JP5864505B2 - 車両用ドアのハーネス結合部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドアのハーネス結合部構造に関する。
車両用ドアには、乗降口の下枠部(サイドシル)まで延びる外装部材(ガーニッシュ)を設けたものがある。
特許文献1には、ドア外側面に装着されたサイドプロテクタモールの下側に透光窓を下向きに開口形成し、該サイドプロテクタモールの内側にバルブを設置するとともに該透光窓を気密状に被覆するように導光板を設置し、導光板からの光を前記透光窓から車外側面に照射する自動車用照明具が記載されている。
特許文献1記載の自動車用照明具は、ドアの車外側に取り付けるサイドプロテクタに、ハーネスと電気的に接続されたプリント基板を設け、そのプリント基板にバルブを取り付けることが開示されている。但し、ハーネスをどのように接続するかは明確には開示されていない。
実公平2−17936号公報
特許文献1に記載の装置のように、ドアの車外側のガーニッシュに灯体ユニット(電装部品)を設ける場合、ドア本体内部でハーネスを結合すると作業性が悪いため、ドア本体内部からドアの車外側にハーネスを引き出してから、灯体ユニットへハーネスを結合することが好ましい。
但し、灯体ユニットの位置等によっては、直接ユニットにハーネスを結合することが困難な場合もあるので、灯体ユニットからもハーネスを設け、その先端のカプラとドア側から引き出したハーネスの先端のカプラを結合することが考えられる。その際、車両の振動によって電装部品をハーネスに結合するカプラとドア本体の車外側表面とが接触して異音を発生するおそれがあった。
本発明は、これらの問題に鑑みてなされたものであり、電装部品とハーネスとを結合するカプラとドア本体の車外側表面との接触による異音発生を防止可能な車両用ドアのハーネス結合部構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、ドア本体の車外側に設けられたガーニッシュと、前記ガーニッシュに設けられた電装部品と、前記ドア本体の内部から車外側に引き出された第1ハーネスと、前記電装部品から引き出された第2ハーネスと、前記第1ハーネスと前記第2ハーネスを連結するハーネス連結部と、を備え、前記ガーニッシュは、意匠面を形成する外表部材と、前記外表部材からドア本体側に向かってかつ該ガーニッシュの長手方向に延びる補強部材と、を備え、前記ガーニッシュの長手方向における、前記電装部品と前記ハーネス連結部との間に、前記ガーニッシュを前記ドア本体へ取付ける取付部を設け、前記ハーネス連結部は、前記補強部材に結合部により結合されることを特徴とする。
このような構成によれば、ガーニッシュの長手方向の剛性を確保するための補強部材にハーネス連結部を固定することで、剛性の高い位置で連結部を支持できる。これにより、ハーネス連結部の振動を効果的に防止することができる。
また、ハーネス連結部を結合部(クリップ等の係合部又はボルト等を用いて固定)で結合する場合でも、特別に取付けボス等を設ける必要が無いので、構造を簡略化することができる。また、ガーニッシュの外表部にヒケ等の影響を及ぼすことを抑制することができる。
このような構成によれば、電装部品及びハーネス連結部の両方を一度に、ドア本体に対して固定することができる。また、電装部品及びハーネス連結部に比べてサイズの小さいハーネスとラップする位置で取り付けることができるので、取付部(取付点)のレイアウトの自由度を確保することができる。
ドア本体の車外側に設けられたガーニッシュと、前記ガーニッシュに設けられた電装部品と、前記ドア本体の内部から車外側に引き出された第1ハーネスと、前記電装部品から引き出された第2ハーネスと、前記第1ハーネスと前記第2ハーネスを連結するハーネス連結部と、を備え、前記ガーニッシュは、意匠面を形成する外表部材と、前記外表部材からドア本体側に向かってかつ該ガーニッシュの長手方向に延びる補強部材と、を備え、前記補強部材は、前記ハーネス連結部と対向する位置で前記ガーニッシュの長手方向に直交する方向に貫通する切欠き部を設け、前記ハーネス連結部は、前記補強部材に結合部により結合されることを特徴とする。
このような構成によれば、補強部材とハーネス連結部が干渉することを抑制でき、取り付け作業性を向上させることができる。また、ガーニッシュをドア本体に近づけて配置することができる。
ドア本体の車外側に設けられたガーニッシュと、前記ガーニッシュに設けられた電装部品と、前記ドア本体の内部から車外側に引き出された第1ハーネスと、前記電装部品から引き出された第2ハーネスと、前記第1ハーネスと前記第2ハーネスを連結するハーネス連結部と、を備え、前記ガーニッシュは、意匠面を形成する外表部材と、前記外表部材からドア本体側に向かってかつ該ガーニッシュの長手方向に延びる補強部材と、前記ドア本体と前記ガーニッシュ端部との間をシールするシール部と、を備え、前記シール部は、前記ドア本体の表面に沿って延びる延出面を備え、前記延出面は、前記ハーネス連結部と対向する位置に第2の切欠き部を備え、前記ハーネス連結部は、前記補強部材に結合部により結合されることを特徴とする。
このような構成によれば、延出面とハーネス連結部が干渉することを抑制でき、取り付け作業性を向上させることができる。また、ガーニッシュをドア本体に近づけて配置することができる。
前記ガーニッシュの長手方向における、前記電装部品と前記ハーネス連結部との間に、前記ガーニッシュを前記ドア本体へ取付ける取付部を設けることを特徴とする。
このような構成によれば、電装部品及びハーネス連結部の両方を一度に、ドア本体に対して固定することができる。また、電装部品及びハーネス連結部に比べてサイズの小さいハーネスとラップする位置で取り付けることができるので、取付部(取付点)のレイアウトの自由度を確保することができる。
前記補強部材は、前記ハーネス連結部と対向する位置で前記ガーニッシュの長手方向に直交する方向に貫通する切欠き部を設けることを特徴とする。
このような構成によれば、補強部材とハーネス連結部が干渉することを抑制でき、取り付け作業性を向上させることができる。また、ガーニッシュをドア本体に近づけて配置することができる。
前記ドア本体と前記ガーニッシュ端部との間をシールするシール部を備え、前記シール部は、前記ドア本体の表面に沿って延びる延出面を備え、前記延出面は、前記ハーネス連結部と対向する位置に第2の切欠き部を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、延出面とハーネス連結部が干渉することを抑制でき、取り付け作業性を向上させることができる。また、ガーニッシュをドア本体に近づけて配置することができる。
前記ハーネス連結部は、前記ガーニッシュの長手方向において前記第1ハーネスと前記第2ハーネスとを結合させることを特徴とする。
このような構成によれば、ハーネス連結部は、一方のハーネスの長手方向に開口する開口部に、他方のハーネスの先端が差し込まれて結合するようにして、ガーニッシュの長手方向で第1ハーネスと第2ハーネスが結合するので、ハーネス連結部の長手方向に直交する方向のサイズを短くできる。これにより、ドア本体の表面にガーニッシュを近付けることができ、ガーニッシュの支持強度及びガーニッシュデザインの自由度を向上させることができる。
前記電装部品は、前記補強部材に固定されることを特徴とする。
このような構成によれば、電装部品を強固に支持することができる。また、電装部品とハーネス連結部とが同じ補強部材に取り付けられることから、電装部品とハーネス連結部とのバラツキによる位置ずれ(取付公差)を防止することができるので、ハーネスを無駄に弛ませる必要が無くなる。その結果、ハーネスの衝突音を抑制することができる。
本発明によれば、電装部品とハーネスとを結合するカプラとドア本体の車外側表面との接触による異音発生を防止可能な車両用ドアのハーネス結合部構造を提供することができる。
本発明の実施形態に係る車両用ドアのハーネス結合部構造を備える車両の側面図である。 上記実施形態に係る車両用ドアのハーネス結合部構造のリヤドアの下部を車室内側から見た側面図である。 図2のA−A矢視端面図である。 図2のB−B矢視端面図である。 図2のC−C矢視端面図である。 上記実施形態に係る車両用ドアのハーネス結合部構造のリヤドアの下部を車室内側から見た要部側面図である。 上記実施形態に係る車両用ドアのハーネス結合部構造のハーネス連結部を示す要部側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態)
本発明の実施形態について、図1乃至図7を参照して詳細に説明する。説明において、同一の要素には同一の番号を付し、重複する説明は省略する。また、方向を説明する場合は、車両の運転者からみた前後左右上下に基づいて説明する。なお、車幅方向と左右方向は同義である。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用ドアのハーネス結合部構造を備える車両の側面図である。図2は、リヤドア(車両用ドア)の下部を車室内側から見た側面図であり、シール部材を取り外した状態を示している。図3は、図2のA−A矢視端面図、図4は、図2のB−B矢視端面図、図5は、図2のC−C矢視端面図である。図6は、リヤドア(車両用ドア)の下部を車室内側から見た要部側面図であり、図6(a)はそのハーネス取付前、図6(b)はそのハーネス取付後を示す。図7は、ハーネス連結部を示す要部側面図である。
なお、本実施形態に係る車両用ドアは、左右対称構造であるので、以下の説明では右側のドアの構造について説明し、他方側の構造の説明を省略する。
図1に示すように、本実施形態に係る車両用ドア1を有する車両Cは、例えば、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)やFR(フロントエンジン・リヤドライブ)や四輪駆動の乗用車等である。
[車両の構成]
図1に示すように、車両Cの車体10の左右側部には、フロントドア11とリヤドア12とが互いに隣接して配置されている。
車体10は、サイドボデー21に形成された乗降口枠部(ドア開口枠部)22を有する。乗降口枠部22は、フロントピラー23やセンタピラー24やサイドシル25(図6も参照)で形成され、乗降口枠部22の下枠部はサイドシル25である。
乗降口枠部22は、前乗降口枠部26と、後乗降口枠部27と、からなる。前乗降口枠部26には、フロントドア11が取り付けられている。後乗降口枠部27には、リヤドア12が取り付けられている。
本実施形態では、電装部品ユニットを、リヤドア12(車両用ドア)に設置する構成を例に採る。このため、電装部品ユニットを備えるリヤドア12のハーネス結合部構造について説明する。
[車両用ドアの構成]
図1に示すように、リヤドア12は、車体10に開閉自在に取り付けたリヤドア本体30と、このリヤドア本体30の車室外側のドア半体を形成するアウタパネル31(図3参照)と、車室内側のドア半体を形成するインナパネル32(図3参照)と、リヤドア本体30の外表面34の下端部35の外側(車外側)に取り付けた樹脂製の外装部材(リヤドアロアガーニッシュ)50と、リヤドアロアガーニッシュ50の周縁部と車体10との間をシール(密着)するシール部材53(図2参照)と、リヤドアロアガーニッシュ50の内側の閉断面部55(図4参照)に設置され、その底面に開口した開口部51a(図4参照)から地面を照射するように露出させた地面照射ライト(電装部品)101と、を備える。
<ドア本体の構成>
図3〜図5に示すように、リヤドア本体30は、アウタパネル31の外周部と、インナパネル32の周部とを接合して主に形成され、リヤドア本体30の内部に中空部33が形成されている。
<アウタパネルの構成>
アウタパネル31は、圧延鋼板、アルミニウム合金製圧延板材、あるいは、マグネシウム合金製の圧延板材等をプレス加工して形成されたパネル部材からなる。
図3に示すように、アウタパネル31は、アウタ下部重ね接合部(アウタ周縁部)40が形成され、アウタ下部重ね接合部40に連ねて第1曲げ成形部41、アウタ平面部42及び第2曲げ成形部43からなるアウタ膨出部44が車体12の外側へ向かって押し出されている。
また、アウタパネル31には、クリップ80(取付部)の締結により補強部材52を固定するための切欠き部46(図3参照)と、第1ハーネス102をリヤドア本体30内部のハーネス連結部104から車外側まで引き出すための連通孔であるハーネス連通孔47(図5参照)と、が形成されている。切欠き部46は、クリップ80を把持する径で形成されている。
<インナパネルの構成>
図3〜図5に示すように、インナパネル32は、圧延鋼板あるいはアルミニウム合金製圧延板材、あるいは、マグネシウム合金製の圧延板材等をプレス加工して形成されたパネル部材からなる。
インナパネル32には、インナ下部重ね接合部(インナ周縁部)32aが形成されている。アウタパネル31のアウタ下部重ね接合部(アウタ周縁部)40が、インナ下部重ね接合部(インナ周縁部)32aの端部を挟んで折り返されることで、アウタパネル31(リヤドア本体30)の下縁45を形成している。
[リヤドアロアガーニッシュの構成]
図1〜図5に示すように、リヤドアロアガーニッシュ50は、意匠面を形成する外表部材51と、外表部材からリヤドア本体30側(車両内外方向)に向かってかつ該リヤドアロアガーニッシュ50の長手方向に延びる補強部材52と、リヤドアロアガーニッシュ50の周縁部と車体10との間を密着するシール部材53(図3参照)と、を備える。リヤドアロアガーニッシュ50は、外表部材51と補強部材52によって、リヤドアロアガーニッシュ50の長手方向に延びる閉断面部55を形成している。シール部材53の接続部72は、アウタパネル31(ドア外表面)と補強部材52のフランジ部61との間に挟持される。
このように、外表部材51と補強部材52との間に、リヤドアロアガーニッシュ50の長手方向に延びる閉断面部55が形成され、クリップ80(取付部)は、一部が閉断面部55の内部に挿入される。
<外表部材の構成>
図3〜図5に示すように、外表部材51は、樹脂製であり、車両C正面視(図3の端面図の視点)でリヤドア本体30の車外側の外表面34の下部35(図1参照)に重なり覆うとともに、アウタパネル31の下縁(縁)45よりも下方に延び、かつ、その底面端部から車体10方向に略垂直に折れ曲がり(すなわち車両前後方向から見た断面視でL字形状で)、アウタパネル31の下縁45の下部まで入り込むように形成されている。但し、外表部材51は、アウタパネル31の下縁(縁)45よりも下方に延びてはいるものの、アウタパネル31の下縁(縁)45からそれ程下方まで延びてはいない。換言すれば、アウタパネル31の下縁(縁)45は、リヤドアロアガーニッシュ50の外表部材51に対して、相当程度下方まで延びた構成となっている。また、外表部材51は、車体10方向に延びる底面に地面照射ライト101からの光を照射する開口部51a(図3参照)を形成している。
また、外表部材51は、補強部材52の端部に形成された係合部64に差し込んで、端部同士を補強部材52に係合させる爪部51bを先端に有する。
なお、外表部材51の凹部51c,51d(図1参照)は、それぞれデザイン線を形成している。
<補強部材の構成>
図2〜図7に示すように、補強部材52は、外表部材51の車内側で外表部材51を内側から支持して外表部材51を補強する。補強部材52は、外表部材51と共に、アウタパネル31の下縁45よりも下方に延びている。但し、上述したように、補強部材52は、アウタパネル31の下縁45と近接して配置されている。
補強部材52は、リヤドアロアガーニッシュ50の周縁に向かって延びるフランジ部61と、フランジ部61の一部を略水平方向に折り曲げて形成され、電装部品ユニット100を取付ける電装部品取付部62と、外表部材51との間で閉断面部55,55aを形成して剛性を高める第1折曲部63及び第2折曲部64と、第2折曲部64の上方にクリップ80を連通させるクリップ連通孔65と、を有する。クリップ連通孔65は、クリップ80を把持する径で形成されている。
フランジ部61は、シール部材53の接続部72と面(延出面)で接触(当接)し、アウタパネル31(ドア外表面)との間で接続部72を挟持する。
電装部品取付部62は、フランジ部61の一部を略水平方向に折り曲げて形成され、ハーネス連結部104を取付ける凹部62aと、地面照射ライト101の取付位置の側面を切り欠いた切欠き部62bと、を有する。凹部62aの底面には、所定高さを有するハーネス連結部104が、第2ハーネス103を略水平とするように載置され、後記するように結合部105により結合される。切欠き部62bは、地面照射ライト101の取り付け作業性を向上させるための開口部である。
図4に示すように、電装部品取付部62には、結合部連結孔66が形成され、ハーネス連結部104が結合部連結孔66の下方から結合部105によりカプラ結合される。
図3に示すように、電装部品取付部62の車両前方方向には、第2ハーネス貫通孔67と、ねじ孔68と、位置決め突起部69と、が形成される。地面照射ライト101の後部から第2ハーネス貫通孔67を介して第2ハーネス103が電装部品取付部62の上面に引き出される。地面照射ライト101の後部は、ねじ孔68にねじ101bで締結される。
図2、図6(b)に示すように、車両後方且つ上方側から電装部品取付部62の上面に引き込まれた第1ハーネス102は、第2ハーネス103が連結されているハーネス連結部104に連結される。
外表部材51と補強部材52は、基本的には、図5に示すように、外表部材51と補強部材52によって、リヤドアロアガーニッシュ50の長手方向に延びる閉断面部55を形成している。なお、補強部材52は、電装部品取付部62の凹部62a及び切欠き部62bを有するので、この凹部62a及び切欠き部62bにより閉断面部55は一部小さくなっている。
具体的には、第1折曲部63は、外表部材51から離れる向(車内側)(図3参照)に折り曲げられて閉断面部55(図3参照)を形成している。すなわち、補強部材52のフランジ部61と第1折曲部63と外表部材51の内面側とは、閉断面部55を形成している。また、第2折曲部64は、第1折曲部63よりも上部にあって、外表部材51から離れる方向(車内側)に折り曲げられて閉断面部55aを形成している。閉断面部55,55aは、リヤドアロアガーニッシュ50の長手方向に延びている。
また、車室内側から見ると、アウタパネル31と電装部品取付部62と第1折曲部63とは、リヤドアロアガーニッシュ50の長手方向に延びる閉空間56を形成している。
電装部品ユニット100のうち、第1ハーネス102、第2ハーネス103及びハーネス連結部104については、この閉空間56に臨む電装部品取付部62の上面に配置される。また、電装部品ユニット100のうち、地面照射ライト101については、閉断面部55に固定される。
図4に示すように、補強部材52は、ハーネス連結部104と対向する位置でリヤドアロアガーニッシュ50の長手方向に直交する方向(閉断面部55に対して車両内外方向)に貫通する切欠き部68が形成されている。切欠き部68は、電装部品取付部62に取り付けられたハーネス連結部104が補強部材52の内側側面に当接しないようにする。
このように、補強部材52は、外表部材51を補強する補強部材としての機能に加え、長手方向に延びた閉空間56及び閉断面部55を活かして電装部品ユニット100を取付ける電装部品取付部62としての機能を併せ持つ。
[シール部の構成]
シール部材53は、リヤドア本体30とリヤドアロアガーニッシュ50の端部との間をシールする。
図2〜図7に示すように、シール部材53は、アウタパネル31の下縁45と補強部材52のフランジ部61との間で挟持され、リヤドア12を閉じると乗降口枠部22(図1参照)に接触して、リヤドアロアガーニッシュ50の周縁部と車体10との間をシールする。
シール部材53は、リヤドア本体30の表面に沿って延びるリップ形状のシール部71(延出面)と、アウタパネル31の下縁34と補強部材52のフランジ部61との間でシール部材71を挟持する接続部72と、アウタパネル31の第2曲げ成形部43(アウタ膨出部44)と電装部品取付部62の上面とにより画成された閉空間56に配置され、シール部材53の抜けを防止するフック部73と、ハーネス連結部104に対向する位置においてフック部73に対応する部分を切り欠いた切欠き部74(第2の切欠き部)(図4参照)と、線接触によりシールの面圧を安定化させるための突起75〜77と、を有する。
フック部73は、接続部72より車内側(外表部材51と反対側)に突出している。接続部72は、シール部71からフック部73までを接続する。また、接続部72は、補強部材52のフランジ部61と面(延出面)で接触している。
[電装部品ユニットの構成]
電装部品ユニットの一例として灯体ユニットを例に採る。電装部品は、ハーネスにより電気的に接続されるものであればどのようなものでもよく、灯体ユニットに限らず、各種センサユニットでもよい。
電装部品ユニット100は、地面照射ライト(電装部品)101と、リヤドア本体30内部のハーネス連結部104から車外側まで引き出される第1ハーネス102と、地面照射ライト101から引き出される第2ハーネス103と、第1ハーネス102と第2ハーネス103とを電気的に連結するハーネス連結部104と、ハーネス連結部104を補強部材52の電装部品取付部62に機械的に結合するためのクリップである結合部105と、を備える。
<電装部品>
地面照射ライト101は、図1、図3に示すように、リヤドアロアガーニッシュ50内の補強部材52の電装部品取付部62に取り付けられ、外表部材51底部に形成された開口部51aから下方に光を照射する。地面照射ライト101の光源は、例えば白色LEDである。詳細には、図3に示すように、地面照射ライト101は、光源を内蔵したライト本体ケース101aを有し、このライト本体ケース101aの後部から電装部品取付部62の第2ハーネス貫通孔67を経由して第2ハーネス103が引き出される。ライト本体ケース101aは、電装部品取付部62に開口した前後2箇所のねじ孔68を介してねじ101bにより締結される。
なお、電装部品は、上記灯体のほか、近接センサを含む各種センサ、アンテナ、又はカメラが挙げられる。これらの電装部品は、複数又は組み合わせて用いられてもよく、当該ユニットも複数設置されてもよい。
<第1ハーネス及び第2ハーネス>
第1ハーネス102は、図5、図6(b)に示すように、アウタパネル31(車体)の開口部47から電装部品取付部62の上面(閉空間56)まで引き込まれる。
第2ハーネス103は、図2、図3に示すように、地面照射ライト101の後部から第2ハーネス貫通孔67を経由して電装部品取付部62の上面(閉空間56)まで引き出される。
第1ハーネス102及び第2ハーネス103は、地面照射ライト101に電源を供給するためのケーブルである。なお、電装部品ユニット100が、例えばセンサユニットである場合は、第1ハーネス102及び第2ハーネス103は、信号線としての機能を併せ持つ。
<ハーネス連結部>
ハーネス連結部104は、第1ハーネス102に取り付けられ開口部111aがプラグ形状の第1連結部111と、第2ハーネス103に取り付けられコネクタ部112aが第1連結部111の開口部111aに挿入される第2連結部112と、第2連結部112のカプラ112bに先端のカプラ113aを係合して、ハーネス連結部104を補強部材52に結合させる結合部105と、を有する。
結合部105は、下方への抜け(脱落)を防ぐためのかさ部113bと、結合部113の上方への抜けを防止するとともに、振動等を緩和する戻り突起部113cと、を有する。
ハーネス連結部104は、リヤドアロアガーニッシュ50の長手方向において第1ハーネス102と第2ハーネス103とを連結させ、かつハーネス連結部104は、補強部材52に結合部105により結合される。
本実施形態では、第1ハーネス102と第2ハーネス103とを連結させる構造は、一方のリヤドアロアガーニッシュ50の長手方向に開口するハーネスの開口部に、他方のハーネスの先端が差し込まれて連結する態様を採る。
また、ハーネス連結部104を補強部材52に結合させる構造は、第2連結部112のカプラ112bに結合部105のカプラ113aをカプラ結合する態様を採る。
ここで、結合部113による結合とは、クリップ形状、爪形状による係合、及びボルト等による締結等を含み、接着は含まない。また、クリップ形状をカプラ自体に形成する構造も含んでいる。
[電装部品ユニットの取付]
ライト本体ケース101aの後部から第2ハーネス貫通孔67を経由して第2ハーネス103が引き出される。そして、ライト本体ケース101aの後部を、位置決め突起部69により位置決めしながら電装部品取付部62の下面に当接させ、前後2箇所のねじ孔68を介してねじ101bにより締結する。これにより、ライト本体ケース101aが電装部品取付部62の下面に取り付けられる。地面照射ライト101は、図1、図3に示すように、その後の工程で電装部品取付部62への取り付けが完了すると、外表部材51底部に形成された開口部51aから下方に光を照射することができる。
図2、図3に示すように、第2ハーネス103の先端にはハーネス連結部104を構成する第2連結部112が取り付けられている。第1連結部111及び第2ハーネス103は、電装部品取付部62の凹部16aの位置まで引き出される。
図4、図6(a)、図7に示すように、ハーネス連結部104の取付時には、第2ハーネス103を取り付けた第2連結部112を、電装部品取付部62上に載置し、この状態で第2連結部112のカプラ112bに、電装部品取付部62の下面から結合部連結孔66を介して結合部113のカプラ113aを先端から挿入し、カプラ112bとカプラ113aとを結合させる。これにより、第2ハーネス103を取り付けた第2連結部112は、結合部113により電装部品取付部62に強固に固定される。図2、図6(b)、図7に示すように、その後の第1ハーネス102の取付工程において、第2ハーネス103が取り付けられた第2連結部112のコネクタ部112aに、第1連結部111の開口部111aを挿入して第1ハーネス102と第2ハーネス103とを電気的に連結する。なお、第1連結部111と第2連結部112には、図示しない突起部とそれに係合する係合部が形成されており、意図しない抜け落ちが防止される。
[リヤドアロアガーニッシュの取付]
上記リヤドアロアガーニッシュ50と外表部材51と補強部材52とアウタパネル31とは、例えば両面テープからなる接着剤81〜83により接合される。この場合、外表部材51の周縁とシール部材53とを接着剤81により接合する。そして、シール部材53が接合された補強部材52と外表部材51とを接着剤82により接合する。そして、シール部材53と補強部材52とが一体となったリヤドアロアガーニッシュ50と、アウタパネル31とを接着剤83により接合する。
クリップ80(取付部)は、リヤドアロアガーニッシュ50の長手方向における、地面照射ライト(電装部品)101とハーネス連結部104との間に、リヤドアロアガーニッシュ50をリヤドア本体30へ取付けるものである。
補強部材52の第2折曲部64の上方には、クリップ80を連通させるクリップ連通孔65が形成されている。このクリップ連通孔65と対向するアウタパネル31には、切欠き部46が形成されており、アウタパネル31の切欠き部46及び補強部材52のクリップ連通孔65に、クリップ80を挿入し、クリップ80締結によりアウタパネル31(ドア外表面)と補強部材52とを固定する。
以上説明したように、本実施形態の車両用ドア1のハーネス結合部構造は、リヤドア本体30の車外側に設けられたリヤドアロアガーニッシュ50と、リヤドアロアガーニッシュ50に設けられた地面照射ライト(電装部品)101と、リヤドア本体30の内部から車外側に引き出された第1ハーネス102と、地面照射ライト101から引き出された第2ハーネス103と、第1ハーネス102と第2ハーネス103を連結するハーネス連結部104と、を備え、リヤドアロアガーニッシュ50は、意匠面を形成する外表部材51と、外表部材51からリヤドア本体30側に向かってかつ該リヤドアロアガーニッシュ50の長手方向に延びる補強部材52と、を備え、ハーネス連結部104は、補強部材52に結合部105により結合される。
この構成により、リヤドアロアガーニッシュ50の長手方向の剛性を確保するための補強部材52にハーネス連結部104を固定することで、剛性の高い位置でハーネス連結部104を支持できる。これにより、ハーネス連結部104の振動を効果的に防止することができる。
また、ハーネス連結部104を結合部105(クリップ等の係合部又はボルト等を用いて固定)で結合する場合でも、特別に取付けボス等を設ける必要が無いので、構造を簡略化することができる。さらに、リヤドアロアガーニッシュ50の外表部にヒケ等の影響を及ぼすことを抑制することができる。
また、本実施形態では、ハーネス連結部104は、リヤドアロアガーニッシュ50の長手方向において第1ハーネス102と第2ハーネス103とを結合させることを特徴とする。
この構成により、ハーネス連結部104は、一方のハーネスの長手方向に開口する開口部に、他方のハーネスの先端が差し込まれて結合するようにして、リヤドアロアガーニッシュ50の長手方向で第1ハーネス102と第2ハーネス103が結合するので、ハーネス連結部104の長手方向に直交する方向のサイズを短くすることができる。これにより、リヤドア本体30の表面にリヤドアロアガーニッシュ50を近付けることができ、リヤドアロアガーニッシュ50の支持強度及びガーニッシュデザインの自由度を向上させることができる。
また、本実施形態では、地面照射ライト101は、補強部材52に固定されるので、地面照射ライト101を強固に支持することができる。また、地面照射ライト101(電装部品)とハーネス連結部104とが同じ補強部材52に取り付けられることから、電装部品とハーネス連結部104とのバラツキによる位置ずれ(取付公差)を防止することができるので、ハーネスを無駄に弛ませる必要が無くなる。その結果、ハーネスの衝突音を抑制することができる。
また、本実施形態では、図7に示すように、リヤドアロアガーニッシュ50の長手方向における、地面照射ライト101とハーネス連結部104との間に、リヤドアロアガーニッシュ50をリヤドア本体30へ取付けるクリップ80(取付部)を設けているので、地面照射ライト101及びハーネス連結部104の両方を一度に、リヤドア本体30に対して固定することができる。また、地面照射ライト101及びハーネス連結部104に比べてサイズの小さいハーネスとラップする位置で取り付けることができるので、ハーネス連結部104(取付点)のレイアウトの自由度を確保することができる。
また、本実施形態では、補強部材52は、ハーネス連結部104と対向する位置でリヤドアロアガーニッシュ50の長手方向に直交する方向に貫通する切欠き部68を設けているので、補強部材52とハーネス連結部104が干渉することを抑制でき、取り付け作業性を向上させることができる。また、リヤドアロアガーニッシュ50をリヤドア本体30に近づけて配置することができる。
また、本実施形態では、リヤドア本体30とリヤドアロアガーニッシュ50端部との間をシールするシール部材53を備え、シール部材53は、リヤドア本体30の表面に沿って延びるシール部71(延出面)を備え、シール部71は、ハーネス連結部104と対向する位置に切欠き部74(第2の切欠き部)を備える。
この構成により、シール部71とハーネス連結部104が干渉することを抑制でき、取り付け作業性を向上させることができる。また、リヤドアロアガーニッシュ50をリヤドア本体30に近づけて配置することができる。
また、本実施形態では、図3に示すように、外表部材51と補強部材52によって、リヤドアロアガーニッシュ50の長手方向に延びる閉断面部55を形成し、閉断面部55が形成された補強部材52に対してクリップ80(取付部)を取付ける。本実施形態では、クリップ80(取付部)は、一部が閉断面部55の内部に挿入される。
この構成により、ボルトやクリップ等の固定部材(締結部材)を用いる際に、リヤドアロアガーニッシュ50の長手方向の剛性を確保するための閉断面部55を利用して係止(締結)することができるので、構造を簡略化させることができる。
以上、上記実施形態に係る車両用ドアのハーネス結合部構造について、図面を参照して詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、実施の形態では、車両用ドアのハーネス結合部構造は、リヤドア(後ドア)に適用した例を示したが、フロントドア(前ドア)であってもよく、またサイドドアに限定されるものではない。
1 車両用ドア
10 車体
11 フロントドア
12 リヤドア
21 サイドボデー
22 乗降口枠部(ドア開口枠部)
23 フロントピラー
24 センタピラー
25 サイドシル
30 リヤドア本体(ドア本体)
31 アウタパネル
32 インナパネル
45 アウタパネルの下縁
46 切欠き部
47 ハーネス連通孔
50 リヤドアロアガーニッシュ(ガーニッシュ)
51 外表部材
52 補強部材
53 シール部材
55,55a 閉断面部
56 閉空間
61 フランジ部
62 電装部品取付部
63 第1折曲部
64 第2折曲部
66 結合部連結孔
67 第2ハーネス貫通孔
68 切欠き部
71 シール部(延出面)
72 シール部材の接続部
73 フック部
74 切欠き部(第2の切欠き部)
80 クリップ(取付部)
101 地面照射ライト(電装部品)
101a ライト本体ケース
102 第1ハーネス
103 第2ハーネス
104 ハーネス連結部
105 結合部
111 第1連結部
112a コネクタ部
111a 開口部
112 第2連結部
112b,113a カプラ
113 結合部
113b かさ部
113c 突起部
C 車両

Claims (8)

  1. ドア本体の車外側に設けられたガーニッシュと、
    前記ガーニッシュに設けられた電装部品と、
    前記ドア本体の内部から車外側に引き出された第1ハーネスと、
    前記電装部品から引き出された第2ハーネスと、
    前記第1ハーネスと前記第2ハーネスを連結するハーネス連結部と、を備え、
    前記ガーニッシュは、意匠面を形成する外表部材と、前記外表部材からドア本体側に向かってかつ該ガーニッシュの長手方向に延びる補強部材と、を備え、
    前記ガーニッシュの長手方向における、前記電装部品と前記ハーネス連結部との間に、前記ガーニッシュを前記ドア本体へ取付ける取付部を設け、
    前記ハーネス連結部は、前記補強部材に結合部により結合されることを特徴とする車両用ドアのハーネス結合部構造。
  2. ドア本体の車外側に設けられたガーニッシュと、
    前記ガーニッシュに設けられた電装部品と、
    前記ドア本体の内部から車外側に引き出された第1ハーネスと、
    前記電装部品から引き出された第2ハーネスと、
    前記第1ハーネスと前記第2ハーネスを連結するハーネス連結部と、を備え、
    前記ガーニッシュは、意匠面を形成する外表部材と、前記外表部材からドア本体側に向かってかつ該ガーニッシュの長手方向に延びる補強部材と、を備え、
    前記補強部材は、前記ハーネス連結部と対向する位置で前記ガーニッシュの長手方向に直交する方向に貫通する切欠き部を設け、
    前記ハーネス連結部は、前記補強部材に結合部により結合されることを特徴とする車両用ドアのハーネス結合部構造。
  3. ドア本体の車外側に設けられたガーニッシュと、
    前記ガーニッシュに設けられた電装部品と、
    前記ドア本体の内部から車外側に引き出された第1ハーネスと、
    前記電装部品から引き出された第2ハーネスと、
    前記第1ハーネスと前記第2ハーネスを連結するハーネス連結部と、を備え、
    前記ガーニッシュは、意匠面を形成する外表部材と、前記外表部材からドア本体側に向かってかつ該ガーニッシュの長手方向に延びる補強部材と、
    前記ドア本体と前記ガーニッシュ端部との間をシールするシール部と、を備え、
    前記シール部は、前記ドア本体の表面に沿って延びる延出面を備え、
    前記延出面は、前記ハーネス連結部と対向する位置に第2の切欠き部を備え、
    前記ハーネス連結部は、前記補強部材に結合部により結合されることを特徴とする車両用ドアのハーネス結合部構造。
  4. 前記ガーニッシュの長手方向における、前記電装部品と前記ハーネス連結部との間に、前記ガーニッシュを前記ドア本体へ取付ける取付部を設ける
    ことを特徴とする請求項2又は至請求項3に記載の車両用ドアのハーネス結合部構造。
  5. 前記補強部材は、前記ハーネス連結部と対向する位置で前記ガーニッシュの長手方向に直交する方向に貫通する切欠き部を設ける
    ことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の車両用ドアのハーネス結合部構造。
  6. 前記ドア本体と前記ガーニッシュ端部との間をシールするシール部を備え、
    前記シール部は、前記ドア本体の表面に沿って延びる延出面を備え、
    前記延出面は、前記ハーネス連結部と対向する位置に第2の切欠き部を備える
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用ドアのハーネス結合部構造。
  7. 前記ハーネス連結部は、前記ガーニッシュの長手方向において前記第1ハーネスと前記第2ハーネスとを結合させる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の車両用ドアのハーネス結合部構造。
  8. 前記電装部品は、前記補強部材に固定される
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の車両用ドアのハーネス結合部構造。
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