JP2007168687A - 車両のドア構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成でロック用ハーネスへの不正アクセスを防止して防盗性を高めることができる車両のドア構造を提供する。
【解決手段】車体に上下ドアヒンジ23,24によって基端部を回動自在に保持されるドア本体3と、該ドア本体3の遊端部に設けられる電動ロックユニット25と、該電動ロックユニット25に接続されるロック用ハーネス35とを有する車両のドア構造において、前記ロック用ハーネス35は、前記車体から前記ドア本体3の基端部に設けられた基端挿通孔36を介して前記ドア本体3の内部に配策され、かつ前記ドア本体3の下側部に沿って配策されて前記電動ロックユニット25に接続されている。
【選択図】図2
【解決手段】車体に上下ドアヒンジ23,24によって基端部を回動自在に保持されるドア本体3と、該ドア本体3の遊端部に設けられる電動ロックユニット25と、該電動ロックユニット25に接続されるロック用ハーネス35とを有する車両のドア構造において、前記ロック用ハーネス35は、前記車体から前記ドア本体3の基端部に設けられた基端挿通孔36を介して前記ドア本体3の内部に配策され、かつ前記ドア本体3の下側部に沿って配策されて前記電動ロックユニット25に接続されている。
【選択図】図2
Description
この発明は、基端部が回動自在に支持されると共に遊端部に電動ロック機構を有する車両用ドアのロック用ハーネスの配策構造に関する。
従来、上記ドア構造において、電動ロック機構のロックがドアウエスト部からの不正アクセスにより解除されることを防止するべく、ドア本体に取り付けるモジュールパネルにロック用ハーネスを保護するフランジを一体形成したものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−193318号公報
ところで、上記従来の構成は、アウター及びインナーパネルを主とする鋼板製のドア本体に、ドア部品が組み付けられた樹脂製のモジュールパネルを取り付けてなるものであるが、前記ドア本体に直接ドア部品を組み付けるような一般的なドア構造においても、簡易に防盗性を高められるような構成が要望されている。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、簡易な構成でロック用ハーネスへの不正アクセスを防止して防盗性を高めることができる車両のドア構造を提供する。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、簡易な構成でロック用ハーネスへの不正アクセスを防止して防盗性を高めることができる車両のドア構造を提供する。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、車体(例えば実施例の車体1a)にヒンジ手段(例えば実施例の上下ドアヒンジ23,24)によって基端部を回動自在に保持されるドア本体(例えば実施例のドア本体3)と、該ドア本体の遊端部に設けられる電動ロック機構(例えば実施例の電動ロックユニット25)と、該電動ロック機構に接続されるロック用ハーネス(例えば実施例のロック用ハーネス35)と、を有する車両(例えば実施例の車両1)のドア構造において、前記ロック用ハーネスは、前記車体から前記ドア本体の基端部に設けられた挿通部(例えば実施例の基端挿通孔36)を介して前記ドア本体の内部に配策され、かつ前記ドア本体の下側部に沿って配策されて前記電動ロック機構に接続されていることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記ロック用ハーネスは、他機能用ハーネス(例えば実施例の他機能用ハーネス42)と束ねられた状態で前記挿通部を介して前記ドア本体の内部に配策され、かつ前記ドア本体の下部における前記他機能用ハーネスとの分岐部(例えば実施例の分岐部43)で前記ドア本体に固定され、前記ロック用ハーネスは、前記分岐部から前記ドア本体の下側部に沿って前記電動ロック機構に向けて配策され、前記他機能用ハーネスは、前記分岐部から前記ドア本体の中央部に向けて配策されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記ドア本体はインナーパネル(例えば実施例のドアインナ22)を備え、該インナーパネルの中央部には開口部(例えば実施例の中央開口部33)が形成され、該開口部より下方に前記ロック用ハーネスが配策されていることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記ドア本体はインナーパネル(例えば実施例のドアインナ22)を備え、前記ロック用ハーネスの前記挿通部に挿通される側の部分は前記インナーパネルより車外側に配策され、前記ロック用ハーネスの前記電動ロック機構に接続される側の部分は前記インナーパネルより車内側に配策されることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、ロック用ハーネスがドア本体内においてその下側部に配策されることで、該ロック用ハーネスがドアウエスト部から下方に大きく離間することとなり、ロック用ハーネスに対するドアウエスト部からの引き出しや通線等の不正アクセスを防止でき、防盗性を高めることができる。
請求項2に記載した発明によれば、ロック用ハーネス及び他機能用ハーネスは、ドア本体内を昇降するドアガラスを避けるべく、ドア本体下部の分岐部まで束ねた状態で配策できと共に、ロック用ハーネスにおいては、そのままドア本体の下側部に沿って配策することができるため、ハーネス長の増大を抑えることができる。
請求項3に記載した発明によれば、インナーパネルの開口部をロック用ハーネスの配策作業孔として利用することができ、ロック用ハーネスの取り付け作業性を向上させることができる。また、前記作業性を向上させるべくインナーパネルの開口部を極力大きくすることで、ドア本体の軽量化を図ることができる。
請求項4に記載した発明によれば、ロック用ハーネスの挿通部側はインナーパネルより車外側として配策作業性を確保し、電動ロック機構側はインナーパネルより車内側としてドアウエスト部からの不正アクセスを防止することができる。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1に示す2ボックスタイプの車両1は、パネル部品と車体骨格部品とを一体に接合してなるモノコック構造の車体1aを有し、その車体側部開口がフロントドア2及びリアドア12により開閉される。フロントドア2及びリアドア12は、その下部を構成するドア本体3,13及び上部を構成する窓部4,14を一体に設けてなる。各ドア2,12の窓部4,14は、ドアガラス5,15及びサッシュ6,16を主としてなり、各サッシュ6,16及びドア本体3,13のウエスト部(上縁部、以下、ドアウエスト部ということがある)3a,13aで囲まれる領域が、それぞれドアガラス5,15の昇降により開閉される。
フロントドア2及びリアドア12は、それぞれの前端側(基端側)における概ね上下方向に沿うヒンジ軸を中心に開閉する。フロントドア2のドア本体3の後部上側及びリアドア12の窓部14の後端部には、車外側からこれらの開閉操作を行うためのドアアウタハンドル7,17がそれぞれ設けられる。なお、フロントドア2における窓部4の前端部には、ドアミラー8を支持するミラーベースプレート9が取り付けられる。なお、図中符号18は、車体後部開口を開閉するテールゲートを示す。
図2を併せて参照し、フロントドア2のドア本体3は、その車外側(左右外側)を構成する鋼板プレス成形品であるドアスキン(アウターパネル)21と、車内側(左右内側)を構成する同じく鋼板プレス成形品であるドアインナ(インナーパネル)22とを、これらの前後縁部及び下縁部でのヘミング加工を主に一体的に結合してなるモナカ構造を有する。ドア本体3の上縁部(ウエスト部3a)においては、ドアスキン21及びドアインナ22が互いに離間しており、その隙間を通じてドアガラス5がドア本体3内の空間(ドア内空間)に出入可能とされる。
サッシュ6は、所定の異型断面を有するパイプ状部材に屈曲加工等を施してなるもので、その前後下端部がドア本体3のウエスト部3aの前後端部に上方から差し込まれた状態で、これらが溶接等により一体的に結合される。なお、前記ミラーベースプレート9は、サッシュ6の前端部及びドア本体3のウエスト部3aの前端部に跨ってこれらに溶接等により一体的に結合されている。
ドア本体3のドアインナ22の前端部(基端部)は、車体側部開口の前端部に上下ドアヒンジ23,24を介して回動自在に支持される。一方、ドア本体3の後端部(遊端部)の内側には、車体側部開口の後端部にラッチ係合可能な電動ロックユニット(ラッチ機構、電動ロック機構)25が取り付けられる。この電動ロックユニット25が車体にラッチ係合した状態(フロントドア2の全閉状態)において、ドア本体3の遊端部が車体側部開口の後端部に支持される。なお、ドア本体3の内部には、その基端部と遊端部との間に渡る不図示のドアビームが設けられている。
ドア本体3の表面側(ドアスキン21側)には、前記ドアアウタハンドル7が取り付けられると共に、ドア本体3内側におけるドアアウタハンドル7の下方には、前記電動ロックユニット25が配設され、該電動ロックユニット25に、ドアアウタハンドル7から下方に延びる連結ロッド26の先端部が連結される。電動ロックユニット25は、後述のロック用ハーネス35からの電気信号に応じて、自身のロック状態とアンロック状態とを切り替える。また、電動ロックユニット25は、自身のアンロック状態にドアアウタハンドル7の開操作がなされると、該操作が連結ロッド26を介して伝達されて車体とのラッチ係合(ドアラッチ)を解除する。
また、電動ロックユニット25には、インナハンドルアッシ27から斜め下後方に延びるインナハンドルケーブル31及びロックケーブル32の先端部が接続される。なお、インナハンドルアッシ27は、ベースプレートにインナハンドル28及びインナロックレバー29を回動可能に組み付けてなり、ドアインナ22の上部の前後中間部に取り付けられている。電動ロックユニット25は、インナロックレバー29の操作がなされると、該操作がロックケーブル32を介して伝達されて自身のロック状態とアンロック状態とを切り替える。また、電動ロックユニット25は、自身のアンロック状態にインナハンドル28の開操作がなされると、該操作がインナハンドルケーブル31を介して伝達されて車体とのラッチ係合を解除する。
ここで、ドアインナ22の側面視における中央領域には、ドア本体3に各種ドア機能部品(前記電動ロックユニット25及び不図示のガラス昇降装置等)を取り付けるべくこれらをドア本体3内に挿入するための比較的大型の中央開口部33が形成されている。中央開口部33は、ドア本体3の側面視形状に対応するように、比較的前後に長く形成されるものである。
また、電動ロックユニット25には、ドアハーネス34の一部をなす前記ロック用ハーネス35が接続されている。
ドアハーネス34は、ドア本体3(ドアインナ22)の基端部における上下ドアヒンジ23,24間に開口する基端挿通孔(挿通部)36からドア本体3内に挿入されるもので、基端挿通孔36を概ね水平に通過した後、その内側で下方に屈曲してドアインナ22の基端部に沿うように下方に延び、該ドア本体3内におけるドアガラス5昇降用のスペースを迂回するように配策される。なお、基端挿通孔36と車体1aのハーネス取り出し孔(不図示)との間には、ドアハーネス34における車外に露出する部位を覆うゴムカバー37が取り付けられる。
ドアハーネス34は、ドア本体3(ドアインナ22)の基端部における上下ドアヒンジ23,24間に開口する基端挿通孔(挿通部)36からドア本体3内に挿入されるもので、基端挿通孔36を概ね水平に通過した後、その内側で下方に屈曲してドアインナ22の基端部に沿うように下方に延び、該ドア本体3内におけるドアガラス5昇降用のスペースを迂回するように配策される。なお、基端挿通孔36と車体1aのハーネス取り出し孔(不図示)との間には、ドアハーネス34における車外に露出する部位を覆うゴムカバー37が取り付けられる。
ドアハーネス34における基端挿通孔36の内側で上下に延在する部位の上下は、樹脂クリップを介してドアインナ22の基端部に固定される上下固定部38,39とされ、これらの内の下側の固定部39の直ぐ下方において、ドアハーネス34が、電動ロックユニット25に向けて延びる前記ロック用ハーネス35、前記下側の固定部39の後方(中央開口部33の前端部下方)に位置するドアスピーカ(不図示)に向けて延びるドアスピーカ用ハーネス41、及びドアガラス5や不図示のシート等の操作を行う操作パネル(不図示)等に向けて延びる他機能用ハーネス42に分岐する。
すなわち、ドアハーネス34は、ロック用ハーネス35、ドアスピーカ用ハーネス41、及び他機能用ハーネス42を一本に束ねた状態で、前記基端挿通孔36に挿通されている。以下、ドアハーネス34における前記下側の固定部39の直ぐ下方において各ハーネス35,41,42に分岐する部位を分岐部43として説明する。なお、図中符号44は、ドアインナ22における前記ドアスピーカ取り付け用の開口を示す。
ドアハーネス34は、ドア本体3の基端部内側においてはやや車外側(ドアスキン21側)に位置しており、基端挿通孔36から下方に延びた後に、前記分岐部43に至ると共に車内側(ドアインナ22の直ぐ車外側)に変化する。これにより、前記各ハーネス35,41,42がドアインナ22の車外側に沿うように配策される。
具体的には、ロック用ハーネス35は、分岐部43近傍で車外側から車内側に変化した後、ドアインナ22の下側部に沿って後方に延びるように配策される。また、ドアスピーカ用ハーネス41は、同じく分岐部43近傍で車内側に変化した後、その後方のドアスピーカ用の開口44に至るように配策される。また、他機能用ハーネス42は、分岐部43近傍で車外側から車内側に変化するように上方に折り返した後、各種ドア機能部品に向けてさらに分岐して延びるように配策される。
ロック用ハーネス35は、ドア本体3の前後中央部よりもやや後方、かつ前記下側部よりもやや上方となる部位に開口する下部挿通孔45を通じて、ドア本体3内からドア本体3外(ドアインナ22の車外側から車内側)に変化するように配策された後、ドア側面視で中央開口部33の後部下側を迂回するように、後方に延びた後に上方に向けて屈曲して延びて電動ロックユニット25に至る。換言すれば、ロック用ハーネス35は、ドア側面視において、基端挿通孔36から電動ロックユニット25に至るまで、中央開口部33をその下方から迂回するように配策される。
ロック用ハーネス35は、前記上下固定部38,39の他に、分岐部43から下部挿通孔45に至るまでの間の三箇所に、樹脂クリップによるドア内固定部46を有すると共に、下部挿通孔45から電動ロックユニット25に至るまでの間における屈曲部の前後二箇所に、同じく樹脂クリップによるドア外固定部47を有する。
一方、他機能用ハーネス42は、分岐部43近傍で上方に折り返し、上方に延びた後に斜め上後方に屈曲して延びることで、ドア側面視でドアスピーカ用開口44を迂回するように配策される。このような他機能用ハーネス42が、中央開口部33の前端部に至った後、さらにその内側(ドア本体3の中央部)に向けて延びつつ適宜分岐する。
この他機能用ハーネス42における中央開口部33の前端部から後方に延びる分岐線の端部には、前記操作パネルに対するコネクタ42aが設けられると共に、中央開口部33の前端部から上方に延びる分岐線の端部には、所定のドライビングポジションを記憶及び再生する不図示のメモリスイッチに対するコネクタ42b、並びに前記ドアミラー8に対するコネクタ42cがそれぞれ設けられる。
他機能用ハーネス42は、前記上下固定部38,39の他に、ドアスピーカ用開口44の斜め上前方における屈曲部及び中央開口部33の前端部近傍に、樹脂クリップによるドア内固定部48を有すると共に、前記操作パネル(ドア本体3中央部)近傍及びドアミラー8(ドア本体3上側部前側)近傍に、同じく樹脂クリップによるドア外固定部49を有する。
以上説明したように、上記実施例におけるドア構造は、車体1aに上下ドアヒンジ23,24によって基端部を回動自在に保持されるドア本体3と、該ドア本体3の遊端部に設けられる電動ロックユニット25と、該電動ロックユニット25に接続されるロック用ハーネス35と、を有する車両1に適用されるものであって、前記ロック用ハーネス35は、前記車体1aから前記ドア本体3の基端部に設けられた基端挿通孔36を介して前記ドア本体3の内部に配策され、かつ前記ドア本体3の下側部に沿って配策されて前記電動ロックユニット25に接続されているものである。
この構成によれば、ロック用ハーネス35がドア本体3内においてその下側部に配策されることで、該ロック用ハーネス35がドアウエスト部3aから下方に大きく離間することとなり、ロック用ハーネス35に対するドアウエスト部3aからの引き出しや通線等の不正アクセスを防止でき、防盗性を高めることができる。
また、上記ドア構造においては、前記ロック用ハーネス35が、他機能用ハーネス42と束ねられた状態で前記基端挿通孔36を介して前記ドア本体3の内部に配策され、かつ前記ドア本体3の下部における前記他機能用ハーネス42との分岐部43で前記ドア本体3に固定され、前記ロック用ハーネス35が、前記分岐部43から前記ドア本体3の下側部に沿って前記電動ロックユニット25に向けて配策される一方、前記他機能用ハーネス42が、前記分岐部43から前記ドア本体3の中央部に向けて配策されることで、ロック用ハーネス35及び他機能用ハーネス42は、ドア本体3内を昇降するドアガラス5を避けるべく、ドア本体3下部の分岐部43まで束ねた状態で配策できと共に、ロック用ハーネス35においては、そのままドア本体3の下側部に沿って配策することができるため、ハーネス長の増大を抑えることができる。
さらに、上記ドア構造においては、前記ドア本体3がドアインナ22を備え、該ドアインナ22の中央部には中央開口部33が形成され、該中央開口部33よりも下方に前記ロック用ハーネス35が配策されていることで、ドアインナ22の中央開口部33をロック用ハーネス35の配策作業孔として利用することができ、ロック用ハーネス35の取り付け作業性を向上させることができる。また、前記作業性を向上させるべくドアインナ22の中央開口部33を極力大きくすることで、ドア本体3の軽量化を図ることができる。
さらにまた、上記ドア構造においては、前記ロック用ハーネス35における基端挿通孔36に挿通される側の部分は前記ドアインナ22より車外側に配策され、前記電動ロックユニット25に接続される側の部分は前記ドアインナ22より車内側に配策されることで、ロック用ハーネス35の基端挿通孔36側における配策作業性を確保する一方、電動ロックユニット25側に対するドアウエスト部3aからの不正アクセスを防止することができる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えばフロントドア2に限らず、リアドア12やテールゲート18にも適用可能である。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、ドアアウタハンドル7の材質や形状等、該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、ドアアウタハンドル7の材質や形状等、該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
1 車両
1a 車体
2 フロントドア(ドア)
3 ドア本体
22 ドアインナ(インナーパネル)
23 上ドアヒンジ
24 下ドアヒンジ
25 電動ロックユニット(電動ロック機構)
33 中央開口部(開口部)
35 ロック用ハーネス
36 基端挿通孔(挿通部)
42 他機能用ハーネス
43 分岐部
1a 車体
2 フロントドア(ドア)
3 ドア本体
22 ドアインナ(インナーパネル)
23 上ドアヒンジ
24 下ドアヒンジ
25 電動ロックユニット(電動ロック機構)
33 中央開口部(開口部)
35 ロック用ハーネス
36 基端挿通孔(挿通部)
42 他機能用ハーネス
43 分岐部
Claims (4)
- 車体にヒンジ手段によって基端部を回動自在に保持されるドア本体と、該ドア本体の遊端部に設けられる電動ロック機構と、該電動ロック機構に接続されるロック用ハーネスと、を有する車両のドア構造において、
前記ロック用ハーネスは、前記車体から前記ドア本体の基端部に設けられた挿通部を介して前記ドア本体の内部に配策され、かつ前記ドア本体の下側部に沿って配策されて前記電動ロック機構に接続されていることを特徴とする車両のドア構造。 - 前記ロック用ハーネスは、他機能用ハーネスと束ねられた状態で前記挿通部を介して前記ドア本体の内部に配策され、かつ前記ドア本体の下部における前記他機能用ハーネスとの分岐部で前記ドア本体に固定され、
前記ロック用ハーネスは、前記分岐部から前記ドア本体の下側部に沿って前記電動ロック機構に向けて配策され、前記他機能用ハーネスは、前記分岐部から前記ドア本体の中央部に向けて配策されることを特徴とする請求項1に記載の車両のドア構造。 - 前記ドア本体はインナーパネルを備え、該インナーパネルの中央部には開口部が形成され、該開口部より下方に前記ロック用ハーネスが配策されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両のドア構造。
- 前記ドア本体はインナーパネルを備え、前記ロック用ハーネスの前記挿通部に挿通される側の部分は前記インナーパネルより車外側に配策され、前記ロック用ハーネスの前記電動ロック機構に接続される側の部分は前記インナーパネルより車内側に配策されることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の車両のドア構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005371435A JP2007168687A (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | 車両のドア構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005371435A JP2007168687A (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | 車両のドア構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=38295828
Family Applications (1)
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JP2005371435A Withdrawn JP2007168687A (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | 車両のドア構造 |
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2005
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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