JP2001336330A - 車両用ドアモジュール - Google Patents
車両用ドアモジュールInfo
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- JP2001336330A JP2001336330A JP2000160911A JP2000160911A JP2001336330A JP 2001336330 A JP2001336330 A JP 2001336330A JP 2000160911 A JP2000160911 A JP 2000160911A JP 2000160911 A JP2000160911 A JP 2000160911A JP 2001336330 A JP2001336330 A JP 2001336330A
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
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- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドアモジュールにおいて、ドアの外側からド
アロック装置と操作装置とを容易に連結できるようにす
る。 【解決手段】 ドア1のインナーパネル3の端部に連設
され、かつアウターパネル2とほぼ直交する端部パネル
4における、アウターパネル2に装着された操作装置
7、8の連結部11a、12aの近傍に作業孔6を設
け、ドア1の外側から作業孔6を介して操作装置7、8
とドアロック装置16との各連結部11a、12a、1
9a、20aを互いに連結しうるようにするとともに、
作業孔6をカバー13をもって閉塞する。
アロック装置と操作装置とを容易に連結できるようにす
る。 【解決手段】 ドア1のインナーパネル3の端部に連設
され、かつアウターパネル2とほぼ直交する端部パネル
4における、アウターパネル2に装着された操作装置
7、8の連結部11a、12aの近傍に作業孔6を設
け、ドア1の外側から作業孔6を介して操作装置7、8
とドアロック装置16との各連結部11a、12a、1
9a、20aを互いに連結しうるようにするとともに、
作業孔6をカバー13をもって閉塞する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ドアモジュ
ールに関し、特には、ドアの内側に取り付けられるドア
ロック装置と、ドアの外側に取り付けられる操作装置と
を、簡単に連結できるようにした車両用ドアモジュール
に関する。
ールに関し、特には、ドアの内側に取り付けられるドア
ロック装置と、ドアの外側に取り付けられる操作装置と
を、簡単に連結できるようにした車両用ドアモジュール
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用ドアモジュールにおいて、ドアの
インナーパネルに開口を形成し、予めドアロック装置、
窓昇降装置、及び各種電装装置等のドア内機能部品を取
り付けたベースプレートをインナーパネルに固定するこ
とにより、開口を閉塞するとともに、ドアロック装置、
及び他のドア内機能部品を、上記開口を介してドア内部
に装着するようにした構成は公知である(例えば、特表
平10−510230号公報参照)。
インナーパネルに開口を形成し、予めドアロック装置、
窓昇降装置、及び各種電装装置等のドア内機能部品を取
り付けたベースプレートをインナーパネルに固定するこ
とにより、開口を閉塞するとともに、ドアロック装置、
及び他のドア内機能部品を、上記開口を介してドア内部
に装着するようにした構成は公知である(例えば、特表
平10−510230号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
ドアモジュールにあっては、ドアのアウターパネル側に
設けられるアウトサイドハンドルやキーシリンダ等の操
作装置と、ドア内部に装着されるドアロック装置との連
結は、ベースプレートに他の開口を設け、この開口を介
して作業者が手をドア内部に入れて、手作業で行なって
おり、そのとき、連結箇所がドアの外側から視認できな
いため、連結作業が全て手探り状態となって作業効率が
悪い。
ドアモジュールにあっては、ドアのアウターパネル側に
設けられるアウトサイドハンドルやキーシリンダ等の操
作装置と、ドア内部に装着されるドアロック装置との連
結は、ベースプレートに他の開口を設け、この開口を介
して作業者が手をドア内部に入れて、手作業で行なって
おり、そのとき、連結箇所がドアの外側から視認できな
いため、連結作業が全て手探り状態となって作業効率が
悪い。
【0004】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、ドアの外側からドアロック装置と操作
装置とを簡単に連結できるようにした車両用ドアモジュ
ールを提供することを目的としている。
な問題点に鑑み、ドアの外側からドアロック装置と操作
装置とを簡単に連結できるようにした車両用ドアモジュ
ールを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) ドアのインナーパネルに設けた開口を、ドア内部
に固定されるドアロック装置を予め取り付けたベースプ
レートをもって閉塞し、前記ドアのアウターパネル側に
装着された操作装置の連結部と、前記ドアロック装置に
連結された連結部材の連結部とを、前記ドア内において
互いに連結するようにした車両用ドアモジュールにおい
て、前記インナーパネルの端部に連設され、かつ前記ア
ウターパネルとほぼ直交する左右方向の端部パネルにお
ける前記操作装置の連結部の近傍に、作業孔を設けると
ともに、該作業孔をカバーをもって閉塞する。
題は、次のようにして解決される。 (1) ドアのインナーパネルに設けた開口を、ドア内部
に固定されるドアロック装置を予め取り付けたベースプ
レートをもって閉塞し、前記ドアのアウターパネル側に
装着された操作装置の連結部と、前記ドアロック装置に
連結された連結部材の連結部とを、前記ドア内において
互いに連結するようにした車両用ドアモジュールにおい
て、前記インナーパネルの端部に連設され、かつ前記ア
ウターパネルとほぼ直交する左右方向の端部パネルにお
ける前記操作装置の連結部の近傍に、作業孔を設けると
ともに、該作業孔をカバーをもって閉塞する。
【0006】(2) 上記(1)項において、複数の連結部
材をまとめて、該連結部材の連結部を作業孔の近傍に保
持可能な保持部材を設ける。
材をまとめて、該連結部材の連結部を作業孔の近傍に保
持可能な保持部材を設ける。
【0007】(3) 上記(1)または(2)項において、操
作装置がドアのオープン操作用のアウトサイドハンドル
であり、該アウトサイドハンドルを軸をもって枢着する
とともに、該軸の端部を作業孔に向けて延出させ、前記
軸の端部寄りに前記アウトサイドハンドルの連結部を設
ける。
作装置がドアのオープン操作用のアウトサイドハンドル
であり、該アウトサイドハンドルを軸をもって枢着する
とともに、該軸の端部を作業孔に向けて延出させ、前記
軸の端部寄りに前記アウトサイドハンドルの連結部を設
ける。
【0008】(4) 上記(3)項において、カバーに、軸
の端部を回動可能に支持する軸受部を設ける。
の端部を回動可能に支持する軸受部を設ける。
【0009】(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおい
て、カバーに、ベースプレートに取り付けられる電装装
置に接続された電線のコネクタを掛止可能な掛止部を設
ける。
て、カバーに、ベースプレートに取り付けられる電装装
置に接続された電線のコネクタを掛止可能な掛止部を設
ける。
【0010】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の一実施形態を、
図面に基づいて説明する。図1は、ドアモジュールの組
み付け前の斜視図を示す。なお、以下の説明では、図1
における左斜め上方を「前方」、右斜め下方を「後方」
とする。
図面に基づいて説明する。図1は、ドアモジュールの組
み付け前の斜視図を示す。なお、以下の説明では、図1
における左斜め上方を「前方」、右斜め下方を「後方」
とする。
【0011】(1)は、アウターパネル(2)とインナーパ
ネル(3)との外周縁を互いに接合してなるドアで、その
前端はドアヒンジ(図示略)をもって車体に開閉可能に枢
着されている。インナーパネル(3)の後部には、アウタ
ーパネル(2)とほぼ直交するように折曲された左右方向
を向く端部パネル(4)が形成されている。
ネル(3)との外周縁を互いに接合してなるドアで、その
前端はドアヒンジ(図示略)をもって車体に開閉可能に枢
着されている。インナーパネル(3)の後部には、アウタ
ーパネル(2)とほぼ直交するように折曲された左右方向
を向く端部パネル(4)が形成されている。
【0012】インナーパネル(3)のほぼ中央部には、大
きな開口(5)が、また端部パネル(4)における後述する
操作装置の近傍には、作業者の手が入る程度に開口した
作業孔(6)がそれぞれ形成されている。
きな開口(5)が、また端部パネル(4)における後述する
操作装置の近傍には、作業者の手が入る程度に開口した
作業孔(6)がそれぞれ形成されている。
【0013】アウターパネル(2)の後部に設けられた装
着孔(2a)には、操作装置をなすドア(1)のオープン操作
用のアウトサイドハンドル(7)及び施解錠操作用のキー
シリンダ(8)を装着した枠体(9)が嵌着されている。
着孔(2a)には、操作装置をなすドア(1)のオープン操作
用のアウトサイドハンドル(7)及び施解錠操作用のキー
シリンダ(8)を装着した枠体(9)が嵌着されている。
【0014】キーシリンダ(8)には、施解錠操作等を検
出するスイッチ(図示略)が設けられ、このスイッチに接
続された電線(8b)の連結部をなすコネクタ(8a)には、図
2及び図3に示すように、フック部(8c)が設けられてい
る。
出するスイッチ(図示略)が設けられ、このスイッチに接
続された電線(8b)の連結部をなすコネクタ(8a)には、図
2及び図3に示すように、フック部(8c)が設けられてい
る。
【0015】アウトサイドハンドル(7)は、ドア(1)の
内部に配置される前後方向の軸(10)をもって枠体(9)に
枢着されている。軸(10)の後端部(10a)は、作業孔(6)
に向けて延出し、かつ後端部(10a)寄りには、車内側を
向くアーム(11)が固着されている。
内部に配置される前後方向の軸(10)をもって枠体(9)に
枢着されている。軸(10)の後端部(10a)は、作業孔(6)
に向けて延出し、かつ後端部(10a)寄りには、車内側を
向くアーム(11)が固着されている。
【0016】アーム(11)は、軸(10)を介してアウトサイ
ドハンドル(7)と結合され、そのオープン操作によって
下方に回動するとともに、遊端部に設けられた連結部(1
1a)が作業孔(6)を通してドア(1)の外側から視認でき
るように作業孔(6)に近接している。
ドハンドル(7)と結合され、そのオープン操作によって
下方に回動するとともに、遊端部に設けられた連結部(1
1a)が作業孔(6)を通してドア(1)の外側から視認でき
るように作業孔(6)に近接している。
【0017】キーシリンダ(8)のドア(1)内に突出した
端部には、施解錠操作により上下方向に回動可能なキー
レバー(12)が連結されている。キーレバー(12)の後端部
に設けられた連結部(12a)は、作業孔(6)を通してドア
(1)の外側から視認できるように作業孔(6)に近接して
いる。
端部には、施解錠操作により上下方向に回動可能なキー
レバー(12)が連結されている。キーレバー(12)の後端部
に設けられた連結部(12a)は、作業孔(6)を通してドア
(1)の外側から視認できるように作業孔(6)に近接して
いる。
【0018】(13)は、合成樹脂材料により形成され、か
つ外周縁に設けられた爪(13a)が作業孔(6)の開口縁に
係合することにより、端部パネル(4)に装着されて、作
業孔(6)を閉塞するカバーで、そのドア(1)内を向く裏
面側には、軸(10)の後端部(10a)が回動可能に嵌入する
ボス状の軸受部(13b)と、コネクタ(8a)のフック部(8c)
が掛止されるほぼコ字型の掛止部(13c)とが設けられて
いる。
つ外周縁に設けられた爪(13a)が作業孔(6)の開口縁に
係合することにより、端部パネル(4)に装着されて、作
業孔(6)を閉塞するカバーで、そのドア(1)内を向く裏
面側には、軸(10)の後端部(10a)が回動可能に嵌入する
ボス状の軸受部(13b)と、コネクタ(8a)のフック部(8c)
が掛止されるほぼコ字型の掛止部(13c)とが設けられて
いる。
【0019】(14)は、複数のボルト(15)をもってインナ
ーパネル(3)に固定されることにより開口(5)を閉塞す
るベースプレートで、その後端部には、予めドアロック
装置(16)が取り付けられている。
ーパネル(3)に固定されることにより開口(5)を閉塞す
るベースプレートで、その後端部には、予めドアロック
装置(16)が取り付けられている。
【0020】なお、アウトサイドハンドル(7)及びキー
シリンダ(8)は、ベースプレート(14)によって開口(5)
が閉塞される前に、枠体(9)とともにアウターパネル
(2)に取り付けられる。
シリンダ(8)は、ベースプレート(14)によって開口(5)
が閉塞される前に、枠体(9)とともにアウターパネル
(2)に取り付けられる。
【0021】ドアロック装置(16)は、ベースプレート(1
4)をインナーパネル(3)に組み付けるとき、図1に示す
矢印(A)のように、開口(5)からドア(1)内部に挿入さ
れることにより、端部パネル(4)の作業孔(6)の下方に
形成され、かつストライカ進入用の切欠き(17a)を有す
る取付部(17)の内側に、複数のボルト(18)をもって固定
される。
4)をインナーパネル(3)に組み付けるとき、図1に示す
矢印(A)のように、開口(5)からドア(1)内部に挿入さ
れることにより、端部パネル(4)の作業孔(6)の下方に
形成され、かつストライカ進入用の切欠き(17a)を有す
る取付部(17)の内側に、複数のボルト(18)をもって固定
される。
【0022】ドアロック装置(16)のボディ(16a)の前面
側には、図3に示すように、前後方向の軸(図示略)をも
って枢着され、かつ連結部材をなす上下方向のハンドル
ロッド(19)の下端部が連結されたアウトサイドレバー(1
6b)と、前後方向の軸(図示略)をもって枢着され、かつ
連結部材をなす上下方向のキーロッド(20)の下端部が連
結されたロックレバー(16c)とが設けられている。(16d)
は、ドアロック装置(16)の下側に固定され、ロックレバ
ー(16c)をモータ駆動により操作するアクチュエータで
ある。
側には、図3に示すように、前後方向の軸(図示略)をも
って枢着され、かつ連結部材をなす上下方向のハンドル
ロッド(19)の下端部が連結されたアウトサイドレバー(1
6b)と、前後方向の軸(図示略)をもって枢着され、かつ
連結部材をなす上下方向のキーロッド(20)の下端部が連
結されたロックレバー(16c)とが設けられている。(16d)
は、ドアロック装置(16)の下側に固定され、ロックレバ
ー(16c)をモータ駆動により操作するアクチュエータで
ある。
【0023】ハンドルロッド(19)は、上端に折曲形成さ
れた連結部(19a)が、アーム(11)の連結部(11a)に連結さ
れることにより、アウトサイドハンドル(7)のオープン
操作をアウトサイドレバー(16b)に伝達する。
れた連結部(19a)が、アーム(11)の連結部(11a)に連結さ
れることにより、アウトサイドハンドル(7)のオープン
操作をアウトサイドレバー(16b)に伝達する。
【0024】キーロッド(20)は、上端に折曲形成された
連結部(20a)がキーレバー(12)の連結部(12a)に連結され
ることにより、キーシリンダ(8)の施解錠操作をロック
レバー(16c)に伝達する。
連結部(20a)がキーレバー(12)の連結部(12a)に連結され
ることにより、キーシリンダ(8)の施解錠操作をロック
レバー(16c)に伝達する。
【0025】(21)は、アクチュエータ(16d)に接続され
た連結部材をなす電線、(21a)は、電線(21)の上端に接
続された連結部をなすコネクタで、キーシリンダ(8)側
のコネクタ(8a)に接続される。
た連結部材をなす電線、(21a)は、電線(21)の上端に接
続された連結部をなすコネクタで、キーシリンダ(8)側
のコネクタ(8a)に接続される。
【0026】ハンドルロッド(19)、キーロッド(20)、及
び電線(21)は、弾性変形可能な合成樹脂材料によって形
成されたほぼC字状の保持部材(22)により一束にまとめ
られて、ドアロック装置(16)がドア(1)の取付部(17)に
固定された状態において、ハンドルロッド(19)の連結部
(19a)、キーロッド(20)の連結部(20a)、及びコネクタ(2
1a)が、図2に示すように作業孔(6)を通してドア(1)
の外側から視認できるよう上向きに保持される。
び電線(21)は、弾性変形可能な合成樹脂材料によって形
成されたほぼC字状の保持部材(22)により一束にまとめ
られて、ドアロック装置(16)がドア(1)の取付部(17)に
固定された状態において、ハンドルロッド(19)の連結部
(19a)、キーロッド(20)の連結部(20a)、及びコネクタ(2
1a)が、図2に示すように作業孔(6)を通してドア(1)
の外側から視認できるよう上向きに保持される。
【0027】上述のように、ハンドルロッド(19)、キー
ロッド(20)、及び電線(21)が保持された状態において、
作業孔(6)からドア(1)内部に手を入れて、ハンドルロ
ッド(19)の連結部(19a)をアーム(11)の連結部(11a)に、
キーロッド(20)の連結部(20a)をキーレバー(12)の連結
部(12a)に、そしてコネクタ(21a)をキーシリンダ(8)側
のコネクタ(8a)にそれぞれ接続する。そのとき、各連結
箇所を視認しながら連結作業をおこなうことができるの
で、簡単に接続することができる。
ロッド(20)、及び電線(21)が保持された状態において、
作業孔(6)からドア(1)内部に手を入れて、ハンドルロ
ッド(19)の連結部(19a)をアーム(11)の連結部(11a)に、
キーロッド(20)の連結部(20a)をキーレバー(12)の連結
部(12a)に、そしてコネクタ(21a)をキーシリンダ(8)側
のコネクタ(8a)にそれぞれ接続する。そのとき、各連結
箇所を視認しながら連結作業をおこなうことができるの
で、簡単に接続することができる。
【0028】連結作業を終えた後は、コネクタ(8a)のフ
ック部(8c)を、カバー(13)の掛止部(13c)に掛止させる
とともに、カバー(13)を作業孔(6)に嵌着することによ
り、作業孔(6)が閉塞されるとともに、軸(10)の端部(1
0a)が軸受部(13b)に嵌挿されて回動可能に安定して支持
される。なお、保持部材(22)は連結作業完了後に、作業
孔(6)を通じて取外してもよい。
ック部(8c)を、カバー(13)の掛止部(13c)に掛止させる
とともに、カバー(13)を作業孔(6)に嵌着することによ
り、作業孔(6)が閉塞されるとともに、軸(10)の端部(1
0a)が軸受部(13b)に嵌挿されて回動可能に安定して支持
される。なお、保持部材(22)は連結作業完了後に、作業
孔(6)を通じて取外してもよい。
【0029】なお、本発明は、上述の実施形態に特定さ
れるものでなく、例えば、ハンドルロッド(19)及びキー
ロッド(20)を可撓性のワイヤーに変更したり、または保
持部材(22)をドアロック装置(16)に一体的に形成しても
よい。
れるものでなく、例えば、ハンドルロッド(19)及びキー
ロッド(20)を可撓性のワイヤーに変更したり、または保
持部材(22)をドアロック装置(16)に一体的に形成しても
よい。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることができる。(a)請求項1記載の発明によると、作
業孔を端部パネルに設けたことにより、操作装置の連結
部と作業孔とを接近させることができ、操作装置及び連
結部材の連結部を、作業孔を介してドアの外側から簡単
に覗くことができるので、ドアの外側から作業孔を通し
て連結箇所を視認しながら簡単かつ確実に連結すること
ができる。
ることができる。(a)請求項1記載の発明によると、作
業孔を端部パネルに設けたことにより、操作装置の連結
部と作業孔とを接近させることができ、操作装置及び連
結部材の連結部を、作業孔を介してドアの外側から簡単
に覗くことができるので、ドアの外側から作業孔を通し
て連結箇所を視認しながら簡単かつ確実に連結すること
ができる。
【0031】(b)請求項2記載の発明によると、複数の
連結部材の連結部が、作業孔を通して外部から覗けるよ
うに保持されるので、連結作業の効率化を図ることがで
きる。
連結部材の連結部が、作業孔を通して外部から覗けるよ
うに保持されるので、連結作業の効率化を図ることがで
きる。
【0032】(c)請求項3記載の発明によると、アウト
サイドハンドルの連結部を作業孔に近接させることがで
きるので、ドア内部に手を深く挿入することなく、簡単
に連結部材を連結することができる。
サイドハンドルの連結部を作業孔に近接させることがで
きるので、ドア内部に手を深く挿入することなく、簡単
に連結部材を連結することができる。
【0033】(d)請求項4記載の発明によると、部品数
を増やすことなく、軸の端部をカバーにより安定して支
持することができ、それによって、軸の振れを防止し
て、アウトサイドハンドルのがたつきを抑えることがで
きる。
を増やすことなく、軸の端部をカバーにより安定して支
持することができ、それによって、軸の振れを防止し
て、アウトサイドハンドルのがたつきを抑えることがで
きる。
【0034】(e)請求項5記載の発明によると、ホルダ
ー等の別部品を設けることなく、コネクタの移動や振動
を抑えて、他部品との衝突による異音発生を防止でき
る。
ー等の別部品を設けることなく、コネクタの移動や振動
を抑えて、他部品との衝突による異音発生を防止でき
る。
【図1】本発明の一実施形態の要部の分解斜視図であ
る。
る。
【図2】同じく、要部の拡大斜視図である。
【図3】同じく、操作装置及びドアロック装置をドアに
組み付けた状態における図1のIII−III線に相当する縦
断面図である。
組み付けた状態における図1のIII−III線に相当する縦
断面図である。
(1)ドア (2)アウターパネル (2a)装着孔 (3)インナーパネル (4)端部パネル (5)開口 (6)作業孔 (7)アウトサイドハンドル(操作装置) (8)キーシリンダ(操作装置) (8a)コネクタ(連結部) (8b)電線 (8c)フック部 (9)枠体 (10)軸 (10a)後端部 (11)アーム (11a)連結部 (12)キーレバー (12a)連結部 (13)カバー (13a)爪 (13b)軸受部 (13c)掛止部 (14)ベースプレート (15)ボルト (16)ドアロック装置 (16a)ボディ (16b)アウトサイドレバー (16c)ロックレバー (16d)アクチュエータ(電装装置) (17)取付部 (17a)切欠き (18)ボルト (19)ハンドルロッド(連結部材) (19a)連結部 (20)キーロッド(連結部材) (20a)連結部 (21)電線(連結部材) (21a)コネクタ(連結部) (22)保持部材
Claims (5)
- 【請求項1】 ドアのインナーパネルに設けた開口を、
ドア内部に固定されるドアロック装置を予め取り付けた
ベースプレートをもって閉塞し、前記ドアのアウターパ
ネル側に装着された操作装置の連結部と、前記ドアロッ
ク装置に連結された連結部材の連結部とを、前記ドア内
において互いに連結するようにした車両用ドアモジュー
ルにおいて、 前記インナーパネルの端部に連設され、かつ前記アウタ
ーパネルとほぼ直交する端部パネルにおける前記操作装
置の連結部の近傍に、作業孔を設けるとともに、該作業
孔をカバーをもって閉塞したことを特徴とする車両用ド
アモジュール。 - 【請求項2】 複数の連結部材をまとめて、該連結部材
の連結部を作業孔の近傍に保持可能な保持部材を設けた
請求項1記載の車両用ドアモジュール。 - 【請求項3】 操作装置がドアのオープン操作用のアウ
トサイドハンドルであり、該アウトサイドハンドルを軸
をもって枢着するとともに、該軸の端部を作業孔に向け
て延出させ、前記軸の端部寄りに前記アウトサイドハン
ドルの連結部を設けた請求項1または2記載の車両用ド
アモジュール。 - 【請求項4】 カバーに、軸の端部を回動可能に支持す
る軸受部を設けた請求項3記載の車両用ドアモジュー
ル。 - 【請求項5】 カバーに、ベースプレートに取り付けら
れる電装装置に接続された電線のコネクタを掛止可能な
掛止部を設けた請求項1〜4のいずれかに記載の車両用
ドアモジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000160911A JP2001336330A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | 車両用ドアモジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000160911A JP2001336330A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | 車両用ドアモジュール |
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ID=18665032
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Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100573496B1 (ko) | 2004-10-08 | 2006-04-26 | 평화정공 주식회사 | 외부손잡이유닛 일체형 자동차용 도어모듈 |
US7243961B2 (en) | 2003-05-29 | 2007-07-17 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Door lock device and door lock module |
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KR101864731B1 (ko) * | 2016-12-28 | 2018-06-05 | 대동하이렉스 주식회사 | 래칫 구조를 적용한 서포트 브라켓 각도 조절 장치 |
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2000
- 2000-05-30 JP JP2000160911A patent/JP2001336330A/ja active Pending
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