JPH10730A - 光反射フィルム - Google Patents
光反射フィルムInfo
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- JPH10730A JPH10730A JP8155062A JP15506296A JPH10730A JP H10730 A JPH10730 A JP H10730A JP 8155062 A JP8155062 A JP 8155062A JP 15506296 A JP15506296 A JP 15506296A JP H10730 A JPH10730 A JP H10730A
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- film
- resin
- fine particles
- inorganic particle
- inorganic fine
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、薄膜でありながら、光の反
射率に優れ、白色度にも富む光反射フィルムを提供する
ことにある。 【解決手段】 基材フィルムの片表面に金属薄膜層、無
機微粒子を含有する樹脂層を順次積層してなる光反射フ
ィルムにおいて、金属薄膜層がアルミニウムからなり、
無機微粒子を含有する樹脂層を構成する無機微粒子の屈
折率nf と同層を構成する樹脂の屈折率nb がnf −n
b ≧0.4であることを特徴とする光反射フィルム。
射率に優れ、白色度にも富む光反射フィルムを提供する
ことにある。 【解決手段】 基材フィルムの片表面に金属薄膜層、無
機微粒子を含有する樹脂層を順次積層してなる光反射フ
ィルムにおいて、金属薄膜層がアルミニウムからなり、
無機微粒子を含有する樹脂層を構成する無機微粒子の屈
折率nf と同層を構成する樹脂の屈折率nb がnf −n
b ≧0.4であることを特徴とする光反射フィルム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光反射フィルムに
関する。より詳しくは、パーソナルコンピューター、携
帯電話、ゲーム機器等の携帯情報端末の液晶表示装置の
反射板として好適に用いることが出来る光反射フィルム
に関する。
関する。より詳しくは、パーソナルコンピューター、携
帯電話、ゲーム機器等の携帯情報端末の液晶表示装置の
反射板として好適に用いることが出来る光反射フィルム
に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置はパーソナルコンピュータ
ーやワードプロセッサー等のOA機器をはじめ、ビデオ
カメラ、車載用テレビなど多様な用途に利用されてい
る。最近では、携帯電話、ゲーム機器等といった小型携
帯情報端末としての利用が急速に増えつつある。これら
携帯用途においては、より軽量で小型化でき、低消費電
力で長時間の使用が可能であることが要求されている。
現在、一般に使用されている透過型の液晶表示装置は光
源としてバックライトを使用しているが、バックライト
部の消費電力は全体の約70%を占めるといわれてい
る。高い輝度を長時間にわたって保持するためには内蔵
バッテリーの容量を大きくする必要があり、軽量小型化
が必要な携帯用途に使用するには大きな課題となってい
る。
ーやワードプロセッサー等のOA機器をはじめ、ビデオ
カメラ、車載用テレビなど多様な用途に利用されてい
る。最近では、携帯電話、ゲーム機器等といった小型携
帯情報端末としての利用が急速に増えつつある。これら
携帯用途においては、より軽量で小型化でき、低消費電
力で長時間の使用が可能であることが要求されている。
現在、一般に使用されている透過型の液晶表示装置は光
源としてバックライトを使用しているが、バックライト
部の消費電力は全体の約70%を占めるといわれてい
る。高い輝度を長時間にわたって保持するためには内蔵
バッテリーの容量を大きくする必要があり、軽量小型化
が必要な携帯用途に使用するには大きな課題となってい
る。
【0003】一方、表示装置の表面からの入射光を光源
として利用する反射型の液晶表示装置はバックライトが
不要なため、携帯用途に適しており、入射光を反射させ
るために反射フィルムが用いられている。バックライト
を使用する透過型の液晶表示装置においても光源からの
光をより有効に透過光として利用するために反射フィル
ムが使用されており、透過型、反射型いずれの液晶表示
装置においても表示品位を維持向上させるためには大き
な光量が必要である。
として利用する反射型の液晶表示装置はバックライトが
不要なため、携帯用途に適しており、入射光を反射させ
るために反射フィルムが用いられている。バックライト
を使用する透過型の液晶表示装置においても光源からの
光をより有効に透過光として利用するために反射フィル
ムが使用されており、透過型、反射型いずれの液晶表示
装置においても表示品位を維持向上させるためには大き
な光量が必要である。
【0004】従来の光反射フィルムとしては、ポリカー
ボネートやスチレン、ポリエステル、ABS樹脂等の基
体材料中に白色顔料を練り混んで成形したもの、基体材
料の表面に白色顔料を分散した塗料を塗布したもの、銀
等の金属薄膜を蒸着によって設けたものや、その上に白
色顔料を分散した塗料を塗布したもの等が用いられてい
る。しかしながら、白色顔料を練り込んだフィルムは、
フィルムとしての機械物性維持の点から充填できる顔料
の量が制限され、十分な反射性能が得られない。また、
白塗料を塗布したフィルムは基材フィルムが光を透過し
てしまうため反射効率が悪いといった問題あった。一
方、金属薄膜を設けた反射フィルムは光の全反射率は極
めて高いが、鏡面反射が支配的で拡散反射光量が少ない
ために液晶表示装置に使用した際には均一な輝度が得ら
れないという欠点を持っている。また、銀薄膜は化学的
に不安定で空気中の水分によって酸化されて変色を招き
やすく、また工業的にも高価であるといった問題もあ
り、銀薄膜上に白色塗料を塗布したものについても同様
の欠点があった。
ボネートやスチレン、ポリエステル、ABS樹脂等の基
体材料中に白色顔料を練り混んで成形したもの、基体材
料の表面に白色顔料を分散した塗料を塗布したもの、銀
等の金属薄膜を蒸着によって設けたものや、その上に白
色顔料を分散した塗料を塗布したもの等が用いられてい
る。しかしながら、白色顔料を練り込んだフィルムは、
フィルムとしての機械物性維持の点から充填できる顔料
の量が制限され、十分な反射性能が得られない。また、
白塗料を塗布したフィルムは基材フィルムが光を透過し
てしまうため反射効率が悪いといった問題あった。一
方、金属薄膜を設けた反射フィルムは光の全反射率は極
めて高いが、鏡面反射が支配的で拡散反射光量が少ない
ために液晶表示装置に使用した際には均一な輝度が得ら
れないという欠点を持っている。また、銀薄膜は化学的
に不安定で空気中の水分によって酸化されて変色を招き
やすく、また工業的にも高価であるといった問題もあ
り、銀薄膜上に白色塗料を塗布したものについても同様
の欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、薄膜
でありながら、光の反射率に優れ、白色度にも富む光反
射フィルムを提供することにある。
でありながら、光の反射率に優れ、白色度にも富む光反
射フィルムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、第1の発明
は、基材フィルムの片表面に金属薄膜層、無機微粒子を
含有する樹脂層を順次積層してなる光反射フィルムにお
いて、金属薄膜層がアルミニウムからなり、無機微粒子
を含有する樹脂層を構成する無機微粒子の屈折率nf と
同層を構成する樹脂の屈折率nb がnf −nb ≧0.4
であることを特徴とする光反射フィルムである。
は、基材フィルムの片表面に金属薄膜層、無機微粒子を
含有する樹脂層を順次積層してなる光反射フィルムにお
いて、金属薄膜層がアルミニウムからなり、無機微粒子
を含有する樹脂層を構成する無機微粒子の屈折率nf と
同層を構成する樹脂の屈折率nb がnf −nb ≧0.4
であることを特徴とする光反射フィルムである。
【0007】第2の発明は、無機微粒子がルチル型二酸
化チタンであることを特徴とする第1の発明記載の光反
射フィルムである。
化チタンであることを特徴とする第1の発明記載の光反
射フィルムである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明について詳細に説明す
る。本発明で用いる基材フィルムはポリカーボネートフ
ィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィル
ム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリ塩化ビ
ニルフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリアミドフィ
ルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリエーテ
ルサルフォンフィルム、ポリアクリレートフィルム等各
種のものを例示でき、これらのものから適宜選択して用
いることが出来る。基材フィルムの厚みについて特に限
定はないが、最終的な光反射フィルムの厚みあるいはハ
ンドリング性を考慮して5μm〜100μmの範囲のも
のが好ましい。
る。本発明で用いる基材フィルムはポリカーボネートフ
ィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィル
ム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリ塩化ビ
ニルフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリアミドフィ
ルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリエーテ
ルサルフォンフィルム、ポリアクリレートフィルム等各
種のものを例示でき、これらのものから適宜選択して用
いることが出来る。基材フィルムの厚みについて特に限
定はないが、最終的な光反射フィルムの厚みあるいはハ
ンドリング性を考慮して5μm〜100μmの範囲のも
のが好ましい。
【0009】本発明において、基材フィルム上に設ける
金属薄膜層は、全反射率が高く、表面に不動態層と呼ば
れる薄い酸化物被膜を形成する性質によって化学的に安
定で、且つ工業的に安価なアルミニウムを用いることが
好ましい。アルミニウム以外の金属として全反射率が高
い銀を用いた場合、反射性能には優れるが化学的に不安
定で空気中の水分によって酸化されて変色を招きやす
く、また工業的にも高価でありあまり好ましくない。
金属薄膜層は、全反射率が高く、表面に不動態層と呼ば
れる薄い酸化物被膜を形成する性質によって化学的に安
定で、且つ工業的に安価なアルミニウムを用いることが
好ましい。アルミニウム以外の金属として全反射率が高
い銀を用いた場合、反射性能には優れるが化学的に不安
定で空気中の水分によって酸化されて変色を招きやす
く、また工業的にも高価でありあまり好ましくない。
【0010】本発明において、基材フィルム上にアルミ
ニウムからなる金属薄膜層を形成する方法としては、真
空蒸着、スパッタリング、イオンプレーティング等のP
VD(physical vaper deposition )と呼ばれる方法あ
るいは高周波プラズマ、マイクロウェーブプラズマ等の
CVD(chemical vaper deposition )と呼ばれる方法
を用いることが出来る。また、アルミニウム薄膜層の厚
みは300〜3000オングストロームが好ましく、5
00〜2000オングストロームが更に好ましい。厚み
が300オングストローム以下では反射率が低下する傾
向にあり、3000オングストローム以上では反射率向
上に効果がさほど期待できないばかりか生産性も悪くな
る傾向にある。
ニウムからなる金属薄膜層を形成する方法としては、真
空蒸着、スパッタリング、イオンプレーティング等のP
VD(physical vaper deposition )と呼ばれる方法あ
るいは高周波プラズマ、マイクロウェーブプラズマ等の
CVD(chemical vaper deposition )と呼ばれる方法
を用いることが出来る。また、アルミニウム薄膜層の厚
みは300〜3000オングストロームが好ましく、5
00〜2000オングストロームが更に好ましい。厚み
が300オングストローム以下では反射率が低下する傾
向にあり、3000オングストローム以上では反射率向
上に効果がさほど期待できないばかりか生産性も悪くな
る傾向にある。
【0011】本発明において無機微粒子を含有する樹脂
層に用いる樹脂としては、例えば通常塗料用に用いられ
るポリエステル樹脂、アクリル樹脂、アルキッド樹脂、
セルロース系樹脂、ウレタン樹脂、アミノ樹脂、エポキ
シ樹脂、フェノキシ樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、
ポリビニルブチラール樹脂、フッ素樹脂、シリコン樹脂
等を挙げることができ、これらを単独あるいは2種類以
上混合して用いることができる。これらの樹脂は溶液
型、エマルション型など塗布できる状態であればその形
態に特に制限はない。
層に用いる樹脂としては、例えば通常塗料用に用いられ
るポリエステル樹脂、アクリル樹脂、アルキッド樹脂、
セルロース系樹脂、ウレタン樹脂、アミノ樹脂、エポキ
シ樹脂、フェノキシ樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、
ポリビニルブチラール樹脂、フッ素樹脂、シリコン樹脂
等を挙げることができ、これらを単独あるいは2種類以
上混合して用いることができる。これらの樹脂は溶液
型、エマルション型など塗布できる状態であればその形
態に特に制限はない。
【0012】本発明に用いる無機微粒子としては、例え
ば二酸化チタン、酸化ジルコン、硫化亜鉛、酸化亜鉛、
酸化アンチモン、酸化マグネシウム等を挙げることがで
き、これらを単独あるいは2種類以上混合して用いるこ
とが出来るが、中でもルチル型二酸化チタンが特に好ま
しい。本発明の無機微粒子を含有する樹脂層に用いる無
機微粒子と樹脂の組合せとしては、無機微粒子の屈折率
nf と樹脂の屈折率nb が、nf −nb ≧0.4になる
よう選択することが重要である。nf −nb <0.4で
あると、無機微粒子と樹脂との界面における光の屈折散
乱が起こりにくくなるため、十分な反射性能が得られな
い。本発明で用いる無機微粒子の平均粒径は0.1〜3
μmであることが好ましい。平均粒子径が0.1μm以
下では可視光線波長の1/2以下であるため光散乱能が
著しく低下する。また、3μm以上では樹脂に対する分
散性が極端に不良であり、塗料中で沈降が生じるなど作
業性の面から好ましくない。
ば二酸化チタン、酸化ジルコン、硫化亜鉛、酸化亜鉛、
酸化アンチモン、酸化マグネシウム等を挙げることがで
き、これらを単独あるいは2種類以上混合して用いるこ
とが出来るが、中でもルチル型二酸化チタンが特に好ま
しい。本発明の無機微粒子を含有する樹脂層に用いる無
機微粒子と樹脂の組合せとしては、無機微粒子の屈折率
nf と樹脂の屈折率nb が、nf −nb ≧0.4になる
よう選択することが重要である。nf −nb <0.4で
あると、無機微粒子と樹脂との界面における光の屈折散
乱が起こりにくくなるため、十分な反射性能が得られな
い。本発明で用いる無機微粒子の平均粒径は0.1〜3
μmであることが好ましい。平均粒子径が0.1μm以
下では可視光線波長の1/2以下であるため光散乱能が
著しく低下する。また、3μm以上では樹脂に対する分
散性が極端に不良であり、塗料中で沈降が生じるなど作
業性の面から好ましくない。
【0013】無機微粒子を含有する樹脂層における無機
微粒子の含有量としては、樹脂100重量部に対して1
5〜85重量部が好ましく、45〜75重量部が更に好
ましい。含有量が15重量部以下では顔料が少なすぎて
光の散乱が不十分であり目的とする反射性能が得られ難
く、85重量部より多いと、顔料による光吸収量が多く
なり反射性能が劣るばかりでなく、樹脂成分の不足によ
って塗膜の硬度や密着性に問題が生じ易い。
微粒子の含有量としては、樹脂100重量部に対して1
5〜85重量部が好ましく、45〜75重量部が更に好
ましい。含有量が15重量部以下では顔料が少なすぎて
光の散乱が不十分であり目的とする反射性能が得られ難
く、85重量部より多いと、顔料による光吸収量が多く
なり反射性能が劣るばかりでなく、樹脂成分の不足によ
って塗膜の硬度や密着性に問題が生じ易い。
【0014】本発明において、無機微粒子と樹脂との分
散工程にはペイントシェーカー、ロールミル、サンドミ
ル、ボールミル、アトライター、ジェットミル、ホモジ
ナイザー等を用いることが出来る。また、該分散工程に
おいて分散性向上を目的として、シラン系、チタネート
系、ジルコアルミネート系等のカップリング剤及び金属
キレート化物、金属アルコキシド等の有機金属化合物、
あるいは市販の樹脂型分散剤、例えば、Solsper
s24000(ゼネカ株式会社製)、Disperby
k−160、161(ビックケミー社製)等を添加して
も良い。
散工程にはペイントシェーカー、ロールミル、サンドミ
ル、ボールミル、アトライター、ジェットミル、ホモジ
ナイザー等を用いることが出来る。また、該分散工程に
おいて分散性向上を目的として、シラン系、チタネート
系、ジルコアルミネート系等のカップリング剤及び金属
キレート化物、金属アルコキシド等の有機金属化合物、
あるいは市販の樹脂型分散剤、例えば、Solsper
s24000(ゼネカ株式会社製)、Disperby
k−160、161(ビックケミー社製)等を添加して
も良い。
【0015】本発明において、アルミニウム薄膜層の上
に無機微粒子を含有する樹脂層を順次積層する塗布方法
としては、グラビアコーター、ナイフコーター、ワイヤ
ーバーコーター、ドクターブレードコーター、リバース
ロールコーター、ディッピングコーター、エアナイフコ
ーター、ダイコーター等を用いることが出来る。無機微
粒子を含有する樹脂層の厚みは、5〜50μmであるこ
とが好ましい。厚みが5μm以下では光の散乱が不十分
で目的とする反射性能が得られ難く、50μm以上塗布
しても顕著な反射性能の向上が見られないばかりか生産
性も悪くなり好ましくない。
に無機微粒子を含有する樹脂層を順次積層する塗布方法
としては、グラビアコーター、ナイフコーター、ワイヤ
ーバーコーター、ドクターブレードコーター、リバース
ロールコーター、ディッピングコーター、エアナイフコ
ーター、ダイコーター等を用いることが出来る。無機微
粒子を含有する樹脂層の厚みは、5〜50μmであるこ
とが好ましい。厚みが5μm以下では光の散乱が不十分
で目的とする反射性能が得られ難く、50μm以上塗布
しても顕著な反射性能の向上が見られないばかりか生産
性も悪くなり好ましくない。
【0016】本発明の光反射フィルムにおいて、入射光
はまず無機微粒子を含有する樹脂層中の無機微粒子によ
って拡散反射される。次に無機微粒子を含有する樹脂層
を透過した一部の光はアルミニウムからなる金属薄膜層
の表面で反射される。この反射光は無機微粒子を含有す
る樹脂層中の無機微粒子によって再度屈折散乱しながら
放出される。このように無機微粒子による拡散反射とア
ルミニウム層の表面反射の相乗効果によって、均一且つ
高い反射性能を有する光反射フィルムを得ることが出来
る。
はまず無機微粒子を含有する樹脂層中の無機微粒子によ
って拡散反射される。次に無機微粒子を含有する樹脂層
を透過した一部の光はアルミニウムからなる金属薄膜層
の表面で反射される。この反射光は無機微粒子を含有す
る樹脂層中の無機微粒子によって再度屈折散乱しながら
放出される。このように無機微粒子による拡散反射とア
ルミニウム層の表面反射の相乗効果によって、均一且つ
高い反射性能を有する光反射フィルムを得ることが出来
る。
【0017】
【実施例】本発明を実施例に基づいて説明する。例中、
「部」「%」は、それぞれ「重量部」「重量%」であ
る。 実施例1 膜厚50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの
片表面に、DCスパッタリング法によって1000オン
グストロームのアルミニウム薄膜層を形成した。 二酸化チタン 82.5部 (石原産業( 株) 製、タイペークCR97、屈折率2.7) フッ素系樹脂 112.5部 (旭硝子( 株) 製、ルミフロンLF200、屈折率1.45) キシレン 52.5部 メチルイソブチルケトン 52.5部 からなる組成物をペイントシェーカーで30分混練り分
散して、無機微粒子を含有する樹脂層形成用塗布液を得
た。ポリエチレンテレフタレートフィルム上に形成した
前記のアルミニウム薄膜層の上にワイヤーバーコーター
で前記塗布液を塗布して、表1に示すような構成の光反
射フィルムを得た。
「部」「%」は、それぞれ「重量部」「重量%」であ
る。 実施例1 膜厚50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの
片表面に、DCスパッタリング法によって1000オン
グストロームのアルミニウム薄膜層を形成した。 二酸化チタン 82.5部 (石原産業( 株) 製、タイペークCR97、屈折率2.7) フッ素系樹脂 112.5部 (旭硝子( 株) 製、ルミフロンLF200、屈折率1.45) キシレン 52.5部 メチルイソブチルケトン 52.5部 からなる組成物をペイントシェーカーで30分混練り分
散して、無機微粒子を含有する樹脂層形成用塗布液を得
た。ポリエチレンテレフタレートフィルム上に形成した
前記のアルミニウム薄膜層の上にワイヤーバーコーター
で前記塗布液を塗布して、表1に示すような構成の光反
射フィルムを得た。
【0018】比較例1 実施例1の比較として、膜厚50μmのポリエチレンテ
レフタレートフィルムの片表面に、実施例1で得た塗布
液をワイヤーバーコーターで塗布して、表1に示すよう
なアルミニウム薄膜層を有しない光反射フィルムを得
た。
レフタレートフィルムの片表面に、実施例1で得た塗布
液をワイヤーバーコーターで塗布して、表1に示すよう
なアルミニウム薄膜層を有しない光反射フィルムを得
た。
【0019】実施例2 二酸化チタン 55部 (堺化学工業( 株) 製、タイトーンR42、屈折率2.7) セルロースアセテートブチレート樹脂 45部 (イーストマン・コダック社製、CAB551−0.01、屈折率1.48) トルエン 50部 メチルイソブチルケトン 50部 からなる組成物をペイントシェーカーで30分混練分散
して、無機微粒子を含有する樹脂層形成用塗布液を得
た。実施例1記載のアルミニウム薄膜層の上にワイヤー
バーコーターで前記塗布液を塗布して、表1に示すよう
な構成の光反射フィルムを得た。
して、無機微粒子を含有する樹脂層形成用塗布液を得
た。実施例1記載のアルミニウム薄膜層の上にワイヤー
バーコーターで前記塗布液を塗布して、表1に示すよう
な構成の光反射フィルムを得た。
【0020】比較例2 実施例2の比較として、実施例2で用いた二酸化チタン
を硫酸バリウム(堺化学工業( 株) 製、B−30、屈折
率1.65)に変えた他は実施例2と同様の操作を行
い、表1に示すような構成の光反射フィルムを得た。
を硫酸バリウム(堺化学工業( 株) 製、B−30、屈折
率1.65)に変えた他は実施例2と同様の操作を行
い、表1に示すような構成の光反射フィルムを得た。
【0021】比較例3 実施例1記載のアルミニウム薄膜層の上に無機微粒子を
含有する樹脂層を設けず、実施例1〜2と比較をした。
含有する樹脂層を設けず、実施例1〜2と比較をした。
【0022】上記実施例および比較例で得られた光反射
フィルムの550nmにおける反射率を分光光度計(島
津製作所( 株) 製、分光光度計UV−256FW)で測
定した。また、測色計(日本電色( 株) 製、SZ−Σ9
0)にて測定した明度指数L、知覚色度指数a,b値よ
り次式によって白色度Wを求めた。白色度は均一な拡散
反射性能の指標と考えられる。評価結果を表1に示す。 W=100−{(100−L)2 +(a2 + b2 ) }
0.5
フィルムの550nmにおける反射率を分光光度計(島
津製作所( 株) 製、分光光度計UV−256FW)で測
定した。また、測色計(日本電色( 株) 製、SZ−Σ9
0)にて測定した明度指数L、知覚色度指数a,b値よ
り次式によって白色度Wを求めた。白色度は均一な拡散
反射性能の指標と考えられる。評価結果を表1に示す。 W=100−{(100−L)2 +(a2 + b2 ) }
0.5
【0023】
【表1】
【0024】実施例1と比較例1において、アルミニウ
ムからなる金属薄膜層を設けた実施例1の方が反射率、
白色度共に向上した。実施例2と比較例2において、無
機微粒子を含有する樹脂層を構成する無機微粒子の屈折
率と、同層を構成する樹脂の屈折率の差が0.4以下の
比較例2に比べて、屈折率差が0.4以上の実施例2の
方が反射率、白色度共に向上した。実施例1〜2と比較
例3において、無機微粒子を含有する樹脂層を設けない
比較例3は、反射率は高いものの、白色度が著しく低か
った。
ムからなる金属薄膜層を設けた実施例1の方が反射率、
白色度共に向上した。実施例2と比較例2において、無
機微粒子を含有する樹脂層を構成する無機微粒子の屈折
率と、同層を構成する樹脂の屈折率の差が0.4以下の
比較例2に比べて、屈折率差が0.4以上の実施例2の
方が反射率、白色度共に向上した。実施例1〜2と比較
例3において、無機微粒子を含有する樹脂層を設けない
比較例3は、反射率は高いものの、白色度が著しく低か
った。
【0025】
【発明の効果】本発明の光反射フィルムは、基材フィル
ムの片表面にアルミニウムからなる金属薄膜層、無機微
粒子を含有する樹脂層とを順次積層した構造を有し、無
機微粒子の屈折率nf と樹脂の屈折率nb がnf −nb
≧0.4となるように素材を選択することによって、反
射効率が向上し従来の透明基材フィルムに白色塗料を直
接塗布した光反射フィルムや金属蒸着フィルムに比べ
て、高い反射性能を得ることが出来た。
ムの片表面にアルミニウムからなる金属薄膜層、無機微
粒子を含有する樹脂層とを順次積層した構造を有し、無
機微粒子の屈折率nf と樹脂の屈折率nb がnf −nb
≧0.4となるように素材を選択することによって、反
射効率が向上し従来の透明基材フィルムに白色塗料を直
接塗布した光反射フィルムや金属蒸着フィルムに比べ
て、高い反射性能を得ることが出来た。
【図1】は本発明の光反射フィルムの構造の一例を示
す。
す。
1 基材フィルム 2 アルミニウムからなる金属薄膜層 3 無機微粒子を含有する樹脂層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 5/08 G02B 5/08 A
Claims (2)
- 【請求項1】 基材フィルムの片表面に金属薄膜層、無
機微粒子を含有する樹脂層を順次積層してなる光反射フ
ィルムにおいて、金属薄膜層がアルミニウムからなり、
無機微粒子を含有する樹脂層を構成する無機微粒子の屈
折率nf と同層を構成する樹脂の屈折率nb がnf −n
b ≧0.4であることを特徴とする光反射フィルム。 - 【請求項2】 無機微粒子がルチル型二酸化チタンであ
ることを特徴とする請求項1記載の光反射フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8155062A JPH10730A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 光反射フィルム |
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