JP2002087070A - 自動車のドアシール構造 - Google Patents

自動車のドアシール構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアウエザーストリップよりも車室外側に配
設されるパーティングシールに、本来のシール機能とは
別に、他のドア付帯部品を隠蔽する機能を併せ持たせ
る。 【解決手段】 シールリップ11を備えたパーティング
シール10の取付基部12の上方に、中脚部16とリッ
プ本体17とからなるカバーリップ14をノッチ部15
を介して一体に形成する。中脚部16にはハーネスクリ
ップ18の脚部18aを受容するための逃げ穴21を形
成する。クリップ19によるパーティングシール10の
取付状態において、中脚部16をドアインナパネル4の
棚状部7bに当接させ、同時に下方に臨むことになるハ
ーネスクリップ18の脚部18aをカバーリップ14に
て包囲するようにして隠蔽する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のドアシール
構造に関し、特にドアの車室内側の下縁部にそれよりも
車室内側に位置するメインシール部材とは別にパーティ
ングシールを配設して、ドア閉時にそのパーティングシ
ールのシールリップをサイドシルに圧接させることで遮
音性,防塵性等の向上を図ったドアシール構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】自動車用
ドアの車室内側の下縁部にメインシール部材であるドア
ウエザーストリップとは別にパーティングシール(ロア
シールとも称される)を配設したものとして例えば特開
昭59−34928号公報に記載されたものがある。こ
のような構造では、ドアの下縁部だけについてもドアウ
エザーストリップとパーティングシールとが併存するこ
とで実質的に二重シール構造となって、遮音性および防
塵性等の向上が期待できる。
【0003】一方、自動車のドアの特殊性として、サイ
ドシルに沿うことになるドア下端部では縦壁部と棚状部
とをもって一段もしくは数段の階段状に有段成形されて
いて、しかもその下端部はドア開時においても比較的目
立ちにくい部位でもあることから、上記棚状部等を有効
利用してドア内蔵部品の固定手段等が突出配置されるこ
とがある。例えば、ドア内蔵部品に付帯するハーネス類
をドア内部の下方空間に集約して配索する場合に、それ
らハーネス類をハーネスクリップにてドアインナパネル
に固定しようとすると、そのハーネスクリップの脚部が
上記パーティングシールに近接する位置でドアインナパ
ネルの車室内側の外表面に突出することがある。
【0004】そして、このような突起物が存在している
と例えば洗車時の拭き取り布等が引っ掛かりやすいこと
から、上記突起物を極力隠蔽するべく別の保護カバー等
を設定すると、相互に近接した位置でパーティングシー
ルと併存することとなり、かえって部品配置が錯綜する
とともにコストアップが余儀なくされる結果となって好
ましくない。
【0005】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、ドア下縁部に配設されることになるパーテ
ィングシールに、これと近接して突出配置されることに
なる他のドア付帯部品を包囲しつつこれを隠蔽するカバ
ーリップを一体に形成して、部品点数の削減と部品配置
の簡素化を実現したドアシール構造を提供しようとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、自動車用ドアの車室内側の下縁部にそれよりも車室
内側に位置するメインシール部材とは別にパーティング
シールを配設し、ドア閉時に上記パーティングシールの
シールリップをサイドシルに圧接させることで車室内外
をシールするようにした構造であって、前記パーティン
グシールのうちドアインナパネルに直接的に固定される
取付基部から上記シールリップとは別にカバーリップを
一体に突出形成し、このカバーリップをもって、前記取
付基部に近接しつつドアインナパネル外表面に突出する
ことになる他のドア付帯部品を包囲しつつこれを隠蔽す
るようにしたことを特徴としている。
【0007】上記の他のドア付帯部品としては先に例示
したようなクリップ等を想定しているが、必ずしもこれ
のみに限定されるものでないことは言うまでもない。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、前記カバ
ーリップおよび取付基部はドアインナパネルの棚状部と
縦壁部とのなす内コーナー部に沿って配設されていて、
前記棚状部からドアインナパネル外表面に突出すること
になる他のドア付帯部品をカバーリップにて包囲しつつ
これを隠蔽するようになっていることを特徴としてい
る。
【0009】なお、カバーリップの一部が他のドア付帯
部品と干渉するような場合には、その干渉を回避できる
ような穴部もしくは開口部をカバーリップに予め形成し
ておくものとする。
【0010】したがって、これら請求項1,2に記載の
発明では、パーティングシールのシールリップがシール
リップ本来のシール機能を発揮するのと同時に、そのパ
ーティングシールと一体に形成されたカバーリップが、
ドアインナパネル外表面に突出することになる他のドア
付帯部品を包囲しつつこれを隠蔽することになる。これ
により、パーティングシールとは別に、他のドア付帯部
品を隠蔽するための保護カバー等を併存させる必要がな
くなる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明における取付基部はクリップによりドアインナパ
ネルの縦壁部に固定されていて、前記棚状部からドアイ
ンナパネル外表面に突出することになる他のドア付帯部
品を上記クリップの頭部とともにカバーリップにて包囲
しつつこれらを隠蔽するようになっていることを特徴と
している。
【0012】したがって、この請求項3に記載の発明で
は、他のドア付帯部品のみならず、パーティングシール
そのものを固定しているクリップの頭部までもがカバー
リップにて隠蔽される。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明におけるパーティングシールは、ドアインナパネ
ルの縦壁部に固定される取付基部と、その取付基部から
下方に向けて一体に形成されたシールリップと、前記取
付基部から上方に向けて変形容易部を介して一体に形成
されたカバーリップとを備えている一方、前記カバーリ
ップは、ドアインナパネルの棚状部に沿うことになる中
脚部と、この中脚部の先端から延設形成された斜状のリ
ップ本体を含んでいるとともに、前記中脚部が取付基部
と同一平面をなすように予め形成されている。そして、
前記取付基部をドアインナパネルの縦壁部に固定するこ
とで、中脚部がその縦壁部と棚状部とのなす角度に応じ
て変形容易部から屈曲変形するようになっていることを
特徴としている。
【0014】したがって、この請求項4に記載の発明で
は、パーティングシールのうちその取付基部をクリップ
にてドアインナパネルの縦壁部に固定すると、それに応
じて取付基部と一体のカバーリップが変形容易部から自
律的に倒れ込み、ドアインナパネルの棚状部に追従しつ
つ他のドア付帯部品やクリップ頭部を包囲するようにし
てそれらを隠蔽することになる。同時に、ドアインナパ
ネルの縦壁部と棚状部とのなす角度が長手方向で変化す
る形状であったとしても、その角度に応じてカバーリッ
プが屈曲変位してドアインナパネル側の形状に忠実に追
従できるようになる。
【0015】
【発明の効果】請求項1〜3に記載の発明によれば、パ
ーティングシールの取付基部と一体に形成されたカバー
リップが、パーティングシールと近接することになる他
のドア付帯部品を包囲しつつこれを隠蔽することから、
パーティングシールとは別に他のドア付帯部品を隠蔽す
るための保護カバー等を独立して設ける必要がなくな
り、部品点数おおよび組付工数を削減して全体的なコス
トの低減を図ることができるほか、部品配置の錯綜化を
回避できるようになる。
【0016】また、請求項4に記載の発明によれば、カ
バーリップがドアインナパネル側の縦壁部と棚状部とな
す角度に応じて屈曲変形容易であることから、上記角度
が変化したとしてもカバーリップはそのドアインナパネ
ル側の形状に忠実に追従可能であり、ドアインナパネル
に対するカバーリップの形状追従性にすぐれる効果があ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】図1〜4は本発明に係るドアシー
ル構造の好ましい実施の形態を示す図であって、図1か
ら明らかなように自動車のフロントドア1に適用した場
合の例を示している。
【0018】図1,2において、1はフロントドア、3
はボデーサイドパネルの一部を形成しているサイドシル
2のシルアウタパネルである。フロントドア1は周知の
ようにドアインナパネル4とドアアウタパネル5とをヘ
ミング結合することにより構成されていて、ドアインナ
パネル4の周縁部はシルアウタパネル3の形状に応じ複
数の縦壁部6a,6bと同じく複数の棚状部7a,7b
とをもって略階段状に有段成形されている。
【0019】そして、上側の縦壁部6aと棚状部7aと
のなすコーナー部にはメインシール部材であるドアウエ
ザーストリップ8がドア全周に沿って装着されていて、
ドア閉時にはそのドアウエザーストリップ8の中空状の
シールリップ9がシルアウタパネル3に弾接することで
車室内外がシールされることになる。また、上記ドアウ
エザーストリップ8よりも車室外側のドア下縁部に相当
する位置すなわち下側の縦壁部6bと棚状部7bとなす
コーナー部にはドア前後方向に沿ってパーティングシー
ル10が装着されている。そして、ドア閉時には先に述
べたドアウエザーストリップ8とともに上記パーティン
グシール10の舌片状のシールリップ11がシルアウタ
パネル3に弾接し、これによりドアウエザーストリップ
8とパーティングシール10との併存によるいわゆる二
重シール構造をもって車室内外がシールされるようにな
っている。
【0020】ここで、本実施の形態では、ドア内蔵部品
である電装品等に付帯するハーネスを固定するためのド
ア付帯部品たる複数のハーネスクリップ18が内側から
棚状部7bに装着されるようになっていて、そのハーネ
スクリップ18の脚部18a先端が棚状部7bからドア
インナパネル4の車室内側の表面に突出するようになっ
ていることから、このハーネスクリップ18の脚部18
aまでもパーティングシール10と一体のカバーリップ
14にて隠蔽するようになっているところに特徴があ
る。
【0021】より詳しくは、図2のほか図3に示すよう
に、上記パーティングシール10は、樹脂製のクリップ
19をもってドアインナパネル4の縦壁部6bに固定さ
れる平板状の取付基部12と、この取付基部12の下端
より下方に向けて一体に形成された舌片状のシールリッ
プ11およびこのシールリップ11と二股状をなすよう
に該シールリップ11から分岐形成された補助リップ1
3のほか、取付基部12の上端からその上方に向けて一
体に形成された断面略鉤形状のカバーリップ14とを備
えていて、このカバーリップ14にてクリップ19の頭
部19aと上記ハーネスクリップ18の脚部18aとを
包囲しつつ隠蔽するようになっている。なお、上記補助
リップ13はドアインナパネル4に形成された水抜き穴
20を隠蔽する機能を併せ持っている。
【0022】上記カバーリップ14は、取付基部12の
上端から変形容易部たる比較的大きなノッチ部15を介
して連接形成された中脚部16とこの中脚部16の先端
から斜めに突出形成されたリップ本体17とを有してい
て、図2に示すようにパーティングシール10の正規取
付状態において中脚部16が棚状部7bに当接しつつそ
の中脚部16からリップ本体17が斜状に垂れ下がるこ
とで上記クリップ19の頭部19aとハーネスクリップ
18の脚部と18aを包囲しつつこれらを隠蔽するよう
になっている。そして、前記カバーリップ14の中脚部
16のうちハーネスクリップ18の脚部18aに相当す
る部分には図4に示すように複数の逃げ穴21が形成さ
れていて、この逃げ穴21をもって上記ハーネスクリッ
プ18の脚部18aを受容するようになっている。
【0023】ここで、上記パーティングシール10は、
図3に示すようにカバーリップ14の中脚部16とリッ
プ本体17とが正規取付状態とほぼ同一の所定の角度と
なるように成形されているものの、取付基部12とカバ
ーリップ14の中脚部16とは互いに同一平面上に位置
するように予め成形されていて、取付基部12をクリッ
プ19にて縦壁部6bに固定する際に中脚部16が変形
容易部たるノッチ部15から容易に屈曲変形して棚状部
7bの傾きに忠実に追従することになる。また、図3か
ら明らかなように前記シールリップ11および補助リッ
プ13が例えばスポンジゴムにて形成されるのに対して
それ以外の取付基部12やカバーリップ14等はいわゆ
るソリッドゴムにて形成されている。
【0024】したがって、本実施の形態によれば、図2
に示すようなパーティングシール10の正規取付状態に
おいて、そのドア閉時にはドアウエザーストリップ8の
シールリップ9とともにパーティングシール10のシー
ルリップ11がシルアウタパネル3に弾接し、実質的に
二重シール構造となることで車室内外がシールされる。
【0025】同時に、ハーネスクリップ18の脚部18
aがドアインナパネル4の棚状部7bから車室内側に突
出していはいても、その脚部18aはカバーリップ14
の中脚部16の逃げ穴21からカバーリップ14の空間
内に臨むことになるので、パーティングシール10その
ものを固定しているクリップ19の頭部19aとともに
そのカバーリップ14によって包囲されるようにして隠
蔽される。
【0026】また、上記パーティングシール10の取り
付けにあたっては、図3に示すように取付基部12とカ
バーリップ14の中脚部16とがフラット状に形成され
てはいても、パーティングシール10を縦壁部6bと棚
状部7bとのなすコーナー部に沿わせつつ、取付基部1
2に予め装着されているクリップ19をドアインナパネ
ル4側のクリップ穴に合致させた上で順次押し込めば、
カバーリップ14はノッチ部15から容易に屈曲変形
し、結果として取付基部12が縦壁部6bに固定される
のと同時にカバーリップ14の中脚部16が棚状部7b
の形状に忠実に追従して当接することになる。すなわ
ち、棚状部7bの角度θが長手方向で変化していてもカ
バーリップ14の中脚部16はその変化に忠実に追従す
ることになる。
【0027】図5は本発明の第2の実施の形態を示す図
で、図2と比較すると明らかなように、カバーリップ2
4を形成しているリップ本体27が取付基部12に接続
されていて、実質的に取付基部12と中脚部16および
リップ本体27の三者によりカバーリップ24が略三角
形状をなす中空リップ形状のものとして形成されている
点で異なっている。
【0028】なお、本実施の形態では、カバーリップ2
4の中空部内にクリップ19の頭部19aが位置するこ
とになるので、カバーリップ24の取り付けの際にはリ
ップ本体27の上からクリップ19の頭部19aを押圧
して固定することになる。
【0029】本実施の形態においては、棚状部7bの形
状変化に対する追従性の面では先の第1の実施の形態の
ものより若干劣ることになるものの、ハーネスクリップ
18の脚部18aの隠蔽機能については第1の実施の形
態のものと全く同様の機能が得られることになる。
【0030】図6は本発明の第3の実施の形態を示す図
で、この実施の形態では、第1,2の実施の形態におけ
るリップ本体に相当するところの舌片状のカバーリップ
34を取付基部12のうちクリップ19の取付位置より
も下方位置から斜め上方に向けて突出形成し、実質的に
パーティングシール10の上半部を取付基部12とカバ
ーリップ34とをもって断面略U字状もしくはV字状に
形成して、カバーリップ34の先端をドアインナパネル
4の棚状部7bに圧接させるとともに、上方に開口した
そのU字状空間もしくはV字状空間をもってハーネスク
リップ18の脚部18aを受容するようにしたものであ
る。
【0031】したがって、本実施の形態においても第2
の実施の形態のものと同様の隠蔽機能が得られることに
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の前斜視図。
【図2】本発明に係るドアシール構造の第1の実施の形
態を示す図で、図1のA−A線に沿う拡大断面図。
【図3】図2に示すパーティングシール単独での拡大断
面図。
【図4】図3に示すパーティングシールの背面斜視図。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す断面説明図。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示す断面説明図。
【符号の説明】
2…サイドシル 3…シルアウタパネル 4…ドアインナパネル 5…ドアアウタパネル 6b…縦壁部 7b…棚状部 8…ドアウエザーストリップ(メインシール部材) 10…パーティングシール 11…シールリップ 12…取付基部 14…カバーリップ 15…ノッチ部(変形容易部) 16…中脚部 17…リップ本体 18…ハーネスクリップ(ドア付帯部品) 19…クリップ 19a…頭部 21…逃げ穴 24…カバーリップ 27…リップ本体 34…カバーリップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用ドアの車室内側の下縁部にそれ
    よりも車室内側に位置するメインシール部材とは別にパ
    ーティングシールを配設し、ドア閉時に上記パーティン
    グシールのシールリップをサイドシルに圧接させること
    で車室内外をシールするようにした構造であって、 前記パーティングシールのうちドアインナパネルに直接
    的に固定される取付基部から上記シールリップとは別に
    カバーリップを一体に突出形成し、 このカバーリップをもって、前記取付基部に近接しつつ
    ドアインナパネル外表面に突出することになる他のドア
    付帯部品を包囲しつつこれを隠蔽するようにしたことを
    特徴とする自動車のドアシール構造。
  2. 【請求項2】 前記カバーリップおよび取付基部はドア
    インナパネルの棚状部と縦壁部とのなす内コーナー部に
    沿って配設されていて、 前記棚状部からドアインナパネル外表面に突出すること
    になる他のドア付帯部品をカバーリップにて包囲しつつ
    これを隠蔽するようになっていることを特徴とする請求
    項1に記載の自動車のドアシール構造。
  3. 【請求項3】 前記取付基部はクリップによりドアイン
    ナパネルの縦壁部に固定されていて、 前記棚状部からドアインナパネル外表面に突出すること
    になる他のドア付帯部品をクリップ頭部とともにカバー
    リップにて包囲しつつこれらを隠蔽するようになってい
    ることを特徴とする請求項2に記載の自動車のドアシー
    ル構造。
  4. 【請求項4】 前記パーティングシールは、ドアインナ
    パネルの縦壁部に固定される取付基部と、その取付基部
    から下方に向けて一体に形成されたシールリップと、前
    記取付基部から上方に向けて変形容易部を介して一体に
    形成されたカバーリップとを備えている一方、 前記カバーリップは、ドアインナパネルの棚状部に沿う
    ことになる中脚部と、この中脚部の先端から延設形成さ
    れた斜状のリップ本体を含んでいるとともに、前記中脚
    部が取付基部と同一平面をなすように予め形成されてい
    て、 前記取付基部をドアインナパネルの縦壁部に固定するこ
    とで、中脚部がその縦壁部と棚状部とのなす角度に応じ
    て変形容易部から屈曲変形するようになっていることを
    特徴とする請求項3に記載の自動車のドアシール構造。
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