JP5691127B2 - 着色重合粒子の製造方法および着色重合粒子、並びにこれを用いたトナー、現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
着色重合粒子の製造方法および着色重合粒子、並びにこれを用いたトナー、現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5691127B2 JP5691127B2 JP2008323904A JP2008323904A JP5691127B2 JP 5691127 B2 JP5691127 B2 JP 5691127B2 JP 2008323904 A JP2008323904 A JP 2008323904A JP 2008323904 A JP2008323904 A JP 2008323904A JP 5691127 B2 JP5691127 B2 JP 5691127B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- polymerizable monomer
- polymer particles
- image
- colored polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/54—Improvements relating to the production of bulk chemicals using solvents, e.g. supercritical solvents or ionic liquids
Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Description
しかしこの方法で得られるトナーは極めて粒度分布が広く、分級工程を必要とするため収率の低下が甚だしく、特に近年求められている3〜7μmの小粒径トナーを得るにあたっては更にこの欠点が著しい。
また、特許文献6では、重合性単量体中で顔料と顔料分散剤を用いて顔料分散ペーストを調整し、これを分散重合することで着色粒子を得ているが、顔料種によって顔料分散剤も変化するので目的のトナー極性(プラスまたはマイナス)が得られないとともにトナー帯電性が悪くなりやすく、また経時・環境特性も変化しやすいなど満足するトナーが得られていないのが実情である。
とくに従来のケミカルトナーは、造粒が水中もしくは親水性溶媒中で行われることが多いことからトナー表面が親水性となり易く、帯電能の低下、経時・環境特性の不安定化を引き起こし、現像・転写不良、トナー飛散や画質低下などの深刻な問題も誘発する。
従来の分散重合では、予め染料をモノマーに添加して反応させると反応障害が起きたり、重合粒子ができなかったりする問題があった。そのため、重合粒子を後で染色することが行われていた。上記の超臨界流体や亜臨界流体を分散溶媒として使用する場合においても、重合体粒子を作製した後で着色剤を添加しており、後着色ではあまり着色することができなかったり、粒子表面のみの着色であったりする問題があり、その結果、低着色力トナー(画像濃度が低い)や耐候性の悪いトナーが得られやすかった。
即ち、超臨界流体中、亜臨界流体中で、染料と重合性単量体を含む重合性単量体組成物を重合させることにより、重合反応を阻害することなく、着色した重合粒子が得られることを見出し本発明に至った。
これにより材料コスト、製造工程の短縮などを図るとともにトナー帯電性、経時・環境特性も良く、低コストな製造方法を提供できる。また、本法では染料が重合反応を阻害することなく高濃度で均一な着色ができることも判った。
(1)少なくともラジカル重合性単量体は溶解させるが、該ラジカル重合性単量体を重合した重合粒子は溶解させない超臨界流体中もしくは亜臨界流体中で、少なくともポリマーダイと該ラジカル重合性単量体を含有するラジカル重合性単量体組成物を重合させ、該超臨界流体もしくは亜臨界流体に不溶の着色重合粒子を得ることを特徴とする着色重合粒子の製造方法。
(2)前記ポリマーダイが少なくとも一部がラジカル重合性単量体に可溶であることを特徴とする前記(1)に記載の着色重合粒子の製造方法。
(3)前記ポリマーダイを、前記ラジカル重合性単量体に溶解させて使用することを特徴とする前記(2)に記載の着色重合粒子の製造方法。
(4)前記超臨界流体もしくは亜臨界流体が、超臨界二酸化炭素もしくは亜臨界二酸化炭素であることを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれか一項に記載の着色重合粒子の製造方法。
(5)前記ラジカル重合性単量体組成物、または超臨界流体もしくは亜臨界流体が、超臨界流体もしくは亜臨界流体とラジカル重合性単量体の双方に機能する界面活性剤を含有することを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれか一項に記載の着色重合粒子の製造方法。
(6)前記重合が分散重合であることを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれか一項に記載の着色重合粒子の製造方法。
(8)前記離型剤が、少なくとも離型剤とラジカル重合性単量体から調整された離型剤分散液を用いてラジカル重合性単量体組成物中に含有されたものであることを特徴とする前記(7)記載の着色重合粒子の製造方法。
本発明の着色重合粒子は、本発明の着色重合粒子の製造方法により得られる。
本発明の着色重合粒子の製造方法は、超臨界流体中、亜臨界流体中でのラジカル重合性単量体の重合と粒子の作製を少なくとも含み、更に必要に応じて、適宜選択したその他の工程を含む。
以下、本発明の着色重合粒子製造方法の説明を通じて、本発明の着色重合粒子およびトナーの詳細も明らかにする。
超臨界流体及び亜臨界流体中で染料とラジカル重合性単量体を含有するラジカル重合性単量体組成物を分散重合させ、着色重合粒子を作製する工程について説明する。超臨界流体もしくは亜臨界流体を用いて着色重合粒子を作製する方法としては、分散重合が超臨界流体もしくは亜臨界流体を用いるメリットを活かすことができ、着色重合粒子の単分散性や粒径の狭分布化の面で懸濁重合や乳化重合より優れている。
前記界面活性剤は、超臨界流体もしくは亜臨界流体に加えても良いし、ラジカル重合性単量体組成物に加えても良い。
また、これら界面活性剤と併用して無機化合物微粉体を用いても、生成重合体粒子の安定化及び粒子径分布の改良を更に高めることができる。成長反応の際に粒子同士の合一を防ぐ目的で添加するラジカル重合性単量体組成物や種粒子分散液に存在させて重合を行っても良い。
更に極端に超臨界流体もしくは亜臨界流体に対してラジカル重合性単量体の量が多い場合は、生成する重合体が完全に溶解してしまい、重合がある程度進行しないと析出してこない。この場合の析出の状態は粘着性の高い塊状物を形成する様式をとる。したがって粒子を製造する時の単量体の超臨界流体もしくは亜臨界流体に対する量はおのずと制限されることになり、超臨界流体もしくは亜臨界流体の種類によって多少異なるが、およそ100質量%以下、好ましくは80質量%以下が適当である。
なお、重合初期の温度が生成する粒子径に大きな影響を与えるため、ラジカル重合性単量体を添加した後に温度を重合温度まで上げ、開始剤を少量の超臨界流体に溶かして投入した方が望ましい。重合の際には窒素ガス、アルゴンガス、二酸化酸素ガス等の不活性気体にて反応容器の空気中酸素を充分に追い出す必要がある。もし、酸素パージが不充分であると微粒子が発生し易い。
又、平均分子量を調節することを目的として連鎖移動定数の大きな化合物を共存させて重合を行ってもよい。例えば、メルカプト基を持つ低分子化合物や四塩化炭素、四臭化炭素などである。他に好ましく用いられるものとして、二臭化酢酸エチル三臭化酢酸エチル、二臭化エチルベンゼン、二臭化エタン、二塩化エタンなどのハロゲン化炭化水素、ジアゾチオエーテル、ベンゼン、エチルベンゼン、イソプロピルベンゼンなどの炭化水素、第3ドデシルメルカプタン;n−ドデシルメルカプタンなどのメルカプタン類、ジイソプロピルザントゲンジスルフィドなどのジスルフィド類、チオグリコール酸、チオグリコール酸2−エチルヘキシル、チオグリコール酸ブチル、チオグリコール酸メトキシブチル、トリメチロールプロパントリス−(チオグリコレート)、チオグリコール酸アンモニウムなどのチオグリコール酸誘導体、チオグリセロール、などが挙げられる。
また、核粒子析出後添加する場合には、生成する重合体粒子の分子量を調整し、所望の熱により溶融した時の流動特性を得ることができる。
また、着色重合粒子を磁性トナーとして用いるために、添加剤として磁性粉を含有せしめてもよい。このような磁性粉としては、磁場の中に置かれて磁化される物質が用いられ、鉄、コバルト、ニッケルなどの強磁性金属の粉末もしくはマグネタイト、ヘマタイト、フェイライトなどの化合物が挙げられる。
他にトナーに含有可能な前記成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、無機微粒子、帯電制御剤、流動性向上剤、クリーニング性向上剤などが挙げられる。
前記超臨界流体としては、気体と液体とが共存できる限界(臨界点)を超えた温度・圧力領域において非凝縮性高密度流体として存在し、圧縮しても凝縮を起こさず、臨界温度以上、かつ、臨界圧力以上の状態にある流体であり、少なくともラジカル重合性単量体は溶解させるが、該ラジカル重合性単量体を重合した重合粒子は溶解させないものである限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、臨界温度が低いものが好ましく、また、前記亜臨界流体としては、前記臨界点近傍の温度・圧力領域において高圧液体として存在し、少なくともラジカル重合性単量体は溶解させるが、該ラジカル重合性単量体を重合した重合粒子は溶解させないものである限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。超臨界流体、亜臨界流体としては、例えば、一酸化炭素、二酸化炭素、アンモニア、窒素、水、メタノール、エタノール、エタン、プロパン、2,3−ジメチルブタン、ベンゼン、クロロトリフロロメタン、ジメチルエーテルなどが好適に挙げられ、用いるラジカル重合性単量体に応じて適宜選択する。これらの中でも二酸化炭素が、臨界圧力7.3MPa、臨界温度31℃と容易に超臨界状態をつくり出せると共に、廃液が発生しない、乾燥工程が不要、不燃性で取扱いが容易、疎水性によるトナー特性が良好であるなどの点で、特に好ましい。
前記、超臨界流体として挙げられたものは、前記亜臨界流体としても好適に使用することができる。前記超臨界流体及び前記亜臨界流体は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用して混合物として使用してもよい。
ラジカル重合性単量体としては、重合して得られる高分子成分が、トナー用結着樹脂として、画像の形成に用いられる樹脂である限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、ビニル系モノマーに代表される不飽和二重結合を有するラジカル重合性単量体が挙げられ、多種多様なものが市販品されている。
例えば、スチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−メトキシスチレン、p−エチルスチレン等のスチレン化合物;メチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、イソブチルアクリレート、n−オクチルアクリレート、ドデシルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、ステアリルアクリレート、フェニルアクリレート、ジメチルアミノエチルアクリレート、ジエチルアミノエチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、イソブチルメタクリレート、n−オクチルメタクリレート、ドデシルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、ステアリルメタクリレート、フェニルメタクリレート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルメタクリレートなどのメタクリル酸エステル類;アクリロニトリル;メタクリロニトリル;アクリルアミドなどが挙げられる。
超臨界流体もしくは亜臨界流体とラジカル重合性単量体の双方に機能する界面活性剤としては、フッ素基含有ビニルモノマー、フッ素基含有ビニルモノマーを重合したホモポリマー、フッ素基含有ビニルモノマーと他のビニルモノマーとの共重合体などを挙げることができる。フッ素基含有ビニルモノマーの例としては、パーフルオロアルキル基を有するアクリレートモノマーや同メタクリレートモノマーなどが挙げられる。これらフッ素基含有ビニルモノマーは多数市販されており(例えばアヅマックス社のフッ素化合物カタログなど)、目的に応じて適宜使用することができる。
一般なフッ素基含有の界面活性剤の製造方法としては、HCFC225などのフッ素系溶媒中でフッ素基含有ビニルモノマーを重合することによって合成されるが、HCFC225の代わりに、超臨界二酸化炭素を反応溶媒として使用して合成したものを使用する方が環境負荷を低減できる点でさらに望ましい。
塊状重合は、減圧下、もしくは常圧又は加圧下で窒素等の不活性ガス雰囲気の反応容器中、重合性単量体からなる単量体組成物を加熱して発生する熱ラジカル、及び/又は2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(以下、AIBNと略する。)、ベンゾイルパーオキシド等のような公知のラジカル重合開始剤をこの単量体組成物に添加し、その重合開始剤から発生するラジカルにより開始される。ラジカル重合開始剤としては、例えば、ベンゾイルパーオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、p−クロロベンゾイルパーオキサイド、o−メチルベンゾイルパーオキサイド、ビス−3,5,5−トリメチルシクロヘキサノールパーオキサイド等のジアシルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ−(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、1,3−ビス−(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン等のジアルキルパーオキサイド、1,1−ジ−(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン等のパーオキシケタール、t−ブチルパーオキシベンゾエート等のアルキルパーエステル、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート等のパーカーボネート等の有機過酸化物、2,2’−アゾビス−イソブチロニトリル、2,2’−アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリル、2,2’−アゾビスシクロヘキシルニトリル、1,1’−アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)、2−フェニルアゾ−4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル等のアゾ化合物が挙げられる。これらは単独で用いられても、2種類以上併用されてもよい。ラジカル重合開始剤の添加量は、少なくなると重合初期に殆ど使われ重合が完結しにくくなり、また多くなるとラジカル発生量が多くなり充分な分子量の重合体が得られにくくなるため、上記、重合性単量体100質量部に対し、好ましくは0.01〜2質量部、より好ましくは0.01〜1.5質量部である。また、この際の重合温度は通常50〜220℃、好ましくは80〜150℃である。
上記の重合を停止させる方法としては、成長ラジカルの連鎖移動が停止し消滅するのであれば、公知のいかなるものでもよい。それには、重合液に50〜5,000ppmの重合停止剤を加える、酸素や空気を重合液に吹き込む、重合液を40℃以下に冷却する等により操作し、これらは単独でもよいし、複数を組み合わせても差し支えない。
これらの溶媒は、単独でまたは2種以上を混合して使用することができる。
また、上記重合における反応温度は、通常、40〜180℃、好ましくは50〜160℃であり、反応時間は、通常、1〜96時間、好ましくは1〜72時間である。
ポリマーダイを用いることによりトナーの帯電安定性が良くなる。その理由は定かではないが、染料がポリマーに担持されたことで酸化性ガスや光による分解が抑制され、帯電安定性が向上しているものと推測される。
超臨界流体中での着色メカニズムは、超臨界染色というメカニズムが存在する。このメカニズムは、まず超臨界流体中で重合により樹脂粒子ができ、溶媒中に一部溶解した染料が、その分配係数により樹脂粒子内部に取り込まれていくことで説明される。つまり超臨界流体とラジカル重合性単量体はともに溶媒として、樹脂粒子の周りに存在していることから、染料としてはラジカル重合性単量体に可溶な染料を含有することが好ましい。
分散イエロー(160,114,119,49,54,211,30,288)、分散レッド(54,60,153,73,74,92,152,177,167,179)、
分散パープル(28,31,63)、分散ブルー(366,183,56,165,60,79)、分散ブラウン1、
C.I.SOLVENT YELLOW(6,9,17,31,35,100,102,103,105)
C.I.SOLVENT ORANGE(2,7,13,14,66)
C.I.SOLVENT RED(5,16,17,18,19,22,23,143.145,146,149,150,151,157,158)
C.I.SOLVENT VIOLET(31,32,33,37)
C.I.SOLVENT BLUE(22,35,63,78,83〜86,191,194,195,104)
C.I.SOLVENT GREEN(24,25)
C.I.SOLVENT BROWN(3,9)、
C.I.SOLVENT BLACK(5,7,29)、
保土ケ谷化学の愛染SOT染料Yellow−1,3,4、Orange−1,2,3、Scarlet−1、Red−1,2,3、Brown−2、Blue−1,2、Violet−1、Green−1,2,3、Black−1,4,6,8や
BASFのSudan染料Yellow−146,150、Orange−220、Red−290,380,460、Blue−670や
三菱化成のダイアレジンYellow−3G,F,H2G,HG,HC,HL、Orange−HS,G、Red−GG,S,HS,A,K,H5B、Violet−D、Blue−J,G,N,K,P,H3G,4G、Green−C、Brown−Aや
オリエント化学工業のオイルカラーYEllow−3G,GG−S,#105、Orange−PS,PR,#201、Scarlet−#308,Red−5B,Brown−GR,#416、Green−BG、#502、Blue−BOS、IIN、Black−HBB,#803,EB,EX、住友化学工業のスミプラストブルーGP,OR、レッドFB,3B、イエローFL7G,GC、日本化薬カヤロンポリエステルブラックEX−SF300、カヤセットRed−B、ブルーA−2R、などが挙げられるが、これらに限られるものではない。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらの構成モノマーは、酸型で用いても良いし、そのスルホン酸基及び/又は硫酸基の一部、又は全てを塩基で中和して塩にして用いても良い。
これらの単量体は、水中において通常のラジカル重合開始剤、例えば過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウムなどの過硫酸塩、クメンハイドロパーオキシドやt−ブチルハイドロパーオキシドやのような有機過酸化物、アゾビスイソブチロニトニルやアゾビスイソバレロニトニルとともに重合容器に導入して重合する。共重合単量体の種や量によっては、有機溶剤中での重合も可能である。
スルホン酸基又は硫酸基を有する単量体の量が少ないと、着色力が少なく、そのため、共重合体中における酸性基を有する単量体の量は、10モル%、好ましくは30モル%以上が適当である。
染色が十分に進行すると、重合体の有機性が増し、水やN−ビニルピロリドン、アクリロニトリル等の有機溶媒に対し不溶となるため、濾過と洗浄を数回繰り返し、得られたケーキを乾燥することによって重合体と塩基性染料とを反応させたポリマーダイを得ることができる。
ここで、重合体と塩基性染料とを反応させたポリマーダイのガラス転移温度が30℃から80℃であれば、重合体と塩基性染料とを反応させたポリマーダイの処方量を多くしても、トナーの熱特性に大きな影響を与えないため好ましい。
本発明のラジカル重合性単量体組成物は、少なくとも前記のラジカル重合性単量体と染料を含有する。染料がラジカル重合性単量体に溶解する場合は、染料とラジカル重合性単量体を混合し溶液とするが、ラジカル重合性単量体に不溶の部分を有する場合は、染料とラジカル重合性単量体の混合物をガラスビーズ、ジルコニアビーズ、アルミナビーズ、鉄球等のメディアの存在下サイドグラインダー、ペイントシューカー、ボールミリング装置、サンドミル装置などで染料を粉砕し均一に混合もしくは溶解させた後、メディアを除去して調製される。
上記、ラジカル重合性単量体組成物の組成において、ラジカル重合性単量体l00質量部に対し、染料は、0.1〜50質量部、好ましくは0.5〜30質量部、さらに好ましくは1〜20質量部である。前記、組成が0.1質量部未満であると充分な着色力が得られず、また、50質量部を超えると染料の凝集、沈降あるいは増粘等の点で好ましくない。
離型剤としては、目的に応じて公知のものの中から適宜選択することができ、例えば、ワックス類、シリコーンオイル類などが好適に挙げられる。
前記、ワックス類としては、例えば、低分子量ポリオレフィンワックス、合成炭化水素系ワックス、シリコーン系ワックス、天然ワックス類、石油ワックス類、高級脂肪酸及びその金属塩、高級脂肪酸アミド、これらの各種変性ワックスなどが挙げられる。これらは1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記、合成炭化水素ワックスとしては、例えば、フィッシャートロプシュワックスが挙げられる。
前記、天然ワックス類としては、例えば、蜜ろう、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ライスワックス、モンタンワックスなどが挙げられる。
前記、石油ワックス類としては、例えば、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックスなどが挙げられる。前記高級脂肪酸としては、例えば、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸などが挙げられる。
前記、融点が、40℃未満であると、ワックスが耐熱保存性に悪影響を与えることがあり、160℃を超えると、低温での定着時にコールドオフセットを起こし易いことがある他、定着機への紙の巻き付きなどが発生することがある。
前記、含有量が、40質量部を超えると、低温定着性の阻害や画質の劣化(光沢度が高すぎる)を生ずることがある。
前記、無機微粒子の一次粒子径としては、5nm〜2μmが好ましく、5nm〜500nmがより好ましい。また、前記無機微粒子のBET法による比表面積としては、20〜500m2/gが好ましい。
前記、無機微粒子の前記トナーにおける含有量としては、0.01〜5.0質量%が好ましく、0.01〜2.0質量%がより好ましい。
前記、帯電制御剤は、前記マスターバッチと共に溶融混練させた後、溶解乃至分散させてもよい。
前記、クリーニング性向上剤は、感光体や一次転写媒体に残存する転写後の現像剤を除去するために前記トナーに添加され、例えば、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸等の脂肪酸金属塩、ポリメチルメタクリレート微粒子、ポリスチレン微粒子等のソープフリー乳化重合により製造されたポリマー微粒子、などが挙げられる。該ポリマー微粒子は、比較的粒度分布が狭いものが好ましく、重量体積平均粒径が0.01〜1μmのものが好適である。
これらの熱特性は、適宜選択した方法により測定することができ、例えば、高架式フローテスターCFT500型(島津製作所製)を用いて測定したフローカーブから求めることができる。前記軟化温度(Ts)としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、50℃以上が好ましく、80〜120℃がより好ましい。前記軟化温度(Ts)が、50℃未満であると、耐熱保存性及び低温保存性の少なくともいずれかが悪化することがある。
前記、流出開始温度(Tfb)としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、60℃以上が好ましく、70〜150℃がより好ましい。前記流出開始温度(Tfb)が、60℃未満であると、耐熱保存性及び低温保存性の少なくともいずれかが悪化することがある。
前記1/2法軟化点(T1/2)は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、60℃以上が好ましく、80〜170℃がより好ましい。前記1/2法軟化点(T1/2)が、60℃未満であると、耐熱保存性及び低温保存性の少なくともいずれかが悪化することがある。
前記、画像濃度が、1.90未満であると、画像濃度が低く、高画質が得られないことがある。前記画像濃度は、例えば、imagio Neo 450(株式会社リコー製)を用いて、複写紙(TYPE6000<70W>;株式会社リコー製)に現像剤の付着量が1.00±0.05mg/cm2のベタ画像を定着ローラの表面温度が160±2℃で形成し、得られたベタ画像における任意の6箇所の画像濃度を、分光計(X−ライト社製、938スペクトロデンシトメータ)を用いて測定しその平均値を算出することにより、測定することができる。
前記、平均円形度が、0.900未満であると、満足できる転写性やチリのない高画質画像が得られないことがあり、0.980を超えると、ブレードクリーニングなどを採用している画像形成システムでは、感光体上及び転写ベルトなどのクリーニング不良が発生し、画像上の汚れ、例えば、写真画像等の画像面積率の高い画像形成の場合において、給紙不良等で未転写の画像を形成したトナーが感光体上に転写残トナーとなって蓄積した画像の地汚れが発生してしまうことがあり、あるいは、感光体を接触帯電させる帯電ローラ等を汚染してしまい、本来の帯電能力を発揮できなくなってしまうことがある。
前記、重量体積平均粒径が、3μm未満であると、二成分現像剤では現像装置における長期の撹拌においてキャリアの表面にトナーが融着し、キャリアの帯電能力を低下させることがあり、また、一成分現像剤では、現像ローラへのトナーのフィルミングや、トナーを薄層化するため、ブレード等の部材へのトナー融着が発生し易くなることがあり、8μmを超えると、高解像で高画質の画像を得ることが難しくなり、現像剤中のトナーの収支が行われた場合にトナーの粒子径の変動が大きくなることがある。
本発明の現像剤は、本発明のトナーを少なくとも含有してなり、キャリアなどの適宜選択したその他の成分を含有してなる。該現像剤としては、一成分現像剤であってもよいし、二成分現像剤であってもよいが、近年の情報処理速度の向上に対応した高速プリンタ等に使用する場合には、寿命向上等の点で前記二成分現像剤が好ましい。
本発明の前記トナーを用いた前記一成分現像剤の場合、トナーの収支が行われても、トナーの粒子径の変動が少なく、現像ローラへのトナーのフィルミングや、トナーを薄層化する為のブレード等の部材へのトナーの融着がなく、現像装置の長期の使用(撹拌)においても、良好で安定した現像性及び画像が得られる。また、本発明の前記トナーを用いた前記二成分現像剤の場合、長期にわたるトナーの収支が行われても、現像剤中のトナー径の変動が少なく、現像装置における長期の撹拌においても、良好で安定した現像性が得られる。
前記、キャリアとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、芯材と、該芯材を被覆する樹脂層とを有するものが好ましい。
前記、平均粒径(重量体積平均粒径(D50))が、10μm未満であると、キャリア粒子の分布において、微粉系が多くなり、1粒子当たりの磁化が低くなってキャリア飛散を生じることがあり、150μmを超えると、比表面積が低下し、トナーの飛散が生じることがあり、ベタ部分の多いフルカラーでは、特にベタ部の再現が悪くなることがある。
前記溶剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、トルエン、キシレン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、セルソルブチルアセテート、などが挙げられる。
前記焼付としては、特に制限はなく、外部加熱方式であってもよいし、内部加熱方式であってもよく、例えば、固定式電気炉、流動式電気炉、ロータリー式電気炉、バーナー炉等を用いる方法、マイクロウエーブを用いる方法、などが挙げられる。
本発明の現像剤は、磁性一成分現像方法、非磁性一成分現像方法、二成分現像方法等の公知の各種電子写真法による画像形成に好適に用いることができ、以下の本発明のトナー入り容器、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法に特に好適に用いることができる。
本発明のトナー入り容器は、本発明の前記トナー乃至前記現像剤を容器中に収容してなる。前記容器としては、特に制限はなく、公知のものの中から適宜選択することができ、例えば、トナー入り容器本体とキャップとを有してなるもの、などが好適に挙げられる。
前記トナー入り容器本体としては、その大きさ、形状、構造、材質などについては特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記形状としては、円筒状などが好ましく、内周面にスパイラル状の凹凸が形成され、回転させることにより内容物であるトナーが排出口側に移行可能であり、かつ該スパイラル部の一部又は全部が蛇腹機能を有しているもの、などが特に好ましい。
前記トナー入り容器本体の材質としては、特に制限はなく、寸法精度がよいものが好ましく、例えば、樹脂が好適に挙げられ、その中でも、例えば、ポリエステル樹脂,ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアクリル酸、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、ポリアセタール樹脂、などが好適に挙げられる。本発明のトナー入り容器は、保存、搬送等が容易であり、取扱性に優れ、後述する本発明のプロセスカートリッジ、画像形成装置等に、着脱可能に取り付けてトナーの補給に好適に使用することができる。
本発明のプロセスカートリッジは、静電潜像を担持する静電潜像担持体と、該静電潜像担持体上に担持された静電潜像を、現像剤を用いて現像し可視像を形成する現像手段とを、少なくとも有してなり、更に必要に応じて適宜選択したその他の手段を有してなる。
前記現像手段としては、本発明の前記トナー乃至前記現像剤を収容する現像剤収容器と、該現像剤収容器内に収容されたトナー乃至現像剤を担持しかつ搬送する現像剤担持体とを、少なくとも有してなり、更に、担持させるトナー層厚を規制するための層厚規制部材等を有していてもよい。
本発明のプロセスカートリッジは、各種電子写真装置に着脱自在に備えさせることができ、後述する本発明の電子写真装置に着脱自在に備えさせるのが好ましい。
本発明のプロセスカートリッジの一例を図1に示す。図1において、101は像担持体、102は帯電手段、104は現像手段、107はクリーニング手段を表す。
本発明の画像形成方法は、静電潜像形成工程と、現像工程と、転写工程と、定着工程とを少なくとも含み、更に必要に応じて適宜選択したその他の工程、例えば除電工程、クリーニング工程、リサイクル工程、制御工程等を含む。
本発明の画像形成装置は、静電潜像担持体と、静電潜像形成手段と、現像手段と、転写手段と、定着手段とを少なくとも有してなり、更に必要に応じて適宜選択したその他の手段、例えば、除電手段、クリーニング手段、リサイクル手段、制御手段等を有してなる。
前記静電潜像担持体(「光導電性絶縁体」、「感光体」と称することがある)としては、その材質、形状、構造、大きさ、等について特に制限はなく、公知のものの中から適宜選択することができるが、その形状としてはドラム状が好適に挙げられ、その材質としては、例えばアモルファスシリコン、セレン等の無機感光体、ポリシラン、フタロポリメチン等の有機感光体、などが挙げられる。これらの中でも、長寿命性の点でアモルファスシリコン等が好ましい。
前記帯電器としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、導電性又は半導電性のロール、ブラシ、フィルム、ゴムブレード等を備えたそれ自体公知の接触帯電器、コロトロン、スコロトロン等のコロナ放電を利用した非接触帯電器、などが挙げられる。
前記露光器としては、前記帯電器により帯電された前記静電潜像担持体の表面に、形成すべき像様に露光を行うことができる限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、複写光学系、ロッドレンズアレイ系、レーザー光学系、液晶シャッタ光学系、などの各種露光器が挙げられる。
なお、本発明においては、前記静電潜像担持体の裏面側から像様に露光を行う光背面方式を採用してもよい。
前記現像工程は、前記静電潜像を、本発明の前記トナー乃至前記現像剤を用いて現像して可視像を形成する工程である。
前記可視像の形成は、例えば、前記静電潜像を本発明の前記トナー乃至前記現像剤を用いて現像することにより行うことができ、前記現像手段により行うことができる。
前記現像手段は、例えば、本発明の前記トナー乃至前記現像剤を用いて現像することができる限り、特に制限はなく、公知のものの中から適宜選択することができ、例えば、本発明の前記トナー乃至現像剤を収容し、前記静電潜像に該トナー乃至該現像剤を接触又は非接触的に付与可能な現像器を少なくとも有するものが好適に挙げられ、本発明の前記トナー入り容器を備えた現像器などがより好ましい。
図6は、現像工程時の交互電界の印加手段を説明するための図である。図6に示した現像器600において、現像時、現像スリーブ601には、電源602により現像バイアスとして、直流電圧に交流電圧を重畳した振動バイアス電圧が印加される。背景部電位と画像部電位は、上記振動バイアス電位の最大値と最小値の間に位置している。これによって現像部603に向きが交互に変化する交互電界が形成される。この交互電界中で現像剤のトナーとキャリアが激しく振動し、トナーが現像スリーブ601およびキャリアへの静電的拘束力を振り切って感光体ドラム604に飛翔し、感光体ドラム604の潜像に対応して付着する。
振動バイアス電圧の最大値と最小値の差(ピーク間電圧)は、0.5〜5kVが好ましく、周波数は1〜10kHzが好ましい。振動バイアス電圧の波形は、矩形波、サイン波、三角波等が使用できる。振動バイアスの直流電圧成分は、上記したように背景部電位と画像部電位の間の値であるが、画像部電位よりも背景部電位に近い値である方が、背景部電位領域へのかぶりトナーの付着を防止する上で好ましい。
前記転写工程は、前記可視像を記録媒体に転写する工程であるが、中間転写体を用い、該中間転写体上に可視像を一次転写した後、該可視像を前記記録媒体上に二次転写する態様が好ましく、前記トナーとして二色以上、好ましくはフルカラートナーを用い、可視像を中間転写体上に転写して複合転写像を形成する第一次転写工程と、該複合転写像を記録媒体上に転写する第二次転写工程とを含む態様がより好ましい。
前記転写は、例えば、前記可視像を転写帯電器を用いて前記静電潜像担持体(感光体)を帯電することにより行うことができ、前記転写手段により行うことができる。前記転写手段としては、可視像を中間転写体上に転写して複合転写像を形成する第一次転写手段と、該複合転写像を記録媒体上に転写する第二次転写手段とを有する態様が好ましい。
なお、前記中間転写体としては、特に制限はなく、目的に応じて公知の転写体の中から適宜選択することができ、例えば、転写ベルト等が好適に挙げられる。
前記転写器としては、コロナ放電によるコロナ転写器、転写ベルト、転写ローラ、圧力転写ローラ、粘着転写器、などが挙げられる。
なお、前記記録媒体としては、特に制限はなく、公知の記録媒体(記録紙)の中から適宜選択することができる。
前記定着装置としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、公知の加熱加圧手段が好適である。前記加熱加圧手段としては、ローラ状もしくはベルト状の定着部材により、加熱加圧定着するものが好ましく、加熱ローラと加圧ローラとの組合せ、加熱ローラと加圧ローラと無端ベルトとの組合せ、などが挙げられる。
前記加熱加圧手段における加熱は、通常、80℃〜200℃が好ましい。
なお、本発明においては、目的に応じて、前記定着工程及び定着手段と共にあるいはこれらに代えて、例えば、公知の光定着器を用いてもよい。
図7は、前記のような加熱定着手段を説明するための図である。該手段に用いられる定着装置は、図7に示すように、定着フィルムを回転させて定着する、いわゆるサーフ定着装置700である。以下詳説すると、定着フィルム701はエンドレスベルト状耐熱フィルムであり、該フィルム701の支持回転体である駆動ローラ702と、従動ローラ703と、この両ローラ間の下方に設けたヒータ支持体に保持させて固定支持させて配設した加熱体704と、に懸回張設してある。
ここで、加圧ローラ705はシリコンゴム等の離型性のよいゴム弾性層を有するローラであり、反時計周りに回転しつつ、前記定着ニップ領域Lに対して総圧4〜10kgの当接圧をもって圧接させてある。
定着温度センサ709によって検出された基板の温度情報は図示しない制御手段に送られ、かかる制御手段により定着ヒータに供給される電力量が制御され、加熱体704は所定の温度に制御される。
このような定着装置は、効率が良く立ち上がり時間が短縮可能となる。
前記除電手段としては、特に制限はなく、前記静電潜像担持体に対し除電バイアスを印加することができればよく、公知の除電器の中から適宜選択することができ、例えば、除電ランプ等が好適に挙げられる。
前記クリーニング手段としては、特に制限はなく、前記静電潜像担持体上に残留する前記電子写真トナーを除去することができればよく、公知のクリーナの中から適宜選択することができ、例えば、磁気ブラシクリーナ、静電ブラシクリーナ、磁気ローラクリーナ、ブレードクリーナ、ブラシクリーナ、ウエブクリーナ等が好適に挙げられる。
前記リサイクル手段としては、特に制限はなく、公知の搬送手段等が挙げられる。
前記制御手段としては、前記各手段の動きを制御することができる限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、シークエンサー、コンピュータ等の機器が挙げられる。
複写装置本体150には、無端ベルト状の中間転写体50が中央部に設けられている。そして、中間転写体50は、支持ローラ14、15及び16に張架され、図4中、時計回りに回転可能とされている。支持ローラ15の近傍には、中間転写体50上の残留トナーを除去するための中間転写体クリーニング装置17が配置されている。支持ローラ14と支持ローラ15とにより張架された中間転写体50には、その搬送方向に沿って、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つの画像形成手段18が対向して並置されたタンデム型現像器120が配置されている。タンデム型現像器120の近傍には、露光装置21が配置されている。中間転写体50における、タンデム型現像器120が配置された側とは反対側には、二次転写装置22が配置されている。二次転写装置22においては、無端ベルトである二次転写ベルト24が一対のローラ23に張架されており、二次転写ベルト24上を搬送される転写紙と中間転写体50とは互いに接触可能である。二次転写装置22の近傍には定着装置25が配置されている。定着装置25は、無端ベルトである定着ベルト26と、これに押圧されて配置された加圧ローラ27とを備えている。
なお、タンデム画像形成装置においては、二次転写装置22及び定着装置25の近傍に、転写紙の両面に画像形成を行うために該転写紙を反転させるためのシート反転装置28が配置されている。
そして、中間転写体50上に合成された合成カラー画像(カラー転写像)にタイミングを合わせてレジストローラ49を回転させ、中間転写体50と二次転写装置22との間にシート(記録紙)を送出させ、二次転写装置22により該合成カラー画像(カラー転写像)を該シート(記録紙)上に転写(二次転写)することにより、該シート(記録紙)上にカラー画像が転写され形成される。なお、画像転写後の中間転写体50上の残留トナーは、中間転写体クリーニング装置17によりクリーニングされる。
合成例1 界面活性剤1の合成
1H,1H−パーフルオロオクチルアクリレート(アヅマックス社製)1000質量部とAIBN(和光純薬製2,2’−アゾビスイソブチロニトリル)10質量部を、耐圧反応セルにいれ(耐圧容器セルの50体積%)、超臨界流体として二酸化炭素を選択し、該二酸化炭素を供給ボンベにより前記反応セル内に供給し、加圧ポンプと温度調整器で30MPa、65℃に調節しながら、24時間反応を行った。ついで、0℃まで温度を下げ、背圧弁を使用して常圧まで圧力を下げ、界面活性剤1を得た。GPC測定(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)による重量平均分子量(Mw)は98000であった。
1H,1H−パーフルオロオクチルメタクリレート(アヅマックス社製)500質量部とスチレンモノマー500質量部とAIBN(和光純薬製2,2’−アゾビスイソブチロニトリル)5部を、耐圧反応セル(耐圧容器セルの40体積%)にいれ、超臨界流体として二酸化炭素を選択し、該二酸化炭素を供給ボンベにより前記反応セル内に供給し、加圧ポンプと温度調整器で20MPa、65℃に調節し、48時間反応を行った。ついで、0℃まで温度を下げ、背圧弁を使用して常圧まで圧力を下げ、界面活性剤2を得た。GPC測定(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)による重量平均分子量(Mw)は、85000であった。
2−(パーフルオロデシル)エチルアクリレート(アヅマックス社製)1000質量部とV−65(和光純薬製2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)1質量部を、耐圧反応セルにいれ(耐圧容器セルの30体積%)、超臨界流体として二酸化炭素を選択し、該二酸化炭素を供給ボンベにより前記反応セル内に供給し、加圧ポンプと温度調整器で35MPa、50℃に調節しながら、24時間反応を行った。ついで、0℃まで温度を下げ、背圧弁を使用して常圧まで圧力を下げ、界面活性剤3を得た。GPC測定(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)による重量平均分子量(Mw)は、152000であった。
2−(パーフルオロオクチル)エチルアクリレート100質量部とAIBN(和光純薬製2,2’−アゾビスイソブチロニトリル)0.2質量部を攪拌子の入った凍結用アンプル(ガラス製)にいれ、真空ポンプでアンプル内を脱気しながら、(1)液体窒素の入ったデュワービンで凍結させた後、(2)常温へもどし解凍した。この(1)から(2)の操作を20回ほど繰り返し、凍結アンプル内の脱気を行ったのち、アンプル上部をバーナーで加熱溶融させ封止した。これを120℃のオイルバスにいれてアンプル内を攪拌しながら72時間反応を行った。反応終了後、常温まで冷却し、アンプル上部を切開してヘキサフルオロベンゼン500質量部を入れ、反応物を溶解させ、これをメタノール10000質量部に滴下して再沈精製を行った。さらに、この精製操作を3回行い、白色の界面活性剤4(収率98%)を得た。GPCによる重量平均分子量(Mw)は250万であった。
2−(パーフルオロオクチル)エチルアクリレート300質量部と4−メトキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン1−オキシル18質量部とAIBN(和光純薬製2,2’−アゾビスイソブチロニトリル)10質量部を攪拌子の入った凍結用アンプル(ガラス製)にいれ、真空ポンプでアンプル内を脱気しながら、(1)液体窒素の入ったデュワービンで凍結させた後、(2)常温へもどし解凍した。この(1)から(2)の操作を20回ほど繰り返し、凍結アンプル内の脱気を行ったのち、アンプル上部をバーナーで加熱溶融させ封止した。これを90℃のオイルバスにいれた後、バス温を155℃まで30分かけて昇温し、アンプル内を攪拌しながら96時間反応を行った。
反応終了後、常温まで冷却し、アンプル上部を切開してヘキサフルオロベンゼン500質量部を入れ、反応物を溶解させ、これをメタノール10000質量部に滴下して再沈精製を行った。さらに、この精製操作を3回行い、白色の界面活性剤5(収率97%)を得た。GPCによる重量平均分子量(Mw)は95000であった。
−重合性単量体組成物の調整−
C.I.Disperse Red 60(商品名:Plast Red 8375-N 有本化学製)1質量部とスチレン(55質量部)とメチルアクリレート(45質量部)とジビニルベンゼン(0.3質量部)と前記、界面活性剤1(1質量部)を攪拌し、均一な重合性単量体組成物1(混合液)を調製した。
<超臨界重合工程>
前記、重合性単量体組成物1(100質量部)を耐圧反応セル(耐圧容器セルの20体積%)に充填し、超臨界流体として二酸化炭素を選択し、該二酸化炭素を供給ボンベにより前記反応セルに供給し、加圧ポンプと温度調製器で30MPa、85℃に調節した。これに、重合開始剤としてAIBN(和光純薬製2,2’−アゾビスイソブチロニトリル)を0.5質量部添加し、40時間反応を行った。
反応終了後、圧力を維持したまま、5℃に冷却し、加圧ポンプと背圧弁を使用して、背圧弁の出口側流量を5.0L/minに調整し、6時間、超臨界二酸化炭素をフローして残留モノマーを除去した後、常温、常圧まで徐々にもどして着色重合粒子1(収率は98%)を得た。コールターマルチサイザー(100μmアパチャーチューブ)による粒度分布測定では、重量平均粒子径(D4)は4.3μmであった。
−重合性単量体組成物の調整−
C.I.Disperse Yellow 54(商品名:Plast Yellow 8040 有本化学製)5質量部とスチレン(80質量部)とn−ブチルアクリレート(20質量部)とエチレングリコールジメタクリレート(0.5質量部)からなる重合性単量体と界面活性剤2(5質量部)とカルナウバワックス(東洋ペトロライト社製、商品名:CWT01)5質量部をバッチ式サンドミル装置(カンペハピオ社製)で4時間、均一分散を行い、重合性単量体組成物2を調製した。
<超臨界重合工程>
前記、重合性単量体組成物2(150質量部)を耐圧反応セル(耐圧容器セルの30体積%)に充填し、超臨界流体として二酸化炭素を選択し、該二酸化炭素を供給ボンベにより前記反応セルに供給し、加圧ポンプと温度調製器で30MPa、65℃に調節した。これに、重合開始剤としてAIBN(和光純薬製2,2’−アゾビスイソブチロニトリル)を1.5質量部添加し、40時間反応を行った。
反応終了後、圧力を維持したまま5℃に冷却し、加圧ポンプと背圧弁を使用して、背圧弁の出口側流量を5.0L/minに調整し、6時間、超臨界二酸化炭素をフローして残留モノマーを除去した後、常温、常圧まで徐々にもどして着色重合粒子2(収率は95%)を得た。コールターマルチサイザー(100μmアパチャーチューブ)による粒度分布測定では、重量平均粒子径(D4)は7.2μmであった。
−重合性単量体組成物の調整−
C.I.Solvent Blue 35(商品名:Oil Blue 5502 有本化学製)0.1質量部とスチレン(800質量部)とn−ブチルアクリレート(200質量部)とエチレングリコールジメタクリレート(5質量部)からなる重合性単量体と界面活性剤3(10質量部)とペンタエリスリトールテトラステアレート(ステアリン酸:純度約60%)30質量部と天然ガス系フィッシャートロプシュワックス(Dシェル・MS社製、商品名:FT&#8722、融点92℃)20質量部をバッチ式サンドミル装置(カンペハピオ社製)で4時間、均一分散を行い、重合性単量体組成物3を調製した。
<超臨界重合工程>
前記、重合性単量体組成物3(250質量部)と重合開始剤としてV−65(和光純薬製2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)5質量部を耐圧反応セル(耐圧容器セルの50体積%)に充填し、超臨界流体として二酸化炭素を選択し、該二酸化炭素を供給ボンベにより前記反応セルに供給し、加圧ポンプと温度調製器で15MPa、50℃に調節し、40時間反応を行った。
反応終了後、圧力を維持したまま5℃に冷却し、加圧ポンプと背圧弁を使用して、背圧弁の出口側流量を5.0L/minに調整し、6時間、超臨界二酸化炭素をフローして残留モノマーを除去した後、常温、常圧まで徐々にもどして着色重合粒子3(収率は98%)を得た。コールターマルチサイザー(100μmアパチャーチューブ)による粒度分布測定では、重量平均粒子径(D4)は6.5μmであった。
−重合性単量体組成物の調整−
オイルブラックHBB(オリエント化学製)0.5質量部、及びオイルオレンジ201(オリエント化学製)0.02質量部とスチレン(100質量部)とジビニルベンゼン(0.5質量部)からなる重合性単量体と界面活性剤1(5質量部)と合成エステルワックス(日本油脂製、商品名:WEP05)5質量部をバッチ式サンドミル装置(カンペハピオ社製)で4時間、均一分散を行い、重合性単量体組成物4を調製した。
<超臨界重合工程>
前記、重合性単量体組成物4(100質量部)と重合開始剤としてAIBN(和光純薬製2,2’−アゾビスイソブチロニトリル)1質量部を耐圧反応セル(耐圧容器セルの20体積%)に充填し、超臨界流体として二酸化炭素を選択し、該二酸化炭素を供給ボンベにより前記反応セルに供給し、加圧ポンプと温度調製器で35MPa、50℃に調節し、40時間反応を行った。
反応終了後、圧力を維持したまま5℃に冷却し、加圧ポンプと背圧弁を使用して、背圧弁の出口側流量を5.0L/minに調整し、6時間、超臨界二酸化炭素をフローして残留モノマーを除去した後、常温、常圧まで徐々にもどして着色重合粒子4(収率は99%)を得た。コールターマルチサイザー(100μmアパチャーチューブ)による粒度分布測定では、重量平均粒子径(D4)は5.3μmであった。
実施例2において、界面活性剤2のかわりに界面活性剤4を使用し、カルナウバワックスのかわりにシリコーンワックス(東レダウコーニング社製、商品名:AMS−C30)を使用する以外は、実施例2と同様に操作して着色重合粒子5(収率は97%)を得た。コールターマルチサイザー(100μmアパチャーチューブ)による粒度分布測定では、重量平均粒子径(D4)は4.7μmであった。
実施例2において、界面活性剤2のかわりに界面活性剤5を使用し、カルナウバワックスのかわりにシリコーンワックス(東レダウコーニング社製、商品名:AMS−C30)を使用する以外は、実施例2と同様に操作して着色重合粒子6(収率は98%)を得た。コールターマルチサイザー(100μmアパチャーチューブ)による粒度分布測定では、重量平均粒子径(D4)は5.1μmであった。
<重合体と塩基性染料とを反応させて得られた着色剤(ポリマーダイ)の合成>
撹拌機、コンデンサー、温度計、窒素導入管を備えた1Lの4つ口フラスコを窒素置換し、蒸留水25gを入れ、オイルバス上で90℃に加熱した。p−スチレンスルホン酸ナトリウム125gを蒸留水360gに溶解した単量体水溶液と、過硫酸アンモニウム2gを蒸留水15gに溶解した重合開始剤水溶液を、各々滴下ロートで3時間にわたって滴下した。滴下後2時間重合し室温まで冷却した。得られた重合体水溶液をメタノール中に注ぎ、重合物を析出・精製した。得られた樹脂50gとカチロンイエローGLH(CIベーシックイエロー 14、保土谷化学社製)18gを500gの水に溶解し、5gの50%酢酸水溶液を添加し60℃で1時間撹拌した。沈殿物を濾別し、精製、乾燥しポリマーダイ1を得た。
合成したポリマーダイ1(35重量部)とスチレン(744重量部)とn−ブチルアクリレート(186重量部)とエチレングリコールジメタクリレート(5重量部)からなる重合性単量体とシリコーンワックス(東レダウコーニング社製、商品名:AMS−C30)50重量部と3mmφYTZジルコニアビーズ(10000重量部)を容器に入れ、ペイントシェーカー(セイワ技研社製)で4時間、均一分散を行った。これに界面活性剤1を50重量部と重合開始剤としてAIBN(和光純薬製、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル)30重量部を添加し、均一になるよう攪拌し重合性単量体組成物7を調製した。
前記、重合性単量体組成物7(150重量部)を攪拌装置のついた耐圧反応セル(耐圧容器セルの30体積%)に入れ、超臨界流体として二酸化炭素を選択し、該二酸化炭素を供給ボンベにより前記反応セルに供給し、攪拌しながら、加圧ポンプと温度調製器で30MPa、65℃に調節し、40時間反応を行った。反応終了後、5℃まで冷却したのち背圧弁を使用して常圧まで徐々に戻し、イエロー色の着色重合粒子7(収率97%)を得た。コールターマルチサイザーII(100μmアパチャーチューブ)による粒度分布測定では、重量平均粒子径(D4)5.8μm、個数平均粒子径(Dn)5.3μm、D4/Dn=1.09であった。この着色粒子の数平均分子量(Mn)は7,550であり、分子量分布(Mw/Mn)は2.23であった。
<ポリマーダイ2の作製>
前記、ポリマーダイ1のトルエン抽出を行った後、溶媒を留去し、トルエン可溶性成分からなるポリマーダイ2を得た。
合成したポリマーダイ2(60重量部)をスチレン(744重量部)とn−ブチルアクリレート(186重量部)とエチレングリコールジメタクリレート(5重量部)からなる重合性単量体に溶解させ、これにシリコーンワックス(東レダウコーニング社製、商品名:AMS−C30)50重量部と3mmφYTZジルコニアビーズ(10000重量部)を加え、ペイントシェーカー(セイワ技研社製)で4時間、均一分散を行った。これに界面活性剤1を50重量部と重合開始剤としてAIBN(和光純薬製、2,2’-アゾビスイソブチロニトリル)30重量部を添加し、均一になるよう攪拌し重合性単量体組成物8を調製した。
前記、重合性単量体組成物8(150重量部)を攪拌装置のついた耐圧反応セル(耐圧容器セルの30体積%)に入れ、超臨界流体として二酸化炭素を選択し、該二酸化炭素を供給ボンベにより前記反応セルに供給し、攪拌しながら、加圧ポンプと温度調製器で30MPa、65℃に調節し、40時間反応を行った。反応終了後、5℃まで冷却したのち背圧弁を使用して常圧まで徐々に戻し、イエロー色の着色重合粒子8(収率97%)を得た。コールターマルチサイザーII(100μmアパチャーチューブ)による粒度分布測定では、重量平均粒子径(D4)5.0μm、個数平均粒子径(Dn)4.8μm、D4/Dn=1.04であった。この着色粒子の数平均分子量(Mn)は8,120であり、分子量分布(Mw/Mn)は2.31であった。
撹拌翼、冷却コンデンサー、窒素ガス導入管を取り付けた密閉可能な反応容器を恒温水槽内に取り付け、この反応容器内に次の組成のものを仕込んだ。
エタノール 70質量部
蒸留水 30質量部
ポリビニルピロリドン 4質量部
撹拌翼を回転させポリビニルピロリドンを完全に溶解させた。次に以下の組成のものを容器内に仕込んだ。
スチレン 28質量部
エチルアクリレート 10質量部
n−ブチルメタクリレート 2質量部
エチレングリコールジメタクリレート 0.2質量部
四塩化炭素 0.03質量部
過酸化ベンゾイル 0.6質量部
反応開始から12時間後に室温に冷却して分散液を得た。一部サンプリングしてガスクロマトグラフィーで内部標準法による測定を行った結果、重合率は90%を越えていることを確認した。また、コールターマルチサイザー(100μmアパチャーチューブ)による粒度分布測定では、重量平均粒子径(D4)6.9μm、個数平均粒子径6.1μm、その比が1.13の樹脂微粒子を得た。
ついで、エタノール20質量部、ソルベントブラック30質量部を加熱溶解し、1μmのフィルターで非溶解分を取り除いたもののうちの20質量部とエタノール100質量部、樹脂微粒子1を100質量部とを、容器にとり、50℃で1時間攪拌して、樹脂微粒子の染着を行った。その後、染着液を室温に冷却し、遠心沈降し、上澄みを除き、エタノールに再分散する操作を3回行った後、濾過して比較着色重合粒子1(収率は90%)を得た。
−重合性単量体組成物の調整−
スチレン(80質量部)とn−ブチルアクリレート(20質量部)とジビニルベンゼン(0.5質量部)からなる重合性単量体と界面活性剤1(1質量部)と合成エステルワックス(日本油脂製、商品名:WEP05)5質量部をバッチ式サンドミル装置(カンペハピオ社製)で4時間、均一分散を行い、重合性単量体組成物9を調製した。
<超臨界重合工程>
前記、重合性単量体組成物9(100質量部)を耐圧反応セル(耐圧容器セルの20体積%)に充填し、超臨界流体として二酸化炭素を選択し、該二酸化炭素を供給ボンベにより前記反応セルに供給し、加圧ポンプと温度調製器で30MPa、65℃に調節した。これに、重合開始剤としてAIBN(和光純薬製、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル)を1質量部添加し、48時間反応を行った後、C.I.Disperse Yellow 160(日本化薬製)1質量部を添加し1時間染色を行った。反応終了後、圧力を維持したまま5℃に冷却し、加圧ポンプと背圧弁を使用して、背圧弁の出口側流量を5.0L/minに調整し、6時間、超臨界二酸化炭素をフローして残留モノマーを除去した後、常温、常圧まで徐々にもどして比較着色重合粒子2を得た。ここでコールターマルチサイザー(100μmアパチャーチューブ)による粒度分布測定では、重量平均粒子径(D4)は35.7μm(収率は98%)であった。この着色重合粒子を観察した結果、合着した粗紛粒子が多かったことから、分級による粗粉粒子除去を行った比較トナー2(重量平均粒子径(D4)は9.5μm)を得た。このとき、比較トナー2の回収率は5%であった。
また着色重合粒子100部に疎水性シリカ0.7質量部と、疎水化酸化チタン0.3質量部を添加し、ヘンシェルミキサーにて周速8m/sの条件にて5分間混合した1成分現像剤9〜16も調製した。(なお、現像剤9〜16に使用されている着色重合粒子は、着色重合粒子1〜8に順次、対応している。)
さらに比較着色重合粒子1を100質量部に疎水性シリカ0.7質量部と、疎水化酸化チタン0.3質量部を添加し、ヘンシェルミキサーにて周速8m/sの条件にて5分間混合した1成分現像剤である比較現像剤2を調製した。
比較トナー2については、回収率が低いことから評価を行わなかった。
<画像濃度>
普通紙の転写紙(株式会社リコー製、タイプ6200)に低付着量となる0.3±0.1mg/cm2の付着量におけるベタ画像出力後、画像濃度をX−Rite(X−Rite社製)により測定し、画像濃度1.4以上を◎、1.35以上1.4未満を○、1.3以上1.35未満を△、1.3未満を×とした。
画像面積率95%チャートを1000枚出力後の清掃工程を通過した感光体上の転写残トナーをスコッチテープ(住友スリーエム株式会社製)で白紙に移し、それをマクベス反射濃度計RD514型で測定し、下記基準により評価した。
〔評価基準〕
◎:ブランクとの差が0.005未満である。
○:ブランクとの差が0.005以上0.010未満である。
△:ブランクとの差が0.010以上0.02未満である。
×:ブランクとの差が0.02以上である。
画像面積率20%チャートを感光体から紙に転写後、クリーニングの直前における感光体上の転写残トナーをスコッチテープ(住友スリーエム株式会社製)で白紙に移し、それをマクベス反射濃度計RD514型で測定し、下記基準により評価した。
〔評価基準〕
◎:ブランクとの差が0.005未満である。
○:ブランクとの差が0.005以上0.010未満である。
△:ブランクとの差が0.010以上0.02未満である。
×:ブランクとの差が0.02以上である。
温度40℃、湿度90%RHの環境下、画像形成装置(株式会社リコー製、IPSiO Color8100)をオイルレス定着方式に改造してチューニングした評価機を用いて、各トナーを用いて画像面積率5%チャート連続100000枚出力耐久試験を実施後の複写機内のトナー汚染状態を目視にて、下記基準により評価した。
〔評価基準〕
◎:トナー汚れがまったく観察されず良好な状態である。
○:わずかに汚れが観察される程度であり問題とならない。
△:少し汚れが観察される程度である。
×:許容範囲外で非常に汚れがあり問題となる。
各トナーを用いて、画像面積率12%の文字画像パターンを用いて、連続10万枚出力耐久試験を実施し、そのときの帯電量の変化を評価した。スリーブ上から現像剤を少量採取し、ブローオフ法により帯電量変化を求め、下記基準により評価した。
〔評価基準〕
○:帯電量の変化が5μc/g未満である。
△:帯電量の変化が5μc/g以上10μc/g以下である。
×:帯電量の変化が10μc/gを超える。
画像面積率100%、75%、及び50%の帯チャートを1000枚出力後の現像ローラ、及び感光体上のフィルミングを観察し、下記基準で評価した。
〔評価基準〕
◎:まったくフィルミングが発生していない。
○:うっすらとフィルミングの発生を確認できる。
△:スジ状にフィルミングが発生している。
×:全面にフィルミングが発生している。
また、本トナーの製造方法では、廃液が発生せず、常圧に戻すだけで、いきなり乾燥した重合法トナーが得られることから、低コスト、低環境負荷、省エネルギー、省資源の面で従来工法にない画期的なトナー製造方法を提供できることも判った。
粒径測定
コールターカウンター法によるトナー粒子の粒度分布の測定装置としては、コールターカウンターTA−IIやコールターマルチサイザーII(いずれもコールター社製)があげられる。以下に測定方法について述べる。
まず、電解水溶液100〜150ml中に分散剤として界面活性剤(好ましくはポリオキシエチレンアルキルエーテル:商品名ドライウェル)を0.1〜5ml加える。ここで、電解液とは1級塩化ナトリウムを用いて約1%NaCl水溶液を調製したもので、例えばISOTON−II(コールター社製)が使用できる。ここで、更に測定試料を2〜20mg加える。試料を懸濁した電解液は、超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行ない、前記測定装置により、アパーチャーとして100μmアパーチャーを用いて、トナー粒子又はトナーの体積、個数を測定して、体積分布と個数分布を算出する。得られた分布から、トナーの重量平均粒径(D4)、個数平均粒径を求めることができる。
数平均分子量MnはGPC(gel permeation chromatography)によって以下の条件で測定した。
・装置:GPC−150C(ウォーターズ社製)
・カラム:KF801〜807(ショウデックス社製)
・温度:40℃
・溶媒:THF(テトラヒドロフラン)
・流速:1.0ml/分
・試料:濃度0.05〜0.6%の試料を0.1ml注入
以上の条件で測定した試料の分子量分布から単分散ポリスチレン標準試料により作成した分子量校正曲線を使用して試料数平均分子量Mn、重量平均分子量Mwを算出した。
・装置;TOSOH製 HLC−8220GPC
・カラム;TSKgel GMHHR−M(内径4.6mm×長さ15cm)×3本
・ガードカラム;TSKguardcolumn HHRH(S)
・溶媒;HFIP(ヘキサフルオロイソプロパノール)5mMトリフルオロ酢酸ナトリ
ウム溶液
・流速;0.2ml/min
・注入量;10μl
・カラム温度;40℃
・試料濃度;0.15wt%
・検出器;UV(254nm)、RI
分子量計算は、標準PMMA(ポリメチルメタクリレート)を用いて3次カーブで最適化して、数平均分子量Mn、重量平均分子量Mwを算出した。
101 像担持体
102 帯電手段
104 現像手段
107 クリーニング手段
(図2〜図5)
10 感光体(感光体ドラム)
10K ブラック用感光体
10Y イエロー用感光体
10M マゼンタ用感光体
10C シアン用感光体
14 支持ローラ
15 支持ローラ
16 支持ローラ
17 中間転写クリーニング装置
18 画像形成手段
20 帯電ローラ(帯電器)
21 露光装置
22 二次転写装置
23 ローラ
24 二次転写ベルト
25 定着装置
26 定着ベルト
27 加圧ローラ
28 シート反転装置
30 露光装置
32 コンタクトガラス
33 第1走行体
34 第2走行体
35 結像レンズ
36 読取りセンサ
40 現像器
41 現像ベルト
42K 現像剤収容部
42Y 現像剤収容部
42M 現像剤収容部
42C 現像剤収容部
43K 現像剤供給ローラ
43Y 現像剤供給ローラ
43M 現像剤供給ローラ
43C 現像剤供給ローラ
44K 現像ローラ
44Y 現像ローラ
44M 現像ローラ
44C 現像ローラ
45K ブラック現像ユニット
45Y イエロー現像ユニット
45M マゼンタ現像ユニット
45C シアン現像ユニット
49 レジストローラ
50 中間転写体
51 ローラ
52 分離ローラ
53 手差し給紙路
54 手差しトレイ
55 切換爪
56 排出ローラ
57 排出トレイ
58 コロナ帯電器
60 クリーニング装置
61 現像器
62 転写帯電器
63 感光体クリーニング装置
64 除電器
70 除電ランプ
80 転写ローラ
90 クリーニング装置
95 転写紙
100 画像形成装置
120 タンデム型現像器
130 原稿台
142 給紙ローラ
143 ペーパーバンク
144 給紙カセット
145 分離ローラ
146 給紙路
147 搬送ローラ
148 給紙路
150 複写装置本体
152 コロナ帯電器
153 定電流源
200 給紙テーブル
210 画像定着装置
220 加熱ローラ
230 加圧ローラ
300 スキャナ
400 原稿自動搬送装置(ADF)
(図6)
600 現像器
601 現像スリーブ
602 電源
603 現像部
604 感光体ドラム
(図7)
700 サーフ定着装置
701 定着フィルム
702 駆動ローラ
703 従動ローラ
704 加熱体
705 加圧ローラ
706 転写材
707 平面基板
708 定着ヒータ
709 定着温度センサ
Claims (9)
- 少なくともラジカル重合性単量体は溶解させるが、該ラジカル重合性単量体を重合した重合粒子は溶解させない超臨界流体中もしくは亜臨界流体中で、少なくともポリマーダイと該ラジカル重合性単量体を含有するラジカル重合性単量体組成物を重合させ、該超臨界流体もしくは亜臨界流体に不溶の着色重合粒子を得ることを特徴とする着色重合粒子の製造方法。
- 前記ポリマーダイが少なくとも一部がラジカル重合性単量体に可溶であることを特徴とする請求項1に記載の着色重合粒子の製造方法。
- 前記ポリマーダイを、前記ラジカル重合性単量体に溶解させて使用することを特徴とする請求項2に記載の着色重合粒子の製造方法。
- 前記超臨界流体もしくは亜臨界流体が、超臨界二酸化炭素もしくは亜臨界二酸化炭素であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の着色重合粒子の製造方法。
- 前記ラジカル重合性単量体組成物、または超臨界流体もしくは亜臨界流体が、超臨界流体もしくは亜臨界流体とラジカル重合性単量体の双方に機能する界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の着色重合粒子の製造方法。
- 前記重合が分散重合であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の着色重合粒子の製造方法。
- 前記ラジカル重合性単量体組成物が離型剤を含有し、離型剤を内包した着色重合粒子を得ることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の着色重合粒子の製造方法。
- 前記離型剤が、少なくとも離型剤とラジカル重合性単量体から調整された離型剤分散液を用いてラジカル重合性単量体組成物中に含有されたものであることを特徴とする請求項7に記載の着色重合粒子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008323904A JP5691127B2 (ja) | 2007-12-19 | 2008-12-19 | 着色重合粒子の製造方法および着色重合粒子、並びにこれを用いたトナー、現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007327059 | 2007-12-19 | ||
JP2007327059 | 2007-12-19 | ||
JP2008323904A JP5691127B2 (ja) | 2007-12-19 | 2008-12-19 | 着色重合粒子の製造方法および着色重合粒子、並びにこれを用いたトナー、現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009167409A JP2009167409A (ja) | 2009-07-30 |
JP5691127B2 true JP5691127B2 (ja) | 2015-04-01 |
Family
ID=40968950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008323904A Expired - Fee Related JP5691127B2 (ja) | 2007-12-19 | 2008-12-19 | 着色重合粒子の製造方法および着色重合粒子、並びにこれを用いたトナー、現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5691127B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5515213B2 (ja) * | 2007-12-19 | 2014-06-11 | 株式会社リコー | 着色重合粒子の製造方法 |
US8846810B2 (en) | 2010-03-08 | 2014-09-30 | Ricoh Company, Ltd. | Polymer particle and method for producing the same |
JP5609399B2 (ja) * | 2010-03-08 | 2014-10-22 | 株式会社リコー | ポリマー粒子の製造方法 |
EP2365016B1 (en) | 2010-03-08 | 2017-05-03 | Ricoh Company, Ltd. | Polymer and method for producing the same |
JP5644405B2 (ja) | 2010-11-18 | 2014-12-24 | 株式会社リコー | トナー |
CN103130969B (zh) * | 2013-02-06 | 2015-04-15 | 上海维凯光电新材料有限公司 | 含氟聚合物微球 |
JPWO2015087984A1 (ja) * | 2013-12-11 | 2017-03-16 | 三洋化成工業株式会社 | 複合粒子の製造方法、複合粒子及び分散体 |
WO2017138424A1 (ja) * | 2016-02-08 | 2017-08-17 | 日本曹達株式会社 | (メタ)アクリル酸エステル重合体の製造方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5964851A (ja) * | 1982-10-05 | 1984-04-12 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 静電荷像現像用トナー |
JPH0768462B2 (ja) * | 1986-07-24 | 1995-07-26 | 株式会社リコー | 高分子染料 |
JPH03140968A (ja) * | 1989-10-27 | 1991-06-14 | Mita Ind Co Ltd | 単分散重合体着色粒子及びその製造方法 |
CA2192187A1 (en) * | 1994-07-08 | 1996-01-25 | Robert S. Clough | Superatmospheric reaction |
JPH08269107A (ja) * | 1995-03-30 | 1996-10-15 | Xerox Corp | フリーラジカル重合方法 |
JP3980667B2 (ja) * | 1995-07-07 | 2007-09-26 | 株式会社トーメー | 高分子染料およびその製法、ならびに該高分子染料を用いてなる着色コンタクトレンズおよびその製法 |
JP4390664B2 (ja) * | 2004-09-10 | 2009-12-24 | 株式会社リコー | 画像形成用トナーの製造方法、トナー、現像剤及び画像形成方法 |
JP4965905B2 (ja) * | 2005-07-13 | 2012-07-04 | 株式会社リコー | トナー及びその製造方法、並びに画像形成方法 |
-
2008
- 2008-12-19 JP JP2008323904A patent/JP5691127B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009167409A (ja) | 2009-07-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4652299B2 (ja) | トナー及びその製造方法、並びに現像剤、トナー入り容器、プロセスカートリッジ、画像形成方法及び画像形成装置 | |
US8299190B2 (en) | Colored polymer particles, method for producing the same, and toner and developer using the same | |
JP5691127B2 (ja) | 着色重合粒子の製造方法および着色重合粒子、並びにこれを用いたトナー、現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP4099163B2 (ja) | 画像形成粒子製造方法、画像形成粒子からなるトナー、現像剤、画像形成方法、トナー入り容器、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
AU2006236025B2 (en) | Electrophotographic toner and electrophotographic developer and image forming method | |
JP4474211B2 (ja) | 静電荷像現像用トナーの製造方法 | |
JP2007108731A (ja) | 静電荷像現像用トナー、製造方法、及び製造装置、並びに、現像剤、トナー入り容器、プロセスカートリッジ、画像形成方法、及び画像形成装置 | |
JP4895999B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー、並びに、現像剤、トナー入り容器、プロセスカートリッジ、画像形成方法、及び画像形成装置 | |
JP4965905B2 (ja) | トナー及びその製造方法、並びに画像形成方法 | |
JP5515213B2 (ja) | 着色重合粒子の製造方法 | |
JP2010091661A (ja) | 着色粒子及びその製造方法、並びにトナー、現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 | |
JP4798202B2 (ja) | 静電潜像現像用トナーの製造方法 | |
JP4390664B2 (ja) | 画像形成用トナーの製造方法、トナー、現像剤及び画像形成方法 | |
JP4965823B2 (ja) | トナー及びその製造方法、並びに、前記トナーを用いた現像剤、トナー入り容器、、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP7338396B2 (ja) | トナー、トナーの製造方法、現像剤、トナー収容ユニット、画像形成装置並びに画像形成方法 | |
JP2019035906A (ja) | 静電潜像現像用トナー及び二成分現像剤 | |
JP4470594B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー、静電潜像現像用トナーの製造方法 | |
JP2006346557A (ja) | 粒子及びその製造方法、並びに、トナー及びこれを用いた画像形成方法 | |
JP5162866B2 (ja) | トナーの製造方法及びトナー | |
JP4798201B2 (ja) | 静電潜像現像用トナーの製造方法 | |
JP2009192984A (ja) | 電子写真用トナー、電子写真用現像剤、電子写真用トナーの製造方法、画像形成方法 | |
JP4322740B2 (ja) | 樹脂の製造方法、樹脂微粒子の製造方法、樹脂微粒子 | |
JP5369287B2 (ja) | トナーの製造方法 | |
JP2006243237A (ja) | 静電荷像現像用トナー、これを用いた画像形成装置、プロセスカートリッジおよびトナー入り容器 | |
JP2003255622A (ja) | 静電荷像現像剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111019 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111216 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130607 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130717 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20130816 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140513 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140704 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150119 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5691127 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |