JPH10243041A - バースト信号復調器 - Google Patents

バースト信号復調器

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JPH10243041A
JPH10243041A JP9046610A JP4661097A JPH10243041A JP H10243041 A JPH10243041 A JP H10243041A JP 9046610 A JP9046610 A JP 9046610A JP 4661097 A JP4661097 A JP 4661097A JP H10243041 A JPH10243041 A JP H10243041A
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burst
demodulator
timer circuit
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/0054Detection of the synchronisation error by features other than the received signal transition
    • H04L7/007Detection of the synchronisation error by features other than the received signal transition detection of error based on maximum signal power, e.g. peak value, maximizing autocorrelation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/04Speed or phase control by synchronisation signals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】入力に対して反応が速く、入力レベルが低い場
合でも安定したフレーム信号が得られ、伝送効率が低下
せず、かつ入力レベルのダイナミックレンジが狭くなら
ないようにする。 【解決手段】対数アンプ1が変調波入力S1の電力レベ
ルを対数値で出力し、積分器2が平滑化してRSSIと
して出力する。比較器3は適当に設定された基準値RE
FとRSSIを比較して、RSSIの方が低い、即ち信
号が無い区間では‘LO’を、RSSIの方が高い、即
ち信号がある区間では‘HI’である様なフレーム信号
を出力する。タイマー回路6は、比較器出力が連続して
1クロック周期以上‘LO’にならない限り‘HI’固
定である。そして、比較器出力が‘LO’固定になった
後、CLKが2クロック入力されると、タイマー回路出
力は‘HI’となり、再び比較器出力が‘HI’になる
まで、タイマー出力は‘HI’に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バースト信号復調
器に監視、特に、時分割多重通信システムに於いて、受
信側へ入力されるバースト信号の先頭と末尾の位置を認
識する為の信号を、急峻かつ安定して得られることを特
徴とするバースト信号復調器に関する。
【0002】
【従来の技術】TDMAのようなタイムスロットに分か
れたバースト信号を復調する場合には、まず復調装置側
で受信信号の先頭と末尾の位置を検出する必要がある。
一般に、各バースト信号の先頭と末尾の位置を表す信号
(以下、フレーム信号と呼ぶ)は、受信レベル信号(R
eceive Signal Strength In
dicator;以下RSSIと記述する)と適当なし
きい値とをコンパレーターに入力して比較することによ
って得られる。
【0003】図7に従来のバースト信号復調器の構成を
示す。図6に示す構成は変調波入力S1の電力レベルを
対数値で出力する対数アンプ1、対数アンプ1の出力を
入力として、それを平滑化してRSSIとして出力する
積分器2、積分器2の出力RSSIを入力として、予め
適当に設定された基準値REFと比較して、フレーム信
号を出力する比較器、変調波及び比較器3の出力を入力
として、復調動作を行う復調器4、復調器4の出力であ
る復調データS2と復調データに同期した復調クロック
CK1を入力としてユニークワード(Unique W
ord;以下UWと記述する)検出を行い、復調データ
S2からプリアンブルとUWを取り除いたデータ部S3
とそれに同期したクロックCK2を出力するUW検出部
からなる。
【0004】対数アンプ1が変調波入力S1の電力レベ
ルを対数値で出力し、その対数アンプ1の出力を積分器
2が平滑化してRSSIとして出力する。比較器3は、
ノイズレベルに対してある程度のマージンを持たせて、
適当に設定された基準値REFとRSSIを比較して、
RSSIの方がREFより低い、即ち信号区間ではない
場合には‘LO’を、RSSIの方がREFより高い、
即ち信号区間では‘HI’である様なフレーム信号を出
力する。
【0005】図8は一般的なバースト信号1タイムスロ
ットを示しており、クロックやキャリア再生用の固定パ
ターンであるPR(Priumble)、UW、データ
部であるDATAで構成されている。
【0006】復調器4は、フレーム信号が‘LO’のと
きリセット状態にあり、フレーム信号が‘HI’になる
と同時にPRを用いてクロック及びキャリア再生を行
い、ベースバンドの復調データS2及び復調データS2
に同期した復調クロックCK1を出力する。
【0007】UW検出器5もフレーム信号が‘LO’の
ときはリセット状態にあり、フレーム信号が‘HI’に
なると同時にUW検出動作を開始して、UWを検出する
と、復調信号からPRとUWを取り除いたデータS3と
データS3に同期したクロックCK2を出力する。
【0008】以上のような動作で、入力信号を検出して
復調動作を行うことが出来る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】RSSIは入力信号を
対数アンプに入力することによって得られるが、一般に
対数アンプ出力には入力信号を全波整流した波形が現れ
るため、搬送波やクロックの周波数成分が見えてしま
う。このうち、搬送波成分は高周波であるため、対数ア
ンプ出力を簡単な積分器に入力することにより消去する
ことが出来る。
【0010】図9は変調方式にQPSK(Quadra
ture Phase ShiftKeying;4相
位相変調)を用いた場合の位相平面上のシンボル配置例
を示したものであり、点線は各シンボル間の移動の軌跡
を表している。ここで、シンボルが(1,1)から
(0,1)の様に、I,Qそれぞれの軸に対して線対称
な位置へと変化する場合には、変調信号の振幅(原点か
ら信号点までの距離)に大きな変動は起きない。それに
対して、(1,1)から(0,0)の様に、原点に対し
て点対称な位置へと変化する場合には、その軌道からも
分かる通り、振幅がいったん非常に小さくなる。
【0011】図10は比較器3に入力されるRSSI、
基準値REF、比較器出力COMPの関係を示したもの
である。ここに示したRSSIは1stからLastま
での6つのシンボルからなる変調波が入力された場合の
ものである。上記の説明より、4thのシンボルから5
thのシンボルへの変化では、RSSIが大きく変動し
ていないことから、IまたはQ軸に対して線対称な変化
であり、その他はRSSIがいったん大きく落ち込むこ
とから、原点に対して点対称な変化であることが分か
る。
【0012】基準値REFをノイズレベルに対してマー
ジンを持たせて、図7の様に設定した場合、フレーム信
号(比較器出力)は辛うじて信号の先頭部から最後部に
かけて安定した出力を得ることが出来る。
【0013】これに対して、図11のように、図10の
場合よりRSSIが小さい場合には、フレーム信号は、
本来のタイムスロットの途中でバタついてしまう。この
RSSIを比較器に入力すると、タイムスロットの途中
でフレーム信号がバタついてしまう。通常、復調器4で
は、クロックやキャリアの再生を高速かつ安定して行う
ために、PR以外のデータを用いてクロックやキャリア
の再生を行わないように、フレーム信号が‘LO’のと
きは動作にリセットがかかるようになっている。また、
UW検出器5では、信号が入力されていないときに動作
することで誤検出率が高くなるのを防ぐために、フレー
ム信号が‘LO’のときは動作にリセットがかかるよう
になっている。このために、タイムスロットの途中でフ
レーム信号がバタついてしまうと、正常に復調動作を行
うことが出来ない。
【0014】従来の構成でフレーム信号のバタつきを止
めるには、2つの方法が考えられる。第1の方法は、R
SSIが図10の状態より低くならないように、対数ア
ンプへの入力レベルを高くすることである。このために
は、送信レベルを上げるか、受信側でゲインを上げる必
要があるが、何れにしても、歪み、消費電力、その他の
問題から、制限が生じてくる。また、この方法では入力
レベルの低い信号を安定して検出できないという問題を
解決できていない。このため第1の方法では最終的に入
力のダイナミックレンジが狭くなってしまうという問題
がある。
【0015】また、第2の方法は、積分器2の時定数を
大きくしてRSSIの波形を更に平滑化することであ
る。図12は、そのときのRSSIと比較器の出力を示
した図であるが、同図は、図10,11の様な数シンボ
ルのデータはなく、数十〜数百シンボルのデータを表し
ている。したがって、単純に積分することによってこの
程度まで平滑化すると、実際の信号の先頭部に対する比
較器出力の遅れは数十シンボル以上にもなる。この遅れ
のためにガードタイム(タイムスロットとタイムスロッ
トの間の無信号区間)やプリアンブルを長くする必要が
生じるため、伝送効率が低下する。
【0016】本発明の目的は、上述した目的を解決すべ
く、入力レベルのダイナミックレンジを狭くすることな
く、且つ伝送効率を低下させずに、安定したフレーム信
号の得られるバースト信号復調器を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のバースト信号復
調器は、上記の課題を解決するため、バースト変調信号
を復調するバースト信号復調器において、前記バースト
変調信号より受信レベル信号(以下、RSSIとする)
を検出し、前記RSSIと所定の値との比較出力を所定
の時定数だけ遅延し、前記遅延された信号をバースト変
調信号の先頭と末尾の位置を示す信号(以下、フレーム
信号とする)として復調することを特徴とする。
【0018】また、前記所定の時定数は、前記比較出力
と前記バースト変調信号から復調されたクロックを入力
し、前記比較出力の立下りで最大2クロック分の遅延を
与えるタイマー回路に基づき決定されることを特徴とす
る。
【0019】さらに、前記所定の時定数は、前記比較出
力をカウンタのリセット端子に入力し、前記カウンタの
出力と前記クロックの出力を論理和した後、前記カウン
タのクロック端子に入力し、前記カウンタ出力を反転す
る第1のタイマー回路によって与えられることを特徴と
する。
【0020】また、前記所定の時定数は、前記比較出力
をダイオードを並列接続した抵抗とコンデンサによる遅
延する第2のタイマー回路によって与えられることを特
徴とする。
【0021】本発明のバースト信号復調器は、バースト
変調信号を復調するバースト信号復調器において、前記
バースト変調信号を入力し、前記入力を対数値として出
力する対数アンプと、前記対数アンプの出力を積分して
高調波成分を除去する積分器と、前記積分器の出力と所
定の基準値を比較し、変調波が入力されているか否かを
判定する比較器と、前記バースト変調信号及び前記バー
スト変調信号の先頭と末尾の位置を示すフレーム信号に
基づいて復調動作を行い復調データを出力し、前記復調
データに同期した復調クロックを出力する復調器と、前
記復調データと前記復調クロックと前記フレーム信号に
基づきユニークワードを検出するユニークワード検出器
と、前記比較器の出力と前記復調クロックを入力し、前
記比較器の出力信号の1タイムスロット内での変動を吸
収するフレーム信号を出力するタイマー回路とからなる
ことを特徴とする。
【0022】以上のように、本発明において、入力に対
して反応が速く、かつ入力レベルが低い場合においても
安定したフレーム信号が得られるため、伝送効率を低下
させることなく、かつ入力レベルのダイナミックレンジ
を狭くすることのないバースト復調器を実現できる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施
の形態を示した図である。本実施の形態は、変調波入力
S1の電力レベルを対数値で出力する対数アンプ1、対
数アンプ1の出力を入力として、それを平滑化してRS
SIとして出力する積分器2、積分器2に出力RSSI
を入力として、予め適当に設定された基準値REFと比
較して、フレーム信号を出力する比較器3、変調波及び
比較器3の出力を入力として、復調動作を行う復調器
4、復調器4の出力である復調データS2と復調データ
に同期した復調クロックCK1を入力としてUW検出を
行い、復調データS2からプリアンブルとUWを取り除
いたデータ部S3とそれに同期したクロックCK2を出
力するUW検出部5、及び比較器3の出力と復調器4の
出力である復調クロックを用いて、比較器4の出力信号
のバタつきを押さえるタイマー回路6を備える。これら
構成要素中、図7に示す構成要素と同一記号を付与した
ものは同一内容であるため、詳細な説明は省略する。
【0024】次に図1の動作について説明する。
【0025】対数アンプ1変調波入力S1の電力レベル
を対数値で出力し、その対数アンプ1の出力を積分器2
が平滑化してRSSIとして出力する。比較器3は、ノ
イズレベルに対してある程度のマージンを持たせて、適
当に設定された基準値REFとRSSIを比較して、R
SSIの方がREFより低い、即ち信号が無い区間では
‘LO’を、RSSIの方がREFより高い、即ち信号
がある区間では‘HI’である様なフレーム信号を出力
する。ところが前述したように、入力レベルがある程度
より低い場合には、タイムスロットの途中でフレーム信
号がバタついてしまう。これを解決するのがタイマー回
路6である。
【0026】次に、タイマー回路6の具体的構成を図2
に示す。タイマー回路6はOR演算器61、インバータ
62、カウンター63を備える。カウンター63は、
‘HI’アクティブのリセット端子R、クロック入力端
子CK、2ビットカウンターのMSB出力OUTを備え
ている。図3は、タイマー回路6におけるRSSI、比
較器出力、CLK、カウンター出力、タイマー回路出力
の関係を示した図である。RSSIが大きく落ち込むの
は、位相平面上で原点に対して点対称なシンボルに変化
する過程のほんの一瞬であるから、1タイムスロット内
で比較器出力がバタついている場合でも、比較器出力が
連続して‘LO’になる時間は、1クロック周期以上に
はなり得ない。よって、この比較器出力をリセット端子
に入力して、CLKでカウントアップすると、1タイム
スロット内ではカウンターの値は‘00’か‘01’に
しか成り得ないため、カウンター63の出力は‘LO’
固定である。そして、比較器出力が‘LO’固定になっ
た後、CLKが2クロック入力されると、カウンター6
3出力は‘HI’となり、このカウンター出力とOR演
算器によってCLKはマスクされるので、再び比較器出
力が‘HI’になるまで、カウンター出力は‘HI’に
固定される。タイマー回路出力はカウンター63の出力
をインバートしたものであるから、比較器出力が一端
‘HI’に立ち上がった後、2クロック周期以上連続で
‘LO’にならない限り、安定して‘HI’を出力し続
ける。
【0027】以上のような動作で、フレーム信号の立ち
下がりが、実際のタイムスロットに対して最大で2CL
K分の遅延を生じることになるが、立ち上がりは遅延が
ほとんどなく、1タイムスロット内で安定したフレーム
信号を得ることが出来るため、伝送効率を低下させるこ
となく、かつ入力レベルのダイナミックレンジを狭くす
ることのないバースト復調器を実現できる。
【0028】図4は、本発明の第2の実施の形態を示し
た図である。本実施の形態は、変調波入力S1の電力レ
ベルを対数値で出力する対数アンプ1、対数アンプ1の
出力を入力として、それを平滑化してRSSIとして出
力する積分器2、積分器2に出力RSSIを入力とし
て、予め適当に設定された基準値REFと比較して、フ
レーム信号を出力する比較器3、変調波及び比較器3の
出力を入力として、復調動作を行う復調器4、復調器4
の出力である復調データS2と復調データに同期した復
調クロックCK1を入力としてUW検出を行い、復調デ
ータS2からプリアンブルとUWを取り除いたデータ部
S3とそれに同期したクロックCK2を出力するUW検
出部5及び比較器3の出力を用いて、比較器4の出力信
号のバタつきを押さえるタイマー回路7を備える。これ
ら構成要素中、図7に示す構成要素と同一記号を付与し
たものは同一内容であるため、詳細な説明は省略する。
また、本実施の形態は、第1の実施の形態に対して、タ
イマー回路7以外は共通であるので、タイマー回路7に
ついてのみ説明を加える。タイマー回路7は図2のタイ
マー回路6が比較器3の出力と復調器4の出力である復
調クロックを入力とするのに対して、比較器3の出力の
みを入力としている。
【0029】次に図4の動作について説明する。
【0030】図5はタイマー回路7の具体的構成を示す
図である。本図においてタイマー回路7は、バッファ増
幅器71,75、ダイオード72、抵抗73、コンデン
サ74を備える。
【0031】前述したように、1タイムスロット内で比
較器出力がバタついている場合でも、比較器出力が連続
して‘LO’になるのは、1クロック周期以上にはなり
得ない。バッファ71からは比較器出力とほぼ同一の波
形が出力される。バッファ71の出力が‘HI’から
‘LO’に変化するときには、抵抗73とコンデンサ7
4による時定数によって、バッファ75の入力はゆっく
りと立ち下がる。それに対して、バッファ71の出力が
‘LO’から‘HI’に変化するときには、ダイオード
72によって電流が抵抗73をパスするので、バッファ
75の入力は急速に立ち上がる。このとき、バッファ7
1の出力は図6に示したようになる。よって、少なくと
も、実際のタイムスロットに対する、タイマー回路出力
の立ち上がりの遅延は問題にならない。また、立ち下が
りには遅延が生じるが、1クロック周期の間に‘HI’
から閾値まで立ち下がらない、最小の時定数に設定して
やればよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、フレー
ム信号の立ち下がりが、実際のタイムスロットに対して
若干の遅延を生じることになるが、立ち上がりは遅延が
ほとんどなく、1タイムスロット内で安定したフレーム
信号を得ることが出来るため、伝送効率を低下させるこ
となく、かつ入力レベルのダイナミックレンジを狭くす
ることのないバースト復調器が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のバースト信号復調
器の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のタイマー回路の具体的構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図1によるタイムスロット信号の様子を示した
図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態のバースト信号復調
器の構成を示すブロック図である。
【図5】図4のタイマー回路の具体的構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】図4によるタイムスロット信号の様子を示した
図である。
【図7】従来のバースト信号復調器の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】図7のタイムスロットの構成を示す図である。
【図9】図7のQPSKの信号配置を示す図である。
【図10】図7の構成におけるタイムスロット信号の様
子を示す図である。
【図11】図7の構成におけるタイムスロット信号の様
子を示す図である。
【図12】図7の積分器の時定数を大きくした場合のタ
イムスロット信号の様子を示す図である。
【符号の説明】
1 対数アンプ 2 積分器 3 比較器 4 復調器 5 UW検出器 6 タイマー回路 7 タイマー回路 61 OR演算器 62 インバータ 63 カウンター 71 バッファ 72 ダイオード 73 抵抗 74 コンデンサ 75 バッファ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バースト変調信号を復調するバースト信
    号復調器において、前記バースト変調信号より受信レベ
    ル信号(以下、RSSIとする)を検出し、前記RSS
    Iと所定の値との比較出力を所定の時定数だけ遅延し、
    前記遅延された信号をバースト変調信号の先頭と末尾の
    位置を示す信号(以下、フレーム信号とする)として復
    調することを特徴とするバースト信号復調器。
  2. 【請求項2】 前記所定の時定数は、前記比較出力と前
    記バースト変調信号から復調されたクロックを入力し、
    前記比較出力の立下りで最大2クロック分の遅延を与え
    るタイマー回路に基づき決定されることを特徴とする請
    求項1記載のバースト信号復調器。
  3. 【請求項3】 前記所定の時定数は、前記比較出力をカ
    ウンタのリセット端子に入力し、前記カウンタの出力と
    前記クロックの出力を論理和した後、前記カウンタのク
    ロック端子に入力し、前記カウンタ出力を反転する第1
    のタイマー回路によって与えられることを特徴とする請
    求項1記載のバースト信号復調器。
  4. 【請求項4】 前記所定の時定数は、前記比較出力をダ
    イオードを並列接続した抵抗とコンデンサによる遅延す
    る第2のタイマー回路によって与えられることを特徴と
    する請求項1記載のバースト信号復調器。
  5. 【請求項5】 バースト変調信号を復調するバースト信
    号復調器において、 前記バースト変調信号を入力し、前記入力を対数値とし
    て出力する対数アンプと、 前記対数アンプの出力を積分して高調波成分を除去する
    積分器と、 前記積分器の出力と所定の基準値を比較し、変調波が入
    力されているか否かを判定する比較器と、 前記バースト変調信号及び前記バースト変調信号の先頭
    と末尾の位置を示すフレーム信号に基づいて復調動作を
    行い復調データを出力し、前記復調データに同期した復
    調クロックを出力する復調器と、 前記復調データと前記復調クロックと前記フレーム信号
    に基づきユニークワードを検出するユニークワード検出
    器と、 前記比較器の出力と前記復調クロックを入力として、前
    記比較器の出力信号の1タイムスロット内での変動を吸
    収するタイマー回路とからなることを特徴とするバース
    ト信号復調器。
  6. 【請求項6】 前記タイマー回路は、論理和回路、イン
    バータ、カウンタを備え、前記比較器の出力を前記カウ
    ンタのリセット端子に入力し、前記カウンタの出力と前
    記復調器の出力クロックを前記論理和回路に入力し、前
    記論理和回路の出力を前記カウンタのクロック端子に入
    力し、前記カウンタの出力を前記インバータへ入力する
    ことを特徴とする請求項5記載のバースト信号復調器。
  7. 【請求項7】 前記タイマー回路は、第1、第2のバッ
    ファとダイオード、抵抗、コンデンサを備え、前記第1
    のバッファの出力に、前記ダイオードと前記抵抗を並列
    に接続し、前記並列接続回路の出力に前記コンデンサを
    接続し、さらに前記第2のバッファを接続することを特
    徴とする請求項6記載のバースト信号復調器。
JP09046610A 1997-02-28 1997-02-28 バースト信号復調器 Expired - Lifetime JP3085236B2 (ja)

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JP09046610A JP3085236B2 (ja) 1997-02-28 1997-02-28 バースト信号復調器
US09/027,554 US5933053A (en) 1997-02-28 1998-02-23 Burst demodulator
CA002230340A CA2230340C (en) 1997-02-28 1998-02-24 Burst demodulator
EP98103495A EP0865171B1 (en) 1997-02-28 1998-02-27 Burst demodulator
AU56396/98A AU727788B2 (en) 1997-02-28 1998-02-27 Burst demodulator
DE69827688T DE69827688T2 (de) 1997-02-28 1998-02-27 Packet-Demodulator

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