JP6164485B2 - アッパートリム - Google Patents

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Description

本発明は、アッパートリムに関する。
従来、車両用トリムに設けられたアッパートリムとして、下記特許文献1に記載のものが知られている。このようなアッパートリムは、例えば、成形型を用いた成形方法(例えば、射出成形やプレス成形など)によって成形された基材を備え、基材の表面は表皮材にて覆われている。
特開2003−127795号公報
意匠性部品であるアッパートリムを構成する基材は、車種によって様々な形状をなす。このため基材の形状によっては、成形型の型抜き方向に対するアンダーカット部が生じる場合がある。アンダーカット部が生じる場合には、スライド型などを用いて成形を行うが、スライド型で成形を行うことが困難な形状の場合には、基材を複数の部品から分割構成することが考えられる。
しかしながら、基材を分割構成した場合には、基材の表面が複数の部品によって構成される。これにより、各部品が、その境界部において互いに位置ずれすると、基材の表面に段差が生じ、基材の表面に表皮材を貼った際に意匠性が低下する事態が懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、基材を少なくとも2つの部品から構成した場合において、意匠性が低下する事態を抑制可能なアッパートリムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、車両用ドアトリムの上部を構成するアッパートリムであって、基材と、前記基材の上面を少なくとも覆う表皮材と、を備え、前記基材は、前記基材における車室内側の面、及び前記上面の車室内側部分の双方を構成する第1基材構成部材と、前記上面の車室外側部分を構成する第2基材構成部材と、から少なくとも構成され、前記上面の前記車室外側部分は、車室外側に向かうにつれて下方に向かうように延びる面とされ、前記第1基材構成部材の車室外側端部と前記第2基材構成部材の車室内側端部とは、前記第1基材構成部材と前記第2基材構成部材の境界線に沿って設けられた第1固定部及び第2固定部によって互いに固定され、前記第1固定部は、前記第1基材構成部材の前記車室外側端部と前記第2基材構成部材の前記車室内側端部とを上下方向において互いに固定するものとされ、前記第2固定部は、前記第1基材構成部材の前記車室外側端部と前記第2基材構成部材の前記車室内側端部とを車幅方向において互いに固定することに特徴を有する。
本発明では、基材が第1基材構成部材と第2基材構成部材から分割構成されている。これにより、第1基材構成部材と第2基材構成部材とを別々に成形することで、アンダーカット部をより少なくすることができ、容易に基材を製造することができる。
そして、第1基材構成部材の車室外側端部と、第2基材構成部材の車室内側端部とは、第1固定部によって上下方向に固定され、第2固定部によって車幅方向に固定されている。
これにより、第1基材構成部材と第2基材構成部材の境界線付近において第1基材構成部材の上面と第2基材構成部材の上面とが互いに位置ずれをする事態を抑制できる。このため、基材の上面をより滑らかな面とすることができ、基材の上面を表皮材で覆った場合において、意匠性が低下する事態を抑制できる。
また、前記第2基材構成部材は、機能部品が取り付けられる被取付部を備えているものとすることができる。
被取付部を備えることで第2基材構成部材は、より複雑な形状となる。本発明では、第1基材構成部材と第2基材構成部材とを別々に成形することができるため、第2基材構成部材が被取付部を備える場合であっても、第1基材構成部材と第2基材構成部材とが一体部品である構成と比べて容易に成形することができる。
本発明によれば、基材を少なくとも2つの部品から分割構成した場合において、意匠性が低下する事態を抑制可能なアッパートリムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用ドアトリムを示す正面図 図1のアッパートリムを上方及び車両後方から視た斜視図 図2のアッパートリムを示す分解斜視図 図1のアッパートリムを車室外側(裏側)から視た斜視図 図4のアッパートリムを示す分解斜視図 第1基材構成部材を車室外側(裏側)から視た斜視図 第2基材構成部材を車室内側(表側)から視た斜視図 アッパートリムを示す断面図(図4のVIII−VIII線で切断した図に対応) 図8において、第1基材構成部材と第2基材構成部材の境界部付近を示す断面図 固定リブを示す断面図(図7のX−X線で切断した図に対応) 固定爪及び貫通孔を示す断面図(図7のXI−XI線で切断した図に対応)
本発明の一実施形態を図1ないし図11によって説明する。図1は、本実施形態のアッパートリム30を備える車両用ドアトリム20を示す正面図である。車両用ドアトリム20は、ドアパネルを構成するドアインナパネル(図示せず)に取り付けられることで車両ドアを構成するものである。
車両用ドアトリム20は、図1に示すように、ロアトリム22と、オーナメント23と、アッパートリム30と、を備えている。
ロアトリム22、オーナメント23、アッパートリム30は、例えば、ポリプロピレン等の合成樹脂材料などによって構成されている。なお、ロアトリム22、オーナメント23、アッパートリム30は、合成樹脂材料に限定されず、例えば、木質系材料(例えば、ケナフ、ヘンプ、フラックス、サイザルなど)と合成樹脂材料を混合したものなどを用いてもよい。
ロアトリム22は、車両用ドアトリム20の下部を構成するものとされる。ロアトリム22には、例えば、スピーカーグリル22Aやドアポケットを構成するドアポケット開口部22Bなどが設けられている。
オーナメント23は、図1に示すように、車両前後方向に延びる長手状をなしている。オーナメント23の車両前端部には、インサイドハンドル(図示せず)を取り付けるためのインサイドハンドル取付部23Aが設けられている。
ロアトリム22とオーナメント23の間には、アームレスト24が介在されている。アームレスト24は、車両前後方向に延びる長手状をなし、車両用ドアトリム20における車両後部に配されている。アームレスト24は、車室内側に膨出する形状をなしている。
次に、アッパートリム30の構成について説明する。アッパートリム30は、車両用ドアトリム20の上部を構成するもので、車両前後方向に長い形状をなしている。アッパートリム30は、図8に示すように、基材31と、基材31の上面を覆う表皮材32と、を備えている。なお、表皮材32は、図2、図4では図示を省略してある。
本実施形態では、基材31は、図2及び図3に示すように、第1基材構成部材40と、第2基材構成部材60と、から分割構成されている。なお、基材31(具体的には、第1基材構成部材40)は、その下端部に設けられた取付ボス46(図5参照)などの締結手段によって、オーナメント23の上端部に対して締結されている。なお、締結手段は取付ボス46に限定されず、取付爪やビスなどを用いてもよい。
第1基材構成部材40は、図2及び図8に示すように、基材31における車室内側の面41Aを構成する主壁部41と、基材31の上面の車室内側部分(上面42A)を構成する上壁部42と、を備えている。
主壁部41は、図8に示すように、上下方向に沿って延設されている。上壁部42は、主壁部41の上端から車室外側(図8の右側)に延設されている。なお、第1基材構成部材40は、下端部に比して上端部が車室外側に配されている。
また、主壁部41の下端部41Dは、車室外側に凹む段差形状をなしており、上壁部42は、車室外側に向かうにつれて、わずかに上方に向かうように延びている。
第2基材構成部材60は、図3及び図8に示すように、基材31の上面の車室外側部分(上面62A)を構成する上壁部62と、ウェザーストリップ25(機能部品)が取り付けられる複数の被取付片70(被取付部)と、を備えている。
上壁部62及び上面62Aは、図8に示すように、車室外側に向かうにつれて下方に向かうように延びる湾曲形状をなしている。言い換えると、上壁部62は、車室内側の端部に比して車室外側の端部が下方に配されている。また、第1基材構成部材40の上面42Aと第2基材構成部材60の上面62Aとは、面一をなしている。
なお、本実施形態では、上壁部62の上面62Aは、図3及び図4に示すように、基材31の上面の車両前端部を構成するものとされ、アッパートリム30の上面における残りの部分は、上壁部42の上面42Aによって構成されている。
このため、第1基材構成部材40の上壁部42と、第2基材構成部材60の上壁部62との境界線L1は、図2及び図4に示すように、車両後方に向かうにつれて車室外側に向かう形で延びる曲線となっている。
第2基材構成部材60の被取付片70は、図4に示すように、車両前後方向(ウェザーストリップ25の延設方向)に沿って複数個配列されている。被取付片70は、ウェザーストリップ25に設けられた取付爪25Aが挿通される取付孔70Aを有している。また、図4では、車両前後方向に延びるウェザーストリップ25を2点鎖線で図示してある。
なお、本実施形態では、図5に示すように、複数の被取付片70のうち、車両前側(図5の右側)に配された2つの被取付片70が、上壁部62の車室外側端部から下方に延設されており、それ以外の被取付片70は、被取付片70同士が互いに連結する形で設けられている。
図7に示すように、第2基材構成部材60は、車室内側に突出された取付突部63を有している。図5に示すように、第1基材構成部材40の主壁部41には、取付突部63が挿通される取付孔41Bが貫通形成されている。取付突部63は、取付孔41Bに対して車室外側から取り付けられている。これにより、第1基材構成部材40と第2基材構成部材60とは車両前後方向において互いに位置決めされる。
ところで、一般的にアッパートリムの基材は、成形型を用いた成形方法(プレス成形や射出成形)によって成形される。ここで、アッパートリムにおいては、車室内側の面が主面となることなどの理由から、成形型の可動方向は、車室内外方向(車室内側の面と直交する方向、図8では左右方向)に沿う方向となることが一般的である。
本実施形態の基材31は、車室外側の面41Aと上面とを有し、この上面の一部(上面62A)は、車室外側に向かうにつれて下方に延びる上壁部62によって構成されている。このような上壁部62(基材31の一部)の下面は、車室内外方向に移動する成形型にとって、アンダーカット部となる。
この場合、基材31の下面を上下方向(基材31の上面と垂直な方向)にスライド移動するスライド型によって成形することが考えられる。本実施形態では、主壁部41の下端が車室内側に凹んでいることや、上壁部62に対して車室内側に凹む各被取付片70を備えていることなどの理由から、スライド型の型抜きが困難である。
このため、本実施形態では、基材31を一体的に成形することが困難であり、基材31を第1基材構成部材40と、第2基材構成部材60と、から分割構成してある。これにより、第1基材構成部材40と、第2基材構成部材60とを別々に成形することで、基材31の下面はアンダーカット部とならず、スライド型を用いることなく成形することができる。
しかしながら、基材31を第1基材構成部材40と第2基材構成部材60とから分割構成すると、第1基材構成部材40の上面42Aと、第2基材構成部材60の上面62Aとが面一になるように保持する必要が生じる。
そこで、本実施形態では、第1基材構成部材40の車室外側端部と、第2基材構成部材60の車室内側端部とを互いに固定する固定構造を備え、上面42Aと上面62Aとが面一となるように保持することとしている。次に、第1基材構成部材40及び第2基材構成部材60の端部同士の固定構造について説明する。
図7及び図9に示すように、第2基材構成部材60の上壁部62における車室内側端部62Bには、車室内側に開口された開口溝64が形成されている。この開口溝64は、図7に示すように、第2基材構成部材60の車室内側端部の延設方向に沿って延びている。
第1基材構成部材40の上壁部42における車室外側端部43は、図9に示すように、段差状に低くなっており、開口溝64に嵌合されている。
開口溝64の内面には、図10に示すように、側面視にてL字状をなす固定リブ65が形成されている。固定リブ65の下面と開口溝64の上面との間の隙間S1の大きさは、上壁部42の車室外側端部43の厚さとほぼ同じ(又はわずかに小さい)値で設定されている。なお、固定リブ65は、開口溝64における下面及び車室内側の面の両面に跨るように形成されている。
車室外側端部43は、固定リブ65の下面65Aと開口溝64の上面64Aとの間(隙間S1内)に車室内側から差し込まれている。これにより、第1基材構成部材40の車室外側端部43と第2基材構成部材60の車室内側端部62Bとは上下方向(アッパートリム30の上面と垂直な方向)において互いに固定されている。
なお、隙間S1の大きさを車室外側端部43の厚さよりわずかに小さい値で設定すれば、作業者は、車室外側端部43を隙間S1内に差し込む際に、十分な節度感を得ることができ、車室外側端部43が隙間S1内に差し込まれたことを容易に確認することができる。
また、固定リブ65は、図7に示すように、第2基材構成部材60の車室内側端部の延設方向に沿って複数個(本実施形態では4個)配列されている。つまり、車室外側端部43(第1固定部を構成)及び固定リブ65(第1固定部を構成)は、第1基材構成部材40と第2基材構成部材60の境界線L1に沿って設けられている。なお、固定リブ65の形成個数は、適宜変更であり、例えば、固定リブ65が1個のみ設けられていてもよい。
上壁部62の車室内側端部には、図11に示すように、車室内側に向かうにつれて下降傾斜する延設部66が設けられている。延設部66は、図7に示すように、上壁部62の車室内側端部の延設方向に沿って延びている。
延設部66には、上下方向に貫通された貫通孔66Aが形成されている。車室外側端部43において貫通孔66Aに対応する箇所には、図11に示すように、車室外側に突出された固定爪45が形成されている。
固定爪45の先端部45Aは、固定爪45の基端部から下方に突出されており、貫通孔66Aの内面に対して車室外側から係止されている。これにより、第1基材構成部材40の車室外側端部43と第2基材構成部材60の車室内側端部62Bとは車幅方向(車室内外方向、図11の左右方向)において互いに固定されている。
また、先端部45Aの下面45Bは、車室外側(図11の右側)に向かうにつれて上昇傾斜するものとされる。このため、固定爪45を貫通孔66Aに対して車室内側から取り付ける際には、下面45Bが延設部66の車室内側の面に当接することで、固定爪45が延設部66の上面に乗り上がる構成となっている。
また、固定爪45(第2固定部を構成)及び貫通孔66A(第2固定部を構成)は、図6及び図7に示すように、第1基材構成部材40と第2基材構成部材60の境界線L1に沿って複数個(本実施形態では2個)設けられている。なお、固定爪45及び貫通孔66Aの形成個数は適宜変更可能であり、例えば、固定爪45及び貫通孔66Aが1対のみ設けられていてもよい。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態によれば、基材31が第1基材構成部材40と第2基材構成部材60から分割構成されている。これにより、第1基材構成部材40と第2基材構成部材60とを別々に成形することで、アンダーカット部をより少なくする(又は無くす)ことができ、容易に基材31を製造することができる。
そして、第1基材構成部材40の車室外側端部43と、第2基材構成部材60の車室内側端部62Bとは、車室外側端部43と固定リブ65の嵌合によって上下方向に固定され、固定爪45及び貫通孔66Aによって車幅方向に固定されている。
これにより、第1基材構成部材40と第2基材構成部材60の境界線L1付近において、第1基材構成部材40の上面42Aと第2基材構成部材60の上面62Aとが位置ずれをする事態を抑制できる。このため、基材31の上面を表皮材32で覆った場合において、意匠性が低下する事態を抑制できる。
また、第2基材構成部材60は、ウェザーストリップ25が取り付けられる被取付片70を備えている。
被取付片70を備えることで第2基材構成部材60は、より複雑な形状となる。本実施形態では、第1基材構成部材40と第2基材構成部材60とを別々に成形することができるため、第2基材構成部材60が被取付片70を備える場合であっても、第1基材構成部材40と第2基材構成部材60とが一体部品である構成と比べて容易に成形することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、基材31の被取付片70に取り付けられる機能部品としてウェザーストリップ25を例示したが、これに限定されない。例えば、被取付片70にドアインナパネルやサンシェード装置などの機能部品が取り付けられていてもよい。
(2)上記実施形態では、アッパートリム30の基材31が2つの部材(第1基材構成部材40及び第2基材構成部材60)から分割構成されている構成を例示したが、これに限定されない。基材31は、少なくとも2つの部材から構成されていればよく、3つ以上の部材から構成されていてもよい。
(3)上記実施形態では、第1固定部として、車室外側端部43及び固定リブ65を例示したが、これに限定されない。第1固定部は、第1基材構成部材40と第2基材構成部材60とを上下方向において互いに固定するものであればよい。第1固定部として、車室外側端部43に形成された貫通孔と、第2基材構成部材60側に形成され、この貫通孔に挿通可能な突起部とを例示することもできる。また、固定リブ65を第1基材構成部材40側に設け、第2基材構成部材60の車室内側の端部を固定リブ65によって位置決めする構成としてもよい。
(4)上記実施形態では、第2固定部として、固定爪45及び貫通孔66Aを例示したが、これに限定されない。第2固定部は、第1基材構成部材40と第2基材構成部材60とを車幅方向において互いに固定するものであればよい。第2固定部として、例えば、車室外側端部43と車室内側端部62Bとを締結可能なビスなどを挙げることができる。また、貫通孔66Aを第1基材構成部材40側に設け、固定爪45を第2基材構成部材60側に設けてもよい。
(5)上記実施形態では、上壁部62は、基材31の上面の車室外側部分における車両前端部のみを構成するものとしたが、これに限定されない。上壁部62は、例えば、基材31の車両前後方向の全長に亘って延びていてもよい。
20…車両用ドアトリム、25…ウェザーストリップ(機能部品)、30…アッパートリム、31…基材、32…表皮材、40…第1基材構成部材、41A…基材における車室内側の面、42A…上面(基材の上面の車室内側部分)、43…第1基材構成部材の車室外側端部(第1固定部を構成)、45…固定爪(第2固定部を構成)、60…第2基材構成部材、62A…上面(基材の上面の車室外側部分)、62B…第2基材構成部材の車室内側端部、65…固定リブ(第1固定部を構成)、66A…貫通孔(第2固定部を構成)、70…被取付片(被取付部)、L1…第1基材構成部材と第2基材構成部材の境界線

Claims (2)

  1. 車両用ドアトリムの上部を構成するアッパートリムであって、
    基材と、
    前記基材の上面を少なくとも覆う表皮材と、を備え、
    前記基材は、
    前記基材における車室内側の面、及び前記上面の車室内側部分の双方を構成する第1基材構成部材と、
    前記上面の車室外側部分を構成する第2基材構成部材と、から少なくとも構成され、
    前記上面の前記車室外側部分は、車室外側に向かうにつれて下方に向かうように延びる面とされ、
    前記第1基材構成部材の車室外側端部と前記第2基材構成部材の車室内側端部とは、前記第1基材構成部材と前記第2基材構成部材の境界線に沿って設けられた第1固定部及び第2固定部によって互いに固定され、
    前記第1固定部は、
    前記第1基材構成部材の前記上面に沿って延びる前記車室外側端部を、前記第2基材構成部材の前記車室内側端部に前記第1基材構成部材及び前記第2基材構成部材の延設方向に沿って延びる向きに凹んでなる開口溝内に差し込むことで、前記第1基材構成部材の前記車室外側端部と前記第2基材構成部材の前記車室内側端部とを上下方向において互いに固定するものとされ、
    前記第2固定部は、
    前記第1基材構成部材の前記車室外側端部に前記上面と交差する方向に突出して設けられた固定爪を、前記第2基材構成部材の前記上面に沿って延びる前記車室内側端部に上下方向に貫通形成された貫通孔に対し係止することで、前記第1基材構成部材の前記車室外側端部と前記第2基材構成部材の前記車室内側端部とを車幅方向において互いに固定するものとされるアッパートリム。
  2. 前記第2基材構成部材は、機能部品が取り付けられる被取付部を備えている請求項1に記載のアッパートリム。
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