JPH0740765A - インストルメントパネル - Google Patents

インストルメントパネル

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JPH0740765A
JPH0740765A JP5184001A JP18400193A JPH0740765A JP H0740765 A JPH0740765 A JP H0740765A JP 5184001 A JP5184001 A JP 5184001A JP 18400193 A JP18400193 A JP 18400193A JP H0740765 A JPH0740765 A JP H0740765A
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opening
instrument panel
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JP5184001A
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Hiroshi Oyama
浩 大山
Tsutomu Nishikawa
勉 西川
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組付けられたフィニッシャの周面と、補器用
開口部の縁部との面合せ精度を向上させたインストルメ
ントパネルを提供すること。 【構成】 パネル芯材1a上に少なくともパッド材1b
を一体的に成形すると共に、補器取付用の補器用開口部
2を有し、この補器用開口部2に取付けた補器部品10
と前記補器用開口部2との間をフィニッシャ3で覆った
インストルメントパネル1において、前記パネル芯材1
a上に前記パッド材1bを一体的に成形する際に前記パ
ネル芯材1aを成形型内に位置決めするロケート穴22
を前記補器用開口部2に設け、前記フィニッシャ3に前
記ロケート穴22に位置決め嵌合するロケート穴嵌合突
部6を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の前部車室内の
フロントウインドウの下部を覆うインストルメントパネ
ルであって、特に補器部品取付用の補器用開口部を有
し、補器部品と補器用開口部との間を、フィニッシャで
覆ったインストルメントパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のインストルメントパネル
100は図6に示すように自動車の前部車室内のフロン
トウインドウパネル200の下部を覆うように取付けら
れている。このインストルメントパネル100には、ベ
ンチレータ取付用開口部101が穿設されており、この
ベンチレータ取付用開口部101の下側にはヒータコン
トロールパネル110及びオーディオ部品111を取付
けるための補器用開口部102が設けられている(サー
ビス周報第599号、「S13型系車の紹介」D−44
頁、日産自動車(株)、昭和63年5月発行)。
【0003】前記ベンチレータ取付用開口部101には
吹出口グリル部112aを臨ませてベンチレータ吹出口
ユニット112が取付けられており、前記補器用開口部
102にはその周縁部に左右両端部が固定されてヒータ
コントロールパネル110が取付けられており、かつヒ
ータコントロールパネル110の下側にステアリングメ
ンバに固定されたオーディオ部品111が配置されてい
る。そして、前記補器用開口部102は、ヒータコント
ロールパネル110及びオーディオ部品111の各操作
部111a,及び111aを車室内側へ露出させてフィ
ニッシャ120で覆われている。
【0004】ところでインストルメントパネル100
は、衝突事故発生時のインストルメントパネル100へ
の2次衝突から乗員を保護するため、図7に示すように
パネル芯材100aの上面に衝撃吸収用のパッド材10
0bを一体形成し、さらにこのパッド材100bを表皮
100cで覆って形成されている。
【0005】このようなインストルメントパネル100
のパネル部分は、表皮100cを真空引きにより発泡金
型内面に沿わせてセットすると共に、所定形状に形成さ
れたパネル芯材100aを金型内にセットし、表皮10
0cとパネル芯材100aとの間に発泡剤を流し込んで
発泡させて形成される。この発泡成形に際しては、補器
用開口部102の縁部102bを構成するパッド材10
0bの縁部がパネル芯材100aに対して位置ずれしな
いように、パネル芯材100aが金型内に位置決め保持
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のイン
ストルメントパネル100では、発泡成形時のパネル芯
材100aに対するパッド材100bの位置決めと、ヒ
ータコントロールパネル110の取付けの際のパネル芯
材100aに対する位置決めとがそれぞれ別々に行われ
ており、フィニッシャ120は補器用開口部102の縁
部102bとヒータコントロールパネル110との位置
関係を勘案して相対的に組付けられていた。このため従
来のインストルメントパネル100では、組付けられた
フィニッシャ120の周面120aと補器用開口部10
2の縁部102bとの面合せ精度を向上させるには限界
があった(図7参照)。
【0007】本発明は前記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は組付けられたフィニッシャの周面
と、補器用開口部の縁部との面合せ精度を向上させたイ
ンストルメントパネルを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ため、本発明は、パネル芯材上に少なくともパッド材を
一体的に成形すると共に、補器部品取付用の補器用開口
部を有し、この補器用開口部に取付けた補器部品と前記
補器用開口部との間をフィニッシャで覆ったインストル
メントパネルにおいて、前記パネル芯材上に前記パッド
材を一体的に成形する際に前記パネル芯材を成形型内に
位置決めするロケート穴を前記補器用開口部に設け、前
記フィニッシャに前記ロケート穴に位置決め嵌合するロ
ケート穴嵌合突部を設けたことを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明は、前記した構成となっているので、フ
ィニッシャはそのロケート穴嵌合突部を、補器用開口部
に設けたロケート穴に嵌合させることによって位置決め
されて、補器用開口部に組付けられる。このとき補器用
開口部に設けたロケート穴は、パネル芯材上にパッド材
を一体的に成形する際にパネル芯材を成形型内に位置決
めする穴であるから、前記した嵌合により、フィニッシ
ャの周面を補器用開口部の縁部に略合致させてフィニッ
シャを位置決めすることができ、これによって組付後の
フィニッシャ周面と補器用開口部の縁部との面合せ精度
を向上させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示した実施例に基づいて具
体的に説明する。
【0011】図1及び図2は一実施例としてのインスト
ルメントパネル1を示す。このインストルメントパネル
1は従来と同様に補器用開口部2を有して構成されてお
り、この補器用開口部2には、補器部品、例えばヒータ
コントロールパネル10が取付けられると共に、このヒ
ータコントロールパネル10と開口部2との間がフィニ
ッシャ3で覆われて大略構成されている。なお、図にお
いて符号200はフロントウインドウパネル、符号Aは
オーディオ機構部、符号Bはシガーライター、符号Cは
灰皿をそれぞれ示す。
【0012】補器用開口部2にはその開口縁部に係合穴
21とロケート穴22とが設けられており、かつ内側面
にパネル芯材を内方へ突出して形成した支持部23が設
けられている。この補器用開口部2が形成されるインス
トルメントパネル1のパネル部分は図5に示すようにパ
ネル芯材1aの上面に衝撃吸収用のパッド材1bを一体
形成し、さらにこのパッド材1bを表皮1cで覆って形
成されている。このようなパネル部分は、表皮1cを真
空引きにより発泡金型内面に沿わせてセットすると共
に、支持部23を有して所定形状に形成されたパネル芯
材1aを金型内にセットし、表皮1cとパネル芯材1a
との間に発泡剤を流し込んで発泡させて成形される。こ
の成形の際パネル芯材1aはロケート穴22によって成
形型内に位置決め保持される。この位置決めにより補器
用開口部2の縁部2aを構成するパッド材1bの縁部
(図5参照)がパネル芯材1aに対して位置ずれしない
ように形成される。
【0013】ヒータコントロールパネル10は図3に示
すように機構部が収納される上部パネル10bと下部パ
ネル10cとで略T字形に形成されており、上部パネル
10bの上面には操作パネル10aが突出して形成され
ている。そして上部パネル10bにはその両側に側方へ
突出されて取付片10dが形成されており、この取付片
10dには位置決め用穴10eとビス止め用穴10fが
形成されている。一方このヒータコントロールパネル1
0が取付けられる支持部23にはロケートピン23aと
ビス止め用穴23bとが設けられており、ヒータコント
ロールパネル10は位置決め用穴10eをロケートピン
23aに挿入して位置決めされると共に、ビス止め用穴
10fと23bを対応させてビス止めすることによって
支持部23に固定されている。
【0014】また、フィニッシャ3は図2に示すように
インストルメントパネル1のパネル部分の湾曲度合に沿
って湾曲された板状体で形成されており、図4に示すよ
うに板状部にはベンチレータ吹出し口ユニット4が取付
けられると共に、ヒータコントロールパネル10の操作
パネル10aが臨む開口部3aが設けられており、かつ
補器用開口部2に設けた係合穴21及びロケート穴22
に対応させて可撓性係合片5及びロケート穴嵌合突部6
とが周面3bに沿って設けられている。
【0015】このように形成されたフィニッシャ3はロ
ケート穴嵌合突部6をロケート穴22に嵌合させて位置
決めする(図5参照)と共に、可撓性係合片5を係合穴
21に係合させ、かつ開口部3aからヒータコントロー
ルパネル10の操作パネル10aを車室内側へ露出させ
て組付けられている(図2参照)。
【0016】この組付においてはフィニッシャ3はパッ
ド材1bの成形時と同一位置(ロケート穴22)に位置
決めされ、その周面3bを補器用開口部2の縁部2aに
略合致させて位置決めすることができる。これによって
組付後のフィニッシャ3は図5に示すようにその周面3
bと補器用開口部2の縁部2aとの面合せ精度が向上
し、見栄えの向上した組付状態が得られる。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に述べたように、本発明はパネ
ル芯材上にパッド材を一体的に成形する際に前記パネル
芯材を成形型内に位置決めするロケート穴を補器用開口
部に設け、フィニッシャに前記ロケート穴に位置決め嵌
合するロケート穴嵌合突部を設けて構成されており、フ
ィニッシャがそのロケート穴嵌合突部を、補器用開口部
に設けたロケート穴に嵌合させることによって位置決め
されて補器用開口部に組付けられるようになっているの
で、組付の際フィニッシャがパッド材の成形時と同一位
置に位置決めされ、その周面を補器用開口部の縁部に略
合致させて位置決めすることができる。これによって組
付後のフィニッシャはその周面と補器用開口部の縁部と
の面合せ精度が向上し、見栄えの向上した組付状態が得
られる。
【0018】よって、本発明はフィニッシャを補器用開
口部に面合せ精度を向上させて組付けることができ、見
栄えの向上したインストルメントパネルを提供すること
ができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例としてのフィニッシャ及び補器部品を
取外した状態のインストルメントパネルの斜視図であ
る。
【図2】一実施例としてのフィニッシャ及び補器部品を
取付けた状態のインストルメントパネルの斜視図であ
る。
【図3】一実施例としての補器部品の取付け状態を示す
斜視図である。
【図4】一実施例としてのフィニッシャの斜視図であ
る。
【図5】図2のV−V線に沿う要部断面図である。
【図6】従来のフィニッシャ及び補器を取付けた状態の
インストルメントパネルの斜視図である。
【図7】図6のVII −VII 線に沿う要部断面図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 1a パネル芯材 1b パッド材 2 補器用開口部 3 フィニッシャ 6 ロケート穴嵌合突部 10 ヒータコントロールパネル(補器部品) 22 ロケート穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル芯材上に少なくともパッド材を一
    体的に成形すると共に、補器部品取付用の補器用開口部
    を有し、この補器用開口部に取付けた補器部品と前記補
    器用開口部との間をフィニッシャで覆ったインストルメ
    ントパネルにおいて、 前記パネル芯材上に前記パッド材を一体的に成形する際
    に前記パネル芯材を成形型内に位置決めするロケート穴
    を前記補器用開口部に設け、前記フィニッシャに前記ロ
    ケート穴に位置決め嵌合するロケート穴嵌合突部を設け
    たことを特徴とするインストルメントパネル。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09315183A (ja) * 1996-05-31 1997-12-09 Kanto Auto Works Ltd インストルメントパネルクラスタの取付構造
JP2001163109A (ja) * 1999-12-10 2001-06-19 Suzuki Motor Corp カップホルダの構造
JP2004230969A (ja) * 2003-01-29 2004-08-19 Calsonic Kansei Corp 車両用フィニッシャ構造
JP2010070148A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Daihatsu Motor Co Ltd 車両のインスツルメントパネル
JP2014177191A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Daikyonishikawa Corp インストルメントパネル
JP2020131989A (ja) * 2019-02-21 2020-08-31 本田技研工業株式会社 インストルメントパネルの部材取付構造

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