JP6091543B2 - 後部ドア構造付き車両 - Google Patents

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Description

本発明は、車体後部にテールゲートが開閉自在に設けられ、テールゲートにサブドアが開閉自在に設けられる後部ドア構造付き車両に関する。
車両のなかには、車体の後部開口の上端部にバックドア(以下、テールゲートという)がヒンジを介して開閉自在に設けられ、テールゲートの側部フレームで窓開口が形成され、窓開口の下方にリヤワイパー用のモータ(すなわち、電装部品)が設けられたものが知られている。リヤワイパー用のモータにはワイヤハーネスが接続される。
すなわち、ワイヤハーネスは、車体の後部開口からテールゲートの上端部を経て側部フレームに配索される。側部フレームに配索されたワイヤハーネスが、側部フレームの内部に挿通され、側部フレームからモータまで配索される。
ワイヤハーネスでモータに電力が供給され、モータでリヤワイパーが作動される(例えば、特許文献1参照。)。
一方、車両のなかには、車体の後部開口の上端部にテールゲートが開閉自在に設けられ、テールゲートにサブドア開口が設けられ、サブドア開口の側部にサブドアが開閉自在に設けられたものが開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
実公平1−9691号公報 特開2014−12448号公報
特許文献2の車両のように、テールゲートにサブドアを設けた場合、サブドア側にも電装部品が設けられることがある。このため、ワイヤハーネスを車体の後部開口の上端部からテールゲートまで配索し、さらに、テールゲートまで配索したワイヤハーネスをテールゲートからサブドアまで配索する必要がある。
ここで、テールゲートに側部フレームで窓開口部が設けられている場合、側部フレームの内部にワイヤハーネスを挿通させて、テールゲートからサブドアまで配索することが考えられる。
しかし、テールゲートの窓開口部を確保するためには、テールゲートの側部フレームを必要以上に大きく形成することは好ましくない。また、ワイヤハーネスを車体の後部開口の上端部からテールゲートを経てサブドアまで配索するため、ワイヤハーネスが長くなる。このため、側部フレームの内部に長いワイヤハーネスを挿通させてサブドアまで配索する必要があり、ワイヤハーネスを配索する作業が困難になる。
特に、テールゲートとサブドアとの間には外部に臨む空間が形成される。よって、テールゲートからサブドアまでワイヤハーネスを配索した状態において、テールゲートとサブドアとの間でワイヤハーネスが外部に露出してしまう。
このため、外部に露出する部位を保護部材などで保護することが要求される。しかし、露出する部位に保護部材などを設ける場合、保護部材も側部フレームの内部を通すことになり、ワイヤハーネスの配索作業が一層困難になる。
本発明は、ワイヤハーネスの配索作業を容易にできる後部ドア構造付き車両を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体後部に設けられた後部開口と、該後部開口を開閉するテールゲートと、該テールゲートに設けられたサブドア開口と、該サブドア開口を開閉するサブドアと、が設けられた後部ドア構造付き車両において、前記車体後部から前記テールゲートを経て前記サブドアに配索され、前記サブドアに設けられた電装部品に接続されるワイヤハーネスを備え、該ワイヤハーネスは、前記車体後部から前記テールゲートの内部に配索されるテールゲート側ハーネスと、前記サブドアの内部に配索され、前記電装部品に接続されるサブドア側ハーネスと、に分割され、前記サブドア側ハーネスおよび前記テールゲート側ハーネスは、前記テールゲートの内部で接続されることを特徴とする。
請求項2は、前記テールゲート側ハーネスは、前記テールゲートの車幅方向の一端部に配索され、前記サブドアは、前記サブドア開口の前記一端部側の側縁部にドアヒンジを介して開閉自在に支持されることを特徴とする。
請求項3は、前記サブドア開口の前記一端部側の側縁部は、前記テールゲートの車幅方向中央よりも前記一端部側に配置されることを特徴とする。
請求項4は、前記サブドアは、ライセンスプレートが設けられるライセンス凹部と、該ライセンス凹部を照らすライセンスライトと、を備え、該ライセンスライトに前記サブドア側ハーネスが接続されることを特徴とする。
請求項5は、前記サブドアは、該サブドアの窓ガラスを払拭するワイパーを備え、該ワイパーに前記サブドア側ハーネスが接続されることを特徴とする。
請求項6は、前記テールゲートは、前記サブドア開口の前記一端部側の側縁部を形成し、かつ、前記ドアヒンジが取り付けられるピラー部を備え、該ピラー部に、前記テールゲート側ハーネス、前記サブドア側ハーネスの少なくとも一方が取り付けられることを特徴とする。
請求項7は、前記テールゲート側ハーネスおよび前記サブドア側ハーネスが接続されるコネクタ部を備え、前記コネクタ部が前記ピラー部に取り付けられることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ワイヤハーネスをテールゲート側ハーネスとサブドア側ハーネスとに分割した。よって、テールゲートの内部を配索するテールゲート側ハーネスを短く抑えることができる。これにより、ワイヤハーネスを手間をかけないで配索することができ、ワイヤハーネスの配索作業が容易になる。
また、サブドア側ハーネスおよびテールゲート側ハーネスをテールゲートの内部で接続(連結)するようにした。よって、サブドア側ハーネスの部位が、テールゲートとサブドアとの間の外部に露出する。
これにより、テールゲートとサブドアとの間の外部に露出する部位を、保護部材で保護する場合に、保護部材をテールゲートの内部(特に、テールゲートの窓開口を形成する側部フレーム)に挿通させる必要がなく、ワイヤハーネスの配索作業がより容易になる。
請求項2に係る発明では、サブドア開口においてテールゲートの一端部側の側縁部にサブドアを開閉自在に支持させた。よって、サブドア側ハーネスを、サブドア開口の一端部側の側縁部に挿通させて、この側縁部からテールゲートの内部に配索できる。
これにより、テールゲートの一端部からサブドア開口の側縁部までテールゲート側ハーネスを直接配索できる。したがって、テールゲート側ハーネスを、サブドア開口のうちテールゲートの他端部側の側縁部や、サブドア開口の上縁部、下縁部などに沿って迂回させる必要がなく、テールゲート側ハーネスを短くすることができる。
請求項3に係る発明では、サブドア開口のうちテールゲートの一端部側の側縁部を、テールゲートの車幅方向中央よりも一端部側に配置した。よって、テールゲートの一端部側からサブドア開口の一端部側の側縁部までの距離を短く抑えることができる。
これにより、テールゲート側ハーネスを短く抑えることができるので、テールゲート側ハーネスの配索作業が容易になる。
請求項4に係る発明では、サブドアにライセンス凹部を設けた。ここで、サブドア開口のうちテールゲートの一端部側の側縁部が、テールゲートの車幅方向中央よりも一端部側に配置されている。
よって、サブドアに車幅方向中央の部位を備えることができる。これにより、サブドアにライセンス凹部を形成することにより、ライセンスプレートを車幅方向中央に近づけて(あるいは、車幅方向中央に)設けるための空間(スペース)を確保し易くなる。
これにより、ライセンスプレートの取付位置を決める際に設計の自由度を高めることができる。
また、ライセンスプレートを車幅方向中央に近づけて(あるいは、車幅方向中央に)配置できるので、ライセンスプレートを車両後方から目視し易くなり、ライセンスプレートの認識性を高めることができる。
さらに、サブドアにライセンスライトを設け、ライセンスライトにサブドア側ハーネスを接続させた。よって、ライセンスライトへの接続部(具体的には、コネクタなど)をサブドア側ハーネスに設けることができる。すなわち、ライセンスライトへの接続部をテールゲート側ハーネスに設ける必要がない。
これにより、テールゲート側ハーネスをテールゲートの側部フレームに挿通する配索作業が容易になる。
請求項5に係る発明では、サブドアにワイパーを設けた。ここで、サブドア開口においてテールゲートの一端部側の側縁部が、テールゲートの車幅方向中央よりも一端部側に配置されている。
よって、サブドアに車幅方向中央の部位を備えることができる。これにより、サブドアにワイパーを取り付けることにより、ワイパーを車幅方向中央に近づけて(あるいは、車幅方向中央に)取り付けるための空間(スペース)を確保し易くなる。
すなわち、ワイパーの取付位置を決める際に設計の自由度を高めることができる。
さらに、ワイパーにサブドア側ハーネスを接続させた。よって、ワイパーへの接続部(具体的には、コネクタなど)をサブドア側ハーネスに設けることができる。すなわち、ワイパーへの接続部をテールゲート側ハーネスに設ける必要がない。
これにより、テールゲート側ハーネスをテールゲートの側部フレームに挿通する配索作業が容易になる。
請求項6に係る発明では、テールゲートでドアヒンジを支えるために、テールゲートに、剛性が高められたピラー部が設けられている。この剛性の高いピラー部に、テールゲート側ハーネス、サブドア側ハーネスの少なくとも一方を取り付けるようにした。
これにより、テールゲート側ハーネス、サブドア側ハーネスを、ピラー部で安定させた状態で強固に支持できる(すなわち、取付剛性を高めることができる)。
請求項7に係る発明では、ピラー部にコネクタ部を取り付けた。よって、剛性の高いピラー部でコネクタ部を安定させた状態で強固に支持できる(すなわち、支持剛性を高めることができる)。
これにより、コネクタ部でテールゲート側ハーネスおよびサブドア側ハーネスを接続する際に、コネクタ部を安定させることができるので接続作業が容易になる。
本発明に係る後部ドア構造付き車両を示す背面図である。 (a)は図1の後部ドア構造を開放した状態を示す背面図、(b)は図1のサブドアを開放した状態を示す斜視図である。 図1の後部ドア構造から窓ガラスや外表部材を外した状態を示す分解背面図である。 図1の後部ドア構造からアウタパネルを外した状態を示す分解背面図である。 図4の後部ドア構造からサブドアを外した状態を示す背面図である。 図3の6−6線断面図である。 図3の7−7線断面図である。 図1の後部ドア構造を車室側から見た状態を示す正面図である。 図5のテールゲート側ハーネスからサブドア側ハーネスを外した状態を示す分解背面図である。 図5の10部拡大図である。 図8のコネクタ部を示す斜視図である。 図11のコネクタ部を取付ブラケットから外した状態を示す分解斜視図である。 本発明に係るサブドア側ハーネスの基幹部をサブドアの外部空間に配索する例を説明する図である。 本発明に係るサブドア側ハーネスの基幹部をゲート閉断面部の内部に配索する例を説明する図である。 本発明に係るテールゲート側ハーネスを配索する例を説明する図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前(Fr)」、「後(Rr)」、「左(L)」、「右(R)」は運転者から見た方向にしたがう。
実施例に係る後部ドア構造付き車両10について説明する。
図1、図2に示すように、後部ドア構造付き車両10は、車体後部11に設けられる後部開口12と、車体後部11に設けられる複数のゲート支軸14と、複数のゲート支軸14を軸に回動して後部開口12を開閉する後部ドア構造20と、車体後部11から後部ドア構造20に導かれるワイヤハーネス22とを備えている。
後部ドア構造20は、車体後部11の上部11aに回動自在に支持されるテールゲート25と、テールゲート25のサブドア開口41に回動自在に支持されたサブドア26と、テールゲート25に設けられたゲート窓ガラス27と、ゲート窓ガラス27の下方に設けられた上ゲート外表部材28と、上ゲート外表部材28の下方に設けられた下ゲート外表部材29とを備えている。
図3、図4に示すように、テールゲート25は、ゲートインナパネル32およびゲートアウタパネル33で閉断面に形成され、車体後部11の上部11aに複数のゲート支軸14を介して上下方向に回動自在に支持される。
ゲートインナパネル32の右上角部32aにハーネス開口部が形成され、ハーネス開口部にグロメット34が取り付けられている。グロメット34にワイヤハーネス22のテールゲート側ハーネス85が貫通され、テールゲート25の内部35にテールゲート側ハーネス85が配索される。
テールゲート25は、テールゲート25の右上部に設けられたゲート窓開口37と、ゲート窓開口37の右側に設けられた右側部フレーム(車幅方向の一端部)38と、ゲート窓開口37の下方に設けられたゲート閉断面部39と、ゲート閉断面部39およびゲート窓開口37の左側に設けられたサブドア開口41と、サブドア開口41の右側縁を形成するゲートピラー部(ピラー部)42とを備えている。
ゲート窓開口37にゲート窓ガラス27が取り付けられることにより、ゲート窓開口37がゲート窓ガラス27で覆われる。また、ゲート閉断面部39が上ゲート外表部材28および下ゲート外表部材29で覆われる。
図3、図5に示すように、ゲートインナパネル32が車内44(図2も参照)側に配置され、ゲートアウタパネル33が車外45側に配置される。ゲートインナパネル32およびゲートアウタパネル33は周縁が接合される。これにより、両方のパネル32,33で、右側部フレーム38およびゲート閉断面部39が閉断面に形成されている。
右側部フレーム38が中空の筒状に形成され、右側部フレーム38の上部が右上角部32aのグロメット34に連通されている。よって、グロメット34から引き出されたワイヤハーネス22のテールゲート側ハーネス85が右側部フレーム38の内部に挿通される。
また、ゲート閉断面部39の内部46(図6参照)が中空に形成されている。右側部フレーム38の内部が、ゲート閉断面部39の内部46に連通されている。よって、右側部フレーム38の内部から引き出されたワイヤハーネス22のテールゲート側ハーネス85が、ゲート閉断面部39の内部46に配索される。
ゲート閉断面部39の左側に、サブドア開口41の右側縁部(一端部側の側縁部)41aが形成され、右側縁部41aにゲートピラー部42が設けられている。右側縁部41aおよびゲートピラー部42は、テールゲート25の車幅方向中央48よりも右側部フレーム38側(すなわち、右側)に配置される。
図5、図6に示すように、サブドア開口41の右側縁部41aで、かつ、ゲートインナパネル32およびゲートアウタパネル33間に補強部材51が設けられている。具体的には、補強部材51の左フランジ51aおよび右フランジ51bがゲートインナパネル32に接合された状態において、補強部材51がゲートインナパネル32の上端部32bからゲートインナパネル32の下端部32cまで延ばされている。
補強部材51の左フランジ51aおよび右フランジ51bがゲートインナパネル32に接合されることにより、補強部材51およびゲートインナパネル32でゲートピラー部42が剛性の高い閉断面に形成されている。
ゲートピラー部42は、テールゲート25の上端部25aから下端部25b(図3参照)まで上下方向に延ばされている。よって、剛性の高いゲートピラー部42でテールゲート25が補強される。
図7に示すように、ゲートピラー部42の上下方向略中央において、補強部材51の外壁52に貫通孔53が形成される。また、右フランジ51bおよびゲートインナパネル32で開口54が形成される。すなわち、ゲートピラー部42に貫通孔53および開口54が形成される。さらに、ゲートアウタパネル33において、外壁52の貫通孔53に対向する部位に貫通孔55が形成されている。
ゲートアウタパネル33の貫通孔55、ゲートピラー部42の貫通孔53および開口54にワイヤハーネス22のサブドア側ハーネス86が貫通される。
図1、図2に戻って、ゲートピラー部42に上下のドアヒンジ57を介してサブドア26が水平方向に回動自在に支持されている。サブドア26が右方向に開かれることにより、サブドア開口41が開放される。サブドア開口41は後部開口12に連通されている。よって、サブドア開口41が開放されることにより、車内44および車外45が連通され、サブドア開口41を経て乗員の乗降や荷物の出し入れが可能になる。
一方、サブドア26が閉じられることによりサブドア開口41がサブドア26で覆われる。
一方、サブドア26が閉じられた状態において、テールゲート25(具体的には、後部ドア構造20)が上方に開かれることにより後部開口12が開放される。後部開口12が開放されることにより、車内44および車外45が連通され、乗員の乗降や荷物の出し入れが可能になる。
一方、後部ドア構造20が下方に閉じられることにより後部ドア構造20が略鉛直に配置される。この状態において、後部開口12が後部ドア構造20で覆われる。
サブドア26は、ゲートピラー部42に上ドアヒンジ57および下ドアヒンジ57を介して回動自在に支持されるドア本体61と、ドア本体61の上部に設けられたドア窓ガラス(窓ガラス)62と、ドア窓ガラス62およびゲート窓ガラス27を払拭するワイパー装置(ワイパー)63と、ドア窓ガラス62の下方に設けられた樹脂製のドア外表部材64とを有する。
図3に示すように、ドア本体61は、上部に設けられたドア窓開口66と、ドア窓開口66よりも下方に設けられるドア閉断面部67とを備えている。
ドア窓ガラス62はドア窓開口66に取り付けられている。ドア窓開口66にドア窓ガラス62が取り付けられることにより、ドア窓開口66がドア窓ガラス62で覆われる。また、ドア閉断面部67がドア外表部材64で覆われる。
図6、図7に示すように、サブドア26のドアインナパネル71が車内44側に配置され、ドアアウタパネル72が車外45側に配置される。ドアインナパネル71およびドアアウタパネル72の周縁が接合されることにより、両方のパネル71,72でドア閉断面部67が閉断面に形成されている。ドア閉断面部67の内部73が中空に形成されている。
ドアインナパネル71は、ゲートピラー部42に対向する部位で、かつ、上下方向中央71aに貫通孔74が形成されている。この貫通孔74に、ワイヤハーネス22のグロメット87の上取付部87aが取り付けられる。このグロメット87にワイヤハーネス22のサブドア側ハーネス86が挿通される。
図3に示すように、ドアアウタパネル72は、ドア閉断面部67の上下方向中央で、かつ、右端部に形成されるライセンス凹部76と、ライセンス凹部76の上方に設けられる一対のライセンスライト(すなわち、電装部品)77とを備える。
ライセンス凹部76は、車体後方側が凹状に形成されている。このライセンス凹部76に車体後方側からライセンスプレート78(図1参照)が取り付けられる。よって、ライセンスプレート78の上方に一対のライセンスライト77が設けられる。一対のライセンスライト77がワイヤハーネス22(具体的には、サブドア側ハーネス86)の第2分岐ハーネス102(図8参照)に接続されている。
一対のライセンスライト77が点灯することにより、一対のライセンスライト77でライセンスプレート78が照らされる。
ここで、サブドア開口41の右側縁部41aおよびゲートピラー部42が、テールゲート25の車幅方向中央48よりも右側部フレーム38側に配置されている。よって、ドア閉断面部67に車幅方向中央の部位67aを備えることができる。
ドア閉断面部67の車幅方向中央の部位67aにライセンス凹部76を形成することにより、ライセンスプレート78を車幅方向中央48に近づけて(あるいは、車幅方向中央48に)配置するための空間(スペース)を確保し易くなる。これにより、ライセンスプレート78の取付位置を決める際に設計の自由度を高めることができる。
また、ライセンスプレート78を車幅方向中央48に近づけて(あるいは、車幅方向中央48に)配置することにより、ライセンスプレート78を車両後方から目視し易くできる。これにより、ライセンスプレート78の認識性を高めることができる。
図8に示すように、ワイパー装置63は、モータブラケット81にモータ82(すなわち、電装部品)が取り付けられ、モータ82にワイパーブレード83が連結されている。
モータブラケット81は、サブドア26のドア閉断面部67(具体的には、ドアインナパネル71)に設けられ、車幅方向中央の部位67aに配置されている。
モータ82は、モータブラケット81に取り付けられ、ワイヤハーネス22のサブドア側ハーネス86の第6分岐ハーネス106(図8参照)に接続されている。
モータ82でワイパーブレード83を作動することにより、ワイパーブレード83でドア窓ガラス62およびゲート窓ガラス27が払拭される。
ここで、ドア閉断面部67の車幅方向中央の部位67aにモータブラケット81(すなわち、ワイパー装置63)が備えられている。よって、ワイパー装置63を車幅方向中央48に近づけて(あるいは、車幅方向中央48に)取り付けるための空間(スペース)を確保し易くなる。
これにより、ワイパー装置63の取付位置を決める際に設計の自由度を高めることができる。
図8、図9に示すように、車体後部11から後部ドア構造20にワイヤハーネス22が導かれる。ワイヤハーネス22は、車体後部11からテールゲート25を経てサブドア26に配索され、サブドア26に設けられた複数の電装部品77,82…に接続される。
電装部品77は、図3に示す一対のライセンスライト77である。
ワイヤハーネス22は、車体後部11からテールゲート25の内部35に配索されるテールゲート側ハーネス85と、ドア閉断面部67の内部73に配索されるサブドア側ハーネス86と、サブドア側ハーネス86に嵌合されるグロメット(保護部材)87と、テールゲート側ハーネス85の先端部85aおよびサブドア側ハーネス86の基端部86aが接続されるコネクタ部88とを備える。
換言すれば、ワイヤハーネス22がテールゲート側ハーネス85とサブドア側ハーネス86とに2分割され、各ハーネス85,86がゲート閉断面部39の内部46においてコネクタ部88を介して接続される。
テールゲート側ハーネス85は、テールゲート25の右側部フレーム38およびゲート閉断面部39の内部46(すなわち、テールゲート25の内部35)に配索される。具体的には、車体後部11からテールゲート25のグロメット34を経てテールゲート側ハーネス85が右側部フレーム38の上端部38aから内部に挿通される。
ここで、右側部フレーム38の下端部38bがゲート閉断面部39の右上角部39aに連通されている。よって、右側部フレーム38の上端部38aから内部に挿通されたテールゲート側ハーネス85が、右側部フレーム38の下端部38bからゲート閉断面部39の内部46に挿通される。
テールゲート側ハーネス85の先端部85aがサブドア側ハーネス86の基端部86aにコネクタ部88を介して接続される。すなわち、コネクタ部88がゲート閉断面部39の内部46で、かつ、ゲートピラー部42の近傍に配置されることにより、サブドア側ハーネス86およびテールゲート側ハーネス85がゲート閉断面部39の内部46で接続される。
テールゲート側ハーネス85の途中から分岐された分岐ハーネス91がゲート窓開口37の下縁37aまで上向きに配索される。配索された分岐ハーネス91の先端部がゲート窓ガラス27の熱線に接続される。
さらに、テールゲート側ハーネス85の途中から分岐された分岐ハーネス92が下向きに配索される。配索された分岐ハーネス92の先端部がテールゲート開放スイッチに接続される。
ゲート窓ガラス27の熱線、およびテールゲート開放スイッチは、すなわち、電装部品である。
サブドア側ハーネス86は、基端部86a側の基幹ハーネスを形成する基幹部89と、基幹部89から分岐される第1〜第8の分岐ハーネス101〜108とを備える。第1分岐ハーネス101は、車両後方を確認するカメラに接続されている。第2分岐ハーネス102は、一対のライセンスライト77(図3参照)に接続されている。
第3分岐ハーネス103は、サブドア26の開放時に乗員の足下を照らすカーテシライトに接続されている。
第4分岐ハーネス104は、サブドア26の開放を防ぐチャイルドロックスイッチに接続されている。第5分岐ハーネス105は、テールゲート25の開放を防ぐテールゲートロックスイッチに接続されている。
第6分岐ハーネス106は、ワイパー装置63のモータ82に接続されている。第7分岐ハーネス107は、ドア窓ガラス62の熱線に接続されている。第8分岐ハーネス108は、サブドア26を開放するサブドア開放スイッチに接続されている。
カメラ、ライセンスライト77、カーテシライト、チャイルドロックスイッチ、テールゲートロックスイッチ、ワイパー装置63のモータ82、ドア窓ガラス62の熱線およびサブドア開放スイッチは、いわゆる電装部品である。
すなわち、サブドア側ハーネス86は、複数の電装部品に接続させるために第1〜第8の分岐ハーネス101〜108などを備えている。
このように、サブドア側ハーネス86を複数の電装部品に接続させることにより、複数の電装部品に接続させる接続部(具体的には、コネクタなど)をサブドア側ハーネス86に設けることができる。すなわち、複数の電装部品に接続させるコネクタをテールゲート側ハーネス85に設ける必要がない。
これにより、テールゲート側ハーネス85をテールゲート25の右側部フレーム38に挿通し、ゲート閉断面部39の内部46に配索する配索作業が容易になる。
ここで、サブドア開口41のゲートピラー部42にサブドア26が開閉自在に支持されている。よって、サブドア側ハーネス86の基幹部89をドア閉断面部67の内部73からゲートピラー部42を挿通させてゲート閉断面部39の内部46に配索できる。
具体的には、図6に示すように、サブドア側ハーネス86の基幹部89がドア閉断面部67の内部73からサブドア26の貫通孔74を経てサブドア26の外部空間79に導かれる。図7に示すように、外部空間79に導かれた基幹部89がゲートアウタパネル33の貫通孔55、ゲートピラー部42の貫通孔53および開口54を経てゲート閉断面部39の内部46に配索される。
ゲート閉断面部39の内部46に配索される基幹部89には分岐ハーネスが備えられていない。よって、基幹部89を、サブドア26の貫通孔74、テールゲート25の貫通孔55,53および開口54を経てゲート閉断面部39の内部46に手間をかけないで容易に配索できる。
図8、図9に戻って、ワイヤハーネス22がテールゲート側ハーネス85とサブドア側ハーネス86とに2分割されている。さらに、サブドア開口41の右側縁部41aにサブドア26を開閉自在に支持させた。よって、サブドア側ハーネス86をサブドア開口41の右側縁部41aに挿通させて、右側縁部41aからゲート閉断面部39の内部46に配索できる。
これにより、テールゲート25の右側部フレーム38からサブドア開口41の右側縁部41aまでテールゲート側ハーネス85を直接配索できる。したがって、テールゲート側ハーネス85を、サブドア開口41の左側縁部41b、上縁部41c、下縁部41dなどに沿って迂回させる必要がなく、テールゲート側ハーネス85を短くすることができる。
また、サブドア開口41のゲートピラー部42が、テールゲート25の車幅方向中央48よりも右側部フレーム38側に配置されている。よって、右側部フレーム38からゲートピラー部42までの距離L1を短く抑えることができる。これにより、テールゲート側ハーネス85を一層短く抑えることができる。
さらに、テールゲート側ハーネス85は、分岐ハーネスとして2本の分岐ハーネス91,92のみを備えるだけである。
このように、テールゲート側ハーネス85が短く抑えられ、かつ、テールゲート側ハーネス85の分岐ハーネスが2本の分岐ハーネス91,92のみに少なく抑えられている。よって、テールゲート側ハーネス85をテールゲート25のグロメット34から右側部フレーム38の上端部38aを経て右側部フレーム38の内部に容易に挿通できる。
また、右側部フレーム38の内部に挿通されたテールゲート側ハーネス85を、右側部フレーム38の下端部38bを経てゲート閉断面部39の右上角部39aからゲート閉断面部39の内部46に容易に配索できる。
よって、テールゲート側ハーネス85を手間をかけないで右側部フレーム38からゲート閉断面部39の内部46まで配索できる。これにより、テールゲート側ハーネス85(すなわち、ワイヤハーネス22)をテールゲート25に配索する作業を容易におこなうことができる。
図10に示すように、サブドア側ハーネス86の基幹部89およびテールゲート側ハーネス85がゲート閉断面部39の内部46で接続される。よって、基幹部89の所定部位89aが、テールゲート25とサブドア26との間の外部空間79に配索される。
そこで、基幹部89の所定部位89aにグロメット(保護部材)87を嵌合させて、所定部位89aが外部空間79に露出することを防ぐようにした。
具体的には、基幹部89の所定部位89aに中空状のグロメット87が嵌合される。グロメット87は、上取付部87aがサブドア26の貫通孔74に取り付けられ、下取付部87bがテールゲート25の貫通孔55に取り付けられる。
これにより、テールゲート25およびサブドア26間の外部空間79にグロメット87が保持される。
テールゲート25およびサブドア26間の外部空間79は、車両10(具体的には、後部ドア構造20)の車体後方の車外45(図1参照)に臨む空間である。
グロメット87に基幹部89の所定部位89aが挿通されることにより、基幹部89の所定部位89aが後部ドア構造20の車外45に露出することをグロメット87で防ぐことができる。これにより、サブドア側ハーネス86がグロメット87で保護される。
グロメット87に基幹部89の所定部位89aが挿通された状態において、基幹部89がサブドア26の貫通孔74、テールゲート25の貫通孔55,53および開口54に貫通される。
この状態において、サブドア側ハーネス86(すなわち、基幹部89)の基端部86aがゲート閉断面部39の内部46に配索される。
このように、サブドア側ハーネス86の基幹部89およびテールゲート側ハーネス85をゲート閉断面部39の内部46で接続させた。さらに、基幹部89の所定部位89aをテールゲート25とサブドア26との間の外部空間79に配索させた。
すなわち、テールゲート25とサブドア26との間の外部空間79にテールゲート側ハーネス85を配索させる必要がない。よって、テールゲート側ハーネス85にグロメット(保護部材)87を嵌合させてテールゲート側ハーネス85を保護する必要がない。
これにより、テールゲート側ハーネス85をテールゲート31の右側部フレーム38に挿通させる際に、グロメット87を右側部フレーム38に挿通させる必要がなく、テールゲート側ハーネス85(すなわち、ワイヤハーネス22)をテールゲート25に配索する作業を容易におこなうことができる。
図11、図12に示すように、コネクタ部88は、サブドア側ハーネス86(具体的には、基幹部89)の基端部86aに接続された第1コネクタ111と、第1コネクタ111に設けられたクリップ112と、テールゲート側ハーネス85の先端部85aに接続された第2コネクタ113とを備えている。
クリップ112が取付ブラケット43に係止される。取付ブラケット43は、ゲートインナパネル32のうちゲートピラー部42を形成する部位からゲート閉断面部39の内部46に突出されている。換言すれば、ゲートピラー部42に取付ブラケット43が設けられている。
よって、第1コネクタ111がゲートピラー部42にクリップ112および取付ブラケット43を介して取り付けられる。これにより、サブドア側ハーネス86がゲートピラー部42に第1コネクタ111および取付ブラケット43を介して取り付けられる。
第1コネクタ111に第2コネクタ113が係合されることにより、サブドア側ハーネス86の基端部86aおよびテールゲート側ハーネス85の先端部85aがコネクタ部88を介して接続される。
このように、ゲートピラー部42にコネクタ部88を取り付けることにより、剛性の高いゲートピラー部42でコネクタ部88を安定させた状態で強固に支持できる(すなわち、支持剛性を高めることができる)。
これにより、コネクタ部88でテールゲート側ハーネス85およびサブドア側ハーネス86を接続する際に、コネクタ部88を安定させることができるので接続作業が容易になる。
さらに、テールゲート25で上下のドアヒンジ57(図3参照)を支えるために、テールゲート25に、剛性の高いゲートピラー部42(図5も参照)が設けられている。この剛性の高いゲートピラー部42に、テールゲート側ハーネス85やサブドア側ハーネス86(具体的には、基幹部89)がコネクタ部88を介して取り付けられる。
これにより、テールゲート側ハーネス85やサブドア側ハーネス86をゲートピラー部42で安定させた状態で強固に支持できる(すなわち、取付剛性を高めることができる)。
つぎに、本発明に係るテールゲート25およびサブドア26にワイヤハーネス22を配索する例を図13〜図15に基づいて説明する。
図13(a)に示すように、サブドア側ハーネス86の基端部86aに第1コネクタ111を接続する。この状態において、第1コネクタ111をサブドア26の貫通孔74からサブドア26の外部空間79に矢印Aの如く導き出す。
これにより、第1コネクタ111とともにサブドア側ハーネス86の基幹部89が、サブドア26の外部空間79に矢印Aの如く導き出される。
図13(b)に示すように、外部空間79に導き出されたサブドア側ハーネス86の基幹部89に、第1コネクタ111側からグロメット87を矢印Bの如く嵌合する。嵌合されたグロメット87を基幹部89の所定部位89aまで矢印Cの如く移動する。
図14(a)に示すように、第1コネクタ111をテールゲート25の貫通孔55,53および開口54を経てゲート閉断面部39の内部46に矢印Dの如く導き出す。これにより、第1コネクタ111とともにサブドア側ハーネス86の基幹部89が、ゲート閉断面部39の内部46に矢印Dの如く導き出される。
図14(b)に示すように、ゲート閉断面部39の内部46に導き出された第1コネクタ111をクリップ112で取付ブラケット43に矢印Eの如く係止する。
図14(a)に戻って、サブドア側ハーネス86は、基幹部89に分岐ハーネスを備えていない。よって、基幹部89を、サブドア26の貫通孔74、テールゲート25の貫通孔55,53および開口54に手間をかけないで貫通させることができる。
これにより、基幹部89をサブドア26からゲート閉断面部39の内部46に手間をかけないで容易に配索できる。
図15に示すように、テールゲート側ハーネス85の先端部85aに第2コネクタ113を接続する。この状態において、第2コネクタ113および分岐ハーネス91,92をテールゲート25のグロメット34を経て右側部フレーム38(図3も参照)に矢印Fの如く導き出す。
これにより、第2コネクタ113や分岐ハーネス91,92とともにテールゲート側ハーネス85が右側部フレーム38に矢印Fの如く導き出される。
右側部フレーム38まで導き出されたテールゲート側ハーネス85を、ゲート閉断面部39(図3も参照)の内部46に矢印Gの如く配索する。この状態において、テールゲート側ハーネス85の第2コネクタ113を第1コネクタ111に係合する。
これにより、テールゲート25およびサブドア26にワイヤハーネス22を配索することができる。
ここで、テールゲート側ハーネス85が短く抑えられている。また、テールゲート側ハーネス85の分岐ハーネスが2本の分岐ハーネス91,92のみに少なく抑えられている。さらに、サブドア側ハーネス86にグロメット(保護部材)87を嵌合させる内容にした。よって、テールゲート側ハーネス85にグロメット87を嵌合させる必要がない。
これにより、テールゲート側ハーネス85をテールゲート25の内部35に手間をかけないで容易に配索することができる。
なお、本発明に係る後部ドア構造付き車両は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例では、ゲートピラー部42に第1コネクタ111を取り付ける例について説明したが、これに限らないで、ゲートピラー部42に第2コネクタ113を取り付けることも可能である。
また、前記実施例では、ドア閉断面部67の車幅方向中央の部位67aにライセンス凹部76を形成した例について説明したが、これに限定するものではない。すなわち、サブドア26において、ライセンスプレート78を車幅方向中央48に近づける位置(あるいは、車幅方向中央48)に配置可能な部位にライセンス凹部76を形成すればよい。
さらに、前記実施例では、ドア閉断面部67の車幅方向中央の部位67aにワイパー装置63を取り付けた例について説明したが、これに限定するものではない。すなわち、サブドア26において、ワイパー装置63を車幅方向中央48に近づける位置(あるいは、車幅方向中央48)に配置可能な部位にワイパー装置63を取り付ければよい。
また、前記実施例で示した車両、車体後部、後部開口、後部ドア構造、ワイヤハーネス、テールゲート、サブドア、ゲート窓ガラス、右側部フレーム、ゲート閉断面部、サブドア開口、サブドア開口の右側縁部、ゲートピラー部、上下のドアヒンジ、ドア窓ガラス、ワイパー装置、ドア閉断面部、ライセンス凹部、ライセンスプレート、ライセンスライト、モータ、テールゲート側ハーネス、サブドア側ハーネスおよびコネクタ部などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、車体後部に後部ドア構造を開閉自在に備え、後部ドア構造にテールゲートおよびサブドアを備えた自動車への適用に好適である。
10 後部ドア構造付き車両
11 車体後部
12 後部開口
20 後部ドア構造
22 ワイヤハーネス
25 テールゲート
26 サブドア
27 ゲート窓ガラス(窓ガラス)
35 テールゲートの内部
38 右側部フレーム(テールゲートの車幅方向の一端部)
39 ゲート閉断面部
41 サブドア開口
41a サブドア開口の右側縁部(一端部側の側縁部)
42 ゲートピラー部(ピラー部)
46 ゲート閉断面部の内部
48 テールゲートの車幅方向中央
57 上下のドアヒンジ(ドアヒンジ)
62 ドア窓ガラス(窓ガラス)
63 ワイパー装置(ワイパー)
67 ドア閉断面部
73 ドア閉断面部の内部(サブドアの内部)
76 ライセンス凹部
78 ライセンスプレート
77,82… 複数の電装部品(ライセンスライト、モータ)
85 テールゲート側ハーネス
86 サブドア側ハーネス
88 コネクタ部

Claims (7)

  1. 車体後部に設けられた後部開口と、該後部開口を開閉するテールゲートと、
    該テールゲートに設けられたサブドア開口と、該サブドア開口を開閉するサブドアと、が設けられた後部ドア構造付き車両において、
    前記車体後部から前記テールゲートを経て前記サブドアに配索され、前記サブドアに設けられた電装部品に接続されるワイヤハーネスを備え、
    該ワイヤハーネスは、
    前記車体後部から前記テールゲートの内部に配索されるテールゲート側ハーネスと、
    前記サブドアの内部に配索され、前記電装部品に接続されるサブドア側ハーネスと、に分割され、
    前記サブドア側ハーネスおよび前記テールゲート側ハーネスは、前記テールゲートの内部で接続されることを特徴とする後部ドア構造付き車両。
  2. 前記テールゲート側ハーネスは、前記テールゲートの車幅方向の一端部に配索され、
    前記サブドアは、前記サブドア開口の前記一端部側の側縁部にドアヒンジを介して開閉自在に支持されることを特徴とする請求項1記載の後部ドア構造付き車両。
  3. 前記サブドア開口の前記一端部側の側縁部は、前記テールゲートの車幅方向中央よりも前記一端部側に配置されることを特徴とする請求項2記載の後部ドア構造付き車両。
  4. 前記サブドアは、
    ライセンスプレートが設けられるライセンス凹部と、
    該ライセンス凹部を照らすライセンスライトと、を備え、
    該ライセンスライトに前記サブドア側ハーネスが接続されることを特徴とする請求項3記載の後部ドア構造付き車両。
  5. 前記サブドアは、
    該サブドアの窓ガラスを払拭するワイパーを備え、
    該ワイパーに前記サブドア側ハーネスが接続されることを特徴とする請求項3または請求項4記載の後部ドア構造付き車両。
  6. 前記テールゲートは、
    前記サブドア開口の前記一端部側の側縁部を形成し、かつ、前記ドアヒンジが取り付けられるピラー部を備え、
    該ピラー部に、前記テールゲート側ハーネス、前記サブドア側ハーネスの少なくとも一方が取り付けられることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項記載の後部ドア構造付き車両。
  7. 前記テールゲート側ハーネスおよび前記サブドア側ハーネスが接続されるコネクタ部を備え、
    前記コネクタ部が前記ピラー部に取り付けられることを特徴とする請求項6記載の後部ドア構造付き車両。
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