JP6852449B2 - 乗物用内装材 - Google Patents

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Description

本発明は、乗物用内装材に関する。
従来、乗物用内装材として、開口を有する第1部材と、その開口を覆う形で取り付けられる第2部材と、を備えるものが知られている(下記特許文献1)。特許文献1には、乗物用内装材として、ドアトリムが記載されており、そのドアトリムにおいては、ドアトリム本体(第1部材)の開口を覆う形でオーナメント(第2部材)が取り付けられている。
特開2012−86775号公報
上記構成においては、第1部材の開口に対して第2部材を表側から取り付けることが一般的である。また、第2部材の周端部の一部を第1部材の開口の開口端部の裏側に配することで、第2部材の周端部の一部を隠し、意匠性を高くする構成も知られている。このような構成の場合において、第1部材に対して第2部材を表側から取り付ける際には、第2部材の周端部が第1部材の開口端部に接触する可能性が生じ、第1部材の開口端部に傷が付く事態が懸念される。このような事態を抑制するために、作業者は、より一層留意して組み付け作業を行う必要があるが、その分だけ作業性が低下してしまう。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、乗物用内装材を構成する2つの部材を組み付ける際に、一方の部材の周端部が他方の部材の開口端部に当接する事態を抑制することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の乗物用内装材は、乗物室内側を向く意匠面を有する第1部材と、前記第1部材に設けられた開口を前記意匠面側から覆う形で配される第2部材と、を備え、前記第2部材の外周端部のうち長手状をなす第1周端部の少なくとも一部が、前記第1部材における前記開口の開口端部の乗物室外側に配されており、前記第1周端部における長手方向の一端部には、前記第1部材の前記開口端部に設けられた被係止部に対して、乗物室外側から係止する係止部が設けられ、前記係止部の係止面又は前記被係止部の被係止面のうち、少なくともいずれか一方は、前記第1周端部に沿う軸を中心とした円弧状をなす曲面であることに特徴を有する。
上記構成によれば、第2部材の第1周端部の一部が第1部材の開口の開口端部の乗物室外側に配される構成となっている。このような構成において、第1部材に第2部材を意匠面側から組み付ける際には、第1周端部の一部が開口端部に当接しないように留意して作業を行う必要がある。上記構成によれば、係止部の係止面又は被係止部の被係止面は、第1周端部に沿う軸を中心とした円弧状をなす曲面となっている。このため、被係止部に係止部を係止させる過程では、当該曲面の円弧に沿う形で、被係止部に対して係止部をスライド移動させることができる。つまり、被係止部に係止部を係止させる作業を行うことで、第2部材を第1周端部を中心として回動させることができる。このため、第2部材の第1周端部を第1部材に対して殆ど動かすことなく、第1部材に対して第2部材を回動させつつ、組み付け作業を行うことができ、第2部材の第1周端部が第1部材の開口端部に当接する事態を抑制することができる。
また、前記係止部は、前記第2部材における乗物室外側の面から前記第1部材に向かって突出する係止爪であり、前記被係止部は、前記開口端部から前記開口に向かって突出する形状をなすものとすることができる。
被係止部を開口端部から開口に向かって突出する形状とすれば、被係止部の周辺に他の部材が配される事態が抑制される。これにより、作業者は被係止部を容易に目視することができ、係止爪を被係止部に対して容易に位置合わせすることができるから、係止作業を容易に行うことができる。
また、前記第2部材の前記第1周端部及び前記係止爪は、前記被係止部を挟む形で配されており、前記被係止部における前記第1周端部側の面には、前記第1周端部に当接するリブが設けられているものとすることができる。
第2部材の周端部及び係止爪によって被係止部を挟む構成としつつ、リブを第2部材の第1周端部に当接させることで、乗物室内外方向において、第2部材の第1周端部をより確実に固定することができる。
また、当該乗物用内装材は、車両用のドアトリムであり、前記第2部材の外周端部のうち前記第1周端部と反対側の周端部を第2周端部とした場合において、前記第1部材の前記開口端部のうち、前記第2周端部と隣接する箇所には、車室内側に膨出する膨出部が設けられているものとすることができる。
ドアトリムにおいては、意匠性や剛性確保などを目的として、膨出部が設けられている場合が多い。このような膨出部が第1部材の開口端部に設けられている場合には、第2部材を組み付ける際に、膨出部に接触しないように留意して作業を行う必要がある。上記構成では、第2部材の第1周端部を係止部によって位置決めしつつ、組み付け作業を行うことができるから、第2周端部の位置ずれも起こり難く、第2周端部が膨出部に接触する事態を抑制することができる。
また、当該乗物用内装材は、車両用のドアトリムであり、ドアポケットを備え、前記第1部材の前記開口の前記開口端部は、前記ドアポケットの開口を構成するものとされ、前記第2部材の前記第1周端部は、前記第2部材の下端部であるものとすることができる。
上記構成によれば、第2部材の下端部をドアポケットの開口端部で車室内側から覆うことで、乗員から目視される事態を抑制でき、意匠性を高くすることができる。
本発明によれば、乗物用内装材を構成する2つの部材を組み付ける際に、一方の部材の周端部が他方の部材の開口端部に当接する事態を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用のドアトリムを示す斜視図 ベース部材を組み付ける途中のドアトリムを示す斜視図 ベース部材を取り外した状態のドアトリムを示す斜視図 ロアボードを示す正面図 ベース部材を示す正面図 ベース部材を車室外側から視た図 係止部及び被係止部を車室外側から視た図 被係止部付近を車室内側から視た図 被係止部付近を車室外側から視た図 被係止部付近を車室外側から視た斜視図 組み付け途中のベース部材を車室外側から視た斜視図 図11の係止部及び被係止部付近を拡大して示す拡大図 組み付け途中のベース部材を示す断面図 ロアボード及びベース部材を示す断面図(図7のXIV−XIV線で切断した図に対応) ロアボード及びベース部材を示す断面図(図7のXV−XV線で切断した図に対応)
本発明の一実施形態を図1から図15によって説明する。本実施形態のドアトリム10(乗物用内装材)は、例えば、車両用のサイドドアを構成するもので、図1に示すように、トリムボード11と、オーナメント12と、アームレスト13と、インサイドハンドル収容部15と、ベース部材50と、を備える。トリムボード11は、トリムボード11が取り付けられるインナパネル(図示せず)を車室内側から覆う形で配されている。トリムボード11は、図3及び図4に示すように、その上端部を構成するアッパーボード14と、アッパーボード14よりも下方の部分を構成するロアボード20と、を備える。
ロアボード20(第1部材)は、図4に示すように、全体として車両前後方向に長い方形状をなしており、車室内側を向く意匠面20Aを有している。ロアボード20の下部及び車両前側の部分には、略方形状をなす開口21が車幅方向に貫通する形で形成されている。また、図3に示すように、開口21の車両後側には、開口22が上下方向に貫通する形で形成されている。開口22は開口21と連なる形で形成されている。
ベース部材50は、ロアボード20の下部に取り付けられ、車両前後方向に長い長手状をなしている。ベース部材50は、開口21を車室内側(意匠面20A側、乗物室内側)から覆うと共に開口22を上方から覆う形で配されている。図1及び図5に示すように、ベース部材50の車両前側の部分には、スピーカーグリル51が設けられている。また、ベース部材50の上面には、図2に示すように、スイッチベース(図示せず)を取り付けるためのスイッチ用開口52と、アームレスト13を取り付けるためのアームレスト用開口53が車両前後方向に並ぶ形で形成されている。
図4に示すように、ロアボード20における開口21の開口端部は、上下方向に延びる車両前側の前側開口端部23と、車両前後方向に延びる上側の上側開口端部24と、車両前後方向に延びる下側の下側開口端部25と、を有している。図3に示すように、下側開口端部25は、上側開口端部24に対して車室内側に配されている。
ベース部材50におけるスピーカーグリル51の下端部54(第2部材の外周端部のうち長手状をなす第1周端部)は、長手状をなしており、図15に示すように、下側開口端部25の車室外側(乗物室外)に配されている。また、開口21に対しては、ドアポケット16の奥壁部を構成するドアポケット構成部材17が車室外側から組み付けられている。これにより、下側開口端部25は、ドアポケット16の開口16Aを構成するものとされる。
ベース部材50の車両前端部は前側開口端部23を車室内側から覆う形で配される。また、ベース部材50の上端部は上側開口端部24を車室内側から覆う形で配される。また、図15に示すように、上側開口端部24において、ベース部材50の上端部55(第2部材の外周端部のうち第1周端部と反対側の周端部、第2周端部)の上方には、ベース部材50の上端部55と隣接する形で膨出部26が形成されている。この膨出部26は、図4に示すように、車両前端に向かうにつれて下降傾斜する形で延びており、図示しないインストルメントパネルの凹凸形状に倣う形状をなしている。これにより、ドアトリム10とインストルメントパネルとの間で連続した意匠が構成されている。
図4に示すように、前側開口端部23には、ベース部材50の裏面に形成された取付片56(図6参照)が挿通される取付孔23Aが形成されている。また、上側開口端部24には、ベース部材50の裏面に形成された取付ボス57(図6参照)が挿通される取付孔24Aが形成されている。取付片56及び取付ボス57によってロアボード20に対してベース部材50が締結される。
図4及び図9に示すように、開口21の開口端部において、前側開口端部23の下端部には、開口21に向かって突出する形状の被係止部30が形成されている。これに対して、図6に示すように、ベース部材50の裏面において、下端部54の車両前端部(第1周端部における長手方向の一端部)には、係止爪60(係止部)が形成されている。係止爪60は、図7及び図14に示すように、被係止部30に対して車室外側から係止する構成となっている。下端部54の車両前端部には、下側開口端部25の車両前端部25A(図3参照)が嵌合可能な切欠部58が形成されている。
被係止部30は、図10及び図14に示すように、側面視L字状をなす本体部31と、本体部31の車室外側の面に形成された一対の裏側リブ32,32と、を備える。本体部31における車室外側の端面は、被係止面32Aとされる。また、裏側リブ32の車室外側の面32Bは、車室外側に向かうにつれて下降傾斜する傾斜面とされる。
係止爪60は、図12及び図14に示すように、ベース部材50における車室外側の面からロアボード20に向かって突出する形状をなし、車室外側に向かうにつれて下方に向かう形で湾曲されている。係止爪60における車室内側の面は、被係止面32Aに係止する係止面60Aとされる。この係止面60Aは、図14に示すように、車室外側に向かうにつれて下方に向かう形で湾曲されており、ベース部材50の下端部54に沿う軸P1を中心とした円弧状をなしている。図14に示すように、ベース部材50の下端部54及び係止爪60は、被係止部30を挟む形で配されている。
本体部31の車室内側の面には、一対の表側リブ33,33(図8も参照)が形成されており、表側リブ33は、下端部54に当接する構成となっている。また、係止爪60における車室外側の面には、係止爪60の湾曲形状に倣う形状のリブ61が形成されている。係止爪60の先端部62は、図14に示すように、車室外側に向かうにつれてわずかに下降傾斜する構成となっている。
本実施形態において、ロアボード20にベース部材50を組み付ける際には、次のようにする。まず、作業者は、図2に示すように、ベース部材50の下端部54を上方から開口21に対して差し入れる。つまり、ベース部材50の下端部54をロアボード20の下側開口端部25の車室外側に配置する。これと同時に、被係止部30に対して係止爪60を斜め上方から引っ掛ける(図11から図13参照)。これにより、下端部54がロアボード20に対して位置決めされると共に、ベース部材50が車室外側(図13の右側)に向かうにつれて下降傾斜する姿勢で配される。なお、図8に示すように、前側開口端部23における被係止部30の上方の部分は、切欠部23Bとされる。これにより、係止爪60が前側開口端部23と干渉する事態が抑制される。また、作業者は、切欠部23Bを目印として、被係止部30に対して係止爪60を係止させることができる。
続いて、図13及び図14に示すように、作業者はベース部材50の上部をロアボード20に対して接近させるように動かす。すると、円弧状をなす係止面60Aが被係止部30に対して摺動することで、ベース部材50は、下端部54を中心として、図13の時計回りに回動する。これにより、上端部55は下端部54(より詳しくは軸P1)を中心とした所定の回動軌跡を描きつつ、ロアボード20に対して接近する。なお、上端部55の回動軌跡を図13及び図15において2点鎖線L1で示す。そして、上端部55が上側開口端部24に当接することで、図14及び図15に示すように、ベース部材50が所定の姿勢で配される。また、これと同時にベース部材50の取付ボス57が上側開口端部24の取付孔24Aに挿通される。その後、取付ボス57を所定の締結手段(ビスや熱カシメなど)で取付孔24Aの孔縁部に締結することで、ロアボード20に対してベース部材50の組み付けが完了する。
次に本実施形態の効果について説明する。本実施形態によれば、ベース部材50の下端部54の一部(車両前側の部分)が、ロアボード20の開口21の下側開口端部25の車室外側に配される構成となっている。このような構成において、ロアボード20にベース部材50を意匠面20A側から組み付ける際には、下端部54が下側開口端部25に当接しないように留意して作業を行う必要がある。
上記構成によれば、係止爪60の係止面60Aが、下端部54に沿う軸P1を中心とした円弧状をなす曲面となっている。このため、被係止部30に係止爪60を係止させる過程では、係止面60Aの円弧に沿う形で、被係止部30に対して係止面60Aをスライド移動させることができる。つまり、作業者は、下端部54を下側開口端部25の車室外側に対して、上方且つ車室内側から移動させた後、被係止部30に係止爪60を係止させる作業を行うことで、ベース部材50をその下端部54を中心として回動させることができる。このため、ベース部材50の下端部54をロアボード20に対して殆ど動かすことなく、ロアボード20に対してベース部材50を回動させつつ、組み付け作業を行うことができる。この結果、ベース部材50の下端部54がロアボード20の下側開口端部25に当接する事態を抑制することができる。
また、係止爪60は、ベース部材50における車室外側の面からロアボード20に向かって突出する係止爪であり、被係止部30は、前側開口端部23から開口21に向かって突出する形状をなしている。
被係止部30を前側開口端部23から開口21に向かって突出する形状とすれば、被係止部30の周辺にドアトリム10を構成する他の部材が配される事態が抑制される。これにより、作業者は被係止部30を容易に目視することができ、係止爪60を被係止部30に対して容易に位置合わせすることができるから、係止作業を容易に行うことができる。
また、ベース部材50の下端部54及び係止爪60は、被係止部30を挟む形で配されており、被係止部30におけるベース部材50の下端部54側の面には、下端部54に当接する表側リブ33が設けられている。
ベース部材50の下端部54及び係止爪60によって被係止部30を挟む構成としつつ、表側リブ33をベース部材50の下端部54に当接させることで車室内外方向において、ベース部材50の下端部54をより確実に固定することができる。
また、ロアボード20の開口端部のうち、ベース部材50の上端部55と隣接する箇所には、車室内側に膨出する膨出部26が設けられている。
膨出部26がロアボード20の開口端部に設けられている場合には、ベース部材50を組み付ける際に、膨出部26に接触しないように留意して作業を行う必要がある。本実施形態では、ベース部材50の下端部54を係止爪60によって位置決めしつつ、組み付け作業を行うことができるから、ベース部材50の上端部55の位置ずれも起こり難く、上端部55が膨出部26に接触する事態を抑制することができる。
また、ドアトリム10はドアポケット16を備え、ロアボード20の下側開口端部25は、ドアポケット16の開口16Aを構成するものとされる。
上記構成によれば、ベース部材50の下端部54をドアポケット16の開口端部で車室内側から覆うことで、乗員から目視される事態を抑制でき、意匠性を高くすることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、下側開口端部25が上側開口端部24に対して車室内側に配されていることから、ベース部材50の下端部54を回動中心として、ベース部材50を回動させて取り付ける構成を例示したが、これに限定されない。例えば、上側開口端部24が下側開口端部25に対して車室内側に配されている構成では、ベース部材50の上端部を回動中心として、ベース部材50を回動させて取り付ける構成とすればよく、係止爪もベース部材50の上端部に設ければよい。その場合には、係止面60Aの延設方向は、車室外側に向かうにつれて上昇傾斜する方向とすればよい。
(2)開口21(第1部材に設けられた開口)の形状は上記実施形態で例示したものに限定されず適宜変更可能である。第1部材に設けられた開口は、長手状をなす部分を有していればよい。
(3)上記構成では、被係止部30が前側開口端部23に設けられている構成を例示したが、被係止部30は下側開口端部25に設けられていてもよい。
(4)上記構成において、被係止部30の被係止面が車室外側に向かうにつれて下方に向かう形で湾曲する曲面(係止面をガイドするガイド面)とされていてもよい。具体的には、例えば、裏側リブ32の車室外側の面32Bを車室外側に向かうにつれて下方に向かう形で湾曲する曲面としてもよい。
10…ドアトリム(乗物用内装材)、16…ドアポケット、16A…ドアポケットの開口、20…ロアボード(第1部材)、20A…意匠面、21…開口(第1部材に設けられた開口)、23…前側開口端部(開口の開口端部)、25…下側開口端部(開口の開口端部)、26…膨出部、30…被係止部、32A…被係止面、33…表側リブ(第1周端部に当接するリブ)、50…ベース部材(第2部材)、54…下端部(第2部材の外周端部のうち長手状をなす第1周端部)、55…上端部(第2部材の外周端部のうち第1周端部と反対側の周端部、第2周端部)、60…係止爪(係止部)、60A…係止面、P1…軸(第1周端部に沿う軸)

Claims (3)

  1. 乗物室内側を向く意匠面を有する第1部材と、
    前記第1部材に設けられた開口を前記意匠面側から覆う形で配される第2部材と、を備え、
    前記第2部材の外周端部のうち長手状をなす第1周端部の少なくとも一部が、前記第1部材における前記開口の開口端部の乗物室外側に配されており、
    前記第1周端部における長手方向の一端部には、前記第1部材の前記開口端部に設けられた被係止部に対して、乗物室外側から係止する係止部が設けられ、
    前記係止部の係止面又は前記被係止部の被係止面のうち、少なくともいずれか一方は、前記第1周端部に沿う軸を中心とした円弧状をなす曲面であり、
    前記係止部は、前記第2部材における乗物室外側の面から前記第1部材に向かって突出する係止爪であり、
    前記被係止部は、前記開口端部から前記開口に向かって突出する形状をなす乗物用内装材。
  2. 前記第2部材の前記第1周端部及び前記係止爪は、前記被係止部を挟む形で配されており、
    前記被係止部における前記第1周端部側の面には、前記第1周端部に当接するリブが設けられている請求項に記載の乗物用内装材。
  3. 当該乗物用内装材は、車両用のドアトリムであり、
    前記第2部材の外周端部のうち前記第1周端部と反対側の周端部を第2周端部とした場合において、
    前記第1部材の前記開口端部のうち、前記第2周端部と隣接する箇所には、車室内側に膨出する膨出部が設けられている請求項1または請求項に記載の乗物用内装材。
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