JP2019137309A - 乗物用内装材 - Google Patents

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Abstract

【課題】2部材の合わせ品質が向上した乗物用内装材を提供する。【解決手段】乗物用内装材10は、第1の意匠面30Aを有する第1部材30と、第1の意匠面30Aと隣接する第2の意匠面40Aを有する第2部材40とを備える乗物用内装材10であって、第1部材30は、第1の意匠面30Aを構成するとともに第2部材40側の端部31において乗物室外側に折り曲げられた表皮材34を備え、第2部材40は、表皮材34の折り曲げられた部分34Bと対向する面40Bにおいて、第2の意匠面40A側に向かうにつれて第1部材30に近づく方向に傾斜する傾斜面47Aを有している。【選択図】図4

Description

本明細書に開示の技術は、乗物用内装材に関する。
特許文献1には、オーナメント表皮材の一部が重なることで重合部が構成され、重合部は、アッパーボードの車室内側の面と、アームレストの周端部との間に挟まれている構成が開示されている。このような構成により、アッパーボードの車室内側の面と、アームレストの周端部との間の隙間を重合部によって塞ぐことができると、記載されている。
特許文献2には、ロアボードの上端部のうち、ポケット開口部用凹部より車両後方部分(ポケット開口部を形成しない箇所)が、アームレストの下端部と接合する箇所を境に車室外側へと屈曲したのち上方へと延びてロアボード延設部を構成することが開示されている。
特開2015−217695号公報
特開2017−081476号公報
ところで、特許文献2のロアボードの上端部とアームレストの下端部のように、2部材の合わせ部においては、2部材の組み付け誤差等に起因して、次のような問題が生じる場合がある。例えば、2部材が離間して配される場合には、2部材の間の隙間から奥方が視認されて問題となる。また、2部材が近接して配されて、合わせ部の一部が強干渉する場合には、合わせ部の他の部分に隙間が生じる虞があり問題となる。そして、これらのような問題を解決するために、特許文献1の重合部のような他の部材に係る構成を用いることなく、2部材の合わせ品質を向上する技術が求められている。
本明細書に開示の技術は、上記事情に基づいて完成されたものであって、2部材の合わせ品質が向上した乗物用内装材を提供することを目的とする。
本明細書によって開示される乗物用内装材は、第1の意匠面を有する第1部材と、前記第1の意匠面と隣接する第2の意匠面を有する第2部材とを備える乗物用内装材であって、前記第1部材は、前記第1の意匠面を構成するとともに前記第2部材側の端部において乗物室外側に折り曲げられた表皮材を備え、前記第2部材は、前記表皮材の折り曲げられた部分と対向する面において、前記第2の意匠面側に向かうにつれて前記第1部材に近づく方向に傾斜する傾斜面を有している。
このような乗物用内装材によれば、第2部材が傾斜面を有するから、表皮材の折り曲げられた部分の乗物室内側に傾斜面が一部重なるようにして第1部材と第2部材を配置することができる。このため、第1部材と第2部材の組み付け誤差等に起因して、第2部材が第1部材から一部離間して配される場合であっても、乗物室内側からの視線に対して第1の意匠面と第2の意匠面との間に表皮材の折り曲げられた部分を位置させることができ、乗員に第1部材と第2部材の間の隙間から乗物用内装材の奥方が視認される事態を抑制することができる。また、第1部材と第2部材の組み付け誤差等に起因して、第1部材と第2部材との合わせ部の一部が強干渉する場合であっても、第1部材を傾斜面に沿ってわずかに乗物室外側に逃がすことにより強干渉を解消することができる。このため、合わせ部の一部が強干渉することに起因して、合わせ部の他の部分に隙間を生じる事態を抑制することができる。これらの結果、第1部材と第2部材の合わせ品質を向上することができる。
上記構成において、前記第2部材は、前記第2の意匠面と前記傾斜面とで形成される角部が、前記表皮材の前記折り曲げられた部分に対して線状に当接するようにして配されていてもよい。このような構成によれば、第2部材の端面が表皮材の折り曲げられた部分に対して面状に当接する構成に比べて、第2の意匠面を第1部材に対して隙間なく配置し易く、より一層、第1部材と第2部材の合わせ品質を向上することができる。
上記構成において、前記第2部材は、アンダーカット形状を有するアンダーカット部を有して発泡樹脂材料により形成され、前記傾斜面は、前記アンダーカット部における他の部分より肉厚な厚肉部に形成されていてもよい。アンダーカット部においては、成形上の問題から成形品の形状が制約されることがあり、そのような部位に傾斜面を形成しようとする場合には、一部を肉厚にして厚肉部とせざるを得ない場合がある。そのような厚肉部は、成形時に第2の意匠面にヒケが生じる要因となり、問題がある。一方、上記構成によれば、第2部材が発泡樹脂材料により形成されているから、アンダーカット部に厚肉部を設ける場合であっても、第2の意匠面にヒケが生じ難い。この結果、第2部材がアンダーカット部を有する場合であっても、乗物用内装材の意匠性を損なうことなく傾斜面を形成して、第1部材と第2部材の合わせ品質を向上することができる。
本願明細書に開示の技術によれば、2部材の合わせ品質が向上した乗物用内装材を提供することができる。
一実施形態に係るドアトリムの正面図 ドアトリムを分解してアームレストボードとメインボードを示す正面図 ドアトリムの断面図(図2のIII−III線に対応する部分で切断した図) 図3の一部拡大断面図 ドアトリムを他の部分で切断した拡大断面図 他の実施形態に係るドアトリムの拡大断面図
一実施形態を図1から図5を参照しつつ説明する。本実施形態では、乗物用内装材としてドアトリム10について例示する。なお、図1の左側を車両前方、右側を車両後方向とし、図3の左側を車室内(乗物室内)側、右側を車室外(乗物室外)側として説明する
ドアトリム10は、図3に示されるように、車両用ドアの車室内側部分を構成するものであり、ドアインナパネル19(図4及び図5参照)に対して車室内側から取り付けられている。ドアトリム10は、車室内側に向けて膨出した形状を有するアームレスト12と、アームレスト12の下方に配されたドアポケット14(ポケット)と、を備えている。ドアポケット14は、車両上方に向けて開口する開口部14Aを有し、内部に物品等を収容可能な構成とされている。さらに、ドアトリム10は、スピーカグリル16、ドアインサイドハンドル17等を備えている(図1参照)。
ドアトリム10は、図1に示されるように、トリムボード20を主体として構成されている。トリムボード20は、複数の部品が互いに組み付けられたものからなる。本実施形態では、トリムボード20は、後述するアームレストボード30(第1部材)、メインボード40(第2部材)の他、アッパーボード21、ミドルボード23、ポケットボード25等を備えて構成されている。
トリムボード20は、図1に示されるように、第1の意匠面30Aを有するアームレストボード30と、第1の意匠面30Aと隣接する第2の意匠面40Aを有するメインボード40とを備えている。第1の意匠面30A及び第2の意匠面40Aは、車室内側面を構成するドアトリム10の意匠面の一部を構成し、第1の意匠面30Aの下方に隣接して第2の意匠面40Aが配されている。
アームレストボード30は、図3に示されるように、車両下方に向かうにつれて車室外側に向かう湾曲形状を有し、アームレスト12の車室内側の面及び下面を構成している。以下の説明では、アームレストボード30の周端部のうち、下方に位置するメインボード40側の端部を下端部31と称する。下端部31には、アームレストボード30をメインボード40に対して取り付けるための取付部27を構成する取付ボス36が設けられている(図1参照)。取付ボス36は、アームレストボード30の車室外側の面に立設されている。
アームレストボード30は、図4及び図5に示されるように、板状部材からなる芯材33と、柔軟性を有するシート状部材からなり、芯材33の表面に巻かれた表皮材34とを備えて構成されている。このような表皮材34としては、クッション層を有する合成皮革等を例示することができる。芯材33は、アームレストボード30の下端部31において、車室内側に屈曲する屈曲部33Aを有している。アームレストボード30の下端部31は、屈曲部33Aにより表皮材34を一部圧縮変形させつつ形成されることにより、第1の意匠面30Aと端面30Bとの間の角部30Cにシャープな形状を付与可能とされている。本実施形態では、第1の意匠面30Aと端面30Bとの間に形成される角部30Cの角度は、略直角ないし直角よりやや大きい角度とされている。
表皮材34は、図4及び図5に示されるように、第1の意匠面30Aを構成するとともに下端部31において車室外側に折り曲げられている。以下、表皮材34のうち、車室外側に折り曲げられている部分を折り曲げ部34Bと称する。本実施形態では、表皮材34は、芯材33の表面を覆う意匠面部34Aと、意匠面部34Aから車室外側に折り曲げされた折り曲げ部34Bと、折り曲げ部34Bから芯材33の裏面側に折り返された折り返し部34Cと有している。
メインボード40は、発泡樹脂材料により一体的に成形された樹脂成形品からなる。メインボード40は、図4及び図5に示されるように、第2の意匠面40Aを構成する本体部41と、本体部41の上端部42からフランジ状に延出するフランジ部45(アンダーカット部)と、を備えて構成されている。本実施形態では、上端部42は、車室内側に向けて延設された棚状をなし、その上面に、照明装置18を配置するための配置部43が設けられている。配置部43には、照明装置18からの光を車室外側に向けて出射するための開口43Aと、照明装置18を取り付けるための突部43Bが形成されている。このような構成により、照明装置18によりドアポケット14の開口部14Aを上方から照明可能となっている(図3参照)。メインボード40は、例えば、車室内外方向を型開き方向とする一対の成形型により成形することができ、開口43A及び突部43Bは、一対の成形型の型開き方向と交わる方向にスライドするスライド型により成形されることとなる。このような構成上、開口43A及び突部43Bに近接して位置するフランジ部45のアームレストボード30側とは反対側の面はスライド型により成形され、フランジ部45はアンダーカット形状を有するアンダーカット部とされる。
フランジ部45は、図1及び図2に示されるように、本体部41の上端部42に沿って延設され、アームレストボード30をメインボード40に対して取り付けるための取付部27を構成する。取付部27は、例えば、アームレストボード30の取付ボス36を、フランジ部45に貫通形成された取付孔46に挿通し、ビス締めや熱カシメ等の締結手段を利用して互いに固定する構造をなしている。このような締結手段は、組み付けのためのクリアランスを有して構成されており、そのようなクリアランスはアームレストボード30とメインボード40との組み付け誤差を生じる要因の一つとなる。
メインボード40は、図4及び図5に示されるように、アームレストボード30の下端部31と対向する面40Bにおいて、第2の意匠面40A側に向かうにつれてアームレストボード30に近づく方向に傾斜する傾斜面47Aを有している。傾斜面47Aは、車両前後方向沿って帯状に延設され、アームレストボード30の下端部31の端面30Bと全域に亘って対向配置されている。メインボード40は、第2の意匠面40Aと傾斜面47Aとで形成される角部40Cの角度が鋭角をなすようにして形成されている。
傾斜面47Aは、図4及び図5に示されるように、フランジ部45における他の部分より肉厚な厚肉部47に形成されている。具体的には、傾斜面47Aは、フランジ部45の延出基端部に、アームレストボード30側に張り出すように肉盛りすることで形成されている。フランジ部45において肉盛り部とは反対側の面は、スライド型により成形されるため、肉盛り部を反対側から肉抜きすることができず、結果として、傾斜面47Aは厚肉部47に形成されることとなる。
メインボード40は、図4及び図5に示されるように、第2の意匠面40Aと傾斜面47Aとで形成される角部40Cが、表皮材34の折り曲げ部34Bに対して線状に当接するようにして配されている。本実施形態では、角部40Cには、折り曲げ部34Bに対してわずかなラップ代が設定されており、柔軟性を有する表皮材34に食い込むようにして当接可能となっている。このような構成により、車両走行時の振動等によりメインボード40の角部40Cが振動して、アームレストボード30に当たる場合であっても、表皮材34で衝撃を吸収して、アームレストボード30とメインボード40の合わせ部において異音等が生じ難い構成が実現されている。このようにして構成されるアームレストボード30とメインボード40との合わせ部は、アームレスト12の下面において車両前後方向に延びる線状に構成され、第1の意匠面30Aと第2の意匠面40Aとの間に隙間や溝状の段差が生じ難い構成となっている。
また、メインボード40は、図4及び図5に示されるように、傾斜面47Aの少なくとも一部が表皮材34の折り曲げ部34Bの車室内側に位置するようにして配されている。言い換えれば、メインボード40とアームレストボード30とは、互いの対向面40B,30Bにおいて、それぞれ車室内側と車室外側の部分とが互いに向かって張り出すような組み付け構造を有している。そして、メインボード40の張り出し寸法がアームレストボード30の張り出し寸法より大きいものとされることで、メインボード40の角部40Cがアームレストボード30の端面30Bに当接する構成となっている。本実施形態では、メインボード40とアームレストボード30のうち、表皮材を備えず、角部40Cにおいて鋭角形状を形成し易い樹脂成形品であるメインボード40に傾斜面47Aを設定することにより、アームレストボード30に傾斜面を設定する構成に比して好適に両部材の合わせ品質を向上可能となっている。
続いて、本実施形態の効果について説明する。本実施形態によれば、メインボード40が傾斜面47Aを有するから、表皮材34の折り曲げ部34Bの車室内側に傾斜面47Aが一部重なるようにしてアームレストボード30とメインボード40を配置することができる。このため、アームレストボード30とメインボード40の組み付け誤差等に起因して、メインボード40がアームレストボード30から一部離間して配される場合であっても、車室内側からの視線に対して第1の意匠面30Aと第2の意匠面40Aとの間に表皮材34の折り曲げ部34Bを位置させることができ、乗員にアームレストボード30とメインボード40の間の隙間からドアトリム10の奥方が視認される事態を抑制することができる。また、アームレストボード30とメインボード40の組み付け誤差等に起因して、アームレストボード30とメインボード40との合わせ部の一部が強干渉する場合であっても、アームレストボード30を傾斜面47Aに沿ってわずかに車室外側に逃がすことにより強干渉を解消することができる。このため、合わせ部の一部が強干渉することに起因して、合わせ部の他の部分に隙間を生じる事態を抑制することができる。これらの結果、アームレストボード30とメインボード40の合わせ品質を向上することができる。
また、本実施形態では、メインボード40は、第2の意匠面40Aと傾斜面47Aとで形成される角部40Cが、表皮材34の折り曲げ部34Bに対して線状に当接するようにして配されている。このため、メインボード40の端面が表皮材34の折り曲げ部34Bに対して面状に当接する構成に比べて、第2の意匠面40Aをアームレストボード30に対して隙間なく配置し易く、より一層、アームレストボード30とメインボード40の合わせ品質を向上することができる。
また、本実施形態では、メインボード40は、アンダーカット形状を有するフランジ部45を有して発泡樹脂材料により形成され、傾斜面47Aは、フランジ部45における他の部分より肉厚な厚肉部47に形成されている。フランジ部45のようなアンダーカット部においては、成形上の問題から成形品の形状が制約され、そのような部位に傾斜面47Aを形成しようとする場合には、一部を肉厚にして厚肉部47とせざるを得ない。そのような厚肉部47は、成形時に第2の意匠面40Aにヒケが生じる要因となり、問題がある。一方、本実施形態によれば、メインボード40が発泡樹脂材料により形成されているから、フランジ部45に厚肉部47を設ける場合であっても、第2の意匠面40Aにヒケが生じ難い。この結果、メインボード40がフランジ部45を有する場合であっても、ドアトリム10の意匠性を損なうことなく傾斜面47Aを形成して、アームレストボード30とメインボード40の合わせ品質を向上することができる。
<他の実施形態>
本発明は、上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、第1部材と第2部材としてアームレストボードとメインボードを例示したが、第1部材と第2部材はこれらに限られない。第1部材又は/及び第2部材は、他のボード部材であってもよく、また、ボード形状以外の形状を有する、ブロック状や筒状の部材等であっても構わない。また、第1部材と第2部材の配置構成や、ドアトリムにおいて第1部材と第2部材の合わせ部が形成される位置も適宜変更可能である。
(2)上記実施形態では、表皮材が折り曲げ部と折り返し部を有する構成を例示したが、表皮材の構成はこれに限られない。例えば、アームレストボードにフランジ部が設けられた構成等においては、表皮材がフランジ部に沿って折り曲げられた折り曲げ部のみを有し、芯材の裏面側に折り返された折り返し部を有していなくてもよい。
(3)上記実施形態では、第2の意匠面と傾斜面とで形成される角部が折り曲げ部に対して線状に当接する構成を例示したが、これに限られない。例えば、第2部材は傾斜面が折り曲げ部に対して面状に当接してもよく、また、第2部材が第1部材に当接しない構成であってもよい。
(4)上記実施形態では、第2部材がアンダーカット形状を有するアンダーカット部を有する構成を例示したが、これに限られない。例えば、第2部材は、図6に示すようなアンダーカット部を有していない部材140であって、その端面に傾斜面147Aを有していてもよい。また、アンダーカット部は、フランジ部に限られず、アンダーカット形状を有する種々の部位に本願技術を適用可能である。
(5)上記実施形態では、第2部材が発泡樹脂材料により形成されるものを例示したが、これに限られない。第2部材は、発泡樹脂材料以外の樹脂材料によって成形されていてもよく、その成形方法も適宜変更可能である。
(6)上記実施形態では、乗物用内装材としてドアトリムを例示したが、これに限られない。乗物用内装材は、ドアトリム以外のインストルメントパネルやピラーガーニッシュ等の車両用内装材であってもよく、車両以外の航空機等の内装材であってもよい。また、乗物用内装材は、乗物用シート装置等の乗物に搭載される各種装置を構成する部材であってもよい。
10…ドアトリム(乗物用内装材)、30…アームレストボード(第1部材)、30A…第1の意匠面、31…下端部(第2部材側の端部)、34…表皮材、34B…折り曲げ部(表皮材の折り曲げられた部分)、40…メインボード、40,140…第2部材、40A…意匠面、40B…面(表皮材の折り曲げられた部分と対向する面)、40C…角部、45…フランジ部(アンダーカット部)、47…厚肉部、47A,147A…傾斜面

Claims (3)

  1. 第1の意匠面を有する第1部材と、前記第1の意匠面と隣接する第2の意匠面を有する第2部材とを備える乗物用内装材であって、
    前記第1部材は、前記第1の意匠面を構成するとともに前記第2部材側の端部において乗物室外側に折り曲げられた表皮材を備え、
    前記第2部材は、前記表皮材の折り曲げられた部分と対向する面において、前記第2の意匠面側に向かうにつれて前記第1部材に近づく方向に傾斜する傾斜面を有している、乗物用内装材。
  2. 前記第2部材は、前記第2の意匠面と前記傾斜面とで形成される角部が、前記表皮材の前記折り曲げられた部分に対して線状に当接するようにして配されている、請求項1に記載の乗物用内装材。
  3. 前記第2部材は、アンダーカット形状を有するアンダーカット部を有して発泡樹脂材料により形成され、
    前記傾斜面は、前記アンダーカット部における他の部分より肉厚な厚肉部に形成されている、請求項1又は請求項2に記載の乗物用内装材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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