JP4916023B2 - スポイラーの補強構造 - Google Patents

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Description

本発明は、スポイラーの補強構造に関する。
従来より、リヤスポイラー本体の剛性を向上させるために、補強要素をリヤスポイラー本体に一体に設けることが行われている。例えば特許文献1では、リアスポイラー本体と、このリヤスポイラー本体に射出成形によって一体に成形された補強要素とからなるリヤスポイラーが開示されており、補強要素はヒンジによりリヤスポイラー本体に結合されている。このリヤスポイラーでは、ヒンジにより補強部をリヤスポイラー本体の側に折り曲げた状態で、スポイラー本体の裏面に形成されている溶着突起を、補強部の先端部に空けられた穴に挿通させた後、溶着突起の先端部を加熱によって溶かしながらカシメつけることで、補強部をリヤスポイラー本体に固着させている。
特開2001−3479694号公報
ところで、特許文献1のスポイラーでは、溶着突起がスポイラー本体の裏面に形成されていることから、溶着突起が形成された位置においてスポイラーの外観にヒケが出やすい。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡単な構造でスポイラー本体の剛性の向上がはかれるとともに、スポイラー本体の外観にヒケが出にくいスポイラーの補強構造を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、一端が車体に当接されて車体前後方向へ延びる上壁部と、該上壁部の他端に続いて前記上壁部の下方に延びる下壁部とを有するスポイラー本体と、該スポイラー本体の内部に設けられる補強要素とが、射出成形によって一体に成形されたスポイラーの補強構造であって、前記補強要素は、前記上壁部と前記下壁部とを繋いで上下に延びる左右の連結板部と、前記左右の連結板部の間で車幅方向に伸びる薄肉ヒンジを介して上下に回動するように前記下壁部の車体側の端に連なった補強板部とを有し、前記補強板部は、該補強板部が上方へ回動することで先端が前記上壁部に当接する縦板部と、該縦板部に交差するように左右方向に延びて、前記補強板部の上方への回動により前記左右の連結板部に結合される横板部とから構成されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1のスポイラーの補強構造において、前記縦板部の表面には、車体前後方向に突出するリブが形成され、前記リブは、前記薄肉ヒンジ近傍から前記縦板部の先端まで延びていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2のスポイラーの補強構造において、前記縦板部の先端には、車体前側に開口したボックス部が形成され、該ボックス部の上面が前記上壁部に当接していることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、前記左右の連結板部が上壁部と下壁部とを繋ぎ、該左右の連結板部の間で補強板部が下壁部に連なるとともに該補強板部の縦板部が上壁部に当接していることから、前記補強板部及び前記連結板部は、前記前記左右の連結板部の間で前記上壁部を支える突っ張りとして機能する。これにより、簡単な構造で前記左右の連結板部の間における上壁部の剛性が高められる。
また、前記補強板部を前記薄肉ヒンジを介して前記下壁部の端に上下に回動可能に連ならせ、前記ヒンジにより前記補強板部を上方に回動させることで補強板部をスポイラー本体に組み付けるようにしていることから、部品点数を削減して、組み付け性を向上させることができる。
また、補強板部に前記横板部を設け、該横板部を左右の連結板部に連結するようにしたことから、補強板部を固定させるために上述した溶着突起のような固定手段をスポイラー本体7に直接設ける必要がない。このため、前記固定手段によりスポイラー本体7の外観にヒケが出ることがない。
また、前記横板部が前記左右の連結板部に連結されていることで前記補強板部は前記連結板部によって支持された状態になっており、この支持を安定したものとするためには、前記連結板部の前記スポイラー本体への連結強度が充分に確保されている必要がある。この点に関して、前記連結板部は、前記上壁部と下壁部とに繋がれていることから、複数箇所で前記スポイラー本体に連結されたものとなっている。このため、前記連結板部の連結箇所における太さを細くしても、前記連結強度を充分確保することができる。これにより、前記連結板部の連結箇所における太さを細くすることができるため、前記連結板部がスポイラー本体に繋がれていることでスポイラー本体の外観にヒケが出ることを防止することができる。
請求項2の発明によれば、前記リブが前記薄肉ヒンジ近傍から前記縦板部の先端まで延びていることから、前記縦板部の剛性が上下方向の全体に亘って高められる。これにより、前記補強板部はより強固な突っ張りとして機能するために、前記上壁部の剛性が一層高められる。
請求項3の発明によれば、前記縦板部の先端にボックス部が形成されていることにより、このボックス部が剛部分となって前記縦板部の先端の折れを抑制できる。これにより、前記補強板部はより強固な突っ張りとして機能するために、前記上壁部の剛性が一層高められる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明のスポイラーを取り付けた車体後部の斜視図である。
スポイラー1は、車体3後部のトランク蓋体5に取り付けられたものであって、トランク蓋体5の略全体に亘って車幅方向に延びるスポイラー本体7を備えている。スポイラー本体7は、一端9aがトランク蓋体5に当接して車体前後方向に延びる上壁部9と、該上壁部9の他端9bに続いて上壁部9の下方に延びる下壁部11とから構成されている。
図2は、スポイラー本体7の内部を示す斜視図であり、図3は、図2のA−A線断面図である。
スポイラー本体7の内部には、補強要素13が設けられている。該補強要素13は、射出成形によりスポイラー本体7と一体に成形されたものであって、上壁部9と下壁部11とを繋いで上下に延びる左右の連結板部15と、該左右の連結板部15の間で下壁部11の車体側の端11aに連なった補強板部17とを有している。
連結板部15は、上下端19a,19bがそれぞれ上壁部9及び下壁部11に結合された縦板部19と、該縦板部19の車体反対側の表面から車体反対側に突出するリブ21とから構成されている。
縦板部19は、車体側に屈曲した屈曲部23と、該屈曲部23よりも上壁部9側に位置する支持部25とを有している。屈曲部23は車体3に最も近接する部分24が平板状に形成されており、この近接部分24には車幅右側に開口した切欠27が形成されている。また支持部25の車体側表面には、その中央の位置で車体側に突出する係合突起29が形成されている。係合突起29は、図3に示すように、支持部25の車体側表面から延びる基部31と、該基部31の先端に設けられた大径の抜け止め部33とから構成されている。抜け止め部33は可とう性の材料により形成されており、該抜け止め部33には先窄まりのテーパ面33aが上壁部9側を向くように設けられている。また図3に示すように、リブ21の先端21aは、スポイラー本体7の内面7aに対応した形状を呈し、該内面7aから所定の間隔で離隔している。
補強板部17は、車幅方向に延びる薄肉ヒンジ35を介して下壁部11の端11aに連なったものであって、薄肉ヒンジ35から延設されている縦板部37と、該縦板部37と交差して横方向に延びている横板部39とを有している。
縦板部37は、薄肉ヒンジ35に続いて車体反対側に延びて下面41aが下壁部11に当接する下側当接部41と、該下側当接部41の車体反対側の端から上壁部9内面に至るように上方に延びた連結部43と、該連結部43の上端から車体側に延びて上面45aが上壁部9に当接する上側当接部45とから構成されており、連結部43の上部には、車体前後方向に延びるリブ47,49が形成されている。リブ47は、連結部43の車体側表面から車体側に突出した三角状を呈し、その上部が上側当接部45の下面45bに接合されている。リブ49は、後述の図5に示すように連結部43の車体反対側表面から車体反対側に突出する一対の突起であって、先細りの形状を呈し、上面49aが上壁部9に当接している。
横板部39は、連結部43の中間から左右(車幅方向外側)に延びており、その先端39aは連結板部15の支持部25と前後に重なっている。横板部39の先端39aには係合孔51が形成されており、この係合孔51に係合突起29の基部31が挿通されていることで、補強板部17は連結板部15に連結されている。なお基部31が係合孔51に挿通された状態では、抜け止め部33の底部が横板部39の係合孔51周縁に当接していることで、基部31は係合孔51から抜けないようになっている。
図4は、図1のB−B線断面図であり、図5は、射出成形型から脱型された際のスポイラー1を示す側面図である。
スポイラー1が射出成形型から脱型された状態では、補強板部17は、下壁部11の端11aから下方に延びて、薄肉ヒンジ35により上下方向(矢印DE)に回動可能な状態になっている(図4では破線、図5では実線で示す状態)。この状態から補強板部17を上方Dに回動させることで、補強板部17は図2に示した状態(図4では実線、図5では破線で示す状態)になる。すなわち、下側当接部41の下面41aが下壁部11に当接し、上側当接部45及びリブ49の上面45a,49aが上壁部9に当接し、さらに係合突起29の基部31が横板部39の係合孔51に挿通して補強板部17が左右の連結板部15に連結された状態になる。なお補強板部17を左右の連結板部15に連結するに際し、係合孔51周縁にテーパ面33aを当接させながら抜け止め部33を係合孔51に押し込むことで、抜け止め部33を弾性変形させて係合孔51から支持部25の反対側に抜き出す。この結果、抜け止め部33の底部を横板部39の係合孔51周縁に当接させることができる。
そして上述のように補強板部17を回動させた状態で、図3に示すようにトランク蓋体5に固定された取り付けボルト53を切欠27に係合させることで、スポイラー1はトランク蓋体5に取り付けられる。なおこの際には、取り付けボルト53を切欠27の開口側から切欠27内に押し込むようにする。
本発明によれば、左右の連結板部15が上壁部9と下壁部11とを繋ぎ、また該左右の連結板部15の間で補強板部17が下壁部11に連なるとともに該補強板部17の縦板部37の上端(上側当接部45)が上壁部9に当接していることから、連結板部15及び補強板部17は、上壁部9を支える突っ張りとして機能する。これにより、簡単な構造で左右の連結板部15の間における上壁部9の剛性が高められる。なお補強板部17について具体的には、下側当接部41の下面41aが下壁部11に当接し、上側当接部45の上面45aが上壁部9に当接していることから、縦板部37が前記突っ張りとして機能する。
また、補強板部17を薄肉ヒンジ35を介して下壁部11の端11aに上下に回動可能に連ならせ、補強板部17を上方Dに回動させることで補強板部17をスポイラー本体7に組み付けるようにしていることから、部品点数を削減して、組み付け性を向上させることができる。
また、横板部39を左右の連結板部15の各支持部25に連結したことで、補強板部17を固定させる突起等の固定手段をスポイラー本体7に直接設ける必要がない。このため、前記固定手段によりスポイラー本体7の外観にヒケが出ることがない。
また、横板部39が左右の連結板部15に連結されていることで補強板部17は連結板部15によって支持された状態になっており、この支持を安定したものとするためには、連結板部15のスポイラー本体7への連結強度が充分に確保されている必要がある。この点に関して、縦板部19の上下端19a,19bが上壁部9及び下壁部11に繋がれていることから、連結板部15は複数箇所でスポイラー本体7に連結されたものとなっている。このため、連結板部15の上下端19a,19bの太さを細くしても、前記連結強度を充分確保することができる。これにより、上下端19a,19bの太さを細くすることができるため、連結板部15がスポイラー本体7に繋がれていることでスポイラー本体7の外観にヒケが出ることを防止することができる。
次に、スポイラーの変形例について説明する。なお、以下の説明では上記実施形態で述べた構成と同様のものについては説明を省略する。
図6は、第1変形例におけるスポイラー本体の内部を示す斜視図である。図6に示すスポイラー100では、縦板部37の車体側表面から車体側に突出するリブ47は、薄肉ヒンジ35近傍から縦板部37の上端(上側当接部45)まで延びている。この変形例によれば、リブ47により縦板部37の剛性が上下方向の全体に亘って高められるため、縦板部37はより強固な突っ張りとして機能する。これにより、上壁部9の剛性が一層高められる。
図7は、第2変形例におけるスポイラー本体の内部を示す斜視図である。図7に示すスポイラー101では、補強板部17には2つの縦板部37が設けられており、横板部39は、各縦板部37に交差するように横方向に延びて、その先端が左右の連結板部15の各支持部25に連結されている。また補強板部17において、各縦板部37の上側当接部45は連続して形成されている。この変形例によれば、2つの縦板部37が上壁部9を支える突っ張りとして機能することから、上壁部9の剛性が一層高められる。また、横板部39が各縦板部37に交差しているとともに、各縦板部37の上側当接部45が連続していることから、2つの縦板部37の間で力の伝達が行われる。このため、1つの縦板部37の支持耐力を越えた力が上壁部9から上側当接部45に負荷されたとしても、上壁部9を支持することが可能になる。
図8は、第3変形例におけるスポイラー本体の内部を示す斜視図であり、図9は、図8のC−C線断面図である。図8,9に示すスポイラー102では、縦板部37の先端には車体前側に開口したボックス部57が形成されており、ボックス部57は、補強板部17を上方D(図9参照)に回動することに伴い上面57aが上壁部9に当接するようになっている。また、ボックス部57の内部には、ボックス部57の上壁59と下壁61とを繋ぐリブ63が形成されている。この変形例によれば、縦板部37の先端にボックス部57が形成されていることで、ボックス部57が剛部分となって縦板部37の先端の折れを抑制する。これにより、縦板部37はより強固な突っ張りとして機能するために、上壁部9の剛性はより高められる。また、ボックス部57の内部にリブ63が形成されていることによって、縦板部37の先端はさらに折れにくいものとなるため、上壁部9の剛性はより一層高められる。
なお、図1〜9に示したスポイラー1,100,101,102では、係合突起29及び係合孔51の形状を変更することが出来る。以下、図1〜5に示したスポイラー1を例に説明する。
図10は、係合突起29及び係合孔51の形状を変更した状態を示す図5の対応図である。図10に示すスポイラー1では、係合突起29は、支持部25の車幅外側端部(右側の連結板部15では支持部25の車幅右側端部、左側の連結板部15では支持部25の車幅左側端部)に形成されており、抜け止め部33のテーパ面33aは車幅外側を向いている。そして、横板部39は、補強板部17を上方Dに回動させた際(補強板部17が破線の状態となった際)に先端39aが支持部25の車幅外側端部よりも車幅外側に位置するように形成され、また、係合孔51は、前記補強板部17を上方Dへ回動させた際に係合突起29と前後に重なる位置に形成されている。このように係合突起29や係合孔51を形成した場合においても、補強板部17を上方Dに回動させることで、係合孔51に係合突起29の基部31を挿通させて補強板部17を左右の連結板部15に連結させることができ、また該連結させた状態においては、抜け止め部33が支持部25の係合孔51周縁に当接することで、係合孔51から基部31が抜け出ることが防止される。なお、本変形例では、左右の切欠27は、それぞれ車幅外側(右側の切欠27については車幅右側、左側の切欠27については車幅左側)に開口している。ここで、本発明のスポイラーは複数の型からなる成形型のキャビティ内に溶融樹脂を射出することで成形されるが、本変形例によれば、係合突起29が支持部25の車幅外側端部に形成されているとともに、抜け止め部33のテーパ面33aが車幅外側を向き、また切欠27が車幅外側に開口していることから、連結板部15を成形する型の脱型方向を外向き(車幅外側に対応した向き)に設定することで、脱型が容易になる。
また近年では、ハイマウントストップランプなどの電装品をスポイラーに取り付けるべく、スポイラー本体の内部に電装品の給電用ハーネスを配置することが行われているが、本発明のスポイラー1,100,101,102によれば、ハーネスをスポイラー本体7内部に固定する手段として補強板部17を利用することができる。以下、補強板部17を前記固定手段として利用すべく、図1〜5に示したスポイラー1を変形させた例を説明する。
図11はスポイラー本体7の内部にハーネス65を配置した状態を示す図3の対応図であって、補強板部17の上側当接部45には、下方に凸となる湾曲部67が車幅方向に延びるように形成され、上壁部9と湾曲部67との間の隙間にハーネス65が延設されている。このようにすることで、補強板部17を利用してハーネス65をスポイラー本体7内部に固定することができるため、ハーネス65を固定する手段を別途設ける必要がない。また、ハーネス65は上側当接部45及び上壁部9によって防護されるため、ハーネス65の断線が防止される。なお、上述のように湾曲部67を上側当接部45に形成することにした場合には、スポイラー1を射出成形型から脱型した後に、湾曲部67の凹みにハーネス65をセットした状態で上側当接部45の上面45aが上壁部9に当接するまで補強板部17を上方に回動させることで、ハーネス65を上壁部9と湾曲部67との間の隙間に配置することができる。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。
例えば、縦壁部37において、上側当接部45とリブ47,49と下側当接部41とについては省略されてもよい。すなわち、縦板部37は、薄肉ヒンジ35から真っ直ぐ上方に延びて、その上端面が上壁部9に当接する板状を呈していてもよい。このようにしても、縦板部37は、上壁部9を支える突っ張りとして機能し得る。
本発明のスポイラーを取り付けた車体後部の斜視図である。 スポイラー本体の内部を示す斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 射出成形型から脱型された際のスポイラーを示す側面図である。 第1変形例におけるスポイラー本体の内部を示す斜視図である。 第2変形例におけるスポイラー本体の内部を示す斜視図である。 第3変形例におけるスポイラー本体の内部を示す斜視図である。 図8のC−C線断面図である。 係合突起及び係合孔の変形例を示す図2の対応図である。 スポイラー本体の内部にハーネスを配置した状態を示す図3の対応図である。
符号の説明
1,100,101,102 スポイラー、
3 車体、
7 スポイラー本体、
9 上壁部、
9a 一端、
9b 他端、
11 下壁部、
13 補強要素、
15 連結板部、
17 補強板部、
35 薄肉ヒンジ、
37 縦板部、
39 横板部、
47,49 リブ、
57 ボックス部、
57a 上面、
67 湾曲部。

Claims (3)

  1. 一端が車体に当接されて車体前後方向へ延びる上壁部と、該上壁部の他端に続いて前記上壁部の下方に延びる下壁部とを有するスポイラー本体と、該スポイラー本体の内部に設けられる補強要素とが、射出成形によって一体に成形されたスポイラーの補強構造であって、
    前記補強要素は、前記上壁部と前記下壁部とを繋いで上下に延びる左右の連結板部と、前記左右の連結板部の間で車幅方向に伸びる薄肉ヒンジを介して上下に回動するように前記下壁部の車体側の端に連なった補強板部とを有し、
    前記補強板部は、該補強板部が上方へ回動することで先端が前記上壁部に当接する縦板部と、該縦板部に交差するように左右方向に延びて、前記補強板部の上方への回動により前記左右の連結板部に結合される横板部とから構成されていることを特徴とするスポイラーの補強構造。
  2. 前記縦板部の表面には、車体前後方向に突出するリブが形成され、
    前記リブは、前記薄肉ヒンジ近傍から前記縦板部の先端まで延びていることを特徴とする請求項1に記載のスポイラーの補強構造。
  3. 前記縦板部の先端には、車体前側に開口したボックス部が形成され、該ボックス部の上面が前記上壁部に当接していることを特徴とする請求項1又は2に記載のスポイラーの補強構造。
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