本発明品について、水分
吸収能、粘度を次の如くして測定した。すなわち、本発
明品100g入れた容器を5個作成し、これら各容器の
それぞれに水を10cc、20cc、30cc、40cc及び5
0ccを加えて混合し、10℃で24時間放置し、加水混
合後の粘度変化、保形性と混合物下層の分離水層の量を
測定した。その結果を表1に示す。
【0022】比較例1.大豆サラダ油40重量%を、卵
黄8重量%を乳化剤に用いて酢の存在下で水中に乳化し
てペースト状の酸性水中油型乳化脂を調製した。油相分
濃度を65重量%にし、またpHを4.0にした。(一
般のマヨネーズ) 上記の一般のマヨネーズ水分吸収能、粘度を実施例1と
同じ操作により測定した。その結果を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】表1から、実施例1の本発明品は、水と混
合しても粘度低下が小さく、且つ見掛けの粘度が低下し
ても保形性を保持する能力が高い、すなわち水分の吸収
能力が高いことがわかる。これに対し、比較例1の一般
のマヨネーズは、水と混合することによって粘度が極端
に低下し、同時に保形性を失ない流動状態になる。
【0025】実施例2.5℃及び20℃のSFCが夫々
48及び26に調整したパーム硬化油を用い次の如くし
て乳化脂を調製した。15%アルコール酢5重量%、ト
リプシンで加水分解した卵黄9重量%、食塩1重量%及
び水42.9重量%を混合した水相分を43℃に加温す
る。45℃に加温し溶融液状化したパーム硬化油40重
量%にα化変性澱粉2重量%、キサンタンガム0.1重
量%を分散した混合物を、激しく撹拌した上記水相分中
に注ぎ込み乳化させ、乳化物を調製し、冷却して本発明
のサラダ用酸性ペースト状水中油型乳化脂を得た。この
乳化脂のpHは5.0であった。
【0026】次に、この本発明のサラダ用酸性ペースト
状水中油型乳化脂を5分間ホイップさせオーバーラン値
70%に調整した起泡物を用いて、野菜入りツナサラダ
を作り、サンドイッチにしてパンへの水分移行を以下の
ようにして測定した。すなわち、ツナ68g、キュウリ
の輪切り34g及び本発明乳化脂20gを混合してサラ
ダを調製した(水分72%)。これを角切り食パン2枚
の間に50g挾み、密封して室温と冷蔵庫(5℃)に2
4時間放置し、パンへの水分の移行量を測定した。対照
品として、市販マヨネーズを用いて同様にサンドイッチ
を調製し、同様に水分移行量を測定した。結果を表2に
示す。
【0027】
【表2】
【0028】上記の実験結果より、本発明乳化脂を使用
した場合は、従来の市販マヨネーズを使用した場合に比
較してパンへの水分移行が少ないことが明らかである。
また、24時間後のサラダの状態も、本発明乳化脂を使
用した場合は、形が崩れることなく、野菜も新鮮で、外
観も優れていた。一方、従来の市販のマヨネーズを使用
した場合は、具材から出る水分のため流れる状態で形崩
れし、野菜の新鮮さも失われていた。
【0029】実施例3.実施例2において、パーム硬化
油の代わりに配合油(融点36℃のパーム分別油73重
量%、乳脂肪19重量%及び融点35℃の大豆硬化油8
重量%の混合物、5℃及び20℃のSFCが夫々58及
び37)を用い、また乳化剤として卵黄由来のリゾホス
ファチド1重量%を用い、また水50.9重量%を用い
た以外は、実施例2と同様にして本発明の酸性ペースト
状水中油型乳化脂を調製した。この乳化脂及びこれをホ
イップしオーバーランを77%の状態にしたものは、い
ずれもサラダ用に適し、サラダに経時的に生じる離水を
抑制し、形崩れを生じることなく、サラダの新鮮さを長
く維持した。
【0030】実施例4.実施例1において使用した水を
16.5重量%、パーム分別油の硬化油を55重量%と
するほかは実施例1の方法と同様に乳化を行い、本発明
のペースト状水中油型乳化脂を得た。これをサラダに使
用したところ、サラダの水分により型崩れをすることな
くサラダの新鮮さを長く維持した。
【0031】実施例5.実施例1において使用した水を
36.5重量%、パーム分別油の硬化油を35重量%と
するほかは実施例1の方法と同様に乳化を行い、本発明
のペースト状水中油型乳化脂を得た。これをサラダに使
用したところ、サラダの水分により型崩れをすることな
くサラダの新鮮さを長く維持した。
【0032】比較例2.実施例2において、トリプシン
で加水分解した卵黄の代わりに大豆レシチン1重量%、
水50.9重量%を用いた以外は実施例2と同様の方法
にて水中油型乳化脂を得た。常温に冷却、放置したとこ
ろ乳化が破壊しており、安定な乳化物ではなく、ホイッ
プしても起泡しなかった。
【0033】比較例3.比較例2において、大豆レシチ
ン1重量%の代わりにポリグリセリン脂肪酸エステル
(商品名:MO−750 坂本薬品工業製)1重量%を
用いた以外は、比較例2と同様の方法で処理したが、乳
化が破壊しており、安定な乳化物ではなく、味が悪いも
のであった。
【0034】実施例6.4.5%食酢を15重量%、乳
化剤として卵黄のトリプシン加水分解物8重量%、食塩
1.5重量%、砂糖2重量%、乳脂肪45%の生クリー
ム10重量%及び水21.5重量%を混合した水相を4
5℃に加熱した。この水相部分を激しく撹拌しながら、
この水相部分に、47℃に加温して溶融液状化した5℃
及び20℃のSFCが夫々48及び26のパーム分別油
の硬化油(融点40℃)40重量%にα化変性澱粉2重
量%を分散した混合物を注ぎ込み、乳化させ、乳化物を
調製し、冷却してpH4.0の本発明の酸性ペースト状
水中油型乳化脂をえた。この乳化脂を野菜と混和してサ
ラダを調理した。コクのある味を有するサラダが得られ
た。
【0035】実施例7.実施例6において、乳化剤を大
豆リン脂脂質由来のリゾホスファチド4重量%、生クリ
ームを5%、水を26.5%に変更した以外は、実施例
6と同様の方法で行い、pH4.1の本発明の酸性ペー
スト状水中油型乳化脂を得た。この乳化脂を野菜と混和
してサラダを調製したところ、コクのある味を有するサ
ラダが得られた。
【0036】実施例8.実施例6において使用した生ク
リームを1%、水を30.5%に変更した以外は、実施
例6と同様の方法で行い、pH4.2の本発明の酸性ペ
ースト状水中油型乳化脂を得た。この乳化脂を野菜と混
和してサラダを調製したところ、コクのある味を有する
サラダが得られた。
【0037】実施例9.標準的に茹でたマカロニ(水分
45.8%)100重量部を実施例1の酸性ペースト状
水中油型乳化脂25重量部と和えた。これを15℃で放
置し、その間にマカロニが酸性ペースト状水中油型乳化
脂から吸収する水分量を測定した。比較のため、実施例
1の酸性ペースト状水中油型乳化脂の代わりに市販のマ
ヨネーズを用いて同様に測定した。その結果を図1に示
す。また標準的に茹でたポテト(水分76%)100重
量部を実施例1の酸性ペースト状水中油型乳化脂25重
量部と和えた。これを15℃で放置し、その間にポテト
が酸性ペースト状水中油型乳化脂から吸収する水分量を
測定した。比較のため、実施例1の酸性ペースト状水中
油型乳化脂の代わりに市販のマヨネーズを用いて同様に
測定した。その結果を図2に示す。図1、2から分かる
ように、市販のマヨネーズを使用した場合は、茹でたマ
カロニやポテトは該マヨネーズから短時間のうちに多量
の水分を吸収する。すなわち、マヨネーズは、短時間の
うちに多量の水分を奪われる。一方、本発明の酸性ペー
スト状水中油型乳化脂を用いた場合は、茹でたマカロニ
やポテトは酸性ペースト状水中油型乳化脂から長時間経
過しても少量の水分しか奪わない。すなわち、酸性ペー
スト状水中油型乳化脂は、水分が奪われにくい。そのた
め、和えてサラダにした後も長時間安定な乳化状態を維
持する。
【0038】
【発明の効果】従来のマヨネーズやドレッシングを用い
て調理したサラダでは、具材の野菜や果実から経時的に
出て来る離水のため容器中に水分が溜り、野菜や果実が
容器の中で泳ぐような状態になり、またサラダで最も重
要視される鮮度が著しく低下する。ところが、本発明の
サラダ用酸性ペースト状水中油型乳化脂又はこの乳化脂
の起泡物は、具材からの離水を抑制し、しかも水分を吸
収してもその粘度変化が少なく、保形性がよく形崩れし
ない。また吸水し易い具材を用いてサラダを調理して
も、具材が該乳化脂の水分を奪うことがないので乳化脂
の乳化状態を破壊することがない。したがって、本発明
の酸性ペースト状水中油型乳化脂又はその起泡物を用い
てサラダを調理すると、調理した状態を長く保持し、新
鮮さを保つことができる。また、本発明のサラダ用酸性
ペースト状水中油型乳化脂は乳化安定性が良く、ホイッ
プ性に優れ、食品としての味が優れている。更に生クリ
ームを配合することによって、従来のマヨネーズにはみ
られないコクのある味を有するものとなり、具材の味を
活かすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサラダ用酸性ペースト状水中油型乳化
脂を用いて茹でたマカロニを和えたときのマカロニの吸
水状態を示すグラフ。
【図2】本発明のサラダ用酸性ペースト状水中油型乳化
脂を用いて茹でたポテトを和えたときのポテトの吸水状
態を示すグラフ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白川 洋一 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内 (72)発明者 河野 博繁 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】5℃におけるSFC(Solid Fat Conten
    t:固体脂指数)が35以上であり、且つ20℃におけ
    るSFCが10以上である油脂又は配合油を油相とし、
    油相分が25〜60重量%であることを特徴とするサラ
    ダ用酸性ペースト状水中油型乳化脂。
  2. 【請求項2】卵黄又は大豆リン脂質由来のリゾホスファ
    チド、或いは卵黄加水分解物を乳化剤に用いて乳化した
    請求項1記載のサラダ用酸性ペースト状水中油型乳化
    脂。
  3. 【請求項3】乳化安定剤としてα化変性澱粉又は多糖類
    を配合したことを特徴とする請求項1又は2記載のサラ
    ダ用酸性ペースト状水中油型乳化脂。
  4. 【請求項4】生クリームを配合したことを特徴とする請
    求項1、2又は3記載のサラダ用酸性ペースト状水中油
    型乳化脂。
  5. 【請求項5】オーバーラン値100%以下に起泡させた
    請求項1〜4のいずれかに記載のサラダ用酸性ペースト
    状水中油型乳化脂。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載のサラダ用
    酸性ペースト状水中油型乳化脂とサラダ用具材とからな
    るサラダ。
  7. 【請求項7】請求項1〜5のいずれかに記載のサラダ用
    酸性ペースト状水中油型乳化脂とサラダ用具材とを混和
    することを特徴とするサラダの製造方法。
JP29659194A 1994-08-23 1994-11-30 サラダ用酸性ペ−スト状水中油型乳化脂 Expired - Lifetime JP3440388B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29659194A JP3440388B2 (ja) 1994-08-23 1994-11-30 サラダ用酸性ペ−スト状水中油型乳化脂

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19862594 1994-08-23
JP6-198625 1994-08-23
JP29659194A JP3440388B2 (ja) 1994-08-23 1994-11-30 サラダ用酸性ペ−スト状水中油型乳化脂

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08112075A true JPH08112075A (ja) 1996-05-07
JP3440388B2 JP3440388B2 (ja) 2003-08-25

Family

ID=26511085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29659194A Expired - Lifetime JP3440388B2 (ja) 1994-08-23 1994-11-30 サラダ用酸性ペ−スト状水中油型乳化脂

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3440388B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11289979A (ja) * 1998-02-13 1999-10-26 Asahi Denka Kogyo Kk 水中油型乳化物
JP2000060420A (ja) * 1998-08-19 2000-02-29 Knorr Foods Co Ltd ロングライフポテトサラダの製造方法
JP2012044987A (ja) * 2010-07-30 2012-03-08 Kenko Mayonnaise Kk 複合乳化ドレッシング類、それを用いたサラダ及びサンドイッチ
JP5414908B2 (ja) * 2011-10-25 2014-02-12 キユーピー株式会社 乳化調味料
JP2014103871A (ja) * 2012-11-26 2014-06-09 Q P Corp ポテトサラダの製造方法
JP2018000099A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 キユーピー株式会社 パスタサラダ用密封容器詰め食品
JP2019146552A (ja) * 2018-02-28 2019-09-05 味の素株式会社 水中油型乳化食品
JP6974674B1 (ja) * 2021-03-12 2021-12-01 キユーピー株式会社 O/w/o型酸性乳化液状食品、食品及びo/w/o型酸性乳化液状食品の製造方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101685218B1 (ko) * 2008-11-14 2016-12-09 아처 다니엘 미드랜드 캄파니 유기젤 조성물 및 이의 생산 공정

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11289979A (ja) * 1998-02-13 1999-10-26 Asahi Denka Kogyo Kk 水中油型乳化物
JP2000060420A (ja) * 1998-08-19 2000-02-29 Knorr Foods Co Ltd ロングライフポテトサラダの製造方法
JP4615072B2 (ja) * 1998-08-19 2011-01-19 クノール食品株式会社 ロングライフポテトサラダの製造方法
JP2012044987A (ja) * 2010-07-30 2012-03-08 Kenko Mayonnaise Kk 複合乳化ドレッシング類、それを用いたサラダ及びサンドイッチ
JP5414908B2 (ja) * 2011-10-25 2014-02-12 キユーピー株式会社 乳化調味料
JP2014103871A (ja) * 2012-11-26 2014-06-09 Q P Corp ポテトサラダの製造方法
JP2018000099A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 キユーピー株式会社 パスタサラダ用密封容器詰め食品
JP2019146552A (ja) * 2018-02-28 2019-09-05 味の素株式会社 水中油型乳化食品
JP6974674B1 (ja) * 2021-03-12 2021-12-01 キユーピー株式会社 O/w/o型酸性乳化液状食品、食品及びo/w/o型酸性乳化液状食品の製造方法
JP2022140142A (ja) * 2021-03-12 2022-09-26 キユーピー株式会社 O/w/o型酸性乳化液状食品、食品及びo/w/o型酸性乳化液状食品の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3440388B2 (ja) 2003-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3118155B2 (ja) 低脂肪分、耐酸性および凍結耐性を有するホイップクリーム組成物並びにその製造方法
EP0783252B9 (en) Fresh herb product containing antioxidant and/or salt
EP0789516A1 (en) FOOD COMPOSITION DERIVED FROM FRUIT OF GENUS $i(ACTINIDIA)
US4948617A (en) Low cholesterol mayonnaise substitute and process for its preparation
CN100577034C (zh) 稳定的干酪调味品
JP3440388B2 (ja) サラダ用酸性ペ−スト状水中油型乳化脂
US5665413A (en) Food composition derived from fruit of genus actinidia
JPH09197A (ja) 胡麻含有液状調味料
JPH1128073A (ja) 具入り固形ソース
JP6198468B2 (ja) 水中油型乳化調味料
JP6198469B2 (ja) 水中油型乳化調味料
JPH09299058A (ja) サラダ用ペースト状水中油型乳化脂
RU2366197C2 (ru) Эмульсия с пониженным содержанием масла и эмульгатором, формирующим вязкость
JP3486823B2 (ja) サラダ具材用コ−ティング剤及びこれを用いた処理方法
JPH11103813A (ja) 調味材およびこれを使用した加工食品
JP2021003046A (ja) 酸性水中油型乳化食品及び惣菜
JPH1023876A (ja) 水中油型乳化食品の製造方法
JP5298870B2 (ja) 酸性水中油型乳化食品の製造方法
JP2018023362A (ja) 酸性水中油型乳化組成物
JPH09308457A (ja) 酸性水中油型乳化食品
JPH02145165A (ja) 低水分乳化組成物
JPH1169958A (ja) 複合ハンバーグ
JP2001057866A (ja) 耐熱耐冷凍性乳化組成物
JP3621692B2 (ja) 卵白様凝固物を具材として用いた水中油型酸性乳化液状食品
JPS6121075A (ja) 乳酸発酵を行つた野菜またはおよび果実入りスプレツド食品およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080620

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090620

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100620

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100620

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130620

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term