JP2956724B2 - オーバーサンプリングトランスバーサル等化器 - Google Patents

オーバーサンプリングトランスバーサル等化器

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JP2956724B2
JP2956724B2 JP3249206A JP24920691A JP2956724B2 JP 2956724 B2 JP2956724 B2 JP 2956724B2 JP 3249206 A JP3249206 A JP 3249206A JP 24920691 A JP24920691 A JP 24920691A JP 2956724 B2 JP2956724 B2 JP 2956724B2
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  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多値QAM(Quadrature
Amplitude Modulation) 変調を用いた多重無線装置等の
復調部に使用されるトランスバーサル形の回線等化器に
関し、特にオーバーサンプリングを用いた高精度化され
たトランスバーサル等化器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロ波帯では限られた帯域で多くの
情報を伝送できるQAM変調を用いることが多い。QA
Mはデータを正弦波の振幅及び位相の情報に載せてデー
タ伝送を行うものであり、伝送路の帯域を有効に利用し
て効率の高いデータ伝送を実現するものである。受信さ
れるパルスは伝送路歪みにより符号間干渉を受けるため
従来から伝送波形歪みの等化を目的として、一般的に回
線状態に適合可能なトランスバーサル形の自動等化器が
使用されている。
【0003】図10は従来のQAM復調部を示すブロッ
ク図である。図において、アンテナ9で受信された変調
速度fの信号は2つのミキサ回路12のそれぞれの入力
へ与えられる。各ミキサ回路12の他方の入力には搬送
周波数fC で発振する局部発信器11からの出力がハイ
ブリッド10によって互いに位相が90°異なる2つの
信号に分けられて入力される。前記受信信号は各ミキサ
回路12において前記2つの直交する信号との混合によ
って位相検波され、同相(Iチャネル)信号と直交(Q
チャネル)信号に分離される。これら同相信号と直交信
号は、次段の各ローパスフィルタ13によって高調波成
分が除去されてベースバンド信号だけが残る。次に、受
信信号の変調速度fに同期した装置内PLLのVCO1
4からのサンプリングクロックfを使って各アナログ−
デジタル変換器1はそれらの信号を8ビットのデジタル
化されたIチャネル信号とQチャネル信号に変換する。
【0004】アナログ−デジタル変換器1におけるアナ
ログからデジタルへの変換閾値は16−QAMの場合上
位2ビットがその信号に担わされたデジタル情報となる
ように設定され、下位6ビットは波形歪等による誤差を
デジタル値で表す信号になる。デジタル化されたIチャ
ネル及びQチャネル信号はトランスバーサル等化器2に
おいて波形等化処理が行われる。この処理のために以下
で説明される極性信号dと誤差信号eが使われる。この
結果、トランスバーサル等化器2出力から波形歪みが除
去された送信時に相当する波形が出力される。
【0005】図11はトランスバーサル等化器2が実際
に使用される時の周知の2次元トランスバーサル等化器
の構成を示している。図に示すようにIチャネルとQチ
ャネル間の相互干渉はトランスバーサルフィルタ301
とトランスバーサルフィルタ302をたすきがけ接続す
ることによって除去される。図12は一例として5タッ
プのトランスバーサルフィルタ300を示している。ト
ランスバーサルフィルタ300は4個のフリップフロッ
プ401〜404、入力信号及び各フリップフロップの
出力信号と極性信号dと誤差信号eにより自動的に可変
されるタップ係数C2 〜C-2とを掛け合わせるための乗
算器410〜414、そしてそれらの全加算出力を得る
ための加算器421〜424で構成される。
【0006】図13は図12の具体的な回路構成を示し
たものである。MZF法によれば、タップ係数C2 〜C
-2は、等化前の極性信号dと等化後の誤差信号eによ
り、
【数1】 のように決定される。ここでT=1/fである。極性信
号dは信号レベルが中間レベルより大きいか小さいかを
表す信号であり前記アナログ−デジタル変換器1のMS
Bに相当する。また誤差信号eは本来信号が通るべきレ
ベルより大きいか小さいかを表す信号であり、データを
示す最下位ビットより1ビット下位のビットに相当す
る。(16−QAMの場合、8ビット信号の上位2ビッ
トがデータを表すから上位から3番目のビットであ
る。)なお、誤差信号eは信号ピーク値の判定のために
使われ1クロック毎にしか出力されない。上記の式によ
れば、タップ係数は信号の通過すべき閾値に対する大小
関係を表す極性信号dと誤差信号eの排他的論理和をと
りそしてそれらを逐次加算した値となることが分かる。
図13の具体例によれば、例えば初段で信号が正のピー
ク値を有し(d=1)トランスバールフィルタ2の出力
レベルが通過すべき閾値に対して大きい場合(e=1)
にはその排他的論理和ゲート440の出力がゼロになり
アップダウンカウンタ430は1だけ減算され、その結
果タップ係数C2 は小さくなって信号レベルが低下する
方向に制御される。この反対も同様であり、このように
して信号レベルが基準となる閾値に近づくように自動制
御される。
【0007】しかしながら、従来のトランスバーサル等
化器は受信データの変調速度fでサンプルしたデータを
使用し等化していたため伝送歪による符号間干渉等によ
り信号レベルが変動し正確な等化ができないという問題
があった。これに対しては、図10のアナログ−デジタ
ル変換器1以降をオーバーサンプリングすることでより
一層等化精度を向上させる構成法が存在する。
【0008】図14はオーバーサンプリングトランスバ
ーサル等化器を使用したQAM受信器の復調部を示した
ものである。図10の従来の復調部との違いについて説
明すると、図においてVCO14は受信データの変調速
度fに同期するn倍のクロックnf(nは整数)を発生
し、このためアナログ−デジタル変換器1及びトランス
バーサルフィルタ2は従来のn倍の速度で動作する。各
周波数変換器3はデータ変調速度fのチャネル出力を得
るためにトランスバーサルフィルタ2からのチャネル出
力速度nfの間引きを行う。又これによってクロックf
毎の誤差信号eが得られる。このオーバーサンプリング
によってナイキスト周波数に対しては十分余裕のあるサ
ンプリングが行われ符号間干渉等の低減が達成されると
ともに、従来使用されなかったクロックとクロックの間
のデータも波形等化に使用可能となり等化精度が向上
し、また等化器の収束速度は速くなる。この場合、タッ
プ係数は一般的にオーバーサンプリングされた極性信号
d(t)と周波数変換後の誤差信号e(T)を用いて、
【数2】 として求められる。ここでt=1/nf、T=1/fで
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ようにタップ係数を求める場合の問題は、誤差信号eが
受信信号のピークに相当する周期T毎にしか発生しない
のに対して、トランスバーサルフィルタ2はそのn分の
1の周期t毎に極性信号dと誤差信号eを使って前記タ
ップ係数処理を行うことである。このため1周期Tの間
にt間隔で発生するn個の極性信号dは、その間全て同
じ誤差信号eを使いタップ係数を求めることとなり結果
的に制御が不正確になる。
【0010】図15は前述の関係を図式的に描いたもの
で、1チャネルが4値レベルの16−QAMでn=3の
場合を示している。16−QAMのベースバンド信号が
図のような場合、極性信号dはクロックnf毎に信号に
追従及び変化し得るのに対し誤差信号eはクロックf毎
にしか変化できず、図の点線で示されるクロックnfの
点での極性信号dとそれらに対する誤差信号eの相関結
果は不正確なものとなる。
【0011】そこで本発明の目的は、上記問題点を解決
するために、オーバーサンプリングクロックnfの位置
についても信号レベルを求めることが可能な基準信号導
出手段を新たに設けることによってオーバーサンプリン
グ時間nf毎に正確な誤差信号eを提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば図1に示
すように、受信信号をその受信データの変調速度fの整
数倍に同期したクロックnf(nは整数)でサンプリン
グしデジタル信号に変換するためのアナログ−デジタル
変換手段1、該アナログ−デジタル変換手段1からの入
力とそれに対する出力と基準波形との間のレベル誤差を
与える誤差信号Eを基にデジタル演算をおこない該クロ
ックnfで適合的に等化処理をおこなうための等化演算
手段2、該等化演算手段2の出力速度nfを該受信デー
タ変調速度fに変換しチャネル出力を与えるための間引
き手段3、該間引き手段3の出力からクロックnfで変
化する前記基準波形を導出するための基準波形導出手段
4、そして該等化演算手段2の出力と該基準波形導出手
段4の出力との差分から前記誤差信号Eを生成しそれを
該等化演算手段2に与えるための減算手段5から構成さ
れるオーバーサンプリングトランスバーサル等化器が提
供される。
【0013】前記オーバーサンプリングトランスバーサ
ル等化器に使用される基準波形導出手段4の第一の構成
(例えば、タップ数5の場合の構成)は図2に示される
ように、前記同期クロックfで動作し入力信号及び前段
からの信号を一時記憶するための複数のフリップフロッ
プ101〜104、該入力信号と該フリップフロップ1
01〜104の出力信号に各々対応した前記同期クロッ
クnfで変化するフィルタ係数を与えるための係数メモ
リ130、該入力信号及び該フリップフロップ101〜
104の出力信号と該係数メモリ130の出力信号を各
々乗算するための乗算器110〜114、そして該乗算
器110〜114からの全ての出力を加算するための加
算器121〜124から成る。
【0014】またこの基準波形導出手段4の第二の構成
は図3に示されるように、前記同期クロックfで動作し
入力信号を一時記憶するための一個のフリップフロップ
201、該入力信号と該フリップフロップ201の出力
信号に各々対応した前記同期クロックnfで変化する
ィルタ係数を与えるための係数メモリ230、該入力信
号及び該フリップフロップ201の出力信号と該係数メ
モリ230の出力信号を各々乗算するための乗算器21
0〜211、そして該乗算器210〜211からの出力
を加算するための加算器221から成る。
【0015】さらに基準波形導出手段4は前記第二の構
成の変形もしくは簡易化された構成として、図4に示す
ように、前記第二の構成における係数メモリ230が、
前記同期クロックnfで動作するカウンタ手段231,
232によって構成された第三の構成、そして図5に示
すように、前記第二の構成における乗算器210〜21
1、加算器221及び係数メモリ230に代えて、前記
入力信号及びフリップフロップ201の出力信号に対す
るそれらの演算結果を記憶したROM233を用いた第
四の構成から成る。
【0016】また本発明によれば図6に示すように、干
渉補償手段を備えたオーバーサンプルトランスバーサル
フィルタ等化器が提供され、それは各々の受信信号をそ
の受信データの変調速度fの整数倍に同期したクロック
nf(nは整数)でサンプリングしデジタル信号に変換
するための各受信信号に対応したアナログ−デジタル変
換手段1,6、各々の該アナログ−デジタル変換手段
1,6からの入力とそれに対する出力と基準波形との間
のレベル誤差を与える誤差信号Eを基にデジタル演算を
おこない該クロックnfで適合的に等化処理をおこなう
ための等化演算手段2及び干渉補償手段7、該等化演算
手段2と該干渉補償手段7の出力間の差分を与える減算
手段8、該減算手段8の出力速度nfを該受信データ変
調速度fに変換しチャネル出力を与えるための間引き手
段3、該間引き手段3の出力からクロックnfで変化す
る前記基準波形を導出するための基準波形導出手段4、
そして該減算手段8の出力と該基準波形導出手段4の出
力の差分から前記誤差信号Eを生成しそれを該等化演算
手段2及び該干渉補償手段7に与えるための減算手段5
から構成される。ここで使用される前記基準波形導出手
段4には、前述の第一の構成から第四の構成までの基準
波形導出手段4が使用される。
【0017】
【作用】図1によれば、図14の従来構成に対して、本
発明による波形導出手段4とその波形導出手段4の出力
と等化演算手段2の出力の差分をとり本発明による新た
な誤差信号Eを作りだすための減算手段5が加えられて
いる。出力周期fの間引き手段3からのチャネル出力
は、ロールオフ特性を有するか又はそれを近似する基準
波形導出手段4によってフイルタリングされて出力周期
nfの基準波形となる。その基準波形は等化演算手段2
の出力波形によって減算比較され、減算手段5は周期n
f毎に正確な値を有する誤差信号Eを生成する。この新
たに作られた誤差信号Eが等化演算手段2に与えられ等
化演算手段2における全ての極性信号dに対して相関結
果が得られることになり高精度な回線等化が可能にな
る。
【0018】なお、波形導出手段4において、オーバー
サンプリングクロックnfの位置における信号レベルを
求めるに際し、基準信号V(t)は、
【数3】 によって演算可能である。ここでTとtは前述と同様で
あり、A(T)はクロックf毎のデータレベルを表し、
例えば16−QAMの場合に4値レベルとなる。h
(t)はクロックnfで変化しインパルス応答から求ま
る係数でロールオフ率により決定される。すなわち、オ
ーバーサンプリングした時間tの信号レベルも前後デー
タにある係数を掛けそれらを加算することによってその
理想レベルが導出される。オーバーサンプル時間tの誤
差信号E(t)は等化演算手段2の出力からこのV
(t)を引き算することによって規定される。図7には
上記の動作を具体的に示した波形図を示す。図におい
て、(a)〜(e)は図15と同じものを示している。
(g)のチャネル出力は波形導出手段4でフィルタリン
グされ(h)のクロックnfで変化する基準波形とな
る。その基準波形は(f)の等化演算手段2の出力波形
と減算手段5によって比較され、その結果得られた
(i)の誤差信号Eは(d)の極性信号dと同様にクロ
ックnfにおいても正確な値を有して変化する信号とな
る。
【0019】波形導出手段4の第一の構成において、前
記式(1)に従い、入力信号に係数を掛けて加算してい
くことによって波形導出が行われる。係数メモリ130
にはインパルス応答から算出された係数が記憶され、そ
の出力はクロックnf毎にオーバーサンプル数nの周期
で変化する。t=na(a=0,1,・・・)の時が従
来制御と同じ値を示し、h0 =1その他でhi =0(i
=0以外)である。この場合には複数タップN(N>
2,Nは整数)の折れ線近似により基準波形が与えられ
る。
【0020】フリップフロップ101〜104はその数
が多いほど精度が良くなるが、回路を簡略化するために
フリップフロップの数を1個としたのが第二の構成であ
る。これをさらに簡略化して2つの時間を直線近似した
のが第三及び第四の構成である。この場合の方法は、t
=an+b(a=0,1,2・・,b<n)とした時、
V(t)は、
【数4】 と表されることから第三の構成のごとく簡易なカウンタ
231,232を使用するこができ、さらに前記カウン
タ231,232、乗算器210,211そして加算器
221を含めてその演算結果をROM化することでより
一層簡易化された第四の構成とすることができる。
【0021】
【実施例】以下に本発明によるオーバーサンプリングト
ランスバーサル等化器を用いた一実施例を図面を参照し
ながら説明する。図8は本発明によるオーバーサンプリ
ングトランスバーサル等化器を用いたQAM受信器の復
調部を示した一実施例である。図においてアンテナ9か
らローパスフィルタ13までの復調段までは図10の従
来復調部と同様であり、アナログ−デジタル変換器1か
らチャネル出力までの等化段に図1の本発明によるオー
バーサンプリングトランスバーサル等化器が使用されて
いる。
【0022】図は本発明による干渉補償手段を備えた
オーバーサンプリングトランスバーサル等化器(図6)
を用いたXPIC(交差偏波間干渉補償器)の一実施例
である。XPIC7は本システム(図の上側)で発生し
たV,H偏波間の干渉を補償するために、他のシステム
(図の下側)から偏波(V又はH偏波)信号をもらいト
ランスバーサルフィルタ7により本システムで生じたそ
の信号による波形歪みを除去しようとするものである。
XPIC7の内部はトランスバーサルフィルタ2と全く
同じものである。これと同様なアプリケーションとし
て、QAM無線局近傍のFM局からその受信信号の一部
をもらいQAM復調器で受信されたFM信号を除去する
のにも使用可能である。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるオーバ
ーサンプリングトランスバーサル等化器よれば、オーバ
ーサンプリング時の誤差信号を導出することが可能とな
り高精度な回線等化が可能になる。またタップ演算処理
回数もオーバーサンプリング分増えることから高速な適
合処理が可能になる。本発明を実現するための波形導出
手段は簡易構成とすることで小型及び低コストに実現可
能である。また前記高精度な等化により、本発明を用い
た干渉補償器は従来以上に高性能化することが容易にで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるオーバーサンプリングトランスバ
ーサル等化器を示すブロック図である。
【図2】本発明による波形導出手段の構成例(タップ数
5の場合)を示すブロック図である。
【図3】本発明による波形導出手段の構成例(タップ数
2の場合(1))を示すブロック図である。
【図4】本発明による波形導出手段の構成例(タップ数
2の場合(2))を示すブロック図である。
【図5】本発明による波形導出手段の構成例(タップ数
2の場合(3))を示すブロック図である。
【図6】本発明による干渉補償手段を備えたオーバーサ
ンプリングトランスバーサル等化器を示すブロック図で
ある。
【図7】図1のオーバーサンプリングトランスバーサル
等化器の動作波形図である。
【図8】本発明によるオーバーサンプリングトランスバ
ーサル等化器を用いたQAM復調器のブロック図であ
る。
【図9】本発明をXPICに適用した場合のブロック図
である。
【図10】従来のトランスバーサル等化器を用いたQA
M復調部のブロック図である。
【図11】トランスバーサル等化器の構成を示すブロッ
ク図である。
【図12】トランスバーサルフィルタの一例(5タップ
の場合)を示すブロック図である。
【図13】トランスバーサル等化器の詳細な回路構成を
示すブロック図である。
【図14】従来のオーバーサンプリングトランスバーサ
ル等化器を用いたQAM復調器のブロック図である。
【図15】図14の極性信号と誤差信号の一例を示す動
作波形図である。
【符号の説明】
1,6…アナログ−デジタル変換手段 2…等化演算手段 3…間引き手段 4…基準波形導出手段 5,8…減算手段 7…干渉補償手段 9…アンテナ 10…ハイブリッド 11…局部発振器 12…ミキサ 13…ローパスフィルタ 14…VCO d…極性信号 e,E…誤差信号 101〜104,201,401〜404…フリップフ
ロップ 110〜114,210,211,410〜414…乗
算器 121〜124,221,310,311,421〜4
24…加算器 130,230…係数メモリ 231,232…カウンタ 233…ROM 300〜303…トランスバーサルフィルタ 440,441…排他的論理和ゲート 430,431…アップダウンカウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青野 芳民 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−235405(JP,A) 特開 昭64−74841(JP,A) 特開 平1−125135(JP,A) 特開 平1−290334(JP,A) 特開 平5−37489(JP,A) 特開 平5−14311(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 1/76 - 3/44 H04B 3/50 - 3/60 H04B 7/005 - 7/015 H03H 15/00 - 15/02 H03H 19/00 H03H 21/00 H04L 27/01

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの受信信号をその受信データの変調
    速度(f)の整数倍に同期したクロック(nf)(nは
    整数)でサンプリングしデジタル信号に変換するための
    各受信信号に対応したアナログ−デジタル変換手段
    (1,6)、各々の該アナログ−デジタル変換手段
    (1,6)からの入力と誤差信号(E)とを基にデジタ
    ル演算をおこない該クロック(nf)で適合的に等化処
    理をおこなうための等化演算手段(2)及び干渉補償手
    段(7)、該等化演算手段(2)と該干渉補償手段
    (7)の出力間の差分を与える減算手段(8)、該減算
    手段(8)の出力速度(nf)を該受信データ変調速度
    (f)に変換しチャネル出力を与えるための間引き手段
    (3)、該間引き手段(3)の出力からクロック(n
    f)で変化する前記基準波形を導出するための基準波形
    導出手段(4)、そして該減算手段(8)の出力と該基
    準波形導出手段(4)の出力の差分から前記誤差信号
    (E)を生成しそれを該等化演算手段(2)及び該干渉
    補償手段(7)に与えるための減算手段(5)から構成
    されることを特徴とする干渉補償手段を備えたオーバー
    サンプリングトランスバーサル等化器。
  2. 【請求項2】 前記基準波形導出手段(4)は、前記同
    期クロック(f)で動作し入力信号及び前段からの信号
    を一時記憶するための複数のフリップフロップ、該入力
    信号と該フリップフロップの出力信号に各々対応した前
    記同期クロック(nf)で変化するフィルタ係数を与え
    るための係数メモリ(130)、該入力信号及び該フリ
    ップフロップの出力信号と該係数メモリ(130)の出
    力信号を各々乗算するための乗算器、そして該乗算器か
    らの全ての出力を加算するための加算器から構成され複
    数タップN(N>2,Nは整数)の折れ線近似により前
    記基準波形を与えることを特徴とする請求項記載の干
    渉補償手段を備えたオーバーサンプリングトランスバー
    サル等化器。
  3. 【請求項3】 前記基準波形導出手段(4)は、前記同
    期クロック(f)で動作し入力信号を一時記憶するため
    の一個のフリップフロップ(201)、該入力信号と該
    フリップフロップ(201)の出力信号に各々対応した
    前記同期クロック(nf)で変化するフィルタ係数を与
    えるための係数メモリ(230)、該入力信号及び該フ
    リップフロップ(201)の出力信号と該係数メモリ
    (230)の出力信号を各々乗算するための乗算器(2
    10〜211)、そして該乗算器(210〜211)か
    らの出力を加算するための加算器(221)から構成さ
    れ2タップの直線近似により前記基準波形を与えること
    を特徴とする請求項記載の干渉補償手段を備えたオー
    バーサンプリングトランスバーサル等化器。
JP3249206A 1991-07-08 1991-09-27 オーバーサンプリングトランスバーサル等化器 Expired - Lifetime JP2956724B2 (ja)

Priority Applications (5)

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