JPH07123121A - 復調方式 - Google Patents
復調方式Info
- Publication number
- JPH07123121A JPH07123121A JP4081179A JP8117992A JPH07123121A JP H07123121 A JPH07123121 A JP H07123121A JP 4081179 A JP4081179 A JP 4081179A JP 8117992 A JP8117992 A JP 8117992A JP H07123121 A JPH07123121 A JP H07123121A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- data
- pattern
- circuit
- shift register
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ASK変調、特に広帯域で、変調周波数が搬
送周波数に接近している場合の復調を容易に可能にし、
転送データの高精度の復調を行なうことができる復調方
式を提供することを目的とする。 【構成】 ASK変調波の検波出力を2値化した2値化
データをシフトレジスタ50に入力して所定ビット数の
パラレルデータに変換し、このパラレルデータを予め設
定した第1のデータパターンおよび第2のデータパター
ンと比較して上記パラレルデータが第1もしくは第2の
データパターンと一致した場合に、レベル「1」もしく
は「0」に復調することを特徴とする。
送周波数に接近している場合の復調を容易に可能にし、
転送データの高精度の復調を行なうことができる復調方
式を提供することを目的とする。 【構成】 ASK変調波の検波出力を2値化した2値化
データをシフトレジスタ50に入力して所定ビット数の
パラレルデータに変換し、このパラレルデータを予め設
定した第1のデータパターンおよび第2のデータパター
ンと比較して上記パラレルデータが第1もしくは第2の
データパターンと一致した場合に、レベル「1」もしく
は「0」に復調することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ASK変調波、特に広
帯域で、変調周波数が搬送周波数に接近している場合の
ASK変調波を復調するのに好適な復調方式に関する。
帯域で、変調周波数が搬送周波数に接近している場合の
ASK変調波を復調するのに好適な復調方式に関する。
【0002】
【従来の技術】非接触ICカードを用いるシステム、例
えば、定期券として非接触ICカードを用いる駅務シス
テムでは、当該非接触ICカードは改札ゲートに設けた
固定局と無線で高速通信するが、非接触ICカードは内
部電源を持たず、受信波のエネルギーを利用して内部回
路を駆動するので、所要電力が少なくて済むASK変調
方式を採用する場合が多い。
えば、定期券として非接触ICカードを用いる駅務シス
テムでは、当該非接触ICカードは改札ゲートに設けた
固定局と無線で高速通信するが、非接触ICカードは内
部電源を持たず、受信波のエネルギーを利用して内部回
路を駆動するので、所要電力が少なくて済むASK変調
方式を採用する場合が多い。
【0003】図4はこのASK変調された信号を示した
もので、変調周波数(例えば70KHz)が搬送周波数
(例えば1900KHz)に接近している場合には、伝
送路や同調回路の特性等によって包絡波形が同図に破線
で示すようになまってくる傾向があり、更に、同調回路
の周波数特性により図5に示すように振幅自体の変動も
起こり、検波時の波形認識率が低下する。
もので、変調周波数(例えば70KHz)が搬送周波数
(例えば1900KHz)に接近している場合には、伝
送路や同調回路の特性等によって包絡波形が同図に破線
で示すようになまってくる傾向があり、更に、同調回路
の周波数特性により図5に示すように振幅自体の変動も
起こり、検波時の波形認識率が低下する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、広帯域なAS
K変調を行なった場合には、受信側での再生が不能とな
る。
K変調を行なった場合には、受信側での再生が不能とな
る。
【0005】また、変調周波数が搬送周波数に接近して
いる場合には、送信側からの転送データが「1010」
の如き最大周波数となる変調パターンでは、それぞれが
数サイクルしかない状態となり、PLL等も追従しきれ
なくなるので(フィルタの時定数のため)、従来の復調
方式では復調不能となる。
いる場合には、送信側からの転送データが「1010」
の如き最大周波数となる変調パターンでは、それぞれが
数サイクルしかない状態となり、PLL等も追従しきれ
なくなるので(フィルタの時定数のため)、従来の復調
方式では復調不能となる。
【0006】本発明はこの問題を解消するためになされ
たもので、ASK変調、特に広帯域で、変調周波数が搬
送周波数に接近している場合の復調を容易に可能にし、
転送データの高精度の復調を行なうことができる復調方
式を提供することを目的とする。
たもので、ASK変調、特に広帯域で、変調周波数が搬
送周波数に接近している場合の復調を容易に可能にし、
転送データの高精度の復調を行なうことができる復調方
式を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、ASK変調波の検波出力を2値化した2値化
データをシフトレジスタに入力して所定ビット数のパラ
レルデータに変換し、このパラレルデータを予め設定し
た第1のデータパターンおよび第2のデータパターンと
比較して上記パラレルデータが第1もしくは第2のデー
タパターンと一致した場合に、レベル「1」もしくは
「0」に復調する構成とした。
するため、ASK変調波の検波出力を2値化した2値化
データをシフトレジスタに入力して所定ビット数のパラ
レルデータに変換し、このパラレルデータを予め設定し
た第1のデータパターンおよび第2のデータパターンと
比較して上記パラレルデータが第1もしくは第2のデー
タパターンと一致した場合に、レベル「1」もしくは
「0」に復調する構成とした。
【0008】
【作用】本発明では、ASK変調波の検波出力を2値化
した2値化データがシフトレジスタでサンプリングされ
て所定ビット数のパラレルデータに変換される。
した2値化データがシフトレジスタでサンプリングされ
て所定ビット数のパラレルデータに変換される。
【0009】このパラレルデータが転送データの値
「0」に対応するデータパターンもしくは転送データの
値「1」に対応するデータパターンと比較される。
「0」に対応するデータパターンもしくは転送データの
値「1」に対応するデータパターンと比較される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0011】図1において、1はASK変調波、10は
包絡線検波回路、20は比較回路、30は遅延回路であ
る。40はシフトレジスタ、41はサンプリングクロッ
クc、50はデータパターンテーブルメモリ、60は出
力回路(フリップフロップ)であり、復調信号を出力す
る。
包絡線検波回路、20は比較回路、30は遅延回路であ
る。40はシフトレジスタ、41はサンプリングクロッ
クc、50はデータパターンテーブルメモリ、60は出
力回路(フリップフロップ)であり、復調信号を出力す
る。
【0012】この構成において、包絡線検波回路10か
らの検波出力Aは比較回路20へ入力されるとともに遅
延回路30へ入力され、遅延回路30からは、例えば変
調の中心周波数に対して30°〜45°位相θがずれた
図3に示す遅延出力Bが取り出される。比較回路20は
信号AとBの大小を比較し、図3に示す2値化信号Cを
出力する。
らの検波出力Aは比較回路20へ入力されるとともに遅
延回路30へ入力され、遅延回路30からは、例えば変
調の中心周波数に対して30°〜45°位相θがずれた
図3に示す遅延出力Bが取り出される。比較回路20は
信号AとBの大小を比較し、図3に示す2値化信号Cを
出力する。
【0013】今、を図2の(A)の信号波形が転送デー
タの値「1」であり、図2の(C)の信号波形が転送デ
ータの値「0」であると取り決めてあるとするとする。
図2の(A)に示す2値化信号C1がシフトレジスタ4
0へ入力されると、シフトレジスタ40は、図2の
(A)の波形の入力に対しては出力段K1 〜K8 から図
2の(B)に示す信号パターン「11001100」を
出力し、図2の(C)の波形C2の入力に対しては出力
段K1 〜K8 から図2の(D)に示す信号パターン「1
1110000」を出力する。このシフトレジスタ40
の出力パターンはデータパターンテーブルメモリ50に
予め格納した第1の設定データパターン「110011
00」および第2の設定データパターン「111100
00」と比較され、出力回路60は出力パターンが第1
の設定データパターン「11001100」と一致する
ときは、「1」を、出力パターンが第2の設定データパ
ターン「11110000」と一致するときは「0」を
出力する。
タの値「1」であり、図2の(C)の信号波形が転送デ
ータの値「0」であると取り決めてあるとするとする。
図2の(A)に示す2値化信号C1がシフトレジスタ4
0へ入力されると、シフトレジスタ40は、図2の
(A)の波形の入力に対しては出力段K1 〜K8 から図
2の(B)に示す信号パターン「11001100」を
出力し、図2の(C)の波形C2の入力に対しては出力
段K1 〜K8 から図2の(D)に示す信号パターン「1
1110000」を出力する。このシフトレジスタ40
の出力パターンはデータパターンテーブルメモリ50に
予め格納した第1の設定データパターン「110011
00」および第2の設定データパターン「111100
00」と比較され、出力回路60は出力パターンが第1
の設定データパターン「11001100」と一致する
ときは、「1」を、出力パターンが第2の設定データパ
ターン「11110000」と一致するときは「0」を
出力する。
【0014】本実施例では、2値化信号C1、C2を一
定のサンプリング時間でサンプリングし、サンプリング
した結果を設定データパターンと比較して復調するか
ら、検波波形が良質でなく、2値化信号に図2に示すよ
うなノイズNが載った場合にも、このノイズの影響を低
減することができる。
定のサンプリング時間でサンプリングし、サンプリング
した結果を設定データパターンと比較して復調するか
ら、検波波形が良質でなく、2値化信号に図2に示すよ
うなノイズNが載った場合にも、このノイズの影響を低
減することができる。
【0015】また、前記したように、1転送データ当た
りのサイクルが少ない場合も、サンプリング間隔を小さ
くすることにより、容易に復調可能となる。
りのサイクルが少ない場合も、サンプリング間隔を小さ
くすることにより、容易に復調可能となる。
【0016】本実施例の遅延出力Bは検波出力Aに対し
て若干位相遅れているが、検波出力Aと同じ波形の遅延
出力Bを比較回路20のしきい値として用いるから、検
波出力の平均値レベルが変動しても、この変動は吸収さ
れてしまう。
て若干位相遅れているが、検波出力Aと同じ波形の遅延
出力Bを比較回路20のしきい値として用いるから、検
波出力の平均値レベルが変動しても、この変動は吸収さ
れてしまう。
【0017】また、本実施例では、波形AとBの差を取
ることにより、波形の変化率を求めることになるため、
上記平均値の変動による影響は他の方式のもにの比べて
極めて小さくなる利点がある。
ることにより、波形の変化率を求めることになるため、
上記平均値の変動による影響は他の方式のもにの比べて
極めて小さくなる利点がある。
【0018】また、2値化信号Cの変化点においては、
検波出力Aの変化率と遅延出力Bの変化率は極性が逆で
あるため、ジッタ等の発生率が低減する。
検波出力Aの変化率と遅延出力Bの変化率は極性が逆で
あるため、ジッタ等の発生率が低減する。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、ASK変
調、特に広帯域で、変調周波数が搬送周波数に接近して
いる場合の転送データの復調を容易に、かつ高精度に行
なうことができる。
調、特に広帯域で、変調周波数が搬送周波数に接近して
いる場合の転送データの復調を容易に、かつ高精度に行
なうことができる。
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例における各部の波形図である。
【図3】上記実施例における各部の波形図である。
【図4】ASK変調波を示す図である。
【図5】ASK変調波の包絡線検波を説明するための波
形図である。
形図である。
10 包絡線検波回路 20 比較回路 30 遅延回路 40 シフトレジスタ 41 サンプリングクロック 50 データパターンテーブルメモリ 60 出力回路
Claims (1)
- 【請求項1】 ASK変調波の検波出力を2値化した2
値化データをシフトレジスタに入力して所定ビット数の
パラレルデータに変換し、このパラレルデータを予め設
定した第1のデータパターンおよび第2のデータパター
ンと比較して上記パラレルデータが第1もしくは第2の
データパターンと一致した場合に、レベル「1」もしく
は「0」に復調することを特徴とする復調方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4081179A JPH07123121A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 復調方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4081179A JPH07123121A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 復調方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07123121A true JPH07123121A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=13739246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4081179A Pending JPH07123121A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 復調方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07123121A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2883433A1 (fr) * | 2005-03-21 | 2006-09-22 | Commissariat Energie Atomique | Methode et dispositif de demodulation multiniveaux. |
US8045640B2 (en) | 2005-03-21 | 2011-10-25 | Commissariat A L'energie Atomique | Two-level demodulation method and device |
-
1992
- 1992-04-02 JP JP4081179A patent/JPH07123121A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2883433A1 (fr) * | 2005-03-21 | 2006-09-22 | Commissariat Energie Atomique | Methode et dispositif de demodulation multiniveaux. |
EP1705604A1 (fr) * | 2005-03-21 | 2006-09-27 | Commisariat à l'énergie Atomique | Méthode et dispositif de démodulation multiniveaux |
US7525374B2 (en) | 2005-03-21 | 2009-04-28 | Commissariat A L'energie Atomique | Multi-level demodulation method and device |
US8045640B2 (en) | 2005-03-21 | 2011-10-25 | Commissariat A L'energie Atomique | Two-level demodulation method and device |
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