JP2015189316A - 車両の後部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】各合わせ部が一直線状に連続して設けられる場合であっても、間隙の変化をコントロールして、外観品質を向上させることができる車両の後部構造を提供することを目的とする。【解決手段】スポイラー6とサイドアウタパネル10との間、バックウインドウ5とサイドアウタパネル10との間、バックウインドウ5とリフトゲート本体4との間の順に合わせ部12、13、14が略一直線状に設けられており、スポイラー6とサイドアウタパネル10との間には、所定幅d1の間隙が設けられ、バックウインドウ5とリフトゲート本体4との間では、リップ部8aにより間隙が塞がれ、バックウインドウ5とサイドアウタパネル10との間では、リップ部8aがサイドアウタパネル10に向かって延びると共に、サイドアウタパネル10との間に間隙を形成する切欠き部8bを有する。【選択図】図3

Description

この発明は、車両後部に開閉可能に設けられるバックドアに、バックウインドウと、該バックウインドウ上端部を覆うスポイラーとが設けられた車両の後部構造に関する。
従来、車両後部に開閉可能に設けられるバックドアの傾斜が大きい場合、モール部材をバックウインドウの下部に配設することで、バックウインドウの下部とバックドア本体との間の間隙を塞いで水が溜まるのを防止することが行われている。このモール部材としては、例えば、下記特許文献1に開示されているように、バックウインドウの外方に延びるリップ部(突条部)を有するものが知られている。
特開平8−142666号公報
しかしながら、モール部材がリップ部を有している場合、リップ部とサイドアウタパネル等の車体側方部材とが接していると、バックドアの開閉を繰り返すことによって車体の塗装が剥げて錆びが生じるという問題があった。このため、従来においては、図8に示すように、バックウインドウ105の下部と車幅方向側部とで一様にモール部材108を設けることができなかった。また、バックウインドウ105の車幅方向側部には、間隙に水が溜まることはないため、これまではモール部材108を設定していなかった。
このように、バックウインドウ105の下部のみにモール部材108を設定すると、モール部材108によってバックウインドウ105の下部とバックドア102の本体104(以下、バックドア本体104という)との間の間隙を埋めることが可能である代わりに、バックウインドウ105とサイドアウタパネル110(車体側方部材)との合わせ部の間隙が大きく設けられることになる。
このため、外観品質を考慮して、モール部材108を設定した箇所とモール部材108を設定していない箇所との境界部P1から、バックウインドウ105とサイドアウタパネル110との合わせ部において間隙が最少幅になる部位P2まで間隙の幅を徐々に変化させるには、所定の距離が必要となる。
従来においては、バックドア本体104の車幅方向側部の上端部104aが、図8に示すようにバックウインドウ105の車幅方向側部の下部に配設されることで、部品の分割ラインが曲線状の複雑な形状をなしている。このため、前記間隙は目立ちにくかった。
しかしながら、バックドア本体104の車幅方向側部の上端部104aが、例えば、図9に示すように、バックウインドウ105の車幅方向側部の下部よりも上方に配設されると、特に、バックウインドウ105の上端にスポイラー106が設けられる場合には、スポイラー106とサイドアウタパネル110との間、バックウインドウ105とサイドアウタパネル110との間、バックウインドウ105とバックドア本体104との間の合わせ部112、113、114が略一直線状に連続して設けられるため、間隙の変化が目立ち易くなってしまう。
この発明は、各合わせ部が一直線状に連続して設けられる場合であっても、間隙の変化をコントロールして、外観品質を向上させることができる車両の後部構造を提供することを目的とする。
この発明の車両の後部構造は、車両後部に開閉可能に設けられるバックドアに、バックウインドウと、該バックウインドウ上端部を覆うスポイラーとが設けられた車両の後部構造であって、前記バックウインドウの外周には、該バックウインドウの外方に延びるリップ部を有するモール部材が、前記バックウインドウの下部から車幅方向両側部上端まで延設され、前記バックドアの車幅方向側部では、上方から、前記スポイラーと車体側方部材との間、前記バックウインドウと前記車体側方部材との間、前記バックウインドウとバックドア本体との間の順に合わせ部が略一直線状に設けられており、前記スポイラーと前記車体側方部材との間には、所定幅の間隙が設けられ、前記バックウインドウと前記バックドア本体との間では、前記リップ部により間隙が塞がれ、前記バックウインドウと前記車体側方部材との間では、前記リップ部が前記車体側方部材に向かって延びると共に、該車体側方部材との間に間隙を形成する切欠き部を有するものである。
この構成によれば、スポイラーと車体側方部材との間、バックウインドウと車体側方部材との間、バックウインドウとバックドア本体との間の3つの合わせ部が一直線状に連続して設けられる場合であっても、各合わせ部の間隙の変化をリップ部の切欠き部でコントロールすることにより、外観品質を向上させることができる。
この発明の一実施態様においては、前記スポイラーと前記車体側方部材との合わせ部において、前記スポイラーの端部が、前記車体側方部材の意匠面よりも奥方向まで延設され、前記モール部材のリップ部は、前記バックウインドウの裏面側から前記車体側方部材に向かって延びるように設けられており、リップ部の先端は、前記切欠き部において、前記バックウインドウの裏面と同等または該裏面よりも奥方向の位置に配置されているものである。
この構成によれば、スポイラーと車体側方部材との間の合わせ部、及びバックウインドウと車体側方部材との間の合わせ部を奥方向に設定することによって、各合わせ部の間隙を車外から見えにくくすることができる。このため、外観品質のさらなる向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、前記切欠き部と前記車体側方部材との間の間隙が、前記スポイラーと前記車体側方部材との間の間隙と略同一幅に設定されているものである。
この構成によれば、異なる部品(切欠き部とスポイラー)で形成される間隙の幅が一定になるため、外観品質のさらなる向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、前記切欠き部の端部は、前記スポイラーの車幅方向側方下端部の延長線上に位置するものである。
この構成によれば、スポイラーとモール部材とにより、対応する合わせ部の間隙を、リフトゲートの幅方向及び奥行方向で一定幅にすることができる。これにより、外観品質のさらなる向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、前記車体側方部材と前記バックドア本体との間の間隙と、前記切欠き部と前記車体側方部材との間の間隙とが、略同一幅に設定されているものである。
この構成によれば、異なる部品(リフトゲート本体と切欠き部)で形成される間隙の幅が一定になるため、外観品質のさらなる向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、前記切欠き部の下端部は、前記バックウインドウに向かって延びる前記バックドア本体の側部上端部と平行に切り欠かれているものである。
この構成によれば、切欠き部とバックドア本体の側部との境界部における見栄えを向上させることができる。これにより、外観品質のさらなる向上を図ることができる。
この発明によれば、スポイラーと車体側方部材との間、バックウインドウと車体側方部材との間、バックウインドウとバックドア本体との間の3つの合わせ部が一直線状に連続して設けられる場合であっても、各合わせ部の間隙の変化をリップ部の切欠き部でコントロールすることにより、外観品質を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る車両の後部を示す斜視図。 図1の要部拡大図。 図2のx部拡大図。 図1の要部を示す側面図。 図4のA−A線矢視断面相当の図。 図4のB−B線矢視断面相当の図。 図4のC−C線矢視断面相当の図。 従来の車両の後部を示す斜視図。 バックドア本体の車幅方向側部の上端部がバックウインドウの車幅方向側部の上部まで配設された場合を示す斜視図。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両の後部を示す斜視図であり、図1に示す車両Vは、ハッチバック型の車両であり、その後部には、リアコンビランプ1が左右一対設けられると共に、上方に開放する上開き構造のリフトゲート2が図示しないヒンジを介して車体に開閉可能に支持されている。そして、車両Vの後部下端には、合成樹脂製のリアバンパーフェイス3が配設されている。
リアコンビランプ1は、予め定められた所定の色の光を車両後方(外方)に配光することでストップランプやターンシグナル用のランプとして機能するものである。本実施形態では、このリアコンビランプ1が車体側とリフトゲート2側とで二分割されており、車体側の外側ランプ部1Aと、リフトゲート2側の内側ランプ部1Bとで構成されている。
図2は、図1の要部拡大図であり、図3は、図2のx部拡大図、図4は、図1の要部を示す側面図である。また、図5〜図7は、それぞれ、図4のA−A線矢視断面相当の図、B−B線矢視断面相当の図、C−C線矢視断面相当の図である。リフトゲート2は、上下方向に対して車両前方かつ上方に大きく傾斜しており、図1〜図7に示すように、リフトゲート本体4と、バックウインドウ5と、スポイラー6と、リアコンビランプ1の内側ランプ部1Bとを備えている。
リフトゲート本体4は、図5〜図6に示すように、車外側のアウタパネル4aと車内側のインナパネル4bとで構成され、縁部に形成したフランジ部4c、4dで両者が接合されることにより閉断面構造をなしている。また、本実施形態では、リフトゲート本体4の車幅方向側部の上端部4eが、バックウインドウ5の車幅方向側部の下部よりも上方に配設されており、これによって、リフトゲート本体4の車幅方向側部が、スポイラー6の下端部に向かって延設されるようなデザインとなっている。
バックウインドウ5は、図5、図6に示すように、その下部周縁に塗布されたウレタン製の接着剤7により、リフトゲート本体4に接着固定されている。また、バックウインドウ5の外周には、図2〜図6に示すようなラバー製のモール部材8が取付けられている。このモール部材8は、バックウインドウ5の下部から車幅方向両側部上端まで延設されることによって、車両後方視で略U字状をなしており、その上端部は、図2〜図4に示すように、スポイラー6の下端部近傍に位置している。
また、モール部材8は、図5、図6に示すように、バックウインドウ5の裏面側(車内側)に取付けられており、バックウインドウ5への取付け部と反対側の縁部には、バックウインドウ5の外方に延びるリップ部8aを有している。
リップ部8aは、バックウインドウ5への取付け部よりも薄肉に形成されており、バックウインドウ5の下部では、このリップ部8aが、図5に示すように弾性変形しながらリフトゲート本体4に面接触することで、バックウインドウ5の下部とリフトゲート本体4との間の間隙を塞いで水が溜まるのを防止している。
また、リップ部8aは、図2、図3に示すように、リフトゲート本体4の車幅方向側部の上端部4eよりも上方に、幅寸法が他の部位よりも短く設定された切欠き部8bを有している。この切欠き部8bでは、リップ部8aの先端が、図5、図6に示すようにバックウインドウ5の裏面と同等の位置に配置されている。
スポイラー6は、車両Vの後部上方の空力性能を確保するためのものであり、バックウインドウ5の上端部を覆うように配設されている。そして、このスポイラー6の車幅方向中央部には、リアコンビランプ1のストップランプと同時に点灯するハイマウントストップランプ9が取付けられている。
また、スポイラー6の車幅方向側部では、図2、図3、図7に示すように、車両Vの後部側壁を構成する車体側方部材としてのサイドアウタパネル10とスポイラー6との間に所定幅d1(図3、図7参照)の間隙が形成されている。そして、スポイラー6の車幅方向側端部6aは、図7に示すように、サイドアウタパネル10の意匠面10aよりも奥方向(ここでは下方)まで延設されている。
サイドアウタパネル10の車内側には、図5〜図7に示すように、リフトゲート2の車幅方向側部に沿って上下方向に延びるリアピラー11が配設されている。このリアピラー11は、車外側のリアピラーアウタパネル11aと車内側のリアピラーインナパネル11bとで構成され、縁部に形成したフランジ部11c、11dで両者が接合されることにより車体の骨格部材をなしている。上述したサイドアウタパネル10は、リアピラー11を構成するリアピラーアウタパネル11aに接合されている。
ところで、本実施形態では、リフトゲート2の車幅方向側部において、上方から、スポイラー6とサイドアウタパネル10との間、バックウインドウ5とサイドアウタパネル10との間、バックウインドウ5とリフトゲート本体4との間の順に各合わせ部12、13、14(図3参照)が略一直線状に設けられている。
そして、バックウインドウ5とサイドアウタパネル10との間では、切欠き部8bによって、モール部材8のリップ部8aとサイドアウタパネル10との間に所定幅d2(図3、図7参照)の間隙が形成されており、この間隙の幅d2は、スポイラー6とサイドアウタパネル10との間の間隙と略同一幅(d1=d2)に設定されている。
また、サイドアウタパネル10とリフトゲート本体4との間には、所定幅d3(図3参照)の間隙が形成されており、この間隙の幅d3は、モール部材8のリップ部8aとサイドアウタパネル10との間の間隙と略同一幅(d2=d3)に設定されている。なお、本発明で言うところの間隙が同一幅とは、各間隙の設計寸法が同一幅であることを意味する。
また、モール部材8の切欠き部8bでは、図4に示すように、リフトゲート2の奥行方向の端部8cが、スポイラー6の車幅方向側端部6aと前記奥行方向において同じ位置に配置されており、換言すれば、切欠き部8bの端部8cが、スポイラー6の車幅方向側端部6aの延長線上に位置している。
そして、モール部材8の切欠き部8bの下端部8dは、図2、図3に示すように、バックウインドウ5に向かって延びるリフトゲート本体4の車幅方向側部の上端部4eと平行に切り欠かれている。
以上に示したように、本実施形態の車両Vの後部構造は、車両Vの後部に開閉可能に設けられるリフトゲート2に、バックウインドウ5と、該バックウインドウ5の上端部を覆うスポイラー6とが設けられた車両Vの後部構造であって、バックウインドウ5の外周には、該バックウインドウ5の外方に延びるリップ部8aを有するモール部材8が、バックウインドウ5の下部から車幅方向両側部上端まで延設され、リフトゲート2の車幅方向側部では、上方から、スポイラー6とサイドアウタパネル10との間、バックウインドウ5とサイドアウタパネル10との間、バックウインドウ5とリフトゲート本体4との間の順に合わせ部12、13、14が略一直線状に設けられており、スポイラー6とサイドアウタパネル10との間には、所定幅d1の間隙が設けられ、バックウインドウ5とリフトゲート本体4との間では、リップ部8aにより間隙が塞がれ、バックウインドウ5とサイドアウタパネル10との間では、リップ部8aがサイドアウタパネル10に向かって延びると共に、サイドアウタパネル10との間に間隙を形成する切欠き部8bを有する。
上述した車両Vの後部構造によれば、スポイラー6とサイドアウタパネル10との間、バックウインドウ5とサイドアウタパネル10との間、バックウインドウ5とリフトゲート本体4との間の3つの合わせ部12、13、14が一直線状に連続して設けられる場合であっても、各合わせ部12、13、14の間隙の変化をリップ部8aの切欠き部8bでコントロールすることにより、外観品質を向上させることができる。
また、本実施形態の車両Vの後部構造では、スポイラー6とサイドアウタパネル10との合わせ部12において、スポイラー6の車幅方向側端部6aが、サイドアウタパネル10の意匠面10aよりも奥方向まで延設され、モール部材8のリップ部8aは、バックウインドウ5の裏面側からサイドアウタパネル10に向かって延びるように設けられており、リップ部8aの先端は、切欠き部8bにおいて、バックウインドウ5の裏面と同等の位置に配置されている。
上述した車両Vの後部構造によれば、スポイラー6とサイドアウタパネル10との間の合わせ部12、及びバックウインドウ5とサイドアウタパネル10との間の合わせ部13を奥方向に設定することによって、各合わせ部12、13の間隙を車外から見えにくくすることができる。このため、外観品質のさらなる向上を図ることができる。
また、本実施形態の車両Vの後部構造では、切欠き部8bとサイドアウタパネル10との間の間隙が、スポイラー6とサイドアウタパネル10との間の間隙と略同一幅(d1=d2)に設定されている。
上述した車両Vの後部構造によれば、異なる部品(切欠き部8bとスポイラー6)で形成される間隙の幅が一定になるため、外観品質のさらなる向上を図ることができる。
また、本実施形態の車両Vの後部構造では、切欠き部8bの端部8cは、スポイラー6の車幅方向側端部6aの延長線上に位置している。
上述した車両Vの後部構造によれば、スポイラー6とモール部材8とにより、対応する合わせ部12、13の間隙を、リフトゲート2の幅方向及び奥行方向で一定幅にすることができる。これにより、外観品質のさらなる向上を図ることができる。
また、本実施形態の車両Vの後部構造では、サイドアウタパネル10とリフトゲート本体4との間の間隙と、切欠き部8bとサイドアウタパネル10との間の間隙とが、略同一幅(d2=d3)に設定されている。
上述した車両Vの後部構造によれば、異なる部品(リフトゲート本体4と切欠き部8b)で形成される間隙の幅が一定になるため、外観品質のさらなる向上を図ることができる。
また、本実施形態の車両Vの後部構造では、切欠き部8bの下端部8dは、バックウインドウ5に向かって延びるリフトゲート本体4の車幅方向側部の上端部4eと平行に切り欠かれている。
上述した車両Vの後部構造によれば、切欠き部8bとリフトゲート本体4の車幅方向側部との境界部における見栄えを向上させることができる。これにより、外観品質のさらなる向上を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、切欠き部8bにおいてリップ部8aの先端をバックウインドウ5の裏面と同等の位置に配置しているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、バックウインドウ5の裏面よりも奥方向の位置に配置してもよい。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明のバックドアは、リフトゲート2に対応し、
以下同様に、
車体側方部材は、サイドアウタパネル10に対応し、
バックドア本体は、リフトゲート本体4に対応し、
スポイラーの端部は、車幅方向側端部6aに対応し、
切欠き部の端部は、端部8cに対応し、
バックドア本体の側部上端部は、上端部4eに対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、バックドアとしては、リフトゲート2に限らず、セダンタイプの車両に採用されるトランクリッドでもよい。
2…リフトゲート
4…リフトゲート本体
4e…上端部
5…バックウインドウ
6…スポイラー
6a…車幅方向側端部
8…モール部材
8a…リップ部
8b…切欠き部
8c…端部
8d…下端部
10…サイドアウタパネル
10a…意匠面
12、13、14…合わせ部

Claims (6)

  1. 車両後部に開閉可能に設けられるバックドアに、バックウインドウと、該バックウインドウ上端部を覆うスポイラーとが設けられた車両の後部構造であって、
    前記バックウインドウの外周には、該バックウインドウの外方に延びるリップ部を有するモール部材が、前記バックウインドウの下部から車幅方向両側部上端まで延設され、
    前記バックドアの車幅方向側部では、上方から、前記スポイラーと車体側方部材との間、前記バックウインドウと前記車体側方部材との間、前記バックウインドウとバックドア本体との間の順に合わせ部が略一直線状に設けられており、
    前記スポイラーと前記車体側方部材との間には、所定幅の間隙が設けられ、
    前記バックウインドウと前記バックドア本体との間では、前記リップ部により間隙が塞がれ、
    前記バックウインドウと前記車体側方部材との間では、前記リップ部が前記車体側方部材に向かって延びると共に、
    該車体側方部材との間に間隙を形成する切欠き部を有する
    車両の後部構造。
  2. 前記スポイラーと前記車体側方部材との合わせ部において、
    前記スポイラーの端部が、前記車体側方部材の意匠面よりも奥方向まで延設され、
    前記モール部材のリップ部は、前記バックウインドウの裏面側から前記車体側方部材に向かって延びるように設けられており、
    リップ部の先端は、前記切欠き部において、前記バックウインドウの裏面と同等または該裏面よりも奥方向の位置に配置されている
    請求項1記載の車両の後部構造。
  3. 前記切欠き部と前記車体側方部材との間の間隙が、前記スポイラーと前記車体側方部材との間の間隙と略同一幅に設定されている
    請求項1または2記載の車両の後部構造。
  4. 前記切欠き部の端部は、前記スポイラーの車幅方向側方下端部の延長線上に位置する
    請求項3記載の車両の後部構造。
  5. 前記車体側方部材と前記バックドア本体との間の間隙と、前記切欠き部と前記車体側方部材との間の間隙とが、略同一幅に設定されている
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両の後部構造。
  6. 前記切欠き部の下端部は、前記バックウインドウに向かって延びる前記バックドア本体の側部上端部と平行に切り欠かれている
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両の後部構造。
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