JP2017193233A - カバー部材 - Google Patents

カバー部材 Download PDF

Info

Publication number
JP2017193233A
JP2017193233A JP2016084174A JP2016084174A JP2017193233A JP 2017193233 A JP2017193233 A JP 2017193233A JP 2016084174 A JP2016084174 A JP 2016084174A JP 2016084174 A JP2016084174 A JP 2016084174A JP 2017193233 A JP2017193233 A JP 2017193233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover member
slit
plate
stay
damper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016084174A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6272937B2 (ja
Inventor
一也 大屋戸
Kazuya Oyato
一也 大屋戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2016084174A priority Critical patent/JP6272937B2/ja
Priority to CN201710183882.3A priority patent/CN107303803B/zh
Publication of JP2017193233A publication Critical patent/JP2017193233A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6272937B2 publication Critical patent/JP6272937B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/10Doors arranged at the vehicle rear
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/10Doors arranged at the vehicle rear
    • B60J5/101Doors arranged at the vehicle rear for non-load transporting vehicles, i.e. family cars including vans
    • B60J5/107Doors arranged at the vehicle rear for non-load transporting vehicles, i.e. family cars including vans constructional details, e.g. about door frame, panels, materials used, reinforcements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Abstract

【課題】製造コストを低減するとともに、リアパネルに容易に取り付けることができるカバー部材を提供する。【解決手段】テールゲートとリアパネル2のステー固定部4との間にダンパステー6が介設された車体に用いられるカバー部材10である。カバー部材10は、ステー固定部4の外面に取り付けられるプレート10を有し、プレート10には、ダンパステー6が挿通される挿通穴23と、プレート10の一方の側縁部から挿通穴23に通じる開口部25と、が形成されている。プレート10よりも柔軟な部材で形成されるとともに、プレート10と一体に形成されたスリット形成部31によって開口部25が塞がれており、スリット形成部31には一方の側縁部から挿通穴23に通じているスリット32が形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、テールゲートを有する車体に用いられるカバー部材に関する。
リアパネルの開口部を開閉するテールゲートを有し、テールゲートとリアパネルとの間にダンパステーが介設されている車体としては、ダンパステーとテールゲートとの連結部がカバー部材によって覆われているものがある(例えば、特許文献1参照)。
さらに、テールゲートを有する車体では、リアパネル側のダンパステーの固定部にカバー部材を取り付けることで、テールゲートを開いたときの外観を良くすることができる。
特開2009−073265号公報
車両の製造工程では、リアパネルにテールゲートおよびダンパステーを組み付けた後に、リアパネルにカバー部材を取り付けることになる。したがって、従来は、カバー部材にダンパステーを挿通させるための開口部を形成し、開口部にダンパステーを挿通させて、カバー部材をリアパネルに取り付けた後に、別体の蓋部材によって開口部を塞いでいる。
このように、従来のカバー部材では、別体の蓋部材が必要になるため、カバー部材を製造するための金型が増えるとともに、カバー部材の取付作業が煩雑になるという問題がある。
本発明は、前記した問題を解決し、製造コストを低減するとともに、リアパネルに容易に取り付けることができるカバー部材を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、リアパネルの開口部を開閉するテールゲートを有し、前記テールゲートと前記リアパネルのステー固定部との間にダンパステーが介設された車体に用いられるカバー部材である。前記カバー部材は、前記ステー固定部の外面に取り付けられるプレートを有し、前記プレートには、前記ダンパステーの端部が挿通される挿通穴と、前記プレートの一方の側縁部から前記挿通穴に通じる開口部と、が形成されている。前記プレートよりも柔軟な部材で形成されるとともに、前記プレートと一体に形成されたスリット形成部によって前記開口部が塞がれており、前記スリット形成部には、一方の側縁部から前記挿通穴に通じているスリットが形成されている。
ステー固定部にダンパステーが取り付けられた状態で、本発明のカバー部材をステー固定部の外面に取り付けるときには、ダンパステーをプレートの外側からスリットを通じて挿通穴に挿通させることができる。これにより、ダンパステーの端部の周囲にカバー部材を配置することができる。
なお、スリット形成部は柔軟な部材であるため、スリットにダンパステーを容易に差し込むことができる。また、ダンパステーがスリットを通過した後は、スリット形成部の復元力によって、スリットを閉じることができる。
このように、本発明のカバー部材では、プレートの開口部がスリット形成部によって塞がれている状態で、カバー部材をステー固定部の外面に取り付けることができるため、カバー部材を一体にして一つの部品にすることができる。そして、本発明では、プレートとスリット形成部とを二色成形(ダブルインジェクション成形)によって一体成形することができる。
なお、本発明のプレートおよびスリット形成部の材料は限定されるものではないが、例えば、プレートは、ポリプロピレンなどの樹脂材料によって形成することができ、スリット形成部は、オレフィン系エラストマーなどの弾性材料によって形成することができる。
前記したカバー部材において、前記スリットを前記スリット形成部の外面に対して斜めに切り込んだ場合には、カバー部材をステー固定部の外面に取り付けたときに、車外からスリットを通じてステー固定部の外面が見えるのを防ぐことができる。
前記したカバー部材において、前記スリット形成部の内面には、前記ステー固定部の外面に当接する突起部を形成することが好ましい。
この構成では、突起部によってスリット形成部が補強されるため、スリットにダンパステーが差し込まれたときに、スリット形成部の変形を抑えることができる。これにより、ダンパステーがスリットを通過した後に、スリットを確実に閉じることができる。
また、前記した構成では、スリット形成部の突起部がステー固定部の外面に押し付けられるため、車両の走行時にスリット形成部が大きく振動するのを防ぐことができる。
なお、スリット形成部が振動した場合でも、柔軟な突起部がステー固定部の外面に当たるため、打音が生じるのを防ぐことができる。
前記したカバー部材の前記プレートに、前記ステー固定部の側面から車幅方向に延びている後面に取り付けられる平板部が形成されている場合には、前記平板部の内面には、前記後面に固定される取付部を形成するとともに、前記スリット形成部が前記後面に対向して配置されるように構成する。
このようにすると、ダンパステーを挿通穴に挿通させた状態で、カバー部材をステー固定部の後面に向けて、取付部の取付方向に移動させることにより、取付部を容易にステー固定部の後面に取り付けることができる。
本発明のカバー部材では、カバー部材を一つの部品にすることができ、プレートとスリット形成部を一体成形することもできるため、製造コストを低減することができる。
また、本発明のカバー部材では、ダンパステーをスリット形成部のスリットに通すことで、カバー部材をステー固定部の外面に容易に取り付けることができる。
本発明の実施形態に係るカバー部材を取り付けた車体を示した背面図である。 本発明の実施形態に係るカバー部材をステー固定部に取り付けた状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係るカバー部材をステー固定部に取り付ける前の状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係るカバー部材を内面側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るスリット形成部を示した側断面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態のカバー部材10は、図1に示すように、車両(自動車)の車体1の後部に取り付けられるものである。
車体1は、車両の後面を構成するリアパネル2と、リアパネル2の開口部3を開閉するテールゲート5と、テールゲート5とリアパネル2のステー固定部4との間に介設されたダンパステー6と、を備えている。
本実施形態の車体1は、左右対称な構成であるため、本実施形態では、車体1の左側の構成について説明し、車体1の右側の構成については説明を省略する。
テールゲート5の上縁部は、リアパネル2の上縁部にヒンジ(図示せず)を介して連結されている。テールゲート5は、リアパネル2に対して上下方向に開閉する。
ダンパステー6は、テールゲート5を開いた状態に保持するための油圧式のダンパである。ダンパステー6は、シリンダ6aと、シリンダ6aの上端部から突出しているロッド6bと、を備えている。さらに、ダンパステー6は、ロッド6bの上端部に設けられた上部継手6dと、シリンダ6aの下端部に設けられた下部継ぎ手6cと、を備えている。上部継手6dおよび下部継手6cは自在継手である。
ロッド6bは、シリンダ6aに対して出入自在であり、ロッド6bの上端部は、テールゲート5の内面に上部継手6dを介して連結されている。
シリンダ6aの下端部は、図3に示すように、リアパネル2のステー固定部4に下部継手6cを介して連結されている。このように、ダンパステー6の下端部(下部継手6c)はステー固定部4に連結されている。
リアパネル2のステー固定部4は、開口部3の左縁部において、ダンパステー6の下端部(下部継手6c)が取り付けられる部位である。ステー固定部4は、開口部3の左縁部の上端部から中間部に亘って形成されている。
ステー固定部4の外面には、開口部3の内側に面している側面4aと、側面4aの内縁部から右方(車幅方向の内方)に向けて延びている後面4bとが形成されている。
側面4aの上部に形成されたねじ穴には、ダンパステー6の下部継手6cのボルトが螺合されている。
カバー部材10は、ステー固定部4の外面に取り付けられるプレート20と、プレート20の外周縁部に設けられた外枠部材30と、を有している。
カバー部材10は、図1に示すように、リアパネル2のステー固定部4の外面に取り付けられる外装部品であり、テールゲート5を開けたときに外部に露出する。
本実施形態のプレート20は、図3に示すように、ポリプロピレンを用いた樹脂製の板状部材である。
プレート20には、ステー固定部4の側面4aに重なる側板部21と、ステー固定部4の後面4bに重なる平板部22と、が形成されている。
側板部21の内縁部(前側の縁部)の上部には、図2に示すように、ダンパステー6の下端部(下部継手6c)を挿通させるための挿通穴23の上半分が貫通している。
平板部22は、側板部21の内縁部から右方(車幅方向の内方)に向けて延びており、側板部21に対して垂直に形成されている。
平板部22の内面(後面4bに対向する面)には、図4に示すように、上下二つの取付用ピン24,24(特許請求の範囲における「取付部」)が突出している。
上下の取付用ピン24,24を、図3に示す後面4bに形成された上下二つの貫通穴4c,4cにそれぞれ挿入することで、平板部22を後面4bに対して位置決めおよび固定することができる(図1参照)。
平板部22には、右縁部(車幅方向の内側となる側縁部)から挿通穴23に通じる開口部25が形成されている。開口部25は、平板部22を左右方向に横断している。開口部25の右端部は、平板部22の右縁部に開口している。また、開口部25の左端部は、挿通穴23の上半分に連通している。
開口部25の上下方向の幅は、ダンパステー6のシリンダ6aの直径よりも大きく形成されている。
外枠部材30は、図4に示すように、プレート20の上縁部および左右の縁部に設けられている。
外枠部材30は、プレート20よりも柔軟な部材によって形成されている。本実施形態の外枠部材30は、弾性を有するオレフィン系エラストマーを用いて形成されている。
本実施形態では、プレート20と外枠部材30とが二色成形(ダブルインジェクション成形)によって一体成形されている。つまり、カバー部材10は、プレート20と外枠部材30とが一体に形成された一つの部品である。なお、プレート20と外枠部材30とを別々の金型で成形した後に、プレート20と外枠部材30とを一体に接合して一つの部品にしてもよい。
外枠部材30には、図3に示すように、プレート20の開口部25を塞いでいるスリット形成部31が形成されている。スリット形成部31は、外枠部材30の右縁部から開口部25内に入り込んでいる。
スリット形成部31は、図5に示すように、平板部22を後面4bに取り付けたときに、後面4bに対向して配置される。スリット形成部31の内面は、ステー固定部4の後面4bに接している。また、スリット形成部31の外面は、テールゲート5側(図1参照)に配置されている。
スリット形成部31には、図2に示すように、左右方向(車幅方向)に延びているスリット32が形成されている。
スリット32は、スリット形成部31の右縁部(車幅方向の内側の側縁部)には、挿通穴23の下半分が形成されている。このように、スリット32の右縁部は挿通穴23に通じている。
スリット形成部31の挿通穴23の下半分が、プレート20の挿通穴23の上半分に連結されることで、円形の挿通穴23が形成されている。
スリット32は、直線状の切れ込みであり、図5に示すように、スリット形成部31を内外方向に貫通している。
スリット32は、スリット形成部31の内面および外面に対して斜めに切り込まれている。これにより、スリット32の内面側の開口溝と、スリット32の外面側の開口溝とは、上下方向にずれて配置されている。
したがって、スリット形成部31を車外から見たときに、スリット32を通じてステー固定部4の外面が見えないように構成されている。
スリット形成部31の内面には、図4に示すように、四つの突起部33が形成されている。スリット形成部31の内面において、スリット32の上側に左右二つの突起部33,33が配置され、スリット32の下側に左右二つの突起部33,33が配置されている。
突起部33は、スリット32と直交する方向で上下方向に延びており、軸断面は半円形状に形成されている。突起部33は、図5に示すように、平板部22を後面4bに取り付けたときに、後面4bに押し付けられる部位である。
次に、本実施形態のカバー部材10をリアパネル2に取り付ける手順について説明する。本実施形態では、図3に示すように、ダンパステー6が組み付けられているステー固定部4にカバー部材10を取り付ける。
まず、カバー部材10をステー固定部4よりも左側(車幅方向の外側)に配置し、開口部25をダンパステー6に対向させる。
続いて、カバー部材10を右方(車幅方向の内方)に向けて移動させ、スリット32にダンパステー6を差し込む。さらに、カバー部材10を右方に移動させると、ダンパステー6はスリット32を通過して挿通穴23に挿通された状態となる。
なお、ダンパステー6がスリット32を通過し、ダンパステー6がスリット32から外れると、スリット形成部31の復元力によって、スリット32は閉じた状態に戻る。
ダンパステー6を挿通穴23に挿通させると、カバー部材10の平板部22がステー固定部4の後面4bの後方に配置される。
そして、カバー部材10を前方に向けて移動させ、図2に示すように、側板部21を側面4aに重ねるとともに、平板部22を後面4bに重ねる。
このように、平板部22の内面から突出した上下の取付用ピン24,24(図4参照)の取付方向(前方)にカバー部材10を移動させることで、両取付用ピン24,24を、図3に示す後面4bの上下の貫通穴4c,4cにそれぞれ挿入して係合させることができる。
このとき、取付用ピン24(図4参照)は、平板部22からの突出方向に移動するため、取付用ピン24がステー固定部4の側面4aに接触するのを防ぐことができ、平板部22を後面4bに容易に固定することができる。
これにより、ステー固定部4の外面にカバー部材10が固定され、ダンパステー6の下端部(下部継手6c)の周囲にカバー部材10が配置される。
以上のようなカバー部材10では、図3に示すように、プレート20の開口部25がスリット形成部31によって塞がれている状態で、カバー部材10をステー固定部4の外面に取り付けることができるため、カバー部材10を一つの部品で構成することができる。
したがって、プレート20と外枠部材30とを二色成形によって一体成形することができるため、金型および部品点数を減らすことができ、カバー部材10の製造コストを低減することができる。
ステー固定部4にダンパステー6が取り付けられた状態で、カバー部材10をステー固定部4の外面に取り付けるときには、ダンパステー6をプレート20の外側からスリット32を通じて挿通穴23に挿通させることができる。これにより、ダンパステー6の下端部の周囲にカバー部材10を配置することができる。
このように、本実施形態のカバー部材10では、ダンパステー6をスリット形成部31のスリット32に通すことで、カバー部材10をステー固定部4の外面に容易に取り付けることができる。
本実施形態のスリット形成部31は、オレフィン系エラストマーを用いた柔軟な弾性部材であるため、スリット32にダンパステー6を容易に差し込むことができる。
また、ダンパステー6がスリット32を通過した後は、スリット形成部31の復元力によって、スリット32が閉じた状態に戻る。
本実施形態のカバー部材10では、図4に示すように、スリット形成部31の内面に複数の突起部33が形成されており、カバー部材10の長手方向に延びている各突起部33によってスリット形成部31が補強されている。これにより、スリット32にダンパステー6が差し込まれたときに、スリット形成部31の変形を抑えることができるため、ダンパステー6がスリット32を通過した後に、スリット32を確実に閉じることができる。
本実施形態のカバー部材10では、図5に示すように、スリット形成部31の内面に形成された複数の突起部33がステー固定部4の外面に押し付けられるため、車両の走行時にスリット形成部31が大きく振動するのを防ぐことができる。
なお、スリット形成部31が振動した場合でも、柔軟な突起部33がステー固定部4の外面に当たるため、打音が生じるのを防ぐことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
本実施形態において、図2に示すプレート20は、ポリプロピレンを用いて形成されている。また、スリット形成部31は、オレフィン系エラストマーを用いて形成されている。しかしながら、スリット形成部31がプレート20よりも柔軟な部材によって形成されているのであれば、プレート20およびスリット形成部31の材料は限定されるものではない。
本実施形態のカバー部材10は、図4に示すように、プレート20の外周縁部に外枠部材30が設けられ、外枠部材30にスリット形成部31が形成されているが、スリット形成部31のみをプレート20の開口部25内に設けてもよい。
本実施形態のカバー部材10では、平板部22の内面に取付用ピン24が設けられているが、平板部22を後面4b(図3参照)に固定するための取付部の構成は限定されるものではない。例えば、平板部22を粘着テープによって後面4bに固定してもよい。
1 車体
2 リアパネル
3 開口部
4 ステー固定部
4a 側面
4b 後面
4c 貫通穴
5 テールゲート
6 ダンパステー
6a シリンダ
6b ロッド
6c 下部継手
6d 上部継手
10 カバー部材
20 プレート
21 側板部
22 平板部
23 挿通穴
24 取付用ピン(取付部)
25 開口部
30 外枠部材
31 スリット形成部
32 スリット
33 突起部

Claims (4)

  1. リアパネルの開口部を開閉するテールゲートを有し、前記テールゲートと前記リアパネルのステー固定部との間にダンパステーが介設された車体に用いられるカバー部材であって、
    前記ステー固定部の外面に取り付けられるプレートを有し、
    前記プレートには、
    前記ダンパステーの端部が挿通される挿通穴と、
    前記プレートの一方の側縁部から前記挿通穴に通じる開口部と、が形成され、
    前記プレートよりも柔軟な部材で形成されるとともに、前記プレートと一体に形成されたスリット形成部によって前記開口部が塞がれており、
    前記スリット形成部には、一方の側縁部から前記挿通穴に通じているスリットが形成されていることを特徴とするカバー部材。
  2. 請求項1に記載のカバー部材であって、
    前記スリットは、前記スリット形成部の外面に対して斜めに切り込まれていることを特徴とするカバー部材。
  3. 請求項1または請求項2に記載のカバー部材であって、
    前記スリット形成部の内面には、前記ステー固定部の外面に当接する突起部が形成されていることを特徴とするカバー部材。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のカバー部材であって、
    前記プレートには、前記ステー固定部の側面から車幅方向に延びている後面に取り付けられる平板部が形成されており、
    前記平板部の内面には、前記後面に固定される取付部が形成されるとともに、
    前記スリット形成部は、前記後面に対向して配置されることを特徴とするカバー部材。
JP2016084174A 2016-04-20 2016-04-20 カバー部材 Expired - Fee Related JP6272937B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016084174A JP6272937B2 (ja) 2016-04-20 2016-04-20 カバー部材
CN201710183882.3A CN107303803B (zh) 2016-04-20 2017-03-24 罩部件

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016084174A JP6272937B2 (ja) 2016-04-20 2016-04-20 カバー部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017193233A true JP2017193233A (ja) 2017-10-26
JP6272937B2 JP6272937B2 (ja) 2018-01-31

Family

ID=60150412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016084174A Expired - Fee Related JP6272937B2 (ja) 2016-04-20 2016-04-20 カバー部材

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6272937B2 (ja)
CN (1) CN107303803B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3553265A1 (en) * 2018-04-11 2019-10-16 Ningbo Geely Automobile Research & Development Co. Ltd. A device for a power opening tailgate of a vehicle

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5791673U (ja) * 1980-11-26 1982-06-05
JPS588441A (ja) * 1981-07-06 1983-01-18 Nissan Motor Co Ltd リヤサイドフイニツシヤの取付構造
JP2008007027A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Kanto Auto Works Ltd 自動車のトランクフロントトリム構造
US20110309649A1 (en) * 2010-06-17 2011-12-22 Honda Motor Co., Ltd. Cover for a tailgate rod passage
JP2012091746A (ja) * 2010-10-28 2012-05-17 Suzuki Motor Corp カウルトップガーニッシュ構造
JP2014223826A (ja) * 2013-05-15 2014-12-04 河西工業株式会社 貫通部品周囲のシール構造

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6068327A (en) * 1997-10-21 2000-05-30 Peregrine Incorporated Upwardly folding vehicle door assembly
JP4355185B2 (ja) * 2003-09-24 2009-10-28 本田技研工業株式会社 オープンステーの取付構造
CN1328087C (zh) * 2004-04-06 2007-07-25 本田技研工业株式会社 后背箱部的密封构造
US8585125B2 (en) * 2011-05-31 2013-11-19 Honda Motor Co., Ltd. Cover for a tailgate rod passage
DE102011083418A1 (de) * 2011-09-26 2013-03-28 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Kraftfahrzeug

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5791673U (ja) * 1980-11-26 1982-06-05
JPS588441A (ja) * 1981-07-06 1983-01-18 Nissan Motor Co Ltd リヤサイドフイニツシヤの取付構造
JP2008007027A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Kanto Auto Works Ltd 自動車のトランクフロントトリム構造
US20110309649A1 (en) * 2010-06-17 2011-12-22 Honda Motor Co., Ltd. Cover for a tailgate rod passage
JP2012091746A (ja) * 2010-10-28 2012-05-17 Suzuki Motor Corp カウルトップガーニッシュ構造
JP2014223826A (ja) * 2013-05-15 2014-12-04 河西工業株式会社 貫通部品周囲のシール構造

Also Published As

Publication number Publication date
CN107303803A (zh) 2017-10-31
CN107303803B (zh) 2019-08-16
JP6272937B2 (ja) 2018-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5753169B2 (ja) 導電性フローティング式パイプ組付クリップ
JP2016113009A (ja) 車両用バックドアの接合方法
JP5185264B2 (ja) 自動車のリアパネル構造
JP2015203480A (ja) クリップ
US20180281695A1 (en) Mounting assembly of vehicular utility part mounting member and vehicular interior part
JP6272937B2 (ja) カバー部材
EP2441650B1 (en) Cowl louver sealing structure
JP7196555B2 (ja) リヤスポイラと補助ランプとの組付け構造、および組付け方法
JP5628241B2 (ja) 車両のドア構造
JP6071477B2 (ja) 車両用コンソールボックス
JP2007223509A (ja) シフトノブ
JP6106059B2 (ja) 車両構成部材
JP2017100605A (ja) 車両用バックドアインナ部品の補強構造及びその製造方法
US10549613B2 (en) Panel retention structure
JP7063676B2 (ja) 車両用スポイラ
JP4916023B2 (ja) スポイラーの補強構造
KR102410880B1 (ko) 도어 트림, 도어 트림 제조 방법 및 차량용 도어
JP2014122036A (ja) 車両外装部材
JP5626893B2 (ja) 組立て物用クッション体のダイレクト成形方法
JP2019137309A (ja) 乗物用内装材
US11193319B2 (en) Bumper strip for vehicle and manufacturing method thereof
KR102050489B1 (ko) 차량의 클립 보스
JP5647928B2 (ja) テールライト取付構造
JP6373687B2 (ja) 樹脂パネル
JP6398479B2 (ja) バンパ製造装置および樹脂製品製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6272937

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees