JPH1067733A - オルト−置換されたベンゾイルグアニジン、それらの製法、医薬または診断剤としてのそれらの使用およびそれらを含有する医薬 - Google Patents
オルト−置換されたベンゾイルグアニジン、それらの製法、医薬または診断剤としてのそれらの使用およびそれらを含有する医薬Info
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Abstract
供。 【解決手段】 この化合物は、次の式 【化1】 (式中、R(1)〜R(4)は、特許請求の範囲において記載
した意義を有す)で示される。このベンゾイルグアニジ
ンは、虚血的に誘発される損傷、特に虚血的に誘発され
る心臓不整脈の引き金の予防に対して価値がある心臓保
護成分を有する抗不整脈薬剤である。細胞のNa+/H+
交換機構を阻害する結果として、これらの化合物は、虚
血により誘発される急性または慢性の損傷を治療するた
めに使用される。さらに、これらの化合物は、細胞の増
殖に対して強力な阻害作用を示し、また高血圧の発生を
予防するのに適している。
Description
塩に関するものである。 上記式において、R(1)は、R(13)−SOmまたはR(14)
R(15)N−SO2−〔式中、mは1または2であり、R
(13)は、1、2、3、4、5、6、7または8個の炭素
原子を有するアルキル、1、2、3、4、5、6、7ま
たは8個の炭素原子を有するパーフルオロアルキル、
3、4、5、6、7または8個の炭素原子を有するアル
ケニルまたは−CnH2n−R(16)(式中、nは、0、
1、2、3または4であり、R(16)は、3、4、5、
6、7または8個の炭素原子を有するシクロアルキル、
フェニル、ビフェニリルまたはナフチル(フェニル、ビ
フェニリルおよびナフチルは、置換されていないかまた
はF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(25)
R(26)からなる群から選択された1〜3個の置換分によ
って置換されておりそしてR(25)およびR(26)は相互に
独立して、水素、1、2、3または4個の炭素原子を有
するアルキルまたは1、2、3または4個の炭素原子を
有するパーフルオロアルキルである)である)であり、
R(14)は、水素、1、2、3、4、5、6、7または8
個の炭素原子を有するアルキル、1、2、3、4、5、
6、7または8個の炭素原子を有するパーフルオロアル
キル、3、4、5、6、7または8個の炭素原子を有す
るアルケニルまたは−CnH2n−R(27)(式中、nは、
0、1、2、3または4であり、R(27)は、3、4、
5、6、7または8個の炭素原子を有するシクロアルキ
ル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチル(フェニ
ル、ビフェニリルおよびナフチルは、置換されていない
かまたはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびN
R(28)R(29)からなる群から選択された1〜3個の置換
分によって置換されておりそしてR(28)およびR(29)は
相互に独立して、水素、1、2、3または4個の炭素原
子を有するアルキルまたは1、2、3または4個の炭素
原子を有するパーフルオロアルキルである)である)で
あり、R(15)は、水素、1、2、3または4個の炭素原
子を有するアルキルまたは1、2、3または4個の炭素
原子を有するパーフルオロアルキルであり、またはR(1
4)およびR(15)は、一緒になって、4または5個のメチ
レン基(1個のCH2基は酸素、S、NH、N−CH3ま
たはN−ベンジルにより置換されていてもよい)であ
る〕であり;置換分R(2)およびR(3)の1個は、水素で
あり;置換分R(2)およびR(3)の他のものは、それぞれ
の場合において、−CHR(30)R(31)〔式中、R(30)
は、−(CH2)g−(CHOH)h−(CH2)i−(CHOH)k
−R(32)または−(CH2)g−O−(CH2−CH2O)h−
R(24)であり、R(24)およびR(32)は、相互に独立して
水素またはメチルであり、g、hおよびiは、同一また
は異なりそして0、1、2、3または4であり、kは、
1、2、3または4である〕であり;または置換分R
(2)およびR(3)の他のものは、それぞれの場合において
−C(OH)R(33)R(34)〔式中、R(31)、R(33)および
R(34)は、同一または異なりそして水素、1、2、3ま
たは4個の炭素原子を有するアルキルであり、またはR
(33)およびR(34)は、一緒になって3、4、5または6
個の炭素原子を有するシクロアルキルであり、またはR
(33)は−CH2OHである〕であり;R(4)は、1、2、
3または4個の炭素原子を有するアルキル、1、2、3
または4個の炭素原子を有するアルコキシ、F、Cl、
Br、I、CNまたは−(CH2)n−(CF2)o−CF
3(nは、0または1でありそしてoは0、1または2
である)である。
5)N−SO2−〔式中、R(13)は、1、2、3または4
個の炭素原子を有するアルキル、1、2、3または4個
の炭素原子を有するパーフルオロアルキル、3または4
個の炭素原子を有するアルケニルまたは−CnH2n−R
(16)(式中、nは0、1、2、3または4であり、R(1
6)は、3、4、5または6個の炭素原子を有するシクロ
アルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチル(フ
ェニル、ビフェニリルおよびナフチルは、置換されてい
ないかまたはF、Cl、CF3、メチルまたはメトキシ
からなる群から選択された1〜3個の置換分によって置
換されている)である)であり、R(14)は、水素、1、
2、3または4個の炭素原子を有するアルキル、1、
2、3または4個の炭素原子を有するパーフルオロアル
キル、3または4個の炭素原子を有するアルケニルまた
は−CnH2n−R(27)(式中、nは、0、1、2、3ま
たは4であり、R(27)は、3、4、5、6、7または8
個の炭素原子を有するシクロアルキル、フェニル、ビフ
ェニリルまたはナフチル(フェニル、ビフェニリルおよ
びナフチルは置換されていないかまたはF、Cl、CF
3、メチルまたはメトキシからなる群から選択された1
〜3個の置換分によって置換されている)である)であ
り、R(15)は、水素、1、2、3または4個の炭素原子
を有するアルキルまたは1、2、3または4個の炭素原
子を有するパーフルオロアルキルであり、またはR(14)
およびR(15)は一緒になって4または5個のメチレン
(1個のCH2基は、酸素、S、NH、N−CH3または
N−ベンジルにより置換されていてもよい)である〕で
あり;置換分R(2)およびR(3)の1個が水素であり;置
換分R(2)およびR(3)の他のものが、それぞれの場合に
おいて、−CHR(30)R(31)〔式中、R(30)は−(C
H2)g−(CHOH)h−(CH2)i−(CHOH)k−R(32)
または−(CH2)g−O−(CH2−CH2O)h−R(24)で
あり、R(24)およびR(32)は、相互に独立して水素また
はメチルであり、g、hおよびiは、同一または異なり
そして0、1または2であり、kは、1または2であ
る〕であり;または置換分R(2)およびR(3)の他のもの
が、それぞれの場合において−C(OH)R(33)R(34)
〔式中、R(33)およびR(34)は、同一または異なりそし
て水素または1、2、3または4個の炭素原子を有する
アルキルであり、またはR(33)およびR(34)は、一緒に
なって3、4、5または6個の炭素原子を有するシクロ
アルキルであり、またはR(33)は−CH2OHである〕
であり;R(4)が、1、2、3または4個の炭素原子を
有するアルキル、1、2、3または4個の炭素原子を有
するアルコキシ、F、Cl、CNまたは(CF2)o−CF
3(式中、oは0、1または2である)である式Iの化
合物およびその医薬的に許容し得る塩が、好ましい。
は、1、2、3または4個の炭素原子を有するアルキル
である)であり;置換分R(2)およびR(3)の1個が、水
素であり;そして置換分R(2)およびR(3)の他のもの
が、それぞれの場合において、−C(OH)(CH3)−C
H2OH、−CH(CH3)−CH2OHまたはC(OH)(C
H3)2であり;R(4)が、1、2、3または4個の炭素原
子を有するアルキル、1、2、3または4個の炭素原子
を有するアルコキシ、F、Cl、CNまたは−CF3で
ある式Iの化合物およびその医薬的に許容し得る塩が、
非常に特に好ましい。
個の炭素原子を有するヘテロアリールは、1個または2
個以上のCH基がNによって置換されているそして(ま
たは)少なくとも2個の隣接CH基が、S、NHまたO
によって置換されている(5−員の芳香族環の形成を伴
う)フェニルまたはナフチルから誘導された基であると
理解されるべきである。さらに、二環式基の縮合部位に
おける一方または両方の原子は、またN原子(インドリ
ジニルのように)であってもよい。特に、フラニル、チ
エニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリア
ゾリル、テトラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリ
ル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピリジル、ピラジニ
ル、ピリミジニル、ピリダジニル、インドリル、インダ
ゾリル、キノリル、イソキノリル、フタラジニル、キノ
キサリニル、キナゾリニルおよびシンノリニルが、1、
2、3、4、5、6、7、8または9個の炭素原子を有
するヘテロアリールであるとみなされる。
個以上の不斉中心を有する場合は、これらはSまたはR
配置にあることができる。化合物は、光学的異性体とし
て、ジアステレオマーとして、ラセミ体としてまたはこ
れらの混合物として存在することができる。アルキル基
は、直鎖状または分枝鎖状であることができる。
は求核的に容易に置換することのできる脱離基である)
の化合物をグアニジンと反応させることからなる式Iの
化合物の製法に関するものである。
基、フェノキシ基、フェニルチオ基、メチルチオ基、2
−ピリジルチオ基または窒素複素環、好ましくは1−イ
ミダゾリルである式IIの活性化酸誘導体は、有利にはそ
れ自体既知の方法で、基をなすカルボニルクロライド
(式II、L=Cl)から得られる。このカルボニルクロ
ライドは、それ自体既知の方法で、例えば塩化チオニル
を使用して基をなすカルボン酸(式II、L=OH)から
製造することができる。
のほかに、式IIの他の活性化酸誘導体は、それ自体既知
の方法で、基をなす安息香酸誘導体(式II、L=OH)
から直接製造することもできる。例えば、式II(L=O
CH3)のメチルエステルは、メタノール中でガス状H
Clで処理することによって得られ、式II(L=1−イ
ミダゾリル)のイミダゾリドは、カルボニルジイミダゾ
ールで処理することによって得られ〔Staab, Angew. Ch
em. Int. Ed. Engl. 1, 351-367(1962)〕そして混成無
水物は、不活性溶剤中でトリエチルアミンの存在下にお
いてCl−COOC2H5または塩化トシルを使用して得
られる。そしてまた、安息香酸の活性化は、ジシクロヘ
キシルカルボジイミド(DCC)またはO−〔(シアノ
−(エトキシカルボニル)−メチレン)アミノ〕−1,
1,3,3−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレ
ート(“TOTU")〔Proceedings of the 21st Europea
nPeptide Symposium, Peptides 1990, Editors E. Gira
lt and D. Andreu, Escom, Leiden, 1991〕を使用して
実施することができる。式IIの活性化カルボン酸誘導体
を製造する多数の適当な方法が、J. March, Advanced O
rganic Chemistry,Third Edition(John Wiley & Sons,
1985)の350頁における引用された情報文献に記載さ
れている。
ンとの反応は、それ自体既知の方法で、プロトン性また
は非プロトン性の極性の不活性有機溶剤中で行われる。
これに関連して、安息香酸メチル(II、L=OMe)を
グアニジンと反応させる場合に、20℃〜溶剤の沸騰温
度におけるメタノール、イソプロパノールまたはTHF
が価値あるものであることが証明された。化合物IIと塩
でない遊離のグアニジンとの反応の大部分は、非プロト
ン性の不活性溶剤、例えばTHF、ジメトキシエタンま
たはジオキサン中で有利に実施される。しかしながら、
NaOHのような塩基を使用するときは、化合物IIとグ
アニジンとの反応において、水を溶剤として使用するこ
ともできる。
化水素酸を除去するために、酸捕捉剤の存在下におい
て、例えば過剰のグアニジンの形態において有利に実施
される。式IIの基をなす安息香酸誘導体の若干は、既知
でありそして文献に記載されている。式IIの未知の化合
物は、文献から知られている方法を使用して製造するこ
とができる。得られた安息香酸は、上述した方法の変形
方法の一つの方法によって化合物Iに変換される。
有機ボロン酸または有機ボラン、または有機銅または有
機亜鉛化合物を使用したアリールハライドまたはアリー
ルトリフレートのパラジウム−仲介クロス−カップリン
グに対して文献から知られている方法を使用して、2、
3、4および5−位に導入される。一般にベンゾイルグ
アニジンIは弱塩基でありそして酸と結合して塩を形成
することができる。適当な酸付加塩は、すべての医薬的
に許容し得る酸の塩、例えばハロゲン化水素酸塩、特に
塩酸塩、乳酸塩、硫酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、酢酸
塩、燐酸塩、メチルスルホン酸塩およびp−トルエンス
ルホン酸塩である。
ある。EP−A 640 588A1は、同様な構造を有
するベンゾイルグアニジンを開示しているけれども、こ
れらのベンゾイルグアニジンは、本発明の化合物が常に
有しているアルキルスルホニルまたはアルキルスルファ
モイル基を有していない。EP−A 699 660はま
た、オルト−置換されたベンゾイルグアニジンに関する
ものであるけれども、これらのベンゾイルグアニジン
は、R(2)またはR(3)置換分における本発明によるヒド
ロキシル基を有していない。
(HOE 96/F 042)は、またオルト−置換され
たベンゾイルグアニジンを提案しているけれども、これ
らのベンゾイルグアニジンはアルキルスルホニル基を含
有していない。既知の化合物に比較して、本発明による
化合物は、Na+/H+交換の阻害において顕著に高い活
性度を有しそして非常に良好な水溶性を有している。
望ましくないそして不利な塩利尿性(salidiuretic pro
perties)を有していないが、例えば酸素欠乏症状に関
連して起きる病気の治療に対して重要であるような非常
に良好な抗不整脈性を有している。化合物の薬理学的性
質の結果として、本発明の化合物は、梗塞予防および梗
塞治療および狭心症の治療に対する心臓保護成分を有す
る抗不整脈薬剤として顕著に適している。これに関連し
て、化合物はまた、虚血的に誘発される損傷の発生、特
に虚血的に誘発される心臓不整脈の引き金に関連する病
理生理学的プロセスを予防的に阻止または強力に減少す
る。病理学的低酸素および虚血情況に対する化合物の保
護作用のために、式Iの新規な化合物は、細胞のNa+
/H+交換機構の阻害の結果として、虚血により起きる
すべての急性または慢性損傷またはそれによって一次的
または二次的に誘発される病気の治療に対する薬剤とし
て使用することができる。これは、外科介入、例えば器
官移植における薬剤としての化合物の使用に関係する。
この場合において、化合物は、除去前および除去中の供
与者の器官の保護、ならびに、例えば生理学的浴液によ
る処理中または該浴液中における貯蔵中そしてまた患者
の体への移行中の除去された器官の保護に対して使用す
ることができる。化合物はまた、例えば心臓および末梢
血管における血管形成術外科介入の遂行中の価値のある
保護薬剤である。虚血的に誘発される損傷に対する化合
物の保護作用によって、化合物はまた、神経系、特にC
NSの虚血症を治療する薬剤として適している。この場
合、化合物は、例えば発作または脳浮腫の治療に適して
いる。さらに、式Iの新規な化合物はまた、例えばアレ
ルギー性、心臓性、血液量不足および細菌性ショックの
ような形態のショックの治療に適している。
殖、例えば線維芽細胞増殖および血管の平滑筋細胞の増
殖に対する強力な阻害作用によって特徴づけられる。こ
のために、式Iの化合物は、細胞増殖が一次的または二
次的原因を構成する病気に対する価値ある治療剤であり
そしてそれ故に、化合物は、抗アテローム性動脈硬化症
剤としておよび糖尿病後発併発症、癌疾患、線維症疾
患、例えば肺線維症、肝線維症または腎線維症、器官肥
大および過形成、特に前立腺過形成または前立腺肥大に
対する剤として使用することができる。
圧症、アテローム性動脈硬化症、糖尿病など)において
例えば赤血球、血小板または白血球におけるような容易
に測定できる細胞においても上昇する細胞のナトリウム
−プロトン交互輸送機構(Na+/H+交換体)の有効な
阻害剤である。それ故に、新規な化合物は、例えば特定
の形態の高血圧そしてまたアテローム性動脈硬化症、糖
尿病、増殖性疾患などを測定および識別する診断薬とし
て使用されるすぐれた且つ簡単な科学的道具(tool)と
して適している。さらに、式Iの化合物は、高血圧、例
えば本態性高血圧の発生を予防する予防的治療に適して
いる。
対して好都合な作用を示すということが見出された。一
般に、過度に高い血中脂質値、いわゆる高リポ蛋白血症
は血管における動脈硬化変化の発生、特に冠動脈心疾患
に対する重大な危険因子を構成するということが認めら
れている。それ故に、アテローム性動脈硬化変化の予防
および退行に対して、上昇した血清リポ蛋白の低下は非
常に重要である。全血清コレステロールの減少に加え
て、この全コレステロールの特定のアテローム発生脂質
フラクションはアテローム発生危険因子であるので、こ
れらの脂質フラクション、特に低密度リポ蛋白(LD
L)および非常に低い密度のリポ蛋白(VLDL)の割
合の低下は特に重要である。これに反して、高密度リポ
蛋白は、冠動脈心疾患に対して保護機能を示す。したが
って、脂血低下剤は、全コレステロールを低下すること
ができるばかりでなく、特にVLDLおよびLDL血清
コレステロールフラクションをも低下することができる
管である。式Iの化合物は、血清脂質レベルに対する作
用に関して、価値のある治療的に利用できる性質を示す
ということが見出された。すなわち、式Iの化合物は、
例えばコレステロールおよび脂質に富んだ食物の増加し
た栄養摂取の結果としてのまたは病理学的代謝変化、例
えば遺伝学的に関連した高脂血症において観察され得る
ようなLDLおよびVLDLの上昇した血清濃度を有意
に減少する。それ故に、式Iの化合物は、原因となる危
険因子を排除するので、アテローム性動脈硬化変化の予
防および退行に対して使用することができる。これら
は、一次的な高脂血症のみならず、例えば糖尿病に関連
して起こるようなある二次的な高脂血症をも包含する。
さらに、式Iの化合物は、代謝異常によって誘発される
梗塞の明瞭な減少および特に誘発された梗塞の大きさお
よびその激しさの程度の有意な減少を与える。さらに、
式Iの化合物は、代謝異常によって誘発される内皮損傷
による損傷に対して有効な保護を与える。内皮機能不全
の症候群に対して血管を保護することができる結果とし
て、式Iの化合物は、冠動脈血管痙攣、アテローム発
生、アテローム性動脈硬化症、左心室肥大、拡張型心筋
症および血栓疾患の予防および治療に対する価値ある薬
剤である。
ロール血症の治療用の医薬の製造、アテローム発生の予
防用の医薬の製造、アテローム性動脈硬化症の予防およ
び治療用の医薬の製造、上昇したコレステロールのレベ
ルにより起こる病気の予防および治療用の医薬の製造、
内皮機能不全により起こる病気の予防および治療用の医
薬の製造、アテローム性動脈硬化症−誘発高血圧の予防
および治療用の医薬の製造、アテローム性動脈硬化症−
誘発血栓症の予防および治療用の医薬の製造、高コレス
テロール血症および内皮機能不全によって誘発される虚
血損傷および虚血後再灌流損傷の予防および治療用の医
薬の製造、高コレステロール血症および内皮機能不全に
より誘発される心臓肥大および心筋症の予防および治療
用の医薬の製造、高コレステロール血症および内皮機能
不全によって誘発される冠動脈血管痙攣および心筋梗塞
の予防および治療用の医薬の製造、血圧低下化合物、好
ましくはアンジオテンシン−変換酵素(ACE)阻害剤
およびアンジオテンシン受容体アンタゴニストと組み合
わせた上述した病気の治療用の医薬の製造、式IのNH
E阻害剤と血中脂質レベル低下活性化合物、好ましくは
HMG−CoA−レダクターゼ阻害剤(例えばロバスタ
チンまたはプラバスタチン)との配合剤(後者は、脂血
低下作用に与えそしてそれによって式IのNHE阻害剤
の脂血低下性を増加しそして活性化合物の増加した作用
および減少された使用を与える都合のよい配合剤である
ことが証明された)の製造に有利に使用される。
する新規な薬剤としての式Iのナトリウム−プロトン交
換阻害剤の投与ならびにナトリウム−プロトン交換阻害
剤と血圧低下および(または)脂血低下薬剤との配合剤
もクレームされる。これに関連して、化合物Iを含有す
る医薬は、経口的に、非経口的に、静脈内的に、直腸的
にまたは吸入によって投与することができそして好まし
い投与方法は、特定の疾患の症状に依存する。これに関
連して、化合物Iは、単独でまたは医薬補助物質と一緒
に、家畜医薬およびヒトの医薬に使用することができ
る。
門的知識を基にして当業者によく知られている。溶剤、
ゲル−形成剤、坐剤基剤、錠剤補助物質および他の活性
化合物賦形剤のほかに、例えば抗酸化剤、分散剤、乳化
剤、泡止め剤、風味矯正剤、防腐剤、可溶化剤または染
料を使用することができる。経口的使用に対する形態を
製造するためには、活性化合物を、この目的に適した添
加剤、例えば担体物質、安定剤または不活性希釈剤と混
合しそして慣用の方法を使用して、投与に適した形態、
例えば錠剤、被覆錠剤、硬質ゼラチンカプセルまたは水
性、アルコール性または油性溶液に変換する。例えば、
アラビアゴム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウ
ム、燐酸カリウム、ラクトース、グルコースまたは澱
粉、特にとうもろこし澱粉を、不活性担体として使用す
ることができる。これに関連して、製造は、乾式または
湿式顆粒として行うことができる。適当な油性担体物質
または溶剤の例は、植物または動物油、例えばヒマワリ
油またはタラ−肝油である。
合物を、必要な場合はこの目的に対して慣用の物質、例
えば可溶化剤、乳化剤または追加的な補助物質と一緒
に、溶液、懸濁液またはエマルジョンにする。適当な溶
剤の例は、水、生理学的塩化ナトリウム溶液またはアル
コール、例えばエタノール、プロパノールまたはグリセ
ロールおよびさらに、糖溶液、例えばグルコースまたは
マンニトール溶液またはさもなければ、これらの種々な
溶剤の混合物である。エーロゾルまたはスプレの形態で
投与される適当な医薬処方の例は、特にエタノールまた
は水またはこのような溶剤の混合物のような医薬的に害
のない溶剤中の式Iの活性化合物の溶液、懸濁液または
エマルジョンである。
助物質、例えば界面活性剤、乳化剤および安定剤ならび
に発射ガスを含有することができる。このような製剤
は、慣用的に、約0.1〜10重量%、特に約0.3〜3
重量%の濃度で活性化合物を含有する。投与されるべき
式Iの活性化合物の投与量および投与の頻度は、使用さ
れる化合物の作用の強度および時間、さらにまた、処理
される疾患の性質および程度、ならびに処理される哺乳
動物の性別、年令、体重および個々の応答に依存する。
ける式Iの化合物の一日当りの投与量は、体重1kg当り
少なくとも0.001mg/kg、好ましくは0.01mg/kg
〜せいぜい10mg/kg、好ましくは1mg/kgである。急
性の疾患の場合、例えば患者が心筋梗塞にかかった直後
においては、より高いそして特により多い頻度の、例え
ば一日当り4回までの投与量が必要である。特に、例え
ば集中治療の梗塞患者の場合における静脈内使用の場合
においては、一日当り200mgまでが必要である。
ル 変形方法A:安息香酸(II、L=OH)から 式IIの安息香酸誘導体1.0当量を、無水のTHF(5m
l/ミリモル)に溶解または懸濁しそしてそれからカル
ボニルジイミダゾール1.1当量を加える。RTで2時
間撹拌した後、グアニジン5.0当量を反応溶液に導入
する。一夜撹拌した後、THFを減圧下(回転蒸発器)
で留去し、水を加え、pHを2N HClで6〜7に調節
しそして相当するベンゾイルグアニジン(式I)を濾去
する。この方法で得られたベンゾイルグアニジンは、水
性、メタノール性またはエーテル性塩酸または他の薬理
学的に許容し得る塩で処理することによって、相当する
塩に変換することができる。 ベンゾイルグアニジン(1)を製造する一般的プロトコー
ル 変形方法B:安息香酸アルキル(II、L=O−アルキ
ル)から 式IIの安息香酸アルキル1.0当量およびグアニジン
(遊離塩基)5.0当量を、イソプロパノールに溶解ま
たはTHFに懸濁しそして反応が完了(薄層クロマトグ
ラフィーによって監視)(典型的反応時間:2〜5時
間)するまで加熱沸騰する。溶剤を、減圧下(回転蒸発
器)で留去しそして残留物をEAにとりそしてこの溶液
をNaHCO3溶液で3回洗浄する。この溶剤溶液を、
Na2SO4上で乾燥し、溶剤を真空中で留去しそして残
留物を、適当な移動相、例えば5:1のEA/MeOH
を使用して、シリカゲル上でクロマトグラフィー処理す
る。(塩形成:変形方法A参照)。
ル)−5−メチルスルホニルベンゾイルグアニジン 無色の結晶。融点211℃(分解)。 合成ルート: a) RTで24時間のトリフルオロメタンスルホン酸
5当量中におけるN−ヨードスクシンイミド1当量によ
るOlahヨード化によって、2−クロロ−5−メチルスル
ホニル安息香酸メチルから2−クロロ−3−ヨード−5
−メチルスルホニル安息香酸メチルを製造した。無色の
結晶。融点155〜158℃。 b) 触媒量の酢酸パラジウム(II)および沃化銅(I)の
存在下における還流下のTHF中における塩化イソプロ
ペニル亜鉛1.5当量によるクロス−カップリング、水
性処理、酢酸エチルによる抽出およびその後の酢酸エチ
ル/n−ヘプタン(3:7)を使用したシリカゲル上の
カラムクロマトグラフィー処理によって、2−クロロ−
3−ヨード−5−メチルスルホニル安息香酸メチルから
2−クロロ−3−イソプロペニル−5−メチルスルホニ
ル安息香酸メチルを製造した。無色の油。MS:M++
H=289。 c) 還流下で3時間のTHF中におけるボラン/TH
F複合体による2−クロロ−3−イソプロペニル−5−
メチルスルホニル安息香酸メチルのヒドロホウ素化反応
によって、2−クロロ−3−〔1′−ヒドロキシ−2′
−プロピル〕−5−メチルスルホニル安息香酸を製造し
た。無色の結晶。融点175〜177℃。 d) RTで3時間のDMF中における炭酸カリウムの
存在における沃化メチル3当量によるエステル化、水性
処理によってc)から2−クロロ−3−〔1′−ヒドロ
キシ−2′−プロピル〕−5−メチルスルホニル安息香
酸メチルを得た。 帯黄色の油。M++H=307。 e) 一般的プロトコールの変形方法Bによって、d)
から2−クロロ−3−〔1′−ヒドロキシ−2′−プロ
ピル〕−5−メチルスルホニルベンゾイルグアニジンを
得た。
ル)−5−メチルスルホニルベンゾイルグアニジン 無色の結晶。融点179〜180℃(分解)。 合成ルート: a) 還流下で4時間メタノール中で塩化銅(II)の存在
下においてナトリウムメトキシド10当量を使用して、
2−クロロ−5−メチルスルホニル安息香酸メチルから
2−メトキシ−5−メチルスルホニル安息香酸を製造し
た。帯黄色の固体。融点190〜192℃。 b) RTで24時間のトリフルオロメタンスルホン酸
5当量中においてN−ヨード−スクシンイミド1当量を
使用したOlahヨード化によって、2−メトキシ−5−メ
チルスルホニル安息香酸から2−メトキシ−3−ヨード
−5−メチルスルホニル安息香酸を製造した。無色の結
晶。融点205〜207℃。 c) RTで24時間のメタノール中における過剰の塩
化水素によるエステル化、水性処理によって、b)から
2−メトキシ−3−ヨード−5−メチルスルホニル安息
香酸メチルを製造した。無色の固体。融点140℃。 d) 方法1のb)と同様にして、2−メトキシ−3−
ヨード−5−メチルスルホニル安息香酸メチルから2−
メトキシ−3−イソプロペニル−5−メチルスルホニル
安息香酸メチルを製造した。無色の油。M++H=28
5。 e) 方法1のc)と同様にして、d)から2−メトキ
シ−3−〔1′−ヒドロキシ−2′−プロピル〕−5−
メチルスルホニル安息香酸を製造した。無色の固体。無
定形。M++H=289。 f) RTで3時間のDMF中における炭酸カリウムの
存在下での沃化メチル3当量によるエステル化、水性処
理によって、2−メトキシ−3−〔1′−ヒドロキシ−
2′−プロピル〕−5−メチルスルホニル安息香酸メチ
ルを製造した。淡黄色の油。M++H=303。 g) 一般的プロトコールの変形方法Bによって、2
f)から2−メトキシ−3−〔1′−ヒドロキシ−2′
−プロピル〕−5−メチルスルホニルベンゾイルグアニ
ジンを製造した。
ル)−5−メチルスルホニルベンゾイルグアニジン 無色の結晶。融点208〜209℃(分解)。 合成ルート: a) 触媒量の酢酸パラジウム(II)、トリフェニルホス
フィンおよび沃化銅(I)の存在下における還流下のTH
F/DMF中における塩化メチル亜鉛2当量によるクロ
ス−カップリング、水性処理、酢酸エチルによる抽出お
よびその後の酢酸エチル/n−ヘプタン(3:7)を使
用したシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー処理に
よって、2−クロロ−5−メチルスルホニル安息香酸メ
チルから2−メチル−5−メチルスルホニル安息香酸メ
チルを製造した。無色の結晶。融点95〜96℃。 b) RTで24時間のトリフルオロメタンスルホン酸
5当量中でのN−ヨードスクシンイミド1当量を使用し
たOlahヨード化によって、2−メチル−5−メチルスル
ホニル安息香酸メチルから2−メチル−3−ヨード−5
−メチルスルホニル安息香酸メチルを製造した。無色の
結晶。融点137〜138℃。 c) 触媒量の酢酸/パラジウム(II)、トリフェニルホ
スフィンおよび沃化銅(I)の存在下における還流下のT
HF中における塩化イソプロペニル亜鉛1.5当量によ
るクロス−カップリング、水性処理、酢酸エチルによる
抽出およびその後の酢酸エチル/n−ヘプタン(3:
7)を使用したシリカゲル上のカラムクロマトグラフィ
ー処理によって、2−メチル−3−ヨード−5−メチル
スルホニル安息香酸メチルから2−メチル−3−イソプ
ロペニル−5−メチルスルホニル安息香酸メチルを製造
した。無色の油。M++H=269。 d) 還流下で3時間のTHF中におけるボラン/TH
F複合体による2−メチル−3−イソプロペニル−5−
メチルスルホニル安息香酸メチルのヒドロホウ素化反応
によって、2−メチル−3−〔1′−ヒドロキシ−2′
−プロピル〕−5−メチルスルホニル安息香酸を製造し
た。無定形の固体。M++H=273。 e) RTで3時間のDMF中における炭酸カリウムの
存在下における沃化メチル3当量によるエステル化、水
性処理によって、2−メチル−3−〔1′−ヒドロキシ
−2′−プロピル〕−5−メチルスルホニル安息香酸メ
チルを製造した。 淡黄色の油。M++H=287。 f) 一般的プロトコールの変形方法Bによってe)か
ら2−メチル−3−〔1′−ヒドロキシ−2′−プロピ
ル〕−5−メチルスルホニルベンゾイルグアニジンを得
た。
/H+交換による赤血球へのNa+の流入を測定するため
に炎光測定法を使用することを可能にするために、ニュ
ージーランド白色ウサギ(Ivanovas)に6週間コレステロ
ール2%を含有する食餌を与えた。血液を耳動脈からと
り出しそしてヘパリンカリウムの25IUを使用して非凝
血性にした。それぞれの試料の一部を、遠心分離による
ヘマトクリットの二重測定に対して使用した。それぞれ
の場合において100μlのアリコートを、赤血球にお
けるNa+の始発含量を測定するために使用した。アミ
ロリド−感受性ナトリウム流入を測定するために、それ
ぞれの血液試料100μlを、それぞれの場合におい
て、高滲透圧塩/スクロース培地(ミリモル/リット
ル:NaCl 140、KCl 3、スクロース150、
ウアバイン0.1、トリス(ヒドロキシメチル)アミノ
メタン20)の5ml中で37℃およびpH7.4でインキ
ュベートした。その後、赤血球を氷冷MgCl2/ウア
バイン溶液(ミリモル/リットル:MgCl2 112、
ウアバイン0.1)で3回洗浄しそして蒸留水2.0ml中
で溶血した。細胞内ナトリウム含量を炎光測定法によっ
て測定した。正味のNa+流入は、始発ナトリウム値と
インキュベーション後の赤血球のナトリウム含量との間
の差から計算した。アミロリドにより阻害することので
きるナトリウム流入は、アミロリドの3×10-4モル/
リットルを使用しておよび使用しないでインキュベート
した後の赤血球のナトリウム含量の差から得られる。同
じ操作を、本発明の新規な化合物の場合においても使用
した。 結果 Na+/H+交換体の阻害:すべての実施例の化合物が、
10マイクロモル以下のIC50値を有す。
Claims (18)
- 【請求項1】 式I 【化1】 のベンゾイルグアニジンおよびその医薬的に許容し得る
塩。上記式において、 R(1)は、R(13)−SOmまたはR(14)R(15)N−SO2
−〔式中、mは1または2であり、 R(13)は、1、2、3、4、5、6、7または8個の炭
素原子を有するアルキル、1、2、3、4、5、6、7
または8個の炭素原子を有するパーフルオロアルキル、
3、4、5、6、7または8個の炭素原子を有するアル
ケニルまたは−CnH2n−R(16)(式中、nは、0、
1、2、3または4であり、 R(16)は、3、4、5、6、7または8個の炭素原子を
有するシクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたは
ナフチル(フェニル、ビフェニリルおよびナフチルは置
換されていないかまたはF、Cl、CF3、メチル、メ
トキシおよびNR(25)R(26)からなる群から選択された
1〜3個の置換分によって置換されておりそしてR(25)
およびR(26)は相互に独立して、水素、1、2、3また
は4個の炭素原子を有するアルキルまたは1、2、3ま
たは4個の炭素原子を有するパーフルオロアルキルであ
る)である)であり、 R(14)は、水素、1、2、3、4、5、6、7または8
個の炭素原子を有するアルキル、1、2、3、4、5、
6、7または8個の炭素原子を有するパーフルオロアル
キル、3、4、5、6、7または8個の炭素原子を有す
るアルケニルまたは−CnH2n−R(27)(式中、nは、
0、1、2、3または4であり、 R(27)は、3、4、5、6、7または8個の炭素原子を
有するシクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたは
ナフチル(フェニル、ビフェニリルおよびナフチルは、
置換されていないかまたはF、Cl、CF3、メチル、
メトキシおよびNR(28)R(29)からなる群から選択され
た1〜3個の置換分によって置換されておりそしてR(2
8)およびR(29)は相互に独立して、水素、1、2、3ま
たは4個の炭素原子を有するアルキルまたは1、2、3
または4個の炭素原子を有するパーフルオロアルキルで
ある)である)であり、 R(15)は、水素、1、2、3または4個の炭素原子を有
するアルキルまたは1、2、3または4個の炭素原子を
有するパーフルオロアルキルであり、またはR(14)およ
びR(15)は、一緒になって、4または5個のメチレン基
(1個のCH2基は酸素、S、NH、N−CH3またはN
−ベンジルにより置換されていてもよい)である〕であ
り;置換分R(2)およびR(3)の1個は、水素であり;置
換分R(2)およびR(3)の他のものは、それぞれの場合に
おいて、 −CHR(30)R(31)〔式中、R(30)は、 −(CH2)g−(CHOH)h−(CH2)i−(CHOH)k−R
(32)または−(CH2)g−O−(CH2−CH2O)h−R(2
4)であり、 R(24)およびR(32)は、相互に独立して水素またはメチ
ルであり、 g、hおよびiは、同一または異なりそして0、1、
2、3または4であり、kは、1、2、3または4であ
る〕であり;または置換分R(2)およびR(3)の他のもの
は、それぞれの場合において−C(OH)R(33)R(34)
〔式中、R(31)、R(33)およびR(34)は、同一または異
なりそして水素、1、2、3または4個の炭素原子を有
するアルキルであり、またはR(33)およびR(34)は、一
緒になって3、4、5または6個の炭素原子を有するシ
クロアルキルであり、またはR(33)は−CH2OHであ
る〕であり;R(4)は、1、2、3または4個の炭素原
子を有するアルキル、1、2、3または4個の炭素原子
を有するアルコキシ、F、Cl、Br、I、CNまたは
−(CH2)n−(CF2)o−CF3(nは、0または1であ
りそしてoは0、1または2である)である。 - 【請求項2】 R(1)が、R(13)−SO2またはR(14)R
(15)N−SO2−〔式中、R(13)は、1、2、3または
4個の炭素原子を有するアルキル、1、2、3または4
個の炭素原子を有するパーフルオロアルキル、3または
4個の炭素原子を有するアルケニルまたは−CnH2n−
R(16)(式中、nは0、1、2、3または4であり、 R(16)は、3、4、5または6個の炭素原子を有するシ
クロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチル
(フェニル、ビフェニリルおよびナフチルは、置換され
ていないかまたはF、Cl、CF3、メチルまたはメト
キシからなる群から選択された1〜3個の置換分によっ
て置換されている)である)であり、 R(14)は、水素、1、2、3または4個の炭素原子を有
するアルキル、1、2、3または4個の炭素原子を有す
るパーフルオロアルキル、3または4個の炭素原子を有
するアルケニルまたは−CnH2n−R(27)(式中、n
は、0、1、2、3または4であり、 R(27)は、3、4、5、6、7または8個の炭素原子を
有するシクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたは
ナフチル(フェニル、ビフェニリルおよびナフチルは置
換されていないかまたはF、Cl、CF3、メチルまた
はメトキシからなる群から選択された1〜3個の置換分
によって置換されている)である)であり、 R(15)は、水素、1、2、3または4個の炭素原子を有
するアルキルまたは1、2、3または4個の炭素原子を
有するパーフルオロアルキルであり、またはR(14)およ
びR(15)は一緒になって4または5個のメチレン(1個
のCH2基は、酸素、S、NH、N−CH3またはN−ベ
ンジルにより置換されていてもよい)である〕であり;
置換分R(2)およびR(3)の1個が水素であり;置換分R
(2)およびR(3)の他のものが、それぞれの場合におい
て、 −CHR(30)R(31)〔式中、R(30)は−(CH2)g−(C
HOH)h−(CH2)i−(CHOH)k−R(32)または−(C
H2)g−O−(CH2−CH2O)h−R(24)であり、 R(24)およびR(32)は、相互に独立して水素またはメチ
ルであり、 g、hおよびiは、同一または異なりそして0、1また
は2であり、kは、1または2である〕であり;または
置換分R(2)およびR(3)の他のものが、それぞれの場合
において−C(OH)R(33)R(34)〔式中、R(33)および
R(34)は、同一または異なりそして水素または1、2、
3または4個の炭素原子を有するアルキルであり、また
はR(33)およびR(34)は、一緒になって3、4、5また
は6個の炭素原子を有するシクロアルキルであり、また
はR(33)は−CH2OHである〕であり;R(4)が、1、
2、3または4個の炭素原子を有するアルキル、1、
2、3または4個の炭素原子を有するアルコキシ、F、
Cl、CNまたは(CF2)o−CF 3(式中、oは0、1
または2である)である請求項1記載の式Iの化合物。 - 【請求項3】 R(1)が、R(13)−SO2(式中、R(13)
は、1、2、3または4個の炭素原子を有するアルキル
である)であり;置換分R(2)およびR(3)の1個が、水
素であり;置換分R(2)およびR(3)の他のものが、それ
ぞれの場合において、 −C(OH)(CH3)−CH2OH、−CH(CH3)−CH2
OHまたはC(OH)(CH3)2であり;R(4)が、1、
2、3または4個の炭素原子を有するアルキル、1、
2、3または4個の炭素原子を有するアルコキシ、F、
Cl、CNまたは−CF3である請求項1または2記載
の式Iの化合物。 - 【請求項4】 式II 【化2】 (式中、R(1)〜R(4)は、請求項1において記載した意
義を有しそしてLは、求核的に容易に置換することので
きる脱離基である)の化合物をグアニジンと反応させる
ことからなる請求項1記載の式Iの化合物の製法。 - 【請求項5】 虚血状態によって起きる疾患の治療また
は予防用の医薬を製造するための請求項1記載の化合物
Iの使用。 - 【請求項6】 請求項1記載の化合物Iの有効量を慣用
の添加剤と混合しそしてそれを適当な投与形態で投与す
ることからなる虚血状態によって起きる疾患を治療およ
び予防する方法。 - 【請求項7】 心筋梗塞および不整脈の治療または予防
用の医薬を製造するための請求項1記載の化合物Iの使
用。 - 【請求項8】 狭心症の治療または予防用の医薬を製造
するための請求項1記載の化合物Iの使用。 - 【請求項9】 心臓の虚血状態の治療または予防用の医
薬を製造するための請求項1記載の化合物Iの使用。 - 【請求項10】 末梢および中枢神経系の虚血状態およ
び発作の治療または予防用の医薬を製造するための請求
項1記載の化合物Iの使用。 - 【請求項11】 末梢器官および肢の虚血状態の治療ま
たは予防用の医薬を製造するための請求項1記載の化合
物Iの使用。 - 【請求項12】 ショック状態の治療用の医薬を製造す
るための請求項1記載の化合物Iの使用。 - 【請求項13】 外科手術および器官移植において使用
される医薬を製造するための請求項1記載の化合物Iの
使用。 - 【請求項14】 外科操作に対する移植組織の防腐およ
び貯蔵用の医薬を製造するための請求項1記載の化合物
Iの使用。 - 【請求項15】 細胞増殖が一次的または二次的原因で
ある疾患の治療用の医薬を製造するための請求項1記載
の化合物Iの使用そして結果として、抗アテローム性動
脈硬化症剤としてのおよび糖尿病後発併発症、癌疾患、
線維症疾患、例えば肺線維症、肝線維症または腎線維症
および前立腺過形成に対する剤としての化合物Iの使
用。 - 【請求項16】 高血圧および増殖性疾患を診断する目
的のNa+/H+交換体を阻害する科学的道具を製造する
ための請求項1記載の化合物Iの使用。 - 【請求項17】 脂肪代謝の障害の治療または予防用の
医薬を製造するための請求項1記載の化合物Iの使用。 - 【請求項18】 請求項1〜3の何れかの項記載の化合
物Iの有効量を含有する医薬組成物。
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