JPH11177644A - ビットタイミング再生回路 - Google Patents

ビットタイミング再生回路

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JPH11177644A
JPH11177644A JP36352297A JP36352297A JPH11177644A JP H11177644 A JPH11177644 A JP H11177644A JP 36352297 A JP36352297 A JP 36352297A JP 36352297 A JP36352297 A JP 36352297A JP H11177644 A JPH11177644 A JP H11177644A
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phase
clock
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digital signal
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Takeshi Yamamoto
武志 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズや非線形歪みによる特性の劣化を防止
できるビットタイミング再生回路を提供することを目的
とする。 【解決手段】 ベースバンド周波数帯の複素変調信号の
実部信号を第1のA/D変換器10で実部ディジタル信
号に変換し、第2のA/D変換器11で虚部ディジタル
信号に変換し、実部ディジタル信号と虚部ディジタル信
号から変調信号位相検出回路14でベースバンド周波数
帯の複素変調信号の複素平面上の位相角を検出して位相
角情報を出力して、遅延回路16で位相角情報をシンボ
ル間隔だけ遅延し、減算器15で位相角情報と遅延した
位相角情報との減算を行って得た位相角差からクロック
位相検出回路17でクロック位相ずれ情報を第1の補間
フィルタ18、第2の補間フィルタ19に出力してそれ
ぞれ実部ディジタル信号と虚部ディジタル信号とを最適
サンプリング点における信号に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタル位相
変調された受信変調信号から得られたベースバンド周波
数帯の複素変調信号の実部信号と虚部信号をそれぞれデ
ィジタル化した実部ディジタル信号と、虚部ディジタル
信号とからサンプリングクロックの最適サンプリングか
らのタイミングずれを検出するビットタイミング再生回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル位相変調されたバースト信号
の復調装置において、伝送路における受信信号の変動レ
ベルを抑制するために、復調装置の入力段側に自動利得
制御回路(以下、AGCという)を用いることが考えら
れるが、このAGCを収束させるために、プリアンブル
が必要となる。プリアンブルは、周知のように、送信側
と受信側の通信が時間的に定められていない場合に伝送
される情報が受信側に対して送信されたことを知らせる
意味を有し、送信側と受信側との同期をとるための信号
である。ディジタル位相変調されたバースト信号におい
ては、このバースト信号の先頭にビットタイミング再生
用のプリアンブルを用いて同期を取るようにしている。
【0003】通常QPSK(4位相偏移変調)のビット
タイミング再生は、図3に示す信号位相図(横軸にI
軸、縦軸にQ軸をとって示す)の信号点配置において、
対角線上の信号を繰り返すプリアンブルパターンを用い
る。この場合、たとえば、原点を通過するタイミングを
検出するゼロクロス検出法などによって、制御を行って
いる。この際、原点付近の振幅の小さいサンプルデータ
を用いるが、振幅の小さいサンプルデータは、ノイズや
非線形歪みにより誤差の影響が受けやすいという課題が
ある。
【0004】ディジタル位相変調を用いたバースト伝送
システムでは、ビット同期と、搬送波再生などの復調動
作を迅速に行う必要があり、バースト信号の先頭部にプ
リアンブルを付加している。高い伝送効率を得るため
に、プリアンブルを短縮して、高速なビット同期方式と
することが望ましい。
【0005】この高速なビット同期方式に関しては、た
とえば、特開平05ー211532号公報(以下、第1
公報という)には、π/2シフトBPSKあるいは、π
/4シフトQPSK信号に適用し、それぞれの場合にゼ
ロπ/2変調、あるいはゼロ3π/4変調プリアンブル
を必要とする。π/2シフトBPSKあるいはπ/4シ
フトQPSK信号を準同期検波した信号を発振器からの
クロック信号で1ビットにA/D変換器でディジタル量
子化し、位相変化検出手段で位相変化を検出する。
【0006】また、発振器からのクロック信号により、
複素正弦波発生手段は1/2Nの周波数の複素正弦波を
出力し、この複素正弦波と位相変化検出手段で検出した
位相変化とを乗算手段で乗算して1/2ビット周波数成
分と複素正弦波との位相関係を計算して、その計算結果
をローパスフィルタで平均化し、そのローパスフィルタ
の出力を逆正接計算手段により逆正接を計算する。逆正
接計算手段の出力タイミングは、2ビット周期が±πま
で表現されている。逆正接計算手段の出力タイミングを
1ビット周期が±πまで表現されるビットタイミングに
変換するため、その値を2倍操作手段により2倍にして
2πの剰余をとる。2倍操作手段の出力ビットタイミン
グでA/D変換器の出力をサンプラあるいは内挿手段に
よりサンプルあるいは内挿する旨が開示されている。
【0007】特開平05ー260107号公報(以下、
第2公報という)には、n(nは位相変調)PSK波信
号を復調するための直交変調器において、ディジタル的
にサンプリングして直交検波する際に、サンプリング値
を補間することが開示されている。すなわち、この第2
公報の場合には、2系統のA/D変換器でnPSK波信
号を一定周期でサンプリングして、ベースバンド信号を
再生するとともに、各A/D変換器のサンプリング値を
補間回路で補間して、補間されたベースバンド信号に対
して、リタイミング部でビットタイミング信号に応じて
リタイミングし、検波部でリタイミングされたベースバ
ンド信号に対して検波処理を行って、データ列を復元
し、ビットタイミング再生部でデータ列のタイミングか
ら、ビットタイミング信号を生成することが開示されて
いる。
【0008】特開平06ー284159号公報(以下、
第3公報という)には、ディジタル復調器内で、受信ク
ロック位相成分を抽出して、判定タイミングクロックの
位相制御を行うクロック同期回路が開示されている。こ
の第3公報の場合には、4値ディジタル変調方式によっ
て変調されたベースバンド信号を変調速度の2倍の以上
の速度でサンプリングして、ディジタルデータに変換
し、遅延検波回路により検波した検波データを判定回路
で判定タイミングクロックで判定するとともに、検波デ
ータを補間機能付リミッタ回路に送出する。
【0009】補間機能付リミッタ回路は検波出力の隣接
する2つのサンプル値の間を1つ以上補間してリミッタ
をかけて、1ビットの補間値データをディジタル・バン
ドパス・フィルタに出力する。ディジタル・バンドパス
・フィルタの出力により、位相誤差検出回路で判定タイ
ミングクロックの位相誤差を検出し、この位相誤差と現
在の判定タイミングクロックとの位相比較した結果に基
づき位相誤差信号をクロック再生回路に出力して判定タ
イミングクロックの位相を補正することが開示されてい
る。
【0010】さらに、プリアンブルの位相検出に関連す
る公知技術として、たとえば、特開閉07ー50700
号公報(以下、第4公報という),特開平07ー212
419号公報(以下、第5公報という)などがある。こ
のうち、第4公報の場合には、オフセットQPSK変調
波と互いにπ/2位相の異なる再生搬送波をそれぞれ第
1、第2の乗算器で乗算し、第1の乗算器の出力を第2
の乗算器の出力に対してシンボルレートの1/2周期遅
延器で遅延させ、遅延器の出力と第2の乗算器の出力と
からビットタイミング再生部用位相比較器で2個の位相
安定点を有する位相変換特性へ変換することが開示され
ている。
【0011】一方、第5公報の場合には、π/4シフト
QPSKされた搬送波の相対位相を相対位相検出部に入
力し、この相対位相検出部の第1のカウントと第2のカ
ウンタは、発振器で発振されるπ/4シフトQPSK信
号の搬送波の周波数とシフト周波数の和のm倍の周波数
の信号をカウントする。相対位相検出部の振幅制限器で
搬送波の振幅をスライドして矩形波の搬送波を出力し、
この搬送波の立ち上がりを立上検出回路で検出し、第1
のカウンタをリセットし、減算回路で第1のカウンタと
第2のカウンタの出力とを減算して、π/4シフトQP
SK信号の搬送波の相対位相を出力する。この相対位相
の1/2シンボル前の位相と相対位相との差を減算回路
で求め、減算回路の出力から位相差識別部が所定の相対
位相の1/2シンボル前の位相と相対位相との差が所定
値になると、参照信号発生部で参照信号を発生すること
が開示されている。
【0012】一方、復調装置にリミッタアンプを用い
て、復調装置の入力レベルの変動を抑制する方策もあ
る。このリミッタアンプを用いる場合には、リミッタを
かけることにより、入力レベルによらず、復調装置の出
力レベルを一定に保つことから、AGC用のプリアンブ
ルが不要となり、プリアンブルを短くすることができ
る。しかし、このリミッタアンプを用いる場合、リミッ
タアンプにより非線形歪みによる特性の劣化が大きくな
り、したがって、この非線形歪みの影響に対する対策を
考慮する必要がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来技
術ならびに上記各公報のいずれも、ディジタル位相変調
されたバースト信号復調装置において、伝送路における
レベル変動を抑圧するためにバースト信号の先頭部にプ
リアンブルを使用する場合においても、リミッタアンプ
を用いる場合においても、非線形歪みの影響、ノイズに
よる誤差の影響に対する対策が講じておらず、これらの
影響を回避するこができず、非線形歪みによる特性の劣
化が大きくなるという課題があった。
【0014】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、ノイズや非線形歪みにる誤差の影
響を受けにくく、前ディジタル処理により、LSIの小
形化を期して低消費電力化と無調整化を容易に実現する
ことができるビットタイミング再生回路を提供すること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のビットタイミング再生回路は、ディジタ
ル位相変調された受信変調信号から得られたベースバン
ド周波数帯の複素変調信号の実部信号を実部ディジタル
信号に変換する第1のアナログ/ディジタル変換器と、
前記ベースバンド帯の複素変調信号の虚部信号を虚部デ
ィジタル信号に変換する第2のアナログ/ディジタル変
換器と、前記実部ディジタル信号と前記虚部ディジタル
信号とを入力してベースバンド周波数帯の複素変調信号
の複素平面上の位相角を検出して位相角情報を出力する
変調信号位相検出回路と、前記位相角情報をシンボル間
隔だけ遅延する遅延回路と、前記位相角情報と前記遅延
回路の出力信号との減算を行って前記シンボル間隔間の
変調信号の複素平面上の位相差を検出する減算器と、前
記減算器から出力された前記位相差からサンプリングク
ロックの最適サンプリング点からのタイミングずれを検
出してクロック位相ずれ情報を出力するクロック位相検
出回路と、前記クロック位相検出回路から出力される前
記クロック位相ずれ情報を基にして前記第1のアナログ
/ディジタル変換器から出力される前記実部ディジタル
信号と前記第2のアナログ/ディジタル変換器から出力
される前記虚部ディジタル信号とをそれぞれ最適サンプ
リング点における信号に変換する信号変換手段とを備え
ることを特徴とする。
【0016】この発明によれば、第1アナログ/ディジ
タル変換器によりディジタル位相変調された受信変調信
号から得られたベースバンド周波数帯の複素変調信号の
実部信号を実部ディジタル信号に変換するとともに、第
2のアナログ/ディジタル変換器により複素変調信号の
虚部信号を虚部ディジタル信号に変換してそれぞれ変調
信号位相検出回路に入力する。変調信号位相検出回路は
実部ディジタル信号と虚部ディジタル信号からベースバ
ンド周波数帯の複素変調信号の複素平面上の位相角を検
出して位相角情報を遅延回路と減算器とに出力する。遅
延回路は位相角情報をシンボル間隔だけ遅延して減算器
に出力し、減算器は位相角情報と遅延回路の出力信号と
の減算を行ってシンボル間隔間の変調信号の複素平面上
の位相差を検出してクロック位相検出回路に出力する。
クロック位相検出回路は、シンボル間隔間の変調信号の
複素平面上の位相差からサンプリングクロックのタイミ
ングのずれを検出してクロック位相ずれ情報を信号変換
手段に出力する。信号変換手段は、クロック位相情報を
基にして実部ディジル信号と虚部ディジタル信号とをそ
れぞれ最適サンプリング点における信号に変換する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明のビットタイミン
グ再生回路の実施の形態について図面に基づき説明す
る。図1はこの発明の第1の実施の形態の構成を示すブ
ロック図であるが、図1に示すビットタイミング再生回
路の実施の形態の理解を容易にするために、まず、この
ビットタイミング再生回路を適用しているバースト信号
を復調する復調装置から概説する。
【0018】図2はこの復調装置の全体の構成を示すブ
ロック図である。この図2におけるリミッタアンプ1に
は、ディジタル位相変調された受信変調信号が入力され
るようになっている。リミッタアンプ1は伝送路におけ
るレベル変動を受けた送信電波を受信装置で受信して
も、この受信信号が復調装置に入力される際に、受信信
号のレベル変動を抑制する。リミッタアンプ1の出力信
号はバンドパスフィルタ2に送出される。バンドパスフ
ィルタ2は、リミッタアンプ1において、受信変調信号
のレベル変動の抑制動作により生じる非線形歪みに起因
して生じる不要波を除去して、受信変調信号を直交準同
期検波器101の分配器3に入力される。
【0019】分配器3では、この受信変調信号を2分岐
して、第1の乗算器4と第2の乗算器5の各第1の入力
端に入力する。第1の乗算器4の第2の入力端には、発
振器6から出力される変調信号の搬送波にほぼ等しいロ
ーカル信号が入力されている。第1の乗算器4は、この
ローカル信号と分配器3で分配された受信変調信号との
乗算を行ってベースバンド周波数帯の複素変調信号の実
部信号を出力してローパスフィルタ8に出力する。
【0020】また、発振器6から出力されるローカル信
号は、π/2移相器7に入力され、π/2移相したロー
カル信号がπ/2移相器7から第2の乗算器9の第2の
入力端に送出される。これにより、第2の乗算器9は、
π/2移相したローカル信号と分配器3で分配された受
信変調信号とを乗算してベースバンド周波数帯の複素変
調信号の虚部信号を出力してローパスフィルタ9に出力
する。ローパスフィルタ8は、ベースバンド周波数帯の
複素変調信号の実部信号から不要な高調波を除去して、
第1のアナログ/ディジタル(以下、A/Dという)1
0に出力する。同様にして、ローパスフィルタ9は、ベ
ースバンド周波数帯の複素変調信号の実部信号から不要
な高調波を除去して、第2のA/D変換器11に出力す
る。
【0021】第1のA/D変換器10、第2のA/D変
換器11には、クロック発振器12から出力される固定
クロックが入力されるようにしており、この固定クロッ
クが第1のA/D変換器10に入力されることにより、
第1のA/D変換器10はこの固定クロックにより、ベ
ースバンド周波数帯の複素変調信号の実部信号を標本量
子化して、実部ディジタル信号に変換する。同様にし
て、第2のA/D変換器11に固定クロックが入力され
ることにより、第2のA/D変換器11はベースバンド
周波数帯の複素変調信号の虚部信号を標本量子化して、
虚部ディジタル信号に変換する。
【0022】第1のA/D変換器10から出力される実
部ディジタル信号と、第2のA/D変換器11から出力
される虚部ディジタル信号は、この発明の第1の実施の
形態のビットタイミング再生回路102に送出され、こ
のビットタイミング再生回路102により、最適サンプ
リング点における信号に変換されるものでる。このビッ
トタイミング再生回路102より出力される最適サンプ
リング点における信号に変換直後の実部ディジタル信号
と虚部ディジタル信号は遅延検波器13に入力されるよ
うにしており、この遅延検波器13において実部ディジ
タル信号と虚部ディジタル信号が遅延検波されて、Iチ
ャネル復調信号およびQチャネル復調信号が出力される
ようになっている。
【0023】次に、上記ビットタイミング再生回路10
2について具体的に説明すると、このビットタイミング
再生回路102の内部構成は、ブロック図として示す図
1に示されている。この図1において、第1のA/D変
換器10から出力される実部ディジタル信号と、第2の
A/D変換器11から出力される虚部ディジタル信号は
それぞれ変調信号位相検出回路14に入力されるように
なっている。また、第1のA/D変換器10から出力さ
れる実部ディジタル信号は第1の補間フィルタ18を通
して上記遅延検波器13に入力されるようになってお
り、第2のA/D変換器11から出力される虚部ディジ
タル信号は第2の補間フィルタ19を通して遅延検波器
13に入力されるようになっている。
【0024】変調信号位相検出器14は、実部ディジタ
ル信号と虚部ディジタル信号を入力することにより、ベ
ースバンド周波数帯の複素変調信号の複素平面上の位相
角を検出して、検出結果である位相角情報を減算器15
の第1の入力端に出力するようになっているとともに、
遅延回路16の入力端に出力するようになっている。遅
延回路16は変調信号検出器14から入力される位相角
情報からシンボル間隔TS だけ遅延した信号を減算器
15の第2の入力端に送出するようにしている。減算器
15は、変調信号位相検出器14から出力される位相角
情報とその位相角情報をシンボル間隔Tsだけ遅延した
信号との減算を行って、シンボル間隔Ts間における変
調信号の複素平面上の位相差を検出するものである。
【0025】この位相差はクロック位相検出回路17に
送出するようになっている。クロック位相検出回路17
は、上記位相差からサンプリングクロックの最適サンプ
リング点からのタイミングのずれを検出するものであ
り、その検出結果を位相ずれ情報として前記第1の補間
回路18と第2の補間回路19に出力するようになって
いる。この第1の補間回路18と第2の補間回路19は
位相ずれ情報を基にして、それぞれ第1のA/D変換器
10から出力される実部ディジタル信号と、第2のA/
D変換器11から出力される虚部ディジタル信号とをそ
れぞれ最適サンプリング点における信号に変換する信号
変換手段Aを構成している。この第1の補間回路18の
出力と第2の補間回路19の出力は前記遅延検波器13
に送出するようになっている。このようにして、ビット
タイミング再生回路102が構成されている。
【0026】次に、以上のように構成されたこの発明の
第1の実施の形態の動作について説明する。上述のよう
に、ローパスフィルタ8は、ベースバンド周波数帯の複
素変調信号の実部信号から不要な高調波を除去して、第
1のA/D変換器10に出力する。同様にして、ローパ
スフィルタ9は、ベースバンド周波数帯の複素変調信号
の実部信号から不要な高調波を除去して、第2のA/D
変換器11に出力する。
【0027】第1のA/D変換器10、第2のA/D変
換器11は、クロック発振器12からの固定クロックを
入力して、それぞれ固定クロックによりベースバンド周
波数帯の複素変調信号の実部信号、虚部信号を標本化し
て実部ディジタル信号、虚部ディジタル信号に変換す
る。実部ディジタル信号、虚部ディジタル信号はそれぞ
れ第1の実施の形態におけるビットタイミング再生回路
102内の変調信号位相検出回路14に送出される。変
調信号位相検出回路14は、実部ディジタル信号と虚部
ディジタル信号とを入力することにより、ベースバンド
周波数帯の複素変調信号の複素平面上の位相角を検出し
て、位相角情報を減算器15の第1の入力端と遅延回路
16に出力する。
【0028】遅延回路16はこの位相角情報からシンボ
ル間隔Tsだけ遅延した信号を減算器15の第2の入力
端に出力する。減算器15は、変調信号位相検出回路1
4から入力される位相角情報と遅延回路16から入力さ
れるシンボル間隔Tsとの減算を行って、シンボル間隔
Ts間における変調信号の複素平面上の位相差を検出し
てクロック位相検出回路17に出力する。第1のA/D
変換器10から出力される実部ディジタル信号と、第2
のA/D変換器11から出力される虚部ディジタル信号
はそれぞれビットタイミング生成回路102の変調信号
位相検出回路14に入力される。
【0029】この第1の実施の形態においては、バース
ト信号の先頭に配置されるビットタイミング再生用のプ
リアンブルを用いて同期動作を行うものであり、この場
合、1バースト内では、クロックは十分安定しており、
プリアンブルで同期確立後は、クロック制御を止めても
バーストの終わりまで同期が保持されることを前提とす
る。たとえば、変調方式がQPSKの場合、プリアンブ
ルを図3の信号位相図の矢印Y1で結んだ2点S1,S
2の信号間を交互に繰り返すパターンとする。このと
き、一方の信号点を基準とすると、変調信号の位相角は
図4のような繰り返し波形となる。
【0030】この図4において、いま、サンプリングク
ロックの最適サンプリング点t1からのタイミングずれ
をΔTとし、シンボル間隔Ts間の変調信号の位相差を
θとすると、ΔTとθとの関係は、次のようになる。 θ=90°*(1−2*ΔT/Ts) ∴ΔT/Ts=(1/2−θ/180°) したがって、入力されるシンボル間隔TS間の変調信号
の複素平面上の位相差θから、サンプリングクロックの
最適サンプリング点t1からのタイミングずれΔT/T
sを検出できる。
【0031】クロック位相検出回路17は、このように
してサンプリングクロックのタイミングずれを検出し
て、プリアンブルの間平均化して、タイミングずれ情報
を第1の補間フィルタ18、第2の補間フィルタ19に
出力する。第1の補間フィルタ18はクロック位相検出
回路17からのタイミングずれ情報を基にして第1のA
/D変換器10から出力される実部ディジタル信号を最
適サンプリング点における信号に変換する。同様に、第
2の補間フィルタ19は第2のA/D変換器11から出
力される虚部ディジル信号を最適サンプリング点におけ
る信号に変換する。
【0032】この最適信号に変換するに際して、たとえ
ば、図5に示すように、Ts/2間隔のサンプルデータ
D1〜D3が入力されたときに、サンプルデータD2か
ら最適サンプリング点からのタイミングずれΔTだけ遅
れた時点のデータSDを補間により推定する。なお、こ
の第1の補間フィルタ18、第2の補間フィルタ19の
動作に関しては、「松本、守倉、加藤」の各氏による
「バーストモード全ディジタル化高速クロック再生回
路」、電子情報通信学会論文誌’92/6VOl.J7
5−B−IINO.6に記述されている。ここで、補間フ
ィルタは少なくともシンボル速度の2倍で、サンプリン
グしたデータが必要であるが、クロック位相検出につて
は、シンボル速度でサンプリングしたデータだけでよ
い。
【0033】このように、第1の実施の形態において、
第1の補間フィルタ18で最適サンプリング点における
信号に変換後の実部ディジタル信号と第2の補間フィル
タ19での最適サンプリング点における信号変換後の虚
部ディジタル信号は遅延検波器13に送出される。この
遅延検波器13は、これらの実部ディジタル信号と虚部
ディジタル信号が遅延して、Iチャネル復調信号とQチ
ャネル復調信号を出力する。
【0034】この第1の実施の形態のビットタイミング
再生回路102は、図3のように変調信号の複素平面上
の原点を通らないようなプリアンブルを用いる。これに
よって、原点付近の振幅の小さいサンプルデータを用い
ずにサンプリングクロック位相を検出する。したがっ
て、ノイズや非線形歪みによる誤差の影響を受けにくく
なる。また、クロック位相検出は、従来、シンボル速度
の2倍以上のサンプリング速度が必要であるが、この第
1の実施の形態においては、シンボル速度で動作する。
したがって、非線形歪みに強く、かつ低消費電力化を実
現できるとともに、全ディジタル処理のために、LSI
化による小形化と無調整化が用意に実現できる。
【0035】次に、この発明の第2の実施の形態につい
て説明する。図5はこの第2の実施の形態の構成を示す
ブロック図である。この図5において、図1と同一部分
には同一符号を付して重複説明を避け、図1とは異なる
部分を主体に説明する。この図5を図1と比較しても明
かなように、ビットタイミング再生回路103の信号変
換手段Aが図1の場合と異なる。すなわち、図1におけ
る信号変換手段Aが第1の補間フィルタ18と、第2の
補間フィルタ19で構成されているのに対して、図5の
第2の実施の形態では、信号変換手段Aとして、プログ
ラマブル移相器20が使用されている。
【0036】前記クロック位相検出回路17から出力さ
れるクロック位相ずれ情報がプログラマブル移相器20
に入力されるようになっており、このプログラマブル移
相器20はクロック位相ずれ情報に基づいてクロック発
振器12の固定クロックに位相をシフトさせるようにな
っている。したがって、クロック発振器12は図1の場
合とは異なり、固定クロックの位相がシフトされる。
【0037】このクロック発振器12の位相のシフトさ
れたクロックにより、第1のA/D変換器10が上述の
ように複素変調信号の実部信号を標本量子化して実部デ
ィジタル信号に変換して、変調信号位相検出回路17と
遅延検波器13に出力するようになっている。同様にし
て、第2のA/D変換器11はクロック発振器12の位
相のシフトされたクロックにより、複素変調信号の虚部
信号を標本量子化して虚部ディジタル信号に変換して変
調信号位相検出回路17と遅延検波回路13に出力する
ようになっている。その他の構成ならびに動作は図1と
同じである。なお、このプログラマブル移相器20につ
いては、たとえば、高草木氏他「DLL用ディジタル制
御クロック発振器の開発」’96年電子情報通信学会通
信ソサイエティ大会B−371に述べられている。
【0038】このような構成では、第1のA/D変換器
10、第2のA/D変換器11を含めてすべての構成が
シンボル速度で動作する。また、この発明のビットタイ
ミング再生回路は図3に示すように、変調信号の複素平
面上の原点を通らないようなプリアンブルを用いている
から、変調信号が原点を通らないようなπ/4シフトQ
PSK,MSK,GMSKなどの変調方式にも容易に適
用できる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ベー
スバンド周波数帯の複素変調信号の実部ディジタル信号
と虚部ディジタル信号からベースバンド周波数帯の複素
変調信号の複素平面上の位相角を変調信号位相検出回路
で検出して位相角情報を出力し、この位相角情報をシン
ボル間隔だけ遅延させた信号と位相角情報との減算を行
ってシンボル間隔間の変調信号の複素平面上の位相差を
検出し、この位相差からクロック位相検出回路でサンプ
リングクロックの最適サンプリング点からのタイミング
ずれを検出してクロック位相ずれ情報を得て、実部ディ
ジタル信号と虚部デジタル信号とを最適サンプリング点
における信号に変換するようにしたので、ノイズや非線
形歪みによる誤差の影響を受けにくく、全ディジタル化
にともなうLSI化による小型化と、低消費電力化、無
調整化を容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のビットタイミング再生回路の第1の
実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明のビットタイミング再生回路を適用し
た復調装置の構成を示すブロック図である。
【図3】この発明のビットタイミング再生回路を説明す
るための信号位相図である。
【図4】この発明のビットタイミング再生回路の第1の
実施の形態の動作を説明するための変調信号のサンプリ
ングタイミングと変調信号位相角との関係を示す説明図
である。
【図5】この発明のビットタイミング再生回路の第1の
実施の形態における補間フィルタによりサンプルデータ
を補間する状態の説明図である。
【図6】この発明のビットタイミング再生回路の第2の
実施の形態の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
A……信号変換手段、10……第1のA/D変換器、1
1……第2のA/D変換器、12……クロック発振器、
13……遅延変換器、14……変調信号位相検出回路、
15……減算器、16……遅延回路、17……クロック
位相検出回路、18……第1の補間フィルタ、19……
第2の補間フィルタ、20……プログラマブル移相器。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル位相変調された受信変調信号
    から得られたベースバンド周波数帯の複素変調信号の実
    部信号を実部ディジタル信号に変換する第1のアナログ
    /ディジタル変換器と、 前記ベースバンド帯の複素変調信号の虚部信号を虚部デ
    ィジタル信号に変換する第2のアナログ/ディジタル変
    換器と、 前記実部ディジタル信号と前記虚部ディジタル信号とを
    入力してベースバンド周波数帯の複素変調信号の複素平
    面上の位相角を検出して位相角情報を出力する変調信号
    位相検出回路と、 前記位相角情報をシンボル間隔だけ遅延する遅延回路
    と、 前記位相角情報と前記遅延回路の出力信号との減算を行
    って前記シンボル間隔間の変調信号の複素平面上の位相
    差を検出する減算器と、 前記減算器から出力された前記位相差からサンプリング
    クロックの最適サンプリング点からのタイミングずれを
    検出してクロック位相ずれ情報を出力するクロック位相
    検出回路と、 前記クロック位相検出回路から出力される前記クロック
    位相ずれ情報を基にして前記第1のアナログ/ディジタ
    ル変換器から出力される前記実部ディジタル信号と前記
    第2のアナログ/ディジル変換器から出力される前記虚
    部ディジタル信号とをそれぞれ最適サンプリング点にお
    ける信号に変換する信号変換手段と、 を備えることを特徴とするビットタイミング再生回路。
  2. 【請求項2】 前記第1のアナログ/ディジタル変換器
    は、前記ディジタル位相変調された受信変調信号から得
    られたベースバンド周波数帯の複素変調信号の実部信号
    をクロック発振器より出力される固定クロック信号で標
    本量子化して実部ディジタル信号に変換することを特徴
    とする請求項1記載のビットタイミング再生回路。
  3. 【請求項3】 前記第2のアナログ/ディジタル変換器
    は、前記ディジタル位相変調された受信変調信号から得
    られたベースバンド周波数帯の複素変調信号の虚部信号
    をクロック発振器より出力される固定クロック信号で標
    本量子化して虚部ディジタル信号に変換することを特徴
    とする請求項1記載のビットタイミング再生回路。
  4. 【請求項4】 前記信号変換手段は、前記クロック位相
    検出回路から出力される前記タイミングずれを基にして
    前記第1のアナログ/ディジタル変換器から出力される
    前記実部ディジタル信号を最適サンプリング点における
    信号に変換する第1の補間フィルタと、前記クロック位
    相検出回路から出力される前記タイミングずれを基にし
    て前記第2のアナログ/ディジタル変換器から出力され
    る前記虚部ディジタル信号を最適サンプリング点におけ
    る信号に変換する第2の補間フィルタとを備えることを
    特徴とする請求項1記載のビットタイミング再生回路。
  5. 【請求項5】 前記信号変換手段は、クロック発振器よ
    り出力される固定クロックの位相を前記クロック位相検
    出回路から出力される前記クロック位相ずれ情報に基づ
    いてシフトさせるプログラマブル移相器であるとを特徴
    とする請求項1記載のビットタイミング再生回路。
  6. 【請求項6】 前記第1のアナログ/ディジタル変換器
    は、前記ディジタル位相変調された受信変調信号から得
    られたベースバンド周波数帯の複素変調信号の実部信号
    を前記プログラマブル移相器で位相シフトされた前記ク
    ロック発振器より出力されるクロックで標本量子化して
    実部ディジタル信号に変換することを特徴とする請求項
    1記載のビットタイミング再生回路。
  7. 【請求項7】 前記第2のアナログ/ディジタル変換器
    は、前記ディジタル位相変調された受信変調信号から得
    られたベースバンド周波数帯の複素変調信号の虚部信号
    を前記プログラマブル移相器で位相シフトされた前記ク
    ロック発振器より出力されるクロックで標本量子化して
    虚部ディジタル信号に変換することを特徴とする請求項
    1記載のビットタイミング再生回路。
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