JP7272169B2 - 車体側部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体側部構造に関するものである。
自動車などの車両では、車両側面に位置する車体パネルの車室側に内装部品が取り付けられている。この内装部品には、不使用時のシートベルト(ウェビング)を保持するシートベルトホルダ(ウェビングホルダ)が設けられている場合がある。
特許文献1には、シートベルトの保持構造が記載されている。この保持構造は、車体パネルに取り付けられる上側内装部品と下側内装部品とで構成された上下2分割構造の内装部品と、内装部品の意匠面側に設けられ、シートベルトを係合保持するシートベルトホルダとを有する。
特許文献1のシートベルトホルダは、互いに連結される上側内装部品の下端部と下側内装部品の上端部とのいずれか一方に一体に形成され、いずれか一方の見切り部から突出していて、いずれか他方の意匠面側の保持面に対面している。さらに保持構造は、上側内装部品の下端部と下側内装部品の上端部とのいずれか他方の意匠面側の保持面の裏側に設けられ、車体パネルに固定される固定部を有する。
特許文献1では、シートベルトホルダに加わるシートベルトからの荷重を固定部を介して車体パネルに伝えることができるため、荷重を車体パネルで受けることができ、シートベルトホルダの保持力を向上できる、としている。
特開2012-121396号公報
しかし特許文献1の保持構造では、上側内装部品の下端部と下側内装部品の上端部とのいずれか他方の意匠面側の保持面と、車体パネルに固定される固定部とが車両前後方向にずれた位置にそれぞれ設けられている。このため、特許文献1では、シートベルトホルダからウェビングを脱着するときなどに内装部品のべかつきが生じる場合があり、シートベルトホルダの保持面の剛性が低い点で改善の余地があった。なお特許文献1では、シートベルトホルダを、上側内装部品の下端部と下側内装部品の上端部とのいずれか一方の見切り部から突出させて形成するため、見切り部の設計の自由度が小さいという問題もあった。
本発明は、このような課題に鑑み、車両の内装部品のうちウェビングホルダが取り付けられる部位の剛性を高めることができる車体側部構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車体側部構造の代表的な構成は、車両側面に位置する車体パネルの車室側に取り付けられる内装部品と、不使用時のウェビングを保持するウェビングホルダと、内装部品に設けられウェビングホルダが取り付けられる細長い取付孔と、取付孔の短手方向に取付孔を跨いで内装部品の車体パネル側に接続されていてさらに車体パネルにも固定される固定部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、車両の内装部品のうちウェビングホルダが取り付けられる部位の剛性を高めることができる車体側部構造を提供することができる。
本発明の実施例に係る車体側部構造の外観を概略的に示す図である。 図1の車体側部構造の一部を示す図である。 図2の車体側部構造のA-A断面図である。 図2の車体側部構造を車体パネル側から見た状態を示す図である。 図4の車体側部構造の一部を示す図である。(a)は、取付孔の周囲を斜め前方から見た状態を示す図である。(b)は、取付孔の周囲を斜め後方から見た状態を示す図である。 図2および図4の車体側部構造のB-B断面図である。 図6の車体側部構造の一部を一体成型する様子を示す図である。(a)は、クォータアッパーパネルに固定部と取付孔を一体成型する工程を示す図である。(b)は、図7(a)に後続する工程を示す図である。
本発明の一実施の形態に係る車体側部構造の代表的な構成は、車両側面に位置する車体パネルの車室側に取り付けられる内装部品と、不使用時のウェビングを保持するウェビングホルダと、内装部品に設けられウェビングホルダが取り付けられる細長い取付孔と、取付孔の短手方向に取付孔を跨いで内装部品の車体パネル側に接続されていてさらに車体パネルにも固定される固定部とを備えることを特徴とする。
上記構成では、車両の内装部品のうちウェビングホルダが取り付けられる部位、すなわち取付孔を固定部が跨いでいて、さらに固定部が車体パネルにも固定されているため、取付孔の剛性を高めることができる。このため、ウェビングホルダを取付孔に安定して取り付けることができ作業性が向上する。またウェビングホルダからウェビングを脱着するとき、取付孔およびその周囲のべかつきを少なくできるため、ウェビングの着脱を容易に行うことができ、乗員の快適性を確保できる。さらに固定部は、内装部品の車体パネル側に接続されているため、乗員から隠されることになり、見栄えも損なわれない。
上記の固定部は、車両前後方向から見て取付孔の上下の縁と面一になるよう車体パネル側に延びる2つの脚部と、2つの脚部を取付孔を跨いでつなぐ橋渡部とを有するとよい。
かかる構成によれば、固定部と取付孔は、一対の金型すなわち凹形状を有するキャビティと凸形状を有するコアとを用いて一体成型できる。つまり上記構成では、固定部と取付孔を一体成型する場合、いわゆるスライド型の金型すなわちキャビティとコアが型抜きされる方向とは異なる方向に型抜きされる金型が不要となるため、型費を削減できる。
上記の車体側部構造はさらに、内装部品の車体パネル側で取付孔を囲うように形成されている第1リブを備えるとよい。
これにより、内装部品の取付孔およびその周囲の面剛性を第1リブによって高めることができる。このため、ウェビングホルダを取付孔により安定して取り付けることができる。
上記の車体側部構造はさらに、内装部品に設けられ取付孔よりも上側に位置しウェビングが挿通される挿通孔であって、ウェビングが挿通孔の下縁を摺動する挿通孔と、内装部品の車体パネル側で挿通孔の下縁のうちウェビングが使用時に摺動する部位からウェビングが引っ張られる方向に向かって延びさらに第1リブに連続している第2リブとを備えるとよい。
挿通孔に挿通されたウェビングを使用時に引き出す際、ウェビングは挿通孔の下縁を摺動しながら引き出される。したがって、挿通孔の下縁のうちウェビングが使用時に摺動する部位から、ウェビングが引っ張られる方向にかけて、ウェビングの荷重が集中し易い。上記構成によれば、かかる部位に第2リブを形成したので、第2リブによって挿通孔を効果的に補強することができ、挿通孔の剛性を高めることができる。
また上記構成では、第2リブはさらに第1リブに連続している。このため、上記の荷重は、挿通孔の下縁から第2リブを介して第1リブにも分散される。第1リブは取付孔を囲うように形成されているため、荷重は、第1リブから取付孔にも伝達され、ついには剛性の高い固定部にまで分散される。このため上記構成によれば、内装部品全体の剛性を高めることができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施例に係る車体側部構造100の外観を概略的に示す図である。図中では、車両102の車体側部構造100を車室側から見た状態を示している。図2は、図1の車体側部構造100の一部を示す図である。なお以下各図において、車両前後方向をそれぞれ矢印Front、Back、車幅方向の左右をそれぞれ矢印Left、Right、車両上下方向をそれぞれ矢印Up、Downで例示する。
車体側部構造100は、車両102の側面に位置する車体パネル104を備える。この車体パネル104の車室側には、上下に分割された内装部品であるクォータアッパーパネル106およびクォータロアパネル108が取り付けられている。車体パネル104は、サイドボディパネルであり、車両102の外面を構成するアウタパネル110(図3参照)と、アウタパネル110の車内側に重なるインナパネル112とを有する。
また車体側部構造100は、不使用時のウェビング114を保持するウェビングホルダ116と、図2に点線で示す取付孔118と、挿通孔120とを備える。取付孔118は、図2に示すようにクォータアッパーパネル106に設けられ、ウェビングホルダ116が取り付けられる細長い形状を有する。挿通孔120は、クォータアッパーパネル106に設けられ、取付孔118よりも上側に位置していて、ウェビング114が挿通される。ウェビング114は、図2に示すように挿通孔120の下縁122を摺動する。
図1に示すウェビング114は、クォータアッパーパネル106およびクォータロアパネル108に沿って車室内で車両上下方向に差し渡されている。なお図1に示すウェビング114は、ウェビングホルダ116には保持されていない状態である。一方、図2に鎖線で示すウェビング114は、不使用時にウェビングホルダ116のスリット124に通されて、ウェビングホルダ116に保持されている状態である。
また、図2に示すクォータアッパーパネル106の前縁126は、オープニングトリム128によって覆われている。なおオープニングトリム128は、車両側部に設けられたリヤドア用開口130に面している(図3参照)。
図3は、図2の車体側部構造100のA-A断面図である。クォータアッパーパネル106の前縁126には、爪部132が設けられている。爪部132は、車両後側に凹んだ凹部134を有する。オープニングトリム128は、クォータアッパーパネル106の前縁126と、爪部132の凹部134と、さらにアウタパネル110およびインナパネル112を含む車体パネル104とを、リヤドア用開口130側から覆い、これらを挟み込んでいる。
図4は、図2の車体側部構造100を車体パネル104側から見た状態を示す図である。すなわち図中では、車室内の乗員から視認されることがないクォータアッパーパネル106の裏面を主に示している。
ウェビングホルダ116は、クォータアッパーパネル106の取付孔118に取り付けられた状態で、取付孔118を塞ぐ基部136を有する。また車体側部構造100は、第1リブ138と、第2リブ140とを備える。
第1リブ138は、クォータアッパーパネル106の車体パネル104側で取付孔118を囲うように形成されている。このため、クォータアッパーパネル106の取付孔118およびその周囲の面剛性を第1リブ138によって高めることができ、ウェビングホルダ116の基部136を取付孔118により安定して取り付けることができる。
第2リブ140は、クォータアッパーパネル106の車体パネル104側で挿通孔120の下縁122のうち、ウェビング114が使用時に摺動する部位142からウェビング114が引っ張られる方向に向かって延びている。なおウェビング114が引っ張られる方向とは、例えば下縁122の部位142から車両前側に遠ざかるほど車両下側に向かう方向である。さらに第2リブ140は、第1リブ138に連続している。
第2リブ140は、挿通孔120の下縁122の部位142から延びるリブ144a、144bと、リブ144a、144b同士をつなぐリブ144cと、リブ144dとを含む。リブ144dは、図示のようにリブ144a、144bから第1リブ138に連続している。
ここで挿通孔120に挿通されたウェビング114を使用時に引き出す際、ウェビング114は、挿通孔120の下縁122を摺動しながら引き出される。したがって、挿通孔120の下縁122のうちウェビング114が使用時に摺動する部位142から、ウェビング114が引っ張られる方向にかけて、ウェビング114の荷重が集中し易い。
そこで車体側部構造100では、上記したように挿通孔120の下縁122の部位142からウェビング114が引っ張られる方向に向かって延びるように第2リブ140を形成している。このため、第2リブ140によって挿通孔120を効果的に補強することができ、挿通孔120の剛性を高めることができる。
さらに第2リブ140が第1リブ138に連続しているため、ウェビング114の荷重は、挿通孔120の下縁122から第2リブ140を介して第1リブ138にも分散される。第1リブ138が取付孔118を囲うように形成されているため、ウェビング114の荷重は、第1リブ138から取付孔118にも伝達される。
図5は、図4の車体側部構造100の一部を示す図である。図中では、クォータアッパーパネル106に設けられた取付孔118の周囲を拡大して示している。なお図5(a)、図5(b)は、取付孔118の周囲を斜め前方、斜め後方から見た状態をそれぞれ示す図である。図6は、図2および図4の車体側部構造100のB-B断面図である。
車体側部構造100はさらに、固定部146を備える。固定部146は、取付孔118の短手方向である車両上下方向に取付孔118を跨ぐ部位であって、例えば2つの脚部150、152と、橋渡部154とを有する。2つの脚部150、152は、図6に示すように車両前後方向から見て取付孔118の上縁156および下縁158と面一になるように車体パネル104側に延びている。
橋渡部154は、2つの脚部150、152を取付孔118を跨いでつないでいる。また橋渡部154には、図6に鎖線で示すクリップ160が係合する係合溝162が形成されている。固定部146は、この係合溝162にクリップ160を係合させることで、クリップ160の台座として機能し、さらにクリップ160を介して車体パネル104のインナパネル112(図3参照)に固定される。
車体側部構造100では、車両102の内装部品であるクォータアッパーパネル106のうちウェビングホルダ116が取り付けられる部位、すなわち取付孔118を固定部146が跨いでいて、固定部146が車体パネル104にも固定されている。このため、取付孔118の剛性を高めることができる。したがって、ウェビングホルダ116を取付孔118に取り付ける場合やウェビングホルダ116の使用時に、取付孔118が荷重を受けても、取付孔118の開きやずれを防止できる。よって、ウェビングホルダ116を取付孔118に安定して取り付けることができ作業性が向上し、また、ウェビングホルダ116の使用時に見栄えが損なわれない。
また、ウェビングホルダ116からウェビング114を脱着するとき、取付孔118およびその周囲のべかつきを少なくできるため、ウェビング114の着脱を容易に行うことができ、乗員の快適性を確保できる。
また、上記した第2リブ140を介して第1リブ138に伝達されたウェビング114の荷重は、第1リブ138から取付孔118に伝達されるだけでなく、ついには剛性の高い固定部146にまで分散される。このため、クォータアッパーパネル106全体の剛性を高めることができる。
さらに固定部146は、クォータアッパーパネル106の車体パネル104側に接続されていて、さらにウェビングホルダ116の基部136によって取付孔118が塞がれている。このため、固定部146は、乗員から隠されることになり、見栄えも損なわれない。
なおウェビングホルダ116の基部136は、図5に示すように、挿入部164を有する。挿入部164は、取付孔118の円弧状に拡張された拡張部166に挿入され、拡張部166に当接することで、取付孔118に対する基部136の位置決めを行う。また基部136は、壁部168を有する。壁部168は、取付孔118を通って車体パネル104側に向かって立設していて、さらに挿入部164から、固定部146の2つの脚部150、152と橋渡部154との間を通って車両後側に向かって延びている。このようにして基部136は、壁部168によって補強されている。
さらに基部136は、保持部170を有する。保持部170は、壁部168に接続されていて、固定部146よりも車両後側で取付孔118を通る部位である。保持部170は、上下の突起部172、174を有していて、これら突起部172、174を取付孔118に通しつつ、取付孔118の車体パネル104側に当接させる。このようにして基部136は、保持部170によって取付孔118に保持される。
したがってウェビングホルダ116は、基部136の挿入部164を取付孔118の拡張部166に挿入して位置決めを行った後、基部136の保持部170を取付孔118に通して取付孔118に保持させることで、取付孔118に取り付けることができる。
図7は、図6の車体側部構造100の一部を一体成型する様子を示す図である。図7(a)は、クォータアッパーパネル106に固定部146と取付孔118を一体成型する工程を示している。図7(b)は、図7(a)に後続する工程を示している。
まず図7(a)に示す一対の金型であるキャビティ180とコア182とを用意する。コア182には、キャビティ180に向かって突出した突出部分184が設けられている。またキャビティ180には、2つの凹部186、188と、2つの凹部186、188の間に設けられた凸部190とを有し、全体として凹形状となっている。
つぎに、図7(a)に示すようにキャビティ180とコア182を、コア182の突出部分184がキャビティ180の凸部190に接触するように突き合わせて、その間の空間に樹脂材料を射出注入する。そして図7(b)に示すように、キャビティ180を矢印Cに示す方向に型抜きし、コア182を矢印Dに示す方向に型抜きすることで、クォータアッパーパネル106に取付孔118と固定部146とを一体成型する。
固定部146には、一対の金型によって取付孔118とともに一体成型されることで、取付孔118の上縁156および下縁158と面一になる2つの脚部150、152が形成される。さらに固定部146には、2つの脚部150、152を取付孔118を跨いでつなぐ橋渡部154と、さらにクリップ160を係合する係合溝162とが形成される。このように車体側部構造100では、キャビティ180とコア182が型抜きされる方向とは異なる方向に型抜きされる、いわゆるスライド型の金型を用いることなく、一対の金型によって、取付孔118と固定部146を一体成型できる。このため、型費を削減できる。
またウェビングホルダ116は、図2および図4に示すように、クォータアッパーパネル106のうち、クォータロアパネル108との見切りおよびリヤドア用開口130に近い位置に設定されている。そして、固定部146がクリップ160(図6参照)を介して車体パネル104に固定されることで、ウェビングホルダ116が取り付けられるクォータアッパーパネル106の取付孔118は、車体パネル104に対して位置がずれることがない。このため、図3に示すクォータアッパーパネル106の前縁126や車体パネル104を覆うオープニングトリム128の組付け性が向上し、外観も向上する。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車体側部構造に利用することができる。
100…車体側部構造、102…車両、104…車体パネル、106…クォータアッパーパネル、108…クォータロアパネル、110…アウタパネル、112…インナパネル、114…ウェビング、116…ウェビングホルダ、118…取付孔、120…挿通孔、122…挿通孔の下縁、124…スリット、126…クォータアッパーパネルの前縁、128…オープニングトリム、130…リヤドア用開口、132…爪部、134…爪部の凹部、136…ウェビングホルダの基部、138…第1リブ、140…第2リブ、142…挿通孔の下縁の部位、144a、144b、144c、144d…リブ、146…固定部、150、152…脚部、154…橋渡部、156…取付孔の上縁、158…取付孔の下縁、160…クリップ、162…係合溝、164…挿入部、166…拡張部、168…壁部、170…保持部、172、174…突起部、180…キャビティ、182…コア、184…コアの突出部分、186、188…キャビティの凹部、190…キャビティの凸部

Claims (4)

  1. 車両側面に位置する車体パネルの車室側に取り付けられる内装部品と、
    不使用時のウェビングを保持するウェビングホルダと、
    前記内装部品に設けられ前記ウェビングホルダが取り付けられる細長い取付孔と、
    前記取付孔の短手方向に該取付孔を跨いで前記内装部品の前記車体パネル側に接続されていてさらに前記車体パネルにも固定される固定部とを備えることを特徴とする車体側部構造。
  2. 前記固定部は、車両前後方向から見て前記取付孔の上下の縁と面一になるよう前記車体パネル側に延びる2つの脚部と、該2つの脚部を前記取付孔を跨いでつなぐ橋渡部とを有することを特徴とする請求項1に記載の車体側部構造。
  3. 当該車体側部構造はさらに、前記内装部品の前記車体パネル側で前記取付孔を囲うように形成されている第1リブを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の車体側部構造。
  4. 当該車体側部構造はさらに、
    前記内装部品に設けられ前記取付孔よりも上側に位置し前記ウェビングが挿通される挿通孔であって、該ウェビングが該挿通孔の下縁を摺動する挿通孔と、
    前記内装部品の前記車体パネル側で前記挿通孔の下縁のうち前記ウェビングが使用時に摺動する部位から該ウェビングが引っ張られる方向に向かって延びさらに前記第1リブに連続している第2リブとを備えることを特徴とする請求項3に記載の車体側部構造。
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