JP2013248983A - 車両のドア構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車体側のドア開口16にスライドドアを開閉可能に設け、スライドドアが閉じられた状態において互いに対向するドア開口16側の開口側閉じ合い部16A及びスライドドア側のドア側閉じ合い部20Aのうちの一方側にフロントラッチ装置22を配置し、他方側にフロントストライカ24を配置し、開口側閉じ合い部16A及びドア側閉じ合い部20Aのうちの前記一方に、スライドドアが閉じられた状態において、フロントストライカ24の係合部27を挿通させるとともに、該ストライカの取付け面部26全体と対向するラッチ開口32を形成し、フロントラッチ装置22を、開口側閉じ合い部及16A及びドア側閉じ合い部20Aのうちの前記一方の内面側に設ける。
【選択図】図9
Description
したがって、ドア及びドア開口を形成する部材の成形型を流用してコストを抑制しつつ、ドア及びドア開口の間にラッチ装置及びストライカを好適に設けることができる。
請求項2に記載の発明によれば、ストライカと対向する位置に配置されるラッチ装置を取り付けるラッチ取付部材を、これが位置する側の閉じ合い部の内面から離間させることで、ストライカの取付け面部とラッチ取付部材との干渉を防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、ラッチ取付部材とラッチ開口とが離間していることで、ラッチ開口を利用して係止爪を、ラッチ開口の周囲の閉じ合い部の内面に係止することができ、係止爪用の係止孔を別途設ける必要がないので、ドア構造を簡略化できる。
請求項4に記載の発明によれば、カバー部材にストライカの取付け面部と当接するストッパ部を設けることで、取付け面部と閉じ合い部を干渉させることなく、ドアの閉位置を規制することができる。
また、取付け面部とストッパ部を当接させドアを規制することで、ストライカとラッチ装置との距離を適正に維持することができる。
さらに、ドアを閉じる際に、突出部によってカバー部材が変位するのを抑制でき、ドアの閉位置の位置規制精度を高めることができる。
請求項5に記載の発明によれば、内ピースによりカバー部材の剛性を確保でき、形状の安定性を確保できる。
また、内ピースの貫通孔を通じて突出部をラッチ取付部材側に突出させることで、外ピースと突出部とを一体的に形成することができ、構造の簡略化が図れる。また、内ピースと外ピースとの結合性が高まる。さらに、内ピースを介する事無く外ピースで形成された突出部だけをストッパ部とラッチ取付部材との間に介在させることができるので、内ピースよりも軟質な外ピースで形成された突出部でドアを閉じる際の入力荷重を効率的に吸収することができる。
ここで、スライドドア20が閉状態とされた場合には、フロントラッチ装置22とフロントストライカ24とが係合され、リヤラッチ装置23とリヤストライカ28とが係合される。これにより、スライドドア20の閉状態において、スライドドア20が車体側に保持されるようになっている。
そして、このカバー部材34では内ピース40の外側縁部に、ラッチ開口32に挿通されるとともに、ラッチ開口32の周囲のドア側閉じ合い部20Aの内面に係止される係止爪42・・・が複数形成されており、これにより、カバー部材34はラッチ開口32の縁部に支持されている。なお、内ピース40を形成する硬質合成樹脂はポリプロピレン等の比較的硬質なものであればよく、外ピース41を形成する軟質合成樹脂はエラストマ等の弾性力を有するものであればよい。また、本実施形態において係止爪42・・・は、内ピース40の外側縁部における短手方向に沿う部位の中央、並びに、長手方向に沿う部位の上部左右及び下部左右に形成されている。
また、図9〜図12には、開口側閉じ合い部16Aが設定されるセンタピラー14を構成するアウタパネル60と、アウタパネル60の内側に配置されたスティフナ61と、が示されている。ここで、センタピラー14の車幅方向内側縁部には二点鎖線で示すシール63が設けられる。
なお、本実施形態では、ラッチ開口32の車幅方向外側縁部(右縁部)及び車幅方向内側縁部(左縁部)が、その上縁部及び下縁部よりも後方に位置するように形成されており、カバー部材34の中央壁50における傾斜面部50A及び主面部50Bの車幅方向外側縁部(右縁部)及び車幅方向内側縁部(左縁部)は、ラッチ開口32の車幅方向外側縁部(右縁部)及び車幅方向内側縁部(左縁部)に沿うように延びている。
なお、リブ54・・・は成形時に溶融された状態で貫通孔52・・・に充填されることで、貫通孔52・・・に挿通された状態とされる。
また、リブ54・・・を挿通させる突出周壁53,53は硬質材料で形成されることで、リブ54・・・の姿勢が維持されるようになっている。また、上述した突出周壁53,53の上下の輪郭を連ねた場合には、これらの輪郭は、フロントストライカ24の取付け面部26の輪郭と、相似形状であり、かつ取付け面部26の輪郭よりも大きくなっている。そして、上記突出部であるリブ54・・・は、突出周壁53,53の全体にわたって複数形成されている。これによりフロントストライカ24側からラッチ取付部材44に伝わる荷重が分散されるようになっている。
したがって、スライドドア20及びドア開口16を形成する部材の成形型を流用してコストを抑制しつつ、スライドドア20及びドア開口16の間にフロントラッチ装置22及びフロントストライカ24を好適に設けることができる。
また、取付け面部26とストッパ部51・・・を当接させスライドドア20の変位を規制することで、フロントストライカ24とフロントラッチ装置22との距離を適正に維持することができる。
また、本実施形態では、カバー部材34が、硬質樹脂で形成される内ピース40と、軟質な樹脂で形成される外ピース41とを備え、内ピース40が、貫通孔52を備え、突出部であるリブ54・・・が、外ピース41に設けられるとともに、貫通孔52・・・を通じて内ピース40よりもラッチ取付部材44側に突出してラッチ取付部材44に当接する。この場合、内ピース40によりカバー部材34の剛性を確保でき、形状の安定性を確保でき、外ピース41とリブ54・・・とを一体的に形成することができ、構造の簡略化が図れる。また、内ピース40と外ピース41との結合性が高まる。
また、上記実施形態では、スライドドア20の前面及びドア開口16の前縁部の間において、本発明を適用したものであるが、スライドドアの後面及びドア開口の後縁部の間に、本発明を適用しても構わない。さらに、上記実施形態では、本発明をスライドドアを有する車両において適用したものであるが、本発明は、ヒンジ式のドアにおいて適用してもよく、スライドドアに限られるものではない。
また、上記実施形態では、ラッチ開口32の車幅方向外側縁部(右縁部)及び車幅方向内側縁部(左縁部)が、その上縁部及び下縁部よりも後方に位置するように形成されたものを説明し、カバー部材34が、この開口形状に対応して、縦断面で略弧状である例を説明したが、このような形状は種々変更可能である。例えば、ラッチ開口32の車幅方向外側縁部(右縁部)及び車幅方向内側縁部(左縁部)が、その上縁部及び下縁部と前後方向で略同一面上にあるものとした場合には、カバー部材34を平坦な板状としてもよい。
16A 開口側閉じ合い部
20 スライドドア(ドア)
20A ドア側閉じ合い部
22 フロントラッチ装置(ラッチ装置)
24 フロントストライカ(ストライカ)
26 取付け面部
27 係合部
32 ラッチ開口
34 カバー部材
42 係止爪
44 ラッチ取付部材
51 ストッパ部
54 リブ(突出部)
Claims (5)
- 車体に設けられたドア開口にドアを開閉可能に設ける車両のドア構造において、
前記ドア開口の内周縁部及び前記ドアの外周縁部は、前記ドアが閉じられた状態において互いに対向する開口側閉じ合い部及びドア側閉じ合い部をそれぞれ備え、
前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの一方側にラッチ装置を配置するとともに、他方側にストライカを配置し、
前記ストライカは、前記ラッチ装置に係合する係合部と、前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの前記他方の外面に沿って延びるとともに該外面に取り付けられる取付け面部と、を備え、
前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの前記一方には、前記ドアが閉じられた状態において、前記係合部を挿通させるとともに、前記取付け面部全体と対向するラッチ開口を形成し、
前記ラッチ装置を、前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの前記一方の内面側において前記ラッチ開口に対向するように設けることを特徴とする車両のドア構造。 - 前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの前記一方の内面側に、前記ラッチ装置が取り付けられるラッチ取付部材を設け、
前記ラッチ取付部材を、前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部の対向方向で、前記一方の内面から離間させて設けることを特徴とする請求項1に記載の車両のドア構造。 - 前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの前記一方の外面に、前記ラッチ開口を覆うカバー部材を設け、
前記ラッチ取付部材は、前記ラッチ開口と前記対向方向で離間しており、
前記カバー部材は、前記ラッチ開口に挿通されるとともに、前記ラッチ開口の周囲の前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの前記一方の内面に係止される係止爪を備えることを特徴とする請求項2に記載の車両のドア構造。 - 前記カバー部材は、前記取付け面部に当接するストッパ部を備え、前記ストッパ部に、前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの前記一方の内面側に向けて突出し、前記ラッチ取付部材に当接する突出部を設けることを特徴とする請求項3に記載の車両のドア構造。
- 前記カバー部材は、硬質樹脂で形成される内ピースと、前記内ピースの前記ストライカと対向する面を覆うとともに前記内ピースよりも軟質な樹脂で形成される外ピースとを備え、
前記内ピースは、貫通孔を備え、前記突出部は、前記外ピースに設けられるとともに、前記貫通孔を通じて前記内ピースよりも前記ラッチ取付部材側に突出して該ラッチ取付部材に当接することを特徴とする請求項4に記載の車両のドア構造。
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