JPH11263175A - 車両用ドアハーネスの配索構造 - Google Patents

車両用ドアハーネスの配索構造

Info

Publication number
JPH11263175A
JPH11263175A JP6868198A JP6868198A JPH11263175A JP H11263175 A JPH11263175 A JP H11263175A JP 6868198 A JP6868198 A JP 6868198A JP 6868198 A JP6868198 A JP 6868198A JP H11263175 A JPH11263175 A JP H11263175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
harness
door
protector
vehicle
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6868198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3503871B2 (ja
Inventor
Yasuyoshi Serizawa
泰義 芹澤
Takahiko Suzuki
崇彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP06868198A priority Critical patent/JP3503871B2/ja
Priority to US09/268,705 priority patent/US6092859A/en
Publication of JPH11263175A publication Critical patent/JPH11263175A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3503871B2 publication Critical patent/JP3503871B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/0207Wire harnesses

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボディ本体及びドアトリムやインナパネルに
凹凸を設けずに簡単に配索可能な車両用ドアハーネスの
配索構造を提供する。 【解決手段】 車両ドア6内にスライドガイド40を設
け、スライドガイド内にハーネスプロテクタ30をスラ
イド自在に係合させ、ハーネスプロテクタの一端からド
ア側ワイヤハーネス4を導入し、車両ボディ本体51か
らのボディ側ワイヤハーネス5と該ドア側ワイヤハーネ
スとを接続する車両用ドアハーネスの配索構造におい
て、ハーネスプロテクタを軟質樹脂で成形し、かつハー
ネスプロテクタを車両ボディ本体のフロントピラー52
に、プロテクタホルダ10を介して固定し、車両ドアの
開閉時にハーネスプロテクタ自身が屈曲する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両ドアと車両ボ
ディ本体との間にワイヤハーネスを配索する車両用ドア
ハーネスの配索構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用ドアハーネスの配索構造
は、図7に示すように、インナパネル81のアウタパネ
ル側にドア側ワイヤハーネス(以下、ドア側ハーネスと
いう)82を配索し、一端部を補機(図示せず)に接続
すると共に他端部を、グロメット83を介してフロント
ピラー84内に挿入し、車両ボディ本体(以下、ボディ
本体という)85内に配索されたボディ側ワイヤハーネ
ス(以下、ボディ側ハーネスという)86をフロントピ
ラー84に導入し、フロントピラー84内でドア側ハー
ネス82のドア側コネクタ82aとボディ側ハーネス8
6とのボディ側コネクタ86aとを電気的に接続する構
造である。
【0003】なお、車両ドア(以下、ドアという)87
はアウタパネル88とインナパネル81とを接合した後
に、インナパネル81にドアトリム89を接合してな
る。そして、ドア87はボディ本体85にドアヒンジ9
0を介して回動自在に固定され、ドア87とボディ本体
85のフロントピラー84との間には第一及び第二ドア
ウエザストリップ(以下、ドアウエザストリップを単に
ウエザストリップという)91,92が配置されてい
る。しかしながら、ドア87の開閉に伴ってゴム製のグ
ロメット83が強制的に屈曲されると共に、ドア側ハー
ネス82が無理矢理引っ張られるから、グロメット83
自身が破損し、かつドア側ハーネス82が導通不良等を
起こす恐れがあった。
【0004】そこで、ドア側ハーネス82の導通不良を
防止するために、次のようなドアハーネスの配索構造が
提案されている。この配索構造は、図8乃至図10に示
す如くに、インナパネル81のドアトリム側にスライド
ガイド40を固着し、ドア側ハーネス82を硬質のハー
ネスプロテクタ30に挿通し、ハーネスプロテクタ30
をスライドガイド40内にスライド自在に収容すると共
に、スライドガイド40内のハーネス支持ピン49にド
ア側ハーネス82を輪部82bを作って係合し、ボディ
本体85にブラケット96を介してボディ側ハーネス8
6のボディ側コネクタ86aを回動自在に設け、ハーネ
スプロテクタ30に挿通したドア側ハーネス82のドア
側コネクタ82aとボディ側コネクタ86aとを電気的
に接続する構造である。
【0005】これにより、ドア87の開閉に対応してハ
ーネスプロテクタ30がスライドガイド40内をスライ
ドすると共に、ドア側ハーネス82の輪部82bが拡径
又は縮径することで、ドア側ハーネス82の導通不良を
防止する。しかしながら、ハーネスプロテクタ30が硬
質であり、かつボディ側コネクタ86a又はブラケット
96をフロントピラー84に回動自在に設けるために、
配索構造が複雑になる欠点あった。また、ドア87の開
閉に伴ってドア側コネクタ82a(又はブラケット9
6)を回動させるには、ボディ本体85にボディ側コネ
クタ86a(又はブラケット96)の揺動空間が必要で
あるから、ドアトリム89やインナパネル81に凹凸9
7を形成する必要があるため、ドアトリム89やインナ
パネル81が複雑になった。更に、硬質のハーネスプロ
テクタ30に例えば孔(図示せず)を形成すると、該孔
の径が拡がる欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した点に
鑑み、ボディ本体及びドアトリムやインナパネルに凹凸
を設けずに簡単に配索可能な車両用ドアハーネスの配索
構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、車両ドア内にスライドガイドを設け、該
スライドガイド内にハーネスプロテクタをスライド自在
に係合させ、該ハーネスプロテクタの一端からドア側ワ
イヤハーネスを導入し、車両ボディ本体からのボディ側
ワイヤハーネスと該ドア側ワイヤハーネスとを接続する
車両用ドアハーネスの配索構造において、前記ハーネス
プロテクタを軟質樹脂で成形し、かつ該ハーネスプロテ
クタを前記車両ボディ本体のフロントピラーに、プロテ
クタホルダを介して固定し、前記車両ドアの開閉時に該
ハーネスプロテクタ自身が屈曲する車両用ドアハーネス
の配索構造を特徴とする(請求項1)。前記フロントピ
ラー内にコネクタブロックを配置し、該コネクタブロッ
ク内で前記ドア側ワイヤハーネスのコネクタと前記ドア
側ワイヤハーネスのコネクタとを嵌合する車両用ドアハ
ーネスの配索構造を特徴とする(請求項2)。前記フロ
ントピラーに固定された前記プロテクタホルダが、前記
車両ドアと車両ボディ本体との間に設けられた第一及び
第二ドアウエザストリップの間に配置されている車両用
ドアハーネスの配索構造を特徴とする(請求項3)。前
記ハーネスプロテクタが、前記ドア側ワイヤハーネスを
挿通する貫通孔をプロテクタ本体に設け、該プロテクタ
本体の両側にドア側ワイヤハーネス挿通方向へ厚肉状の
ガイド壁を設けると共に、該ガイド壁の一端部に切欠を
形成してなり、前記プロテクタホルダが、該ハーネスプ
ロテクを挿入する挿着孔をホルダ本体に形成すると共
に、該切欠に対する係合突起を該挿着孔の内面に有して
なる車両用ドアハーネスの配索構造を特徴とする(請求
項4)。前記プロテクホルダが、前記ホルダ本体のハー
ネスプロテクタ側にフランジを膨出形成し、該ホルダ本
体の両側に、前記フロントピラーの取付孔に対するロッ
クアームを設け、前記挿着孔に前記ドア側ワイヤハーネ
スを案内する導入孔を該フランジに開設し、該フランジ
の周縁でプロテクタ本体側に薄肉状の防水リップを設け
ると共に、該フランジから該導入孔の周囲に第一防水壁
を立ち上げてなる車両用ドアハーネスの配索構造を特徴
とする(請求項5)。前記ロックアームを成形するため
の抜き孔を前記フランジに設けると共に、該抜き孔の周
囲に第二防水壁を立ち上げた車両用ドアハーネスの配索
構造を特徴とする(請求項6)。前記フランジに前記防
水リップと第一及び第二防水壁とを一体成形するのが好
ましい(請求項7)。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の具体
例を、図面を参照して説明する。図1〜図6は本発明に
係る車両用ドアハーネスの配索構造の一実施例を示すも
のである。なお、従来例と同一構成部材には同一名称を
付けて詳細な説明を省略する。図1において、この配索
構造1は、インナパネル2のドアトリム3側にスライド
ガイド40を固着し、スライドガイド40内に軟質なハ
ーネスプロテクタ30を係合し、インナパネル2に配設
されたドア側ハーネス4をスライドガイド40及びハー
ネスプロテクタ30内に挿通すると共に、軟質なプロテ
クタホルダ10を介してボディ本体51のフロントピラ
ー52内に配索され、フロントピラー52内でドア側ハ
ーネス4とボディ側ハーネス5とを電気的に接続する構
造である。
【0009】スライドガイド40内に係合されるハーネ
スプロテクタ30は、例えばポリエステルエラストマー
や11−ナイロンのような屈曲性に優れた軟質樹脂の材
質で成形されている。これにより、ドア6の開閉(図1
の矢印方向)に追随してハーネスプロテクタ30が屈曲
する。
【0010】図1乃至図3に示すように、ハーネスプロ
テクタ30の構造は、断面縦長六角形状のプロテクタ本
体31にドア側ハーネス4を挿通する貫通孔32を形成
し、プロテクタ本体31の上部及び下部にガイド壁33
を設け、ガイド壁33のフロントピラー52側に切欠3
4を形成し、プロテクタ本体31の他端にドア側ハーネ
ス4を固定するハーネス固定部35を有するのである。
ガイド壁33はプロテクタ本体31にドア側ハーネス挿
通方向(P方向)へ配置されている。なお、プロテクタ
本体31の断面形状はドア側ハーネス4の断面形状に対
応しているので、本実施例例の断面形状に限定されるも
のではない。
【0011】図1及び図2の如くに、スライドガイド4
0は、ハーネスプロテクタ30をスライド自在に収容す
るプロテクタ収容部41と、ハーネスプロテクタ30内
に挿通されたドア側ハーネス4を格納するハーネス収容
部42とを連結してなる。プロテクタ収容部41にはハ
ーネスプロテクタ30を受けれる断面矩形状の収容孔4
3が設けられ、収容孔43の相対向する内面にはガイド
壁33に対する案内溝44が形成されている。ハーネス
収容部42にはドア側ハーネス4を配置するハーネス収
容室(図示せず)が設けられ、ハーネス収容室の内部に
はドア側ハーネス4の輪部(図示せず)を引っ掛ける支
持ピン(図示せず)が配置され、ドア側ハーネス4をハ
ーネス収容室に導入するための挿入口45が形成されて
いる。収容孔43とハーネス収容室とはスライドガイド
40内で繋がっている。なお、収容孔43の断面形状は
矩形以外にも可能である。
【0012】ハーネスプロテクタ30を保持するプロテ
クタホルダ10は、図4及び図5に示す如くに、ハーネ
スプロテクタ30を挿入する挿着孔12を備えた中空角
柱状のホルダ本体11の一端にフランジ13を膨出形成
し、挿着孔12の内面12aに、ガイド壁33の切欠3
4に対する係合突起14を設け、ホルダ本体11の両側
壁11a,11aに、フロントピラー52の取付孔53
に対するロックアーム15を立ち上げ、フランジ13
に、挿着孔12にハーネスプロテクタ30を導入するた
めの導入孔16と、ロックアーム15を形成するための
抜き孔17とを開設してなる。抜き孔17とロックアー
ム15との個数は同数であり、本実施例ではどちらも四
ヶである。また、プロテクタホルダ10は、図3の如く
に、二つに分割可能である(分割したものの符号をそれ
ぞれ10a,10bとする)。
【0013】図4及び図5に戻って、フランジ13の周
縁にはフロントピラー52側に薄肉状の防水リップ18
が延設され、導入孔16及び抜き孔17の周囲にはハー
ネスプロテクタ30側に突出する第一防水壁19及び第
二防水壁19′がそれぞれ周設されている。これによ
り、プロテクタホルダ10をフロントピラー52の取付
孔53に組み付ければ、フロントピラー52に沿って流
れ落ちる雨滴20が防水リップ18により取付孔53内
へ浸入できない。それと共に、防水リップ18に沿って
流れ落ちた雨滴20がフランジ13上に流出しても、第
一及び第二防水壁19,19′によって導入孔16及び
抜き孔17内に浸入できない。つまり、防水リップ18
と第一及び第二防水壁19,19′とによりプロテクタ
ホルダ30に簡易な防水性を確保することができる。そ
のため、ドア側ハーネス4及びボディ側ハーネス5の導
通不良や、両ハーネス4,5の接続部分7(図1参照)
の防水不良が防止される。その結果、接続部7の信頼性
が向上される。なお、防水リップ18と第一及び第二防
水壁19,19′とをフランジ13に一体成形すること
もできる。
【0014】フロントピラー52にはプロテクタホルダ
10を組み付けるための断面凹状の取付孔53が開設さ
れ(図5参照)、図1に示すように、内部にはコネクタ
ブロック22が配置されている。また、ドア6の周縁と
ボディ本体51の開口との間にはドア6側から順番に第
一ウエザストリップ54及び第二ウエザストリップ55
が設けられ、第一と第二ウエザストリップ54,55と
の間にフロントピラー52が配置されている。これによ
り、車両走行時にドア6へ直接引っ掛かる雨滴20′が
第一ウエザストリップ54でボディ本体51内へ浸入す
るのが防止される。それと共に、ドア6の開閉時にドア
6に伝わる雨滴20がプロテクタホルダ10の防水リッ
プ18と第一及び第二防水壁19,19′とによってプ
ロテクタホルダ10を介してフロントピラー52内へ浸
入するのが防止される。
【0015】コネクタブロック22は、ブロック本体2
3内を隔壁24により二室25,26に分割してなる。
右室25には側壁25aにプロテクタホルダ10を挿着
するたの組付孔25bが形成され、底壁27にドア側ハ
ーネス4を挿通するハーネス挿入孔25cが設けられて
いる。一方、左室26には底壁27にドア側ハーネス5
を導入するハーネス挿入孔26aと、ボディ側ハーネス
5のボディ側コネクタ5′を固定するためのコネクタ挿
着孔26bとがそれぞれ開設されている。ハーネス挿入
孔26aにボディ側ハーネス5を挿通し、左室26内で
一回り旋回させた後にボディ側コネクタ5′をコネクタ
挿着孔26bに固定する。そして、プロテクタホルダ1
0から延びるドア側ハーネス4をハーネス挿入孔25c
に通してからドア側コネクタ4′をボディ側コネクタ
5′に嵌合する。
【0016】次に、ドア側ハーネス4とボディ側ハーネ
ス5とをそれぞれ配索し、かつ接続する過程を説明す
る。ドア側ハーネス4を配索する場合には、図1に示す
ように、インナパネル2にスライドガイド40を固定
し、ドア側ハーネス4の中間部に輪部を作って支持ピン
に引っ掛け、ドア側ハーネス4の先端側を、屈曲性に富
む軟質なハーネスプロテクタ30の一端側から他端側へ
挿通すると共に、ハーネスプロテクタ30をスライドガ
イド40のプロテクタ収容部41に収容する。図5に示
す如くに、ハーネスプロテクタ30の他端側を、プロテ
クタホルダ10の導入孔16及び挿着孔12に続けて挿
入し、切欠34と係合突起14とを相互に係合する。
【0017】プロテクタホルダ10をフロントピラー5
2の取付孔53に挿入し、ロックアーム15と取付孔5
3の周縁とを係合させる。それと共に、ドア側ハーネス
4の先端側をプロテクタホルダ10の挿着孔12から引
き出し、コネクタブロック22の右室25内に案内し、
右室25のハーネス挿入孔25cから引き出す。このよ
うにして、ドア側ハーネス4がドア6内に配索され、か
つボディ側ハーネス5と電気的に接続され、その後にド
アトリム3がインナパネル2に接合されるから、ドアト
リム3やインナパネル2等に凹凸を成形せずに、ドア側
ハーネス4とボディ側ハーネス5とを電気的に接続する
ことができる。そのため、従来に比較して、ドアトリム
3やインナパネル2等の意匠性が低下しない。また、外
見上綺麗に見える。
【0018】その次に、ドア6の開閉時おける作用につ
いて説明する。ボディ側ハーネス5を配索する場合に
は、図1の如くに、ボディ側ハーネス5の先端側を左室
26のハーネス挿入孔26aに挿通し、左室26内で一
回り旋回させた後に、ボディ側ハーネス5のボディ側コ
ネクタ5′をコネクタ挿着孔26bに挿着すると共に、
ドア側コネクタ4′とボディ側コネクタ5′とを相互に
嵌合する。その後に、ドアトリム3をインナパネル2に
接合することにより、ドア6が完成する。
【0019】ドア6の製造後に、図6に示すように、ド
ア6を開く(開いた状態の番号を6′とする)と、開き
に追随してハーネスプロテクタ30が伸び(伸びた状態
の番号を30′とする)ながら、スライドガイド40内
を摺動し、ドア側ハーネス4の輪部が縮径する。また、
開いているドア6′を閉じると、図1に示すように、そ
れに追随してドア側ハーネス4の輪部が拡径し、ハーネ
スプロテクタ30′が縮みながらスライドガイド40内
を摺動する。このように、ドア6の開閉に対応させてド
ア側コネクタ4′及びボディ側コネクタ5′を回動させ
ていた従来例と比較し、ハーネスプロテクタ30を屈曲
させることでドア側ハーネス4の配索構造を簡素化する
ことができる。
【0020】
【発明の効果】以上の如くに、請求項1によれば、スラ
イドガイド内にスライド自在に係合されたハーネスプロ
テクタが軟質樹脂で成形され、プロテクタホルダを介し
て車両ボディ本体のフロントピラーに固定されるから、
車両ドアの開閉時に、開閉に追随してハーネスプロテク
タ自身が屈曲すると共に、スライドガイド内をスライド
する。それにより、従来と比較し、ドアの開閉時にボデ
ィ側ハーネスとドア側ハーネスとの接続部を回動する必
要が無くなる。そのため、ドア側ハーネス及びボディ側
ハーネスの各配索構造を簡素化することができる。
【0021】請求項2によれば、コネクタブロックがフ
ロントピラー内に配置され、その内部でドア側ハーネス
のドア側コネクタとボディ側ハーネスのボディ側コネク
タとが相互に嵌合されるから、嵌合された両コネクタが
ボディ本体の外面又は内面に露出していない。これによ
り、例えば、インナパネルに接合されるドアトリムやイ
ンストルメントパネル等のパネル壁に凹凸を形成せずに
済ますことができる。そのため、ドアトリムやインスト
ルメントパネル等の意匠性を阻害することがなく、また
運転者からのドアトリムやインストルメントパネル等の
見た目を綺麗にすることができる。
【0022】請求項3によれば、第一及び第二ウエザス
トリップがドアとボディ本体との間に設けられ、フロン
トホルダに固定されたプロテクタホルダが第一及び第二
ウエザストリップ間に配置されている。それにより、車
両走行時に雨滴や泥等が車両に引っ掛かっても、第一ウ
エザストリップがボディ本体への雨滴や泥等の浸入を防
止する。このため、プロテクタホルダに雨滴や泥等が直
接当たることがなくなり、プロテクタホルダへの雨滴や
泥等の流出が減る。
【0023】請求項4によれば、ドア側ハーネスを挿通
するプロテクタ本体が、両側にドア側ハーネス挿通方向
へ厚肉状のガイド壁を有すると共に、ガイド壁の一端部
に切欠を形成している。そして、ハーネスプロテクタを
挿入するホルダ本体が、挿着孔の内面に、切欠に対する
係合突起を設けている。これにより、切欠と係合突起と
の係合によりハーネスプロテクタとプロテクタホルダと
を相互に固定することができる。また、ハーネスプロテ
クタをプロテクタホルダの内部で係合するから、軟質の
ハーネスプロテクタを保護することができる。
【0024】請求項5によれば、プロテクタ本体に膨出
形成されたフランジが、挿着孔にドア側ハーネスを案内
するための導入孔を有する。それと共に、導入孔の周囲
に第一防水壁が立ち上げられ、且つフランジの周縁から
フロントピラー側に防止リップが設けられている。これ
によって、ドアを開けた時に、ドアからフロントピラー
を伝ってフランジへ流れ落ちた雨滴のフロントピラー内
への浸入を、第一防水壁及び防水リップが防止すること
ができる。そのため、フロントピラー内への雨滴の浸入
が原因で発生するドア側ハーネスとボディ側ハーネスと
の接続部の導通不良が防止され、ドア内の配索構造の信
頼性が一層向上される。
【0025】請求項6によれば、フロントピラーに対す
るロックアームを成形するための抜き孔がフランジに設
けられると共に、抜き孔の周囲に第二防水壁が立ち上げ
られる。これにより、ドアを開けた時に、フロントピラ
ーから抜き孔への雨滴の浸入が第二防水壁によって防止
される。そのため、フロントピラー内への雨滴の浸入が
原因で発生するドア側ハーネスとボディー側ハーネスと
の接続部の導通不良が防止でき、ドア内の配索構造の信
頼性が更に向上される。
【0026】請求項7によれば、防水リップと第一及び
第二防水壁とをフランジと一体成形するから、簡単にフ
ランジに設けることができる。請求項3、5及び6によ
れば、走行中に雨滴や泥等が車体に直接引っ掛かって
も、第一ウエザストリップにより、ボディ本体への雨滴
や泥の浸入を防止できる。それと共に、ドア開け時に第
一ウエザストリップを浸透した雨滴がフロントピラーを
伝っても、プロテクタホルダの簡易な構造の防止リップ
と第一及び第二防水壁とにより、フロントピラー内への
雨滴の浸入を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用ドアハーネスの配索構造の
一実施例を示す図である。
【図2】図1におけるハーネスプロテクタ及びスライド
ガイドを示す斜視図である。
【図3】図1におけるハーネスプロテクタとプロテクタ
ホルダとを示す図である。
【図4】図1におけるプロテクタホルダを示す斜視図で
ある。
【図5】図4のX−X線の断面図である。
【図6】図1のドアを開けた状態を示す図である。
【図7】従来例を示す図である。
【図8】他の従来例を示す図である。
【図9】図8の斜視図である。
【図10】図9のスライドガイドを示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 インナパネル 3 ドアトリム 4 ドア側ワイヤハーネス(ドア側ハ
ーネス) 4′ ドア側コネクタ 5 ボディ側ワイヤハーネス(ボディ
側ハーネス) 5′ ボディ側コネクタ 6 車両ドア 10 プロテクタホルダ 11 ホルダ本体 12 挿着孔 13 フランジ 14 係合突起 15 ロックアーム 16 導入孔 17 抜き孔 18 防水リップ 19 第一防水壁 19′ 第二防水壁 22 コネクタブロック 30 ハーネスプロテクタ 31 プロテクタ本体 32 貫通孔 33 ガイド壁 34 切欠 40 スライドガイド 51 車両ボディ本体 52 フロントピラー 53 取付孔 54 第一ドアウエザストリップ(第一
ウエザストリップ) 55 第二ドアウエザストリップ(第二
ウエザストリップ)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両ドア内にスライドガイドを設け、該
    スライドガイド内にハーネスプロテクタをスライド自在
    に係合させ、該ハーネスプロテクタの一端からドア側ワ
    イヤハーネスを導入し、車両ボディ本体からのボディ側
    ワイヤハーネスと該ドア側ワイヤハーネスとを接続する
    車両用ドアハーネスの配索構造において、 前記ハーネスプロテクタを軟質樹脂で成形し、かつ該ハ
    ーネスプロテクタを前記車両ボディ本体のフロントピラ
    ーに、プロテクタホルダを介して固定し、前記車両ドア
    の開閉時に該ハーネスプロテクタ自身が屈曲することを
    特徴とする車両用ドアハーネスの配索構造。
  2. 【請求項2】 前記フロントピラー内にコネクタブロッ
    クを配置し、該コネクタブロック内で前記ドア側ワイヤ
    ハーネスのドア側コネクタと前記ボディ側ワイヤハーネ
    スのボディ側コネクタとを嵌合することを特徴とする請
    求項1記載の車両用ドアハーネスの配索構造。
  3. 【請求項3】 前記フロントピラーに固定された前記プ
    ロテクタホルダが、前記車両ドアと車両ボディ本体との
    間に設けられた第一及び第二ドアウエザストリップの間
    に配置されていることを特徴する請求項1又は2記載の
    車両用ドアハーネスの配索構造。
  4. 【請求項4】 前記ハーネスプロテクタが、前記ドア側
    ワイヤハーネスを挿通する貫通孔をプロテクタ本体に設
    け、該プロテクタ本体の両側にドア側ワイヤハーネス挿
    通方向へ厚肉状のガイド壁を設けると共に、該ガイド壁
    の一端部に切欠を形成してなり、 前記プロテクタホルダが、該ハーネスプロテクを挿入す
    る挿着孔をホルダ本体に形成すると共に、該切欠に対す
    る係合突起を該挿着孔の内面に有してなることを特徴と
    する請求項1、2又は3記載の車両用ドアハーネスの配
    索構造。
  5. 【請求項5】 前記プロテクホルダが、前記ホルダ本体
    のハーネスプロテクタ側にフランジを膨出形成し、該ホ
    ルダ本体の両側に、前記フロントピラーの取付孔に対す
    るロックアームを設け、前記挿着孔に前記ドア側ワイヤ
    ハーネスを案内する導入孔を該フランジに開設し、該フ
    ランジの周縁でプロテクタ本体側に薄肉状の防水リップ
    を設けると共に、該フランジから該導入孔の周囲に第一
    防水壁を立ち上げてなることを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれか記載の車両用ドアハーネスの配索構造。
  6. 【請求項6】 前記ロックアームを成形するための抜き
    孔を前記フランジに設けると共に、該抜き孔の周囲に第
    二防水壁を立ち上げたことを特徴とする請求項5記載の
    車両用ドアハーネスの配索構造。
  7. 【請求項7】 前記フランジに前記防水リップと第一及
    び第二防水壁とを一体成形したことを特徴とする請求項
    5及び6記載の車両用ドアハーネスの配索構造。
JP06868198A 1998-03-18 1998-03-18 車両用ドアハーネスの配索構造 Expired - Fee Related JP3503871B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06868198A JP3503871B2 (ja) 1998-03-18 1998-03-18 車両用ドアハーネスの配索構造
US09/268,705 US6092859A (en) 1998-03-18 1999-03-16 Arrangement structure of door harness for vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06868198A JP3503871B2 (ja) 1998-03-18 1998-03-18 車両用ドアハーネスの配索構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11263175A true JPH11263175A (ja) 1999-09-28
JP3503871B2 JP3503871B2 (ja) 2004-03-08

Family

ID=13380726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06868198A Expired - Fee Related JP3503871B2 (ja) 1998-03-18 1998-03-18 車両用ドアハーネスの配索構造

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6092859A (ja)
JP (1) JP3503871B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6591692B2 (en) 2000-03-27 2003-07-15 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Bend-test device for wire harnesses
JP2007001515A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Toyota Motor Corp 車両の側部車体構造
JP2007007119A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Aruze Corp 遊技機
JP2007331672A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Kanto Auto Works Ltd ドアトリム
JP2008207741A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Sumitomo Wiring Syst Ltd ドアハーネスの配索構造
WO2012066813A1 (ja) * 2010-11-19 2012-05-24 住友電装株式会社 ワイヤーハーネス配索構造部
WO2012070268A1 (ja) * 2010-11-26 2012-05-31 住友電装株式会社 ワイヤーハーネス配索構造部およびプロテクタ
US9511725B2 (en) 2011-10-27 2016-12-06 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Wiring harness wiring structure
KR20190018271A (ko) * 2017-08-14 2019-02-22 현대자동차주식회사 차량 도어의 와이어링 가이드

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3503870B2 (ja) * 1998-03-18 2004-03-08 矢崎総業株式会社 車両用ドアハーネスの配索構造
DE602004004986T2 (de) * 2003-12-17 2007-11-08 Sumitomo Wiring Systems, Ltd., Yokkaichi Struktur für installation eines Kabelbaumes einer Tür
US8348330B2 (en) 2009-12-01 2013-01-08 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Wire harness protector and touch sensor assembly
JP5549580B2 (ja) * 2010-12-24 2014-07-16 住友電装株式会社 ワイヤハーネス用のグロメット
JP2013048509A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Sumitomo Wiring Syst Ltd ハーネス保護具及びワイヤーハーネス配索構造部
CN112590684B (zh) * 2021-01-04 2022-11-22 东风汽车股份有限公司 一种车架线束对接驾驶室线束接插件固定装置
KR102605354B1 (ko) * 2022-01-07 2023-11-24 피에이치에이 주식회사 차량의 도어 글라스용 전원공급장치
KR102605353B1 (ko) * 2022-01-07 2023-11-24 피에이치에이 주식회사 차량의 도어 글라스용 전원공급장치

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3529660A1 (de) * 1984-08-20 1986-02-27 Yazaki Corp., Tokio/Tokyo Kabelbaumbefestigungsvorrichtung fuer eine kraftfahrzeugtuer
JPS63125310U (ja) * 1987-02-10 1988-08-16
US4862011A (en) * 1988-05-06 1989-08-29 United Technologies Automotive, Inc. Electrical planar cable interconnection between vehicular door and body
JPH08282286A (ja) * 1995-04-11 1996-10-29 Honda Motor Co Ltd 自動車用ドア
JPH1016672A (ja) * 1996-07-05 1998-01-20 Yazaki Corp 車両用ドアハーネスの組付構造
JP3348765B2 (ja) * 1996-08-08 2002-11-20 矢崎総業株式会社 ドア用ハーネスの配索構造
JP3178708B2 (ja) * 1997-02-06 2001-06-25 矢崎総業株式会社 車両用ドアハーネスの配索構造

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6591692B2 (en) 2000-03-27 2003-07-15 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Bend-test device for wire harnesses
JP4635740B2 (ja) * 2005-06-27 2011-02-23 トヨタ自動車株式会社 車両の側部車体構造
JP2007001515A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Toyota Motor Corp 車両の側部車体構造
JP2007007119A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Aruze Corp 遊技機
JP4658713B2 (ja) * 2005-06-30 2011-03-23 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2007331672A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Kanto Auto Works Ltd ドアトリム
JP2008207741A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Sumitomo Wiring Syst Ltd ドアハーネスの配索構造
WO2012066813A1 (ja) * 2010-11-19 2012-05-24 住友電装株式会社 ワイヤーハーネス配索構造部
JP2012106705A (ja) * 2010-11-19 2012-06-07 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤーハーネス配策構造部
WO2012070268A1 (ja) * 2010-11-26 2012-05-31 住友電装株式会社 ワイヤーハーネス配索構造部およびプロテクタ
JP2012111406A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤーハーネス配索構造部およびプロテクタ
US9511725B2 (en) 2011-10-27 2016-12-06 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Wiring harness wiring structure
KR20190018271A (ko) * 2017-08-14 2019-02-22 현대자동차주식회사 차량 도어의 와이어링 가이드

Also Published As

Publication number Publication date
JP3503871B2 (ja) 2004-03-08
US6092859A (en) 2000-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11263175A (ja) 車両用ドアハーネスの配索構造
JP3191914B2 (ja) 車両用ドアハーネスの組付構造
US5739470A (en) Wire harness protector with cover and adjacent U-shaped grooves
JP4706408B2 (ja) ワイヤハーネスの配索構造
JP4406458B2 (ja) 車両用開閉体のヒンジ構造
JPH1198659A (ja) 車両フロアのハーネス組付け構造
JP3339309B2 (ja) 車両用ドアハーネスの組付構造
JPH1016672A (ja) 車両用ドアハーネスの組付構造
JP3293744B2 (ja) ドア用回路体の組付構造
JPH0635819Y2 (ja) ドア用ワイヤーハーネス
JP6091543B2 (ja) 後部ドア構造付き車両
JP2002087070A (ja) 自動車のドアシール構造
JP3711087B2 (ja) プロテクタの取付構造
JP2003023715A (ja) 電気接続箱の防水構造
JP2019082228A (ja) カバーの取付構造
JP2003002120A (ja) 車両のリヤゲート構造
JP2001151043A (ja) 自動車の荷室観音開きドアへの配線構造
JP4954787B2 (ja) フロアカーペットの固定構造
JP2956865B2 (ja) ドア用ワイヤハーネスの端部の取付構造
JP3224448B2 (ja) 自動車のウェザーストリップ構造
JP2007189833A (ja) 回転クランプ
JP2000209733A (ja) コネクタ収容プロテクタ
JP2002002283A (ja) ドアのプルハンドル取付構造
JP2002274288A (ja) 自動車ドアのワイヤハーネス配索構造
JP2001279981A (ja) 自動車用ロック装置におけるワイヤー取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031202

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20031205

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20031205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031205

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091219

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees