JP6146359B2 - 車両のモール部材配設構造 - Google Patents

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Description

この発明は、車体に配設されるモール部材が、車両側面に沿うように延びて、車両外方に配光する灯体を外方から部分的に覆うように延設された車両のモール部材配設構造に関する。
従来、下記特許文献1に開示されているように、車両後部のバックドア等の車体にモール部材(加飾モール)を設けることが行われている。このモール部材は、左右のリアコンビランプ等の灯体の間や、灯体の上方、または、下方に設けられることが多い。
ここで、モール部材を車両側面方向に延ばして、灯体の車両外部を覆うように設けることで、灯体にモール部材が突き刺さるような斬新なデザインを実現しようとした場合において、灯体の意匠面部を尖るように設けようとすると、部品の分割ラインはモール部材まで延びるが、灯体の意匠面部は、先端部に向かうに従って徐々に細くなるように設けられる際に、成型限界により一定値以下の幅で設けることができないという制約が生じてしまう。
このため、灯体と車体部材とモール部材との間に三角形状の間隙領域が形成され、灯体の意匠面部の尖頭部が周辺から浮いて見える等、外観上好ましくない事態を招いてしまう。
そこで、モール部材を部分的に突出させて前記間隙領域を埋めることが考えられるが、この場合、真直ぐ延びるモール部材にいびつな形状が加わるため、外観上好ましくない。また、前記間隙領域を他の部材で埋める場合も、別部品を用いるため、コストの増大する上に、車体の色によっても外観の良し悪しが異なってしまう。
特開2012−188063号公報
この発明は、三角形状の間隙領域を小さく見えるようにして、外観品質の向上を図り、かつ水平基調のデザインを実現することができる車両のモール部材配設構造を提供することを目的とする。
この発明による車両のモール部材配設構造は、車体に配設されるモール部材が、車両側面に沿うように延びて、車両外方に配光する灯体を外方から部分的に覆うように延設された車両のモール部材配設構造であって、前記灯体は、車体部材と前記モール部材とで挟まれると共に、車両側面方向の端部が尖頭部で構成される意匠面部を有しており、前記尖頭部と、前記車体部材と、前記モール部材との間には、略三角形状の間隙領域が形成され、前記灯体は、前記モール部材よりも車両内方において前記間隙領域を隠蔽する奥面部が、前記意匠面部と一体に形成され、前記灯体は、前記モール部材の背部で該背部に沿って延びるモール背部対応面部を有しており、前記奥面部は、前記モール背部対応面部よりも車両外方に段上げ形成されているものである。
この構成によれば、意匠面部と一体に形成される奥面部によって三角形状の間隙領域を小さく見えるようにすることができ、これによって、外観品質の向上を図ることができる。そして、この場合、モール部材を部分的に突出させる等の対応が不要となるため、水平基調のデザインを実現できるという効果を奏することもできる。
しかも、前記灯体は、前記モール部材の背部で該背部に沿って延びるモール背部対応面部を有しており、前記奥面部は、前記モール背部対応面部よりも車両外方に段上げ形成されているものであるから、灯体における奥面部と意匠面部との段差(間隙の奥行)を小さくして、外観品質を向上させることができる。
この発明による車両のモール部材配設構造は、また、車体に配設されるモール部材が、車両側面に沿うように延びて、車両外方に配光する灯体を外方から部分的に覆うように延設された車両のモール部材配設構造であって、前記灯体は、車体部材と前記モール部材とで挟まれると共に、車両側面方向の端部が尖頭部で構成される意匠面部を有しており、前記尖頭部と、前記車体部材と、前記モール部材との間には、略三角形状の間隙領域が形成され、前記灯体は、前記モール部材よりも車両内方において前記間隙領域を隠蔽する奥面部が、前記意匠面部と一体に形成され、前記モール部材は、前記奥面部の車両外方において、車両外方に凹設しているものである。
この構成によれば、意匠面部と一体に形成される奥面部によって三角形状の間隙領域を小さく見えるようにすることができ、これによって、外観品質の向上を図ることができる。そして、この場合、モール部材を部分的に突出させる等の対応が不要となるため、水平基調のデザインを実現できるという効果を奏することもできる。
しかも、前記モール部材は、前記奥面部の車両外方において、車両外方に凹設しているものであり、このように、モール部材を車両外方に凹設した分、奥面部を車両外方の位置に設定することができる。これにより、灯体における奥面部と意匠面部との段差(間隙の奥行)を小さくして、外観品質を向上させることができる。
この発明による車両のモール部材配設構造は、さらに、車体に配設されるモール部材が、車両側面に沿うように延びて、車両外方に配光する灯体を外方から部分的に覆うように延設された車両のモール部材配設構造であって、前記灯体は、車体部材と前記モール部材とで挟まれると共に、車両側面方向の端部が尖頭部で構成される意匠面部を有しており、前記尖頭部と、前記車体部材と、前記モール部材との間には、略三角形状の間隙領域が形成され、前記灯体は、前記モール部材よりも車両内方において前記間隙領域を隠蔽する奥面部が、前記意匠面部と一体に形成され、前記車体部材は、前記奥面部の車両内方において、車両内方に凹設しているものである。
この構成によれば、意匠面部と一体に形成される奥面部によって三角形状の間隙領域を小さく見えるようにすることができ、これによって、外観品質の向上を図ることができる。そして、この場合、モール部材を部分的に突出させる等の対応が不要となるため、水平基調のデザインを実現できるという効果を奏することもできる。
しかも、前記車体部材は、前記奥面部の車両内方において、車両内方に凹設しているものであるから、リフトゲートの厚みが増大することを抑制することができる。
この発明の一実施態様においては、前記奥面部と前記意匠面部とは、同色の着色が施されているものである。
この構成によれば、間隙領域が小さく見える効果を視覚的に強調することができ、これによって、外観品質をより向上させることができる。
この発明の一実施態様においては、前記尖頭部は、前記灯体の上部に形成されているものである。
この構成によれば、外観品質向上の効果がより顕著になる。詳しくは、車両を外部から見る時の視線は、上方から下方に向けられるのが一般的であり、尖頭部が上部に位置している場合には、間隙領域がより目立つことになる。従って、尖頭部(間隙領域)が灯体の上部に形成された場合には、外観品質向上の効果がより顕著になる。
この発明の一実施態様においては、前記モール部材は、その先端が車幅方向外方を向くように延設され、前記意匠面部は、車幅方向内方側端部が前記尖頭部で構成されているものである。
この構成によれば、例えば、左右両端部に一対の灯体が配設されるような構成である場合、1つのモール部材で灯体同士を連結するようなデザインを実現できる。これにより、間隙領域の見栄え向上による外観品質の向上、および、水平基調のデザイン実現という効果に加え、一対の灯体とモール部材との間に一体感のある斬新なデザインを提供することができる。
この発明によれば、三角形状の間隙領域を小さく見えるようにして、外観品質の向上を図り、かつ水平基調のデザインを実現することができる車両のモール部材配設構造を提供することができる。
本発明の実施形態に係るモール部材配設構造を備えた車両後部を示す斜視図。 車両後部の要部を示す正面図。 同平面図。 同斜視図。 図3のA−A線矢視断面図。 図3のB−B線矢視断面図。 図3のC−C線矢視断面図。 図3のD−D線矢視断面図。 図3のE−E線矢視断面図。 リアコンビランプの内側ランプ部を示す斜視図。 加飾モールの要部を示す斜視図。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
図1は、本発明の実施形態に係るモール部材配設構造を備えた車両後部を示す斜視図であり、図1に示す車両Vは、ハッチバック型の車両であり、その後部には、リアコンビランプ1が左右一対設けられると共に、上方に開放する上開き構造のリフトゲート2が図示しないヒンジにより開閉可能とされている。そして、車両Vの後部下端には、合成樹脂製のリアバンパフェイス3が配設されている。
リアコンビランプ1は、予め定められた所定の色の光を車両後方(外方)に配光することでストップランプやターンシグナル用のランプとして機能するものである。本実施形態では、このリアコンビランプ1が車体側とリフトゲート2側とで二分割されており、車体側の外側ランプ部1Aと、リフトゲート2側の内側ランプ部1Bとで構成されている。
図2は、車両後部の要部を示す正面図であり、図3、図4は、それぞれ同平面図、同斜視図である。また、図5〜図9は、それぞれ、図3のA−A線矢視断面図、B−B線矢視断面図、C−C線矢視断面図、D−D線矢視断面図、E−E線矢視断面図である。リフトゲート2は、図1〜図9に示すように、リフトゲート本体4と、バックウインドウ5とを備えると共に、リアコンビランプ1の内側ランプ部1Bと、加飾モール6とを備えている。
加飾モール6は、図1、図2に示すように、リフトゲート2の後面(車両側面)に沿うように車幅方向に延びると共に、その先端が車幅方向外方を向くように設けられ、左右一対のリアコンビランプ1(内側ランプ部1B)同士を連結するように配設されている。そして、加飾モール6の車幅方向両端部は、図1〜図8に示すように、内側ランプ部1Bの車幅方向内方側でその車両後部(外部)を部分的に覆うように設けられており、これによって、リアコンビランプ1(内側ランプ部1B)に加飾モール6が突き刺さるようなデザインを実現している。
図10は、内側ランプ部1Bを示す斜視図である。リアコンビランプ1の内側ランプ部1Bは、図1〜図10に示すように、光源部材としてのバルブ11(図5参照)と、バルブ11から照射される光を反射するリフレクタ12と、外観上の観点から内側ランプ部1Bの内部を遮蔽するエクステンション13と、これらバルブ11、リフレクタ12、エクステンション13を収容するハウジング14と、ハウジング14の後部開口を閉じるように配設されたアウタレンズ15とを備えている。
ハウジング14は、図3、図7に示すように、ボルト20、ナット21によりリフトゲート本体4に締結固定されており、これによって、内側ランプ部1Bはリフトゲート2に取付けられている。
アウタレンズ15は、合成樹脂製の半透明の部材であり、内側ランプ部1Bにストップランプとしての機能を持たせるべく、全体的に赤色の着色が施されている。
また、アウタレンズ15では、図2〜図10に示すように、リフトゲート本体4と加飾モール6とで挟まれて外表面を構成する意匠面部15aと、該意匠面部15aよりも車両前方に段下げ形成されたモール背部対応面部15bと、該モール背部対応面部15bよりも車両後方に段上げ形成された奥面部15cとが一体に形成されている。
意匠面部15aの車幅方向内方側端部では、加飾モール6の上下に、先端部に向かうに従って徐々に細くなる形状を有する尖頭部15dが形成されており、加飾モール6の上側では、尖頭部15dと、リフトゲート本体4と、加飾モール6との間に、略三角形状の間隙領域Atrが形成されている。
モール背部対応面部15bは、加飾モール6の背部で該背部に沿って延びており、加飾モール6の車幅方向両端部は、図3〜図7に示すように、それぞれモール背部対応面部15bを底面とする凹部空間に嵌め込まれる。
奥面部15cは、図3、図4、図7、図8、図10に示すように、モール背部対応面部15bの車幅方向内側端部の上部に形成されており、上側の尖頭部15dの下部から車幅方向内側にかけて車幅方向に延設されている。このため、モール背部対応面部15bを底面とする上記凹部空間に加飾モール6の車幅方向両端部が嵌め込まれたときには、奥面部15cが間隙領域Atrと対応する位置に配置されるようになっている。
そして、本実施形態では、奥面部15cが上述したようにモール背部対応面部15bよりも車両後方に段上げ形成されていることで、これが車両前後方向においてモール背部対応面部15bよりも尖頭部15d側に位置していることになる。このため、加飾モール6よりも車両前方(内方)では、間隙領域Atrが奥面部15cによって隠蔽されるようになっている。
ところで、モール背部対応面部15bには、図6、図10に示すように、モール取付け孔15eが形成されており、このモール取付け孔15eには、ハウジング14に形成されたモール取付け部14aが嵌め込まれている。このモール取付け部14aには、長孔形状のクリップ挿通孔14bが形成されており、図6に示す加飾モール6側のクリップ22を車両後方からクリップ挿通孔14bに挿入して、その縁部にクリップ22を係止させることで、加飾モール6の車幅方向両端部が内側ランプ部1Bに固定されている。
また、加飾モール6の車幅方向中央部下側には、図2、図7〜図9に示すように、モール取付け部材23が取付けられており、このモール取付け部材23の一部には、図3、図9に示すように、円柱状の取付け座部23aが一体形成されている。この取付け座部23aの内部には、ボルト24がセットされており、リフトゲート本体4側からナット25を螺合させることによって、モール取付け部材23がリフトゲート本体4に締結固定されている。これにより、加飾モール6の車幅方向中央部は、モール取付け部材23を介してリフトゲート本体4に固定されている。
そして、加飾モール6には、図3、図4、図7、図8、図11に示すように、車両後方に凹設した凹設部6aが形成されている。加飾モール6が内側ランプ部1B、および、リフトゲート本体4に固定された状態では、この凹設部6aが内側ランプ部1Bの奥面部15cの車両後方(外方)に位置している。
また、リフトゲート本体4は、図3、図4に示すように、奥面部(15c)の車両前方(内方)において車両前方に凹設する凹設部4aが形成されている。
以上に示したように、本実施形態の車両Vのモール部材配設構造は、車体(リフトゲート2)に配設される加飾モール6が、リフトゲート2の後面(車両側面)に沿うように延びて、車両後方(外方)に配光するリアコンビランプ1を車両後方から部分的に覆うように延設された車両Vのモール部材配設構造であって、リアコンビランプ1(内側ランプ部1Bのアウターレンズ15)は、リフトゲート本体4と加飾モール6とで挟まれると共に、車幅方向(車両側面方向)の端部が尖頭部15dで構成される意匠面部15aを有しており、尖頭部15dと、リフトゲート本体4と、加飾モール6との間には、略三角形状の間隙領域Atrが形成され、リアコンビランプ1は、加飾モール6よりも車両前方(内方)において間隙領域Atrを隠蔽する奥面部15cが、意匠面部15aと一体に形成されている。
上述した車両Vのモール部材配設構造によれば、意匠面部15aと一体に形成される奥面部15cによって三角形状の間隙領域Atrを小さく見えるようにすることができ、これによって、外観品質の向上を図ることができる。そして、この場合、加飾モール6を部分的に突出させる等の対応が不要となるため、水平基調のデザインを実現できるという効果を奏することもできる。
また、本実施形態の車両Vのモール部材配設構造では、リアコンビランプ1(内側ランプ部1Bのアウターレンズ15)は、加飾モール6の背部で該背部に沿って延びるモール背部対応面部15bを有しており、奥面部15cは、モール背部対応面部15bよりも車両後方(外方)に段上げ形成されている。
上述した車両Vのモール部材配設構造によれば、リアコンビランプ1(内側ランプ部1Bのアウタレンズ15)における奥面部15cと意匠面部15aとの段差(間隙の奥行)D(図10参照)を小さくして、外観品質を向上させることができる。
また、本実施形態の車両Vのモール部材配設構造では、加飾モール6は、奥面部15cの車両後方(外方)において、車両後方(外方)に凹設している。
上述した車両Vのモール部材配設構造によれば、加飾モール6を車両後方(外方)に凹設した分、奥面部15cを車両後方(外方)に設定することができる。これにより、リアコンビランプ1(内側ランプ部1Bのアウタレンズ15)における奥面部15cと意匠面部15aとの段差(間隙の奥行)Dを小さくして、外観品質を向上させることができる。
また、本実施形態の車両Vのモール部材配設構造では、リフトゲート本体4は、奥面部15cの車両前方(内方)において、車両前方(内方)に凹設している。
上述した車両Vのモール部材配設構造によれば、リフトゲート2の厚みが増大することを抑制することができる。
また、本実施形態の車両Vのモール部材配設構造では、奥面部15cと意匠面部15aとは、同色(ここでは赤色)の着色が施されている。
上述した車両Vのモール部材配設構造によれば、間隙領域Atrが小さく見える効果を視覚的に強調することができ、これによって、外観品質をより向上させることができる。
また、本実施形態の車両Vのモール部材配設構造では、尖頭部15dは、リアコンビランプ1(内側ランプ部1Bのアウターレンズ15)の上部に形成されている。
上述した車両Vのモール部材配設構造によれば、外観品質向上の効果がより顕著になる。詳しくは、車両Vを外部から見る時の視線は、上方から下方に向けられるのが一般的であり、尖頭部15dが上部に位置している場合には、間隙領域Atrがより目立つことになる。従って、尖頭部15d(間隙領域Atr)がリアコンビランプ1(内側ランプ部1Bのアウタレンズ15)の上部に形成された場合には、外観品質向上の効果がより顕著になる。
また、本実施形態の車両Vのモール部材配設構造では、加飾モール6は、その先端が車幅方向外方を向くように延設され、意匠面部15aは、車幅方向内方側端部が尖頭部15dで構成されている。
上述した車両Vのモール部材配設構造によれば、例えば、左右両端部に一対のリアコンビランプ1、1が配設されるような構成である場合、本実施形態のように1つの加飾モール6でリアコンビランプ1、1同士を連結するようなデザインを実現できる。これにより、間隙領域Atrの見栄え向上による外観品質の向上、および水平基調のデザイン実現という効果に加え、一対のリアコンビランプ1、1と加飾モール6との間に一体感のある斬新なデザインを提供することができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の灯体は、リアコンビランプ1に対応し、
以下同様に、
車体部材は、リフトゲート本体4に対応し、
モール部材は、加飾モール6に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、上述した実施形態では、ハッチバック型の車両Vのリフトゲート2に本発明を適用した場合について説明したが、セダンタイプの車両に採用されるトランクリッドや、車両前部のボンネット等に本発明を適用してもよい。また、本発明は、リフトゲート2等の開閉体に限定されるものではなく、モール部材が配設される他の車体の部位にも適用することができる。また、モール部材の先端は、車幅方向内方を向くように延設されても、上下方向を向くように延設されてもよい。また、意匠面部、奥面部を有する灯体としては、ストップランプに限らず、ターンシグナルランプや、車両の後退時にその意思を周囲に報知するバックランプ等であってもよい。
1…リアコンビランプ(灯体)
4…リフトゲート本体(車体部材)
6…加飾モール(モール部材)
15a…意匠面部
15b…モール背部対応面部
15c…奥面部
15d…尖頭部
tr…間隙領域

Claims (6)

  1. 車体に配設されるモール部材が、車両側面に沿うように延びて、車両外方に配光する灯体を外方から部分的に覆うように延設された車両のモール部材配設構造であって、
    前記灯体は、車体部材と前記モール部材とで挟まれると共に、車両側面方向の端部が尖頭部で構成される意匠面部を有しており、
    前記尖頭部と、前記車体部材と、前記モール部材との間には、略三角形状の間隙領域が形成され、
    前記灯体は、前記モール部材よりも車両内方において前記間隙領域を隠蔽する奥面部が、前記意匠面部と一体に形成され
    前記灯体は、前記モール部材の背部で該背部に沿って延びるモール背部対応面部を有しており、
    前記奥面部は、前記モール背部対応面部よりも車両外方に段上げ形成されている
    車両のモール部材配設構造。
  2. 車体に配設されるモール部材が、車両側面に沿うように延びて、車両外方に配光する灯体を外方から部分的に覆うように延設された車両のモール部材配設構造であって、
    前記灯体は、車体部材と前記モール部材とで挟まれると共に、車両側面方向の端部が尖頭部で構成される意匠面部を有しており、
    前記尖頭部と、前記車体部材と、前記モール部材との間には、略三角形状の間隙領域が形成され、
    前記灯体は、前記モール部材よりも車両内方において前記間隙領域を隠蔽する奥面部が、前記意匠面部と一体に形成され、前記モール部材は、前記奥面部の車両外方において、車両外方に凹設している
    車両のモール部材配設構造。
  3. 車体に配設されるモール部材が、車両側面に沿うように延びて、車両外方に配光する灯体を外方から部分的に覆うように延設された車両のモール部材配設構造であって、
    前記灯体は、車体部材と前記モール部材とで挟まれると共に、車両側面方向の端部が尖頭部で構成される意匠面部を有しており、
    前記尖頭部と、前記車体部材と、前記モール部材との間には、略三角形状の間隙領域が形成され、
    前記灯体は、前記モール部材よりも車両内方において前記間隙領域を隠蔽する奥面部が、前記意匠面部と一体に形成され、
    前記車体部材は、前記奥面部の車両内方において、車両内方に凹設している
    車両のモール部材配設構造。
  4. 前記奥面部と前記意匠面部とは、同色の着色が施されている
    請求項1〜れか一項に記載の車両のモール部材配設構造。
  5. 前記尖頭部は、前記灯体の上部に形成されている
    請求項1〜れか一項に記載の車両のモール部材配設構造。
  6. 前記モール部材は、その先端が車幅方向外方を向くように延設され、
    前記意匠面部は、車幅方向内方側端部が前記尖頭部で構成されている
    請求項1〜れか一項に記載の車両のモール部材配設構造。
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