JP2003312260A - ドアロック取付構造 - Google Patents

ドアロック取付構造

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JP2003312260A
JP2003312260A JP2002119236A JP2002119236A JP2003312260A JP 2003312260 A JP2003312260 A JP 2003312260A JP 2002119236 A JP2002119236 A JP 2002119236A JP 2002119236 A JP2002119236 A JP 2002119236A JP 2003312260 A JP2003312260 A JP 2003312260A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形性を向上させつつドアロックの共用化を
図ることができるドアロック取付構造を提供する。 【解決手段】 ドアロックブラケット3は、ドアロック
取付部120の内側に取り付けられてドアインナ2を構
成しており、取付部側第一延出部121の内側にスポッ
ト溶接され、ドアロック110の車内側が当接されるブ
ラケット側第一延出部31と、ブラケット側第一延出部
31の後端から取付部側第二延出部122の内側にスポ
ット溶接され、ドアロック110の後端側が固定される
ブラケット側第二延出部132とから構成されている。
そして、ブラケット側第一延出部31は、ブラケット側
開口部133の外周から前後端に向かって取付部側第一
延出部121との間に空間Sを形成するように形成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ドアのドア
ロック取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用ドアの内部には、車両用ド
アを閉状態で車体にロックさせるドアロックが取り付け
られており、ドアロックの取付構造としては例えば図7
に示すように車両側面のリヤドア101に適用されてい
る。
【0003】このリヤドア101は、外側を構成するド
アアウタ102と内側を構成するドアインナ103とが
内部空間104を形成するように前後端部で接合して形
成されており、ドアインナ103の後端部においてドア
サッシュの下側近傍にドアロック取付構造が設けられて
いる。
【0004】このドアロック取付構造は、ドアインナ1
03のインナパネル105の一部を外側に向かってリヤ
ドア101の前後方向Xに沿ってL字状に屈曲形成さ
れ、インナパネル105の内側からリヤドア101のド
アロック110が取り付けられるドアロック取付部12
0と、ドアロック取付部120に合わせてL字状に屈曲
形成され、ドアロック取付部120とドアロック110
との間に介在されるドアロックブラケット130とを備
えている。
【0005】ドアロック取付部120は、リヤドア10
1の前後方向Xに沿ってインナパネル105から外側に
向かって延出した取付部側第一延出部121と、取付部
側第一延出部121の後端からリヤドア101の左右方
向Yに沿ってドアアウタ102の内側に向かって延出し
た取付部側第二延出部122とから構成されている。
【0006】また、取付部側第一延出部121から取付
部側第二延出部122にかけては、車体150にネジ1
51で取り付けられ、ドアロック110に設けられたラ
ッチ111に係合してリヤドア101を閉状態で車体1
50にロックさせるストライカ152を挿通させる取付
部側開口部123が形成されている。
【0007】一方、ドアロックブラケット130はドア
ロック取付部120の内側に取り付けられてドアインナ
103を構成しており、取付部側第一延出部121の内
側に沿ってスポット溶接され、ドアロック110の車内
側が当接されるブラケット側第一延出部131と、ブラ
ケット側第一延出部131の後端から取付部側第二延出
部122の内側に沿ってスポット溶接され、ドアロック
110の後端側が固定されるブラケット側第二延出部1
32とから構成されている。
【0008】また、ブラケット側第一延出部131から
ブラケット側第二延出部132にかけて取付部側開口部
123に対応する位置には、前記ストライカ152を挿
通させるブラケット側開口部133が形成されている。
【0009】また、ドアロック110の車内側面112
においてブラケット側開口部133の外周に対応する位
置にはブラケット側第一延出部131に当接してブラケ
ット側第一延出部131のブラケット側開口部133を
内側から塞ぐシール材(スポンジ)113が貼着されて
おり、リヤドア101の閉状態にドア101内部に入っ
た水が、ドアロック110の車内側面112とブラケッ
ト側第一延出部131の間を通って、取付部側開口部1
23から車内側に出てしまうのを防止している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなドアロック取付構造では、ドアロック取付部120
が外側に向かってL字状に屈曲されて形成されているこ
とにより、ドアロック取付部120を成形する際にはイ
ンナパネル105を外側に向かって深く絞り込むように
成形しなければならない。そのため、左右方向Yの大き
なドアでは成形性が良くない。
【0011】そこでドアロック取付部120の成形性を
上げるために、成形の際に両延出部121、122が交
わる角部124のRを大きくすると、それに合わせてド
アロックブラケット130の両延出部131、132が
交わる角部134のRも大きくなり、ドアロック110
が角部134のRに乗り上げるので、ドアロック110
をブラケット側第一延出部131に当接させながらブラ
ケット側第二延出部132を介して取付部側第二延出部
122に固定できない。
【0012】このため、ドアロック110をドアロック
取付部120の角部124のRに合わせて新たに成形し
たものにしたり、又は角部124を避けるためにシール
材113の左右方向Yの幅を大きく設定したりしなけれ
ばならず、他車種のドアにも使われている標準部品とし
てのこのドアロック110が使用できなくなってしま
う。
【0013】したがって、このようなドアロック取付構
造では成形性を向上させるとドアロック110の共用化
を図ることができないという問題があった。
【0014】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、成形性を向上させつつドアロックの共
用化を図ることができるドアロック取付構造を提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の請求項1記載のドアロック取付構造において
は、車両用ドアのインナパネルの一部が外側に向かって
L字状に屈曲形成され、前記インナパネルの内側から前
記車両用ドアのドアロックが取り付けられるドアロック
取付部と、このドアロック取付部に合わせてL字状に屈
曲形成され、このドアロック取付部と前記ドアロックと
の間に介在されるドアロックブラケットとを備え、前記
ドアロック取付部は、前記インナパネルから外側に向か
って延出した取付部側第一延出部と、この取付部側第一
延出部の一端からドアアウタ側に向かって延出した取付
部側第二延出部とから構成され、前記取付部側第一延出
部から前記取付部側第二延出部にかけて、車体に取り付
けられて前記車両用ドアを閉状態で前記車体にロックさ
せるロック部材を挿通させる取付部側開口部が形成され
ている一方、前記ドアロックブラケットは、前記取付部
側第一延出部の内側に取り付けられて前記ドアロックの
車内側が当接されるブラケット側第一延出部と、このブ
ラケット側第一延出部の一端から前記取付部側第二延出
部の内側に取り付けられて前記ドアロックの一端側が固
定されるブラケット側第二延出部とから構成され、前記
ブラケット側第一延出部から前記ブラケット側第二延出
部にかけて前記取付部側開口部に対応する位置に前記ロ
ック部材を挿通させるブラケット側開口部が形成され、
前記ブラケット側第一延出部が少なくとも前記ブラケッ
ト側開口部の近傍で前記取付部側第一延出部との間に空
間を形成するように形成されたものとしている。
【0016】かかる構成においては、ドアロックブラケ
ットのブラケット側第一延出部のドアロック当接位置が
さらにドアアウタ側に位置されるため、ドアロックをブ
ラケット側第一延出部に従来と同じ位置関係で当接させ
たままドアロック取付部の両延出部が交わる角部から避
けて取り付けることが可能となる。
【0017】また、請求項2記載のドアロック取付構造
においては、前記空間は、前記ブラケット側開口部側
が、前記ブラケット側第一延出部又は前記取付部側第一
延出部の少なくともいずれか一方がいずれか他方に延出
して塞がれているものとしている。
【0018】かかる構成においては、取付部側開口部か
らブラケット側開口部を介して取付部側第一延出部とブ
ラケット側第一延出部との間に形成された空間が目視さ
れなくなる。
【0019】また、請求項3記載のドアロック取付構造
においては、前記空間は、前記空間全体が、前記ブラケ
ット側第一延出部又は前記取付部側第一延出部の少なく
ともいずれか一方がいずれか他方に溶着されて塞がれて
いるものとしている。
【0020】かかる構成においてドアロックブラケット
は、ドアロックブラケットとドアロック取付部との間に
形成された前記空間が開口していない分、ドアロック取
付部に対する補強性を上げることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。
【0022】図1は、本発明の第1の実施の形態を示す
リヤドア1の正面図である。リヤドア1は、外側を構成
するドアアウタ102と内側を構成するドアインナ2と
が内部空間10を形成するように前後端部で接合して形
成されており、後端部のドアサッシュ11の下側近傍A
に本発明のドアロック取付構造が設けられている。
【0023】図2は図1のリヤドア1のA部においてド
アアウタ102を切り取った状態の要部斜視図であり、
図3はドアロック110を取り付けた状態における図2
のSA−SA断面図である。
【0024】このドアロック取付構造は、ドアインナ2
のインナパネル105の一部を外側に向かってリヤドア
1の前後方向Xに沿ってL字状に屈曲形成され、インナ
パネル105の内側からリヤドア1のドアロック110
が取り付けられるドアロック取付部120と、ドアロッ
ク取付部120に合わせてL字状に屈曲形成され、ドア
ロック取付部120とドアロック110との間に介在さ
れるドアロックブラケット3とを備えている。
【0025】ドアロック取付部120は、リヤドア1の
前後方向Xに沿ってインナパネル105から外側に向か
って延出した取付部側第一延出部121と、取付部側第
一延出部121の後端からリヤドア1の左右方向Yに沿
ってドアアウタ102側に向かって延出した取付部側第
二延出部122とから構成されている。
【0026】また、取付部側第一延出部121から取付
部側第二延出部122にかけては、車体150にネジ1
51で取り付けられ、ドアロック110に設けられたラ
ッチ111に係合してリヤドア1を閉状態で車体150
にロックさせるロック部材であるストライカ152を挿
通させる取付部側開口部123が形成されており、取付
部側第二延出部122には図2に示すようにドアロック
110を固定する皿穴125が複数形成されている。
【0027】一方、ドアロックブラケット3は、前記ド
アサッシュ11にサブアッセンブリされているとともに
ドアロック取付部120の内側に取り付けられてドアイ
ンナ2を構成している。
【0028】そして、ドアロックブラケット3は、取付
部側第一延出部121の内側にスポット溶接され、ドア
ロック110の車内側が当接されるブラケット側第一延
出部31と、ブラケット側第一延出部31の後端(一
端)から取付部側第二延出部122の内側にスポット溶
接され、ドアロック110の後端側(一端側)が固定さ
れるブラケット側第二延出部132とから構成されてい
る。
【0029】また、ブラケット側第一延出部31からブ
ラケット側第二延出部132にかけて取付部側開口部1
23に対応する位置には、前記ストライカ152を挿通
させるブラケット側開口部133が形成されており、ブ
ラケット側第二延出部132には図2に示すように取付
部側第二延出部122の皿穴125に対応する位置に皿
穴125が貫通する穴135が形成されている。
【0030】また、ブラケット側第一延出部31には、
図4(図2のB部の一部を切り欠いた拡大図)にも示す
ようにブラケット側開口部133の近傍である外周から
前後端に向かって取付部側第一延出部121との間に空
間Sを形成するように内側に屈曲された屈曲部32が形
成されている。
【0031】また、ドアロック110の後端側には取付
部側第二延出部122の皿穴125に対応する位置に皿
ネジ穴(図示せず)が形成されており、この皿ネジ穴に
取付部側第二延出部122の外側から皿ネジを前記皿穴
125を介して挿通させて締結することによりドアロッ
ク110がドアロックブラケット3を介してドアロック
取付部120に固定されるようになっている。
【0032】また、ドアロック110の車内側面112
には、ブラケット側第一延出部31の屈曲部32に対応
する位置(図4の一点鎖線で図示)に、ブラケット側第
一延出部31に当接してブラケット側第一延出部31の
ブラケット側開口部133を内側から塞ぐシール材(ス
ポンジ)113が貼着されており、リヤドア1の閉状態
にドア内部10に入った水が、ドアロック110の車内
側面112とブラケット側第一延出部31の間を通っ
て、取付部側開口部123から車内側に出てしまうのを
防止している。
【0033】かかる構成においては、図3に示すよう
に、ドアロック取付部120の取付部側第一延出部12
1とドアロックブラケット3のブラケット側第一延出部
31との間に空間Sを形成したことにより、ブラケット
側第一延出部31のドアロック110との当接位置がさ
らにドアアウタ102側に位置される。
【0034】このため、ドアロック110のシール材1
13をブラケット側第一延出部31に従来と同じ位置関
係で当接させたままに、ドアロック110をドアロック
取付部120の両延出部121、122が交わる角部1
24から避けて取り付けることが可能となる。
【0035】したがって、ドアロック取付部120の成
形性を向上させるためにドアロック取付部120の角部
124のRを大きくしてもドアロック110の形状を変
えずに取り付けられるので、他車種のドアにも使われて
いる標準部品としてのドアロック110を使用できる。
よって、本実施の形態のドアロック取付構造において
は、成形性を向上させつつドアロック110の共用化を
図ることができる。
【0036】さらに、別部材を設けることなく、従来の
ブラケット側第一延出部131を内側に屈曲させて本実
施の形態のブラケット側第一延出部31を形成すれば、
成形性を向上させつつドアロック110の共用化を図れ
るため、製造コストの低減化を図ることができる。
【0037】また、車両用ドアにおいて特にリヤドア1
のドアロック取付部120は、車両側面から見た上下寸
法が小さく、また左右方向Yの寸法(絞り深さ)がフロ
ントドアのドアロック取付部並なので成形性は通常良く
ない。そこで空間Sを形成したことにより、ドアロック
110の形状を変えることなく角部124のRを大きく
することが可能となったので、ドアロック取付部120
を成形しやすくすることができる。
【0038】また、空間Sのブラケット側開口部133
側には、ブラケット側開口部133の外周から取付部側
第一延出部121に向かって延出した屈曲部32を構成
する延出部35(図3及び図4参照)が形成されてお
り、この延出部35によって空間Sのブラケット側開口
部133側が塞がれている。
【0039】これにより、取付部側開口部123からブ
ラケット側開口部133を介して空間Sが目視されなく
なる。よって、リヤドア1を開けたときの見栄えを良く
することができる。
【0040】さらに、空間Sのブラケット側開口部13
3側は、ブラケット側第一延出部31を構成する延出部
35で塞いで構成したため、ブラケット側第一延出部3
1よりも大きく加工しにくい取付部側第一延出部121
をブラケット側第一延出部31に向かって延出するよう
に形成して空間Sのブラケット側開口部133側を塞ぐ
場合と比べ、空間Sのブラケット側開口部133側を塞
ぐための加工作業を容易に行うことができる。よって、
作業コストの低減化を図ることができる。
【0041】また、本実施の形態のドアロック取付構造
では、ブラケット側第一延出部31の延出部35を取付
部側第一延出部121に向かってL字状に屈曲形成した
が、この他に例えば第2の実施の形態として図5に示す
ようにしても良い。
【0042】すなわちこの実施の形態では、ドアロック
取付部120の取付部側第一延出部121と空間Saを
形成するドアロックブラケット200のブラケット側第
一延出部201において、取付部側第一延出部121に
向かって延出して空間Saのブラケット側開口部202
側を塞ぐ延出部203を直線状に形成しており、この場
合でも第1の実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0043】また、図6は、本発明の第3の実施の形態
を示すドアロック取付構造の要部横断面図であり、この
ドアロック取付構造は第1の実施の形態および第2の実
施の形態と同様にドアロック取付部120とドアロック
ブラケット300とを備えている。
【0044】そしてドアロックブラケット300におい
てドアロック取付部120の取付部側第一延出部121
に沿って設けられらたブラケット側第一延出部301に
は、ブラケット側開口部302側の外周から前及び上下
端へ向かう所定範囲(図6では前側のみ図示)に、取付
部側第一延出部121との間に空間Sbを形成するよう
に内側に向かって屈曲された屈曲部303が形成されて
いる。さらにこの屈曲部303の前後端部304、30
5は、取付部側第一延出部121にそれぞれスポット溶
接されて溶着されており、空間Sb全体が塞がれてい
る。
【0045】これにより、第1の実施の形態や第2の実
施の形態で示したドアロックの取付構造のように空間の
一方側が開口されている場合に比べ、ドアロックブラケ
ット300は、開口していない分、ドアロック取付部1
20に対する補強性を上げることができる。よって、ド
アロック取付構造全体の強度を上げることができる。
【0046】なお、これらの実施の形態では、空間S、
Sa、Sbのブラケット側開口部133、202、30
2側、あるいは空間Sb全体を塞ぐために、ブラケット
側第一延出部31、201、301から取付部側第一延
出部121に向かって延出していたが、取付部側第一延
出部121からブラケット側第一延出部31、201、
301に向かって延出したり、両部材121、31、2
01、301を延出したりして空間S、Sa、Sbのブ
ラケット側開口部133、202、302側、あるいは
空間Sb全体を塞いでも良い。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1記
載のドアロック取付構造においては、ドアロックブラケ
ットのドアロック当接位置がさらにドアアウタ側に位置
されるため、ドアロックをドアロック取付部の角部から
避けて取り付けることが可能となる。したがって、ドア
ロック取付部の成形性を向上させるために角部のRを大
きくしてもドアロックの形状を変えずに取り付けられる
ので他車種のドアにも使われている標準部品としてのド
アロックを使用できる。よって、成形性を向上させつつ
ドアロックの共用化を図ることができる。
【0048】また、本発明の請求項2記載のドアロック
取付構造においては、取付部側開口部からブラケット側
開口部を介して取付部側第一延出部とブラケット側第一
延出部との間に形成された空間が目視されなくなる。よ
って、ドアを開けたときの見栄えを良くすることができ
る。
【0049】また、本発明の請求項3記載のドアロック
取付構造においては、ドアロックブラケットはドアロッ
ク取付部との間に形成された前記空間が開口していない
分、ドアロック取付部に対する補強性を上げることがで
きる。よって、ドアロック取付構造全体の強度を上げる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すリヤドアの正
面図である。
【図2】図1のA部においてドアアウタを切り取った状
態の要部を示す斜視図である。
【図3】ドアロックを取り付けた状態における図2のS
A−SA断面図である。
【図4】図2のB部の一部を切り欠いた拡大図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示すドアロック取
付構造の要部断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示すドアロック取
付構造の要部断面図である。
【図7】従来のドアロック取付構造を示す要部断面図で
ある。
【符号の説明】
1 リヤドア 3 ドアロックブラケット 31 ブラケット側第一延出部 102 ドアアウタ 105 インナパネル 110 ドアロック 120 ドアロック取付部 121 取付部側第一延出部 122 取付部側第二延出部 123 取付部側開口部 132 ブラケット側第二延出部 133 ブラケット側開口部 150 車体 152 ストライカ 200 ドアロックブラケット 201 ブラケット側第一延出部 202 ブラケット側開口部 300 ドアロックブラケット 301 ブラケット側第一延出部 302 ブラケット側開口部 S 空間 Sa 空間 Sb 空間
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月22日(2002.4.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用ドアのインナパネルの一部が外側
    に向かってL字状に屈曲形成され、前記インナパネルの
    内側から前記車両用ドアのドアロックが取り付けられる
    ドアロック取付部と、 このドアロック取付部に合わせてL字状に屈曲形成さ
    れ、このドアロック取付部と前記ドアロックとの間に介
    在されるドアロックブラケットとを備え、 前記ドアロック取付部は、前記インナパネルから外側に
    向かって延出した取付部側第一延出部と、この取付部側
    第一延出部の一端からドアアウタ側に向かって延出した
    取付部側第二延出部とから構成され、前記取付部側第一
    延出部から前記取付部側第二延出部にかけて、車体に取
    り付けられて前記車両用ドアを閉状態で前記車体にロッ
    クさせるロック部材を挿通させる取付部側開口部が形成
    されている一方、 前記ドアロックブラケットは、前記取付部側第一延出部
    の内側に取り付けられて前記ドアロックの車内側が当接
    されるブラケット側第一延出部と、このブラケット側第
    一延出部の一端から前記取付部側第二延出部の内側に取
    り付けられて前記ドアロックの一端側が固定されるブラ
    ケット側第二延出部とから構成され、前記ブラケット側
    第一延出部から前記ブラケット側第二延出部にかけて前
    記取付部側開口部に対応する位置に前記ロック部材を挿
    通させるブラケット側開口部が形成され、前記ブラケッ
    ト側第一延出部が少なくとも前記ブラケット側開口部の
    近傍で前記取付部側第一延出部との間に空間を形成する
    ように形成されたことを特徴とするドアロック取付構
    造。
  2. 【請求項2】 前記空間は、前記ブラケット側開口部側
    が、前記ブラケット側第一延出部又は前記取付部側第一
    延出部の少なくともいずれか一方がいずれか他方に延出
    して塞がれていることを特徴とする請求項1記載のドア
    ロック取付構造。
  3. 【請求項3】 前記空間は、前記空間全体が、前記ブラ
    ケット側第一延出部又は前記取付部側第一延出部の少な
    くともいずれか一方がいずれか他方に溶着されて塞がれ
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載のドアロッ
    ク取付構造。
JP2002119236A 2002-04-22 2002-04-22 ドアロック取付構造 Expired - Fee Related JP4092460B2 (ja)

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