JPH11245163A - ウェーハの接着方法及び接着装置 - Google Patents

ウェーハの接着方法及び接着装置

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JPH11245163A
JPH11245163A JP5091698A JP5091698A JPH11245163A JP H11245163 A JPH11245163 A JP H11245163A JP 5091698 A JP5091698 A JP 5091698A JP 5091698 A JP5091698 A JP 5091698A JP H11245163 A JPH11245163 A JP H11245163A
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Yoshio Nakamura
由夫 中村
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孝昭 酒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成を複雑化することなく、高い真空度の中
で、エア溜まりが発生しないように、ウェーハをプレー
トに好適に接着できること。 【解決手段】 真空減圧可能に設けられた凹室23と、
凹室23を覆う共に多数の細孔51が設けられた膜状弾
性材50とを備え、膜状弾性材50で当接すると共に凹
室23を真空減圧することで、ウェーハ10を吸引によ
って保持する吸着保持部21と、吸着保持部21、及び
ウェーハ10が接着されるプレート40の被接着面を覆
って内包する内部空間に形成されて、真空減圧可能に設
けられた真空室32と、凹室23に連通して真空に引く
吸着用真空装置26と、膜状弾性材50を膨張させて、
膜状弾性材50を介してウェーハ10を押圧してプレー
ト40へ接着するよう、凹室23を真空状態から大気開
放等にすることで昇圧する空気圧調整手段26aと、真
空室32に連通して真空に引く真空装置36とを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシリコンウェーハ等
のウェーハの接着方法及び接着装置に関し、さらに詳細
には、ポリシング(鏡面研磨)などの表面精密加工をす
るための前工程として、ウェーハを剛性の高いプレート
に接着する際に用いるウェーハの接着方法及び接着装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ウェーハ(薄板材)にかかるポリシング
加工などの表面精密加工においては、ウェーハを剛性の
あるプレートに接着し、そのプレートを介して加工を行
う方法が一般的に行われている。ウェーハは、薄いため
反り易く平坦にした状態を維持することが難しいが、剛
性のあるプレートによって保持されれば、平坦な状態を
維持でき、表面精密加工を好適に行うことができる。そ
して、ウェーハの表面を研磨加工で高精度(高い平坦
度)に仕上げるためには、プレート自体の平坦度の高い
ことが要求されると共に、ウェーハをプレートに対して
高精度に平坦に接着させることが必要である。特にシリ
コンウェーハのポリシング加工では、プレートに接着さ
れたウェーハを、そのプレートを介して研磨用定盤の研
磨面へ押圧して、両者を相対的に運動させることで研磨
する方法が一般的に行われており、サブミクロン単位の
高い平坦精度が要求される。
【0003】従って、シリコンウェーハの裏面(接着
面)とプレートの表面(被接着面)との間に取り残され
る僅かな空気によって、シリコンウェーハの接着が均一
になされず、高い研磨精度(ポリシング精度)を得るこ
とができないことも問題になる。すなわち、取り残され
た空気によってエア溜まりができ、シリコンウェーハは
そのエア溜まりに対応する部分が盛り上がった状態でプ
レートに保持される。このため、シリコンウェーハの盛
り上がって保持された部分が余分に研磨除去され、シリ
コンウェーハの表面に凹部として残り、平坦度を低下さ
せてしまう。ウェーハ自体が反っていたり、波うった状
態で接着されると、エア溜まりができやすく、結果的に
ウェーハの平坦度が低下する。
【0004】そこで、従来は、ウェーハの接着面を凸面
状に反らせて中央部から接着したり、ウェーハをプレー
トへ押圧する方法を工夫することによって、エア溜まり
が発生することを防止していた。そして、半導体装置に
おける高集積化による微細加工の要求や、シリコンウェ
ーハの大型化に伴い、シリコンウェーハのポリシング精
度を一層向上させるための手段として、図5に示すよう
に真空室内でシリコンウェーハをプレートに接着する方
法が提案されている。
【0005】20は吸着保持ヘッド部であり、ウェーハ
10を真空吸着可能に、且つ押圧手段22によって本体
部30に対して往復動(上下動)可能に設けられてい
る。この吸着保持ヘッド部20のウェーハ10を吸着す
る面は、内側に凹状の吸着用の凹室23が形成され、外
周部に形成された溝には、弾性を有するリング状のシー
ル材24(例えば、’O’−リング)が嵌めてある。ま
た、凹室23は連通路25を介して真空装置26に連通
している。32は真空室であり、本体部30から筒状に
延設された覆い部33によって囲まれて設けられた空間
である。また、この真空室32は、吸着保持ヘッド部2
0を内包して真空になる空間であって、真空路35を介
して真空装置36に連通している。また、筒状の覆い部
33の端面にはリング状に溝が形成されており、その溝
には、弾性を有するリング状のシール材34(例え
ば、’O’−リング)が嵌めてある。なお、27はシー
ル材であり、28はスライドガイドであって吸着保持ヘ
ッド部20の往復動をガイドする。
【0006】このウェーハの接着装置によれば、先ず、
図5の状態からヘッド全体が反転した状態(吸着保持ヘ
ッド部20のウェーハ10を吸着する面が上面になった
状態)で、接着剤12が塗布されたウェーハ10を真空
吸着する。次に、ヘッド全体を反転させて図5の状態に
すると共に下降させ、覆い部33に嵌められたシール材
34を、ウェーハ10の接着されるプレート40の上面
(被接着面)に当接させる。そして、真空装置36によ
って真空室32を減圧して真空にする。但し、真空室3
2の真空度と、凹室23の真空度との差圧が所定以上に
小さくなるか、真空室32の真空度の方が大きくなる
と、その圧力の関係上、ウェーハ10がその自重或いは
凹室23の圧力で吸着保持ヘッド部20から落下してし
まう。従って、真空室32の真空度は、所定値以下に制
限される。次に、吸着保持ヘッド部20を押圧手段22
によって下降させ、所定の押圧力で押圧することで、ウ
ェーハ10を接着剤12によってプレート40上に接着
する。この際、真空室32は減圧されているため、エア
溜まりが発生しにくい。たとえウェーハ10自体が反っ
ているような場合にも空気が薄いため、大きなエア溜ま
りが発生することはない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示すような装置では、吸着保持ヘッド部20を本体部3
0に対して往復動(上下動)可能且つ気密して設けると
共に、その吸着保持ヘッド部20を押圧する押圧手段2
2を設けることを要し、構造が複雑になるという課題が
あった。また、好適なタイミングで、適切な押圧力を付
与し、好適なタイミングで凹室23の真空吸着を開放す
るなど、制御が複雑になるという課題もあった。
【0008】また、真空吸着によってウェーハ10を保
持する場合、差圧を受けるべき好適な凹室23が必要で
あり、ウェーハ10はシール材24に受けられて反るよ
うに変形し、内部ひずみが発生する危険性があった。こ
れに対しては、真空室32の真空度と、凹室23の真空
度との差圧が所定以上にならないように制御すればよい
が、真空度の調整をタイミングよく行うことを要するな
ど、その制御のためには装置が複雑化する等の課題があ
った。
【0009】そこで、本発明の目的は、構成を複雑化す
ることなく、高い真空度の中で、エア溜まりが発生しな
いように、ウェーハをプレートに好適に接着できるウェ
ーハの接着方法及び接着装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために次の構成を備える。すなわち、本発明は、
ウェーハを剛性の高いプレートに接着するウェーハの接
着方法において、真空減圧可能に設けられた凹室と、該
凹室を覆って張設されると共に多数の細孔が設けられた
膜状弾性材とを備える吸着保持部によって、一方の面に
接着剤が塗布されたウェーハを、該ウェーハの他方の面
に前記膜状弾性材で当接すると共に前記凹室を真空減圧
することで、前記多数の細孔を介する吸引によって保持
し、前記ウェーハが保持された前記吸着保持部と、前記
ウェーハが接着される前記プレートの被接着面とを内包
する内部空間を真空にし、次いで、前記凹室を大気開放
等することで昇圧して、前記膜状弾性材を膨張させて、
該膜状弾性材を介して前記ウェーハを押圧して前記プレ
ートへ接着することを特徴とする。
【0011】また、本発明は、ウェーハを剛性の高いプ
レートに接着するウェーハの接着装置において、真空減
圧可能に設けられた凹室と、該凹室を覆って張設される
と共に多数の細孔が設けられた膜状弾性材とを備え、一
方の面に接着剤が塗布されたウェーハを、該ウェーハの
他方の面に前記膜状弾性材で当接すると共に前記凹室を
真空減圧することで、前記多数の細孔を介する吸引によ
って保持する吸着保持部と、該吸着保持部を内包すると
共に、前記ウェーハが接着される前記プレートの被接着
面を覆って内包する内部空間に形成されて、真空減圧可
能に設けられた真空室と、前記凹室に連通して真空に引
く吸着用真空装置と、前記膜状弾性材を膨張させて、該
膜状弾性材を介してウェーハを押圧してプレートへ接着
するよう、前記凹室を真空状態から大気開放等にするこ
とで昇圧する空気圧調整手段と、該真空室に連通して真
空に引く真空装置とを具備することを特徴とするウェー
ハの接着装置にある。
【0012】また、前記吸着保持部を囲み前記真空室を
形成する筒状の覆い部に、前記膜状弾性材の周縁が固着
されることで、該膜状弾性材が前記凹室を覆って張設さ
れていることで、膜状弾性材の膨張の自由度を向上で
き、ウェーハをプレートへ確実且つ好適に押圧する形態
を、コンパクトに形成することが可能である。
【0013】また、前記吸着保持部の周縁に、前記膜状
弾性材の前記凹室側面に当接して気密性を向上させる弾
性を有するリング状のシール材が配設されていること
で、シール性を向上させて、ウェーハを真空吸着する際
の確実性を向上できる。
【0014】また、前記膜状弾性材のウェーハを吸着す
る面は、自己吸着性を有することで、真空室内の真空度
を高めてもウェーハが吸着保持部から落下することを防
止でき、よりエア溜まりの発生を確実に防止して、ウェ
ーハをプレートに好適に接着できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる好適な実施
例を添付図面と共に詳細に説明する。図1は本発明によ
るウェーハの接着装置の一実施例を模式的に示す断面図
であり、図2〜4は図1の実施例の作動状態を説明する
断面図である。10はウェーハであり、例えば、表面の
ポリシング(鏡面研磨)加工がなされる円形板状のシリ
コンウェーハである。40はプレートであり、剛性が高
く表面が高精度に平坦に形成された平板である。例え
ば、セラミックスで、円形の平板状に形成されている。
【0016】21は吸着保持部であり、真空減圧可能に
設けらた凹室23と、その凹室23を覆って張設される
と共に多数の細孔51が設けられた膜状弾性材50とを
備えている。この吸着保持部21によれば、一方の面に
接着剤12が塗布されたウェーハ10を、そのウェーハ
10の他方の面に膜状弾性材50で当接すると共に凹室
23を真空減圧することで、多数の細孔51を介する吸
引によって保持することができる。凹室23は、連通路
25、及び後述する切換バルブ26aを介して吸着用真
空装置26に連通し、真空減圧可能に設けられている。
【0017】膜状弾性材50は、弾性に富んでダイヤフ
ラム状に膨らむことが可能なシート状のものを用いて形
成すればよく、一般的なゴム材から成る薄ラバー板、シ
リコーンゴムから成る膜状体等で形成できる。そして、
膜状弾性材50のウェーハ10を吸着する面が、自己吸
着性を有することで、後述する真空室32内の真空度を
高めてもウェーハ10が吸着保持部21から落下するこ
とを防止できる。従って、よりエア溜まりの発生を確実
に防止して、ウェーハ10をプレート40に好適に接着
できる。自己吸着性を有する材質としては、シリコーン
ゴム等を用いることができる。
【0018】膜状弾性材50の細孔51は、凹室23の
内外を連通する貫通孔として多数が設けられている。ま
た、この凹室23の内外を連通する位置にある複数の細
孔51は、基本的に、吸着されるウェーハ10によって
全てが塞がれて、凹室23が真空減圧されることでウェ
ーハ10を吸着できるように配設されていればよい。な
お、膜状弾性材50の凹室23を形成する吸着保持部の
周縁21aに接する部分には、リング形の帯状に細孔5
1を設けないようにすれば、気密性の確実性を向上でき
る。
【0019】また、吸着保持部の周縁21aに、膜状弾
性材50の内面に当接して気密性を向上させる弾性を有
するリング状のシール材24(本実施例では’O’−リ
ング)が配設されていることで、シール性を向上させ
て、ウェーハ10を真空吸着する際の確実性を向上でき
る。なお、膜状弾性材50は、それ自体が弾性を有し気
密性が良好であるから、吸着保持部の周縁21aに上記
のシール材24等を特別設けなくても、凹室23を好適
に画成できるのは勿論である。
【0020】32は真空室であり、吸着保持部21を内
包し、ウェーハ10が接着されるプレート40の被接着
面(上面)を覆って内包する内部空間である。また、3
6は真空装置であって、真空室32に真空路35を介し
て連通しており、その真空室32を真空に引く。すなわ
ち、真空室32は、本体部30から筒状に延設された覆
い部33によって囲まれて設けられた内部空間であっ
て、真空路35を介して真空室32用の真空装置36に
連通しており、真空にされる空間である。なお、36a
は真空室32用の切換バルブであって、真空装置36に
よる真空室32の真空減圧にかかる真空度を維持或いは
調整する空気圧調整手段の一例として、必要に応じて設
けておけばよい。
【0021】筒状の覆い部33の端面(下端面)にはリ
ング状に溝が形成されており、その溝には、弾性を有す
るリング状のシール材34(本実施例では’O’−リン
グ、他には断面がV字状でリップ部を有するV−リング
を用いることができる。)が嵌めてある。また、本実施
例では、吸着保持部21を囲み真空室32を形成する筒
状の覆い部33に、膜状弾性材の周縁50aが固着され
ることで、膜状弾性材50が凹室23を覆って張設され
ている。これにより、膜状弾性材50の膨張の自由度を
向上でき、ウェーハ10をプレート40へ確実且つ好適
に押圧する形態を、コンパクトに形成することが可能に
なっている。
【0022】26aは凹室23用の切換バルブであっ
て、連通路25に設けられ、吸着用真空装置26による
凹室23の真空減圧にかかる真空度の維持、及び凹室2
3の空気圧を調整する空気圧調整手段の一例として設け
られている。本実施例の切換バルブ26aは、凹室23
と吸着用真空装置26とを連通する状態と、凹室23を
大気開放にする状態とを切り換えるバルブとして作用す
る。従って、切換バルブ26aによって、凹室23と吸
着用真空装置26とを連通する状態にすれば、吸着保持
部21によってウェーハ10を吸着でき、凹室23を大
気開放にする状態にすれば、凹室23を真空状態に保た
れた真空室32に比べて高い空気圧に昇圧し、膜状弾性
材50を膨張させて、その膜状弾性材50を介してウェ
ーハ10を押圧してプレート40へ接着することができ
る。
【0023】なお、前記空気圧調整手段としては、上記
のような切換バルブ26aに限らず、凹室23と吸着用
真空装置26とを連通する状態と、凹室23を真空室3
2に比べて高い空気圧に昇圧する状態とを切り換えるこ
とができば、他の構成を備えてもよい。例えば、凹室2
3を真空状態から徐々に高い空気圧に昇圧する機構や、
凹室23を大気圧以上の高圧空気(圧縮空気)源に連通
し、より強くウェーハ10を押圧して短時間に確実に接
着することも可能である。
【0024】以上の構成によれば、膜状弾性材50を介
してウェーハ10の全面を吸着するため、均一に吸着力
を作用させることができ、吸着によるよる押しつけ跡
(吸着マーク)等の発生を防止できる。すなわち、膜状
弾性材50を介しているため、その弾性によって、ウェ
ーハ10が吸着される際に内部ひずみを発生して変形す
ることを防止でき、前記従来の凹室23(図5参照)に
よって直接的に真空吸着する際の課題を解消できる。そ
して、ウェーハ10をプレート40の被接着面へ接着す
る際には、膜状弾性体50の膨張によって、ウェーハ1
0にかかる一種の保持状態を維持しつつ、そのウェーハ
10を下降させることができる。そして、膜状弾性体5
0によって、ウェーハ10をプレート40の被接着面へ
押圧して接着できる。このため、ウェーハ10を確実に
所定の位置へ好適且つ高精度に接着できる。
【0025】次に、上記本発明にかかるウェーハの接着
装置を用いて、ウェーハを接着する方法について詳細に
説明する。先ず、ウェーハ10をスピンナにセットして
回転させた状態で、液状ワックスをそのウェーハ10の
表面(接着面)へ供給する。液状ワックスは、溶剤によ
って流動性を高めたものであり、スピンナによる遠心力
で広がり、ウェーハ10の接着面に均一厚さの薄膜状に
塗布された状態となる。
【0026】そして、ウェーハ10の接着面に塗布され
た液状ワックスを加熱して溶剤を飛散させる。いわゆる
ベーキング工程を行う。このベーキングによって、液状
ワックスは、ウェーハ10をプレート40へ好適に接着
できる接着剤12の層(例えば、厚さ数μm程度)とな
る。なお、本発明では、次の工程で、液状ワックスがウ
ェーハ10の接着面に塗布された状態で真空中に位置す
ることになる。真空中では沸点が低下するから、液状ワ
ックスを特別に加熱しなくても、液状ワックス中の溶剤
は、容易に気化し、真空を発生するための吸引によって
真空室32の外へ排出される。従って、真空装置36に
よる真空吸引の時間は若干長くなるが、本発明では、前
記ベーキング工程を完全に省略することも可能である。
【0027】次に、吸着保持部21によって、一方の面
に接着剤12が塗布されたウェーハ10を、そのウェー
ハ10の他方の面に当接して吸着することで保持する。
通常は、この時点までは、ウェーハ10の接着剤12の
塗布された面が上面となっている。その状態から、ウェ
ーハの接着装置(ヘッド全体)を反転することで、図1
に示すようにウェーハ10の接着剤12が塗布された面
が下面となるようにする。
【0028】そして、図2に示すように、ヘッド全体を
図示しない昇降装置によって下降させて、シール材34
が当接するまで、ヘッド全体をプレート40に押しつけ
る。これにより、吸着保持部21を内包し、ウェーハ1
0が接着されるプレート40の被接着面を覆って内包す
る内部空間である真空室32を、プレート40に当接し
たシール材34で気密する。この際には、ウェーハ10
に塗布された接着剤12の面と、プレート40の被接着
面との間隔は、両者が確実に接触することなく好適に真
空にできる範囲で、図2に示すように、小さくなるよう
に設定しておくとよい。
【0029】次に、真空装置36によって、真空室32
を真空にする。本実施例では、膜状弾性材50よりもプ
レート40側の真空室32の空気は、細孔51を通過し
て吸引され、膜状弾性材50よりも真空路35側の真空
室32の空気は、直接的に吸引される。真空室32の真
空度は高いほど、エア溜まりの発生を防止できるから、
他の制約がない以上、完全真空に近づけることが望まし
い。また、真空室32内を真空にすることで、前述した
ように、接着剤12に含まれていた溶剤を好適に飛ばす
ことができ、接着剤12を気泡が発生しない接着性の良
好な状態にすることができる。なお、本実施例では真空
室32内を真空にしたが、その真空室32の形態は特に
限定されるものではなく、ウェーハ10が保持された吸
着保持部21と、ウェーハ10が接着されるプレート4
0の被接着面とを内包する内部空間を真空にできるもの
であれば、他の形態の真空チャンバーでもよいのは勿論
である。
【0030】次に、真空室32内が、吸着保持部21か
らウェーハ10が落下しない程度に凹室の23の真空度
と同等になった後、凹室23の空気圧を昇圧させる。本
実施例では、真空になっていた凹室23を、切換バルブ
26aを操作することで大気開放にする。すると、凹室
23に流入した空気の圧力で、膜状弾性体50がエアバ
ック式に膨らみ、短時間ではあるが、ウェーハ10は、
図3に示すように、プレート40側へ凸状に反った状態
になり、その中央部から膜状弾性体50によって押され
てプレート40へ接着される。なお、通常、吸着保持部
21からウェーハ10が落下しないためには、少なくと
も、凹室23の圧力よりも真空室32の圧力の方が、ウ
ェーハ10を支持する分の圧力だけ高いことを要する
が、膜状弾性体50が充分に自己吸着性のある場合は、
真空室32の圧力を充分に低下させて完全真空にするこ
とも可能である。
【0031】そして、凹室32(膜状弾性体50の内
側)へさらに空気が流入することで、膜状弾性体50
は、さらに膨らんで、図4に示すように、ウェーハ10
の全面をプレート40の被接着面へ押圧し、そのウェー
ハ10をプレート40へ接着する。なお、このとき、膜
状弾性体50の内側面がシール材21aから離れ、空気
が真空路35側の真空室32へ流入するので、切換バル
ブ36aを閉塞状態にすると圧力が好適に付加される。
上記のように、膜状弾性体50を膨張させる圧力は流体
圧(空気圧)であるため、ウェーハ全面に均一な圧力を
加えて押圧(スタンプ)することができ、ウェーハ10
を確実且つ好適にプレート40上に接着できる。なお、
凹室23(膜状弾性体50の内側)に、大気圧以上の圧
力をかけて、ウェーハ10を強く押すようにしてもよ
い。
【0032】以上の動作は、特に膜状弾性体50のプレ
ート40側の真空室32が、真空状態にあるため、短時
間の間になされる。膜状弾性体50には細孔51がある
ため空気は洩れるが、短時間であるため、プレート40
側の真空室32は真空に保たれて、ウェーハ10とプレ
ート40の間にエア溜まりが発生しない状態で好適に接
着できる。すなわち、膜状弾性体50に設けられた細孔
51は開口面積が小さく、また、図4に示すように初期
において空気の洩れる細孔51は、実質的に吸着保持部
の周縁21aと筒状の覆い部33との間に位置するもの
であり、特に初期段階では、空気が流通しにくく、空気
がプレート40側の真空室32内に流入する前に、ウェ
ーハ10をプレート40へ好適に貼ることができる。
【0033】また、プレート40側の真空室32内に若
干の空気が流入したとしても、膜状弾性体50の膨張に
よって、ウェーハ10が下方に向かって凸状に反り、中
央部がいち早くプレート40に接触し、ウェーハ10は
中央部から周辺部へ向かって、短時間ではあるが徐々に
接着される。このように、ウェーハ10がその中央部か
ら好適に接着されるため、ウェーハ10(接着剤12の
面)とプレート40(被接着面)との間の空気を排出す
るように作用することになり、その間への空気の進入を
防止でき、エア溜まりの発生を防止できる。
【0034】ウェーハ10がプレート40上に接着され
た後、細孔51を通してプレート側の真空室32へ空気
が流入し、その真空室32も大気圧になる。これによ
り、膨張していた膜状弾性体50は、それ自体の弾性力
で元の状態に戻り、ウェーハ10の裏面から自動的に離
れる。そして、ヘッド全体を上昇させることで、ウェー
ハ10の接着工程が完了する。以上の方法によれば、好
適にウェーハ10をプレート上へ接着できると共に、従
来技術のような特別な押圧装置を要しないため、切換バ
ルブ26aの操作だけで済むなど、簡単な制御でよいと
いう効果を奏する。そして、以上の構成によるウェーハ
の接着装置によれば、従来技術のような特別な押圧装置
を要しないため、装置を簡略化できる利点がある。
【0035】なお、本発明は、一枚のウェーハ10を一
枚のプレート40に接着する場合、いわゆる枚葉式の装
置に適用できることに限らず、複数枚のウェーハ10を
一枚の大型のプレートに接着する場合、いわゆるバッチ
式の装置にも好適に適用できるのは勿論である。以上、
本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明してきた
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発
明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るの
は勿論のことである。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、真空減圧可能に設けら
た凹室と、該凹室を覆って張設されると共に多数の細孔
が設けられた膜状弾性材とを備える吸着保持部によっ
て、ウェーハを真空吸着によって保持し、真空にした真
空室の内部空間中で、前記凹室を大気開放等することで
昇圧して、前記膜状弾性材を膨張させて、該膜状弾性材
を介してウェーハを押圧してプレートへ接着することが
できる。このため、従来のような押圧装置を要せず、そ
の押圧装置を制御する手段も必要としない。従って、本
発明によれば、構成を複雑化することなく、高い真空度
の中で、エア溜まりが発生しないように、ウェーハをプ
レートに好適に接着できるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるウェーハの接着装置の一実施例
を示す断面図である。
【図2】図1の実施例の作動状態を示す断面図である。
【図3】ウェーハの中央部が接地された状態を示す断面
図である。
【図4】ウェーハの全面が接着された状態を示す断面図
である。
【図5】従来の技術を説明する断面図である。
【符号の説明】
10 ウェーハ 12 接着剤 21 吸着保持部 23 凹室 24 シール材 26 吸着用真空装置 26a 切換バルブ(空気圧調整手段) 30 本体部 32 真空室 33 筒状の覆い部 36 真空装置 40 プレート 50 膜状弾性材 51 細孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェーハを剛性の高いプレートに接着す
    るウェーハの接着方法において、 真空減圧可能に設けられた凹室と、該凹室を覆って張設
    されると共に多数の細孔が設けられた膜状弾性材とを備
    える吸着保持部によって、一方の面に接着剤が塗布され
    たウェーハを、該ウェーハの他方の面に前記膜状弾性材
    で当接すると共に前記凹室を真空減圧することで、前記
    多数の細孔を介する吸引によって保持し、 前記ウェーハが保持された前記吸着保持部と、前記ウェ
    ーハが接着される前記プレートの被接着面とを内包する
    内部空間を真空にし、 次いで、前記凹室を大気開放等することで昇圧して、前
    記膜状弾性材を膨張させて、該膜状弾性材を介して前記
    ウェーハを押圧して前記プレートへ接着することを特徴
    とするウェーハの接着方法。
  2. 【請求項2】 ウェーハを剛性の高いプレートに接着す
    るウェーハの接着装置において、 真空減圧可能に設けられた凹室と、該凹室を覆って張設
    されると共に多数の細孔が設けられた膜状弾性材とを備
    え、一方の面に接着剤が塗布されたウェーハを、該ウェ
    ーハの他方の面に前記膜状弾性材で当接すると共に前記
    凹室を真空減圧することで、前記多数の細孔を介する吸
    引によって保持する吸着保持部と、 該吸着保持部を内包すると共に、前記ウェーハが接着さ
    れる前記プレートの被接着面を覆って内包する内部空間
    に形成されて、真空減圧可能に設けられた真空室と、 前記凹室に連通して真空に引く吸着用真空装置と、 前記膜状弾性材を膨張させて、該膜状弾性材を介してウ
    ェーハを押圧してプレートへ接着するよう、前記凹室を
    真空状態から大気開放等にすることで昇圧する空気圧調
    整手段と、 該真空室に連通して真空に引く真空装置とを具備するこ
    とを特徴とするウェーハの接着装置。
  3. 【請求項3】 前記吸着保持部を囲み前記真空室を形成
    する筒状の覆い部に、前記膜状弾性材の周縁が固着され
    ることで、該膜状弾性材が前記凹室を覆って張設されて
    いることを特徴とする請求項2記載のウェーハの接着装
    置。
  4. 【請求項4】 前記吸着保持部の周縁に、前記膜状弾性
    材の前記凹室側の面に当接して気密性を向上させる弾性
    を有するリング状のシール材が配設されていることを特
    徴とする請求項3記載のウェーハの接着装置。
  5. 【請求項5】 前記膜状弾性材のウェーハを吸着する面
    は、自己吸着性を有することを特徴とする請求項2、3
    又は4記載のウェーハの接着装置。
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