JP2689922B2 - 復調装置 - Google Patents

復調装置

Info

Publication number
JP2689922B2
JP2689922B2 JP6239921A JP23992194A JP2689922B2 JP 2689922 B2 JP2689922 B2 JP 2689922B2 JP 6239921 A JP6239921 A JP 6239921A JP 23992194 A JP23992194 A JP 23992194A JP 2689922 B2 JP2689922 B2 JP 2689922B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
clock
output
phase
carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6239921A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08107435A (ja
Inventor
武志 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP6239921A priority Critical patent/JP2689922B2/ja
Publication of JPH08107435A publication Critical patent/JPH08107435A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2689922B2 publication Critical patent/JP2689922B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多値直交振幅変調方式
又は多値位相偏位変調方式を用いたデジタル無線通信シ
ステムの受信用復調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル無線通信等に用いられる
多値直交振幅変調信号又は多値位相偏位変調信号等の受
信デジタル変調信号の復調方式として、コスタスル−プ
として知られる位相ロックル−プ等を利用して基準搬送
波を再生するとともに受信デジタル変調信号との複素乗
算出力を多値判別復調する同期検波方式と、受信搬送波
にほぼ等しい周波数の基準搬送波を独立して発生し、受
信デジタル変調信号との複素乗算後、乗算出力の基準搬
送波の位相誤差を補償して多値判別し復調する準同期同
期検波方式等が知られている。
【0003】本発明は前記後者の準同期検波方式の復調
装置に関するものである。図7は従来の準同期検波方式
の復調装置の一例を示すブロック図である。13、14
は複素乗算用の乗算器、15は基準搬送波を発振する発
振器、16はπ/2移相器、17、18はロ−パスフィ
ルタ、19、20はアナログ・デジタル変換器(以下、
A/D変換器)、8、9は波形整形フィルタ、10は基
準搬送波の位相誤差を補償する搬送波同期部、11、1
2は復調出力等を出力する判定器、4はクロック再生部
であり、以下この復調装置の動作を説明する。
【0004】図7において、多値直交振幅変調された受
信デジタル変調信号は二分され、それぞれ乗算器13、
14に供給される。発振器15は受信デジタル信号の搬
送波にほぼ等しい周波数のロ−カル信号を発振してい
る。乗算器13は受信デジタル信号と、発振器15から
のロ−カル信号(基準搬送波の実部信号COS)との乗
算を行い、準同期検波されたベ−スバンド帯のアナログ
複素変調信号の実部信号を出力する。一方、乗算器14
は前記受信デジタル信号と、発振器15からのロ−カル
信号をπ/2移相器16によりπ/2移相したロ−カル
信号(基準搬送波の虚部信号SIN)との乗算を行い、
準同期検波されたベ−スバンド帯のアナログ複素変調信
号の虚部信号を出力する。
【0005】乗算器13、14から出力される前記ベ−
スバンド帯の複素変調信号の実部信号及び虚部信号は、
それぞれロ−パスフィルタ17、18により不要な高調
波が除去された後、A/D変換器19、20に入力され
る。A/D変換器19、20は、それぞれ入力される前
記ベ−スバンド帯の複素変調信号の実部信号および虚部
信号を、クロック再生部4から出力される再生クロック
により標本量子化する。
【0006】A/D変換器19、20より出力される実
部デジタル信号および虚部デジタル信号は、波形整形フ
ィルタ8、9により波形整形される。波形整形フィルタ
8、9の出力信号は搬送波同期部10に供給され搬送波
位相誤差の補償が行われる。
【0007】搬送波同期部10より出力される搬送波の
位相補償後の二信号はベ−スバンド帯の復調信号であ
り、それぞれPチャンネル復調信号及びQチャンネル復
調信号となる。各チャンネルの復調信号はそれぞれ判定
器11、12に供給され、その信号レベルが判定され
る。判定器11、12からは伝送デ−タの復調出力とし
てのPチャンネル判定信号及びQチャンネル判定信号を
出力する。また、同時に、判定器11、12は、Pチャ
ンネル誤差信号及びQチャンネル誤差信号を出力し、こ
れら四つの出力信号は搬送波同期部10及びクロック再
生部4へ供給される。
【0008】クロック再生部4は、前記PQチャンネル
判定信号及びPQチャンネル誤差信号に基づき、位相誤
差が零になるよう制御された適性な再生クロックを発生
する。
【0009】以上の構成、動作により復調を行ってい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図7に示した従来の復
調装置においては、直交準同期検波部の乗算器13、1
4及びπ/2移相器16等がアナログ処理回路で構成さ
れていることから、部品の特性のばらつき等による回路
の複雑な調整が必要となる。また、部品の特性変化、温
度変動、電源電圧変動等により復調装置の諸特性が変動
するとともに、経時変化による特性の劣化を生ずる。
【0011】また、この復調装置において直交準同期検
波部をデジタル処理回路で構成する場合には、受信デジ
タル変調信号の搬送波周波数の数倍以上の高速で動作す
るデジタル乗算器や基準搬送波を発生するデジタルロ−
カル信号発生器等が必要になり、消費電力が大きくな
り、価格も高くなってしまう。
【0012】本発明は、このような問題を解決するもの
で、全体をデジタル処理回路で構成することができ、無
調整で特性の変動や劣化が無く、低消費電力、低価格の
装置として構成し得る復調装置を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は受信デジタル変
調信号の搬送波周波数のn倍(nは2以上の整数)にほ
ぼ等しい周波数のクロック信号を発生するクロック信号
発生手段と、前記クロック信号により受信デジタル変調
信号を標本量子化するA/D変換手段と、前記クロック
信号を計数するn進計数手段と、前記クロック信号より
低速の再生クロックを発生するクロック再生手段と、前
記標本量子化後のデジタル変調信号と前記n進計数手段
からの計数値信号とを前記再生クロックによりラッチす
るラッチ手段と、前記ラッチ手段の出力のデジタル変調
信号と同計数値信号との複素乗算を行う直交準同期検波
手段と、前記直交準同期検波手段の出力の搬送波位相誤
差を補償する搬送波同期手段と、前記搬送波同期手段の
出力から復調出力と誤差信号とを出力し前記クロック再
生手段を制御する判定手段とを設け、直交準同期検波部
以降の処理のデジタル化と低速化を可能とした構成を採
用している。また、前記クロック再生手段と前記ラッチ
手段との間に、ラッチ手段の出力の不定状態の発生を防
止するリタイミング手段を設け、動作の確実化と安定化
を可能とした構成を採用している。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すブロック図で
あり、1はタイミング信号を発生する発振器、2はA/
D変換器、3はn進カウンタ、4はクロック再生部、5
はリタイミング回路、6はラッチ回路、7は直交準同期
検波部、8、9は波形整形フィルタ、10は搬送波同期
部、11、12は判定器、13は1/2分周器である。
また、図2は、受信デジタル変調信号が多相位相偏位変
調波の場合のラッチ回路段までの信号処理動作の各部の
タイムチャ−トを示す。図2を参照しながら本実施例の
構成、動作を説明する。
【0015】発振器1及び発振器1の出力を分周する1
/2分周器13はタイミング信号発生回路を構成し、受
信デジタル変調信号の搬送波周波数fcの2n倍(2n
fc)にほぼ等しい繰り返し周波数のリタイミングクロ
ック(6)と、同n倍(nfc)にほぼ等しい繰り返し
周波数のサンプリングクロック(7)とを発生する。前
記サンプリングクロック(7)はそれぞれA/D変換器
2及びn進カウンタ3に供給され、また、前記リタイミ
ングクロック(6)は後述するリタイミング回路5に供
給される。なお、該タイミング信号発生回路は発振器と
2逓倍器との組合せの構成としてもよい。
【0016】一方、クロック再生部4は、後述する判定
器11、12からの出力に基づき再生クロック(4)を
出力する。このクロックはデ−タ伝送速度(変調速度)
以上の繰返し周波数をもつが、サンプリングクロック
(7)の繰返し周波数より低い繰返し周波数で発生す
る。リタイミング回路は再生クロック(4)の位相を調
整するものであり、再生クロック(4)とサンプリング
クロック(7)とのトリガタイミングが一致しないよう
に、リタイミングクロック(6)により位相を調整する
ものである。
【0017】入力された中間周波数等の受信デジタル変
調信号(1)はA/D変換器2において搬送波周波数の
ほぼn倍のサンプリングクロック(7)により標本量子
化され、デジタル変調信号に変換される。同時に、この
サンプリングクロック(7)はn進カウンタ3において
計数され、n進カウンタ3からは周期的に変わる計数値
信号が出力される。
【0018】A/D変換器2より出力される標本量子化
後のデジタル変調信号及びn進カウンタ3より出力され
る計数値信号は、ラッチ回路6に供給されリタイミング
回路からのラッチクロック(5)によりラッチされ、デ
ジタル変調信号及び計数値信号は、それぞれサンプリン
グクロックの数倍の周期で変化する低速のデジタルデ−
タとなる。
【0019】図2に示す例では、受信デジタル変調信号
の搬送波周波数fcが伝送デ−タ速度の2倍の4相位相
偏位変調、A/D変換器におけるサンプリング速度が搬
送波周波数fcの4倍(n=4)、ラッチ回路のラッチ
速度は変調速度の2倍であるから、デジタル変調信号は
A/D入出力(1)のアナログ表示した点線に示されて
いるように、搬送波一周期に4箇所でサンプリングが行
われてる。また、カウンタは4進カウンタ(n=4)と
なり計数値は0、1、2、3の4通りであって、この計
数値信号は2ビット信号形式で周期的に出力されてい
る。また、ラッチ回路6からの変調速度の2倍の再生ク
ロックによりラッチされた低速のデジタルデ−タ信号の
表示は省略している。なお、受信デジタル変調信号の搬
送波周波数fcが伝送デ−タ速度の2倍より大きい変調
形式の場合は、再生クロック(4)の繰返し周波数は更
に低下できるから、ラッチ回路6の出力は一層低速化し
得ることは明らかである。
【0020】また、図2において、再生クロック(4)
の間隔は正常動作時にはベ−スバンド信号(復調出力)
に同期したほぼ均一な間隔のパルス列である。しかし、
再生クロックとサンプリングクロック(7)とは互いに
非同期信号であり、位相の進み遅れが生じることがあっ
て不均一が生じることがある。図2はこの状態を示して
おり、この場合、時刻t1、t2、t5のように再生ク
ロックがラッチ入力デ−タの変換点と一致し、ラッチ出
力が不定となる虞がある。ラッチ出力を正確化し復調の
安定化を図るためには再生クロックの位相を調整するこ
とが効果的であり、リタイミング回路はこのための位相
調整回路として設けられている。ラッチ入力デ−タ等の
変換点と再生クロック(4)とのトリガタイミングが重
ならないようにリタイミングクロック(6)でラッチク
ロック(5)を発生し、常に適切なタイミングでのデジ
タル変調信号等のラッチを可能にしている。なお、リタ
イミング回路としては、記憶回路例えばD型フリップフ
ロップを用いて構成することができる。D(入力)端子
に再生クロックをC(トリガ)端子にリタイミングクロ
ック(6)を印加する構成とする。
【0021】次に、直交準同期検波部7おいて、ラッチ
回路6によりラッチされた標本量子化後のデジタル変調
信号を、同時にラッチされたn進カウンタ値信号を用い
て直交準同期検波を行い、ベ−スバンド帯の複素変調信
号の実部信号(Pチヤンネル復調信号)及び虚部信号
(Qチヤンネル復調信号)を出力する。これは、n進カ
ウンタ3の計数値信号は同時点で標本量子化されたデジ
タル変調信号の位相情報を表しており、当然そのラッチ
された計数値信号も同時点でラッチされた標本量子化後
のデジタル変調信号の位相情報を表しているからであ
る。直交準同期検波部7は、図3のように乗算器22、
23と、ラッチ回路6からの計数値信号に応じたCO
S、SINの値の信号を出力する直交ロ−カル24から
構成されている。ラッチ回路6からのデジタル変調信号
とCOS値との乗算結果がPチヤンネル復調信号に、同
SIN値との乗算結果がQチヤンネル復調信号になる。
なお、直交ロ−カル23はラッチ回路6の計数値信号を
COS、SINの値に変換出力する論理回路又はROM
等により構成することができる。n=4(4進カウン
タ)の場合はラッチ回路の出力に応じ図4のようなCO
S、SINの値を出力する。この場合、COS、SIN
の値は±1のみをとることから複素演算は簡略化でき
る。
【0022】このように、直交準同期検波部には受信デ
ジタル変調信号がA/D変換器、ラッチ回路を介して供
給されており。また、n進の計数デ−タ出力もラッチ回
路を介してロ−カル信号デ−タとして供給されている。
このため、直交準同期検波部の乗算はデジタル処理が可
能であり、かつ、ラッチ回路により信号速度が低下する
から、直交準同期検波部及びそれ以降の信号処理速度の
低速化が可能になっている。
【0023】次に、本発明の一実施例の直交準同期検波
部以降の復調及びクロック再生動作について、それぞれ
のブロックの構成及び動作を具体的に説明する。
【0024】図1において直交準同期検波部7からの各
チヤンネルの復調信号は波形整形フィルタ8、9を通っ
て符号間干渉及び雑音成分が除去されたのち、搬送波同
期部10に入力される。搬送波同期部10は、判定器1
1、12の出力に基づき直交準同期検波部7におけるロ
−カル信号(基準搬送波)の周波数・位相と受信デジタ
ル変調信号の搬送波の周波数・位相とのずれの影響を補
償するものである。即ち、搬送波同期部10によって複
素乗算器の出力信号の搬送波位相誤差の影響を零にす
る。
【0025】搬送波同期部10より出力される搬送波の
位相誤差補償後のPチヤンネル復調信号及びQチヤンネ
ル復調信号はそれぞれ判定器11、12において判定さ
れる。判定器11、12は二つの機能を持ち原理的には
比較動作を行う。前記復調信号を予め設定されたしきい
値と比較し、しきい値よりハイレベルかロ−レベルかの
1ビットの判定信号と、しきい値又は各レベルの標準値
からの偏差である複数ビットの誤差信号を出力する。判
定器11、12は比較器で構成できるが、具体的には論
理回路又はROM等を用い入力デ−タに応じ復調出力と
なる判定信号と誤差信号を読み出す構成を採用できる。
また、判定器11、12はそれぞれが上記二つの機能を
持つ二つの回路として構成することもできる。
【0026】搬送波同期部10の構成としては、図5の
ように判定器11、12の出力であるP、Qチヤンネル
の判定信号と誤差信号から基準搬送波の位相誤差を検出
する位相誤差検出回路25と、位相誤差検出回路25の
出力の雑音成分を除去するデジタルル−プフィルタ26
と、デジタルル−プフィルタ26の出力に応じた周波数
のCOS信号とSIN信号を出力する数値制御発振器2
7と、数値制御発振器27の出力のCOS信号を実部、
SIN信号を虚部とする複素数と、波形整形フィルタ
8、9の出力のPチヤンネル信号を実部、Qチヤンネル
信号を虚部とする複素数との乗算を行う複素乗算器28
から構成される。位相誤差検出回路25はP、Qチヤン
ネルの判定信号及び誤差信号と発振器制御信号の関係が
記録された論理回路又はROM等により構成する。ま
た、位相誤差検出回路25に代えて、複素乗算器28の
出力に周波数及び位相回転を検出する検波器等を設け、
その出力で数値制御発振器27を制御し準同期検波出力
のビ−ト周波数又は位相回転が複素乗算器28の出力に
おいて零となるよう構成して、搬送波同期部10におい
て判定器11、12の出力を利用しない構成とすること
もできる。
【0027】クロック再生部4の構成としては、図6の
ように判定器11、12の出力であるP、Qチヤンネル
の判定信号と同誤差信号からクロックの位相誤差を検出
するクロック位相誤差検出回路29と、クロック位相誤
差検出回路29の出力の雑音成分を除去するデジタルル
−プフィルタ30と、デジタルル−プフィルタ30の出
力に応じた周波数の信号を出力する数値制御発振器31
と、数値制御発振器31の出力パルスを図2のクロック
再生部出力(4)の波形のように一定幅にする波形整形
回路32から構成される。これにより波形整形回路32
から出力される再生クロックは復調出力と位相誤差が零
になるように制御される。クロック位相誤差検出回路2
9は、P、Qチヤンネルの判定信号及び誤差信号と発振
器制御信号の関係が記録された論理回路又はROM等に
より構成することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、直交準同期検波部に受信デジ
タル変調信号がA/D変換器、ラッチ回路を介して供給
され、また、ロ−カル信号デ−タとしてのn進の計数デ
−タ出力もラッチ回路を介して供給されている。このた
め、直交準同期検波部の乗算はデジタル処理が可能であ
り、かつ、ラッチ回路により信号速度が低下しており、
直交準同期検波部及びそれ以降の信号処理速度の低速化
が可能になっている。したがって、直交準同期検波部の
乗算器等をデジタル処理回路により構成でき、部品の特
性のばらつき等による回路の複雑な調整が不要となり、
また、部品の特性変化、温度変動、電源電圧変動等によ
る復調装置の諸特性の変動や、経時変化による特性の劣
化を生ずることがない。即ち、本発明は無調整で特性の
変動や劣化が無く、低消費電力、低価格の復調装置を構
成し得る点で効果が大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の具体的な動作を説明するた
めの図である。
【図3】本実施例における直交準同期検波部の一例を示
すブロック図である。
【図4】本実施例における直交準同期検波部直交ロ−カ
ルのデ−タ変換の一例を示す図である。
【図5】本実施例における搬送波同期部の一例を示すブ
ロック図である。
【図6】本実施例におけるクロック再生部の一例を示す
ブロック図である。
【図7】従来の技術を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 発振器 2 A/D変換器 3 n進カウンタ 4 クロック再生部 5 リタイミング回路 6 ラッチ回路 7 直交準同期検波部 8,9 波形整形フィルタ 10 搬送波同期部 11,12 判定器 13,14 乗算器 15 発振器 16 π/2移相器 17,18 ロ−パスフィルタ 19,20 A/D変換器 21 1/2分周器 22,23 乗算器 24 直交ロ−カル 25 位相誤差検出回路 26,30 ル−プフィルタ 27,31 数値制御発振器 28 複素乗算器 29 クロック位相誤差検出回路 32 波形整形回路

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信デジタル変調信号の搬送波周波数の
    n倍(nは2以上の整数)にほぼ等しい繰返し周波数の
    クロック信号を発生するクロック信号発生手段と、前記
    クロック信号により受信デジタル変調信号を標本量子化
    するA/D変換手段と、前記クロック信号を計数するn
    進計数手段と、前記クロック信号より低速の再生クロッ
    クを発生するクロック再生手段と、前記A/D変換手段
    からのデジタル変調信号と前記n進計数手段からの計数
    値信号とを前記再生クロックによりラッチするラッチ手
    段と、ラッチ手段の出力の複素乗算を行う直交準同期検
    波手段と、前記直交準同期検波手段の出力の搬送波位相
    誤差を補償する搬送波同期手段と、前記搬送波同期手段
    の出力から復調出力と誤差信号とを出力し前記再生クロ
    ック手段を制御する判定手段とを具備することを特徴と
    する復調装置。
  2. 【請求項2】 前記クロック再生手段と前記ラッチ手段
    との間に、ラッチ手段の出力の不定状態の発生を防止す
    るリタイミング手段を具備することを特徴とする請求項
    1記載の復調装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送波同期手段は、前記判定信号と
    前記誤差信号から搬送波の位相誤差を検出する位相誤差
    検出回路と、前記位相誤差検出回路の出力の雑音成分を
    除去するル−プフィルタと、前記ル−プフィルタの出力
    に応じた周波数の信号を出力する数値制御発振器と、前
    記数値制御発振器の出力信号と前記直交準同期検波手段
    の出力との複素乗算を行う複素乗算器を具備することを
    特徴とする請求項1、2記載の復調装置。
  4. 【請求項4】 前記クロック再生手段は、前記復調出力
    と前記誤差信号からクロックの位相誤差を検出するクロ
    ック位相誤差検出回路と、前記クロック位相誤差検出回
    路の出力の雑音成分を除去するル−プフィルタと、前記
    ル−プフィルタの出力に応じた周波数の信号を出力する
    数値制御発振器とを具備することを特徴とする請求項
    1、2、3記載の復調装置。
  5. 【請求項5】 前記リタイミング手段は記憶手段を含
    み、前記クロック信号発生手段は前記クロック信号と異
    なるトリガ位相を有するリタイミングクロック信号を発
    生し、前記リタイミングクロック信号により前記記憶手
    段に前記再生クロックを記憶することにより再生クロッ
    クの位相を調整することを特徴とする請求項4記載の復
    調装置。
  6. 【請求項6】 前記受信デジタル変調信号は多値直交振
    幅変調信号又は多値位相偏位変調信号であり、前記クロ
    ック信号発生手段は受信デジタル変調信号の搬送波周波
    数の4倍にほぼ等しい繰返し周波数のクロック信号を発
    生し、前記n進計数手段は4進計数手段であり、クロッ
    ク再生手段はデ−タ伝送速度の約2倍の繰返し周波数で
    前記再生クロックを発生することを特徴とする請求項5
    記載の復調装置。
  7. 【請求項7】 前記受信デジタル変調信号の搬送波周波
    数はデ−タ伝送速度の2倍の周波数であることを特徴と
    する請求項6記載の復調装置。
JP6239921A 1994-10-04 1994-10-04 復調装置 Expired - Fee Related JP2689922B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6239921A JP2689922B2 (ja) 1994-10-04 1994-10-04 復調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6239921A JP2689922B2 (ja) 1994-10-04 1994-10-04 復調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08107435A JPH08107435A (ja) 1996-04-23
JP2689922B2 true JP2689922B2 (ja) 1997-12-10

Family

ID=17051834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6239921A Expired - Fee Related JP2689922B2 (ja) 1994-10-04 1994-10-04 復調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2689922B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08107435A (ja) 1996-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3041175B2 (ja) Ofdm同期復調回路
US5535252A (en) Clock synchronization circuit and clock synchronizing method in baseband demodulator of digital modulation type
US5144256A (en) Method and apparatus for demodulating a GMSK signal
JPH10308784A (ja) 復調装置
US6377634B1 (en) Circuit for reproducing bit timing and method of reproducing bit timing
EP0578489B1 (en) Clock recovery phase detector
US6243431B1 (en) Symbol timing recovery apparatus
JP2000049882A (ja) クロック同期回路
US6072828A (en) Timing recovery apparatus and method using equalizer and apparatus for judging last data
EP0335346A2 (en) Digital signal magnetic recording and playback apparatus employing quadrature amplitude modulation
US5119243A (en) Digital signal magnetic recording/reproducing apparatus
US5170131A (en) Demodulator for demodulating digital signal modulated by minimum shift keying and method therefor
US4620159A (en) Demodulator for multiphase PSK or multilevel QAM signals
JP3120833B2 (ja) バースト信号復調装置
JP3489493B2 (ja) シンボル同期装置および周波数ホッピング受信装置
JP2689922B2 (ja) 復調装置
US7233635B2 (en) Apparatus and method for digital symbol synchronization
JP3552183B2 (ja) 搬送波再生方法および装置
JP2013126224A (ja) クロックリカバリ回路、これを含むデジタル復調回路、クロックリカバリ方法及びこれを含むデジタル復調方法
JP3518429B2 (ja) デジタルpll装置およびシンボル同期装置
JP2795761B2 (ja) Msk信号復調回路
JP3167341B2 (ja) 連続位相変調信号復調回路
JP3183456B2 (ja) クロック再生回路及びこれを用いた受信装置
JP3134442B2 (ja) 復調装置
JPH03205940A (ja) ディジタル復調器

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970729

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070829

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100829

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees