JP2013248983A - 車両のドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドア及びドア開口を形成する部材の成形型を流用してコストを抑制しつつ、ドア及びドア開口の間にラッチ装置及びストライカを好適に設けることができるようにする。
【解決手段】車体側のドア開口16にスライドドアを開閉可能に設け、スライドドアが閉じられた状態において互いに対向するドア開口16側の開口側閉じ合い部16A及びスライドドア側のドア側閉じ合い部20Aのうちの一方側にフロントラッチ装置22を配置し、他方側にフロントストライカ24を配置し、開口側閉じ合い部16A及びドア側閉じ合い部20Aのうちの前記一方に、スライドドアが閉じられた状態において、フロントストライカ24の係合部27を挿通させるとともに、該ストライカの取付け面部26全体と対向するラッチ開口32を形成し、フロントラッチ装置22を、開口側閉じ合い部及16A及びドア側閉じ合い部20Aのうちの前記一方の内面側に設ける。
【選択図】図9

Description

本発明は、車両のドア構造に関する。
この種の技術として、車両のドアの閉じ合い部(ドアの閉状態で車体側のドア開口に近接して対向する部位)に設けられた開口に面するように、当該ドア内にラッチ装置を設けるとともに、上記開口を覆うカバー部材を設け、車体側に設けられたストライカを、上記ラッチ装置にカバー部材を通して係合させ、ドアを閉状態に保持するものが従来から知られている(特許文献1参照)。
特開2011−79443号公報
ところで、近年、上記特許文献1に開示されるようなラッチ装置を、車体に対するドアの保持強度を高めるために、ドアに複数設けることがある。この場合、既に製造中のドア、及びドア開口を形成する部材の既存の成形型を流用し、ドア及びドア開口の形状変更を極力抑えて、コストを抑制しつつ、既存のドア等にラッチ装置を複数設ける、又は追加して設ける等することが望ましい。
しかしながら、既存の成形型を流用する場合には、ドア及びドア開口を形成する部材の形状を大幅に変更するのは困難であるので、上手く既存の成形型を流用して、ラッチ装置を設けることができない場合がある。
つまり、具体的には、ドア内において、ドアの閉じ合い部に形成した開口からラッチ装置が外側に臨むように該ラッチ装置を設ける場合、ドア開口にはストライカを設ける必要があり、ラッチ装置と、これに係合するストライカとの距離や、ラッチ装置の周辺の上記閉じ合い部と、ストライカとの距離を適正なものにして、これらの間の不要な干渉を避ける必要がある。このような制約があると、既存の成形型を流用して、ストライカと、ラッチ装置又はこのラッチ装置の周辺の閉じ合い部との距離を適正なものにできない場合がある。
なお、特許文献1のドアはスライドドアであるが、このようなスライドドアに、上述のようにしてドア内にラッチ装置を設ける場合、閉状態における静止状態で、ストライカと、ラッチ装置周辺の閉じ合い部とが干渉していなくても、ドアが閉じられる際は、ドアが一時的に車体側に向かってオーバーストロークするため、ストライカと、ラッチ装置周辺の閉じ合い部とが干渉する可能性がある。このため、ラッチ装置及びストライカを設ける場合は、このような点も考慮して、ストライカと、ラッチ装置又はこのラッチ装置の周辺の閉じ合い部との間の距離を適切に設定することが必要となる。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、ドア及びドア開口を形成する部材の成形型を流用してコストを抑制しつつ、ドア及びドア開口の間にラッチ装置及びストライカを好適に設けることができる車両のドア構造を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載の発明は、車体に設けられたドア開口(例えば実施形態におけるドア開口16)にドア(例えば実施形態におけるスライドドア20)を開閉可能に設ける車両のドア構造において、前記ドア開口の内周縁部及び前記ドアの外周縁部は、前記ドアが閉じられた状態において互いに対向する開口側閉じ合い部(例えば実施形態における開口側閉じ合い部16A)及びドア側閉じ合い部(例えば実施形態におけるドア側閉じ合い部20A)をそれぞれ備え、前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの一方側にラッチ装置(例えば実施形態におけるフロントラッチ装置22)を配置するとともに、他方側にストライカ(例えば実施形態におけるフロントストライカ24)を配置し、前記ストライカは、前記ラッチ装置に係合する係合部(例えば実施形態における係合部27)と、前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの前記他方の外面に沿って延びるとともに該外面に取り付けられる取付け面部(例えば実施形態における取付け面部26)と、を備え、前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの前記一方には、前記ドアが閉じられた状態において、前記係合部を挿通させるとともに、前記取付け面部全体と対向するラッチ開口(例えば実施形態におけるラッチ開口32)を形成し、前記ラッチ装置を、前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの前記一方の内面側において前記ラッチ開口に対向するように設けることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両のドア構造において、前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの前記一方の内面側に、前記ラッチ装置が取り付けられるラッチ取付部材(例えば実施形態におけるラッチ取付部材44)を設け、前記ラッチ取付部材を、前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部の対向方向で、前記一方の内面から離間させて設けることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の車両のドア構造において、前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの前記一方の外面に、前記ラッチ開口を覆うカバー部材(例えば実施形態におけるカバー部材34)を設け、前記ラッチ取付部材は、前記ラッチ開口と前記対向方向で離間しており、前記カバー部材は、前記ラッチ開口に挿通されるとともに、前記ラッチ開口の周囲の前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの前記一方の内面に係止される係止爪(例えば実施形態における係止爪42)を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の車両のドア構造において、前記カバー部材は、前記取付け面部に当接するストッパ部(例えば実施形態におけるストッパ部51)を備え、前記ストッパ部に、前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの前記一方の内面側に向けて突出し、前記ラッチ取付部材に当接する突出部(例えば実施形態におけるリブ54)を設けることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の車両のドア構造において、前記カバー部材は、硬質樹脂で形成される内ピース(例えば実施形態における内ピース40)と、前記内ピースの前記ストライカと対向する面を覆うとともに前記内ピースよりも軟質な樹脂で形成される外ピース(例えば実施形態における外ピース41)とを備え、前記内ピースは、貫通孔(例えば実施形態における貫通孔52)を備え、前記突出部は、前記外ピースに設けられるとともに、前記貫通孔を通じて前記内ピースよりも前記ラッチ取付部材側に突出して該ラッチ取付部材に当接することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、既存の成形型から形成されるドア又はドア開口を形成する部材の形状を大きく変更して、ストライカとこれに対向する側の閉じ合い部との間の距離を調整する等することなく、ラッチ開口を形成することによって、ストライカ全体とこれに対向する側の閉じ合い部との干渉を防止できる。
したがって、ドア及びドア開口を形成する部材の成形型を流用してコストを抑制しつつ、ドア及びドア開口の間にラッチ装置及びストライカを好適に設けることができる。
請求項2に記載の発明によれば、ストライカと対向する位置に配置されるラッチ装置を取り付けるラッチ取付部材を、これが位置する側の閉じ合い部の内面から離間させることで、ストライカの取付け面部とラッチ取付部材との干渉を防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、ラッチ取付部材とラッチ開口とが離間していることで、ラッチ開口を利用して係止爪を、ラッチ開口の周囲の閉じ合い部の内面に係止することができ、係止爪用の係止孔を別途設ける必要がないので、ドア構造を簡略化できる。
請求項4に記載の発明によれば、カバー部材にストライカの取付け面部と当接するストッパ部を設けることで、取付け面部と閉じ合い部を干渉させることなく、ドアの閉位置を規制することができる。
また、取付け面部とストッパ部を当接させドアを規制することで、ストライカとラッチ装置との距離を適正に維持することができる。
さらに、ドアを閉じる際に、突出部によってカバー部材が変位するのを抑制でき、ドアの閉位置の位置規制精度を高めることができる。
請求項5に記載の発明によれば、内ピースによりカバー部材の剛性を確保でき、形状の安定性を確保できる。
また、内ピースの貫通孔を通じて突出部をラッチ取付部材側に突出させることで、外ピースと突出部とを一体的に形成することができ、構造の簡略化が図れる。また、内ピースと外ピースとの結合性が高まる。さらに、内ピースを介する事無く外ピースで形成された突出部だけをストッパ部とラッチ取付部材との間に介在させることができるので、内ピースよりも軟質な外ピースで形成された突出部でドアを閉じる際の入力荷重を効率的に吸収することができる。
本発明が適用された車両の右側面図である。 上記車両のドア開口に設けられたストライカを示す車両要部の斜視図である。 上記ドア開口に設けられるスライドドアを車幅方向内側から見たスライドドアの側面図である。 上記スライドドアにおいてラッチ装置が設けられる部位の斜視図である。 上記スライドドアにおいてラッチ装置が設けられる部位の側面図である。 上記スライドドアにおいてラッチ装置が設けられる部位の前面図であり、カバー部材が示された図である。 上記カバー部材を取り外した状態の上記スライドドアにおいてラッチ装置が設けられる部位の斜視図である。 上記カバー部材の後面図である。 図6のA−A線に沿う断面図である。 図5のB−B線に沿う断面図である。 図5のC−C線に沿う断面図である。 図5のD−D線に沿う断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明では、上下や前後について特別に断らない限り、車両についての上下や前後を意味するものとする。
図1は、本実施形態に係るドア構造が適用された車両10を示しており、この車両10は、車体前部において前後方向に沿って延ばされたフロントピラー11と、このフロントピラー11から後方に向けて延ばされたルーフレール12と、車体下部において前後方向に沿って延ばされたサイドシル13と、サイドシル13とルーフレール12とを連結させるように上下方向に沿って延ばされたセンタピラー14と、センタピラー14の後方においてサイドシル13とルーフレール12とを連結させるように上下方向に沿って延ばされたリヤピラー15と、を備えている。
該車両10では、ルーフレール12、サイドシル13、センタピラー14及びリヤピラー15によって略矩形のドア開口16が形成され、このドア開口16が、車体側面にスライド可能に取り付けられたスライドドア20によって開閉可能に覆われるようになっている。スライドドア20は、その前面を、センタピラー14の後面に近接させて対向させた閉状態から、後方にスライドされることで、図1に示すように開状態とされる。なお、図1では、説明便宜上スライドドア20を二点鎖線で示している。
また、図1において符号21は、スライドドア20の車幅方向外側の面に設けられた操作ハンドルを示しており、操作者は、この操作ハンドル21を適宜操作してスライドドア20を開閉することができる。また、本実施形態では、図示省略するドライブユニットによって、スライドドア20を自動開閉させることも可能となっている。
スライドドア20には、その前部側に配置されるフロントラッチ装置22と、その後部側に配置されるリヤラッチ装置23と、が内蔵されている。一方、センタピラー14の後面、換言すればドア開口16の内周縁部における前縁部には、フロントストライカ24が設けられている。また、リヤピラー15の前面、換言すればドア開口16の内周縁部における後縁部には、リヤストライカ28が設けられている。
ここで、スライドドア20が閉状態とされた場合には、フロントラッチ装置22とフロントストライカ24とが係合され、リヤラッチ装置23とリヤストライカ28とが係合される。これにより、スライドドア20の閉状態において、スライドドア20が車体側に保持されるようになっている。
図2には、フロントストライカ24が示され、このフロントストライカ24は、センタピラー14の後面に沿って延びるとともに該後面に、取付ねじ25,25で締結される略矩形板状の取付け面部26と、この取付け面部26から突出し、スライドドア20の閉状態においてフロントラッチ装置22に係合される略U字状の係合部27と、を一体に有している。
なお、以下では、フロントストライカ24が設けられるとともに、スライドドア20の閉状態でスライドドア20の前面が近接して対向するセンタピラー14の後面を構成する部位を、開口側閉じ合い部16Aと呼ぶものとする。また、図3、図4及び図5を参照し、スライドドア20の閉状態で、開口側閉じ合い部16Aに近接して対向するスライドドア20の前面を構成する部位を、ドア側閉じ合い部20Aと呼ぶものとする。なお、センタピラー14及びスライドドア20はともに、複数の板材からなるモノコック構造であり、開口側閉じ合い部16A及びドア側閉じ合い部20Aはそれぞれ板状の部位である。また、ドア側閉じ合い部20Aは、その全体が概ね車両前方に向いている。
スライドドア20の一部を破断して示す図3に参照されるように、スライドドア20は、車室内側面を構成するインナパネル30と、車室外側面を構成するアウタパネル31と、を張り合わせて構成されており、これらインナパネル30とアウタパネル31との間に形成される空間に、上記フロントラッチ装置22及びリヤラッチ装置23が設けられている。インナパネル30には各ラッチ装置に対応した開口がそれぞれ形成され、フロントラッチ装置22及びリヤラッチ装置23はそれぞれ、フロントストライカ24及びリヤストライカ28を受入れて係合するべく、その一部を上記開口から外側に露出させた状態になっている。なお、上記ドア側閉じ合い部20Aはインナパネル30に設定されている。
図5、図6を参照し、これらの図には、説明便宜上二点鎖線によって、フロントストライカ24がフロントラッチ装置22に係合される状態を示している。スライドドア20が閉状態とされた際は、フロントストライカ24の係合部27がドア側閉じ合い部20Aに形成されたラッチ開口32(図6参照)に挿通され、その内側のフロントラッチ装置22に係合される。なお、この際、リヤストライカ28も、インナパネル30後部に形成された図示省略する開口から、その内側に挿通され、リヤラッチ装置23に係合されるようになっている。
図7にはラッチ開口32が示されており、ラッチ開口32は、ドア側閉じ合い部20Aにおいて上下方向に長尺に延びる略矩形状に形成されている。なお、図7では、説明便宜上、フロントラッチ装置22等を二点鎖線で示している。また、図4に示すように、ラッチ開口32は、合成樹脂材料から形成されるとともに係合部27を挿通させる挿通開口33を有する略矩形状のカバー部材34によって覆われている。このカバー部材34がラッチ開口32を覆った状態では、該カバー部材34によって、フロントラッチ装置22において揺動可能にフロントストライカ24を係合するラッチ爪35が少なくとも覆われず、少なくともラッチ爪35が、ラッチ開口32及び挿通開口33を通して外側に臨んだ状態になっている。
図6を参照し、ラッチ開口32は、スライドドア20が閉じられドア側閉じ合い部20Aが開口側閉じ合い部16Aに近接して対向した状態において、フロントストライカ24の取付け面部26全体と対向する位置及び形状に形成されている。すなわち、ラッチ開口32は、ドア側閉じ合い部20A及び開口側閉じ合い部16Aが対向する対向する方向で見た場合に、取付け面部26全体と重なり合っており、その投影面積が、取付け面部26の投影面積よりも大きくなるように形成されている。
そして、図8〜図12を参照し、カバー部材34は、硬質合成樹脂(硬質樹脂)で形成される内ピース40と、この硬質樹脂よりも軟質な軟質合成樹脂(軟質樹脂)で形成され、内ピース40の表面(フロントストライカ24に対向する面)及び側面を覆う外ピース41と、を備えている。カバー部材34は、これら内ピース40と外ピース41とを一体形成した2色成形で形成されており、外ピース41が内ピース40よりも外側(前方側)に位置するように設けられている。なお、図8では、説明便宜上、外ピース41にドットを付して示している。また、図8では、図5及び図6に示すA−A、B−B、C−C、D−D線を便宜上示している。
そして、このカバー部材34では内ピース40の外側縁部に、ラッチ開口32に挿通されるとともに、ラッチ開口32の周囲のドア側閉じ合い部20Aの内面に係止される係止爪42・・・が複数形成されており、これにより、カバー部材34はラッチ開口32の縁部に支持されている。なお、内ピース40を形成する硬質合成樹脂はポリプロピレン等の比較的硬質なものであればよく、外ピース41を形成する軟質合成樹脂はエラストマ等の弾性力を有するものであればよい。また、本実施形態において係止爪42・・・は、内ピース40の外側縁部における短手方向に沿う部位の中央、並びに、長手方向に沿う部位の上部左右及び下部左右に形成されている。
次に、図4、図8〜図12を参照し、フロントラッチ装置22は、カバー部材34よりも後方(ドア側閉じ合い部20Aの内面側)に配置され、インナパネル30の内面に溶接されるラッチ取付部材44によって支持されている。ここで、ラッチ取付部材44は板状の部材であって、ドア側閉じ合い部20Aの内面側において該内面に沿って上下方向に延び、その後面にフロントラッチ装置22を取り付ける取付け板部45と、取付け板部45の車幅方向外側縁部から前方に向けて延びる前方延出板部46と、取付け板部45の車幅方向内側縁部から後方に向けて延びる後方延出板部47と、を備え、上面視でクランク状に形成されている。
前方延出板部46は、インナパネル30においてドア側閉じ合い部20Aの車幅方向外側縁部から前方に向けて延びるフランジ部20Bに沿って延びており、適所でこのフランジ部20Bに当接して、これに溶着されている。また、後方延出板部47は、インナパネル30においてドア側開口閉じ合い部20Aの車幅方向内側縁部から後方に向けて延びる車室内側構成部20Cに沿って延びており、適所でこの車室内側構成部20Cに当接して、これに溶着されている。また、図9、図10を参照し、取付け板部45には、フロントラッチ装置22のラッチ爪35を外側に臨ませるための露出開口48が形成されている。なお、図9においては、説明便宜上、フロントラッチ装置22を二点鎖線で簡略化して示している。
また、図9〜図12には、開口側閉じ合い部16Aが設定されるセンタピラー14を構成するアウタパネル60と、アウタパネル60の内側に配置されたスティフナ61と、が示されている。ここで、センタピラー14の車幅方向内側縁部には二点鎖線で示すシール63が設けられる。
ラッチ取付部材44における取付け板部45は、開口側閉じ合い部16A及びドア側閉じ合い部20Aの対向方向で、ドア側閉じ合い部20Aの内面から離間して設けられており、さらに、ラッチ開口32とも前記対向方向で離間している。したがって、ドア側閉じ合い部20A及びラッチ開口32と取付け板部45との間には前記対向方向の隙間が形成され、そして、フロントラッチ装置22はドア側閉じ合い部20Aから比較的離れた状態にされている。
ここで本実施形態では、図8、図9に示すように、カバー部材34の上下方向において中央側に位置する中央壁50に上記挿通開口33が形成されており、この中央壁50は、カバー部材34における上縁部及び下縁部よりも後方に位置しており、カバー部材34は、縦断面で後方に向けて突の略弧状に形成されている(図5も参照のこと)。そして、カバー部材34を構成する内ピース40及び外ピース41も、縦断面で、それぞれ後方に向けて突の略弧状に形成されている。そして、この中央壁50は縦断面で、カバー部材34の上縁部側の部位及び下縁部側の部位から次第にドア側閉じ合い部20Aの内面側に向けて延びる傾斜面部50Aと、傾斜面部50Aに連なって上下方向に沿う平面状に形成され、その中央に上記挿通開口33が形成される主面部50Bと、を有している。
なお、本実施形態では、ラッチ開口32の車幅方向外側縁部(右縁部)及び車幅方向内側縁部(左縁部)が、その上縁部及び下縁部よりも後方に位置するように形成されており、カバー部材34の中央壁50における傾斜面部50A及び主面部50Bの車幅方向外側縁部(右縁部)及び車幅方向内側縁部(左縁部)は、ラッチ開口32の車幅方向外側縁部(右縁部)及び車幅方向内側縁部(左縁部)に沿うように延びている。
そして、図4、図6、図12に示すように、本実施形態では、この中央壁50の外面を構成する外ピース41に、フロントストライカ24側に向けて突出し、スライドドア20が閉状態とされた場合において、該フロントストライカ24の取付け面部26に当接するストッパ部51・・・が複数設けられている。本実施形態では、これらストッパ部51・・・が、カバー部材34における挿通開口33を挟んで両側にそれぞれ2つ形成されている。
また、図8、図12等に示すように、中央壁50の内面(ラッチ取付部材44側に位置する面)を構成する内ピース40の内面には、ラッチ取付部材44側に向けて突出し、開口側閉じ合い部16A及びドア側閉じ合い部20Aの対向方向に貫通する貫通孔52・・・を複数有する突出周壁53,53が、挿通開口33を挟んで上下に一対形成されている。そして、これら突出周壁53,53の先端は、ラッチ取付部材44の直前まで延出しており、貫通孔52・・・には、外ピース41に複数形成された突出部であるリブ54・・・が挿通され、このリブ54・・・の先端は貫通孔52・・・の先端から突出している。そして、このリブ54・・・の先端は、ラッチ取付部材44の取付け板部45に当接するようになっている。
なお、リブ54・・・は成形時に溶融された状態で貫通孔52・・・に充填されることで、貫通孔52・・・に挿通された状態とされる。
また、本実施形態では、図6、図8を併せて参照し、突出周壁53の貫通孔52・・・を通過する複数のリブ54・・・のうちの少なくとも1つ以上が、開口側閉じ合い部16A及びドア側閉じ合い部20Aの対向方向で見た場合に、各ストッパ部51・・・のいずれかに、重なり合うようになっている。ここで、リブ54・・・は、その先端でラッチ取付部材44に当接してフロントストライカ24側からの衝撃を吸収するものであるが、各ストッパ部51・・・に重なり合う位置に形成されることで、カバー部材34の変位を効果的に抑制し、さらに、リブ54・・・は、軟質樹脂で形成されることで、効果的に衝撃を吸収することが可能となる。
また、リブ54・・・を挿通させる突出周壁53,53は硬質材料で形成されることで、リブ54・・・の姿勢が維持されるようになっている。また、上述した突出周壁53,53の上下の輪郭を連ねた場合には、これらの輪郭は、フロントストライカ24の取付け面部26の輪郭と、相似形状であり、かつ取付け面部26の輪郭よりも大きくなっている。そして、上記突出部であるリブ54・・・は、突出周壁53,53の全体にわたって複数形成されている。これによりフロントストライカ24側からラッチ取付部材44に伝わる荷重が分散されるようになっている。
また、本実施形態では、上下の突出周壁53,53の上下にそれぞれ、補助突出部55,55が形成されている。これら補助突出部55も、上記突出周壁53及びリブ54と同様に構成されており、スライドドア20が閉状態となった場合に、その先端はラッチ取付部材44に近接する。
以上に記載したように本実施形態では、スライドドア20のドア側閉じ合い部20Aにラッチ開口32が形成されている。この場合、既存の成形型から形成されるスライドドア20又はドア開口16を形成する部材(センタピラー14等)の形状を大きく変更して、フロントストライカ24とこれに対向する側のドア側閉じ合い部20Aとの間の距離を調整する等することなく、フロントストライカ24全体、特に取付け面部26とこれに対向する側のドア側閉じ合い部20Aとの干渉を防止できる。
したがって、スライドドア20及びドア開口16を形成する部材の成形型を流用してコストを抑制しつつ、スライドドア20及びドア開口16の間にフロントラッチ装置22及びフロントストライカ24を好適に設けることができる。
また、本実施形態では、フロントラッチ装置22を取り付けるラッチ取付部材44を、これが位置する側のドア側閉じ合い部20Aの内面から離間させることで、フロントストライカ24の取付け面部26と、ラッチ取付部材44との干渉を防止することができる。
また、ラッチ取付部材44とラッチ開口32とが離間していることで、ラッチ開口32を利用して係止爪42・・・を、ラッチ開口32の周囲のドア閉じ合い部20Aの内面に係止することができ、係止爪42・・・用の係止孔を別途設ける必要がないので、ドア構造を簡略化できる。
また、カバー部材34に、フロントストライカ24の取付け面部26と当接するストッパ部51・・・を設けることで、取付け面部26とドア側閉じ合い部20Aを干渉させることなく、スライドドア20の閉位置を規制することができる。
また、取付け面部26とストッパ部51・・・を当接させスライドドア20の変位を規制することで、フロントストライカ24とフロントラッチ装置22との距離を適正に維持することができる。
また、本実施形態では、カバー部材34における突出部であるリブ54・・・によって、スライドドア20を閉じる際に、カバー部材34が変位するのを抑制でき、スライドドア20の閉位置の位置規制精度を高めることができる。
また、本実施形態では、カバー部材34が、硬質樹脂で形成される内ピース40と、軟質な樹脂で形成される外ピース41とを備え、内ピース40が、貫通孔52を備え、突出部であるリブ54・・・が、外ピース41に設けられるとともに、貫通孔52・・・を通じて内ピース40よりもラッチ取付部材44側に突出してラッチ取付部材44に当接する。この場合、内ピース40によりカバー部材34の剛性を確保でき、形状の安定性を確保でき、外ピース41とリブ54・・・とを一体的に形成することができ、構造の簡略化が図れる。また、内ピース40と外ピース41との結合性が高まる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、本実施形態では、スライドドア20のドア側閉じ合い部20Aを形成したが、この開口は、センタピラー14の開口側閉じ合い部16Aに形成してもよい。
また、上記実施形態では、スライドドア20の前面及びドア開口16の前縁部の間において、本発明を適用したものであるが、スライドドアの後面及びドア開口の後縁部の間に、本発明を適用しても構わない。さらに、上記実施形態では、本発明をスライドドアを有する車両において適用したものであるが、本発明は、ヒンジ式のドアにおいて適用してもよく、スライドドアに限られるものではない。
また、上記実施形態では、ラッチ開口32の車幅方向外側縁部(右縁部)及び車幅方向内側縁部(左縁部)が、その上縁部及び下縁部よりも後方に位置するように形成されたものを説明し、カバー部材34が、この開口形状に対応して、縦断面で略弧状である例を説明したが、このような形状は種々変更可能である。例えば、ラッチ開口32の車幅方向外側縁部(右縁部)及び車幅方向内側縁部(左縁部)が、その上縁部及び下縁部と前後方向で略同一面上にあるものとした場合には、カバー部材34を平坦な板状としてもよい。
16 ドア開口
16A 開口側閉じ合い部
20 スライドドア(ドア)
20A ドア側閉じ合い部
22 フロントラッチ装置(ラッチ装置)
24 フロントストライカ(ストライカ)
26 取付け面部
27 係合部
32 ラッチ開口
34 カバー部材
42 係止爪
44 ラッチ取付部材
51 ストッパ部
54 リブ(突出部)

Claims (5)

  1. 車体に設けられたドア開口にドアを開閉可能に設ける車両のドア構造において、
    前記ドア開口の内周縁部及び前記ドアの外周縁部は、前記ドアが閉じられた状態において互いに対向する開口側閉じ合い部及びドア側閉じ合い部をそれぞれ備え、
    前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの一方側にラッチ装置を配置するとともに、他方側にストライカを配置し、
    前記ストライカは、前記ラッチ装置に係合する係合部と、前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの前記他方の外面に沿って延びるとともに該外面に取り付けられる取付け面部と、を備え、
    前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの前記一方には、前記ドアが閉じられた状態において、前記係合部を挿通させるとともに、前記取付け面部全体と対向するラッチ開口を形成し、
    前記ラッチ装置を、前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの前記一方の内面側において前記ラッチ開口に対向するように設けることを特徴とする車両のドア構造。
  2. 前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの前記一方の内面側に、前記ラッチ装置が取り付けられるラッチ取付部材を設け、
    前記ラッチ取付部材を、前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部の対向方向で、前記一方の内面から離間させて設けることを特徴とする請求項1に記載の車両のドア構造。
  3. 前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの前記一方の外面に、前記ラッチ開口を覆うカバー部材を設け、
    前記ラッチ取付部材は、前記ラッチ開口と前記対向方向で離間しており、
    前記カバー部材は、前記ラッチ開口に挿通されるとともに、前記ラッチ開口の周囲の前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの前記一方の内面に係止される係止爪を備えることを特徴とする請求項2に記載の車両のドア構造。
  4. 前記カバー部材は、前記取付け面部に当接するストッパ部を備え、前記ストッパ部に、前記開口側閉じ合い部及び前記ドア側閉じ合い部のうちの前記一方の内面側に向けて突出し、前記ラッチ取付部材に当接する突出部を設けることを特徴とする請求項3に記載の車両のドア構造。
  5. 前記カバー部材は、硬質樹脂で形成される内ピースと、前記内ピースの前記ストライカと対向する面を覆うとともに前記内ピースよりも軟質な樹脂で形成される外ピースとを備え、
    前記内ピースは、貫通孔を備え、前記突出部は、前記外ピースに設けられるとともに、前記貫通孔を通じて前記内ピースよりも前記ラッチ取付部材側に突出して該ラッチ取付部材に当接することを特徴とする請求項4に記載の車両のドア構造。
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