JP2006021718A - 自動車用内装部材構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 内装部品の上端部を折曲してウエスト部を有する内装部品において、ウエスト部の形状品質及びこれに伴う見栄えを向上しつつ充分な補強構造を施すべくなした。
【解決手段】 内装部品であるバックドアトリム11がその上端部を折曲して形成したウエスト部11aを有し、バックドアトリム11の裏面側に、クリップ座13を形成し、クリップ座13とウエスト部11aの間を橋渡しするようにリブ形成部位16を設けて、リブ形成部位16にパネル12a側に対向させてウエスト部11aを補強するリブ15を形成した。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ドアトリム、リアサイドトリム、ラゲージサイドトリム或いはバックドアトリム等のようにその上端部を折曲してウエスト部を有する内装部品において、前記ウエスト部の形状品質及びこれに伴う見栄えを向上しつつ補強構造を施すべくなした自動車用内装部品構造に関する。
従来、自動車用の内装部品、例えば図5に示すバックドアトリム1は、バッグドア2の略下半部車室側を美装すべくバッグドア2に張設されている。
このために、バックドアトリム1は、図6に示すようにバックドア2の形状に適合すべく、上端部が車外側に折曲したウエスト部1aが形成されて構成しているとともに、その裏面側複数箇所にクリップ座3を形成しておき、クリップ座3に装着したクリップ4がバックドア2を構成するパネル2aに係着されることによって、バックドア2に張設している。
更に、バックドアトリム1の裏面側には、クリップ座3よりウエスト部1aを連接するように、薄板状のリブ5が形成されており、リブ5をパネル2aに対向させることによって、ウエスト部1aの補強構造としている (特許文献1参照)。
実開平3−32517号公報
しかしながら、上記のように構成する従来の技術においては、クリップ座3の設置位置は、パネル2aとの関係でバックドアトリム1を如何にバックドア2に堅固に張設するか等の観点から決定させるものであり、このことから、ウエスト部1aを補強するリブ5は、クリップ座3とウエスト部1aとの間を連接した形状にした場合、バックドアトリム1の形状やパネル2aの形状等により型抜き方向にどうしても長くなってしまい、しかも、成形型の抜き角との関係で、バックドアトリム1側の根元側から先端に行くにしたがって、板厚が薄くなるテーパー形状とるため、先端の剛性が確保できない。リブ5の先端の剛性を上げて板厚を増した場合は、成型型に抜き角とリブ5の長さによりリブ5の根本板厚が増すことになるので、バックドアトリム1の表面に成形時にヒケが発生してしまう。
このために、リブ5の先端部をパネル2aに対向させて補強構造としたとしても、ウエスト部1aに図6の矢印F方向の荷重が加わった場合、リブ5は加わった荷重を充分突っ張って受け止めることができず、曲がることにより倒れてしまって、バックドア1のウエスト部1aが歪む等補強機能を充分果し得ないおそれがある。更に前記ヒケの発生からバックドアトリム1の表面の形状品質及びこれに伴う見栄えが損なわれるおそれがある。
そこで、本発明は、かかる点に鑑み、ドアトリム、リアサイドトリム、ラゲージサイドトリム或いはバックドアトリム等のようにその上端部を折曲してウエスト部を有する内装部品において、前記ウエスト部に充分な補強構造を施すと共に製品表面にヒケ等が生じないようにして前記ウエスト部の形状品質及びこれに伴う見栄え向上を図った自動車用内装部材構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、内装部品本体の上端部を折曲して形成したウエスト部を有する自動車用内装部品であって、前記内装部品本体の裏面側に、クリップ座を形成すると共に該クリップ座と前記ウエスト部の間を橋渡すようにリブ形成部位を設けて、該リブ形成部位に車体側に対向させて前記ウエスト部を補強するリブを形成したことを特徴とするものである。
上記のように構成する本発明は、クリップ座とウエスト部の間を橋渡し形成したリブ形成部位に、リブを設けて車体のパネル側に対向させて、ウエスト部の補強構造としたことから、リブにおける内装部品の型抜き方向長さを短く設定でき、この結果、たとえ、リブの形状が成形型の抜き角との関係で先薄のテーパー形状に形成されたとしても、リブ先端の板厚を確保できることによりリブの剛性が高まり、ウエスト部に加わる荷重に対して倒れることなく堅固に受け止めることができるので、ウエスト部の補強機能を充分果すことができ、しかも、リブの高さを低くすることが可能となるために内装部品の表面に成形時発生するヒケ等を防止することができる。
以下、図1乃至図4を用いて、本発明における実施の形態について説明する。
図1は本発明における実施の形態を採用したバックドアを車室内から後方に向かって描画した図、図2は図1のA−A線における断面斜視図、図3は図2のB矢視図、図4は図2のC矢視図である。
自動車用の内装部品、例えば図1に示すバックドアトリム11は、バッグドア12の下半部車室側を美装するべくバッグドア12に張設されている。
このために、バックドアトリム11は、バックドア12の形状に適合すべく、上端部が車外側に折曲したウエスト部11aに形成されて構成しているとともに、その裏面側複数箇所にクリップ座13を形成しておき、クリップ座13に装着したクリップ14がバックドア12を構成する車体としてのパネル12aに係着されることによって、バックドア12に張設している。
更に、本発明に係る実施の形態においては、複数のクリップ座13のうち、ウエスト部11aの左右方向に沿うように間欠的に形成された複数個のクリップ座13とウエスト部11aの間を橋渡しするようにリブ形成部位16が設けられており、リブ形成部位16にウエスト部11aを補強するリブ15を複数本例えば一対形成して構成している。
リブ形成部位16は、クリップ座13の上端から上方に側面視略逆L字状の脚片16aを延設させるとともに、脚片16aの車体後方上端から側面視略L字状の台座部16bを延設され、台座部16bの上端側がウエスト部11aまで延在してウエスト部11aに連接している。リブ形成部位16の台座部16bには、台座部16bの形状に沿うように、一対のリブ15が車体後方に起立延在するように形成されており、リブ15は、その車体後方端側が車体を構成するパネル12aに対向させている。ここで、パネル12aへのリブ15の対向は、リブ15がパネル12aに圧接したり軽く当接する程度のものから、少しの間隙を持って対向する場合もある。
以上のように構成する場合、クリップ座13とウエスト部11aの間を橋渡し形成したリブ形成部位16に、リブ15を設けてバッグドア12のパネル12a側に対向させて、ウエスト部11aの補強構造としたことから、リブ15におけるバックドアトリム11の型抜き方向長さを短く設定でき、この結果、たとえ、リブ15の形状が成形型の抜き角との関係で先薄型に形成されたとしても、リブ15の先端の板厚を確保できることによりリブ15の剛性が高まり、ウエスト部11aに加わる荷重に対して倒れたりせず堅固に受け止めることができ、ウエスト部11aの補強機能を充分果すことができる。
なお、上記実施の形態では、内装部品としてバックドアトリム12を例として説明したが、これに限定されるものでなく、本発明はドアトリム、リアサイドトリム或いはラゲージサイドトリム等の内装部品にも適用できること明らかである。
以上説明したように、本発明は、クリップ台座とウエスト部の間を橋渡し形成したリブ形成部位に、リブを設けて車体のパネル側に対向させて、ウエスト部の補強構造としたことから、リブにおける内装部品の型抜き方向長さを短く設定でき、この結果、たとえ、リブの形状が成形型の抜き角との関係で先薄型に形成されたとしても、リブ先端板厚を確保できることによりリブの剛性が高まり、ウエスト部に加わる荷重に対して倒れたりせず堅固に受け止めることができ、ウエスト部の補強機能を充分果すことができ、しかも、リブの高さを低くすることが可能となるために内装部品の表面に成形時発生するヒケ等を防止することができることから、ドアトリム、リアサイドトリム、ラゲージサイドトリム或いはバックドアトリム等の内装部品のようにその上端部を折曲してウエスト部を有する内装部品において、前記ウエスト部の形状品質及びこれに伴う見栄えを向上しつつ補強構造を施すべくなした自動車用内装部品構造等に好適である。
本発明における実施の形態を採用したバックドアを車室内から後方に向かって描画した図である。 図1のA−A線における断面斜視図である。 図2のB矢視図である。 図2のC矢視図である。 従来のバックドアを車室内から後方に向かって描画した図である。 図5のD−D線における断面図ある。
符号の説明
11 バックドアトリム(内装部品)
12 バックドア
12a パネル(車体)
13 クリップ座
15 リブ
16 リブ形成部位

Claims (1)

  1. 内装部品本体の上端部を折曲して形成したウエスト部を有する自動車用内装部品であって、前記内装部品本体の裏面側に、クリップ座を形成すると共に該クリップ座と前記ウエスト部の間を橋渡しするようにリブ形成部位を設けて、該リブ形成部位に車体側に対向させて前記ウエスト部を補強するリブを形成したことを特徴とする自動車用内装部材構造。
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