JP3398537B2 - クロック再生装置 - Google Patents

クロック再生装置

Info

Publication number
JP3398537B2
JP3398537B2 JP33077695A JP33077695A JP3398537B2 JP 3398537 B2 JP3398537 B2 JP 3398537B2 JP 33077695 A JP33077695 A JP 33077695A JP 33077695 A JP33077695 A JP 33077695A JP 3398537 B2 JP3398537 B2 JP 3398537B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
power component
peak
zero
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33077695A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09172467A (ja
Inventor
智 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP33077695A priority Critical patent/JP3398537B2/ja
Publication of JPH09172467A publication Critical patent/JPH09172467A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3398537B2 publication Critical patent/JP3398537B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル変調信号の復
調処理におけるクロック再生装置におけるタイミング誤
差検出に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル伝送通信において、デジタル変
調信号復調器が復調処理すべき受信信号のクロック成分
に同期したクロックを生成するには、従来、いわゆる零
交差追従方式が採用されていた。この零交差追従方式
は、直交検波出力に対して、シンボル周期の2倍の周波
数によるサンプリングを行い、そこで得られた2サンプ
ル/シンボルのデータの中で、一方をピークタイミング
のデータ(以下ピークデータという)、残りをゼロタイ
ミングのデータ(以下ゼロデータという)の信号として
処理している。
【0003】図4に示したデジタル伝送通信における直
交検波出力から、図2に示すクロック再生装置によりク
ロックを再生する場合について説明する。
【0004】いま図4の直交検波出力(Ich、Qch)の
波形は、正常なサンプルタイミングからτだけ誤差が生
じている。尚、Pn-1,iとPn-1,q、Pn,iとP n,q 、およ
びZn-1,iとZn-1,qは、夫々同時のタイミングによって
得られたサンプルであり、1シンボルあたりの2サンプ
ルの順番は、ピークデータ、ゼロデータの順番としてい
る。
【0005】この直交検波出力が、図2のクロック再生
装置に入力し、アナログ−デジダル(A/D)変換器1
でデジタル変換された後、誤差検出部25に入力してタ
イミング誤差τに応じた結果を出力し、その出力を平均
化処理部3で平均化後、誤差τに応じたサンプルタイミ
ングの位相をタイミング制御部4にて制御する。タイミ
ング制御部4の出力は、受信信号に同期させるため分周
回路5で分周される。その結果、受信信号からクロック
の再生がされる。
【0006】上記のクロック再生装置で、誤差検出部2
5は、従来、図5のブロック図に示す回路が使用されて
いた。直交検波出力のデジタル信号Ich/Dは、振分け
部6でピークデータPn,iとゼロデータZn,iに振り分け
られる。ゼロデータZn,iが遅延保持回路7に入力する
と、そこに1シンボル遅延して保持されている前回のサ
ンプルのゼロデータZn-1,iが出力する。ピークデータ
n,iが遅延保持回路8に入力すると、やはり前回のサ
ンプルのピークデータPn-1,iが出力する。減算回路9
で、振分け部6から直接入力するピークデータPnと遅
延保持回路8から入力する前回のピークデータPn-1,i
とを減算する。この減算結果と、遅延保持回路7から出
力したゼロデータ、すなわち時間的に前後するピークデ
ータPn,iおよびPn-1,iに挟まれたゼロデータZn-1,i
が乗算回路10で乗算される。一方、直交検波出力のデ
ジタル信号Qch/Dは、振分け部11でピークデータP
n,qとゼロデータZn,qに振り分けられる。このゼロデー
タZn,qが入力すると遅延保持回路12から前回のゼロ
データZn-1,qが出力する。ピークデータPn,qの入力に
より遅延保持回路13から前回のピークデータPn-1,q
が出力し、このピークデータPn-1,qと振分け部11か
ら直接入力するピークデータPn,qとを減算回路14で
減算する。この減算結果と、遅延保持回路12から出力
し、時間的に前後するピークデータPn,qおよびPn-1,q
に挟まれたゼロデータZn-1,qとが乗算回路15で乗算
される。乗算回路10の乗算結果と乗算回路15の乗算
結果とを加算回路16にて加算することによって、タイ
ミング誤差τに応じた出力を得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】デジタル伝送通信の実
際のシステム上では、送受間のローカル周波数の差に起
因する周波数オフセットが存在する。この周波数オフセ
ットが存在すると、キャリアの中心周波数がずれてしま
い、受信側のフィルタによる歪みを受けてしまうと同時
に、上記した従来の零交差追従方式における図5に示し
た誤差検出部25が劣化をさらに引き起こしてしまう。
式1は、従来技術における周波数オフセットωの影響を
示している。尚、Tsはシンボル周期である。
【0008】
【数1】
【0009】式1の右辺第1項、第2項におけるωが検
出結果に影響することは明らかである。時間的に誤差が
一定とみなせる周波数オフセット以外にも、移動体通信
では、ドップラ周波数も生じ、これによってもキャリア
の周波数が変動するから、前述の周波数オフセットに対
する状況と同様な現象が生じる。
【0010】図7には16QAM変調方式による信号の
周波数オフセット(シンボルレート1/Tsにて正規化)
2種類(0%と10%)に対する誤差検出特性が示して
ある。横軸はサンプルタイミングの誤差、縦軸はそれぞ
れのサンプルタイミングにおける検出誤差である。サン
プルタイミングの誤差=0の場合が理想的なタイミング
である。周波数オフセットにより検出誤差の振幅が大き
く変化してしまうことが解る。振幅が変化すると、安定
したクロック再生のループ動作が得られなくなる。周波
数オフセットはシステムの初期引き込み時や、フェージ
ングにおけるドップラシフトによっても発生するから、
この状態での誤差特性が安定でない場合(周波数オフセ
ットに依存せずに一定の高速性によって理想的なタイミ
ングに収束しない場合)には、サンプルタイミング誤差
に起因する復調特性の劣化をも起こす。この症状は、ピ
ークデータとゼロデータの順番を入れ替えても同じであ
る。
【0011】本発明はこのようなデジタル伝送通信にお
けるクロック再生装置の持つ問題点を解消するためなさ
れたもので、デジタル変調信号の復調処理において、周
波数オフセットによる誤差検出特性の劣化を抑えるクロ
ック再生装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めになされた本発明を実施例に対応する図1、図2によ
り以下に説明する。
【0013】本発明のクロック再生装置は、デジタル変
調信号復調器が復調処理すべき受信信号のクロック成分
に同期したクロックを生成させるための装置である。す
なわち図2に示すように、直交検波したIch出力および
Qch出力にシンボルレートの2倍でサンプリングするア
ナログ−デジダル変換器1と、アナログ−デジダル変換
器1の出力からサンプルタイミングの誤差を算出する誤
差検出部2と、誤差検出部2の出力を平均化する平均化
処理部3と、平均化処理部3の出力から前記サンプルタ
イミングの位相を制御するタイミング制御部4と、タイ
ミング制御部4の出力を分周することによって受信信号
に同期したクロックを生成する分周回路5とを有してい
る。誤差検出部2は、図1に示すように、Ich出力をピ
ークデータPn,iとゼロデータZn,iに振り分ける振分け
部17、Qch出力をピークデータPn,qとゼロデータZ
n,qに振り分ける振分け部18、Ich出力のピークデー
タPn,iとQch出力のピークデータPn,qとを2乗和して
ピーク電力成分Ppwrnを算出する第1の電力算出回路2
0と、第1の電力算出回路20からのピーク電力成分P
pwrnを1シンボル分遅延保持する遅延保持回路22、遅
延保持回路22から入力する前回のピーク電力成分Ppw
rn-1と第1の電力算出回路20から直接入力する今回の
ピーク電力成分Ppwrnとを減算する減算回路23、Ich
出力のゼロデータZn,iとQch出力のゼロデータZn,q
を2乗和してゼロ電力成分Zpwrnを算出する第2の電力
算出回路19、および減算回路23の減算結果Ppwrn
Ppwrn−1と、第2の電力算出回路19のゼロ電力
成分Zpwrとを乗算する乗算回路24を含んでい
る。
【0014】誤差検出部2に、図3に示すように、第2
の電力算出回路19からのゼロ電力成分Zpwrnを1シン
ボル分遅延保持する第2の遅延保持回路21をさらに有
し、乗算回路24が第2の遅延保持回路21から出力す
る前回のゼロ電力成分Zpwrn-1と前記減算結果Ppwrn
Ppwrn-1とを乗算する構成であってもよい。すなわち時
間的に前後するピークにおける電力成分PpwrnおよびP
pwrn-1に挟まれたゼロにおける電力成分Zpwrn-1と、前
後するピークにおける電力成分PpwrnおよびPpwrn-1
差Ppwrn−Ppwrn-1が乗算されることを意味する。
【0015】減算回路23が、遅延保持回路22から入
力する前回のピーク電力成分Ppwrn-1より第1の電力算
出回路20から直接入力するピーク電力成分Ppwrnを減
算する減算回路か、または第1の電力算出回路20から
直接入力するピーク電力成分Ppwrnより遅延保持回路2
2から入力する前回のピーク電力成分Ppwrn-1を減算す
る減算回路かによって、タイミング制御部4が制御の極
性を反転させ、タイミングを進み方向か、遅れ方向に選
択可能にしてあることが好ましい。
【0016】
【作用】上記のクロック再生装置で、誤差検出部2の第
1の電力算出回路20および第2の電力算出回路19が
ピークデータ、ゼロデータの夫々のペアに対して2乗和
してピーク電力成分およびゼロ電力成分を求め、これを
もとにタイミング誤差τに応じた出力を得ているので、
キャリアの位相変動による誤差検出特性の劣化を抑える
ことができる。すなわち、ピークデータおよびゼロデー
タの夫々につき、IchおよびQchに対する電力成分(I
2+Q2)で誤差検出処理を行うものである。この方式に
よれば、周波数オフセットωが含まれている入力信号
は、 (I+jQ)・EXP(jωt) であるから、そのIch、Qchの成分は Ich:I・cosωt−Q・sinωt Qch:Q・cosωt+I・sinωt となる。このIchとQchの両成分に対して、電力成分
(両成分の2乗和)を算出すれば、cos2ωt+si
2ωt=1であるから、 (Ich)2+(Qch)2=I2+Q2 となる。したがって、この式に周波数オフセットωを含
む項はないから、周波数オフセットによる誤差検出特性
の劣化を抑えることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳細に説
明する。
【0018】図1は本発明を適用するクロック再生装置
の誤差検出部2の実施例を示すブロック回路図である。
図2は同じく本発明を適用するクロック再生装置の全体
を示すブロック回路図である。
【0019】先ず図2によりクロック再生装置の全体を
説明する。クロック再生装置は、アナログ−デジダル
(A/D)変換器1、誤差検出部2、平均化処理部3、
タイミング制御部4、分周回路5を有している。図示を
省略したデジタル変調信号復調器から直交検波出力(I
ch、Qch)が入力すると、A/D変換器1でデジタル変
換される。そのデジタル信号が誤差検出部2に入力して
タイミング誤差τに応じた結果を出力する。その出力を
平均化処理部3で平均化後、誤差τに応じたサンプルタ
イミングの位相をタイミング制御部4にて制御する。タ
イミング制御部4の出力は、受信信号に同期させるため
分周回路5で分周される。その結果、受信信号からクロ
ックの再生がされる。
【0020】図2に示したクロック再生装置に配置され
る誤差検出部2は、図1に示すように、振分け部17、
振分け部18、電力算出回路20、遅延保持回路22、
減算回路23、電力算出回路19、乗算回路24を有し
ている。
【0021】この誤差検出部2に、A/D変換器1から
直交検波出力のデジタルデータIch/Dが入力する
と、振分け部17でピークデータPn,iとゼロデータ
n,iに振り分けられる。同じく直交検波出力のデジタ
ルデータQch/Dが入力すると、振分け部18でピーク
データPn,qとゼロデータZn,qに振り分けられる。振分
け部17から出力されたIchのピークデータPn,iと、
振分け部18から出力されたQchのピークデータPn,q
は、電力算出回路20に入力し、ピークにおける電力成
分Ppwrn=I2+Q2が算出される。同様に振分け部17
から出力されたIchのゼロデータZn,iと、振分け部1
8から出力されたQchのゼロデータZn,qは、電力算出
回路19に入力し、ゼロにおける電力成分Zpwrn=I2
+Q2が算出される。
【0022】電力算出回路20で算出されたピーク電力
成分Ppwrnが遅延保持回路22に入力すると1シンボル
分遅延して保持されている前回のピーク電力成分Ppwr
n-1が出力し、そのピーク電力成分Ppwrn-1が減算回路
23のマイナス側に入力する。一方、減算回路23のプ
ラス側には、電力算出回路20からピーク電力成分Ppw
rnが入力し、(ピーク電力成分Ppwrn−ピーク電力成分
Ppwrn-1)の演算がなされる。
【0023】乗算回路24に、電力算出回路19で算出
されたゼロ電力成分Zpwrn(現時点でのゼロ電力成分)
と減算回路23で算出された減算結果(Ppwrn−Ppwr
n-1)とが入力して乗算される。この乗算結果がタイミ
ング誤差τに応じた出力となっており、図2のクロック
再生装置の平均化処理部3へ入力し、そこでタイミング
誤差τが算出される。
【0024】図3に示すブロック回路図は、誤差検出部
2の別な実施例の要部を示している。図1に示した誤差
検出部2の第2の電力算出回路19と乗算回路24との
間に第2の遅延保持回路21を挿入付加してある。この
遅延保持回路21は入力したゼロ電力成分を1シンボル
分遅延保持し、次のゼロ電力成分が入力したときに保持
している前回のゼロ電力成分を出力するものである。第
2の電力算出回路19からゼロ電力成分Zpwrnが入力す
ると、第2の遅延保持回路21から前回のゼロ電力成分
Zpwrn-1が出力する。乗算回路24では、このゼロ電力
成分Zpwrn-1と減算回路23で算出された減算結果(P
pwrn−Ppwrn-1)とが乗算される。時間的に連続するピ
ーク電力成分PpwrnおよびPpwrn-1に挟まれたゼロ電力
成分Zpwrn -1と、連続するピークにおける電力成分Ppw
rnおよびPpwrn-1の差Ppwrn−Ppwrn-1が乗算される。
【0025】図1に示した実施例では、減算回路23は
ピーク電力成分Ppwrn-1がマイナス側に入力し、ピーク
電力成分Ppwrnがプラス側に入力する、すなわちピーク
電力成分Ppwrn−ピーク電力成分Ppwrn-1の演算がなさ
れるものとして説明してある。しかし、減算回路23は
これに限られることなく、ピーク電力成分Ppwrn-1が遅
延保持回路22からプラス側に入力し、ピーク電力成分
Ppwrnが電力算出回路20からマイナス側に直接入力す
る、すなわちピーク電力成分Ppwrn-1−ピーク電力成分
Ppwrnの演算がなされる構成でもよい。そのように減算
回路23の減算方向を変えることにより、タイミング制
御部4が制御の極性を反転させ、タイミングを進み方向
か、遅れ方向に選択することで整合がとれることにな
る。
【0026】図6は上記実施例のクロック再生装置を1
6QAM変調信号に適用した場合の誤差検出特性を示し
ている。フィルタ等による若干の歪みは生じているもの
の、従来方法では周波数オフセットωの影響が大きく生
じていたが(図7参照)、周波数オフセットωによる影
響は殆ど受けないことが解る。したがって安定した特性
を得ることができる。
【0027】尚、従来の装置による誤差特性(図7参
照)と本発明の装置による誤差特性(図6参照)では、
振幅やその極性が異なっている。これについては、予め
どのような誤差検出特性となるかを考慮して、平均化処
理やタイミング制御を行えば容易に対応できる。
【0028】以上に説明した本発明のクロック再生装置
が適用できる変調方式としては、位相変調方式あるいは
振幅・位相変調方式があり、例えばQPSK等といった
方式のみならず16QAMや64QAMといった変調方
式であっても、キャリア周波数の変化、変動に対しても
安定したクロック再生処理が可能である。
【0029】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明のク
ロック再生装置は、周波数オフセットに影響されない誤
差検出特性が得られるから、例えばキャリアの初期引き
込み時に周波数オフセットがシンボルレートの10%程
度といった状態で存在していても、サンプルタイミング
としては良好なタイミングを保持することができる。周
波数オフセットを何らかの手法によって減じようとする
場合に、殆ど周波数オフセットが無視できる状態までウ
ェイトをかけるような時間のロスが防げ、引き込み時間
の短縮が可能となる。また、フェージングにおけるドッ
プラシフトが存在していても、クロック再生は安定した
動作となり、周波数変動に起因したサンプルタイミング
の不安定による特性劣化も抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するクロック再生装置の誤差検出
部の実施例を示すブロック回路図である。
【図2】本発明を適用するクロック再生装置の全体を示
すブロック回路図である。
【図3】本発明を適用するクロック再生装置の誤差検出
部の別な実施例の要部を示すブロック回路図である。
【図4】デジタル伝送通信における直交検波出力(Ic
h、Qch)の波形を示す図である。
【図5】クロック再生装置の従来の誤差検出部を示すブ
ロック回路図である。
【図6】本発明を適用するクロック再生装置による誤差
特性を示す図である。
【図7】従来のクロック再生装置による誤差特性を示す
図である。
【符号の説明】
1はA/D変換器、2・25は誤差検出部、3は平均化
処理部、4はタイミング制御部、5は分周回路、6・1
1・17・18は振分け部、7・8・12・13・21
・22は遅延保持回路、9・14・23は減算回路、1
0・15・24は乗算回路、16は加算回路、19・2
0は電力算出回路である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/22 H04L 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直交検波したIch出力およびQch出力に
    シンボルレートの2倍でサンプリングするアナログ−デ
    ジダル変換器と、該アナログ−デジダル変換器の出力か
    らサンプルタイミングの誤差を算出する誤差検出部と、
    該誤差検出部の出力を平均化する平均化処理部と、該平
    均化処理部の出力から前記サンプルタイミングの位相を
    制御するタイミング制御部と、該タイミング制御部の出
    力を分周することによって受信信号に同期したクロック
    を生成する分周回路とを有するクロック再生装置におい
    て、該誤差検出部が、 Ich出力をピークデータとゼロデータに振り分ける振分
    け部、 Qch出力をピークデータとゼロデータに振り分ける振分
    け部、 Ich出力のピークデータとQch出力のピークデータとを
    2乗和してピーク電力成分を算出する第1の電力算出回
    路、 第1の電力算出回路からのピーク電力成分を1シンボル
    分遅延保持する遅延保持回路、 該遅延保持回路から入力する前回のピーク電力成分と第
    1の電力算出回路から直接入力する今回のピーク電力成
    分とを減算する減算回路、 Ich出力のゼロデータとQch出力のゼロデータとを2乗
    和してゼロ電力成分を算出する第2の電力算出回路、お
    よび該減算回路の減算結果と、第2の電力算出回路のゼ
    ロ電力成分とを乗算する乗算回路とを含むことを特徴と
    するクロック再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の誤差検出部に、第2の電力算
    出回路からのゼロ電力成分を1シンボル分遅延保持する
    第2の遅延保持回路をさらに有し、該乗算回路が第2の
    遅延保持回路から出力する前回のゼロ電力成分と前記減
    算結果とを乗算することを特徴とする請求項1に記載の
    クロック再生装置。
  3. 【請求項3】 前記減算回路が、遅延保持回路から入力
    する前回のピーク電力成分より第1の電力算出回路から
    直接入力するピーク電力成分を減算する減算回路か、ま
    たは第1の電力算出回路から直接入力するピーク電力成
    分より遅延保持回路から入力する前回のピーク電力成分
    を減算する減算回路かによって、前記タイミング制御部
    が制御の極性を反転させ、タイミングを進み方向か、遅
    れ方向に選択可能であることを特徴とする請求項1また
    は2に記載のクロック再生装置。
JP33077695A 1995-12-19 1995-12-19 クロック再生装置 Expired - Fee Related JP3398537B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33077695A JP3398537B2 (ja) 1995-12-19 1995-12-19 クロック再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33077695A JP3398537B2 (ja) 1995-12-19 1995-12-19 クロック再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09172467A JPH09172467A (ja) 1997-06-30
JP3398537B2 true JP3398537B2 (ja) 2003-04-21

Family

ID=18236421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33077695A Expired - Fee Related JP3398537B2 (ja) 1995-12-19 1995-12-19 クロック再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3398537B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09172467A (ja) 1997-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5049830A (en) Carrier recovery system and digital phase demodulator
JP3322677B2 (ja) シンボルタイミング復旧回路及び方法
JP3616706B2 (ja) 交差偏波間干渉補償機能を備えた復調器
JP2536207B2 (ja) 干渉補償器
CA2079292C (en) Fast response matched filter receiver with decision feedback equalizer
JPS6147454B2 (ja)
US20070172001A1 (en) Demodulation circuit and demodulation method
JP2971028B2 (ja) ディジタル残留側波帯変調通信装置の位相検出方法及び位相トラッキングループ回路
EP0055373B1 (en) Method for demodulating single sideband signals
JP3575883B2 (ja) ディジタル復調器
JPH11177644A (ja) ビットタイミング再生回路
US5790604A (en) Method and apparatus for automatic frequency correction acquisition
JP3398537B2 (ja) クロック再生装置
US5697086A (en) Co-channel FM signal/interference canceller
JP3342967B2 (ja) Ofdm同期復調回路
EP0729251B1 (en) Data reproducing unit with sampling
JP3006382B2 (ja) 周波数オフセット補正装置
JP2818148B2 (ja) Ofdm復調装置
JP2838962B2 (ja) 搬送波再生方式
JP3537738B2 (ja) クロック再生回路
JP3487221B2 (ja) クロック再生装置およびクロック再生方法
JPH0583314A (ja) 復調回路
JP2956724B2 (ja) オーバーサンプリングトランスバーサル等化器
JP2564968B2 (ja) 交差偏波干渉補償器
SU1169189A1 (ru) Устройство дл приема амплитудно-фазомодулированных сигналов

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090214

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100214

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100214

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110214

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120214

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130214

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees