JP2002281096A - ディジタル復調装置 - Google Patents

ディジタル復調装置

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JP2002281096A
JP2002281096A JP2001077958A JP2001077958A JP2002281096A JP 2002281096 A JP2002281096 A JP 2002281096A JP 2001077958 A JP2001077958 A JP 2001077958A JP 2001077958 A JP2001077958 A JP 2001077958A JP 2002281096 A JP2002281096 A JP 2002281096A
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unit
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clock
phase
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JP2001077958A
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Yoshinori Ito
義典 伊藤
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信データの伝送レートが高くなっても比較
的低速なデバイスで効率的な高速処理を行うことで対応
可能とする。 【解決手段】 A/D1と直交検波部3との間に、A/
D1から出力するディジタルデータを順次記憶する第一
の記憶手段2を設けるとともに、復調手段15の後段
に、同復調手段15から復調してデータ出力される復号
データを記憶する第二の記憶手段23と、同第二の記憶
手段23に記憶された復号データを所定の伝送レートで
出力するために第二の記憶手段23に所定の再生クロッ
クを生成して供給するクロック生成手段24とを設け、
第一の記憶手段2に所定のデータ量のディジタルデータ
が書込まれると、読出して、ディジタル直交検波部3、
LPF4および復調手段などでそれぞれ一括して信号処
理し、第二の記憶手段23を介して受信信号に対応した
伝送レートでデータ出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多値のQAM(Quad
rature Amplitude Modulation )方式やQPSK(4Ph
ase Shift Kying)方式のディジタル復調装置に係わり、
特に高速の復調処理が可能なディジタル復調装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】陸上移動通信方式の一つとして16QA
M方式やQPSK方式などがある。この16QAM方式
やQPSK方式の信号を受信し、復調するディジタル復
調装置の例として、準同期方式の従来例のディジタル復
調装置の原理構成図を図9に示す。同図において、IF
は受信したRF(高周波)信号を所定周波数の局部発振
信号により中間周波数変換した信号(例えば455KH
z)であり、A/D91でサンプリングされてディジタ
ルデータに変換され、乗算器などで構成される直交検波
部92に入力し、直交検波が行われる。直交検波により
同相成分としてのIチャンネル(I)信号と、直交成分
としてのQチャンネル(Q)信号としてそれぞれ分離出
力される。これらの出力はLPF93で所要の低域成分
のみとなったI信号とQ信号が通過する。I信号とQ信
号からゼロクロス点検出部95でゼロクロス点が検出さ
れ、LPF93でゼロクロス点のずれが補正され、位相
誤差算出部96で位相誤差を算出し、位相補正部94で
該位相誤差を縮小するように位相補正される。位相補正
されたI信号とQ信号から復調手段97のIQ判定部9
7aでデータが判定されて復号され、パラシリ変換部9
7bでシリアルデータに変換されて出力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のディ
ジタル信号処理は、サンプリングクロックに対応してサ
ンプリングされたデジタルデータを、入力する毎に順
次、順番に次段へ向かって信号処理を行うことで対応し
ていた。しかし、このような信号処理は、伝送レートが
低い場合には一連の信号処理を順次行うことが可能であ
るが、伝送レートが高速になると信号処理回路を高速デ
バイスで構成する必要があった。即ち、基本的にサンプ
リングクロックの間隔の間にまず一連の処理を完了する
必要があり、処理負荷の最も重い部分での処理速度によ
って、対応できる伝送レートの上限が決定されてしま
う、という問題があった。また、特に移動体に応用する
場合、通常の電波強度が得られる場合は問題ないが、移
動中など電波が急激に弱くなり、所定の電波強度を得ら
れないと位相補正などの処理に対する負荷が重くなり、
処理に時間がかかったりデータ出力が乱れる場合があ
る、という問題もあった。本発明は上述の問題点に鑑み
てなされたものであり、受信データの伝送レートが高く
なっても、低速なデバイスで効率的な高速処理を行うこ
とで対応可能とし、また受信する電界レベルが低くなっ
ても所定のレートでの復号データの出力を可能とするデ
ィジタル復調装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するため、多値のQAM(直交振幅変調)やQPS
K(四相位相変調)による受信信号をIF信号(中間周
波数信号)に変換し、変換されて入力する前記IF信号
を同IF信号より低いサンプリングクロックでサンプリ
ングしてディジタルデータに変換するA/Dと、変換さ
れた前記ディジタルデータを準同期方式で直交検波して
同相成分のI信号と直交成分のQ信号とに分離するディ
ジタル直交検波部と、同ディジタル直交検波部よりの信
号から所要の低域成分を取り出すローパスフィルタ(以
降LPFとする)と、同LPFから出力されたI信号と
Q信号とを補正する補正手段と、同補正手段で補正され
たI信号とQ信号とを復調して復号データをデータ出力
する復調手段とを備えたディジタル復調装置において、
前記A/Dと前記直交検波部との間に、前記A/Dから
所定の伝送レートで出力する前記ディジタルデータを順
次記憶するとともに、前記所定の伝送レートより早いレ
ートで読出し可能とする第一の記憶手段を設け、前記復
調手段の後段に、同復調手段で復調し一括してデータ出
力される前記復号データを記憶する第二の記憶手段と、
同第二の記憶手段に記憶された前記復号データを所定の
伝送レートで出力するために前記第二の記憶手段に所定
の再生クロックを生成して供給するクロック生成手段と
を設け、前記第一の記憶手段に所定のデータ量のディジ
タルデータが書込まれると、書込まれた前記所定のデー
タ量のディジタルデータを前記第一の記憶手段から順次
読出して、前記ディジタル直交検波部、前記LPF、前
記補正手段および前記復調手段でそれぞれ一括して信号
処理するとともに、前記復調手段で復調され、前記第二
の記憶手段に記憶された前記復号データを、前記クロッ
ク生成手段で生成する前記受信信号の伝送レートに対応
した前記再生クロックにより復号データ出力するように
した。
【0005】前記第一の記憶手段は、サンプリングされ
た前記ディジタルデータを順次記憶するメモリと、同メ
モリへの書込みを制御する書込制御部と、書込みとは異
なるレートでの前記メモリからの読出し制御を可能とす
る読出制御部と、前記メモリに所定のデータ量が書き込
まれると後段へのデータの取込タイミング信号を出力す
る取込タイミング生成部とからなる。
【0006】前記所定のデータ量を、フレーム単位とし
て設定する。
【0007】前記LPFから出力する前記I信号と前記
Q信号とからゼロクロス点とシンボル点とをそれぞれ検
出するゼロクロス点シンボル点検出部と、前記ゼロクロ
ス点と前記シンボル点との検出数やそれぞれのサンプリ
ング位置を含むゼロクロス点シンボル点情報を記憶する
第三の記憶手段とを備える。
【0008】前記クロック生成手段は、所定の周波数を
発振する発振器と、前記ゼロクロス点シンボル点検出部
が検出し、前記第三の記憶手段に記憶される前記ゼロク
ロス点シンボル点情報から1フレームに含まれる総シン
ボル数を検出するシンボル数検出部と、前記発振器から
発振する周波数を分周して1フレームに含まれるべき所
定の総シンボル数に対応して1フレームの期間に均等に
クロックを発生する第一のクロック発生部と、前記所定
の総シンボル数より1つ少ないシンボル数に対応して1
フレームの期間に均等にクロックを発生する第二のクロ
ック発生部と、前記シンボル数検出部が検出する当該フ
レームの総シンボル数に対応して前記第一のクロック発
生部と第二のクロック発生部とを切換えて前記第二の記
憶手段に記憶された復号データを読出すための再生クロ
ックを出力するクロック切換部とからなる。
【0009】前記クロック生成手段は、前記サンプリン
グクロックを入力して同サンプリングクロックをカウン
トするカウンタ部と、同カウンタ部でカウントするカウ
ント値に対応して前記ゼロクロス点シンボル点情報に含
まれる前記サンプリング位置から前記ゼロクロス点と前
記シンボル点とをデコードしてそれぞれ対応するタイミ
ングで信号を再生出力するタイミング再生出力部と、同
タイミング再生出力部から出力されるシンボル点タイミ
ングとゼロクロス点タイミングとに同期してトグルする
フリップフロップと、所定の周波数で発振する発振器
と、同発振器の出力を分周して前記第二の記憶手段に記
憶された復号データを読出すための再生クロックを出力
するとともに、前記発振器の出力を所定の分周比で分周
して位相比較用クロックを出力する分周カウンタ部と、
同分周カウンタ部から出力される前記位相比較用クロッ
クと前記フリップフロップの出力との位相を比較する位
相比較部と、同位相比較部で比較する位相差が小さくな
るように前記発振器の発振周波数を制御する位相制御部
とからなる。
【0010】前記LPFから出力されたI信号とQ信号
とから受信信号の信号レベルを検出するレベル検出部
と、検出された前記受信信号の信号レベルと所定の閾値
との大小を判別するレベル判別部とを備えるとともに、
前記位相比較部と前記位相制御部との間に、前記受信信
号の信号レベルの大小によって前記位相比較部から前記
位相制御部への出力信号を制御する位相制御判断部を設
け、前記レベル判別部が、前記レベル検出部で検出する
前記受信信号の信号レベルを前記所定の閾値より小さい
と判別する場合、前記位相制御判断部が、前記位相比較
部から前記位相制御部に出力する前記出力信号を遮断す
るようにした。
【0011】前記所定の閾値は、前記データ出力が所定
のビット誤り率を確保するための受信感度レベルに基づ
いて設定される。
【0012】前記レベル検出部は、前記受信信号のフレ
ーム毎に所定の位置に含まれるパイロットシンボルのピ
ークレベルを検出する。
【0013】前記レベル検出部は、前記I信号とQ信号
のそれぞれの振幅の絶対値のピークレベルの平均値を検
出する。
【0014】前記タイミング再生出力部から出力される
前記シンボル点タイミングと前記ゼロクロス点タイミン
グを入力して前記シンボル点タイミングと前記ゼロクロ
ス点タイミングとの間隔と前記受信信号の伝送レートか
ら定められる所定の間隔との差分を演算する差分演算部
と、同差分演算部の演算結果を累積加算する差分カウン
タ部と、同差分カウンタ部の累積加算値から、同累積加
算値が少ない程前記受信信号は安定していると判定し、
前記累積加算値の符号から前記受信信号の位相の進みま
たは遅れを判定するとともに、前記累積加算値が所定の
累積加算値を超える場合に前記受信信号は不安定である
と判定する差分判定部とを設けた。
【0015】前記差分判定部の出力を前記位相制御判断
部に入力し、前記差分判定部が、前記差分カウンタ部の
累積加算値が前記所定の累積加算値を超えると判定する
場合、前記位相制御判断部が、前記位相比較部から前記
位相制御部に出力する前記出力信号を遮断するようにし
た。
【0016】前記分周カウンタ部は、ロード用入力から
ロードされた計数値をカウントダウンする分周カウンタ
と、同分周カウンタの計数値をデコードし、計数値が0
になるとロードパルスを出力するデコーダとからなり、
前記位相制御部は、前記位相比較部での位相差なし、位
相遅れ、または位相進みのいずれかの位相比較結果によ
り、位相差が少なくなるようにそれぞれ対応する異なる
計数値を選択して前記分周カウンタの前記ロード用入力
に出力する選択手段からなる。
【0017】前記クロック生成手段は、前記第三の記憶
手段に記憶される前記ゼロクロス点シンボル点情報から
1フレームに含まれる総シンボル数を検出するシンボル
数検出部と、前記クロック生成手段から出力される前記
再生クロックのクロック数をカウントし、前記シンボル
数検出部が検出する前記総シンボル数に対応するクロッ
ク数を超える前記再生クロックが出力されないように制
限する再生クロックリミッタ部を備える。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を実施例
にもとづき図面を参照して説明する。図1は本発明によ
るディジタル復調装置の一実施例を示す要部ブロック図
である。以下、本発明の構成および動作について16Q
AM信号を準同期方式で検波および復調した実施例を図
1に基づいて説明する。図1において、IFは所定周波
数(例えば455KHz)の中間周波信号であり、図示し
ない前段において受信したRF信号を局部発信信号によ
り周波数変換したものである(以下、IF信号と記
す)。上記IF信号を1つのA/D1でアナログ信号か
らディジタル信号に変換する。即ち、IF信号を所定周
波数(Fck)のサンプリングクロック(CK1) でサンプリ
ングする。このサンプリングにおいて、サンプリングク
ロック(CK1) の周波数Fckは下記のようにする。 Fck=中間周波数(IF)×(4/m) (m:5以上の任意の奇数) 上式から分かるように、mを5以上とすることでA/D
1におけるサンプリングは中間周波数より低いサンプリ
ングクロック(CK1) となるアンダーサンプリングであ
る。
【0019】A/D1により変換されたディジタルデー
タは記憶手段2に入力し、記憶手段2を構成するメモリ
2aにサンプリング順に順次記憶されるように記憶制御
部2bで制御される。記憶手段2に記憶されたディジタ
ルデータは所定のデータ量が記憶されると記憶制御部2
bから取込タイミング(TM)が出力され、サンプリン
グクロック(CK1) とは異なる高速の周波数の読出クロッ
ク(CK2) で一括して読み出されて次段に順次出力され
る。
【0020】記憶手段2から読み出されたディジタルデ
ータはディジタル直交検波部3に入力し、ここで同A/
D出力に「1」、「−1」を乗算することによりディジ
タル直交検波を行う。同ディジタル直交検波により、デ
ィジタル直交検波部3からは同相成分のI信号及び直交
成分のQ信号とが出力される。上記ディジタル直交検波
部3からのI信号及びQ信号とはルートナイキスト特性
のLPF4に入力し、これら入力I信号及びQ信号それ
ぞれを符号間干渉が生じないようにしつつフィルタリン
グ(所要の低域成分を取り出す)処理する。このLPF
4は図示しないがI信号用のLPF、Q信号用のLPF
及びROMとで構成し、ROMにフィルタ特性を設定す
るデータを予め幾通りか格納しておき、所要のフィルタ
特性をそれぞれ設定するようにしている。このため、R
OMに対しては後述のゼロクロス点シンボル点検出部1
1よりI軸上のゼロクロス点検出の信号が入力し、RO
Mはこの入力信号をもとに上記特性の設定をする。この
ゼロクロス点シンボル点検出部11で検出するゼロクロ
ス点により実サンプル点と理想サンプル点との時間ずれ
が検出され、このずれをもとにROMの特性を選択設定
することによりサンプルポイントが等価的に移動され、
適正なベースバンド信号変換が行われることとなる。
【0021】LPF4よりの出力信号はAFC(自動周
波数制御)補正部5に入力し、ここでキャリア(即ち、
IF)の周波数ズレを補正する。なお、IFの周波数ズ
レの要因として例えば局部発振信号の周波数変動等があ
り、この周波数ズレがあるとシンボルデータが位相回転
し、位相誤差となる。上記周波数補正に際し、AFC算
出部22において計算された位相回転角を示すデータが
AFC補正部5に入力する。同AFC補正部5はこの位
相回転角のデータに対応した周波数補正用の制御データ
を所定数予めROM化してある。従って、AFC補正部
5は入力された上記位相回転角のデータに対する所要の
周波数補正用制御データをROMより求め、その制御デ
ータでI信号及びQ信号それぞれについて周波数補正す
る。AFC補正部5よりの出力信号は第1の位相誤差算
出部17に入力する。
【0022】また、上記パイロットシンボルは16QA
M信号点配置図上の原点から最も離れたI信号、Q信号
とも正の位置のシンボルであり、このパイロットシンボ
ルは、例えば16シンボルで1フレームを形成する信号
において、最初に挿入されるシンボルであり、上記位相
誤差、QAMにおけるI軸方向の振幅及びQ軸方向の振
幅等を検出する際の基準となるものである。例えば16
シンボルで1フレームとするフレーム構成の場合、パイ
ロットシンボル以降の15シンボルが情報データとして
のシンボルであり、各シンボルが情報内容により適宜挿
入される。第1の位相誤差算出部17は上述のパイロッ
トシンボルを基準にし、入力されるI信号及びQ信号か
ら位相誤差を算出する。算出の際の基準とするパイロッ
トシンボルの検出データはパイロットシンボル検出部1
2より検出されて送出される。第1の位相誤差算出部1
7はこの検出されたパイロットシンボルを基準として位
相誤差を算出し、位相誤差データとして出力する。位相
誤差データは本実施例では16シンボルごとに出力され
ることとなる。
【0023】第1の位相誤差算出部17よりの位相誤差
データはAFC算出部22を経由して第1の位相補正部
18へ入力する。一方のAFC算出部22においては、
第1の位相誤差算出部17で算出した位相誤差データを
もとにAFC補正部5における周波数補正に供する位相
回転角を表すデータを算出する。算出した位相回転角デ
ータは、AFC補正部5に送出され周波数補正する。ま
た、他方の第1の位相補正部18においては、第1の位
相誤差算出部17で位相誤差データが算出され、位相補
正部18へ入力され、検波されたI信号及びQ信号につ
いて位相補正する。
【0024】第1の位相補正部18で位相補正されたI
信号及びQ信号は最大ベクトルレベル算出部19へ入力
する。この最大ベクトルレベル算出部19では入力され
たI信号及びQ信号をもとにパイロットシンボルのIベ
クトルレベル及びQベクトルレベルとを算出する。パイ
ロットシンボルはI軸及びQ軸双方とも正の最大ベクト
ルレベルのシンボルであり、従って、算出したIベクト
ルレベル及びQベクトルレベルそれぞれは最大ベクトル
レベルを意味する。最大ベクトルレベル算出部19で算
出したIベクトルレベル及びQベクトルレベルそれぞれ
と、第1の位相補正部18において位相補正されたI信
号及びQ号とはオフセット打消レベル算出部21へ入力
する。また、後述の最小ベクトルレベル算出部20から
は最小ベクトルレベルのベクトルレベルを表すデータも
オフセット打消レベル算出部21へ入力する。オフセッ
ト打消レベル算出部21は、最小ベクトルレベルのデー
タが入力されたタイミングに合わせ、入力I信号及びQ
信号から最小ベクトルレベルとなるIベクトルレベル及
びQベクトルレベルそれぞれを抽出し、抽出した最小の
I、Qベクトルレベルデータと、最大ベクトルレベル算
出部19で算出した最大のIベクトルレベル及びQベク
トルレベルそれぞれとをもとにI、QベクトルのDCオ
フセット(I軸及びQ軸の直流成分のズレ)のレベルを
算出後、DCオフセットを打ち消すに要するレベルを算
出する。
【0025】オフセット打消レベル算出部21で算出さ
れたデータはI信号用加算器6及びQ信号用加算器7と
へ送られ、ここでAFC補正部5より入力するI信号及
びQ信号それぞれと加算処理される。この加算により入
力I信号及びQ信号それぞれのDCオフセットレベルが
打ち消される。これら加算器6、7からのI信号及びQ
信号それぞれは第2の位相誤差算出部8、及び第2の位
相補正部9へと入力する。これら第2の位相誤差算出部
8、第2の位相補正部9は前述の第1の位相誤差算出部
17、及び第1の位相補正部18と同機能のものであ
り、第2の位相誤差算出部8は入力I信号及びQ信号そ
れぞれから位相誤差を算出し、同算出した位相誤差につ
いて第2の位相補正部9で位相補正する。ここで、第1
の位相誤差算出部17及び第1の位相補正部18を含む
系と、第2の位相誤差算出部8及び第2の位相補正部9
を含む系との相違点を挙げれば、前者はDC成分の補正
をするDC系統であり、後者はDC成分の除去後のAC
成分の更なる補正をするAC系統である。第2の位相補
正部9で位相補正されたI信号及びQ信号それぞれは図
1に示すように各種の処理ブロックへ分岐入力する。こ
の中、タイミングズレ検出部10はI信号をもとにベー
スバンド信号(=シンボルデータ)のタイミングずれ、
即ち、ベースバンド信号の周期のズレを検出する。
【0026】また、ゼロクロス点シンボル点検出部11
はLPF4から出力して位相補正されたI信号及びQ信
号それぞれとをもとに、ゼロクロス点とシンボル点とを
検出し、それぞれの検出数やサンプリングクロック位置
を含むゼロクロス点シンボル点情報として第三の記憶手
段であるメモリ11aに記憶する。これらのゼロクロス
点シンボル点情報を記憶することで、後述するようにバ
ースト的に読出したデータから原信号の情報を忠実に再
現することができる。タイミングズレ検出部10で検出
したタイミングずれのデータと、ゼロクロス点シンボル
点検出部11で検出したI軸上でゼロとなるゼロクロス
点とにより実サンプル点と理想サンプル点との時間ずれ
を検出する。また、パイロットシンボル検出部12はフ
レーム中の所定の位置、例えば先頭に挿入されるレベル
最大を示すパイロットシンボルを検出する。
【0027】復調手段15として、まずスレッショルド
レベル算出部15aはデータを判定するためのスレッシ
ョルドレベルを算出する。この算出はDCオフセット処
理後のパイロットシンボルI、Qベクトルを用い平均演
算を行なうことで求める。このように求めたスレッショ
ルドレベルデータをエリア判定部15bへ送出する。次
にエリア判定部15bはスレッショルドレベル算出部1
5aより送出されたスレッショルドレベルデータをもと
に他のスレッショルドレベルを設定し、これらを用いて
各シンボルについてエリア判定する。このエリア判定に
よりデータが復号されることとなる。また、最小ベクト
ルレベル算出部20はエリア判定部15bよりのエリア
判定データをもとに16シンボル中で最小のI、Qベク
トルレベルを算出し、最小ベクトルレベルとして出力す
る。
【0028】エリア判定部15bで復号される復号デー
タは受信順にシリアルデータとして復号処理が完了した
時点でバースト的に出力され、第二の記憶手段であるバ
ッファメモリ23に一旦記憶される。バッファメモリ2
3に記憶された復号データはクロック生成手段24で生
成される読出クロックによって順番に出力される。クロ
ック生成手段24ではフレーム毎にほぼ均等に配置され
る再生クロックを発生し、この再生クロックにより、受
信信号の伝送レートにほぼ等しい速度で復号データはバ
ッファメモリ23から読み出されて出力する。
【0029】図2は第一の記憶手段の構成を説明するた
めのブロック図である。第一の記憶手段2は、サンプリ
ングされたディジタルデータを順次記憶するメモリ2a
と記憶制御部2bとで構成される。記憶制御部2bはメ
モリ2aへの書込みを制御する書込制御部2cと、書込
みとは異なるレートでのメモリ2aからの読出し制御を
可能とする読出制御部2dと、メモリ2aに所定のデー
タ量が書き込まれると後段へのデータの取込タイミング
信号を出力する取込タイミング生成部2eとからなる。
メモリ2aはFIFO型メモリや2ポート型メモリで構
成し、高速読出しを可能としている。一括処理するため
の所定のデータ量は、1フレームまたはフレーム単位と
して設定するが、伝送フレーム、メモリ2aの容量およ
び各部の信号処理速度によって最も効率的に処理可能な
処理単位に設定される。
【0030】図3(a)は第二の記憶手段とクロック生
成手段の構成を示すブロック図、(b)はその動作を説
明するための各信号波形図である。第二の記憶手段であ
るバッファメモリ23は、復調された復号データを順次
記憶するメモリ23aと、同メモリ23aへの書込みを
制御する書込制御部23bと書込みとは異なるレートで
のメモリ23aからの読出し制御を可能とする読出制御
部23cとからなる。メモリ23aはFIFO型メモリ
や2ポート型メモリで構成される。クロック生成手段2
4は、所定の周波数を発振する発振器24aと、ゼロク
ロス点シンボル点検出部11が検出し、第三の記憶手段
であるメモリ11aに記憶されるゼロクロス点シンボル
点情報から1フレームに含まれる総シンボル数を検出す
るシンボル数検出部28と、発振器24aから発振する
周波数を分周して1フレームに含まれるべき所定の総シ
ンボル数に対応して1フレームの期間に均等にクロック
を発生する第一のクロック発生部25と、所定の総シン
ボル数より1つ少ないシンボル数に対応して1フレーム
の期間に均等にクロックを発生する第二のクロック発生
部26と、シンボル数検出部28が検出する当該フレー
ムの総シンボル数に対応して第一のクロック発生部25
と第二のクロック発生部26とを切換えて第二の記憶手
段であるバッファメモリ23に記憶された復号データを
読出すための再生クロックを出力するクロック切換部2
7とからなる。
【0031】図3(b)は例えば1フレームをNサンプ
ル毎にサンプリングして第一の記憶手段2に記憶したデ
ジタルデータを一括処理する場合の例である。Nサンプ
ル毎にサンプリングが完了するとデータ取込タイミング
が出力される(1)。なお、1フレームに例えば最大8
シンボル分のデータが含まれる図のような場合、A/D
1でのサンプリングはアンダーサンプリングであるた
め、フレームによっては1シンボル少ない7シンボル分
のデータが含まれるフレームが発生する場合があり、そ
れぞれ各フレームの最後に8シンボル分または7シンボ
ル分の復号データがバースト的に出力され(2)、バー
スト的に出力される復号データは第二の記憶手段である
メモリ23aに記憶される。クロック生成手段24に
は、例えば8シンボル用の再生クロック(4)を生成す
る第一のクロック発生部25と7シンボル用の再生クロ
ック(5)を生成する第二のクロック発生部26を備え
ており、シンボル数情報によりクロック切換部27で切
り換え(3)、対応する再生クロック(6)を出力する
ようにしている。なお、図3(b)は模式的に記載した
もので、実際のクロック数は各シンボルに対応するデー
タ数に応じて増加する。
【0032】図4(a)は第二の記憶手段とクロック生
成手段の別の構成例を示すブロック図、(b)はその動
作を説明するための各信号波形図である。この例のクロ
ック生成手段24’は、サンプリングクロック(CK1) を
入力してサンプリングクロック(CK1) をカウントするカ
ウンタ部31と、同カウンタ部31でカウントするカウ
ント値に対応してゼロクロス点シンボル点情報に含まれ
るサンプリング位置からゼロクロス点とシンボル点とを
デコードしてそれぞれ対応するタイミングで信号を再生
出力するタイミング再生出力部32と、同タイミング再
生出力部32から出力されるシンボル点タイミングとゼ
ロクロス点タイミングとに同期してトグルするフリップ
フロップ33と、所定の周波数で発振するVCOのよう
な発振器24aと、同発振器24aの出力を分周してバ
ッファメモリ23に記憶された復号データを読出すため
の再生クロックを出力するとともに、発振器24aの出
力を所定の分周比で分周して位相比較用クロックを出力
する分周カウンタ部36と、同分周カウンタ部36から
出力される位相比較用クロックとフリップフロップ33
の出力との位相を比較する位相比較部34と、同位相比
較部34で比較する位相差が小さくなるように発振器2
4aの発振周波数を制御する位相制御部35とからな
る。
【0033】図4(a)、(b)に示すように、カウン
タ部31は取込タイミング信号(1)でリセット後、サ
ンプリングクロックによりカウントアップする(2)。
カウンタ部31の出力はタイミング再生出力部32に入
力し、カウント値がデコードされ、入力するゼロクロス
点シンボル点情報に含まれるゼロクロス点とシンボル点
とのそれぞれのサンプリング位置との照合を行う。それ
ぞれカウント値と一致するタイミングでシンボル点タイ
ミング(3)とゼロクロス点タイミング(4)とが出力
される。シンボル点タイミングとゼロクロス点タイミン
グとは例えばフリップフロップ33のセット入力または
リセット入力にそれぞれ入力することで対応したトグル
信号(5)がフリップフロップ33から出力される。シ
ンボル点とゼロクロス点とは交互に出現するが、このよ
うにサンプリングクロックに対応させて出力させること
で、もとの受信信号の情報が再現されることになる。こ
のようにゼロクロス点シンボル点情報に基づいて再現し
たトグル信号と、対応する分周比で発振器24aの周波
数を分周した信号とを位相比較部34で位相比較し、位
相差が少なくなるように発振器24aの周波数を制御す
ることで、伝送レートに対応した再生クロックを得るこ
とができる。
【0034】図5は弱電界の判別と位相制御判断部の動
作を説明するための要部ブロック図である。受信電界が
乱れても安定した再生クロックを得ることが望ましい
が、そのため、I信号とQ信号とから受信信号の信号レ
ベルを検出するレベル検出部13と、検出された受信信
号の信号レベルと所定の閾値との大小を判別するレベル
判別部14とを備えるとともに、位相比較部34と位相
制御部35との間に、受信信号の信号レベルの大小によ
って位相比較部34から位相制御部35への出力信号を
制御する位相制御判断部37を設けている。レベル判別
部14が、レベル検出部13で検出する受信信号の信号
レベルを所定の閾値より小さいと判別する場合、位相制
御判断部37が、位相比較部34から位相制御部35に
出力する出力信号を遮断するようにしている。所定の閾
値は、データ出力が所定のビット誤り率を確保するため
の受信感度レベルに基づいて設定される。これにより、
受信信号の受信レベルが受信感度レベルより低い不安定
な状態での位相補正を行わないので、弱電界における受
信の乱れが再生クロックに影響しないようにすることが
できる。
【0035】レベル検出部13は、受信信号に所定の間
隔で含まれるパイロットシンボルのピークレベルを検出
することで、受信信号の信号レベルとしている。パイロ
ットシンボルは1フレームに1回のみの出現であり、出
現頻度は少ないが、伝送データに左右されず、安定した
検出か可能であり、誤検出が少ないという特徴がある。
他の方法として、レベル検出部13は、I信号とQ信号
のそれぞれの振幅の絶対値のピークレベルの平均値を検
出することで、受信信号の信号レベルとしてもよい。こ
れにより、検出の頻度を高めることができる。また、レ
ベル検出部13は、I信号とQ信号のそれぞれの振幅の
絶対値の平均値を検出することで、受信信号の信号レベ
ルとしてもよい。これにより、さらに検出の頻度を高め
ることができる。信号レベルの検出はそれぞれ伝送する
諸条件により適宜選択すればよい。
【0036】図6は別の例の弱電界の判別と位相制御判
断部の動作を説明するための(a)は要部ブロック図、
(b)は要部波形図である。この例は図5の回路に、タ
イミング再生出力部32から出力されるシンボル点タイ
ミングとゼロクロス点タイミングを入力してシンボル点
タイミングとゼロクロス点タイミングとの間隔と受信信
号の伝送レートから定められる所定の間隔との差分を演
算する差分演算部40と、同差分演算部40の演算結果
を累積加算する差分カウンタ部41と、同差分カウンタ
部41の累積加算値から、同累積加算値が少ない程受信
信号は安定していると判定し、累積加算値の符号から受
信信号の位相の進みまたは遅れを判定するとともに、累
積加算値が所定の累積加算値を超える場合に受信信号は
不安定であると判定する差分判定部42とを設けたこと
に特徴がある。
【0037】この動作は図6(a)、(b)に示すよう
に、カウンタ部31は取込タイミング信号(1)でリセ
ット後、サンプリングクロックによりカウントアップし
(4)、出力はタイミング再生出力部32に入力する。
タイミング再生出力部32ではカウント値がデコードさ
れ、ゼロクロス点シンボル点情報を参照してシンボル点
タイミング(2)とゼロクロス点タイミング(3)とが
出力される。シンボル点とゼロクロス点とは所定の間隔
で交互に出現するが、図の例で所定の間隔を4とする場
合で、この所定の間隔4とのそれぞれの間隔とが差分演
算部40で演算され、差分が算出される(5)。この差
分を差分カウンタ部41で累積加算し(6)、累積加算
結果が差分判定部42に入力し、所定の累積加算値との
大小が判定される。本来受信信号にはジッタがあるが、
あっても差分演算は所定の差分の範囲内のプラスマイナ
スの差分で相殺されるが、大きなジッタや継続的なずれ
に対しては差分カウンタ部41での累積加算結果が大き
くなることにより、弱電界かどうかの判定が可能であ
る。所定の累積加算値を超える場合に弱電界であるとの
判定が可能である。
【0038】このため、差分判定部42の出力を位相制
御判断部37に入力し、差分判定部42が、差分カウン
タ部41の累積加算値が所定の累積加算値を超えると判
定する場合、位相制御判断部37が、位相比較部34か
ら位相制御部35aに出力する出力信号を遮断するよう
にしている。これにより、受信信号が所定の許容範囲を
超えるジッタを生じる不安定な状態での位相補正を行わ
ないので、弱電界における受信の乱れが再生クロックに
影響しないようにすることができる。
【0039】図7は位相制御部と分周カウンタ部との別
の例を説明するための(a)は要部ブロック図、(b)
は要部波形図である。この例の分周カウンタ部36は、
ロード用入力からロードされた計数値をカウントダウン
する分周カウンタ36aと、同分周カウンタ36aの計
数値をデコードし、計数値が0になるとロードパルスを
出力するデコーダ36bとからなり、位相制御部35a
は、位相比較部34での位相差なし、位相遅れ、または
位相進みのいずれかの位相比較結果によりそれぞれ異な
る計数値を選択して分周カウンタ36aのロード入力に
出力する選択手段からなる。分周カウンタ36aからは
所定の分周比の再生クロックが出力され、その再生クロ
ックを分周器36cでさらに所定の分周比で分周するこ
とで位相比較用のクロックを出力する。
【0040】図7(a)、(b)に示すように、発振器
24cの出力(1)を分周カウンタ36aではカウント
するが、位相比較結果が位相差がないと判定される場合
に、位相制御部35aではロード値として3が選択さ
れ、デコーダ36bが”0”のタイミングで分周カウン
タ36aに”3”がロードされ(2)、位相差のない出
力クロック(3)を出力する。位相比較結果が位相遅れ
と判定される場合に、位相制御部35aではロード値と
して2が選択され、デコーダ36bが”0”のタイミン
グで分周カウンタ36aに”2”がロードされ(4)、
位相を早める出力クロック(5)を出力する。位相比較
結果が位相進みと判定される場合に、位相制御部35a
ではロード値として4が選択され、デコーダ36bが”
0”のタイミングで分周カウンタ36aに”4”がロー
ドされ(6)、位相を早める出力クロック(7)を出力
する。このようにして受信信号に対応した再生クロック
を生成することができる。この構成は周波数のずれをカ
ウンタのロード値を変えることで補正可能なので発振器
24cは高価なVCOは不要で安価な固定発信器です
み、位相制御部35aもディジタル信号での処理が可能
となる。
【0041】図8は再生クロックリミッタ部を説明する
ための要部ブロック図である。クロック生成手段24
は、第三の記憶手段であるメモリ11aに記憶されるゼ
ロクロス点シンボル点情報から1フレームに含まれる総
シンボル数を検出するシンボル数検出部28と、クロッ
ク生成手段24から出力される再生クロックのクロック
数をカウントし、シンボル数検出部28が検出する総シ
ンボル数に対応するクロック数を超える再生クロックが
出力されないように制限する再生クロックリミッタ部4
5を備える。前述のように、弱電界時には再生クロック
の位相制御を停止して自走発振としているが、このよう
な場合に再生クロックが多い、少ないなどの問題が生じ
る場合がある。第二の記憶手段であるバッファメモリ2
3は十分な容量を確保しているので、再生クロックが少
ない場合にはバッファメモリ23に蓄積されるのでデー
タが欠落することはない。しかし、本来あるべき数より
多い再生クロックが供給される場合、バッファメモリ2
3からは書込まれるデータより多いデータを読出すこと
になり、従って受信データとは異なる別のデータが挿入
されてしまうことになる。再生クロックリミッタ部45
はこのような余計なクロックの発生を防止することがで
きるので、別のデータが挿入されることはない。
【0042】なお、A/D1を除くディジタル直交検波
部3以下の回路は、位相補正部9、18、位相誤差算出
部8、17、レベル検出部13、レベル判別部14、復
調手段15などを含めて全て同一のディジタルシグナル
プロセッサ(DSP)で構成しており、回路構成を簡単
にし、ソフトウエア変更のみで様々な通信方式に対応可
能としてコストの上昇を防いでいる。第一の記憶手段2
からの読出しはDMA転送によりサイクルスティールで
行われるので、この間も平行して信号処理を行うことが
可能であり、低速安価なDSPを採用することができ
る。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、多
値のQAM(直交振幅変調)やQPSK(四相位相変
調)による受信信号をIF信号(中間周波数信号)に変
換し、変換されて入力する前記IF信号を同IF信号よ
り低いサンプリングクロックでサンプリングしてディジ
タルデータに変換するA/Dと、変換されたディジタル
データを準同期方式で直交検波して同相成分のI信号と
直交成分のQ信号とに分離するディジタル直交検波部
と、同ディジタル直交検波部よりの信号から所要の低域
成分を取り出すローパスフィルタと、同LPFから出力
されたI信号とQ信号とを補正する補正手段と、同補正
手段で補正されたI信号とQ信号とを復調して復号デー
タをデータ出力する復調手段とを備えたディジタル復調
装置において、A/Dと直交検波部との間に、A/Dか
ら所定の伝送レートで出力するディジタルデータを順次
記憶するとともに、所定の伝送レートより早いレートで
読出し可能とする第一の記憶手段を設け、復調手段の後
段に、同復調手段で復調し一括してデータ出力される復
号データを記憶する第二の記憶手段と、同第二の記憶手
段に記憶された復号データを所定の伝送レートで出力す
るために第二の記憶手段に所定の再生クロックを生成し
て供給するクロック生成手段とを設け、第一の記憶手段
に所定のデータ量のディジタルデータが書込まれると、
書込まれた所定のデータ量のディジタルデータを第一の
記憶手段から順次読出して、ディジタル直交検波部、L
PF、補正手段および復調手段でそれぞれ一括して信号
処理するとともに、復調手段で復調され、第二の記憶手
段に記憶された復号データを、クロック生成手段で生成
する受信信号の伝送レートに対応した再生クロックによ
り復号データ出力するようにしたので、受信データの伝
送レートが高くなっても、低速なデバイスで効率的な高
速処理を行うことで対応可能とし、また受信する電界レ
ベルが低くなっても所定のレートでの復号データの出力
を可能とするディジタル復調装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディジタル復調装置の一実施例を
示す要部ブロック図である。
【図2】本発明によるディジタル復調装置の一実施例に
おける、第一の記憶手段の構成を説明するためのブロッ
ク図である。
【図3】本発明によるディジタル復調装置の一実施例に
おける、(a)は第二の記憶手段とクロック生成手段の
構成を示すブロック図、(b)はその動作を説明するた
めの各信号波形図である。
【図4】本発明によるディジタル復調装置の一実施例に
おける、(a)は第二の記憶手段とクロック生成手段の
別の構成例を示すブロック図、(b)はその動作を説明
するための各信号波形図である。
【図5】本発明によるディジタル復調装置の一実施例に
おける、弱電界の判別と位相制御判断部の動作を説明す
るための要部ブロック図である。
【図6】本発明によるディジタル復調装置の別の例の弱
電界の判別と位相制御判断部の動作を説明するための
(a)は要部ブロック図、(b)は要部波形図である。
【図7】本発明によるディジタル復調装置の別の例にお
ける位相制御部と分周カウンタ部とを説明するための
(a)は要部ブロック図、(b)は要部波形図である。
【図8】本発明によるディジタル復調装置の一実施例に
おける、再生クロックリミッタ部を説明するための要部
ブロック図である。
【図9】従来の復調装置の復調装置の構成の一例を示す
要部ブロック図である。
【符号の説明】
1 A/D 2 記憶手段 2a、11a、23a メモリ 2b 記憶制御部 2c、23b 書込制御部 2d、23c 読出制御部 2e 取込タイミング生成部 3 ディジタル直交検波部 4 LPF 5 AFC補正部 6、7 加算器 8、17 位相誤差算出部 9、18 位相補正部 10 タイミングズレ検出部 11 ゼロクロス点シンボル点検出部 12 パイロットシンボル検出部 13 レベル検出部 14 レベル判別部 15 復調手段 15a スレッショルドレベル算出部 15b エリア判定部 19 最大ベクトルレベル算出部 20 最小ベクトルレベル算出部 21 オフセット打消レベル算出部 22 AFC算出部 23 バッファメモリ 24、24’ クロック生成手段 24a、24c 発振器 25、26 クロック発生部 27 クロック切換部 28 シンボル数検出部 31 カウンタ部 32 タイミング再生出力部 33 フリップフロップ 34 位相比較部 35、35a 位相制御部 36、36’ 分周カウンタ部 36a 分周カウンタ 36b デコーダ 36c 分周器 37 位相制御判断部 40 差分演算部 41 差分カウンタ部 42 差分判定部 45 再生クロックリミッタ部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値のQAM(直交振幅変調)やQPS
    K(四相位相変調)による受信信号をIF信号(中間周
    波数信号)に変換し、変換されて入力する前記IF信号
    を同IF信号より低いサンプリングクロックでサンプリ
    ングしてディジタルデータに変換するA/Dと、変換さ
    れた前記ディジタルデータを準同期方式で直交検波して
    同相成分のI信号と直交成分のQ信号とに分離するディ
    ジタル直交検波部と、同ディジタル直交検波部よりの信
    号から所要の低域成分を取り出すローパスフィルタ(以
    降LPFとする)と、同LPFから出力されたI信号と
    Q信号とを補正する補正手段と、同補正手段で補正され
    たI信号とQ信号とを復調して復号データをデータ出力
    する復調手段とを備えたディジタル復調装置において、 前記A/Dと前記直交検波部との間に、前記A/Dから
    所定の伝送レートで出力する前記ディジタルデータを順
    次記憶するとともに、前記所定の伝送レートより早いレ
    ートで読出し可能とする第一の記憶手段を設け、前記復
    調手段の後段に、同復調手段で復調し一括してデータ出
    力される前記復号データを記憶する第二の記憶手段と、
    同第二の記憶手段に記憶された前記復号データを所定の
    伝送レートで出力するために前記第二の記憶手段に所定
    の再生クロックを生成して供給するクロック生成手段と
    を設け、 前記第一の記憶手段に所定のデータ量のディジタルデー
    タが書込まれると、書込まれた前記所定のデータ量のデ
    ィジタルデータを前記第一の記憶手段から順次読出し
    て、前記ディジタル直交検波部、前記LPF、前記補正
    手段および前記復調手段でそれぞれ一括して信号処理す
    るとともに、前記復調手段で復調され、前記第二の記憶
    手段に記憶された前記復号データを、前記クロック生成
    手段で生成する前記受信信号の伝送レートに対応した前
    記再生クロックにより復号データ出力するようにしたこ
    とを特徴とするディジタル復調装置。
  2. 【請求項2】 前記第一の記憶手段は、サンプリングさ
    れた前記ディジタルデータを順次記憶するメモリと、同
    メモリへの書込みを制御する書込制御部と、書込みとは
    異なるレートでの前記メモリからの読出し制御を可能と
    する読出制御部と、前記メモリに所定のデータ量が書き
    込まれると後段へのデータの取込タイミング信号を出力
    する取込タイミング生成部とからなることを特徴とする
    請求項1に記載のディジタル復調装置。
  3. 【請求項3】 前記所定のデータ量を、フレーム単位と
    して設定することを特徴とする請求項1または2に記載
    のディジタル復調装置。
  4. 【請求項4】 前記LPFから出力する前記I信号と前
    記Q信号とからゼロクロス点とシンボル点とをそれぞれ
    検出するゼロクロス点シンボル点検出部と、前記ゼロク
    ロス点と前記シンボル点との検出数やそれぞれのサンプ
    リング位置を含むゼロクロス点シンボル点情報を記憶す
    る第三の記憶手段とを備えることを特徴とする請求項1
    ないし3に記載のディジタル復調装置。
  5. 【請求項5】 前記クロック生成手段は、所定の周波数
    を発振する発振器と、前記ゼロクロス点シンボル点検出
    部が検出し、前記第三の記憶手段に記憶される前記ゼロ
    クロス点シンボル点情報から1フレームに含まれる総シ
    ンボル数を検出するシンボル数検出部と、前記発振器か
    ら発振する周波数を分周して1フレームに含まれるべき
    所定の総シンボル数に対応して1フレームの期間に均等
    にクロックを発生する第一のクロック発生部と、前記所
    定の総シンボル数より1つ少ないシンボル数に対応して
    1フレームの期間に均等にクロックを発生する第二のク
    ロック発生部と、前記シンボル数検出部が検出する当該
    フレームの総シンボル数に対応して前記第一のクロック
    発生部と第二のクロック発生部とを切換えて前記第二の
    記憶手段に記憶された復号データを読出すための再生ク
    ロックを出力するクロック切換部とからなることを特徴
    とする請求項4に記載のディジタル復調装置。
  6. 【請求項6】 前記クロック生成手段は、前記サンプリ
    ングクロックを入力して同サンプリングクロックをカウ
    ントするカウンタ部と、同カウンタ部でカウントするカ
    ウント値に対応して前記ゼロクロス点シンボル点情報に
    含まれる前記サンプリング位置から前記ゼロクロス点と
    前記シンボル点とをデコードしてそれぞれ対応するタイ
    ミングで信号を再生出力するタイミング再生出力部と、
    同タイミング再生出力部から出力されるシンボル点タイ
    ミングとゼロクロス点タイミングとに同期してトグルす
    るフリップフロップと、所定の周波数で発振する発振器
    と、同発振器の出力を分周して前記第二の記憶手段に記
    憶された復号データを読出すための再生クロックを出力
    するとともに、前記発振器の出力を所定の分周比で分周
    して位相比較用クロックを出力する分周カウンタ部と、
    同分周カウンタ部から出力される前記位相比較用クロッ
    クと前記フリップフロップの出力との位相を比較する位
    相比較部と、同位相比較部で比較する位相差が小さくな
    るように前記発振器の発振周波数を制御する位相制御部
    とからなることを特徴とする請求項4に記載のディジタ
    ル復調装置。
  7. 【請求項7】 前記LPFから出力されたI信号とQ信
    号とから受信信号の信号レベルを検出するレベル検出部
    と、検出された前記受信信号の信号レベルと所定の閾値
    との大小を判別するレベル判別部とを備えるとともに、
    前記位相比較部と前記位相制御部との間に、前記受信信
    号の信号レベルの大小によって前記位相比較部から前記
    位相制御部への出力信号を制御する位相制御判断部を設
    け、 前記レベル判別部が、前記レベル検出部で検出する前記
    受信信号の信号レベルを前記所定の閾値より小さいと判
    別する場合、前記位相制御判断部が、前記位相比較部か
    ら前記位相制御部に出力する前記出力信号を遮断するよ
    うにしたことを特徴とする請求項6に記載のディジタル
    復調装置。
  8. 【請求項8】 前記所定の閾値は、前記データ出力が所
    定のビット誤り率を確保するための受信感度レベルに基
    づいて設定されることを特徴とする請求項7に記載のデ
    ィジタル復調装置。
  9. 【請求項9】 前記レベル検出部は、前記受信信号のフ
    レーム毎に所定の位置に含まれるパイロットシンボルの
    ピークレベルを検出することを特徴とする請求項7に記
    載のディジタル復調装置。
  10. 【請求項10】 前記レベル検出部は、前記I信号とQ
    信号のそれぞれの振幅の絶対値のピークレベルの平均値
    を検出することを特徴とする請求項7に記載のディジタ
    ル復調装置。
  11. 【請求項11】 前記タイミング再生出力部から出力さ
    れる前記シンボル点タイミングと前記ゼロクロス点タイ
    ミングを入力して前記シンボル点タイミングと前記ゼロ
    クロス点タイミングとの間隔と前記受信信号の伝送レー
    トから定められる所定の間隔との差分を演算する差分演
    算部と、同差分演算部の演算結果を累積加算する差分カ
    ウンタ部と、同差分カウンタ部の累積加算値から、同累
    積加算値が少ない程前記受信信号は安定していると判定
    し、前記累積加算値の符号から前記受信信号の位相の進
    みまたは遅れを判定するとともに、前記累積加算値が所
    定の累積加算値を超える場合に前記受信信号は不安定で
    あると判定する差分判定部とを設けたことを特徴とする
    請求項6に記載のディジタル復調装置。
  12. 【請求項12】 前記差分判定部の出力を前記位相制御
    判断部に入力し、前記差分判定部が、前記差分カウンタ
    部の累積加算値が前記所定の累積加算値を超えると判定
    する場合、前記位相制御判断部が、前記位相比較部から
    前記位相制御部に出力する前記出力信号を遮断するよう
    にしたことを特徴とする請求項11に記載のディジタル
    復調装置。
  13. 【請求項13】 前記分周カウンタ部は、ロード用入力
    からロードされた計数値をカウントダウンする分周カウ
    ンタと、同分周カウンタの計数値をデコードし、計数値
    が0になるとロードパルスを出力するデコーダとからな
    り、 前記位相制御部は、前記位相比較部での位相差なし、位
    相遅れ、または位相進みのいずれかの位相比較結果によ
    り、位相差が少なくなるようにそれぞれ対応する異なる
    計数値を選択して前記分周カウンタの前記ロード用入力
    に出力する選択手段からなることを特徴とする請求項6
    ないし12に記載のディジタル復調装置。
  14. 【請求項14】 前記クロック生成手段は、前記第三の
    記憶手段に記憶される前記ゼロクロス点シンボル点情報
    から1フレームに含まれる総シンボル数を検出するシン
    ボル数検出部と、前記クロック生成手段から出力される
    前記再生クロックのクロック数をカウントし、前記シン
    ボル数検出部が検出する前記総シンボル数に対応するク
    ロック数を超える前記再生クロックが出力されないよう
    に制限する再生クロックリミッタ部を備えることを特徴
    とする請求項4ないし13に記載のディジタル復調装
    置。
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