JP2002249002A - ドアヒンジハーネス - Google Patents

ドアヒンジハーネス

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JP2002249002A
JP2002249002A JP2001046859A JP2001046859A JP2002249002A JP 2002249002 A JP2002249002 A JP 2002249002A JP 2001046859 A JP2001046859 A JP 2001046859A JP 2001046859 A JP2001046859 A JP 2001046859A JP 2002249002 A JP2002249002 A JP 2002249002A
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door
connector
hinge
harness
vehicle body
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JP2001046859A
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Michio Hayashi
美智男 林
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Yazaki Corp
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D5/00Construction of single parts, e.g. the parts for attachment
    • E05D5/02Parts for attachment, e.g. flaps
    • E05D5/06Bent flaps
    • E05D5/062Bent flaps specially adapted for vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/0207Wire harnesses
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D11/00Additional features or accessories of hinges
    • E05D11/0081Additional features or accessories of hinges for transmitting energy, e.g. electrical cable routing
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/50Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
    • E05Y2900/53Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles characterised by the type of wing
    • E05Y2900/531Doors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドア側回路と車体側回路とを簡単に且つ確実
に接続させる。 【解決手段】 ピン部材を介して車体側ヒンジ部2とド
ア側ヒンジ部3とを枢支してなるドアヒンジ1によりド
ア8を車体4に開閉自在に設け、ドアヒンジに配索され
た回路導体Wを介して車体側の回路17をドア側の回路
20に通電するドアヒンジハーネス57であって、ピン
部材を管状に形成する一方、ピン部材の内部空間に回路
導体Wを配索した。回路導体Wに、車体側のコネクタ1
8に対する入力側コネクタ19と、ドア側のコネクタ2
1に対する出力側コネクタ22とを設けた。入力側コネ
クタ19を車体側ヒンジ部2に取り付け、出力側コネク
タ22をドア側ヒンジ部3に取り付けた。ピン部材の外
周に、回路導体Wを挿通させる挿通部を設けた。車体側
ヒンジ部2とドア側ヒンジ部3とに、回路導体Wを挿通
させる挿通部を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアを車体に枢支
するドアヒンジを利用して回路導体を配索したドアヒン
ジハーネスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の自動車のサイドドア、トランクリ
ッド、ワンボックスカーにおけるリアドア等の高機能化
により、これらドアには電動ドアミラー、ドアミラーワ
イパー、ドアスピーカ、ウィンドレールレギュレータモ
ータ、オートドアロック機構、ドアウィンドのチャイル
ドセィフティ機構、ドアランプ等の種々の電装品が多用
されている。
【0003】一例としてこれら電装品に接続されるワイ
ヤハーネス類を予めドア本体に組み込んでモジュール化
した状態で自動車製造メーカに納入することが挙げられ
る。この場合、回路導体としてのワイヤハーネス類をい
かに効率よくドアに組み付けてモジュール化するか、ま
た自動車製造メーカ側でのドア組み付け工程でいかにモ
ジュール化されたドアアッセンブリを能率的に車体へ組
み込むかが重要となる。勿論、車両組付工程でドア内に
ワイヤハーネスを配索する手法も一般に行われている。
【0004】例えば乗用車には、図4に示すようにエン
ジンルームに収納したバッテリからの電流をドアに装備
された上記電装品へ供給するために、フロントピラー3
1から導出した車体側のワイヤハーネス32は、上記電
装品に接続される端末コネクタ33を有するドア側のワ
イヤハーネス34に電気接続される。かかる電気接続
は、車体側のワイヤハーネス32の端末に設けた車体側
コネクタ35を、ドア39のヒンジサイドパネル36側
においてドア側ハーネス34のコネクタ37に嵌合する
ことで行われる。
【0005】ところが、このように車体側コネクタ35
とドア側コネクタ37とを単に接続しただけの構造で
は、各コネクタ35,37をドア内空部に格納したとし
ても、車体38とドア39との間に位置する車体側ハー
ネス32ないしはドア側ハーネス34の何れかの一部が
外部に露呈して雨水に晒され易く、またドアの開閉頻度
が多くなることによる経年変化に伴う疲労により、ハー
ネスの被覆が破損し易くなり、そこから雨水が浸入して
ショートし、その結果、電気接続が不安定になる等の恐
れがあった。また、場合によっては故意に被覆を破って
電気回路をショートさせてドアロックを解除するという
車両盗難に遭遇する危険性もあった。
【0006】そこで、かかる事態を回避すべく、図5に
示すようにドア39から車体38への渡り部Aにおい
て、合成樹脂製のグロメット41を被せた防水構造を多
用することで、ハーネスの屈曲による疲労劣化からの保
護、防水さらには車両盗難事故対策を講じている。
【0007】図5(a)の形態は、グロメット41の両
端のフランジ部42,43を、ドア側のヒンジサイドパ
ネル36に形成した貫通孔44aと、ドア対面部に形成
した貫通孔44bとに圧入して取み付けたものである。
また、図5(b)の形態は、グロメット41のフランジ
部43内に設けたドアハーネス側コネクタ45を、車体
側の貫通孔44bに設けた車体ハーネス側コネクタ46
に嵌合して電気接続するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構造にあっては、例えばグロメット41を拡径してコネ
クタ45やハーネス34を挿通させる作業が面倒で手間
がかり、グロメット41を含むドア側のワイヤハーネス
34の生産性を悪化させる要因となっていた。また、グ
ロメット41をドアの孔44aに貫通させる作業が面倒
で手間がかかり、フランジ部42,43をドアや車体の
孔44a,44bに嵌合させるのにも大きな力を要し、
車体やドアへのワイヤハーネスの組付性を悪化させる要
因となっていた。
【0009】すなわち、車体38にドア39を組み付け
る際に、まずドア本体を車体38にドアヒンジを介して
仮装着し、この状態で車体38とドア39との渡り部に
おけるハーネスの接続作業を行わなければならないが、
このとき車体38とドア39との間に存するスペースが
狭いために、上記問題を生じやすかった。
【0010】また、グロメット41は針金等の鋭利な工
具により、破損されやすいため、車体側またはドア側に
おける装着部位の隙間から針金等の挿入による電気回路
のショートが行われやすく、車両盗難を回避できない問
題があった。
【0011】一方、図6は、ドアヒンジを利用してワイ
ヤハーネスを配索した従来のハーネス配索構造(実開平
2−97830号)を示すものである。この構造は、車
体38とドア39との間に配索されるワイヤハーネス5
0を、ドアヒンジ51のピン部材52の回りに巻装した
ものであり、上記従来のグロメットを用いずにワイヤハ
ーネスを外部から確実に保護できるという長所を有して
はいるものの、ドアヒンジ51の構造が複雑化すると共
に、ドアヒンジ51へのワイヤハーネス50の組み付け
や、車体側ハーネスとドア側ハーネスとの接続が困難で
あるという問題を有するものであった。
【0012】本発明は、上記した点に鑑み、ドアヒンジ
を利用してドアと車体との間にワイヤハーネスを簡単な
構造で容易に配索することができ、しかも車体側ハーネ
ス(回路)とドア側ハーネス(回路)との接続を容易に
且つ確実に行うことのできるドアヒンジハーネスを提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
なされた請求項1記載の発明に係るドアヒンジハーネス
は、ピン部材を介して車体側ヒンジ部とドア側ヒンジ部
とを枢支してなるドアヒンジによりドアを車体に開閉自
在に設けると共に、該ドアヒンジに配索された回路導体
を介して前記車体側の回路をドア側の回路に通電するド
アヒンジハーネスであって、前記ピン部材を管状に形成
する一方、該ピン部材の内部空間に前記回路導体を配索
したことを特徴とする。請求項1記載の発明によれば、
ピン部材を管状に形成して、このピン部材の内部空間を
利用して回路導体を配索するだけの簡単な構成により、
容易にドアヒンジへの回路導体の配索作業ができ、また
回路導体を配索した後のドアヒンジすなわちドアヒンジ
ハーネスを車体へ組み付ける作業を簡単に行える。ま
た、回路導体はピン部材の内部空間に収納されているの
で、ドア開閉に支障を来すことがなく、また車体側ヒン
ジ部とドア側ヒンジ部とに挟まれることがない。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載のド
アヒンジハーネスにおいて、前記ピン部材の内部空間に
配索された前記回路導体に、前記車体側の回路のコネク
タに対する入力側コネクタと、前記ドア側の回路のコネ
クタに対する出力側コネクタとを設けたことを特徴とす
る。請求項2記載の発明によれば、入力側コネクタが車
体ハーネス側コネクタに、また出力側コネクタがドアハ
ーネス側コネクタにそれぞれ嵌合して電気接続される。
そして、モジュール化されたドアヒンジハーネスを用い
て、ドア側ハーネスと車体側ハーネスとを簡単に且つ確
実に接続させることができ、且つドアのモジュール化を
容易にすることができる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項2記載のド
アヒンジハーネスにおいて、前記入力側コネクタを前記
車体側ヒンジ部に取り付け、前記出力側コネクタを前記
ドア側ヒンジ部に取り付けたことを特徴とする。請求項
3記載の発明によれば、ドアヒンジをドアに装着するだ
けで、簡単にドアへのワイヤハーネスの組み付けを行う
ことができ、組付作業性が向上する。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何
れか記載のドアヒンジハーネスにおいて、前記ピン部材
の外周に、前記回路導体を挿通させる挿通部を設けたこ
とを特徴とする。請求項4記載の発明によれば、回路導
体がピン部材の径方向の挿通部に挿通されることで、安
定に位置決めされ、ドア開閉時にドアヒンジによって挟
まれることが防止される。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何
れか記載のドアヒンジハーネスにおいて、前記車体側ヒ
ンジ部と前記ドア側ヒンジ部とに、前記回路導体を挿通
させる挿通部を設けたことを特徴とする。請求項5記載
の発明によれば、ドアヒンジからの回路導体の導出方向
が正確に規定されることで、ドアヒンジに回路導体が挟
まれることが回避されると共に、ドアヒンジ周辺の回路
導体の配索形態が簡素化される。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項2〜5の何
れか記載のドアヒンジハーネスにおいて、前記車体側ヒ
ンジ部と前記ドア側ヒンジ部とが、ドア閉時において前
記入力側コネクタと前記出力側コネクタとを互いに対峙
させる取付用の板部を有することを特徴とする。請求項
6記載の発明によれば、取付用の各板部によって入力側
と出力側の各コネクタの位置が正確に規定され、各コネ
クタへのドア側ハーネスと車体側ハーネスとのコネクタ
接続が正確に行われる。
【0019】請求項7記載の発明は、請求項6記載のド
アヒンジハーネスにおいて、前記各板部に、前記入力側
コネクタと前記出力側コネクタとを位置決めして固定す
るコネクタ取付孔が設けられたことを特徴とする。請求
項7記載の発明によれば、各板部のコネクタ取付孔に各
コネクタを嵌合することで、コネクタを板部に簡単に固
定することができ、コネクタ組付作業性が向上すると共
に、コネクタの位置が一層正確に規定され、各コネクタ
へのドア側ハーネスと車体側ハーネスとのコネクタ接続
が一層正確に行われる。またコネクタを取付孔内に収容
することで、構造が小型化する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るドアヒンジハ
ーネスの一実施形態を図1〜図3に基づいて詳説する。
図1は、ドアヒンジハーネスの概略外観斜視図、図2は
図1のドアヒンジを車体とドアとの間に装着した状態の
側面図、図3は図1のIII部における要部拡大斜視図で
ある。
【0021】符号1は、板金加工等で形成されたドアヒ
ンジで、車体側ヒンジ部2とドア側ヒンジ部3とから構
成されている。車体側ヒンジ部2は、直交する垂直板部
(板部)6,55と、一方の垂直板部55の側端部にお
いて高さ方向中間位置に一体に続く略円形の筒状部7と
で構成されている。他方の垂直板部6は車体4(図2)
のドア対面部5に対峙して位置する。
【0022】円筒部7は図3の如く垂直板部55の高さ
方向中間部を側方に延長しつつ内向きに湾曲させて形成
され、上下一対の連結片58の先端が垂直板部55に直
角に当接している。上下一対の連結片の間にハーネス挿
通部である矩形状のハーネス挿通孔(挿通口)16が設
けられている。挿通孔16の形状は円弧形状であっても
よい。挿通孔16は、垂直板部55を金属板から打ち抜
く際にパンチ(図示せず)で同時に簡単に穿設すること
ができる。
【0023】ドア側ヒンジ部3(図1)は、車体側ヒン
ジ部2と同様に直交した垂直板部(板部)10,56
と、一方の垂直板部56の上下両方に一体に続く略円形
の筒状部11,12とで構成されている。他方の垂直板
部10はドア8(図2)のヒンジサイドパネル9に対峙
して位置する。上下の筒状部11,12の間に前記筒状
部7が挟まれた状態で位置している。上下の筒状部1
1,12は垂直板部56の上下の部分を側方に延長しつ
つ内向きに湾曲して形成される。なお、各筒状部7,1
1,12を別体に形成して、垂直板部55,56に溶接
等で固定することも可能である。
【0024】上側の筒状部11の内側には、中空管状の
上部ピン(ピン部材)13(図3(a)(b))が挿入
されていて、その下端部が筒状部11から下方に突出し
て、車体側ヒンジ部2の筒状部7内に嵌合されている。
上部ピン13の上端寄りには、回路導体であるワイヤハ
ーネスWを挿通させる挿通孔14が径方向に穿設されて
いる。挿通孔14と同心に上側の筒状部11にも挿通孔
60が穿設されている。ワイヤハーネスWは複数本の電
線をテープ巻きやビニルチューブ等で結束して構成され
ている。
【0025】下側の筒状部12には、中実の下部ピン1
5(図3(a)(c))が取り付けられ、その上端方が
中間の筒状部7内に挿入嵌合されている。これら上部ピ
ン13および下部ピン15の長手中心軸線は同一線上に
位置し、ヒンジ機能すなわちスムーズな回動性が発揮さ
れるようになっている。
【0026】ドアヒンジ1に回路導体であるワイヤハー
ネスWを配索することでドアヒンジハーネス57(図
1)が構成されている。ドアヒンジ1へのハーネスWの
配索は、上側の筒状部11のハーネス挿通孔60から、
上部ピン13の挿通孔14を経て上部ピン13の内部空
間S1に導入し、上部ピン13と下部ピン15との間に
存する空隙S2を通って中間の筒状部7の挿通孔16か
ら外部に導出することで簡単に行うことができる。
【0027】図1,図2の如く、ハーネスWの左方端
(前端)には雌型の入力側コネクタ19が設けられてい
る。コネクタ19には電源側である車体側ハーネス(回
路)17(図2)の端末の雄型のコネクタ18が嵌合接
続される。また、ハーネスWの右方端(後端)には、ド
ア側ハーネス(回路)20(図2)の雄型のコネクタ2
1に対する雌型の出力側コネクタ22が設けられてい
る。
【0028】雌型のコネクタ19,22は合成樹脂製の
雌型のコネクタハウジング(符号19,22で代用す
る)と、コネクタハウジング内に収容された雄型の端子
19と、雄型のコネクタ18,21(図2)に対してコ
ネクタハウジング内に装着された防水パッキンとで構成
されている。また、雄型のコネクタ18,21は合成樹
脂製の雄型のコネクタハウジング(符号18,21で代
用する)と、コネクタハウジング内に収容された雌型の
端子(図示せず)とで構成されている。ワイヤハーネス
W,17,20の各電線とコネクタハウジングの端子収
容室との間には環状の防水ゴム栓が挿入されることが好
ましい。
【0029】入力側コネクタ19は、車体側ヒンジ部2
の垂直板部5に形成したコネクタ取付孔23に固定さ
れ、出力側コネクタ22は、ドア側ヒンジ部3の垂直板
部9に形成されたコネクタ取付孔24に固定されてい
る。コネクタ19,22の固定は例えばコネクタハウジ
ングに一体に設けた係止突起(図示せず)を取付孔2
3,24の周縁に係合させることで簡単に行われる。
【0030】図2で符号25は、車体4のドア対面部5
に形成され、入力側コネクタ19を収容するコネクタ収
容孔、符号26は、ドアヒンジパネル9に形成され、出
力側コネクタ22を収容するコネクタ収容孔をそれぞれ
示す。
【0031】次に、上記構成に係るドアヒンジハーネス
57(図1)を、車体4のドア対面部5と、ドア8のド
アヒンジパネル9との間に組み付ける一方法を説明す
る。先ず、ドアヒンジ1のドア側ヒンジ部3の孔部59
にボルト(図示せず)を挿通して、ドアヒンジパネル9
の所定箇所にナット等の締結手段で固定する。この際、
出力側コネクタ22がコネクタ収容孔26に合致するよ
うにセットして取り付ける。
【0032】次に、ドアハーネス側コネクタ21を出力
側コネクタ22に嵌合接続する。この状態で、入力側コ
ネクタ19を収容孔25に合致させて車体側ヒンジ部2
をドア対面部5に締結手段で固定する。次いで、入力側
コネクタ19に車体ハーネス側コネクタ18を嵌合して
電気接続する。
【0033】なお、各コネクタ18,19、21,22
を嵌合させた後、ドアヒンジ1をドア8と車体4とに固
定することも可能である。これはワイヤハーネス17,
20がある程度の余長を有しているためである。ドアヒ
ンジ1の固定に際しては、コネクタ19,22を収容孔
25,26の下端に引っ掛けることで、ドアヒンジ1が
ドア8と車体4と仮止めされ、固定作業が容易化する。
このようにして、車体4へのドア8の取付が完了し、ワ
イヤハーネスWを介して例えばバッテリの電源電流がド
ア側の電装品に供給されることになる。
【0034】本実施形態は、ドアヒンジ1の上部ピン1
3の内部空間S1を利用してハーネスWを挿通配索し、
このハーネスWの両端に入力側コネクタ19と出力側コ
ネクタ22とを設け、これら入出力側の両コネクタ1
9,22に、車体ハーネス側コネクタ18とドアハーネ
ス側コネクタ21とを嵌合させるだけで電気接続を簡単
に且つ確実に行うことができる。
【0035】このように、容易にドアヒンジ1の筒状部
11,7へハーネスWの配索作業ができ、またハーネス
Wを配索した後のドアヒンジ1を車体4やドア8へ組み
付ける作業を簡単に行うことができるので、ドア8のモ
ジュール化を容易にすることができる。
【0036】また、モジュール化されたドアヒンジハー
ネス57を用いることで、ドアアッセンブリを自動車製
造組み立てラインに搬入して組み付ける場合でも、ドア
ヒンジ1の車体側ヒンジ部2を車体側に取り付けるだけ
で、容易にハーネスWを車体側に配索でき、それだけ車
体4への組付作業性が向上する。
【0037】また、ハーネスWは上部ピン13の内部空
間S1に格納されているので、ドア開閉に支障を来すこ
とがなく、また車体側ヒンジ部2とドア側ヒンジ部3と
に挟まれることがない。
【0038】また、弾性の防水グロメットを用いないか
ら、ワイヤハーネスの生産性が向上すると共に、ワイヤ
ハーネスの製造過程においても、グロメットを取り付け
る工程を排除でき、車両へのワイヤハーネスの組付性が
向上する。また、針金等の特殊な工具を用いてグロメッ
トの隙間から電気回路をショートさせ、故意にドアロッ
クを解除するという車両盗難事故を未然に回避できる。
【0039】グロメットの使用を廃止したことにより、
グロメット圧入用の取付孔を車体やドア側に形成するこ
とがなくなるので、外部からの雨水浸入経路を減らすこ
とができ、防水対策上有利となる。
【0040】以上、本実施の形態を具体的に詳述してき
たが、具体的な構成はこの形態に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっ
ても本発明に含まれるものである。例えば、上記実施形
態では、自動車用のサイドドアについて適用した場合に
ついて説明したが、ワンボックス車のリアドア、トラン
クリッド、カーゴトラックの箱型荷箱の扉、ガルウィン
グ型ドア等にも適宜応用できる。
【0041】また、上記実施形態では、上部ピン13に
内部空間S1を形成したが、下部ピン15を管状に形成
し、その内部空間にハーネスWを配索してもよい。ま
た、ハーネスWや入出力側の両コネクタ19,22の周
辺に雨水の浸入を防ぐための防水手段を適宜施すことが
できるのは言うまでもない。また、回路導体としては、
電線に限定されるものでなく、フィルム状の偏平な電線
等であってもよい。
【0042】また、上記実施形態においてはドアヒンジ
ハーネス57をドア8側に組み込んだ場合について説明
したが、ドアヒンジハーネス57を車体4のドア対面部
5に取り付けた後に、ドア8を取り付けるようにしても
よい。また、ドア側ヒンジ部3のハーネス挿通孔14,
60に代わるハーネス挿通部として切欠孔を形成するこ
とも可能である。例えば一方14(60)を円形の挿通
孔、他方60(14)を切欠孔とすれば、筒状部11,
13からのハーネスWの抜け出しが確実に防止される。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、ピン部材を管状に形成して、このピン部材
の内部空間を利用して回路導体を配索するだけの簡単な
構成により、容易にドアヒンジへの回路導体の配索作業
ができ、また回路導体を配索した後のドアヒンジすなわ
ちドアヒンジハーネスを車体へ組み付ける作業を簡単に
行うことができる。また、従来のグロメットを用いない
ので、ワイヤハーネスの製造過程においてグロメットを
取り付ける面倒な作業が排除され、ワイヤハーネスの生
産性が向上すると共に、ドアへのグロメットの面倒な挿
通作業が排除され、車両へのワイヤハーネスの組付性が
向上する。また、針金等の特殊な工具が使用されて、グ
ロメットの隙間から電気回路をショートさせ、故意にド
アロックを解除する車両盗難事故を未然に回避できる。
また、モジュール化されたドアヒンジ(ドアヒンジハー
ネス)を有するドアアッセンブリを自動車製造組立ライ
ンに搬入して組み付ける場合でも、ドアヒンジの車体側
ヒンジ部を車体側に取り付けるだけで、容易に回路導体
を車体側に配索でき、それだけ車体への組付作業性を向
上させることができる。また、回路導体はピン部材の内
部空間に収納されているので、ドア開閉に支障を来すこ
とがなく、また車体側ヒンジ部とドア側ヒンジ部とに挟
まれず、回路導体が確実に保護される。
【0044】請求項2記載の発明によれば、入力側コネ
クタを車体ハーネス側コネクタに、また出力側コネクタ
をドアハーネス側コネクタにそれぞれ嵌合するだけで電
気接続が実現される。このように、モジュール化された
ドアヒンジハーネスを用いて、ドア側ハーネスと車体側
ハーネスとを簡単に且つ確実に接続させることができる
と共に、ドアのモジュール化を容易にすることができ
る。
【0045】請求項3記載の発明によれば、車体側ヒン
ジ部に入力側コネクタを、またドア側ヒンジ部に出力側
コネクタをそれぞれ取り付けたので、ドアヒンジをドア
に装着するだけで、簡単にドアへのワイヤハーネスの組
み付けを行うことができ、組み付け作業性が向上する。
【0046】請求項4記載の発明によれば、回路導体が
ピン部材の径方向の挿通部に挿通されることで、安定に
位置決めされ、ドア開閉時にドアヒンジによって挟まれ
ることが防止される。これにより、回路導体が傷付き等
から確実に保護される。
【0047】請求項5記載の発明によれば、ドアヒンジ
からの回路導体の導出方向が正確に規定されることで、
ドアヒンジに回路導体が挟まれることが回避されると共
に、ドアヒンジ周辺の回路導体の配索形態が簡素化され
る。
【0048】請求項6記載の発明によれば、取付用の各
板部によって入力側と出力側の各コネクタの位置が正確
に規定され、ドア側ハーネスや車体側ハーネスとのコネ
クタ接続が正確に行われる。
【0049】請求項7記載の発明によれば、各板部のコ
ネクタ取付孔に各コネクタを嵌合することで、コネクタ
を板部に簡単に固定することができ、コネクタ組付作業
性が向上すると共に、コネクタの位置が一層正確に規定
され、各コネクタへのドア側ハーネスと車体側ハーネス
とのコネクタ接続が一層正確に行われる。またコネクタ
を取付孔内に収容することで、構造が小型化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドアヒンジハーネスの一実施形態
を示す外観斜視図である。
【図2】ドアヒンジハーネスのドアヒンジを車体とドア
との間に装着した状態を示す側面図である。
【図3】(a)は図1のIII部を示す要部拡大斜視図、
(b)はドアヒンジの一部である上部ピンを示す外観斜
視図、(c)は同じく下部ピンを示す外観斜視図であ
る。
【図4】従来のハーネス配索構造の一形態を示す斜視図
である。
【図5】従来の構造における車体とドアとの渡り部にお
けるグロメットの取付状態を示す説明図で、(a)は渡
り部をグロメットで直接に連結した形態の外観図、
(b)はコネクタを介してグロメットを連結した形態の
外観図である。
【図6】従来のドアヒンジを用いたハーネス配索構造を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ドアヒンジ 2 車体側ヒンジ部 3 ドア側ヒンジ部 4 車体 6,9 垂直板部(板部) 7,11,12 筒状部 8 ドア 13 上部ピン 14,16,60 挿通孔(挿通部) 15 下部ピン 18 車体ハーネス側コネクタ 19 入力側コネクタ 21 ドアハーネス側コネクタ 22 出力側コネクタ 57 ドアヒンジハーネス A 渡り部 S1 内部空間 W ワイヤハーネス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピン部材を介して車体側ヒンジ部とドア
    側ヒンジ部とを枢支してなるドアヒンジによりドアを車
    体に開閉自在に設けると共に、該ドアヒンジに配索され
    た回路導体を介して前記車体側の回路をドア側の回路に
    通電するドアヒンジハーネスであって、前記ピン部材を
    管状に形成する一方、該ピン部材の内部空間に前記回路
    導体Wを配索したことを特徴とするドアヒンジハーネ
    ス。
  2. 【請求項2】 前記ピン部材の内部空間に配索された前
    記回路導体に、前記車体側の回路のコネクタに対する入
    力側コネクタと、前記ドア側の回路のコネクタに対する
    出力側コネクタとを設けたことを特徴とする請求項1記
    載のドアヒンジハーネス。
  3. 【請求項3】 前記入力側コネクタを前記車体側ヒンジ
    部に取り付け、前記出力側コネクタを前記ドア側ヒンジ
    部に取り付けたことを特徴とする請求項2記載のドアヒ
    ンジハーネス。
  4. 【請求項4】 前記ピン部材の外周に、前記回路導体を
    挿通させる挿通部を設けたことを特徴とする請求項1〜
    3の何れか記載のドアヒンジハーネス。
  5. 【請求項5】 前記車体側ヒンジ部と前記ドア側ヒンジ
    部とに、前記回路導体を挿通させる挿通部を設けたこと
    を特徴とする請求項1〜4の何れか記載のドアヒンジハ
    ーネス。
  6. 【請求項6】 前記車体側ヒンジ部と前記ドア側ヒンジ
    部とが、ドア閉時において前記入力側コネクタと前記出
    力側コネクタとを互いに対峙させる取付用の板部を有す
    ることを特徴とする請求項2〜5の何れか記載のドアヒ
    ンジハーネス。
  7. 【請求項7】 前記各板部に、前記入力側コネクタと前
    記出力側コネクタとを位置決めして固定するコネクタ取
    付孔が設けられたことを特徴とする請求項6記載のドア
    ヒンジハーネス。
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