JPH10502690A - 超気圧反応 - Google Patents

超気圧反応

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JPH10502690A
JPH10502690A JP8504420A JP50442096A JPH10502690A JP H10502690 A JPH10502690 A JP H10502690A JP 8504420 A JP8504420 A JP 8504420A JP 50442096 A JP50442096 A JP 50442096A JP H10502690 A JPH10502690 A JP H10502690A
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JP8504420A
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イー. ゴズム,ジョン
シー. パラゾット,マイケル
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ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 重合体が形成され始まる前には均質である反応混合物に不溶である重合体を製造する重合方法。重合系中の分散剤(すなわち、反応混合物及び分散剤)は、重合系に形成される重合体の動的安定な分散を行う。また、オレフィンの複分解方法は重合体の生成、存在する重合体の架橋又は架橋した重合体の解架橋をする。両者の重合方法及び複分解方法は超気圧条件下で行われる。

Description

【発明の詳細な説明】 超気圧反応 本件は1994年7月8日出願のU.S.シリアルNo.08/272,779の部分継続出 願である。 発明の背景 本発明は、超気圧条件下で行われる有機合成反応に関する。 従来技術 分散重合は、反応混合物に溶解する少なくとも一種の単量体の重合が包含され る。このような媒体中では、オリゴラジカル又は高分子ラジカルは反応混合物が 高分子量に達し、もはや溶解しなくなるまで成長する。この時点において、重合 体相は粒子になって分離する。安定剤又は分散剤は粒子の凝結又は凝集を阻止し 、すなわち動力学的に安定な分散液が形成される。 分散重合は出発単量体が重合媒体に可溶であるとか又は乳化を必要としない乳 化重合、ミクロ乳化重合及び懸濁重合とは異なる(すなわち、単量体を含むミセ ル又は液体粒子の形成)。更には、乳化重合と異なって、分散重合中での重合体 の生長反応速度の結局粒子数に依存しなくなる。(すべてこれらは、重合工程で すべての物質が重合媒体に可溶である溶液重合、又は重合生成物が重合媒体から 沈殿し、凝結する沈殿重合とは異なる。) 分散重合は水性又は非水性媒体中で行うことができる。非水(通常は有機)分 散重合は、希釈重合体溶液の多くの応用(multiple applications)をみることな く、ビニル重合体又はアクリル重合体の 薄いフィルムを得るために発展した。この目的は達成されたけれども、揮発性有 機化合物(VOCs)を連続して使用すると重大な問題が存在する。溶液重合につい て改善が行われる一方、VOC(揮発性有機化合物)の分散重合体の塗布は、有機媒 体自体の廃棄の問題を解決していない。 非水希釈剤中で行われる分散重合では、80nmから10μmの範囲の直径の単一分 散粒子が得られる。一旦反応媒体から分離されるこの粒子は、例えばクロマトグ ラフィーの充填物質及びコントロールした剥離マトリックスの如きの利用がある 。 有機希釈剤中で行われる分散重合において、重合安定剤(例えば分散剤)の使 用による凝集の抑制は、立体安定(steric stabilization)として知られている 。通常の安定剤は別個のセグメントを有し、一方のセグメントは重合媒体に可溶 であり、そして他方は不容性である。不容性セグメントは分散している重合体粒 子の表面に吸着し、一方可溶性セグメントは分散している重合体粒子の周囲にシ ース(sheath)を形成する。一般に、このような安定剤はブロック共重合体又は グラフト共重合体である。 オレフィン複分解反応は一般に混ぜ合せることなく行なわれる(例えば、溶剤 を使用しない)。複分解触媒は多くは有機金属錯塩であるので、触媒の不溶性が 問題になる。このことは、複分解反応を行うオレフィンの不完全な転化となる。 標準温度及び標準圧力(STP,25℃及び1気圧)において、反応流体として気体 である超臨界の流体又は液体を使用することが研究されている。特に、液体とし て又は臨界流体として二酸化炭素が重合媒体としての利用が報告されている。溶 液重合(WO 93/20116)、懸濁及び乳化重合(米国特許 5,312,882)、ミクロ乳化 重合(米国特許 4,933,404)及び沈殿重合(米国特許 3,471,463)がすでに開示 されている。しかし、超気圧流体中での分散重合は、今日まで何等教示も示唆も されていない。 発明の要約 要約すれば、本発明は次の工程を含む重合体の製造方法を提供するものであり 、すなわち a)1)STP(標準温度及び標準圧力)において気体であり、また大気圧より高い 圧力に維持されると流体が液体又は超臨界流体である少なくとも1種の流体、連 鎖重合によって重合する1種以上の単量体、及び効果量の重合開始剤及び/又は 触媒を含む均質反応混合物、並びに 2)重合系で単量体から形成される重合体のための分散剤、を含む重合系を準 備し、並びに b)反応混合物中に不溶性である重合体を生成するために単量体を重合させ、こ こで分散剤は重合系の中で生成する重合体の分散液を動力学的に安定化するもの である工程を包含する。 別の観点として、本発明は(1)STP(標準温度及び標準圧力)において気体で ありまた大気圧より高い圧力に維持されると流体が液体又は超臨界流体である少 なくとも1種の流体、複分解をすることのできる少なくとも1種のオレフィン、 及びオレフィンの複分解を促進することのできる遷移金属を含む化合物を包含す る組成物を準備し、(2)遷移金属を含む化合物がオレフィンの複分解を開始さ せ、そして(3)複分解反応の生成物を分離する工程を含むオレフィンの複分解 反応を行う方法を提供する。 他の観点において、本発明は(a)STP において気体であり、また大気圧より 高い圧力に維持されると流体が液体又は超臨界流体である少なくとも1種の流体 、(b)重合体、及び(c)重合体に対 する分散剤であってここでの重合体は連鎖重合によって重合する1種以上の単量 体から形成されるものであることを包含する動力学的に安定な分散系を提供する 。 他の観点として、本発明はSTP において気体であり、また複分解をすることの できる1種のオレフィンより高い圧力において維持できる少なくとも1種の流体 、遷移金属を含む触媒及び任意にはオレフィンの複分解反応の生成物を包含する 組成物を提供する。 殆んどのオレフィンは複分解を行うことができるが、一方或る種のオレフィン は複分解に困難を伴う。例えば、二重結合の両側に嵩高の基(例えば、i−ブチ ル)を有するオレフィン(すなわち、立体障害のオレフィン)は、複分解をする ための触媒の遷移金属原子に近接するのが困難である。結合している或る種の基 は、オレフィンの複分解を実際に阻止する程に嵩高である。 本願方法は、STP においてガスである或る種の流体、特に二酸化炭素は反応流 体として使用することのできる明白な優利さを有する。二酸化炭素は非毒性そし て非汚染性であるという二つの顕著な優利さが存在する。このことは、重合反応 及び複分解反応における揮発性有機化合物及び毒性有機溶剤の使用が避けられる 。また、本発明方法の生成物は反応容器を単んに減圧するだけで反応流体から分 離することができる。このことは、得られる生成物が本質的に反応流体の残渣を 含まないということである。 特に記述しない限り、本願において次に述べる定義に従う。 “ヒドロフルオロカーボン”は一般式Cabcを有する気体であって、b+ c=2a+2であり加圧によって容易に液化され、 “(メタ)アクリレート”はアクリレート及びメタクリレートを意味し、 “(メタ)アクリル“はアクリル及びメタクリルを意味し、 “連鎖重合”は付加(遊離基、配位、アニオン及びカチオンを含む)、開環及 びオレフィン複分解重合を意味し、 “オレフィン複分解”は、遷移金属原子と近接してプロトンの移行又は交換す ることなく炭素−炭素の二重結合を開裂又は改質する1種以上のオレフィンの反 応を意味する(Kirk−Othmer,Encyclopedia of Chemical Technology(3版), ,597-598(1979年)参照)、並びに “単量体”,“重合体”及び“基”は、所望の生成物の障害とならない通常の 置換基によって置換された化学的なものを意味する。 好ましい実施の態様の詳細な記述 一般に、重合反応又は反応の温度は−78°から400℃、好ましくは0°から300 ℃、特に15°から150℃、そして圧力は102KPaから690MPa(約0.15から100,000psi g)、好ましくは102KPaから400MPa(約0.15から60,000psig)、より好ましくは10 2KPaから140MPa(約0.15から20,000psig)、最も好ましくは790KPaから100MPa( 約100から15,000psig)である。反応媒体については、このような広範囲の内か ら特定の範囲を選定するのが効果的である。温度及び/又は圧力を変えることに よって、得られる生成物の性質が変り、また当業者においては系が定まれば好適 な条件を選定することができよう。反応条件は全たく極端であるので、反応は通 常高圧反応容器の中で行い、反応条件の設定に基づいて他の装置の利用も有用で ある。 本発明の反応は通常撹拌できるステレンス鋼反応容器、任意には容器の内容物 を観察できる高圧窓(例えば、サファイア)を有し、そして超臨界条件下で種々 の物質を添加できるための更に圧力取扱系を有する中で行われる。反応はバッチ 、半バッチ(例えば、核となる部分と成長段階を分離する)及び連続モードで行 うことができ る。反応容器は加熱及び/又は冷却部分を有することができる。所望するならば 、温度は、任意にはマイクロプロセッサーで調整された温度調整器に接着したサ ーモカップル型の装置によってモニターしても良い。また、反応容器はマイクロ プロセッサープロセス調整器を有していても良い。所望するならば、反応容器は 減圧する換気機構を有し、又は任意には反応容器から生成物を噴霧しても良い。 流出パイプは、生成物を他の位置に移すために付設することができる。 明瞭にするために、本発明の分散重合を最初に明らかにし、続いてオレフィン 複分解反応を詳細に記述する。 A 分散重合 本発明の分散重合は反応混合物(すなわち、流体、単量体、開始剤又は触媒) が均質であって、いかなる温度及び圧力において行うことができる。条件は、重 合の始めに反応混合物が均質であるように操作される。このことは、重合開始の 前に最初に充填した出発物質を加熱し及び/又は出発物質を溶解するための反応 圧力の増加が含まれる。通常の重合温度は−78°から250℃、好ましくは15°か ら200℃の範囲である。 遊離基重合は一般に加熱により開始する。本願方法が熱的に開始する重合反応 を含む場合、反応流体、単量体及び開始剤は、開始剤が効果的に分解する温度よ り低い温度において溶液中になければならない。反応はまた光開始で行うことが でき、この場合熱的限定は適用されない。 STP において気体であり、しかし加圧下(すなわち、超気圧)で液体又は超臨 界流体に移行できる物質は、本発明方法において反応流体として使用することが できる。この反応流体は、好ましくは換気又は排気した時に大気に有害でなく、 そして人間、動物及び植物 に対して非毒性である。好ましい流体は、STRにおいて気体である二酸化炭素、 ヒドロフルオロカーボン(HFCs)及びペルフルオロカーボン(例えば、ペルフル オロプロパン及びペルフルオロシクロプタン)、STP において気体である炭化水 素、貴ガス並びにこれらの混合物が含まれる。有用な多原子気体には、SF6,NH3 ,N2O及びCOが含まれる。最も好ましい反応流体には、CO2,HFCs、ペルフルオロ カーボン及びこれらの混合物が含まれる。有用なHFCsの例として、多種類の少量 の有機化合物に対する有用な溶剤として知られているもの、特に1から5個の炭 素原子を含むHFCsが含まれる。特に例として1,1,2,2−テトラフルオロエ タン、1,1,1,2−テトラフルオロエタン、トリフルオロメタン及び1,1 ,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパンが含まれる。また上に述べた2 種以上の相容性の混合物も、反応流体として使用することができる。 連鎖重合によって重合する単量体は、本願方法において使用することができる 。これらの中で好ましいものは、遊離基重合性エチレン不飽和単量体であって、 重合前に反応流体に溶解するものである。限定するためのものではないが、(メ タ)アクリレート及びその誘導体が含まれる。このような誘導体としては、アル キル(メタ)アクリレート、すなわち(メタ)アクリル酸のアルキルエステルで ある。殆んどのアルキル基はエステル成分に含むことができるが、好ましいアル キル基は1から20個の炭素原子のものである。この基は直鎖、枝分れ又は環状で あっても良い。アルキル(メタ)アクリレートの例として、ヘキシル(メタ)ア クリレート、イソオクチルアクリレート(IOA)、2−エチルヘキシルアクリレー ト、イソノニル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、フ ェノキシエチルアクリレート、デシル(メタ)アクリレート、ドデ シル(メタ)アクリレート、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク リレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレー ト、n−オクチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、シ クロヘキシル(メタ)アクリレート、オクタデシル(メタ)アクリレート及びt −ブチル(メタ)アクリレートが含まれる。 アルキルエステルに加えて、他の有用な(メタ)アクリル酸誘導体として、( 1)多価脂肪族アルコール(1,2−エタンジオール、1,2−プロパンジオー ル及び1,3−プロパンジオールの如し)、種々のブチルジオール、種々のヘキ サンジオール、グリセロール及び他のアルキルトリオールの(メタ)アクリル酸 モノエステルの如きヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、(2)1,4− ブタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、グ リセロールジ−又はトリ−アクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレー ト及び関連したジ−又はトリ−(メタ)アクリレートの如きポリ(メタ)アクリ レート(3)(メタ)アクリレート末端スチレンオリゴマー及び(メタ)アクリ レート末端ポリエーテルの如きマクロ(メタ)アクリレートであって、後者のも のはWO 84/03837 により詳細に記載されており、並びに(4)(メタ)アクリロ ニトリル、(メタ)アクリルアミド、N−置換(メタ)アクリルアミド、N,N −ジ置換(メタ)アクリルアミド(1個以上の異原子を含む五−及び六−員環の 複素環状の置換基が含まれる)が含まれる。 他の有用な遊離基重合性エチレン不飽和単量体として、メチル置換のマレオニ トリル;エチレン及びプロピレン;N−ビニルピロリドン及びN−ビニルカプロ ラクタムの如きN−ビニルラクタム;ビニルアセテート、ビニルプロピオネート 、ビニルデカノエート、ビ ニルペンタノエート及び枝分れした又は直鎖置換又は不置換カルボン酸の関連し たビニルエステル;ビニルクロリド、ビニリデンクロリド、テトラフルオロエチ レン、ヘキサフルオロプロピレン、クロロトリフルオロエチレン及び関連したハ ロゲン化物の如きビニルハライド及びビニリデンハライド;メチルビニルエーテ ル、ブチルビニルエーテル及びこれらハロゲン化誘導体の如き関連した化合物で あるビニルエーテル;無水マレイン酸の如き環状エチレン性不飽和カルボン酸無 水物;並びにスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン及びジビニルベン ゼンの如き非置換又はリング置換スチレン;が含まれる。 連鎖重合が行われるカチオン重合は、例えば“カチオン重合”Encyclopedia o f Polymer Science and Engineering,2巻729-814H.F.Mark等編集、Wiley-Int erscience,New York(1985),G.Odian 著“Principles of Polymerization,3 版、358-398 Wiley-Interscience,New York(1991)に記載されている。 本発明において使用することのできるカチオン的に重合する単量体には、(A )スチレン、α−メチルスチレン、1,1−ジフェニルエチレン、1−フェニル プロペン、及びリング置換の同効物(特に重合に対して活性を強める電子供与リ ング置換基を有するもの)の如き芳香環に隣接した炭素−炭素の二重結合を有す る化合物、並びに(2)インデン、アセナフチレン及び2−アルケニルフランの 如き他の芳香族アルケン;(B)シクロペンタジエン、イソプレン及びブタジエ ンの如き開口鎖又は環状の共役ジエン並びにトリエン;(C)2,5−ジメチル −1,5−ヘキサジエン、ノルボルナジエン及び関連する二環化合物の如き開口 鎖ジエンを含む非共役ジエン及びポリエン;(D)イソブチレンの如き開口鎖ジ エン(重合の立体障害になる二重結合に置換した大きなアルキル置換基であるが )及び例えばベーターピネン、種々の2−メテノビシクロ〔2,2,1〕ヘプタ ン、メチレンシクロペンタン及びメチレンシクロブタンを含めた脂環基を含むア ルケン(いわゆるメチレンシクロ化合物)の如き1,1−ジアルキル置換アルケ ン、(E)一般式CH2=CHGR1のビニエーテル及びスルフィドであり、ここでR1 は(1)1から約20個の炭素原子を有する枝分れ又は直鎖アルキル基、又は(2 )式R2−Arのアラアルキル基であって、ここでR2は1から約20個の炭素原子を 有する直鎖又は枝分れアルキル基、そしてArは6から20個の炭素原子を有する芳 香族基、ハロ置換アルキル又はアルアルキル置、1,2−ジメトキシエチレン、 2,3−ジヒドロフラン、2−メチレンテトラヒドロフラン及びこれらの混合物 、(F)一般式CH2=CH−N(R32のN−ビニルアミンであり、ここでいづれ のR3は独立して水素、又は1から約20個の炭素原子を有する枝分れ若しくは直 鎖アルキル基、又は両者のR3基は共にN−ビニルカルバゾール、N−ビニルピ ロール及びN−ビニルベンゾピロールの如き芳香環を形成し、並びに(G)エポ キシド、テトラヒドロフラン、1,3−ジオキソラン、ε−カプロラクトンの如 きラクトン、N−t−ブチルアジリジン、アゼチジン、ラクタン、テトラヒドロ チオフェン、置換チオエポキシド、置換チアシクロブタン、燐酸の環状エーテル 、2−アルコキシ−1,3,2−ジオキサホスホラン及びこれらの混合物の如き 複素環式化合物(例えば、1個以上の酸素、硫黄、窒素又は燐原子を含むもの) 、が包含される。 環の歪んだ非共役環状オレフィン(例えば、開口複分解重合性又は“ROMP”組 成物)は、また本発明方法において単量体として使用することができる。このよ うな環の歪んだ非共役環状オレフィンが行われる環状オレフィン複分解は、次の 如く要約することができる。 の程度を有する開口環の重合単位であり、nは5から50,000である。 本発明において使用することのできる環の歪がんだ非共役環状オレフィンは米 国特許 5,296,566に記載され、単環状モノ−及びジ−オレフィン並びに多環状モ ノ−及びジ−オレフィンか含まれる。これらの環状オレフィンは4個までの飽和 又は不飽和ヒドロカルビル、アルクアリール、アルアルキル、若しくはアリール 基で置換されて良く、これら“アルキル”、“アルク”若しくは“ヒドロカルビ ル”は直鎖、枝分れ若しくは環状であり、いづれの基は30個までの炭素原子、60 個までのハロゲン原子及び非過酸化性酸素、窒素及び珪素から選ばれる4個まで の異原子を含み、官能基若しくはエーテル、アルコール、アルコキシ、ケトン、 アルデヒド、カルボン酸、エステル、アミド、イミド、アミン、シアニド、無水 物、オルガノシリコーン、オキシシラン、アルコキシシラン等の結合を含むこと ができる。 好ましい単環状モノオレフィンは置換並びに非置換シクロプロペン、シクロブ テン、シクロペンテン、シクロヘプテン及びシクロオクテンが含まれる。好まし い多環状モノオレフィンは置換並びに非置換のノルボルネン及びビシクロ〔2, 2,2〕−オクト−2−エンが含まれる。好ましい多環状ポリオレフィンは置換 並びに非置換 ノルボルナジエン及びジシクロペンタジエンが含まれる。置換ノルボルネン及び ジシクロペンタジエンの場合、endo/exo,syn/anti又はこれらの異性体の組合 せが好ましい。他の好ましい単量体の例では、5−メチル−2−ノルボルネン、 5−エチル−2−ノルボルネン、7−メチル−2−ノルボルネン、1−メチル− 2−ノルボルネン、5−ヘキシル−2−ノルボルネン、5−オクチル−2−ノル ボルネン、5,6−ジメチル−2−ノルボルネン、5−ノルボルネン−2−カル ボニトリル、5−ノルボルネン−2−カルボキシアルデヒド、5−ノルボルネン −2,3−ジカルボン酸、ジエチル−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシ レート、ジメチル−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシレート、5−ノル ボルネン−2,3−ジカルボン酸無水物、5−ノルボルネン−2,2−ジメタノ ール、5−ノルボルネン−2−メタノール−5−ノルボルネン−2−オル、2− アセチル−5−ノルボルネン、5−ノルボルネン−2−イルアセテート、2−ベ ンゾイル−5−ノルボルネン、5−ビニル−2−ノルボルネン、5−メチレン− 2−ノルボルネン、5−ノルボルネン−2−メタノールアセチレート、5−〔2 −(トリメチルシリル)エチル〕−2−ノルボルネン、5−〔2−(ペンタメチ ルジシロキシル)エチル〕−2−ノルボルネン、5−クロロメチル−2−ノルボ ルネン、2,3−ジ(クロロメチル)−5−ノルボルネン、5−トリフルオロメ チル−2−ノルボルネン、及び2,3,3−トリフルオロ−2−トリフルオロメ チル−5−ノルボルネンが含まれる。 他の好ましい単量体は米国特許 5,011,730、同 4,994,535、同 4,945,144、同 4,943,621、同 4,923,943、同 4,923,936及び同 4,250,063に記載されている。 これらすべての物質は市場において入手できるか(例えば、Aldrich Chemical社 、Milwaukee,WI)又は化学 文献の記載に従って製造することができるが、但し例外として5−〔2−(トリ メチルシリル)エチル〕−2−ノルボルネン及び5−〔2−(ペンタメチルジシ ロキシ)エチル〕−2−ボルネルネンはアルケンのヒドロシリル化に使用される 白金含有触媒の存在下、5−ビニル−2−ノルボルネンをトリメチルシラン又は ペンタメチルジシロキサンとをそれぞれ反応させて得られる(D.A.Armitage, “Organosilanes”Comprehesive Organometallic Chemistry,vol2,117-20,P ergamon Press,Oxford(1982)参照)。好ましくは、本発明における少なくと も一つの環状オレフィンは多環状、特に置換若しくは非置換のノルボルネン又は 置換又は非置換のジシクロペンタジエンである。 本発明において使用されるアニオン重合する単量体には、エポキシ、環状アミ ド、イソプレン、スチレン、ビニルトルエン、ブタジエン、ハロゲン化ジエン、 上に述べた(メタ)アクリレート及びヘキサメチルシクロ(トリシロキサン)が 含まれる。 配位重合する単量体には、例えばα−オレフィン、特にC2からC20のα−オ レフィンが含まれる。 すべての単量体は反応混合物中に溶解する一方、重合開始剤又は触媒のわずか な効果的量も前に述べた重合条件下において重合混合物中に溶解する必要がある 。 遊離基重合性エチレン不飽和単量体の重合は、一般にはエネルギー活性開始剤 によって開始される。このエネルギーは熱又は光のいづれかである。エネルギー が熱である場合、開始剤は好ましくは少なくとも15℃の分解温度である。 単量体が遊離基重合性エチレン不飽和化合物である場合、本発明において使用 できる通常の熱開始剤は、2,2’−アゾビス(メトキシ−2,4−ジメチルバ レロニトリル)、2,2’−アゾビス( 2,4−ジメチルバレロニトリル)、t−ブチルアゾ−2−シアノブタン及び2 ,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)の如きアゾ化合物;クメンヒドロ過酸 化物及びt−ブチルヒドロ過酸化物の如きヒドロ過酸化物;ジベンゾイル過酸化 物、ジオクタノイル過酸化物、ジラウリル過酸化物、ビス(t−ブチルペルオキ シ)シクロヘキサン、ジクミル過酸化物、ジ(t−アミル)過酸化物及びジ(t −ブチル)過酸化物の如き過酸化物;t−ブチルペルネオデカノエート、t−ブ チルペルピバレート、t−ブチルペル−2−エチルヘキサノエート、t−ブチル ペルマレエート及びt−ブチルペルアセテートの如きペルオキシエステル;ジ− t−ブチルペルオキシジカルボネート、ジ(t−ブチルシクロヘキシル)ペルオ キシジカルボネート、ジアセチルペルオキシジカルボネート及びジ(2−エチル ヘキシル)ペルオキシジカルボネートの如きペルオキシジカルボネート;並びに チウラムジスルフィドの如きジスルフィド;が含まれる。 単量体が遊離基重合性エチレン不飽和化合物である場合、使用できる通常の光 開始剤は、ベンゾインメチルエーテル、及びベンゾインイソプロピルエーテルの 如きベンゾインエーテル;アニゾインメチルエーテル、アニゾインエチルエーテ ル及びアニゾインイソプロピルエーテルの如き置換ベンゾインエーテル;α−ヒ ドロキシメチルベンゾインエチルエーテルの如き置換アシロインエーテル;2, 2−ジエトキシアセトフェノン及び2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフ ェノンの如き置換アセトフェノン;ミッシエルケトン、4,4’−テトラメチル ジアミノベンゾヘェノンの如きベンゾフェノン及び置換ベンゾヘェノン;2−メ チル−2−ヒドロキシプロピオフェノン及び1−ヒドロキシシクロヘキシルフェ ニルケトンの如き置換α−ケトール、2−ナフタレン−スルホニルクロリドの如 き芳香族スルホニルクロリド;1−フェニル−1,1−プロパンジオン−2−( O−エトキシ−カルボニル)オキシムの如き光活性オキシム;チウラムジスルフ ィド及びジフェニルジスルフィドの如きジスルフィド;並びにチオ−及びジチオ カルバメートが含まれる。 単量体がカチオン重合する場合、使用される開始剤及び/又は触媒は当業者に おいて公知のものである。これらの例として、プロトン酸(protic acid)及び金 属ハロゲン化物(例えば、AlCl3,BF3,SnCl4,TiCl4等)の如きルイス酸、RAlC l2,R2AlCl及びR3Al(ここでRはアルキル基、好ましくはC1からC20のアルキ ル基)の如き有機金属化合物、並びにPOCl3及びCrO2Clの如きオキシハライドが 含まれる。 単量体が環の歪んだ非共役環状オレフィンである場合、使用できる触媒は周期 表4−10の遷移金属化合物及び錯塩が含まれ、これらは少なくともMo,W,Ru, Os,Ti,Re及びIrを含有する。助触媒は遷移金属含有物と組合せて使用すること ができる。従来の触媒は非遷移金属(周期表1−2及び12−14からのもの) に1個以上のアルキル基が結合した化合物であったが、最近の触媒はルイス酸、 酸化剤、シラン、異原子含有オレフィン及びアルキンと共に使用される。 公知の空気−及び水感受性触媒は使用することができるけれども、これらは空 気及び湿気に安定であることが好ましい。空気及び湿気に安定な1成分又は2成 分触媒は前に掲げた米国特許 5,296,566の技術背景、要約及び詳細な説明の項に より詳しく開示されている。特に好ましい触媒は、Lがオレフィン又はルイス塩 基供与体である〔(L)2IrCl〕2,NBD がノルボナジエンである(NBD)Mo(CO)4, (NBD)W(CO)4,Mo(CO)6及びW(CO)6であって、任意には上に述べたルイス酸、酸 化剤等と組合せても良い。 単量体がアニオン重合する場合、使用される開始剤及び/又は触媒はアルキル 及びアリールリチウム化合物(例えば、n−BuLi)、ナトリウムナフタリド並び に金属アミドが多くの中で挙げることができる。 単量体が配位重合する場合、使用できる触媒は当業者に公知のチーグラーナッ タ触媒及びメタロセンが含まれる。 本発明方法によって製造される重合体は反応混合物に不溶であるので、このも のを分散させるために分散剤(すなわち、安定剤)が必要である。しかしながら 、分散剤は始めの反応混合物中に存在する必要はない。重合が始まる前に加える か、又は重合体が反応混合物中で不溶になる時に存在させる限り、反応過程で加 えることができる(すなわち、安定化に必要)。 本発明において2種類のタイプの分散剤が使用される。重合性(すなわち、内 部又は反応性)及び非重合性(すなわち、外部)である。外部分散剤は反応混合 物に対して分離成分として加えられる化合物である(すなわち、単量体と重合し ない)。内的安定剤は反応性のものであって、得られる重合体の中に導入される (すなわち、単量体と重合する)。 本発明において使用することのできる内部分散剤は、1,1−ジヒドロペルフ ルオロオクチルアクリレート(FOA)、1,1−ジヒドロペルフルオロオクチルメ タクリレート(FOMA)、2−(N−エチルペルフルオロオクタンスルホアミド)エ チル(メタ)アクリレート(EtFOSE(m)A)及び2−(N−メチルペルフルオ ロオクタンスルホアミド)エチル(メタ)アクリレート(MeFOSE(m)A)の如 きフルオロ単量体;フルオロ高分子単量体(例えば、FOA 又はFOMAの如きフルオ ロ単量体であって低分子量に重合されそして末端キャップされ、又は例えばアク リレート又はビニル官能部分に転換さ れる);アクリレート末端シロキサン(例えば、メタクリルオキシプロピルトリ ス(トリメチルシリオキシ)シラン)の如きシリコーン単量体;並びに例えば式 ここでnは1から1,000、好ましくは1から100,R4及びR5は独立して水素、ア ルキル基又はアリール基、そしてR6はアルキル基である如きの繰返し単位(OSiR4 R5)を有するシリコーン高分子単量体(例えは、低分子量に重合されそして末端 キャップされ、又はアクリレート、アクリルアミド又はビニル官能部分に転換さ れる)が含まれる。 本発明方法において使用できる外部分散剤は、ポリ(FOA)及びポリ(FOMA)の 如きフルオロ重合体;ポリ(弗素化エーテル)を含む弗素化エーテル組成物;ポ リ(ジメチルシロキサン)の如き市場において入手できるポリ(シロキサン); 少なくとも一つのブロックはフルオロ重合体(例えば、ポリ(FOA−b−IOA))若 しくは少なくとも一つのブロックはシリコーン重合体(例えば、Macromolecules ,3(1)1−4(1970)参照)であるブロック共重合体;90:10のポリ(FOA− co−IOA)の如き少なくとも一つのフルオロ単量体又はシリコーン単量体のランダ ム共重合体;又はシリコーン若しくは弗素含有グラフト共重合体であって、ここ で(1)分散重合の反応混合物に不溶である重合体骨格を形成する単量体(例え ば、ポリスチレン、ポリ(メタ)アクリレート、ポリ(メタ)アクリルアミドの 如き非弗素化又は非シリコーン重合体)をシリコーン若しくはフルオロ単量体と 共重合させる、(2)少なくとも一つのSi−H官能基を有するオリゴマー若しく は重合体を、例えばビニル基を有する炭 化水素骨格の重合体と反応させて可溶性シロキサングラフトを有する不溶性骨格 の重合体を製造する、又は(3)フルオロ高分子単量体又はシリコーン高分子単 量体を、その単独重合体が反応混合物に不溶であるその単量体と共重合させる、 が含まれる。反応混合物に溶解する通常の溶剤は、本発明方法において補助溶剤 として作用する。一般的な例として、テトラヒドロフラン、アルコール、液状ア ルカン、塩化メチレン、クロロホルム、トルエン、水、ケトン及びエステルが含 まれる。一種以上の補助溶剤は、初期の反応混合物中で一種以上の成分の溶解を 促進するために使用することができる。補助溶剤の量は、続いての重合が溶液重 合とされる点より下に保たなければならない。 所望するならば、一種以上の補助剤を反応混合物に加えることができる。特に 有用な補助剤の例は架橋剤であって、得られる重合体の凝集力を促進させる。代 表的な架橋剤は、例えば1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキ サンジオールジアクリレート、1,8−オクタンジオールジアクリレート、ネオ ペンチルクリコールジアクリレート、グリセロールジアクリレート及びトリメチ ロールプロパントリアクリレートの如きC1−C8アルキルジ−及びトリアクリレ ートから成る群から選ばれる多価アクリレート;メチレン−ビスアクリルアミド 及びN,N’−ビス−1,2−プロピレンテレフタルアミドの如きビスアミド; ジビニルベンゼン;ジシクロペンタジエン、ノルボルナジエン、結合(任意には 置換した)ノルボルネン、ジシクロペンタジエン及びノルボルナジエンの如き環 の歪んだポリオレフィン;ベンズアルデヒド及びアセトアルデヒドの如きアルデ ヒド;アントラキノン、置換アントラキノン及び例えばアクリロキシベンゾフェ ノンを含めたベンゾフェノンタイプの化合物の如き化合物;水素の抽出を経由し て作用する過酸化物又は 他の重合開始剤(例えば過酸化水素);並びに2,4−ビス(トリクロロメチル )−6−p−メトキシスチリル−s−トリアジンの如き発色団置換のビニルハロ メチル−s−トリアジンが含まれる。 限定するためのものではないが、他の有用な補助剤は、テトラブロモブタン、 2−メルカプトエタノール、メルカプトプロパノール、メルカプトブタノール、 チオグリコール酸、N−ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタン、チ オフェノール、メルカプトプロピオン酸、アリルアルコール、及びアセトアルデ ヒドの如き連鎖移動剤;ヒンダ−ドフェノール、ベンゾフェノン、シアノアクリ レートエステル、共重合性紫外線吸収剤等の如き熱及び/又は紫外線退化抑制剤 ;着色剤、染料及び顔料;難燃剤;帯電防止剤;チタニア、シリカ及び固体又は 中空のガラス若しくは樹脂微小球;並びにシランの如きカップリング剤が含まれ る。 他の利用できる有用な補助剤は、特にエポキシドの如き複素環化合物のカチオ ン重合において連鎖延長剤、架橋剤及び連鎖移動剤として使用することのできる アルコール及びポリオールである。 本発明方法に従って得られる重合体は、例えば接着剤、制振材料、成形材料、 塗料材料、及びクロマトグラフ用充填剤として使用することができる。サブスト レートの少なくともその一面に設けたこのような重合体を含む物品もまた本発明 に属するものである。このような物品は感圧接着剤、テープ、剥離ライナー、保 護材料、塗膜及び粘着防止材又は減摩材である。 B オレフィンの複分解 本発明のオレフィンの複分解反応は、1種又はこれより多いエチレン不飽和ア ルキル、シクロアルキル、アリールアルキル又はシクロアルキルアリール化合物 を利用する。唯一の化合物を複分解反応に用いる場合、一般には環の歪んだ環状 オレフィンである。 少なくとも五種類の複分解反応のタイプが存在する。これらは、 (1)オレフィン化合物間での直接交換、 (2)開環複分解重合(上で詳細に述べた分散タイプの重合であって、公知の方 法に従って行われる乳化、懸濁、溶液及び沈殿重合である)、 (3)不飽和重合体の解重合、 (4)例えば次の如き架橋反応、 (5)例えば次の如き解架橋反応(decrosslinking reaction)が含まれる ここでR7,R8,R9及びR10は同じ又は異なってもよく、そして独立して飽和 若しくは不飽和のヒドロカルビル、アルクアリール 若しくはアリール基であり、ここで“アルキル”、“アルク”若しくは“ヒドロ カルビル”は直鎖、枝分れ若しくは環状であって、いづれの基は30個までの炭素 原子、60個までのハロゲン原子並びに非過酸化酸素、窒素及び珪素から選ばれた 4個までの異原子を含み、エーテル、アルコール、アルコキシ、ケトン、アルデ ヒド、カルボン酸、エステル、アミド、イミド、アミン、シアニド、無水物、オ ルガノシリコン、オキシシラン、アルコキシシラン等の結合若しくは官能基を共 に形成することができる。 本発明の複分解反応は遷移金属を含む化合物の触媒的作用によって行われる。 遷移金属は多くはMo,W,Ir,Ru又はReであるが、殆んどの遷移金属は複分解反 応に関して触媒的に活性を示すものである。 遷移金属に結合する通常の配位子は、モノデンテート(monodentate)及びポリ デンテートの化合物によるものである(好ましくは約60個の炭素原子並びに窒素 、硫黄、非過酸化酸素、燐、ヒ素、セレン、アンチモン及びテルルから選ばれる 10個までの異原子を含む)。 好ましいモノデンテート化合物又は基の例は、硫化炭素、セレン化炭素、テル ル化炭素、エタノール、ブタノール及びフェノールの如きアルコール;アンモニ ア、ホスフィン、トリメチルアミン、トリメチルホスフィン、トリフェニルアミ ン、トリフェニルホスフィン、トリフェニルスチルベン、トリフェニルアルシン 、トリブチルホスファイトの如きVA原素の化合物;フェニルイソニトリル、ブチ ルイソニトリルの如きイソニトリル;エチレン、アセチレン、プロピレン、メチ ルアセチレン、1−ブテン、2−ブテン、ジアセチレン、1,2−ジメチルアセ チレン、シクロブテン、ペンテン、ノルボルネン、シクロペンテン、ヘキセン、 シクロヘキセン、シクロペ ンテン、1−オクテン、3,4−ジメチル−3−ヘキセン、1−デセン及び1− ドデセンの如きオレフィン化合物である。 好ましいポリデンテート化合物又は基の例は、1,2−ビス(ジフェニルホス フィノ)エタン、1,2−ビス(ジフェニルアルシノ)エタン、ビス(ジフェニ ルホスフィノ)メタン、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ジエチレント リアミン、ヒドリッドトリピラゾールボレート、ブタジエン、ノルボルナジエン 、1,3−シクロヘキサジエン、シクロペンタジエン、及び1,4−シクロヘキ サジエンが含まれる。 更に使用できる配位子の例は、置換並びに非置換のシクロヘプタトリエン、シ クロオクタテトラエン、ベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレン、ヘキサメ チルベンゼン、フルオレン、ナフタレン、アントラセン、ペリレン、クリセン、 ピレン、トリフェニルメタン、並びに炭素環並びに複素環芳香族リガンドであっ て25個までの環、100個までの炭素原子並びに窒素、硫黄、非過酸化酸素、燐、 ヒ素、セレン、硼素、アンチモン、テルル、珪素、ゲルマニウム及び錫から選ば れる10個までの異原子を有するもの、が含まれる。 配位子は重合体の単位であって、例えばポリ(エチレンアミン)の配位したア ミノ基、ポリ(4−ビニルフェニルジフェニルホスフィン)の配位したホスフィ ノ基、ポリ(4−ビニルフェニルイソニトリル)の配位したイソニトリル基、ポ リスチレン、ポリ(スチレン−co−ブタジエン)、ポリ(スチレン−co−メチ ルメタクリレート)、ポリ(α−メチルスチレン)、ポリビニルカルバゾール及 びポリメチルフェニルシロキサンのフェニル基、並びにポリ(ビニルシクロペン タジエン)のシクロペンタジエン基である。重量平均分子量1,000,000 又はそれ 以上の重合体が使用できる。重合体中の5から50%の配位する基が金属と錯塩を 形成しているのが好ましい。 いづれの配位子は、金属原子と配位子とで錯塩を形成するのに障害とならない 基によって置換されることはできる。置換基の例として、これらのすべては好ま しくは60個より少ない炭素原子並びに窒素、硫黄、非過酸化酸素、燐、ヒ素、セ レン、アンチモン、テルル、珪素、ゲルマニウム、錫及び硼素から選ばれる10個 までの異原子を有し、メチル、エチル、ブチル、ドデシル、テトラコサニル、フ ェニル、ベンジル、アリル、ベンジリデン、エテニル及びエチニルの如きヒドロ カルビル基;メトキシ、ブトキシ及びフェノキシの如きヒドロカルビルオキシ基 ;メチルメルカプト(チオメトキシ)、及びフェニルメルカプト(チオフェノキ シ)、の如きヒドロカルビルメルカプト基;ペンタフルオロフェニル及び(ペル フルオロオクチル)エチルの如きヒドロカルビルフルオロ化合物;メトキシカル ボニル及びフェノキシカルボニルの如きヒドロカルビルオキシカルボニル;ホル ミル、アセチル、及びベンゾイルの如きヒドロカルビルカルボニル;アセトキシ 及びシクロヘキサンカルボニルオキシの如きヒドロカルビルカルボニルオキシ; 例えばアセトアミド、及びベンズアミドの如きヒドロカルビルカルボアミド;ア ゾ;例えば塩素、沃素、臭素及び弗素の如きハロゲン;ヒドロキシ;シアノ;ニ トロ;ニトロソ;オキソ;ジメチルアミノ;ジフェニルホスフィノ;ジフェニル アルシノ;ジフェニルスチルベン;トリメチルゲルマン;トリブチル錫;メチル セレノ;エチルテルロ;トリメトキシシルオキシ;並びにベンゾ、シクロペンタ 、ナフト、インデノ等の如き縮合環を含んでいる。 遷移金属含有触媒は、好ましくは有機金属錯塩である。使用できる有機金属錯 塩触媒の例には、〔(シクロオクテン)2IrCl〕2,Mo(NBD)(CO)4,Mo(CO)6,W(C O)6,(メシチレン)W(CO)3,〔(シクロオクテン)P(イソブチル)2(CH2CH2 C4F9)IrCl〕2,〔( シクロオクテン)P(C12H253IrCl〕2,〔(シクロオクテン)P(イソブチル )(CH2CH2C4F9)2IrCl〕2及び〔(シクロオクテン)P(イソブチル)2(CH2CH2C H2OC8H17)IrCl〕2(上記の触媒の最後の4種は、適当なホスフィン配位子によ ってシクロオクテン配位子を簡単に置換することにより最初に挙げた触媒から製 造することができる)。ホスフィン単位の部分として弗素含有部分又は長鎖炭化 水素を使用すると、例えば二酸化炭素の如き反応流体中で溶解度を高める作用を する。 遷移金属含有触媒は全重合組成物の0.0001から10重量%の量で存在させること ができる。触媒は好ましくは反応流体に少なくとも多少可溶である。 助触媒の使用は、多くの場合触媒活性を高めることになる。このような触媒は 、遷移金属含有化合物1モルについて0.1から1000モルの範囲の量で存在させる ことができる。潜在的に可能な助触媒の一般的例として、CH3AlCl2,(CH3)2AlCl ,(CH3)3Al,(CH3CH2)2AlCl,(CH3CH2CH2CH2)SnCl3,(CH3CH2CH2CH2)2SnCl2,(C H3CH2CH2CH2)3SnCl,(CH3CH2CH2CH2)4Sn、の如きアルキルアルミニウム及びアル キル錫が挙げられ、その他当業者において認識されている他の例もある。 反応混合物に可溶な一般的な溶剤は、本発明方法において補助溶剤として作用 させることができる。一般的な例として、テトラヒドロフラン、アルコール、液 状アルカン、塩化メチレン、クロロホルム、トルエン、水、ケトン及びエステル が含まれる。一種以上の補助溶剤は反応混合物中の1種以上の成分の溶解を促進 するために使用することができる。 一般的な反応温度は−78°から400℃、好ましくは0°から300℃、最も好まし くは15°から150℃の範囲である。 本発明のオレフィン複分解反応は環境にやさしく(すなわち、最小量の液状溶 剤が投棄されるだけである)、簡単、迅速及び抑制(すなわち、反応速度は希釈 によって抑制することができる)できる。また、いづれかが超気圧反応媒体中に 溶解している場合、反応体は生成物から急速に分離することができる。 本発明の目的及び優利は次に示す実施例から更に明らかにされよう。これら実 施例に示される材料、その量、その条件及び詳細な記述は、本発明を限定するた めに利用されるものではない。 実施例 以下に示すすべての反応(例1のジブロック共重合体合成を除いて)は、サフ ァイア窓、磁気撹拌機、任意には超臨界条件下で種々の材料を加えるための更に 圧力取扱システムを有する現地で作成した外から見ることのできる10mlのステレ ンス鋼セル中で行った(例16−18はセルを用いず、ロック機構の撹拌による110m lステレンス鋼製のオートクレーブ中で行った)。セルは外側に電気素子又は循 環油を含むコイルのいづれかによって加熱した。温度は温度調整器又は温度表示 ユニットに接続したサーモカップルによってモニターした。 例1:重合体分散剤の製法 A ポリ(FOA−b−IOA)ジブロック共重合体 鉛ガラスびんに(紫外線を通す)、10.0gのIOA(標準的な方法によって製造 した)、1.2115gのベンジルN,N−ジエチル(ジチオカルバネート)及び10ml のエチルアセテートを加えた。窒素を約20分間びんの内容物の中に泡立たせた。 このびんを封入し、ローラの上に置き、そして約44時間紫外線ランプから約5cm のところで回転した。このびんの内容物は約6gのエチルアセテートを蒸発させ て 濃縮し、そしてこの濃縮物をメタノールに沈殿させて粘稠の液体とした。このメ タノールをデカントし、この粘稠の液体をメタノールで洗い、真空で乾燥し、そ して秤量した(9.1156g,81.4%収率)。この粘稠な液体は、2個の重合体鎖の 末端の1つにおいてジチオカルバメートを有する重合体(IOA)であった。 別の鉛ガラスびんに、前に述べた4.27gのポリ(IOA)、24.2507gのFOA(3M社 、St Paul,MN)及び17gのフレオン113(Freon 113、商品名)を加えた。窒素を 内容物に通して泡立たせた。このびんを封入し、そして紫外線ランプの存在する ローラに置いた。約15時間照射した後、更に5gのフレオン113をびんに加えた 。このびんを窒素でパージし、そして再度紫外線ランプのもとに置いた。全体で 43時間紫外線を照射した後、重合混合物をフレオン113で希釈し、そしてメタノ ールの中で沈殿させた。白色透明の粘質の重合体が沈殿した。この重合体(すな わち、ポリ(FOA)−ポリ(IOA)ジブロック共重合体)をメタノールで洗い、真空乾 燥し、そして秤量した(26.7355g,93.7%収率) B ポリ(FOA−co−IOA)ランダム共重合体 10mlの観察できるセルに、2.7011gの FOA,0.3069gのIOA 及び0.0124gの2 ,2’−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を加えた。窒素を使用してこのセ ルをパージし、そしてこれに二酸化炭素を加えた。この内容物を62℃に加熱し、 そして更に二酸化炭素を加えて約34.7MPa(5015psig)の圧力に調整した。重合を 約20時間このような条件で進めた。次いで、このセルを冷却し、そしてゆっくり と二酸化炭素を抜いた。このセルの内容物をフレオン113に溶解し、そしてメタ ノールに沈殿させた。粘質の重合体を回収し、メタノールで洗い、そして真空乾 燥した。この重合体の重量平均分子量(Mw)は、ゲル濾過クロマトグラフィー(G PC)で測定すると、245,00 0 であった。 C ポリ(FOA)単一重合体 10mlの観察できるセルに、3.03gのFOA、及び0.0108gのAIBNを加えた。窒素 を使用してこのセルをパージし、そしてこれに二酸化炭素を加えた。この内容物 を60℃に加熱し、そして更に二酸化炭素を加えて約34.6MPa(5000psig)の圧力に 調整した。重合を約20時間このような条件で進めた。次いで、このセルを冷却し 、そしてゆっくりと二酸化炭素を抜いた。このセルの内容物をフレオン113に溶 解し、そしてメタノールに沈殿させた。粘質の重合体を回収し、メタノールで洗 い、真空乾燥し、そして秤量した(36.1%収率)。この重合体の重量平均分子量 (Mw)は、GPC で測定すると、213,000であった。 例2:分散剤の不存在下二酸化炭素中でのIOA及びアクリル酸(AA)の共重合 10mlの観察できるセルに、1.41gの FOA,0.09gのAA及び0.0150gのAIBNを加 えた。窒素を使用してこのセルをパージし、そしてこれに二酸化炭素を加えた。 この内容物を66℃に加熱し、そして更に二酸化炭素を加えて約35.2MPa(5090psig )の圧力に調整した。得られた内容物は無色透明の均質な溶液であった。 この重合反応はこのような条件下で行い、そして定期的に重合の様子を観察し た。(この定期的観察は上に述べた重合条件に達した点から行った)約3時間後 、内容物は依然として無色透明の均質な溶液であった。約5時間後、二酸化炭素 リッチの連続相の中で微細白色粒子の形態(すなわち、共重合体)が形成し始め た。約6時間後、粘子は凝集し観察できるセルのサファイア窓に被膜が形成され た。約23時間後、共重合体は凝集し、そして観察できるセルの底に沈降した。こ の系は観察セルの底部にある重合体リッチ相及び重合 体リッチ相の上の二酸化炭素リッチ相から成立っていた。収率は84.6%及び重合 体のMwは104,000であった。 この実験によると、IOA−AAシステムは分散剤の不存在下二酸化炭素中で分散 重合体を生成しないことが明らかになった。 例3:ジブロック共重合体分散剤の存在下IOA 及びAAの共重合 例1のジブロック共重合体を0.1500gを加えた点を除いて、例2に使用したと 同じ材料を10mlの観察できるセルに加えた。窒素を使用してこのセルをパージし 、そしてこれに二酸化炭素を加えた。この内容物を66℃に加熱し、そして更に二 酸化炭素を加えて約35.2MPa(5095psig)の圧力に調整した。得られた内容物は金 属透明の均質な溶液であった。 この重合反応はこのような条件下で行い、そして定期的に重合の様子を観察し た。(この定期的観察は上に述べた重合条件に達した点から行った)約4.5時間 後、内容物は多少濁った。約7.5時間後、二酸化炭素リッチの連続相からIOA−AA 共重合体が相分離した。この共重合体は二酸化炭素リッチの連続相に微細な白色 均一な粒子として分布していた。約23時間後、共重合体は二酸化炭素リッチの連 続相中に微細な白色粒子として均一に分散していた。 セルはインライン(in−line)針バルブを有する0.0625インチの高圧チューブ に接続した出口を有している。折ることによってバルブを開くと、共重合体は容 器に噴出した。セル内の圧力を約20.8MPa(3000psig)に低下させてバルブを閉じ た。微細な白色粒子はセルの底に多少沈降した。セルを再度二酸化炭素によって 約34.6MPa(5000psig)に加圧すると、粒子がセル内に均一に再分散した。収率は8 3.4%であり、そして重合体のMwは131,000であった。 例4:ランダム共重合体分散剤の存在下IOA 及びAAの共重合 例1のランダム共重合体を0.1503gを加えた点を除いて、例2に 使用したと同じ材料を10mlの観察できるセルに加えた。窒素を使用してこのセル をパージし、そしてこれに二酸化炭素を加えた。この内容物を66℃に加熱し、そ して更に二酸化炭素を加えて約34.9MPa(5050psig)の圧力に調整した。得られた 内容物は無色透明の均質な溶液であった。 この重合反応はこのような条件下で行った。定期的に重合の様子を観察してチ ェックした。(この定期的観察は上に述べた重合条件に達した点から行った)約 1.5時間後、内容物は依然として無色透明の均質の溶液であった。約 5.5時間後 、二酸化炭素リッチの連続相から IOA−AA共重合体が相分離した。この共重合体 は二酸化炭素リッチの連続相に微細な白色均一な粒子として分布していた。約24 時間後、共重合体は二酸化炭素リッチの連続相中に微細な白色粒子として均一に 分散していた。 例3と同様にしてセルの内容物は容器に噴出した。収率は82.0%であり、そし て重合体のMwは152,000であった。 例5:ポリ(FOA)分散剤の存在下IOA 及びAAの共重合 例1のポリ(FOA)を0.0469gを加えた点を除いて、例2に使用したと同じ材料 を10mlの観察できるセルに加えた。窒素を使用してこのセルをパージし、そして これに二酸化炭素を加えた。この内容物を65℃に加熱し、そして更に二酸化炭素 を加えて約33.5MPa(4850psig)の圧力に調整した。得られた内容物は無色透明の 均質な溶液であった。 この重合反応はこのような条件下で行った。定期的に重合の様子を観察してチ ェックした。(この定期的観察は上に述べた重合条件に達した点から行った)約 2時間後、内容物は依然として無色透明の均質な溶液であった。約8時間後、二 酸化炭素リッチの連続相から IOA−AA共重合体が相分離した。この共重合体は二 酸化炭素リッ チの連続相に微細な白色均一な粒子として分布していた。約20.5時間後、共重合 体は二酸化炭素リッチの連続相中に微細な白色粒子として均一に分散していた。 例3におけると同様、セルの内容物の噴霧を試みたが、しかし噴霧は前のよう にはげしいものではなかった。噴霧の過程で分散は不安定になり、粒子は凝集し そして重合体被膜がサファイア窓に形成しはじめた。(噴霧操作の過程でポリ(F OA)をセルから取り除くことが好ましいと考えられる。このことは、表面に界面 活性剤又は分散剤が存在しない重合体粒子が望ましい場合、この適用が優利であ る。)収率は84.5%であり、また重合体のMwは127,000 であった。 例6:弗化ポリ(テトラメチレンオキシド)分散剤の存在下IOA 及びAAの共重合 10mlの高圧反応セルに、1.41gのIOA,0.09gのAA,0.0150gのAIBN及び0.15 gの弗化ポリ(テトラエチレンオキシド)を加えた。このセルを約5分間窒素で パージした。次いで、二酸化炭素で17.3MPa(2500psig)に加圧し、そして温度を6 5℃に上げた。次いで、更に二酸化炭素を加えてセルの圧力を約34.6MPa(5000psi g)に上げた。この条件を約2.5時間維持した後、セル全体がミルク状の白色分散 で充満した。この分散を3時間以上維持した。固体重合体を取り出し、そして真 空炉の中において低温度で乾燥した。収率は64%、そして重合体のMwは372,000 であった。 例7:ジブロック共重合体分散剤及び光開始剤の存在下IOA とAAの共重合 2個のSylvania(商標名)15ワットBL−タイプの暗光蛍光灯が存在する反応セ ルに、1.5gの94:6のIOA 及びAAの混合物、例1における0.15gのジブロック 共重合体及び0.015gのEsacure(商標名)KB-1光開始剤(Ciba-Geigy社;Ardsle y,NY)を加えた。二酸化 炭素を押圧してセルを34.6MPa(5000psig)及び65℃にすると、内容物は無色透明 になった。次いで、光分解が開始した。約2時間後、内容物は白色の濁った分散 液になった。この内容物を照射しながら約21時間撹拌すると、分散相は不透明に なりそして薄い透明層は上部の分散相から分離した。しかしながら、更にセルを 撹拌すると本質的に分散した相になった。圧力を約17MPa(2500psig)に下げると 相分離が生じた(すなわち、濁った白色分散相の上に低密度で殆んど透明な相) 。再度22MPa(3300psig)より高い圧力にすると、単一で濁った分散相が生成され た。 約1.25gの物質が回収された。重合体のMwは104,000 であった。 例8:分散剤の不存在下二酸化炭素中でのn−ブチルメタクリレートの重合 10mlの反応セルに、1.50gのt−ブチルメタクリレート、及び0.0150gのAIBN を加えた。窒素を使用してこのセルをパージし、そしてこれに二酸化炭素を加え た。この内容物を66℃に加熱し、そして更に二酸化炭素を加えてセルの圧力を約 35.4MPa(5125psig)の圧力に調整した。得られた内容物は無色透明の均質な溶液 であった。重合反応を上に述べたような条件下で続けた。5時間後、ポリ(ブチ ルメタクリレート)は溶液から相分離し(透明な黄かっ色の粘稠な液体)、そし てセルの底に沈降した。例3におけるようにセルの内容物を噴霧すると、わずか に液体(主として単量体)がセルから除かれた。収率は67%、そして重合体のMw は24,600であった。 この実験では、n−ブチルメタクリレートは分散剤が存在しないと二酸化炭素 中分散重合体を生成しないことを明らかにしている。 例9:分散剤の存在下二酸化炭素中でのn−ブチルメタクリレートの重合 例1におけるポリ(FOA)0.1500gを使用した点を除いて、例8に おけると同じ原料を反応セルに加えた。窒素を使用してこのセルをパージし、そ してこれに二酸化炭素を加えた。この内容物を66℃に加熱し、そして更に二酸化 炭素を加えて約34.9MPa(5060psig)の圧力に調整した。得られた内容物は無色透 明の均質な溶液であった。重合は上に述べた如きの反応条件で行った。 重合の様子を定期的に観察した。(この定期的な観察は上に述ベた重合条件に 達した点から行った)約4時間後、ポリ(ブチルメタクリレート)は二酸化炭素 リッチの連続相から相分離した。ポリ(ブチリメタクリレート)は微細な灰色が かった白色の粒子であって、二酸化炭素リッチの連続相に均一に分散していた。 約7時間後、ポリ(ブチルメタクリレート)は微細な灰色がかった白色の粒子と して二酸化炭素リッチの連続相の中に均一に分散した。例3におけると同様にセ ルの内容物を噴霧すると、殆んどの液体(例えば、主として単量体)はセルから 除去された。収率は37.9%、そして重合体のMwは21,000であった。 例10:ジブロック共重合体分散剤の存在下ノルボナジエンのカチオン重合 例1のジブロック共重合体0.15g、及び40℃そして34.6MPa(5000psig)におい て二酸化に10%以上溶解する開始剤である0.2mlのBF3OEt2をセルに加えた。二酸 化炭素を加えて、このセルを34.6MPa(5000psig)及び40℃にした。この反応は濁 ったうす茶色になった。約1.66gのノルボルナジエン(NED)をセルに注入した。 セルの内容物は不透明で、そして薄茶色の栗の如き色合であった。更に22時間撹 拌して反応を進めた。この後、圧力を13.2MPa(1900psig)に下げると分散した栗 色の粒子が沈殿した。続いて、圧力を17.3MPs(2500psig)に上げると、このもの は再度分散した。収量は1.20gであった。 例11:ジブロック共重合体分散剤の存在下でのノルボルネンの開環複分解重合 1.5gのノルボルネン(NBE)、例1のジブロック共重合体0.15g、及び0.015 gのMo(NBD)(CO)4触媒をセルに加えた。二酸化炭素を加えて、セルを急速に34.6 MPa(5000psig)及び40℃に上げた。セルの薄茶色の内容物は少なくとも触媒の或 る部分が溶解していることを明らかにしている。(或る種の触媒は不溶であるが 、多分保存中に分解したものと思われる)数時間後、反応生成物は分散した。不 溶部分の触媒は依然として眼に見える。22時間後、圧力を8.4MPa(1200psig)に 下げると、セルの四方の一の上部は無色で光学的に透明になった。セルの低部の 重い部分は不透明な灰色がかった白色又は淡い茶色であって、そして灰色がかっ た白色の粒子は可視できるように分散していた。圧力を16.6MPa(2400psig)に上 げると、セルは本来の分散した様子に戻った。圧力を9.1MPa(1300psig)に下げる と、セル全体が8.4MPa(1200psig)においてより濃滴層になったと同じ様に見えて きた。収量は0.30gであった。 例12:内部分散剤としてのFOA の存在下、IOA 及びAAの共重合 A 高濃度のFOA 及びセルの充填物 1.0gのIOA 及びAAの94:6の混合物、1.0gのFOA 内部分散剤及び 0.020g のAIBN開始剤をセルに加えた。二酸化炭素で加圧して34.6MPa(5000psig)及び65 ℃にした。反応混合物は最初透明無色であった。2時間後、反応は半透明で濁っ た白色になった。撹拌して反応を22時間行うと、大変に濁り白色沈殿が形成し始 めた。圧力を多少下げると、直ちに白色沈殿が溶液中に生成し始めた。圧力を20 .8MPa(3000psig)に下げると、微細な沈殿はセルの底部に沈降し、その上に濁っ た分散相を有していた。再度圧力を34.6MPa(5000psig)に上げると、濁った分散 相が生成した。圧力を10.4MPa(1500psi g)に下げると、前と同様の微細な白色沈殿が生成したが、しかしこの圧力におけ る沈殿物の上の流体は、20.8MPa(3000psig)において見られた濁った白色分散よ りも光学的に無色透明であった。回収した物質は1.25gであった。重合体のMwは 496,000 であった。 B 高濃度のFOA 及びセルの充填物 1.13gのIOA 及びAAの94:6の混合物、0.38gのFOA 内部分散剤及び 0.015g のAIBN開始剤をセルに加えた。二酸化炭素で加圧して34.6MPa(5000psig)及び65 ℃にした。反応混合物は最初透明無色であった。3時間後、内容物は依然として 無色透明であった。撹拌して反応を22時間行うと、半透明で白色に濁り、少量の 白色沈殿が形成し始めた。圧力を多少下げると、直ちに白色沈殿が生成して溶液 中に沈降し、また窓をしま模様にした。圧力を20.8MPa(3000psig)に下げると微 細な白色沈殿が底に沈降し、セルのサファイアの窓をしま模様し、そして沈殿の 上に濁った分散相が形成された。この圧力で数分間維持すると、窓の白いしま模 様は透明になる。更に、圧力を10.4MPa(1500psig)に下げると、沈殿は凝集し始 め、窓はしま模様であるが無色であって、そして液相は無色透明であった。34.6 MPa に圧力を上げると、最初セルの内容物の外観は変化がなかったが、15分後重 合体の一部が再分散した(すなわち、セルは曇ってきた)。この圧力で30分間撹 拌すると、殆んどの重合体は再分散したがしかし圧力を下げる前の本来のレベル に匹敵するものではなかった。回収した物質の量は0.55gであった。 例13:内部分散剤としてのMeFOSEA の存在下でのオクタデシルメタクリレート( ODMA)の重合 A 70℃における高濃度の単量体 1.95gのMeFOSEA(3M社)、1.05gのODMA及び0.0103gのAIBNを10mlの反応セ ルに加えた。セルを10分間窒素でパージした。次いで 二酸化炭素を充填して13.2MPa(1900psig)にし、そして温度を70℃に上げた。更 に二酸化炭素を加えて約35.3MPa(5100psig)に圧力を調整した。反応混合物は5 時間以上透明で均質であった。この状態で11時間保持した後、セルの内容物は黒 色不透明になった。セルを冷却し、そして重合体を回収した(13%収率)。Mwは 46,000であった。 B 60℃における低濃度の単量体 0.7gのODMA,1.3gのMeFOSEA,25mg のAIBN及び0.2ml のテトラヒドロフラ ンをセルに加えた。このセルを60℃の温度及び34.6MPa(5000psig)の圧力にする と、透明で均質な反応混合物が観察された。21時間後、この系は全体的に黒く不 均一になり、セルの下八分の一は白くそして上八分の七は黒色であった。冷却及 びゆっくりと通気すると、重合体生成物はセル中のフレオン113 に溶解し、そし てメタノールに沈殿した。重合体を濾過によって回収し、そして真空下で乾燥し た(収率81%)。NMR 分析によると、重合体の組成は67.33(重量割合)のMeFOSEA ・ODMAであった。重合体の平均分子量は56,000であった。 例14:内部分散剤としてのシリコーン単量体の存在下でのMMA と10Aの共重合 1.06gの3−メタクリロキシプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シラン( Silar Laboratories社)、0.78gのメチルメタクリレート、0.16gのIOA 及び0. 010gのジ(4−n−ブチルシクロヘキシル)ペルオキシジカルボネート(Akzo Chemical社、Dobbs Fery,NY)を10mlの反応セルに加えた。セルを10分間窒素で パージした。二酸化炭素を充填しそして60℃に加熱した。更に二酸化炭素でセル を約34.6MPa(5010psig)に加圧した。初期の反応混合物は透明で均質であった。1 7時間後、このシステムは黒色で不透明になった。次 いで、この混合物を冷却し、そして周囲条件に通気した。回収した収率は使用し た単量体の重量をベースにして42%であった。 例15:シリコーン高分子分散剤の存在下においてIOA 及びAAの共重合 1.41gの IOA,0.09gのAA,0.0150gのAIBN及び分散剤として0.60gのメタク リロキシプロピル−末端ポリジメチルシロキサン(3M社)を10mlの反応セルに 加えた。このセルを5分間窒素でパージした。このセルに二酸化炭素を充填して 17.3MPa(2500psig)にし、そして温度を65℃に上げた。更に、二酸化炭素を加え て圧力を約34.6MPa(5000psig)に調整した。初期の反応混合物は光学的に透明で あった。この条件で約 1.5時間維持した後、全体のセルはミルク状の白色分散液 で充満した。約 2.5時間後、重合体は凝集し始め、そしてセルの底に沈降した。 セルを冷却しそして通気して圧力を下げた。固体重合体を回収し、そして真空下 低温度で乾燥した。収率は40%であった。重量平均分子量は262,000 であった。 例16:NBE の複分解重合 4.0gのノルボルネン(NBE)、0.10gのMo(NBD)(CO)4触媒及び撹拌のための3個 のステンレス鋼ボールを10mlの反応セルに加えた。窒素でパージした後、二酸化 炭素でセルを加圧して41.3MPa(6000psig)にし、そして50℃に加熱した。 15時間撹拌した後、反応内容物をドライアイスのトラップに通した。回収した 殆んどの物質は未反応の単量体であったが、重合体の痕跡はプロトンのNMR 信号 でδ=5.2−5.4ppmが確認された。 例17:NBE の複分解重合 4.49gのNBE 及びLandon等、J.Am.Chem.Soc.107,p6739-40(1985)に従っ て製造した0.105gのW(=C=CHPh)(CO)5触媒を使用して、例16と同様の重合 を行った。 50℃及び二酸化炭素による30.3MPa(4400psig)の圧力下で撹拌した後、3.0gの 生成物が得られた。GPC 分析によると、表1に示す如く二形態の分子量分布を示 した。 例18:NBE の複分解重合における圧力の効果 4.0gのNBE 及び0.10gの〔Ir(シクロオクテン)2Cl〕2触媒(Aldrick社)を40 ℃、それぞれ27.6MPa(4000psig)及び68.9MPa(10,000psig)の二酸化炭素の圧力 下例16と同様の重合を行った。 得られた重合体の分子量分布を表2に示す。 例19:NBE の複分解重合及びエチレンによる解重合 2.0gのNBE 及び10mgの〔Ir(シクロオクテン)2Cl〕2触媒を二酸化炭素によ る34.4MPa(5000psig)の圧力下50℃において、例16に記載されたと同様の方法に 従ってNBE 重合体を得た。反応の最初の30分間、黄色の沈殿が初期の透明な溶液 の中に確認された。18時間後、セルを通気すると少量の固体重合体が得られ、そ してそのMwは1.80×105(GPC)と確認された。 残った黄色の固体重合体を更に10mgの触媒で処理し、そしてセルを封入しエチ レンを用いて31MPa(4500psig)に加圧した。50℃にお いて24時間撹拌を行うと、可視的には変化の認められない固体重合体が得られた 。しかしながら、この固体のGPC 分析によると、或る程度の解重合が生じたこと を表し、Mwは8.08×104であった。 例20:エタン中でのNBE の複分解重合 1.1gのNBE及び10mgの〔Ir(シクロオクテン)2Cl〕2触媒をエタンによる11.7 MPa(1700psig)の圧力下45℃において、例16に記載されたと同様の方法に従ってN BE 重合体を得た。反応の最初の10分間、白色の重合体がセルの中に確認された 。この圧力で加熱及び撹拌を88時間行った後、セルを通気するとMw=4.05×104 及びMn=4.02×103(Mw/Mn=10.1)の重合体が得られた。 例21:閉環複分解反応 0.5gのN,N−ジアリルトリフルオロアセトアミド(トリフルオロアセトア ミドを塩化アリルで逐次N−アルキル化を通常の方法で行って得た)、及び0.04 gの〔Ir(シクロオクテン)2Cl〕2触媒を二酸化炭素による20.7MPa(1700psig) 及び40℃において10mlの反応セルに充填した。 18時間撹拌した後、セルを通気しそして約0.5gの生成物を得た。ガスクロマ トグラフィーによると、このものは目的とするN−トリフルオロアセチルピロリ ンであって約8%の収率であった。 本発明の範囲及び精神から逸脱することのない改良及び変更は当業者において 容易なことであろう。本発明は説明のために具体的に述べたものに限定されるも のではない。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年8月14日 【補正内容】 請求の範囲 1.a)1)標準温度及び標準圧力において気体であり、大気圧より高い圧力 において液体又は超臨界流体(supercritical fluid)であるような少なくとも 一種の流体、 2)複分解反応を行うことのできる少なくとも一種のオレフィン、及び 3)オレフィンの複分解を促進することのできる遷移金属を含んだ化合物、を 包含する組成物を準備し、並びに b)該遷移金属含有化合物が少なくとも一種の該オレフィンの複分解を開始す る(但し、少なくとも一種のオレフィンが内部にC=C結合を有する長鎖の炭化 水素及びエチレンである場合、流体はエチレンではない。)工程を包含するオレ フィンの複分解反応方法。 2.該組成物は更に補助溶剤を含む請求項1記載の方法。 3.該遷移金属含有化合物は有機金属錯塩である請求項1記載の方法。 4.該有機金属錯塩は〔(シクロオクテン)2IrCl〕2,Mo(NBD)(CO)4,Mo(CO)6 ,W(CO)6,(メシチレン)W(CO)3,〔(シクロオクテン)P(イソブチル)2( CH2CH2C4F9)IrCl〕2,〔(シクロオクテン)P(C12H25)3IrCl〕2,〔(シクロオ クテン)P(イソブチル)(CH2CH2C4F92IrCl〕2、及び〔(シクロオクテン) P(イソブチル)2(CH2CH2CH2OC8H17)IrCl〕2 から成る群から選ばれる請求項3記載の方法。 5.該組成物は更に触媒を含む請求項1記載の方法。 6.該複分解反応の反応生成物を分離する工程(C)を更に含む請求項1記載 の方法。 7.a)標準温度及び標準圧力において気体であり、大気圧より 高い圧力において液体又は超臨界流体(supercritical fluid)であるような少な くとも一種の流体、 b)複分解反応を行うことのできる少なくとも一種のオレフィン、及び c)オレフィンの複分解を促進することのできる遷移金属を含んだ化合物(但 し、少なくとも一種のオレフィンが内部にC=C結合を有する長鎖の炭化水素及 びエチレンである場合、流体はエチレンではない) を包含する組成物。 8.更に補助溶剤を含む請求項7記載の組成物。 9.該遷移金属含有化合物は有機金属錯塩である請求項7記載の組成物。 10.該有機金属錯塩は〔(シクロオクテン)2IrCl〕2,Mo(NBD)(CO)4,Mo(CO)6 ,W(CO)6,(メシチレン)W(CO)3,〔(シクロオクテン)P(C12H25)3IrCl〕2 ,〔(シクロオクテン)P(イソブチル)2(CH2CH2C4F9)IrCl〕2,〔(シクロ オクテン)P(イソブチル)(CH2CH2C4F92IrCl〕2、及び〔(シクロオクテン )P(イソブチル)2(CH2CH2CH2OC8H17)IrCl〕2 から成る群から選ばれる請求項9記載の組成物。 11.更に助触媒を含む請求項6記載の組成物。 12.更に該オレフィン複分解反応の反応生成物を含む請求項6記載の組成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.a)1)標準温度及び標準圧力において気体であり、大気圧より高い圧力 において液体又は超臨界流体(supercritical fluid)であるような少なくとも 一種の流体、 2)複分解反応を行うことのできる少なくとも一種のオレフィン、及び 3)オレフィンの複分解を促進することのできる遷移金属を含んだ化合物、を 包含する組成物を準備し、並びに b)該遷移金属含有化合物が少なくとも一種の該オレフィンの複分解を開始す る工程を包含するオレフィンの複分解反応方法。 2.該組成物は更に補助溶剤を含む請求項1記載の方法。 3.該遷移金属含有化合物は有機金属錯塩である請求項1記載の方法。 4.該有機金属錯塩は〔(シクロオクテン)2IrCl〕2,Mo(NBD)(CO)4,Mo(CO)6 ,W(CO)6,(メシチレン)W(CO)3,〔(シクロオクテン)P(イソブチル)2 (CH2CH2C4F9)IrCl〕2,〔(シクロオクテン)P(C12H25)2IrCl〕2,〔(シク ロオクテン)P(イソブチル)(CH2CH2C4F92IrCl〕2、及び〔(シクロオクテ ン)P(イソブチル)2(CH2CH2CH2OC8H17)IrCl〕2 から成る群から選ばれる請求項3記載の方法。 5.該組成物は更に触媒を含む請求項1記載の方法。 6.該複分解反応の反応生成物を分離する工程(C)を更に含む請求項1記載 の方法。 7.a)標準温度及び標準圧力において気体であり、大気圧より高い圧力にお いて液体又は超臨界流体(supercritical fluid)であるような少なくとも一種の 流体、 b)複分解反応を行うことのできる少なくとも一種のオレフィン、及び c)オレフィンの複分解を促進することのできる遷移金属を含んだ化合物、 を包含する組成物。 8.更に補助溶剤を含む請求項7記載の組成物。 9.該遷移金属含有化合物は有機金属錯塩である請求項7記載の組成物。 10.該有機金属錯塩は〔(シクロオクテン)2IrCl〕2,Mo(NBD)(CO)4,Mo(CO )6,W(CO)6,(メシチレン)W(CO)3,〔(シクロオクテン)P(C12H25)3IrCl〕2 ,〔(シクロオクテン)P(イソブチル)2(CH2CH2C4F9)IrCl〕2,〔(シクロオ クテン)P(イソブチル)(CH2CH2C4F92IrCl〕2、及び〔(シクロオクテン) P(イソブチル)2(CH2CH2CH2OC8H17)IrCl〕2 から成る群から選ばれる請求項9記載の組成物。 11.更に助触媒を含む請求項6記載の組成物。 12.更に該オレフィン複分解反応の反応生成物を含む請求項6記載の組成物。
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