JPH11283390A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH11283390A
JPH11283390A JP8134498A JP8134498A JPH11283390A JP H11283390 A JPH11283390 A JP H11283390A JP 8134498 A JP8134498 A JP 8134498A JP 8134498 A JP8134498 A JP 8134498A JP H11283390 A JPH11283390 A JP H11283390A
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transistors
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    • G11C16/14Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 書込み時にメモリセルにかけるべき適用電圧
が負電圧の場合でも、PN接合の電位差を低減させるこ
とにより、余分な製造工程を必要とせず生産コストのア
ップを招くことのない半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 電気的に書込・消去可能な複数のメモリ
セルMC1〜MCnと、各メモリセルMC1〜MCnの
行を選択するロウサブデコーダSDと、ロウアドレス信
号をデコードしロウサブデコーダSDに対して出力信号
XB,XB_Bを出力するロウメインデコーダMDとを
有する半導体記憶装置において、ロウメインデコーダM
Dを構成するトランジスタの書込モード時におけるPN
接合電位差を低減させるため、ロウサブデコーダSDに
pチャネル型トランジスタP12を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置に
関し、特に、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の半導体記憶装置のロウデ
コーダの回路図である。図5に示すように、従来のフラ
ッシュメモリやEEPROM等の半導体記憶装置は、電
気的に書込・消去可能な複数のメモリセルMC1〜MC
nと、各メモリセルMC1〜MCnの行を選択するロウ
サブデコーダ(ワード線駆動回路)SDと、ロウアドレ
ス信号をデコードしロウサブデコーダSDに出力信号X
B,XB_Bを出力する複数(図面では1個)のロウメ
インデコーダMDとを有する。ここで、ロウメインデコ
ーダMDは2段のレベルシフト回路15,16で構成さ
れ、その出力信号XBとXB_Bとは相補関係の信号で
ある。
【0003】メモリセルアレイは、マトリクス状に配置
された複数のメモリセルからなり、複数のワード線WL
によって行方向に配列された各メモリセルのコントロー
ルゲートと接続され、複数のビット線BLによって行方
向に配列された各メモリセルのドレインと接続される。
また、複数のワード線WLは、いくつかのブロックに分
割され、各ブロックは1つのロウメインデコーダMDで
選択される。
【0004】メモリセルMC1の行を選択するロウサブ
デコーダSDは、1個のpチャネル型トランジスタP1
1と、2個のnチャネル型トランジスタN11,N12
とからなり、トランジスタP11とトランジスタN11
のソースは、プリデコード信号(XSPP)が入力され
るXSPPノードに接続され、トランジスタN12のソ
ースは、接地(GND)されている。各トランジスタP
11,N11,N12のドレインは、ワード線(WL)
に接続され、トランジスタP11とトランジスタN12
のゲートには、出力信号XB_Bが入力され、トランジ
スタN11のゲートには、出力信号XBが入力される。
トランジスタP11のバックゲートはバックゲート電圧
(PBG)ノードに、両トランジスタN11,N12の
バックゲートはバックゲート電圧(NBG)ノードに、
それぞれ接続される。
【0005】他のメモリセルMC2〜MCnを駆動する
各ロウサブデコーダSDも、各トランジスタPn1,N
n1,Nn2による同様の構成を有し、これらロウサブ
デコーダSDは、プリデコード信号XSPP及び出力信
号XB,XB_Bにより制御されて、各ワード線(W
L)の電位を決定する。
【0006】後述のように、書き込み時や消去時には、
各トランジスタP11,N11,N12のドレインとバ
ックゲート間の電位差が高くなることがあり、各トラン
ジスタの閾値Vtを低くしておくと、サブスレッショル
ドやパンチスルーによるリーク電流が流れることがあ
る。これを防止するため、通常、各トランジスタP1
1,N11,N12のバックゲート電圧を動作モードに
よって切り換えるようにしている。
【0007】第1のレベルシフト回路15は、モード切
替電源電圧(VPX)ノードと接地ノードの間に直列に
接続された、pチャネル型トランジスタPM1及びnチ
ャネル型トランジスタNM1と、pチャネル型トランジ
スタPM2及びnチャネル型トランジスタNM2の、2
組のトランジスタ列で構成される。トランジスタNM1
のゲートにNANDゲート13の出力が入力され、トラ
ンジスタNM2のゲートにインバータ回路14の出力が
入力され、トランジスタPM1及びトランジスタNM1
の直列接続点は、トランジスタPM2のゲートに接続さ
れ、トランジスタPM2及びトランジスタNM2の直列
接続点は、トランジスタPM1のゲートに接続される。
【0008】次に、第1のレベルシフト回路15の動作
を説明する。
【0009】NANDゲート13の出力が0Vである
と、インバータ14の出力はVDDになり、トランジス
タNM2がオンして、トランジスタNM2のドレインと
トランジスタPM1のゲートを0Vにする。すると、ト
ランジスタPM1がオンして、トランジスタPM1のド
レインとトランジスタPM2のゲートをVPXにする。
このとき、トランジスタNM1とPM2とはオフする。
【0010】逆に、NANDゲート13の出力がVDD
であると、インバータ14の出力は0Vになり、トラン
ジスタNM1がオンして、トランジスタPM2のゲート
を0Vにする。すると、トランジスタPM2がオンし
て、トランジスタPM1のゲートをVPXにする。この
とき、トランジスタNM2とPM1とはオフする。
【0011】従って、第1のレベルシフト回路15は、
NANDゲート13の出力である[0V、Vdd]の2
値信号を[0V、VPX]の2値信号に変換する。
【0012】第2のレベルシフト回路16は、VPXノ
ードと低電位側のモード切替電源電圧(VBB)ノード
の間に直列に接続された、トランジスタPM3及びトラ
ンジスタNM3と、トランジスタPM4及びトランジス
タNM4の2組のトランジスタ列で構成される。トラン
ジスタPM3のゲートにトランジスタPM2及びトラン
ジスタNM2の直列接続点からの出力が入力され、トラ
ンジスタPM4のゲートにトランジスタPM1及びトラ
ンジスタNM1の直列接続点からの出力が入力され、ト
ランジスタPM3及びトランジスタNM3の直列接続点
は、トランジスタNM4のゲートに接続され、トランジ
スタPM4及びトランジスタNM4の直列接続点は、ト
ランジスタNM3のゲートに接続される。
【0013】次に、第2のレベルシフト回路16の動作
を説明する。
【0014】NANDゲート13の出力が0Vである
と、トランジスタNM2のドレインが0Vになり、トラ
ンジスタPM4がオンして、出力信号XB_BをVPX
にする。すると、トランジスタNM3のゲートがVPX
になり、トランジスタNM3がオンして、出力信号XB
をVBBにする。このとき、トランジスタNM4とPM
3とはオフする。
【0015】逆に、NANDゲート13の出力がVDD
であると、トランジスタNM1のドレインが0Vにな
り、トランジスタPM3がオンして、出力信号XBをV
PXにする。すると、トランジスタNM4のゲートがV
PXになり、トランジスタNM4がオンして、出力信号
XB_BをVBBにする。このとき、トランジスタNM
3とPM4とはオフする。
【0016】従って、第2のレベルシフト回路16は、
第1のレベルシフト回路15の出力である[0V、VP
X]の2値信号を[VBB、VPX]の2値信号に変換
する。
【0017】このように、第2のレベルシフト回路16
のトランジスタPM3及びトランジスタNM3の直列接
続点から出力信号XBが、トランジスタPM4及びトラ
ンジスタNM4の直列接続点から出力信号XB_Bが、
それぞれ出力され、出力信号XBとXB_Bとはそれぞ
れ相補関係の信号である。
【0018】図6は、図5のロウデコーダの各動作モー
ドにおける各端子の電圧を表にした図である。
【0019】いま、図5に示したロウメインデコーダM
Dがロウアドレスにより選択され、かつ、ワード線WL
1が選択され、ワード線WL2〜WLnと図示しないロ
ウメインデコーダMDは選択されない場合を例にして、
図5に示すロウデコーダMD,SDの動作を説明する。
【0020】書込時においては、図6に示すように、ロ
ウメインデコーダMDに印加されるモード切替電源電圧
VPXと低電位側のモード切替電源電圧VBBは、それ
ぞれ5Vと−9V、pチャネル型トランジスタのバック
ゲート電圧PBGは0V、nチャネル型トランジスタの
バックゲート電圧NBGは−9Vである。
【0021】アドレスデコーダ13の出力が0Vになる
と、その出力信号XBが供給電圧5V、出力信号XB_
Bが−9Vとなる。また、プリデコード信号XSPP1
は−9Vとなり、XSPP2〜nは0Vとなる。この結
果、トランジスタN11、P21〜Pn1がオンし、ワ
ード線信号WL1は−9Vとなり、また、ワード線WL
2〜WLnは全て0Vとなる。
【0022】なお、選択されていないメモリブロック
(不図示)のプリデコード信号XSPP1も−9Vとな
っているが、アドレスデコーダ13の出力がVDDにな
り、出力信号XBが−9Vで、出力信号XB_Bが供給
電圧5Vとなっているので、トランジスタN12〜Nn
2がオンし、非選択ブロックのワード線信号WL1〜W
Lnは全て0Vとなる。
【0023】消去時において、モード切替電源電圧VP
Xとバックゲート電圧PBGは、11V、低電位側のモ
ード切替電源電圧VBBとバックゲート電圧NBGは0
Vである。各プリデコード信号XSPP1〜nと出力信
号XBが共に11V、出力信号XB_Bが0Vとなる。
この結果、トランジスタP11〜Pn1がオンし、ワー
ド線信号WL1〜WLnは11Vとなる。
【0024】なお、選択されていないメモリブロック
(不図示)のプリデコード信号XSPP1〜nも11V
となっているが、アドレスデコーダ13の出力がVDD
になり、出力信号XBが0Vで、出力信号XB_Bが1
1Vとなっているので、トランジスタN12〜Nn2が
オンし、非選択ブロックのワード線信号WL1〜WLn
は全て0Vとなる。
【0025】読み出し時において、モード切替電源電圧
VPXとバックゲート電圧PBGは、供給電圧VDD、
低電位側のモード切替電源電圧VBBとバックゲート電
圧NBGは0Vである。アドレスデコーダ13の出力が
0Vになると、出力信号XBが供給電圧VDD、出力信
号XB_Bが0Vとなる。また、プリデコード信号XS
PP1はVDDとなり、XSPP2〜nは0Vとなる。
この結果、トランジスタP11、N21〜Nn1がオン
し、ワード線信号WL1はVDDとなり、WL2〜nは
0Vとなる。
【0026】なお、選択されていないメモリブロック
(不図示)のプリデコード信号XSPP1もVDDとな
っているが、アドレスデコーダ13の出力がVDDにな
り、出力信号XBが0Vで、出力信号XB_Bが供給電
圧VDDとなっているので、トランジスタN12〜Nn
2がオンし、非選択ブロックのワード線信号WL1〜W
Lnは0Vとなる。
【0027】このように、フラッシュメモリ等に設けら
れるロウデコーダRDにおいては、書込モード時に、ワ
ード線駆動回路SDを制御するロウメインデコーダMD
の出力信号XB_B,XBが、高レベル時5V、低レベ
ル時−9Vとなるため、レベルシフト回路MDを構成す
るトランジスタのPN接合には、5−(−9)=14V
もの高電圧がかかってしまうことになる。
【0028】即ち、書込モード時には、ワード線駆動回
路SDを構成するトランジスタN12のバックゲート電
位(NBG)は−9Vとなることから、バックゲートバ
イアス効果を受けて閾値電圧が例えば3.5V程度にな
ってしまう。このため、トランジスタN12をオンさせ
てワード線(WL)の電位を0Vにするには、トランジ
スタN12のゲート電位を3.5Vよりも高い値にする
必要がある。従来は、VPXとして供給電源VDDを使
用し、VDDを5V程度に設定していたので問題なかっ
た。近年、供給電源VDDが1.8〜3.6Vと低くな
りつつある。低電源電圧で半導体記憶装置を使う場合、
出力電圧XB_BがトランジスタN12の閾値に満たな
くなり、トランジスタN12はオンしなくなる。
【0029】図7は、レベルシフト回路を構成するトラ
ンジスタの一例を示す断面図である。図7に示す、この
トランジスタのN+ 〜高耐圧Pウェル間及びP+ 〜ディ
ープNウェル間には、14Vの電圧がかかることから、
PN接合の耐圧レベルを(14+α)Vで設計する必要
がある。このディープNウェルは、P基板(GND)に
対し負電位をかけた場合に接合部に電流が流れてしまう
のを防止する。
【0030】従って、電源電圧等の供給電圧VDDを出
力するためのトランジスタのソース・ドレインを形成す
る拡散層よりも不純物濃度の薄い拡散層の形成が必要と
なり、薄いP形拡散層の形成工程と薄いN形拡散層の形
成工程の2つの工程が余分に必要となる。このことは、
製造工程数の増加を招き、製造コストのアップに繋がっ
てしまう。
【0031】ところで、特開平9−17189号公報に
は、トランジスタのゲート絶縁膜に多大な電界ストレス
がかかるのを防止することを目的とした不揮発性半導体
メモリが開示されている。
【0032】この不揮発性半導体メモリ(EEPRO
M)は、複数のセルブロックに対応してロウメインデコ
ーダとロウサブデコーダが設けら、ロウサブデコーダ
は、セルブロックの入力ノードとワード線との間に挿入
接続されたPMOSトランジスタと、ワード線と接地ノ
ードとの間に接続されたプルダウン用のNMOSトラン
ジスタとを有し、ロウメインデコーダは、セルブロック
の消去選択時/書込み非選択時、消去非選択時/書込み
選択時に応じて電位が制限される複数の制御信号を出力
し、ロウサブデコーダのPMOSトランジスタとNMO
Sトランジスタの各ゲートに別々の制御信号を供給す
る。
【0033】このEEPROMにより、書込み時や消去
時にロウサブデコーダ内の特定のトランジスタのゲート
絶縁膜に多大な電界ストレスを受けることを防止でき、
その信頼性の低下を防止することができる。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の不揮発性半導体メモリ(EEPROM)の場合、負
電圧については対応しておらず、書込み時にメモリセル
にかけるべき適用電圧が異なる、本発明に係るフラッシ
ュメモリ等の半導体記憶装置においては、対応できなか
った。
【0035】本発明の目的は、書込み時にメモリセルに
かけるべき適用電圧が負電圧の場合でも、PN接合の耐
圧レベルを低下させることにより、余分な製造工程を必
要とせず生産コストのアップを招くことのない半導体記
憶装置を提供することにある。
【0036】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る半導体記憶装置は、電気的に書込・消
去可能な複数のメモリセルと、各メモリセルの行を選択
するロウサブデコーダと、ロウアドレス信号をデコード
しロウサブデコーダに対して制御信号を出力するロウメ
インデコーダとを有する半導体記憶装置において、前記
ロウメインデコーダを構成するトランジスタの書込モー
ド時におけるPN接合耐圧を低下させる耐圧低下手段を
設けたことを特徴としている。
【0037】上記構成を有することにより、耐圧低下手
段が、ロウメインデコーダを構成するトランジスタの書
込モード時におけるPN接合耐圧を低下させる。このた
め、書込み時にメモリセルにかけるべき適用電圧が負電
圧の場合でも、PN接合の耐圧レベルを低下させること
ができ、半導体記憶装置の製造に際し余分な製造工程を
必要とせず生産コストのアップを招くことがない。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0039】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る半導体記憶装置のロウデコーダの
回路図である。図1に示すように、フラッシュメモリや
EEPROM等の半導体記憶装置に設けられるロウデコ
ーダRD10は、電気的に書込・消去可能な複数のメモ
リセルMC1〜MCn(図面では1つのビット線BLに
つながるメモリセルを示す)と、各メモリセルMC1〜
MCnの行を選択するロウサブデコーダ(ワード線駆動
回路)SDと、ロウアドレス信号をデコードしロウサブ
デコーダSDに出力信号(制御信号)XB_B,XBを
出力する複数(図面では1個)のロウメインデコーダM
Dとを有する。ロウメインデコーダMDはレベルシフト
回路で構成される。
【0040】メモリセルアレイは、マトリクス状に配置
された複数のメモリセルからなり、複数のワード線WL
によって行方向に配列された各メモリセルのコントロー
ルゲートと接続され、複数のビット線BLによって行方
向に配列された各メモリセルのドレインと接続される。
また、複数のワード線WLは、いくつかのブロックに分
割され、1つのブロックが1つのロウメインデコーダM
Dで選択される。
【0041】ワード線WL1に対応するロウサブデコー
ダSDは、2個のpチャネル型トランジスタP11,P
12と、2個のnチャネル型トランジスタN11,N1
2とからなり、トランジスタP11とトランジスタN1
1のソースは、プリデコード信号XSPPが入力される
XSPPノードに接続され、トランジスタN12とトラ
ンジスタP12のソースは、接地(GND)されてい
る。
【0042】各トランジスタP11,P12,N11,
N12のドレインは、ワード線(WL)に接続され、ト
ランジスタP11とトランジスタN12のゲートには、
ロウメインデコーダMDからの出力信号XB_Bが入力
され、トランジスタN11とトランジスタP12のゲー
トには、ロウメインデコーダMDからの出力信号XBが
入力される。また、両トランジスタP11,P12のバ
ックゲートはバックゲート電圧(PBG)ノードに、両
トランジスタN11,N12のバックゲートはバックゲ
ート電圧(NBG)ノードに、それぞれ接続される。
【0043】従って、pチャネル型トランジスタP12
は、ワード線(WL)と接地電位ノードとの間に接続さ
れたトランスファゲートとして機能する。
【0044】他のメモリセルMC2〜MCnを駆動する
各ロウサブデコーダSDも、各トランジスタPn1,P
n2,Nn1,Nn2による同様の構成を有し、これら
ロウサブデコーダSDは、プリデコード信号XSPP及
び出力信号XB,XB_Bにより制御されて、各ワード
線(WL)の電位を決定する。
【0045】ロウメインデコーダMDは、ロウアドレス
信号をデコードするNANDゲート13と、このNAN
Dゲート13の出力を反転させるインバータ回路14
と、NANDゲート13の出力をレベルシフトする第1
のレベルシフト回路15と、第1のレベルシフト回路1
5の出力をレベルシフトする第2のレベルシフト回路1
6とからなる。
【0046】第1のレベルシフト回路15は、モード切
替電源電圧(VPX)ノードと接地ノードの間に直列に
接続された、pチャネル型トランジスタPM1及びnチ
ャネル型トランジスタNM1と、pチャネル型トランジ
スタPM2及びnチャネル型トランジスタNM2の、2
組のトランジスタ列で構成される。トランジスタNM1
のゲートにNANDゲート13の出力が入力され、トラ
ンジスタNM2のゲートにインバータ回路14の出力が
入力され、トランジスタPM1及びトランジスタNM1
の直列接続点は、トランジスタPM2のゲートに接続さ
れ、トランジスタPM2及びトランジスタNM2の直列
接続点は、トランジスタPM1のゲートに接続される。
このような構成により第1のレベルシフト回路15は、
NANDゲート13の出力である[0V、Vdd]の2
値信号を[0V、VPX]の2値信号に変換する。
【0047】第2のレベルシフト回路16は、VPXノ
ードと低電位側のモード切替電源電圧(VBB)ノード
の間に直列に接続された、トランジスタPM3及びトラ
ンジスタNM3と、トランジスタPM4及びトランジス
タNM4の2組のトランジスタ列で構成される。トラン
ジスタPM3のゲートにトランジスタPM2及びトラン
ジスタNM2の直列接続点からの出力が入力され、トラ
ンジスタPM4のゲートにトランジスタPM1及びトラ
ンジスタNM1の直列接続点からの出力が入力され、ト
ランジスタPM3及びトランジスタNM3の直列接続点
は、トランジスタNM4のゲートに接続され、トランジ
スタPM4及びトランジスタNM4の直列接続点は、ト
ランジスタNM3のゲートに接続される。このような構
成により第2のレベルシフト回路16は、[0V、VP
X]の2値信号を[VBB、VPX]の2値信号に変換
する。
【0048】第2のレベルシフト回路16のトランジス
タPM3及びトランジスタNM3の直列接続点から出力
信号XBが、トランジスタPM4及びトランジスタNM
4の直列接続点から出力信号XB_Bが、それぞれ出力
される。ここで、出力信号XBとXB_Bとはそれぞれ
相補関係の信号である。
【0049】図2は、図1に示すロウデコーダMD、S
Dの各動作モードにおける各端子の電圧を表にした図で
ある。
【0050】いま、図1に示したロウメインデコーダM
Dが選択され、かつ、ワード線WL1が選択され、ワー
ド線WL2〜WLnと図示しないロウメインデコーダM
Dは選択されない場合を例にして、図1に示すロウデコ
ーダMD,SDの動作を説明する。
【0051】書込時においては、図2に示すように、モ
ード切替電源電圧VPXと低電位側のモード切替電源電
圧VBBは、それぞれ供給電圧VDDと−9V、pチャ
ネル型トランジスタのバックゲート電圧PBGは0V、
nチャネル型トランジスタのバックゲート電圧NBGは
−9Vである。
【0052】アドレスデコーダ13の出力が0Vになる
と、その出力信号XBが供給電圧VDD、出力信号XB
_Bが−9Vとなる。また、プリデコード信号XSPP
1は−9Vとなり、XSPP2〜nは0Vとなる。この
結果、トランジスタN11、P21〜Pn1がオンし、
ワード線信号WL1は−9Vとなり、また、ワード線W
L2〜WLnは0Vとなる。
【0053】なお、選択されていないメモリブロック
(不図示)のプリデコード信号XSPP1も−9Vとな
っているが、アドレスデコーダ13の出力がVDDにな
り、出力信号XBが−9Vで、出力信号XB_Bが供給
電圧VDDとなっているので、トランジスタP12〜P
n2がオンし、非選択ブロックのワード線信号WL1〜
WLnは0Vとなる。ここで、VDD>NBGであれ
ば、トランジスタN12〜Nn2もオンする。
【0054】消去時において、モード切替電源電圧VP
Xとバックゲート電圧PBGは、11V、低電位側のモ
ード切替電源電圧VBBとバックゲート電圧NBGは0
Vである。各プリデコード信号XSPP1〜nと出力信
号XBが共に11V、出力信号XB_Bが0Vとなる。
この結果、トランジスタP11〜Pn1がオンし、ワー
ド線信号WL1〜WLnは11Vとなる。
【0055】なお、選択されていないメモリブロック
(不図示)のプリデコード信号XSPP1〜nも11V
となっているが、アドレスデコーダ13の出力がVDD
になり、出力信号XBが0Vで、出力信号XB_Bが1
1Vとなっているので、トランジスタN12〜Nn2が
オンし、非選択ブロックのワード線信号WL1〜WLn
は0Vとなる。
【0056】読み出し時において、モード切替電源電圧
VPXとバックゲート電圧PBGは、供給電圧VDD、
低電位側のモード切替電源電圧VBBとバックゲート電
圧NBGは0Vである。
【0057】アドレスデコーダ13の出力が0Vになる
と、出力信号XBが供給電圧VDD、出力信号XB_B
が0Vとなる。また、プリデコード信号XSPP1はV
DDとなり、XSPP2〜nは0Vとなる。この結果、
トランジスタP11〜Pn1がオンし、ワード線信号W
L1はVDDとなり、WL2〜nは0Vとなる。
【0058】なお、選択されていないメモリブロック
(不図示)のプリデコード信号XSPP1もVDDとな
っているが、アドレスデコーダ13の出力がVDDにな
り、出力信号XBが0Vで、出力信号XB_Bが供給電
圧VDDとなっているので、トランジスタN12〜Nn
2がオンし、非選択ブロックのワード線信号WL1〜W
Lnは0Vとなる。
【0059】このように、書込モード時に、ロウサブデ
コーダSDを制御するロウメインデコーダMDの出力信
号XB,XB_Bが、高レベル時は供給電圧VDD、低
レベル時は−9Vとなるため、ロウメインデコーダMD
を構成するトランジスタのPN接合にかかる電圧は、V
DD−(−9)となり、供給電圧VDDは1.8〜3.
6Vであるから、従来に比べて少なくとも1.4V程低
下することになる。
【0060】即ち、ロウサブデコーダSDにpチャネル
型トランジスタP12を加えたことにより、出力信号X
B_Bが供給電圧VDDでnチャネル型トランジスタN
12がオンしなくても、出力信号XBが−9Vであるか
らpチャネル型トランジスタP12がオンしてワード線
WL1の電位を接地電位である0Vにすることができる
ためである。なお、トランジスタP12は、書込モード
時のみ必要となり、この書込モード時トランジスタN1
2は機能しないが、他のモード時に必要なので残してあ
る。
【0061】従って、本発明に係るフラッシュメモリ等
の半導体記憶装置のように、書込み時にメモリセルMC
にかけるべき適用電圧が負電圧の場合でも、書込モード
時にロウメインデコーダMDを構成するトランジスタの
PN接合にかかる電圧を低減して、PN接合の耐圧レベ
ルを低減させることができる。このため、半導体記憶装
置の製造工程において、薄いP形拡散層の形成工程と薄
いN形拡散層の形成工程の2つの余分な工程を必要とせ
ず、製造コストのアップを招くことがない。因みに、本
発明に係る半導体記憶装置の場合、1割程度の製造コス
ト低下が可能と思われることから、製造コストの低減に
大きく寄与する。
【0062】[第2の実施の形態]図3は、本発明の第
2の実施の形態に係る半導体記憶装置のロウデコーダの
回路図である。図3に示すように、ロウデコーダRD2
0は、ロウメインデコーダMDが、第1のレベルシフト
回路15と第2のレベルシフト回路16に加えて、第2
のレベルシフト回路16の出力をレベルシフトする第3
のレベルシフト回路21を備え、第3のレベルシフト回
路21のモード切替電源電圧VPX2を第1及び第2の
レベルシフト回路15,16のモード切替電源電圧VP
X1と異ならせ、第3のレベルシフト回路21の低電位
側のモード切替電源電圧VBB2を第2のレベルシフト
回路16の低電位側のモード切替電源電圧VBB1と異
ならせている。その他の構成、作用及び効果は、図1の
ロウデコーダRD10と同様である。
【0063】第1のレベルシフト回路15は、[0V、
VDD]の2値信号を[0V、VPX1]の2値信号に
変換し、第2のレベルシフト回路16は、[0V、VP
X1]の2値信号を[VBB1、VPX1]の2値信号
に変換する。
【0064】第3のレベルシフト回路21は、モード切
替電源電圧VPX2ノードと低電位側のモード切替電源
電圧VBB2ノードの間に直列に接続された、pチャネ
ル型トランジスタPM5及びnチャネル型トランジスタ
NM5と、pチャネル型トランジスタPM6及びnチャ
ネル型トランジスタNM6の、2組のトランジスタ列で
構成される。
【0065】トランジスタPM5のゲートに第2のレベ
ルシフト回路16のトランジスタPM4及びトランジス
タNM4の直列接続点からの出力が入力され、トランジ
スタPM6のゲートに第2のレベルシフト回路16のト
ランジスタPM3及びトランジスタNM3の直列接続点
からの出力が入力され、トランジスタPM5及びトラン
ジスタNM5の直列接続点は、トランジスタNM6のゲ
ートに接続され、トランジスタPM6及びトランジスタ
NM6の直列接続点は、トランジスタNM5のゲートに
接続される。
【0066】このような構成により第3のレベルシフト
回路16は、[VBB1、VPX1]の2値信号を[V
BB2、VPX2]の2値信号に変換する。そして、第
3のレベルシフト回路21のトランジスタPM5及びト
ランジスタNM5の直列接続点から出力信号XBが、ト
ランジスタPM6及びトランジスタNM6の直列接続点
から出力信号XB_Bが、それぞれ出力される。
【0067】図4は、図3に示すロウデコーダの各動作
モードにおける各端子の電圧を表にした図である。
【0068】いま、図3に示したロウメインデコーダM
Dが選択され、かつ、ワード線WL1が選択され、ワー
ド線WL2〜WLnと図示しないロウメインデコーダM
Dは選択されない場合を例にして、図4に示すロウデコ
ーダMD,SDの動作を説明する。
【0069】書込時において、図4に示すように、モー
ド切替電源電圧VPX1は供給電圧VDD、モード切替
電源電圧VPX2は0V、低電位側のモード切替電源電
圧VBB1は−4V、低電位側のモード切替電源電圧V
BB2は−9V、pチャネル型トランジスタのバックゲ
ート電圧PBGは0V、nチャネル型トランジスタのバ
ックゲート電圧NBGは−9Vである。
【0070】アドレスデコーダ13の出力が0Vになる
と、その出力信号XBが供給電圧0Vで、出力信号XB
_Bが−9Vとなる。また、プリデコード信号XSPP
1は−9Vとなり、XSPP2〜nは0Vとなる。この
結果、トランジスタN11、P21〜Pn1がオンし、
ワード線信号WL1は−9Vとなり、また、WL2〜W
Lnは0Vとなる。
【0071】なお、選択されていないメモリブロック
(不図示)のプリデコード信号XSPP1も−9Vとな
っているが、アドレスデコーダ13の出力がVDDにな
り、出力信号XBが−9Vで、出力信号XB_Bが供給
電圧0となっているので、トランジスタP12〜Pn2
がオンし、非選択ブロックのワード線信号WL1〜WL
nは全て0Vとなる。
【0072】消去時において、モード切替電源電圧VP
X1,VPX2とバックゲート電圧PBGは11V、低
電位側のモード切替電源電圧VBB1,VBB2とバッ
クゲート電圧NBGは0Vであり、各プリデコード信号
XSPP1〜nと出力信号XBが共に11V、出力信号
XB_Bが0Vとなる。この結果、トランジスタP11
〜Pn1がオンし、ワード線信号WL1〜WLnは全て
11Vとなる。
【0073】なお、選択されていないメモリブロック
(不図示)のプリデコード信号XSPP1〜nも11V
となっているが、アドレスデコーダ13の出力がVDD
になり、出力信号XBが0Vで、出力信号XB_Bが1
1Vとなっているので、トランジスタN12〜Nn2が
オンし、非選択ブロックのワード線信号WL1〜WLn
は全て0Vとなる。
【0074】読み出し時において、モード切替電源電圧
VPX1,VPX2とバックゲート電圧PBGは供給電
圧VDD、低電位側のモード切替電源電圧VBB1,V
BB2とバックゲート電圧NBGは0Vである。
【0075】アドレスデコーダ13の出力が0Vになる
と、出力信号XBが供給電圧VDD、出力信号XB_B
が0Vとなる。また、プリデコード信号XSPP1はV
DDとなり、XSPP2〜nは0Vとなる。この結果、
トランジスタP11、N21〜Nn1がオンし、ワード
線信号WL1はVDDとなり、WL2〜nは0Vとな
る。
【0076】なお、選択されていないメモリブロック
(不図示)のプリデコード信号XSPP1もVDDとな
っているが、アドレスデコーダ13の出力がVDDにな
り、出力信号XBが0Vで、出力信号XB_Bが供給電
圧VDDとなっているので、トランジスタN12〜Nn
2がオンし、非選択ブロックのワード線信号WL1〜W
Lnは全て0Vとなる。
【0077】このように、書込モード時に、ロウサブデ
コーダSDを制御するロウメインデコーダMDの出力信
号XB,XB_Bが、高レベル時0V、低レベル時−9
Vとなるため、ロウメインデコーダMDを構成するトラ
ンジスタのPN接合にかかる電圧は、0−(−9)=9
となるから、従来に比べて5V程低下することになる。
実際には、消去モード時に11Vがかかるので、(14
+α)Vが(11+α)Vとなり、3V程の低減が可能
となる。
【0078】従って、第2の実施の形態の場合、第1の
実施の形態の場合に比べて、書込モード時にロウメイン
デコーダMDを構成するトランジスタのPN接合にかか
る電圧を更に低減して、PN接合の耐圧レベルを更に低
下させることができる。
【0079】なお、上記各実施の形態において、nチャ
ネル型トランジスタN12とpチャネル型トランジスタ
P12は、それぞれ1個に限らず2個以上としてもよ
い。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
耐圧低下手段が、ロウメインデコーダを構成するトラン
ジスタの書込モード時におけるPN接合耐圧を低下させ
るため、書込み時にメモリセルにかけるべき適用電圧が
負電圧の場合でも、PN接合の耐圧レベルを低下させる
ことができ、半導体記憶装置の製造工程において、薄い
P形拡散層の形成工程と薄いN形拡散層の形成工程の2
つの余分な工程を必要とせず、製造コストのアップを招
くことがなく製造コストの低減に大きく寄与することが
できる。
【0081】また、ロウメインデコーダをモード切替信
号が異なる複数段のレベルシフト回路で構成し、出力信
号XB、XB_Bを[0V,−9V]の2値信号とする
ことにより、書込モード時にレベルシフト回路を構成す
るトランジスタのPN接合にかかる電圧を更に低減し
て、PN接合の耐圧レベルを更に低下させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶装
置のロウデコーダの回路図である。
【図2】図1に示すロウデコーダの各動作モードにおけ
る各端子の電圧を表にした図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る半導体記憶装
置のロウデコーダの回路図である。
【図4】図3に示すロウデコーダの各動作モードにおけ
る各端子の電圧を表にした図である。
【図5】従来の半導体記憶装置のロウデコーダの回路図
である。
【図6】図5のロウデコーダの各動作モードにおける各
端子の電圧を表にした図である。
【図7】ロウメインデコーダを構成するトランジスタの
一例を示す断面図である。
【符号の説明】
10,20 ロウデコーダRD 13 NANDゲート 14 インバータ回路 15 第1のレベルシフト回路 16 第2のレベルシフト回路 21 第3のレベルシフト回路 MC1〜MCn メモリセル MD ロウメインデコーダ Nn1,Nn2,N11,N12,NM1,NM2,N
M3,NM4,NM5,NM6 nチャネル型トランジ
スタ PBG,NBG バックゲート電圧 Pn1,Pn2,P11,P12,PM1,PM2,P
M3,PM4,PM5,PM6 pチャネル型トランジ
スタ SD ロウサブデコーダ VBB,VBB1,VBB2 低電位側のモード切替電
源電圧 VDD 供給電圧 VPX,VPX1,VPX2 モード切替電源電圧 WL ワード線 XB,XB_B 出力信号 XSPP1〜n プリデコード信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 29/792

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気的に書込・消去可能な複数のメモリセ
    ルと、各メモリセルの行を選択するロウサブデコーダ
    と、ロウアドレス信号をデコードしロウサブデコーダに
    対して制御信号を出力するロウメインデコーダとを有す
    る半導体記憶装置において、 前記ロウメインデコーダを構成するトランジスタの書込
    モード時におけるPN接合耐圧を低下させる耐圧低下手
    段を設けたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記耐圧低下手段は、前記ロウサブデコー
    ダのプリデコード信号を前記メモリセルに接続するワー
    ド線の電位を、接地電位とすることを特徴とする請求項
    1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】前記耐圧低下手段は、前記ワード線と接地
    電位ノードとの間に接続された少なくとも1個のpチャ
    ネル型トランジスタからなるトランスファゲートで構成
    されることを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】前記ロウサブデコーダを制御する制御信号
    の振幅は、0電位から負電位であることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】前記制御信号を出力する前記ロウメインデ
    コーダは、書込あるいは消去あるいは読み出しの各モー
    ドに応じて異なる電圧を出力するレベルシフト回路を有
    することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載
    の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】書込み時に前記メモリセルにかけるべき適
    用電圧が負電圧となるフラッシュメモリであることを特
    徴とする請求項1から5のいずれかに記載の半導体記憶
    装置。
  7. 【請求項7】前記ロウサブデコーダは、第1導電型から
    なる第1と第2のトランジスタと、第2導電型からなる
    第3と第4のトランジスタとからなり、 第1から第4のトランジスタのドレインはワード線と接
    続され、 第1と第3のトランジスタのソースはプリデコード出力
    と接続され、 第1と第4のトランジスタのゲートはロウメインデコー
    ダの第1の出力と接続され、 第2と第3のトランジスタのゲートはロウメインデコー
    ダの第2の出力と接続されていることを特徴とする請求
    項1から6のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】前記第1と第2のトランジスタのバックゲ
    ートは第1のバックゲート制御出力と接続され、 第3と第4のトランジスタのバックゲートは第2のバッ
    クゲート制御出力と接続されていることを特徴とする請
    求項7に記載の半導体記憶装置。
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