JPH10340581A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH10340581A
JPH10340581A JP9149159A JP14915997A JPH10340581A JP H10340581 A JPH10340581 A JP H10340581A JP 9149159 A JP9149159 A JP 9149159A JP 14915997 A JP14915997 A JP 14915997A JP H10340581 A JPH10340581 A JP H10340581A
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bit line
gate
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    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
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    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
    • G11C7/065Differential amplifiers of latching type

Abstract

(57)【要約】 【課題】 超低圧動作が可能で、しかも動作マージンを
充分に得ることができるセンスアンプを備えた半導体集
積回路装置を提供すること。 【解決手段】 ビット線BLにソースを接続し、ビット
線に /BLにゲートを接続したNMOS N1と、ビッ
ト線 /BLにソースを接続し、ビット線にBLにゲート
を接続したNMOS N2とを含むN型センスアンプ1
1を有し、このN型センスアンプを活性にする時、制御
信号線SANの電位を、接地電位Vssよりも低い電位
Vss2とし、メモリセルMCのキャパシタC1にデー
タを再書き込みする時、制御信号線SANの電位を接地
電位Vssとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
装置に係わり、特に低電圧においても確実に動作するビ
ット線センスアンプを備えたダイナミック型半導体メモ
リに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板上の加工技術が進歩するにつ
れて、半導体記憶装置で用いられる素子の大きさもスケ
ールされ、次第に小さくなってきている。これに伴い、
従来と同じ電源電圧Vccを用いたままでは、素子の各
部の電界密度が高くなりすぎて、信頼性が劣化するよう
になってきた。信頼性の劣化を抑制するため、動作電源
電圧Vccは、次第に小さくされる傾向にある。例えば
1MビットのDRAMでは、電源電圧が5Vであった
が、現在、量産されている16MビットのDRAMの多
くは、電源電圧が3.3Vである。
【0003】さらに、電源電圧Vccの低圧化は、消費
電力の低減という、二次的な利点も合わせて得られる。
このため、電源電圧Vccの低圧化は、今日、半導体の
分野において重要な技術に発展してきている。
【0004】ところで、近時、PDAなどの携帯器機
が、急速に普及している。急速に普及した要因として、
小型化、性能の向上、機能の高度化があげられる。特に
近年では、その機能の高度化に伴い、DRAMなどの半
導体メモリも、携帯器機の内部システムに組み込まれる
ようになってきている。
【0005】しかし、携帯器機の、いっそうの小型化、
性能の向上、機能の高度化を図るため、半導体メモリの
いっそうの低圧動作化が模索され始めてきた。つまり、
電源電圧を、3.3Vから、一挙に1V〜1.5Vとす
る。これにより、携帯器機の消費電力を、いっそう低下
でき、また、電池による動作も可能とする。
【0006】さらには1V以下の電源電圧Vccで動作
する、超低圧動作型の半導体メモリを実現させる。この
ような半導体メモリは、携帯器機のみならず、他の電子
器機の分野においても、有用である。
【0007】しかし、電源電圧Vccの低圧化が進展す
るにつれ、ビット線センスアンプにより、メモリセルか
らの微弱な情報信号を検出し、増幅させることが、難し
くなってきた。
【0008】以下、典型的なビット線センスアンプを説
明する。図17は、従来のDRAMに使用されている、
典型的なビット線センスアンプの回路図である。図18
は、その動作波形図である。
【0009】まず、回路の構成を説明する。図17に示
すように、ダイナミック型のメモリセルMC1に接続さ
れたビット線BL、他のメモリセルMC2に接続された
反転ビット線 /BLがそれぞれ設けられている。ビット
線BLと反転ビット線 /BLとは、互いに対をなしてい
る(以下、ビット線対という)。
【0010】メモリセルMC1は、電流通路の一端を、
ビット線BLに接続し、ゲートをワード線WL1に接続
したトランスファトランジスタTR1と、ストレージノ
ード電極SN1を、トランジスタTR1の電流通路の他
端に接続し、プレート電極にプレート電位VPLを受ける
メモリキャパシタC1とにより構成されている。同様
に、メモリセルMC2は、電流通路の一端を、反転ビッ
ト線 /BLに接続し、ゲートをワード線WL2に接続し
たトランスファトランジスタTR2と、ストレージノー
ド電極SN2を、トランジスタTR2の電流通路の他端
に接続し、プレート電極にプレート電位VPLを受けるメ
モリキャパシタC2とにより構成されている。
【0011】ビット線対には、ビット線対イコライザ1
0、N型センスアンプ11、P型センスアンプ12がそ
れぞれ接続されている。ビット線対イコライザ10は、
電流通路をビット線BLと反転ビット線 /BLとの間に
直列に接続したNチャネル型MOSFET(以下NMO
Sという)N3と、電流通路の一端をビット線BLに接
続し、その他端に高電位Vccと低電位Vssとの中間
の電位Vcc/2を受けるNMOS N4と、電流通路
の一端を反転ビット線 /BLに接続し、その他端に中間
の電位を受けるNMOS N5とにより構成されてい
る。これらNMOS N3〜N5のゲートにはそれぞ
れ、プリチャージ信号PRCが供給される。
【0012】N型センスアンプ11は、電流通路の一端
をビット線BLに接続し、ゲートを反転ビット線 /BL
に接続したNMOS N1と、電流通路の一端を反転ビ
ット線 /BLに接続し、ゲートをビット線BLに接続し
たNMOS N2とにより構成されている。これらNM
OS N1、N2の電流通路の他端はそれぞれ、駆動ノ
ードSANに接続されている。
【0013】駆動ノードSANは、スイッチSW1Nを
介して中間の電位Vcc/2に接続されるとともに、ス
イッチSW2Nを介して低電位Vssに接続されてい
る。P型センスアンプ12は、電流通路の一端をビット
線BLに接続し、ゲートを反転ビット線 /BLに接続し
たPMOS P1と、電流通路の一端を反転ビット線 /
BLに接続し、ゲートをビット線BLに接続したPMO
S P2とにより構成されている。これらPMOS P
1、P2の電流通路の他端はそれぞれ、駆動ノードSA
Pに接続されている。
【0014】駆動ノードSAPは、スイッチSW1Pを
介して中間の電位Vcc/2に接続されるとともに、ス
イッチSW2Pを介して高電位Vccに接続されてい
る。次に、その動作を説明する。
【0015】図18に示すように、待機期間(プリチャ
ージ期間)中、ワード線WL1の電位は、低電位Vss
になっている。また、スイッチSW1N、SW1Pはそ
れぞれオン、スイッチSW2N、SW2Pはそれぞれオ
フされている。これにより、駆動ノードSAN、SAP
の電位はそれぞれ、中間の電位Vcc/2にされる。ま
た、プリチャージ信号PRCは高電位Vccとなってお
り、ビット線対BL、/BLの電位はそれぞれ、中間の
電位Vcc/2にイコライズされている。
【0016】上記待機期間の後、読み出し/書き込み期
間(アクティブ期間)が発生される。待機期間から読み
出し/書き込み期間に移行するとき、まず、プリチャー
ジ信号PRCが低電位Vssに遷移する。また、スイッ
チSW1N、SW1Pはそれぞれオフされ、駆動ノード
SAN、SAPはそれぞれ、中間の電位Vcc/2から
切り離される。この後、ワード線のうち、ワード線WL
1が選択されたとすると、ワード線WL1の電位は、高
電位Vccよりも高い、ワード線昇圧電位VWLHとな
る。メモリセルMC1のストレージノード電極SN1に
は、蓄積電荷の量に応じた情報が書き込まれている。読
み出し動作の場合、ワード線WL1の電位が電位VWL
Hとなることによって、メモリセルMC1のトランスフ
ァトランジスタTR1がオンし、ストレージノード電極
SN1に書き込まれていた情報が、ビット線BLに伝え
られる。これにより、ビット線BLの電位は微弱に変化
する。ストレージノード電極SN1に、データ“1”が
書き込まれていた場合には、ビット線BLの電位は、+
ΔV上昇する。反対にデータ“0”が書き込まれていた
場合には、ビット線BLの電位は、−ΔV下降する。図
18中では、+ΔV上昇する例を示している。また、電
位ΔVと、メモリキャパシタCS/ビット線容量CBと
の間には、ΔV=(CS/CB)×(Vcc/2)の関
係がある。ビット線BLの電位が微弱に変化した後、ス
イッチSW2N、SW2Pをオンさせる。これにより、
駆動ノードSANは低電位Vssに接続され、駆動ノー
ドSAPは高電位Vccに接続される。これにより、セ
ンスアンプ11、12がアクティブになり、ビット線B
Lの電位は(Vcc/2)+ΔVから高電位Vccにさ
らに上昇され、一方、反転ビット線 /BLの電位は(V
cc/2)から低電位Vssにさらに下降され、ビット
線対間の電位差が増幅される。増幅されたビット線対間
の電位差は、読み出しデータとして、図示せぬデータ線
に伝えられる。また、ビット線対間の電位差は、センス
アンプ11、12がアクティブとなっている間、センス
アンプ11、12にラッチされる。ラッチされたビット
線BLの電位Vccは、メモリセルMC1への再書き込
みデータとして利用され、メモリセルMC1に、データ
“1”が、再度書き込まれる。
【0017】ここで、センスアンプによる電位増幅の原
理を説明する。以下では、簡単のため、図17に示すN
型センスアンプ11(NMOS N1、N2、駆動ノー
ドSAN)を参照して説明する。
【0018】図19は電位増幅の原理を説明するための
図で、(A)図はセンスアンプが駆動される前の状態を
示す図、(B)図はセンスアンプが駆動中の状態を示す
図である。
【0019】図19(A)に示すように、N型センスア
ンプ11が駆動される前の状態では、ビット線BLの電
位が{(Vcc/2)+ΔV}、反転ビット線 /BLの
電位が(Vcc/2)、駆動ノードSANの電位が(V
cc/2)である。
【0020】この後、図19(B)に示すように、駆動
ノードSANの電位が(Vss)となり、N型センスア
ンプ11が駆動する。駆動ノードSANの電位が(Vs
s)となると、ビット線BLの電位(電荷)が、NMO
S N1を介して低電位(Vss)にディスチャージさ
れようとする。同様に、反転ビット線 /BLの電位(電
荷)が、NMOS N2を介して低電位(Vss)にデ
ィスチャージされようとする。しかし、NMOS N2
に注目してみると、ソースS2の電位は(Vss)、ゲ
ートG2の電位は{(Vcc/2)+ΔV}である。ま
た、同様にNMOS N1に注目してみると、ソースS
1の電位は(Vss)、ゲートG1の電位は(Vcc/
2)である。つまり、ゲート〜ソース間の電位差VGS
は、NMOS N1よりも、NMOS N2のほうが大
きい。このような状態では、NMOS N2の電流駆動
能力は、NMOS N1の電流駆動能力よりも高くなっ
ている。したがって、反転ビット線 /BLの電位(電
荷)は、ビット線BLの電位(電荷)よりも先に、NM
OS N2を介して低電位Vssにディスチャージされ
ていく。反転ビット線 /BLの電位が下がることによ
り、NMOS N1のゲートG1の電位が下がる。そし
て、NMOS N1の電流駆動能力は、低下しだす。N
MOS N1の電流駆動能力が低下しだすことによっ
て、NMOS N2の電流駆動能力とNMOS N1の
電流駆動能力との差は、益々拡大されていく。この結
果、反転ビット線 /BLの電位は、ビット線BLより
も、より速やかに低電位Vssに近づくようになる。
【0021】なお、P型センスアンプ12においても、
N型センスアンプ11と対称的な動作原理によって、ビ
ット線BLの電位が、反転ビット線 /BLよりも、より
速やかに高電位Vccに近づくようになる。
【0022】最終的に、ビット線BLの電位が(Vc
c)、反転ビット線 /BLの電位が(Vss)となった
段階でそれぞれ、駆動ノードSAPからのビット線BL
への電荷のチャージ、および反転ビット線 /BLからの
駆動ノードSANへの電荷のディスチャージがそれぞ
れ、停止される。
【0023】以上が、センスアンプの電位増幅の原理で
ある。上記のような典型的なセンスアンプにおいて、電
源電圧Vccが、より低圧化、例えば1〜1.5Vとな
ると、NMOS N1、N2それぞれのゲート〜ソース
間電圧VGS{=(Vcc/2)−Vss}が小さくな
り、NMOS N1、N2それぞれの電流駆動能力は、
従来に増して下がる。これは、センスアンプの電位増幅
動作を緩慢にする。
【0024】さらに電源電圧Vccが、1V以下に超低
圧化されてくると、NMOS N1、N2が充分に動作
しない現象が発生してくる。ゲート〜ソース間電圧VG
Sよりも、NMOS N1、N2のしきい値電圧の方が
高くなってしまうためである。この状態では、駆動ノー
ドSANの電位を(Vss)に接続しても、NMOSN
1、N2のソース〜ドレイン間電圧VDSがそれぞれ
{(Vcc/2)+ΔV}、(Vcc/2)となるだけ
で、反転ビット線 /BLの電荷を、駆動ノードSAN
に、有効にディスチャージできない。このため、センス
アンプの電位増幅動作は、さらに緩慢となる。
【0025】この事情を解消するには、NMOS N
1、N2のしきい値電圧を低く設定すれば良いが、通
常、NMOS N1、N2のしきい値電圧には、0.4
〜0.5V以上が必要である。NMOS N1、N2の
しきい値電圧をあまりにも低く設定すると、N型センス
アンプ11、P型センスアンプ12により構成される、
即ち、CMOS型回路で構成されるセンスアンプに、高
電位Vcc〜低電位Vss間に貫通電流が発生するため
である。さらにはNMOS N1、N2と同じ形成工程
で形成されるNMOSを使用した周辺回路においても、
同様な貫通電流が発生する。貫通電流は、周知のように
消費電力を増加させる。
【0026】このような電源電圧Vccの超低圧化によ
る事情を解消するセンスアンプが、ISSCC 95 M.Nakamur
a et al.“A 29ns 64Mb DRAM with Hierachical Array
Architecture”に報告されている。この文献に報告され
ているセンスアンプでは、駆動ノードSAPを、メモリ
セルのデータ“1”、つまり高電位Vccよりも高い電
位Vcc2に一旦接続し、センスアンプの駆動開始初期
における、P型センスアンプのPMOS P1、P2の
ゲート〜ソース間電圧VGSを、より大きくする。
【0027】以下、このセンスアンプによる電位増幅の
原理を、図17、図18に示したセンスアンプに対応さ
せて、簡単に説明する。図20は、従来のDRAMのビ
ット線センスアンプ近傍の回路図である。図21は、そ
の動作波形図である。これらの図において、図17、図
18と同一の部分については、同一の参照符号を付し、
異なる部分のみを説明する。
【0028】図20に示すように、図17に示した回路
と異なる部分は、駆動ノードSAPが、スイッチSW3
Pを介して、高電位Vccよりもさらに高い電位Vcc
2に接続されていることである。
【0029】次に、その動作を説明する。図21に示す
ように、待機期間(プリチャージ期間)中、ワード線W
L1の電位は、低電位Vssになっている。また、スイ
ッチSW1N、SW1Pはそれぞれオン、スイッチSW
2N、SW2P、SW3Pはそれぞれオフされている。
これにより、駆動ノードSAN、SAPの電位はそれぞ
れ、中間の電位Vccにされる。
【0030】上記待機期間の後、読み出し/書き込み期
間(アクティブ期間)が発生される。待機期間から読み
出し/書き込み期間に移行するとき、まず、プリチャー
ジ信号PRCが低電位Vssに遷移する。また、スイッ
チSW1N、SW1Pはそれぞれオフされ、駆動ノード
SAN、SAPはそれぞれ、中間の電位Vcc/2から
切り離される。この後、ワード線WL1が選択され、ワ
ード線WL1の電位が、高電位Vccよりも高い、ワー
ド線昇圧電位VWLHとなる。これにより、ストレージ
ノード電極SN1に書き込まれていた情報が、ビット線
BLに伝えられ、ビット線BLの電位が、±ΔVの範囲
で微弱に変化する。図21中では、+ΔV上昇する例を
示している。ビット線BLの電位が微弱に変化した後、
スイッチSW3Pをオンさせ、駆動ノードSAPを、充
分に高い電位Vcc2に接続する。このとき、反転ビッ
ト線 /BLの電位(Vcc/2)と、駆動ノードSAPの
電位(Vcc2)との差を、電位(Vcc/2)よりも
大きくなる。これにより、PMOS P1のゲート〜ソ
ース間の電位差VGS=(Vcc2)−(Vcc/2)
は、PMOS P1のしきい値電圧よりも大きくなり、
P型センスアンプ12が、充分な電位増幅動作を開始す
る。P型センスアンプ12は、上述した電位増幅の原理
にしたがって、ビット線BLを、反転ビット線 /BLよ
りも先に、PMOS P1を介して充分に高い電位Vc
c2にチャージしだす。これにより、ビット線BLの電
位が上昇(この上昇分を+αとする)する。上昇したビ
ット線BLの電位によって、NMOS N2のゲート〜
ソース間の電位差VGS={(Vcc/2)+Δ+α}
−(Vss)は、やがてNMOS N2のしきい値電圧
を超える。今度はN型センスアンプ11が、充分な電位
増幅動作を開始する。N型センスアンプ11は、上述し
た電位増幅の原理にしたがって、反転ビット線 /BLの
電荷を、NMOS N2を介して、ビット線BLよりも
先に、低電位Vssにディスチャージする。このように
して、ビット線対間の電位差が充分に増幅された後、ス
イッチSW3Pをオフし、スイッチSW2Pをオンす
る。これにより、ビット線BLの電位(Vcc2)を、
高電位(Vcc)にディスチャージする。ラッチされた
ビット線BLの電位Vccは、メモリセルMC1への再
書き込みデータとして利用され、メモリセルMC1に、
データ“1”が、再度書き込まれる。
【0031】このようなセンスアンプでは、センスアン
プ駆動開始時に、駆動ノードSAPを、充分に高い電位
Vcc2とし、P型センスアンプ11を先に駆動させ、
ビット線BLの電位を、まず上昇させる。この後、上昇
されたビット線BLの電位を利用してN型センスアンプ
12を駆動させる。
【0032】このような方法により、電源電圧Vcc
が、NMOS N1、N2のしきい値電圧の2倍よりも
低くなるまで、超低圧化された場合でも、ビット線対間
の電位差を、センスアンプにより増幅することができ
る。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、超低圧
動作化された半導体メモリに使用できる、ビット線セン
スアンプでは、その動作マージンが、典型的なセンスア
ンプよりも縮小する、という技術的な困難が見いだされ
た。
【0034】現在の半導体製造技術では、チップ全体、
あるいはウェーハ全体でのしきい値電圧のばらつきは、
PMOSの方が、NMOSよりも、はるかに大きくなっ
てしまう。
【0035】図20に示した超低圧で動作するセンスア
ンプでは、P型センスアンプ11を、N型センスアンプ
12よりも先に動作させる。つまり、その電位増幅の初
期動作が、しきい値電圧が広範囲にばらついているPM
OSにより行われる。
【0036】センスアンプの動作において、対となる2
つのトランジスタのしきい値電圧が、製造上の事情によ
って異なってしまっている場合、センスアンプの誤動作
を引き起こす場合がある。即ち、上述したように、セン
スアンプの動作原理は、メモリセルの電荷がビット線に
転送されることにより、ビット線対に現れる微少な電位
差を、それぞれのビット線をゲート電極に接続した2つ
の駆動能力の差によって増幅するというものであるか
ら、しきい値電圧がこの微少信号電位よりも大きくばら
ついてしまうと、信号を正確に増幅できなくなってしま
う。したがって、信号電位が製造上の原因によるトラン
ジスタのしきい値電圧のばらつきに比べて充分に大きな
ものとすることが、動作マージンを確保する上での条件
となる。
【0037】電位増幅の初期動作を、しきい値電圧が広
範囲にばらついているPMOSセンスアンプにより行
う、従来の超低圧動作が可能なセンスアンプでは、電源
電圧のふらつきや、温度などの使用環境に対する動作マ
ージンを、電位増幅の初期動作をNMOSセンスアンプ
により行う場合と、同等に確保するためには、ビット線
対に現れる微少電位を大きく設定する必要がある。例え
ば電源電圧の最低値を高めに設定したり、さもなくばセ
ルキャパシタの容量を大きくするなどが考えられる。と
ころが、電源電圧を高くすることは超低圧動作の目的と
反し、また、セルキャパシタの容量を大きくするために
は、半導体の製造プロセスを改良するなどの技術的な困
難が伴う。
【0038】この発明は、上記の事情に鑑み為されたも
ので、その目的は、超低圧動作が可能で、しかも動作マ
ージンを充分に得ることができるセンスアンプを備え
た、メモリ機能を有する半導体集積回路装置を提供する
ことにある。
【0039】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明では、複数のワード線と、複数
のビット線と、少なくとも2レベルの情報電位を蓄える
ことができる容量素子、および前記ワード線の電位レベ
ルにより、前記容量素子と前記ビット線との電気的な接
続を制御するトランスファトランジスタとを含む、複数
のメモリセルと、前記複数のビット線のうち、第1のビ
ット線にドレインを接続し、第2のビット線にゲートを
接続した第1のNチャネル型絶縁ゲートFET、および
前記第2のビット線にドレインを接続し、前記第1のビ
ット線にゲートを接続した第2のNチャネル型絶縁ゲー
トFETを含むN型センスアンプと、前記N型センスア
ンプに含まれる第1、第2のNチャネル型絶縁ゲートF
ETのソースに、N型センスアンプ駆動電位を供給する
N型センスアンプドライバとを具備する。そして、前記
N型センスアンプを活性にする時、前記N型センスアン
プドライバが供給するN型センスアンプ駆動電位を、前
記メモリセルに蓄えられる情報電位のうち、最低の電位
よりも低い第1の電位とし、前記メモリセルの容量素子
に情報電位を再書き込みする時、前記N型センスアンプ
ドライバが供給するN型センスアンプ駆動電位を、前記
メモリセルに蓄えられる情報電位のうち、前記最低の電
位とほぼ等しい第2の電位とする、センスアンプ制御回
路を具備することを特徴とする。
【0040】また、請求項2に係る発明では、請求項1
に係る発明において、待機状態および非選択状態の少な
くともいずれかにおける前記ワード線の電位を、前記第
2の電位とほぼ等しいかそれ以下の第3の電位とするこ
とを特徴とする。
【0041】また、請求項3に係る発明では、請求項1
および請求項2いずれかに係る発明において、前記第2
の電位は、外部から与えられる接地電位と等しい電位で
あることを特徴とする。
【0042】また、請求項4に係る発明では、請求項1
乃至請求項3いずれか一つに係る発明において、前記第
1のビット線にドレインを接続し、前記第2のビット線
にゲートを接続した第1のPチャネル型絶縁ゲートFE
T、および前記第2のビット線にドレインを接続し、前
記第1のビット線にゲートを接続した第2のPチャネル
型絶縁ゲートFETを含むP型センスアンプと、前記P
型センスアンプに含まれる第1、第2のNチャネル型絶
縁ゲートFETのソースに、P型センスアンプ駆動電位
を供給するP型センスアンプドライバとをさらに具備
し、前記制御回路は、前記P型センスアンプを活性にす
る時、前記P型センスアンプドライバが供給するP型セ
ンスアンプ駆動電位を、前記メモリセルに蓄えられる情
報電位のうち、最高の電位よりも高い第4の電位とし、
前記メモリセルの容量素子に情報電位を再書き込みする
時、前記P型センスアンプドライバが供給するP型セン
スアンプ駆動電位を、前記メモリセルに蓄えられる情報
電位のうち、前記最高の電位とほぼ等しい第5の電位と
することを特徴とする。
【0043】また、請求項5に係る発明では、請求項4
に係る発明において、前記容量素子に蓄えられる情報電
位のうち、最低の電位と最高の電位との電位差は、電源
電圧とほぼ等しく、前記第1の電位と前記第4の電位と
の電位差は、前記電源電圧以上であることを特徴とす
る。
【0044】また、請求項6に係る発明では、請求項1
乃至請求項5いずれか一つに係る発明において、前記第
1、第2のビット線はそれぞれ、前記複数のメモリセル
に接続される第1の部分と、前記N型センスアンプに接
続される第2の部分とを含み、前記第1の部分と前記第
2の部分とを接続するNチャネル型絶縁ゲートFETを
含むゲート回路をさらに具備し、前記N型センスアンプ
駆動電位が前記第1の電位とされ、前記N型センスアン
プが活性になっている時、前記ゲート回路のNチャネル
型絶縁ゲートFETのゲートの電位を、前記第2の電位
以下の第6の電位として、前記ゲート回路のNチャネル
型絶縁ゲートFETをオフさせておくことを特徴とす
る。
【0045】また、請求項7に係る発明では、請求項1
乃至請求項5いずれか一つに係る発明において、前記第
1、第2のビット線はそれぞれ、前記複数のメモリセル
のうち、第1のメモリセル群に接続される第1の部分
と、前記複数のメモリセルのうち、第2のメモリセル群
に接続される第2の部分と、前記N型センスアンプに接
続される第3の部分とを含み、前記第1の部分と前記第
3の部分とを接続するNチャネル型絶縁ゲートFETを
含む第1のゲート回路、および前記第2の部分と前記第
3の部分とを接続するNチャネル型絶縁ゲートFETを
含む第2のゲート回路をさらに具備し、待機状態から読
み出し/書き込み期間に遷移する時、前記第1、第2の
ゲート回路のうち、いずれか一方のゲート回路に含まれ
るNチャネル型絶縁ゲートFETのゲートの電位を前記
第2の電位以下の第7の電位とし、前記一方のゲート回
路をオフさせておくことを特徴とする。
【0046】また、請求項8に係る発明では、請求項7
に係る発明において、前記読み出し/書き込み期間に遷
移した後、前記N型センスアンプ駆動電位が、少なくと
も前記第1の電位とされている間、前記第1、第2のゲ
ート回路うち、他方のゲート回路に含まれるNチャネル
型絶縁ゲートFETのゲートの電位を前記第7の電位と
し、前記他方のゲート回路をオフさせておくことを特徴
とする。
【0047】また、請求項9に係る発明では、請求項7
および請求項8いずれかに係る発明において、前記ビッ
ト線をプリチャージ電位にプリチャージするビット線プ
リチャージ回路が、前記第3の部分に接続されているこ
とを特徴とする。
【0048】また、請求項10に係る発明では、請求項
1乃至請求項9いずれか一つに係る発明において、前記
第1、第2のビット線はそれぞれ、前記複数のメモリセ
ルに接続される第1の部分と、前記N型センスアンプに
接続される第2の部分とを含み、前記第1の部分と前記
第2の部分とを接続する、負のしきい値電圧を持つPチ
ャネル型絶縁ゲートFETを含むゲート回路と、前記N
型センスアンプ駆動電位が前記第1の電位とされ、前記
N型センスアンプが活性になっている時、前記ゲート回
路のPチャネル型絶縁ゲートFETのゲートの電位を、
前記第2の電位とほぼ等しい第8の電位とし、前記N型
センスアンプ駆動電位が前記第2の電位とされ、前記メ
モリセルの容量素子に情報電位が再書き込みされる時、
前記ゲート回路のPチャネル型絶縁ゲートFETのゲー
トの電位を、前記第2の電位以下の第9の電位とする、
タイミング制御回路とをさらに具備することを特徴とす
る。
【0049】また、請求項11に係る発明では、請求項
1乃至請求項10いずれか一つに係る発明において、前
記複数のビット線のプリチャージ電位と接地電位との電
位差は、前記第1、第2のNチャネル型絶縁ゲートFE
Tのしきい値電圧以下であることを特徴とする。
【0050】上記目的を達成するために、請求項12に
係る発明では、複数のワード線と、複数のビット線と、
少なくとも2レベルの情報電位を蓄えることができる容
量素子、および前記ワード線の電位レベルにより、前記
容量素子と前記ビット線との電気的な接続を制御するト
ランスファトランジスタとを含む、前記ワード線と前記
ビット線との電気的交点に配置された複数のメモリセル
と、前記複数のビット線のうち、第1のビット線にドレ
インを接続し、第2のビット線にゲートを接続した第1
のNチャネル型絶縁ゲートFET、および前記第2のビ
ット線にドレインを接続し、前記第1のビット線にゲー
トを接続した第2のNチャネル型絶縁ゲートFETを含
むN型センスアンプと、前記複数のビット線のうち、前
記第1のビット線にドレインを接続し、前記第2のビッ
ト線にゲートを接続した第1のPチャネル型絶縁ゲート
FET、および前記第2のビット線にドレインを接続
し、前記第1のビット線にゲートを接続した第2のPチ
ャネル型絶縁ゲートFETを含むP型センスアンプとを
具備する。そして、前記容量素子に蓄えられている情報
電位を、電源電圧の中間の電位であるプリチャージ電位
にプリチャージされている第1、第2のビット線のいず
れか一方に伝達し、前記第1、第2のビット線間の微少
電位差を生じさせ、前記第1、第2のNチャネル型絶縁
ゲートFETのソースに、このソースと前記微少電位差
を生じた第1、第2のビット線のうち、低電位側のビッ
ト線の電位との電位差を、前記第1、第2のNチャネル
型絶縁ゲートFETのしきい値電圧以上とする、前記電
源電圧の低電位側電位よりも低い第1の電位を供給し
て、前記低電位側のビット線をディスチャージし、前記
ディスチャージされたビット線の電位を、前記第1、第
2のPチャネル型絶縁ゲートFETのうち、高電位側の
ビット線にドレインを接続したPチャネル型絶縁ゲート
FETのゲートに供給して、前記高電位側のビット線を
チャージすることにより、前記第1、第2のビット線間
に生じた微少電位差を増幅することを特徴とする。
【0051】また、請求項13に係る発明では、請求項
12に係る発明において、前記メモリセルに情報を書き
込むとき、前記第1、第2のNチャネル型絶縁ゲートF
ETのソースに、前記第1の電位に代えて、前記容量素
子に蓄えられる情報電位のうち、最低の電位とほぼ等し
い電位である、前記第1の電位よりも高い第2の電位を
供給することを特徴する。
【0052】また、請求項14に係る発明では、請求項
13に係る発明のにおいて、前記第2の電位は、前記電
源電圧の低電位側電位と同じであることを特徴とする。
また、請求項15に係る発明では、請求項12乃至請求
項14いずれか一つに係る発明において、少なくとも前
記第1、第2のビット線間に電位差が生じている時、待
機状態、あるいは非選択状態のワード線の電位は、前記
電位差が生じた第1、第2のビット線のうち、低電位側
のビット線の電位と前記トランスファトランジスタのゲ
ートの電位との間の電位差が、このトランスファトラン
ジスタのしきい値電圧を超えない値になっていることを
特徴とする。
【0053】また、請求項16に係る発明では、請求項
12乃至請求項15いずれか一項に係る発明において、
前記記第1、第2のビット線の、前記N型センスアンプ
と前記メモリセルとの間の部分に、前記N型センスアン
プと前記メモリセルとを電気的に接続、もしくは非接続
にするゲート回路をさらに具備し、前記ゲート回路は、
前記第1のビット線に電流通路を直列に接続した第3の
Nチャネル型絶縁ゲートFETと、前記第2のビット線
に電流通路を直列に接続した第4のNチャネル型絶縁ゲ
ートFETとを含み、前記N型センスアンプと前記メモ
リセルとを電気的に非接続にする時、前記第3、第4の
Nチャネル型絶縁ゲートFETのゲートに、前記第2の
電位とほぼ等しい第3の電位を与えることを特徴とす
る。 また、請求項17に係る発明では、請求項16に
係る発明において、前記N型センスアンプが増幅動作を
行っている間、前記N型センスアンプと前記メモリセル
とを電気的に非接続にすることを特徴とする。
【0054】また、請求項18に係る発明では、請求項
12乃至請求項17いずれか一つに係る発明において、
前記第1、第2のビット線の、前記N型センスアンプと
前記メモリセルとの間の部分に、ゲート回路をさらに具
備し、前記ゲート回路は、前記第1のビット線に電流通
路を直列に接続した第3のPチャネル型絶縁ゲートFE
Tと、前記第2のビット線に電流通路を直列に接続した
第4のPチャネル型絶縁ゲートFETとを含み、少なく
とも前記N型センスアンプが増幅動作を行っている間、
前記第1、第2のビット線のうち、前記メモリセル側の
部分の電位差を、前記N型センスアンプ側の部分の電位
差よりも、前記第3、第4のPチャネル型絶縁ゲートF
ETのしきい値電圧分小さくすることを特徴とする。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施の形態によ
り説明する。図1は、この発明の第1の実施形態に係る
DRAMのビット線センスアンプの回路図、図2は、そ
の動作波形図、図3は、そのビット線センスアンプを備
えたDRAMのブロック図である。
【0056】図1に示すように、セルアレイには、複数
のワード線WL(WL1、WL2) 、および複数のビット線BL
(BL、/BL)がそれぞれ形成されている。これらワード線W
Lとビット線BLとの各電気的交点にはそれぞれ、ダイ
ナミック型のメモリセルMC(MC1、MC2) が形成されてい
る。メモリセルMCは各々、キャパシタC(C1、C2) 、お
よびトランスファトランジスタTR(TR1、TR2) とから構
成される。トランジスタTRは、ゲートをワード線WL
に、電流通路をキャパシタCとビット線BLとの間に直
列に接続する。キャパシタCの一方の電極はプレート電
位VPLが供給されるプレート電極であり、他方の電極
は、情報を、少なくとも2レベルの電位として蓄えるス
トレージノードSN(SN1、SN2) である。ストレージノー
ドSNは、トランジスタTRのソースに接続されてい
る。ビット線BLは、メモリセルMC1に接続され、ビ
ット線 /BLは、メモリセルMC2に接続されている。
ビット線 /BLと、ビット線BLとは、互いに対をなす
(以下、ビット線対という)。
【0057】ビット線対BL、 /BLは、例えばセルア
レイの外に導出され、セルアレイの外において、ビット
線系回路(カラム系回路)に接続される。第1の実施形
態では、ビット線系回路として、ビット線対BL、 /B
L間の電位差をイコライズするビット線対イコライザ1
0、ビット線対BL、 /BL間の微小電位差として読み
出されたメモリセルMCの記憶情報を増幅するN型セン
スアンプ11およびP型センスアンプ12、並びに読み
出し指定されたビット線対BL、 /BLをDQ線対D
Q、 /DQに接続するカラムゲート15をそれぞれ含ん
でいる。
【0058】イコライザ10は、電流通路をビット線B
Lと反転ビット線 /BLとの間に直列に接続したNチャ
ネル型MOSFET(以下NMOSという)N3と、電
流通路の一端をビット線BLに接続し、その他端に高電
位Vccと接地電位Vssとの中間の電位Vcc/2を
受けるNMOS N4と、電流通路の一端を反転ビット
線 /BLに接続し、その他端に中間の電位を受けるNM
OS N5 とにより構成されている。これらNMOS
N3〜N5のゲートにはそれぞれ、プリチャージ信号
PRCが供給される。
【0059】N型センスアンプ11は、ドレインをビッ
ト線BLに接続し、ゲートを反転ビット線 /BLに接続
したNMOS N1と、ドレインを反転ビット線 /BL
に接続し、ゲートをビット線BLに接続したNMOS
N2とにより構成されている。これらNMOS N1、
N2のソースはそれぞれ、制御信号線(駆動ノード)S
ANに接続されている。
【0060】制御信号線SANの電位は、N型センスア
ンプドライバ20Nにより与えられる。ドライバ20N
は、スイッチSW1N、SW2N、SW3Nを有してい
る。スイッチSW1Nは、制御信号線SANを、電源電
圧(Vss〜Vcc)の中間の電位に接続する。第1の
実施形態では、中間の電位を、電位Vccの約半分であ
る、電位Vcc/2に設定している。スイッチSW2N
は、制御信号線SANを、電源電圧の低電位側電位に接
続する。第1の実施形態では、低電位側電位は、接地電
位Vssである。スイッチSW3Nは、制御信号線SA
Nを、接地電位Vssよりもさらに低い、例えば負電位
Vss2に接続する。
【0061】P型センスアンプ12は、ドレインをビッ
ト線BLに接続し、ゲートを反転ビット線 /BLに接続
したPMOS P1と、ドレインを反転ビット線 /BL
に接続し、ゲートをビット線BLに接続したPMOS
P2とにより構成されている。これらPMOS P1、
P2のソースはそれぞれ、制御信号線(駆動ノード)S
APに接続されている。
【0062】制御信号線SAPの電位は、P型センスア
ンプドライバ20Pにより与えられる。ドライバ20P
は、スイッチSW1P、SW2P、SW3Pを有してい
る。スイッチSW1Pは、制御信号線SAPを、電源電
圧(Vss〜Vcc)の中間の電位に接続する。第1の
実施形態では、中間の電位は、上記電位Vcc/2であ
る。スイッチSW2Pは、制御信号線SAPを、電源電
圧の高電位側電位に接続する。第1の実施形態では、高
電位側電位は、外部から与えられる高電位Vccであ
る。スイッチSW3Pは、制御信号線SAPを、高電位
Vccよりもさらに高い電位Vcc2に接続する。
【0063】これらのスイッチSW1N〜SW3N、S
W1P〜SW3Pはそれぞれ、図3に示すセンスアンプ
制御回路21により、開閉制御される。次に、その動作
を説明する。
【0064】図2に示すように、待機期間(プリチャー
ジ期間)中、ワード線WL1の電位は、接地電位Vss
よりも低い、ワード線降圧電位VWLLとされる。これ
は、トランスファトランジスタTR(TR1、TR2 )に流れ
るリーク電流を少なくするためである。また、スイッチ
SW1N、SW1Pはそれぞれオン、スイッチSW2
N、SW2P、SW3N、SW3Pはそれぞれオフされ
る。これにより、制御信号線SAN、SAPの電位はそ
れぞれ、中間の電位Vcc/2にされる。また、プリチ
ャージ信号PRCは高電位Vccとなっており、ビット
線対BL、 /BLの電位はそれぞれ、中間の電位Vcc
/2にイコライズされている。
【0065】上記待機期間の後、読み出し/書き込み期
間(アクティブ期間)が始まる。待機期間から読み出し
/書き込み期間に移行するとき、まず、プリチャージ信
号PRCを、接地電位Vssよりも、低い電位に遷移さ
せる。第1の実施形態では、上記ワード線降圧電位VW
LLに遷移させる。これは、NMOS N3、N4、N
5に流れるリーク電流を少なくするためである。また、
スイッチSW1N、SW1Pはそれぞれオフされ、制御
信号線SAN、SAPはそれぞれ、中間の電位Vcc/
2から切り離される。この後、ワード線のうち、ワード
線WL1が選択されたとする。選択されたワード線WL
1には、高電位Vccよりも高い、ワード線昇圧電位V
WLHが供給される(これは、キャパシタC(C1、C2 )
に、“H”データ、即ち電位Vccを“しきい値落ち”
することなく、書き込むためである)。メモリセルMC
1のストレージノード電極SN1には、蓄積電荷の量に
応じた情報が書き込まれている。ワード線WL1の電位
が電位VWLHとなることによって、トランスファトラ
ンジスタTR1がオンし、ストレージノード電極SN1
に書き込まれていた情報、即ち、微弱な電荷がビット線
BLに伝えられる。これにより、ビット線BLの電位は
微弱に変化する。ストレージノード電極SN1に、デー
タ“1”が書き込まれていた場合には、ビット線BLの
電位は、+ΔV上昇する。反対にデータ“0”が書き込
まれていた場合には、ビット線BLの電位は、−ΔV下
降する。図2中では、+ΔV上昇する例を示している。
【0066】この後、スイッチSW3N、SW3Pをオ
ンさせる。これにより、制御信号線SANは、接地電位
Vssよりも充分に低い電位Vss2に接続され、制御
信号線SAPは、高電位Vccよりも充分に高い電位V
cc2に接続される。
【0067】このとき、NMOS N1のゲート〜ソー
ス間には{(Vcc/2)−Vss2}の電位差がかか
り、NMOS N2のゲート〜ソース間には{(Vcc
/2)+ΔV−Vss2}の電位差がかかる。電位Vs
s2は、接地電位Vss(=0V)よりも低い。このた
め、NMOS N1、N2のゲート〜ソース間には、図
17、図20に示した従来のセンスアンプに比べ、より
大きい電位差をかけることができる。この大きな電位差
を、NMOS N1、N2のしきい値電圧、例えば0.
4〜0.5以上としておくことで、NMOS N1、N
2は、充分に動作できる。よって、電位増幅の原理にし
たがい、反転ビット線 /BLの電位(電荷)は、NMO
S N2を介して電位(Vcc/2)から、充分に低い
電位Vss2にディスチャージされる。
【0068】また、PMOS P1のゲート〜ソース間
には{Vcc2−(Vcc/2)}の電位差が、PMO
S P2のゲート〜ソース間には{Vcc2−(Vcc
/2)+ΔV}の電位差がそれぞれかかる。電位Vcc
2は、高電位Vcc(=1V)よりも高い。このため、
NMOS N1、N2と同様に、PMOS P1、P2
のゲート〜ソース間には、従来のセンスアンプに比べ
て、より大きい電位差がかかる。この大きな電位差を、
PMOS P1、P2のしきい値電圧以上としておくこ
とで、NMOS N1、N2と同様に、PMOS P
1、P2が充分に動作する。これにより、ビット線BL
の電位は、PMOS P1を介して電位(Vcc/2+
ΔV)から、充分に高い電位Vcc2に、さらにチャー
ジされる。
【0069】このようにして充分に増幅されたビット線
対BL、 /BL間の電位差(Vcc2−Vss2)は、
カラムゲート15が導通することにより、データ線対D
Q、/DQに読み出されていく。
【0070】この後、スイッチSW3N、SW3Pをオ
フし、スイッチSW2N、スイッチSW2Pをオンさせ
る。これにより、ビット線BLの電位は、充分に高い電
位(Vcc2)から、高電位Vccに遷移する。また、
反転ビット線 /BLは、充分に低い電位(Vss2)か
ら、接地電位Vssに遷移する。センスアンプ11、1
2がアクティブとなっている間、ビット線BLの電位V
cc、反転ビット線 /BLの電位Vssはそれぞれ、セ
ンスアンプ11、12にラッチされている。ラッチされ
たビット線BLの電位Vccは、メモリセルMC1への
再書き込みデータとして利用され、メモリセルMC1
に、データ“1”が、再度書き込まれる。
【0071】上記とは逆に、メモリセルMC1から、デ
ータ“0”を読み出した場合には、ビット線BLの電位
は、センスアンプ11、12によって、電位Vssにラ
ッチされる。ビット線BLの電位Vssは、メモリセル
MC1への再書き込みデータとして利用され、メモリセ
ルMC1に、データ“0”が、再度書き込まれる。
【0072】メモリセルMC1に、読み出したデータを
再度書き込んだ後、ワード線WL1の電位を、ワード線
降圧電位VWLLとする。この後、プリチャージ信号P
RCを高電位Vccとし、スイッチSW2N、SW2P
をオフ、スイッチSW1N、SW1Pをオンさせること
で、待機期間に再度戻る。
【0073】以上説明したように、第1の実施形態に係
るセンスアンプは、ビット線対BL、 /BL間の微小電
位差を増幅するとき、NMOS N1、N2のソース
に、接地電位Vssよりも充分に低い電位Vss2を与
える。このようにN型センスアンプ11を駆動する制御
信号線SANの電位を下げることで、電源電圧Vcc
が、接地電位Vssとプリチャージ電位Vcc/2との
電位差がNMOS N1、N2のしきい値電圧よりも小
さくなるほど超低圧化されても、N型センスアンプ11
は、電位の増幅動作を行うことができる。N型センスア
ンプ11が動作し、ビット線対間の電位差が拡がりだし
た後、P型センスアンプ12が動作し出すことにより、
ビット線対間の電位差は、さらに拡大される。
【0074】また、超低圧動作型のセンスアンプは、例
えば図20に示したように、従来より知られているが、
このセンスアンプでは、電位増幅の初期動作を、PMO
Sにより行う。即ち、P型センスアンプを使って、ビッ
ト線対BL、 /BL間の微小電位差を増幅し、増幅され
た後のビット線電位を、N型センスアンプのNMOSの
ゲートに与えることで、N型センスアンプを動作させ
る。しかしながら、PMOSは、NMOSに比べてしき
い値電圧のばらつきが大きく、ビット線対BL、/BL
間の微小電位差がより微小になってくると、誤読み出し
の可能性が高まる。
【0075】この点、第1の実施形態では、P型センス
アンプ12よりも先に、N型センスアンプ11が動作す
るので、電位増幅の初期動作をNMOSにより行うこと
ができる。NMOSは、PMOSよりもしきい値電圧の
ばらつきの範囲が狭い。したがって、ビット線対BL、
/BL間の微小電位差がより微小になったとき、誤読み
出しの可能性を、図20に示した超低圧動作型のセンス
アンプに比べて、より少なくなる。
【0076】このように、第1の実施形態に係るセンス
アンプは、誤読み出しの可能性を少なくすることができ
るので、さらなる電源電圧の超低圧化に、充分に対応で
きる、という効果がある。
【0077】さらに第1の実施形態では、待機期間中の
全てのワード線の電位、および読み出し/書き込み期間
中の非選択のワード線の電位を、接地電位Vssよりも
低いワード線降圧電位VWLLとする。降圧電位VWL
Lのレベルは、例えば電位Vss2のレベルと同じでよ
い。このような降圧電位VWLLを、ワード線に与える
ことで、接地電位Vssよりもさらに低い電位Vss2
となるビット線BL、/BLに接続されるトランスファ
トランジスタTRを、確実にオフさせることができる。
【0078】このような工夫が為されたセルアレイで
は、第1の実施形態に係るセンスアンプをビット線対B
L、 /BLに接続しても、トランスファトランジスタT
Rのゲート〜ソース間の電位差がしきい値電圧以下とな
ったときのリーク電流を小さくできる、という効果を得
ることができる。
【0079】同様の観点から、プリチャージ信号PRC
の電位を降圧電位VWLLとして、イコライザ10をオ
フさせる。また、カラム選択信号CSLの電位を降圧電
位VWLLとして、カラムゲート15をオフさせる。こ
のように、ビット線系回路に含まれるNMOSを、電位
Vss2のレベルと同等のレベルである降圧電位VWL
Lによりオフさせることにより、第1の実施形態に係る
センスアンプ11、12を含むビット線系回路を、誤動
作し難くできる、という効果を得ることができる。
【0080】次に、第2の実施形態を説明する。図4
は、第2の実施形態に係るDRAMの回路図、図5は、
その動作波形図、図6は、その全体構成を示すブロック
図である。図4〜図6において、図1〜図3と同一部分
については同一の参照符号を付し、異なる部分について
のみ説明する。
【0081】図4および図6に示すように、第2の実施
形態が第1の実施形態と異なる部分は、各ビット線対B
L、 /BLごとに、ゲート回路13をビット線系回路と
セルアレイとの間に含むことである。このゲート回路1
3は、ビット線対BL、 /BLを、セルアレイ側ビット
線対BLA、 /BLA、ビット線系回路側ビット線対B
LB、 /BLBとに分割する。
【0082】ゲート回路13は、電流通路を、ビット線
BLに直列に挿入したNMOS N6と、電流通路を、
ビット線 /BLに直列に挿入したNMOS N7とによ
り構成される。NMOS N6、N7はそれぞれ、イコ
ライザ10と、メモリセルMCとの間に接続されてい
る。
【0083】NMOS N6、N7のゲートには、導通
タイミング制御信号Pが供給される。導通タイミング制
御信号Pは、図6に示すタイミング制御回路30から出
力される。タイミング制御回路30は、ゲート回路13
のNMOS N6、N7をそれぞれ、ビット線系回路側
ビット線対BLB、 /BLB間の電位差が増幅(Vcc
2−Vss2)されている間、オフするように制御す
る。
【0084】次に、その動作を、動作波形図を参照して
より詳しく説明する。図5に示すように、待機期間中、
導通タイミング信号Pのレベルは、高電位Vccよりも
高い、ワード線昇圧電位VWLHであり、セルアレイ側
ビット線対BLA、 /BLAは、ビット線系回路側ビッ
ト線対BLB、 /BLBに接続されている。このため、
待機期間においては、第1の実施形態と同様である。
【0085】読み出し/書き込み期間において、選択さ
れたワード線WL1の電位が立ち上がり、セルアレイ側
ビット線対BLA、 /BLAに、微小電位差Δが現れ
る。このとき、導通タイミング信号Pのレベルは、高電
位Vccよりも高い、ワード線昇圧電位VWLHであ
り、NMOS N6、N7はそれぞれ、オンしている。
このため、微小電位差Δは、ビット線系回路側ビット線
対BLB、 /BLBにも伝えられる。この後、導通タイ
ミング信号Pのレベルは、接地電位Vssよりも低い、
ワード線降圧電位VWLHとし、NMOS N6、N7
をそれぞれ、オフさせる。これにより、ビット線対BL
A、 /BLAと、ビット線対BLB、 /BLBとを非接
続にする。この後、スイッチSW3N、SW3Pをオン
させる。これにより、N型センスアンプ11では、第1
の実施形態と同様な電位の増幅動作が始まり、やがて、
ビット線対BLB、 /BLB間の電位差は、微小電位差
Δから、電源電圧よりも大きい電位差(Vcc2−Vs
s2)まで増幅される。この後、データを読み出す。デ
ータを読み出した後、スイッチSW3N、SW3Pをオ
フさせ、スイッチSW2N、SW2Pをオンさせる。こ
れにより、ビット線対BLB、 /BLB間の電位差は、
電位差(Vcc2−Vss2)から、電源電圧(Vcc
−Vss)まで下がる。この後、導通タイミング信号P
のレベルを、降圧電位VWLLから、昇圧電位VWLH
に上げ、NMOS N6、N7をそれぞれオンさせる。
これにより、ビット線対BLA、 /BLA間の電位差
は、微小電位差Δから、電源電圧(Vcc−Vss)ま
で増幅される。この増幅された電位差により、メモリセ
ルMC1には情報が再度書き込まれる。
【0086】このような第2の実施形態に係るDRAM
では、ゲート回路13によって、電源電圧よりも大きい
電位差(Vcc2−Vss2)が、セルアレイ側ビット
線対BLA、 /BLAに伝わらなくなる。このため、メ
モリセルMCには、電源電圧以上の大きな電圧が加わら
ないので、第1の実施形態に比較して、メモリセルMC
の微細化を促進できる、という効果を得ることができ
る。
【0087】次に、第3の実施形態を説明する。図7
は、第3の実施形態に係るDRAMの回路図、図8は、
その動作波形図、図9は、その全体構成を示すブロック
図である。図7〜図9において、図1〜図6と同一部分
については同一の参照符号を付し、異なる部分について
のみ説明する。
【0088】図7および図9に示すように、第3の実施
形態が、第1、第2の実施形態と異なる部分は、セルア
レイAとセルアレイBとで共通のビット線系回路側ビッ
ト線対BLC、 /BLC(以下、共通ビット線対とい
う)を有することである。共通ビット線対BLC、 /B
LCに接続されたビット線系回路は、セルアレイAとセ
ルアレイBとで共通に使用される。共通に使用されるビ
ット線系回路には、第1の実施形態により説明した超低
圧動作が可能なN型センスアンプ11、P型センスアン
プ12の他、イコライザ10、カラムゲート15などが
含まれている。なお、セルアレイAとセルアレイBとで
共通に使用されるセンスアンプは、シェアード型センス
アンプと呼ばれている。
【0089】セルアレイAのビット線対BLA、 /BL
Aは、共通ビット線対BLC、 /BLCの一端に、ゲー
ト回路13Aによって接続される。同様に、セルアレイ
Bのビット線対BLB、 /BLBは、共通ビット線対B
LC、 /BLCの他端に、ゲート回路13Bによって接
続される。ゲート回路13Aは、電流通路の一端をビッ
ト線BLAに接続し、その他端を共通ビット線BLCの
一端に接続したNMOS N6Aと、電流通路の一端を
ビット線 /BLAに接続し、その他端を共通ビット線 /
BLCの他端に接続したNMOS N7Aとにより構成
されている。同様に、ゲート回路13Bは、電流通路の
一端をビット線BLBに接続し、その他端を共通ビット
線BLCの一端に接続したNMOS N6Bと、電流通
路の一端をビット線 /BLBに接続し、その他端を共通
ビット線 /BLCの他端に接続したNMOS N7Bと
により構成されている。NMOS N6A、N7Aのゲ
ートには、導通タイミング制御信号PAが供給され、N
MOS N6B、N7Bのゲートには、導通タイミング
制御信号PBが供給される。導通タイミング制御信号P
A、PBは、図9に示すタイミング制御回路31から出
力される。タイミング制御回路31は、データの読み出
し/書き込みを行うために、セルアレイA、セルアレイ
Bのいずれかを選び、選ばれたセルアレイA、またはセ
ルアレイBを、データ線DQ、 /DQに接続する。さら
に選ばれたセルアレイA、またはセルアレイBに対し
て、読み出し/書き込み期間中、ゲート回路13AのN
MOSN6A、N7A、またはゲート回路13BのNM
OS N6B、N7Bをそれぞれ、共通ビット線対BL
C、 /BLC間の電位差が増幅(Vcc2−Vss2)
されている間、オフするように制御する。
【0090】次に、その動作を、動作波形図を参照して
より詳しく説明する。図8に示すように、待機期間中、
導通タイミング信号PA、PBのレベルはそれぞれ、高
電位Vccよりも高い、ワード線昇圧電位VWLHであ
り、ビット線対BLA、 /BLA、およびビット線対B
LB、 /BLBはそれぞれ、共通ビット線対BLC、 /
BLCに接続されている。これにより、ビット線対BL
A、 /BLA間の電位差、およびビット線対BLB、 /
BLBの電位差はともに、共通のイコライザ10によ
り、イコライズされる。この後、選択されたワード線を
立ち上げる前に、セルアレイA、セルアレイBのいずれ
をアクセスするかが決定される。この決定にしたがっ
て、アクセスされるセルアレイのビット線対を、共通ビ
ット線対BLC、 /BLCに接続したままに、アクセス
されないセルアレイのビット線対を、共通ビット線対B
LC、 /BLCから非接続にする。図8には、セルアレ
イAがアクセスされる状態が示されている。そのため、
導通タイミング信号PAは、ワード線昇圧電位VWLH
のまま、また、信号PBは、ワード線降圧電位VWLL
にされる。これにより、NMOS N6A、N7Aはオ
ンのまま、NMOS N6B、N7Bはオフする。
【0091】読み出し/書き込み期間においては、ゲー
ト回路13Aは、第2の実施形態のゲート回路13と同
様な動作を行う。このため、読み出し/書き込み期間
は、第2の実施形態と同様である。
【0092】このような第3の実施形態に係るDRAM
は、第1の実施形態により説明した超低圧動作可能なセ
ンスアンプを、シェアード型センスアンプと呼ばれてい
るものに応用している。このように、この発明に係るセ
ンスアンプは、シェアード型とすることもできる。ま
た、ゲート回路13A、13Bは、シェアード型センス
アンプを搭載しているDRAMにおいては、φtゲート
と呼ばれている。一般的なφtゲートでは、選択された
ものにおいては、読み出し/書き込み期間中、オフされ
ることはなく、セルアレイのビット線対と、共通ノード
線対とを接続し続ける。
【0093】しかし、第3の実施形態のゲート回路13
A、13Bは、その動作に、第2の実施形態で説明した
ゲート回路13の動作を採用している。つまり、共通ノ
ード線対間の微小電位差Δを増幅しているとき、選択さ
れたものにおいても、読み出し/書き込み期間中、オフ
させる。これにより、第3の実施形態では、超低圧動作
が可能なシェアード型センスアンプを搭載しているDR
AMにおいて、メモリセルMCに、電源電圧以上の大き
な電圧が加えずに済み、第2の実施形態と同様に、メモ
リセルMCの微細化を促進できる、という効果を得るこ
とができる。
【0094】次に、第4の実施形態を説明する。図10
は、第4の実施形態に係るDRAMの動作波形図、図1
1は、その全体構成を示すブロック図である。図10、
図11において、図5、図6と同一の部分については同
一の参照符号を付し、異なる部分についてのみ説明す
る。
【0095】図10に示すように、第4の実施形態が、
第2の実施形態と異なる部分は、ワード線の電位が、待
機状態、あるいは非選択状態において接地電位Vssで
あることである。
【0096】また、図11に示すように、第4の実施形
態は、第2の実施形態と同様なゲート回路13を有して
いるので、電源電圧以上に増幅された電位差(Vcc2
−Vss2)は、セルアレイ側ビット線BLA、 /BL
Aに伝わらないようにできるとともに、再書き込み時の
セルアレイ側ビット線BLA、 /BLAの電位差を、電
源電圧(Vcc−Vss)にできる。再書き込み時のセ
ルアレイ側ビット線BLA、 /BLAの電位差を電源電
圧(Vcc−Vss)とすることで、待機状態、あるい
は非選択状態におけるワード線の電位を接地電位Vss
としても、サブスレッショルドリークは、第1〜第3の
実施形態と同様に、充分に抑制することができる。
【0097】待機状態、あるいは非選択状態において、
ワード線の電位を接地電位Vssとした時の利点は、ワ
ード線の電位を降圧電位VWLLとした時よりも、電位
を安定させ易くなることである。
【0098】また、第1〜第3の実施形態における降圧
電位VWLLは、集積回路チップ内に設けられる電圧発
生回路、例えばPMOSとキャパシタとで構成される降
圧用チャージポンプ回路によって発生され、ワード線ド
ライバ、プリチャージ制御回路、タイミング制御回路な
どにそれぞれ供給される。しかし、第4の実施形態で
は、降圧電位VWLLを、ワード線ドライバに供給せず
に済むので、電圧発生回路の回路規模を小さくできる利
点がある。特に電圧発生回路が降圧用チャージポンプ回
路である場合には、キャパシタの面積を小さくでき、集
積回路のチップサイズの増大を抑制する効果は、特に高
くすることができる。
【0099】次に、第5の実施形態を説明する。図12
は、第4の実施形態に係るDRAMの動作波形図、図1
3は、その全体構成を示すブロック図である。図12、
図13において、図8、図9と同一の部分については同
一の参照符号を付し、異なる部分についてのみ説明す
る。
【0100】図10に示すように、第5の実施形態が、
第3の実施形態と異なる部分は、ワード線の電位が、待
機状態、あるいは非選択状態において接地電位Vssで
あることである。つまり、第5の実施形態は、第4の実
施形態を、シェアード型のセンスアンプのDRAMに応
用したものである。
【0101】第5の実施形態では、シェアード型のセン
スアンプのDRAMにおいて、第4の実施形態で説明し
た、待機状態、あるいは非選択状態において、ワード線
の電位を安定させ易くなる、および降圧電位VWLLを
発生させる電圧発生回路の回路規模を小さくできる、と
いう利点を得ることができる。
【0102】次に、第6の実施形態を説明する。図14
は、この発明の第6の実施形態に係るDRAMのビット
線センスアンプの回路図、DRAMの回路図、図15
は、その動作波形図、図16は、その全体構成を示すブ
ロック図である。図14〜図16において、図1〜図3
と同一の部分については同一の参照符号を付し、異なる
部分についてのみ説明する。
【0103】図14および図16に示すように、第6の
実施形態が第1の実施形態と異なる部分は、各ビット線
対BL、 /BLごとに、ビット線対間の電位差の振幅を
調節するゲート回路14を含むことである。この第6の
実施形態に示すゲート回路14は、特に電位差(Vcc
2−Vss2)という大きい電位差を、N型センスアン
プ11よりデータ線対DQ、 /DQ側のビット線対に発
生されるようにしている。このため、センスアンプのう
ち、N型センスアンプ11をデータ線対DQ、/DQ側
に配置し、ゲート回路14を、N型センスアンプ11と
P型センスアンプ12との間に設けている。また、この
第6の実施形態では、振幅を調節するゲート回路14の
一つの例として、PMOSの“しきい値浮き”を利用し
たゲート回路14を示す。このようなゲート回路14
は、電流通路を、ビット線BLに直列に挿入したPMO
S P3と、電流通路を、ビット線 /BLに直列に挿入
したNMOS P4とにより構成される。PMOS P
3、P4はそれぞれ、所定の負のしきい値電圧Vthを
有する。さらにPMOS P3、P4は、ビット線対B
L、 /BLを、電位差(Vcc2−Vss2)以下の電
位差を生ずるビット線対BLA、 /BLAと、電位差
(Vcc2−Vss2)を生ずるビット線対BLB、 /
BLBとに分割する。
【0104】PMOS P3、P4のゲートには、振幅
タイミング制御信号Qが供給される。振幅タイミング制
御信号Qは、図16に示すタイミング制御回路32から
出力される。タイミング制御回路32は、ゲート回路1
4のPMOS P3、P4それぞれのゲートに接地電位
Vssを与えて“しきい値浮き”が生じるように、特に
再書き込み時においては、接地電位Vssよりもさらに
低い降圧電位VWLLをPMOS P3、P4それぞれ
のゲートに与えて“しきい値浮き”が補償されるよう
に、PMOS P3、P4のゲート電位を制御する。
【0105】次に、その動作を、動作波形図を参照して
より詳しく説明する。図15に示すように、制御信号Q
のレベルは、待機期間から読み出し/書き込み期間中の
特に読み出し期間にかけて接地電位Vssである。この
ため、待機期間から読み出し期間にかけての動作タイミ
ングは、第1の実施形態と同様であるが、ビット線対B
LB、 /BLB間の電位差が(Vcc2−Vss2)で
あるのに対して、ビット線対BLA、 /BLA間の電位
差が(Vcc2−Vss+Vth)であることが異なっ
ている。“Vth”は、PMOS P3、P4のしきい
値電圧であり、制御信号Qのレベルが接地電位Vssで
ある間、PMOS P3、P4のうち、電位Vss2と
なっているビット線に接続されているものは、“しきい
値浮き”を発生する。
【0106】読み出し期間の後、スイッチSW3N、S
W3Pがオフし、スイッチSW2N、SW2Pがオンし
て書き込み期間に入ると、制御信号Qのレベルが接地電
位Vssよりもさらに低い降圧電位VWLLとなる。制
御信号Qのレベルが降圧電位VWLLとなっている間
は、上述したように“しきい値浮き”が補償される。
【0107】このような第6の実施形態によれば、ビッ
ト線対BLA、 /BLA間の電位差が、電位差(Vcc
2−Vss2)よりも小さい電位差(Vcc2−Vss
+Vth)となり、特に第2の実施形態で説明したよう
な、第1の実施形態に比較して、メモリセルMCにかか
る最大電圧を小さくでき、メモリセルMCの微細化を推
進できる、という効果を得ることができる。
【0108】また、再書き込み時、制御信号Qのレベル
を降圧電位VWLLとし、“しきい値浮き”を補償す
る。このため、特に“0”レベルのデータを再書き込み
する場合には、ビット線の電位をほぼ接地電位Vssに
でき、充分な“0”データを、メモリセルMCに書き込
むことができる。
【0109】また、この第6の実施形態では、セルアレ
イ側ビット線対BLA、 /BLAの電位が、充分に低い
Vss2まで下がらないようにできる。このため、待機
状態、あるいは非選択状態におけるワード線の電位を、
降圧電位VWLLの他、図15に示すように接地電位V
ssとしても、サブスレッショルドリークを抑制でき
る。このため、特に第4の実施形態で説明した効果と同
等の効果を得ることもできる。
【0110】また、ゲート回路14を設ける位置は、図
14および図16に示すように、N型センスアンプ11
とP型センスアンプ12との間に限られることはなく、
例えばP型センスアンプ12とイコライザ10との間
や、イコライザ10とセルアレイとの間に設けることも
可能である。
【0111】しかしながら、図14および図16に示す
ようなN型センスアンプ11とP型センスアンプ12と
の間にゲート回路14を設ける構成は、特にP型センス
アンプ12、およびイコライザ10にかかる最大電圧を
小さくできる、という効果があり、P型センスアンプ1
2、およびイコライザ10を構成するMOSFETを微
細化できる、という特有の効果を得ることができる。
【0112】また、N型センスアンプ11とP型センス
アンプ12との間にゲート回路14を設ける構成は、電
位増幅を、ビット線対BLA、 /BLAと、ビット線対
BLB、 /BLBとに分けて行うことができる。つま
り、N型センスアンプ11が増幅すべきビット線対の配
線容量を第1〜第6の実施形態に比較してより小さくで
き、電位増幅を、第1〜第6の実施形態に比較してより
高速に行うことができる、という効果も有る。
【0113】また、第2〜第5の実施形態に示したゲー
ト回路13、13A、13Bは、第6の実施形態のよう
に、N型センスアンプ11とP型センスアンプ12との
間に設けるようにすることも可能である。
【0114】なお、第6の実施形態は、第3、第5の実
施形態で説明したようなシェアード型センスアンプにも
適用することができる。その場合には、ゲート回路14
の他に、φtゲート(ゲート回路13A、13B)を設
けても良いし、ゲート回路14自身をφtゲートのよう
に動作させるようにしても良い。ゲート回路14自身を
φtゲートのように動作させる場合には、例えば非選択
のセルアレイ側のゲート回路14を構成するPMOSの
ゲートに、高電位Vcc、あるいは昇圧電位VWLHを
与えてオフさせ、選択されたセルアレイ側のゲート回路
14を構成するPMOSのゲートには、上述したように
接地電位Vss与えるとともに、特に再書き込み時にお
いて、降圧電位VWLLを与えるようにすれば良い。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、超低圧動作が可能で、しかも動作マージンを充分に
得ることができるセンスアンプを備えた、メモリ機能を
有する半導体集積回路装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1の実施形態に係るセンス
アンプの回路図。
【図2】図2はこの発明の第1の実施形態に係るセンス
アンプの動作波形図。
【図3】図3はこの発明の第1の実施形態に係るセンス
アンプを備えたDRAMのブロック図。
【図4】図4はこの発明の第2の実施形態に係るセンス
アンプの回路図。
【図5】図5はこの発明の第2の実施形態に係るセンス
アンプの動作波形図。
【図6】図6はこの発明の第2の実施形態に係るセンス
アンプを備えたDRAMのブロック図。
【図7】図7はこの発明の第3の実施形態に係るセンス
アンプの回路図。
【図8】図8はこの発明の第3の実施形態に係るセンス
アンプの動作波形図。
【図9】図9はこの発明の第3の実施形態に係るセンス
アンプを備えたDRAMのブロック図。
【図10】図10はこの発明の第4の実施形態に係るセン
スアンプの動作波形図。
【図11】図11はこの発明の第4の実施形態に係るセン
スアンプを備えたDRAMのブロック図。
【図12】図12はこの発明の第5の実施形態に係るセン
スアンプの動作波形図。
【図13】図13はこの発明の第5の実施形態に係るセン
スアンプを備えたDRAMのブロック図。
【図14】図14はこの発明の第6の実施形態に係るセン
スアンプの回路図。
【図15】図15はこの発明の第6の実施形態に係るセン
スアンプの動作波形図。
【図16】図16はこの発明の第6の実施形態に係るセン
スアンプのを備えたDRAMブロック図。
【図17】図17は従来のセンスアンプの回路図。
【図18】図18は従来のセンスアンプの動作波形図。
【図19】図19(A)および(B)はそれぞれセンスア
ンプの増幅原理を説明するための図。
【図20】図20は従来の超低圧動作型のセンスアンプの
回路図。
【図21】図21は従来の超低圧動作型のセンスアンプの
動作波形図。
【符号の説明】
10…ビット線対イコライザ、 11…N型センスアンプ、 12…P型センスアンプ、 13…セル側ノード/センスアンプ側ノード分割ゲー
ト、 13A、13B…φtゲート、 14…ビット線電位調整ゲート、 15…カラムゲート、 20N…N型センスアンプドライバ、 20P…P型センスアンプドライバ、 21…センスアンプ制御回路。 30,31,32…タイミング制御回路。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワード線と、 複数のビット線と、 少なくとも2レベルの情報電位を蓄えることができる容
    量素子、および前記ワード線の電位レベルにより、前記
    容量素子と前記ビット線との電気的な接続を制御するト
    ランスファトランジスタとを含む、複数のメモリセル
    と、 前記複数のビット線のうち、第1のビット線にドレイン
    端子を接続し、第2のビット線にゲート端子を接続した
    第1のNチャネル型絶縁ゲートFET、および前記第2
    のビット線にドレイン端子を接続し、前記第1のビット
    線にゲート端子を接続した第2のNチャネル型絶縁ゲー
    トFETを含むN型センスアンプと、 前記N型センスアンプに含まれる第1、第2のNチャネ
    ル型絶縁ゲートFETのソース端子に、N型センスアン
    プ駆動電位を供給するN型センスアンプドライバと、 前記N型センスアンプを活性にする時、前記N型センス
    アンプドライバが供給するN型センスアンプ駆動電位
    を、前記メモリセルに蓄えられる情報電位のうち、最低
    の電位よりも低い第1の電位とし、前記メモリセルの容
    量素子に情報電位を再書き込みする時、前記N型センス
    アンプドライバが供給するN型センスアンプ駆動電位
    を、前記メモリセルに蓄えられる情報電位のうち、前記
    最低の電位とほぼ等しい第2の電位とする、センスアン
    プ制御回路とを具備することを特徴とする半導体集積回
    路装置。
  2. 【請求項2】 待機状態および非選択状態の少なくとも
    いずれかにおける前記ワード線の電位を、前記第2の電
    位とほぼ等しいかそれ以下の第3の電位とすることを特
    徴とする請求項1に記載に記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の電位は、外部から与えられる
    接地電位と等しい電位であることを特徴とする請求項1
    および請求項2いずれか一項に記載の半導体集積回路装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1のビット線にドレイン端子を接
    続し、前記第2のビット線にゲート端子を接続した第1
    のPチャネル型絶縁ゲートFET、および前記第2のビ
    ット線にドレイン端子を接続し、前記第1のビット線に
    ゲート端子を接続した第2のPチャネル型絶縁ゲートF
    ETを含むP型センスアンプと、 前記P型センスアンプに含まれる第1、第2のNチャネ
    ル型絶縁ゲートFETのソース端子に、P型センスアン
    プ駆動電位を供給するP型センスアンプドライバとをさ
    らに具備し、 前記制御回路は、前記P型センスアンプを活性にする
    時、前記P型センスアンプドライバが供給するP型セン
    スアンプ駆動電位を、前記メモリセルに蓄えられる情報
    電位のうち、最高の電位よりも高い第4の電位とし、前
    記メモリセルの容量素子に情報電位を再書き込みする
    時、前記P型センスアンプドライバが供給するP型セン
    スアンプ駆動電位を、前記メモリセルに蓄えられる情報
    電位のうち、前記最高の電位とほぼ等しい第5の電位と
    することを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに
    記載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 前記容量素子に蓄えられる情報電位のう
    ち、最低の電位と最高の電位との電位差は、電源電圧と
    ほぼ等しく、前記第1の電位と前記第4の電位との電位
    差は、前記電源電圧以上であることを特徴とする請求項
    4に記載の半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 前記第1、第2のビット線はそれぞれ、
    前記複数のメモリセルに接続される第1の部分と、前記
    N型センスアンプに接続される第2の部分とを含み、前
    記第1の部分と前記第2の部分とを接続するNチャネル
    型絶縁ゲートFETを含むゲート回路をさらに具備し、 前記N型センスアンプ駆動電位が前記第1の電位とさ
    れ、前記N型センスアンプが活性になっている時、前記
    ゲート回路のNチャネル型絶縁ゲートFETのゲートの
    電位を、前記第2の電位以下の第6の電位として、前記
    ゲート回路のNチャネル型絶縁ゲートFETをオフさせ
    ておくことを特徴とする請求項1乃至請求項5いずれか
    一項に記載の半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 前記第1、第2のビット線はそれぞれ、
    前記複数のメモリセルのうち、第1のメモリセル群に接
    続される第1の部分と、前記複数のメモリセルのうち、
    第2のメモリセル群に接続される第2の部分と、前記N
    型センスアンプに接続される第3の部分とを含み、前記
    第1の部分と前記第3の部分とを接続するNチャネル型
    絶縁ゲートFETを含む第1のゲート回路、および前記
    第2の部分と前記第3の部分とを接続するNチャネル型
    絶縁ゲートFETを含む第2のゲート回路をさらに具備
    し、 待機状態から読み出し/書き込み期間に遷移する時、前
    記第1、第2のゲート回路のうち、いずれか一方のゲー
    ト回路に含まれるNチャネル型絶縁ゲートFETのゲー
    トの電位を前記第2の電位以下の第7の電位とし、前記
    一方のゲート回路をオフさせておくことを特徴とする請
    求項1乃至請求項5いずれか一項に記載の半導体集積回
    路装置。
  8. 【請求項8】 前記読み出し/書き込み期間に遷移した
    後、前記N型センスアンプ駆動電位が、少なくとも前記
    第1の電位とされている間、前記第1、第2のゲート回
    路うち、他方のゲート回路に含まれるNチャネル型絶縁
    ゲートFETのゲートの電位を前記第7の電位とし、前
    記他方のゲート回路をオフさせておくことを特徴とする
    請求項7に記載の半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 前記ビット線をプリチャージ電位にプリ
    チャージするビット線プリチャージ回路が、前記第3の
    部分に接続されていることを特徴とする請求項7および
    請求項8いずれかに記載の半導体集積回路装置。
  10. 【請求項10】 前記第1、第2のビット線はそれぞ
    れ、前記複数のメモリセルに接続される第1の部分と、
    前記N型センスアンプに接続される第2の部分とを含
    み、前記第1の部分と前記第2の部分とを接続する、負
    のしきい値電圧を持つPチャネル型絶縁ゲートFETを
    含むゲート回路と、 前記N型センスアンプ駆動電位が前記第1の電位とさ
    れ、前記N型センスアンプが活性になっている時、前記
    ゲート回路のPチャネル型絶縁ゲートFETのゲートの
    電位を、前記第2の電位とほぼ等しい第8の電位とし、
    前記N型センスアンプ駆動電位が前記第2の電位とさ
    れ、前記メモリセルの容量素子に情報電位が再書き込み
    される時、前記ゲート回路のPチャネル型絶縁ゲートF
    ETのゲートの電位を、前記第2の電位以下の第9の電
    位とする、タイミング制御回路とをさらに具備すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項10いずれか一項に記
    載の半導体集積回路装置。
  11. 【請求項11】 前記複数のビット線のプリチャージ電
    位と接地電位との電位差は、前記第1、第2のNチャネ
    ル型絶縁ゲートFETのしきい値電圧以下であることを
    特徴とする請求項1乃至請求項10いずれか一項に記載
    の半導体集積回路装置。
  12. 【請求項12】 複数のワード線と、 複数のビット線と、 少なくとも2レベルの情報電位を蓄えることができる容
    量素子、および前記ワード線の電位レベルにより、前記
    容量素子と前記ビット線との電気的な接続を制御するト
    ランスファトランジスタとを含む、前記ワード線と前記
    ビット線との電気的交点に配置された複数のメモリセル
    と、 前記複数のビット線のうち、第1のビット線にドレイン
    端子を接続し、第2のビット線にゲート端子を接続した
    第1のNチャネル型絶縁ゲートFET、および前記第2
    のビット線にドレイン端子を接続し、前記第1のビット
    線にゲート端子を接続した第2のNチャネル型絶縁ゲー
    トFETを含むN型センスアンプと、 前記複数のビット線のうち、前記第1のビット線にドレ
    イン端子を接続し、前記第2のビット線にゲート端子を
    接続した第1のPチャネル型絶縁ゲートFET、および
    前記第2のビット線にドレイン端子を接続し、前記第1
    のビット線にゲート端子を接続した第2のPチャネル型
    絶縁ゲートFETを含むP型センスアンプとを具備し、 前記容量素子に蓄えられている情報電位を、電源電圧の
    中間の電位であるプリチャージ電位にプリチャージされ
    ている第1、第2のビット線のいずれか一方に伝達し、
    前記第1、第2のビット線間の微少電位差を生じさせ、
    前記第1、第2のNチャネル型絶縁ゲートFETのソー
    ス端子に、このソース端子と前記微少電位差を生じた第
    1、第2のビット線のうち、低電位側のビット線の電位
    との電位差を、前記第1、第2のNチャネル型絶縁ゲー
    トFETのしきい値電圧以上とする、前記電源電圧の低
    電位側電位よりも低い第1の電位を供給して、前記低電
    位側のビット線をディスチャージし、前記ディスチャー
    ジされたビット線の電位を、前記第1、第2のPチャネ
    ル型絶縁ゲートFETのうち、高電位側のビット線にド
    レイン端子を接続したPチャネル型絶縁ゲートFETの
    ゲート端子に供給して、前記高電位側のビット線をチャ
    ージすることにより、前記第1、第2のビット線間に生
    じた微少電位差を増幅することを特徴とする半導体集積
    回路装置。
  13. 【請求項13】 前記メモリセルに情報を書き込むと
    き、前記第1、第2のNチャネル型絶縁ゲートFETの
    ソース端子に、前記第1の電位に代えて、前記容量素子
    に蓄えられる情報電位のうち、最低の電位とほぼ等しい
    電位である、前記第1の電位よりも高い第2の電位を供
    給することを特徴する請求項12に記載の半導体集積回
    路装置。
  14. 【請求項14】 前記第2の電位は、前記電源電圧の低
    電位側電位と同じであることを特徴とする請求項13に
    記載の半導体集積回路装置。
  15. 【請求項15】 少なくとも前記第1、第2のビット線
    間に電位差が生じている時、待機状態、あるいは非選択
    状態のワード線の電位は、前記電位差が生じた第1、第
    2のビット線のうち、低電位側のビット線の電位と前記
    トランスファトランジスタのゲート端子の電位との間の
    電位差が、このトランスファトランジスタのしきい値電
    圧を超えない値になっていることを特徴とする請求項1
    2乃至請求項14いずれか一項に記載の半導体集積回路
    装置。
  16. 【請求項16】 前記第1、第2のビット線の、前記N
    型センスアンプと前記メモリセルとの間の部分に、前記
    N型センスアンプと前記メモリセルとを電気的に接続、
    もしくは非接続にするゲート回路をさらに具備し、 前記ゲート回路は、前記第1のビット線に電流通路を直
    列に接続した第3のNチャネル型絶縁ゲートFETと、
    前記第2のビット線に電流通路を直列に接続した第4の
    Nチャネル型絶縁ゲートFETとを含み、 前記N型センスアンプと前記メモリセルとを電気的に非
    接続にする時、 前記第3、第4のNチャネル型絶縁ゲートFETのゲー
    ト端子に、前記第1の電位とほぼ等しい第3の電位を与
    えることを特徴とする請求項12乃至請求項15いずれ
    か一項に記載の半導体集積回路装置。
  17. 【請求項17】 前記N型センスアンプが増幅動作を行
    っている間、前記N型センスアンプと前記メモリセルと
    を電気的に非接続にすることを特徴とする請求項16に
    記載の半導体集積回路装置。
  18. 【請求項18】 前記第1、第2のビット線の、前記N
    型センスアンプと前記メモリセルとの間の部分に、ゲー
    ト回路をさらに具備し、 前記ゲート回路は、前記第1のビット線に電流通路を直
    列に接続した第3のPチャネル型絶縁ゲートFETと、
    前記第2のビット線に電流通路を直列に接続した第4の
    Pチャネル型絶縁ゲートFETとを含み、 少なくとも前記N型センスアンプが増幅動作を行ってい
    る間、前記第1、第2のビット線のうち、前記メモリセ
    ル側の部分の電位差を、前記N型センスアンプ側の部分
    の電位差よりも、前記第3、第4のPチャネル型絶縁ゲ
    ートFETのしきい値電圧分小さくすることを特徴とす
    る請求項12乃至請求項17いずれか一項に記載の半導
    体集積回路装置。
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